JP2010079469A - グループ管理装置、およびグループ管理方法 - Google Patents

グループ管理装置、およびグループ管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】グループを構成する対象者の人数を、人手をかけずに精度よく管理することができるグループ管理装置を提供する。
【解決手段】グループ管理装置1は、駐車場を利用する車両毎に、その車両に乗車してきた顧客(相乗りしてきた顧客)を1つのグループとして管理する。グループ管理装置1には、複数の操作端末2がデータ通信可能に接続されている。操作端末2は、車両を駐車場に駐車した顧客自身が、その車両に乗車してきた同乗者をグループとしてグループ管理装置1に登録する際に操作する端末である。カメラ3は、操作端末2毎に設けられており、接続されている操作端末2を介して、撮像画像をグループ管理装置1に送信する。さらに、グループ管理装置1は、顧客が複数のグループに跨がって登録されるのを制限する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ショッピングセンタ等に、一緒に来店した顧客をグループで管理するグループ管理装置、およびグループ管理方法に関する。
従来、ショッピングセンタ等の店舗では、駐車場のスペースを有効に活用し、且つ、社会問題化している地球温暖化による環境破壊の進行を抑えるために、顧客に対してライドシェアリングを勧めている。ライドシェアリングとは、家族、友人、知人等による車両の相乗りである。
このライドシェアリングをより多くの顧客に実践させるために、駐車場を利用する顧客に対するサービスの内容を、その車両の同乗者の人数に応じて決定する駐車場管理システムが提案されている(特許文献1参照)。これは、同乗者の人数が多くなるにつれて、利用者に提供するサービスの価値を大きくするシステムである。利用者に提供するサービスは、例えば、駐車料金の割引金額や、付与するポイントである。この特許文献1では、係員が駐車場を利用する車両の乗車人数を確認し、確認した乗車人数を端末に入力する。発券装置が、係員によって入力された乗車人数を記録した駐車券等の媒体を発行する。そして、出庫時に、精算機が、その媒体に記録されている乗車人数に応じて割引金額等を決定し、この割引金額に基づいて精算金額(駐車料金)を算出している。
特開2006− 53596号公報
しかしながら、特許文献1では、係員が駐車場を利用する車両の乗車人数を確認し、確認した乗車人数を入力することから、システムの運用に人手がかかり、運用コストが嵩むという問題があった。
また、運用コストを抑えるために、駐車場を利用する車両の乗車人数を、係員ではなく、顧客自身に入力させることも考えられる。しかし、この方法では、顧客が、駐車料金の割引金額等、提供されるサービスの価値を不正に大きくするために、乗車人数を実際よりも多く入力しても、これを検出することができない。また、このような不正行為を防止することができないと、利用者にライドシェアリングを実践させる動機付けを低下させ、その普及を妨げる要因になる。
この発明の目的は、グループを構成する対象者の人数を、人手をかけずに精度よく管理することができるグループ管理装置、およびグループ管理方法を提供することにある。
この発明は、上記課題を解決し、その目的を達するために、以下のように構成している。
登録要求受付手段が、グループの登録要求を受け付ける。グループは、対象者の集団であり、例えば、同じ車両に同乗して来店した顧客(対象者)の集団であってもよいし、公共交通機関を利用して一緒に来店した顧客の集団であってもよい。撮像画像受付手段が、登録要求受付手段が登録要求を受け付けたグループに属する対象者全員の撮像画像の入力を受け付ける。グループ登録手段が、登録要求受付手段が登録要求を受け付けたグループについて、撮像画像受付手段が受け付けた撮像画像を処理し、グループIDと、このグループに属する各対象者の顔画像データと、を関連づけてデータベースに登録する。顔画像データは、対象者の撮像画像そのものであってもよいし、対象者の顔画像を処理して得られた、目、鼻、口等の顔部品の特徴量を示すデータであってもよい。
また、グループ登録手段は、データベースに登録されている顔画像データを用いて、登録要求受付手段が登録要求を受け付けたグループの対象者の中に、すでに登録されている別のグループに属する対象者が含まれているかどうかを判定する。この判定は、公知の顔認証にかかる技術を用いることで行える。簡単に言えば、今回登録するグループの対象者毎に、別のグループに属する各対象者との顔部品の特徴量を照合し、その類似度が最大であった別のグループに属する対象者を検出する。そして、類似度が、予め定めた閾値を超えていれば、これら2人を同一人物と判断する。さらに、グループ登録手段は、すでに登録されている別のグループに属する対象者が含まれていれば、この別のグループに属する対象者を、今回登録要求を受け付けたグループに属する対象者としての登録を制限する。すなわち、1人の対象者が、複数のグループに跨がって登録されるのを防止できる。
このように、グループ毎に、そのグループを構成する対象者の人数を、人手をかけることなく登録することができる。また、対象者を複数のグループに跨がって登録しないので、各グループの人数の管理が精度よく行える。
したがって、このグループ管理装置を、同乗者の人数が多くなるにつれて、利用者に提供するサービスの価値を大きくする駐車場管理システムに適用した場合には、ライドシェアリングをより多くの顧客に実践させることができる。
また、来店した顧客のグループの構成を性別や、年齢で分類し、統計をとることによって、顧客層をグループで管理することもでき、商品の品揃えや陳列等による売上向上のための指針も得られる。
また、登録削除要求受付手段が、グループの登録削除要求を受け付けると、登録削除手段が、そのグループについて、グループIDと、このグループに属する各対象者の顔画像データとを、データベースから削除する。これにより、対象者は、いずれかのグループに属する対象者として登録されても、そのグループがデータベースから削除された後には、別のグループに属する対象者として登録できるようになる。したがって、店舗等では、グループが退店したタイミングで、退店したグループにかかるデータをデータベースから削除すれば、顧客を来店毎に別のグループで登録することができ、顧客サービスを低下させることはない。
また、グループ登録手段が今回登録要求を受け付けたグループの対象者の中に、すでに登録されている別のグループに属する対象者が含まれていると判定した場合、その旨を示すメッセージを出力し、このグループの対象者に不正な登録が行えないことを認識させるようにしてもよい。このようにすれば、人数をごまかして登録する不正行為に対する抑止効果が得られる。
また、グループ登録手段を、今回登録要求を受け付けたグループの対象者の中に、すでに登録されている別のグループに属する対象者が含まれていると判定した場合、別のグループに属する対象者を除いて、データベースに登録する構成としてもよい。
さらに、登録要求受付手段が登録要求を受け付けたグループを構成する対象者の人数に応じて、このグループに対して提供するサービスの内容を決定するサービス内容決定手段を備えれば、顧客サービスの向上が図れる。
この発明によれば、グループを構成する対象者の人数を、人手をかけずに精度よく管理することができる。
以下、この発明の実施形態であるグループ管理装置を適用した駐車場管理システムについて説明する。
図1は、この駐車場管理システムの構成を示す図である。この駐車場管理システムは、駐車場を利用する車両毎に、その車両に乗車している対象者を1つのグループとして管理するシステムである。ここでは、ショッピングセンタ等の大型店舗の駐車場を管理し、車両毎に、その車両に乗車して来店した顧客(対象者)を1つのグループとして管理するシステムとして説明する。また、この駐車場システムは、車両で来店したグループに対して提供するサービスの価値を、そのグループを構成する人数、すなわち車両の乗車人数、に応じて決定する。ここで、グループに対して提供するサービスとは、駐車料金の割引や、ポイント付与等にかかるサービスである。
なお、この駐車場管理システムは、グループを構成する人数が多くなるほど、そのグループに対して提供するサービスの価値を大きくする。これにより、駐車場のスペースの有効活用だけでなく、社会問題化している地球温暖化による環境破壊の進行を抑えるために、顧客に対してライドシェアリングを勧めるものである。
この駐車場管理システムは、図1に示すように、グループ管理装置1と、操作端末2と、カメラ3と、入場ゲート装置4と、出場ゲート装置5と、を備えている。グループ管理装置1は、駐車場を利用する車両毎に、その車両に乗車してきた顧客(相乗りしてきた顧客)を1つのグループとして管理する。グループ管理装置1には、複数の操作端末2がデータ通信可能に接続されている。操作端末2は、車両を駐車場に駐車した顧客自身が、その車両に乗車してきた同乗者をグループとしてグループ管理装置1に登録する際に操作する端末である。カメラ3は、操作端末2毎に設けられており、接続されている操作端末2を介して、撮像画像をグループ管理装置1に送信する。カメラ3の撮像エリアは、接続されている操作端末2の正面である。
また、入場ゲート装置4は、駐車場の入口に設けた入場ゲートを開閉することによって、車両が駐車場へ入場するのを制限する。入場ゲート装置4は、通常、駐車場の入口に設けた入場ゲートを閉している。入場ゲート装置4は、駐車場の入口に停止した車両をセンサ(不図示)で検知すると、この車両に対して駐車券を発行する。この駐車券には、発行番号や、入場時刻等が記録されている。入場ゲート装置4は、車両の運転手等が発行した駐車券を受け取ると、入場ゲートを一時的に開し、この車両が駐車場に入場するのを許可する。
また、出場ゲート装置5は、駐車場の出口に設けた出場ゲートを開閉することによって、車両が駐車場から出場するのを制限する。出場ゲート装置5は、通常、駐車場の出口に設けた出場ゲートを閉している。出場ゲート装置5は、駐車場の出口に停止した車両をセンサ(不図示)で検知すると、入場時に発行した駐車券の投入を受け付ける。そして、この車両に対して、駐車場の利用にかかる駐車料金の精算が行われると、出場ゲートを一時的に開し、この車両が駐車場から出場するのを許可する。駐車料金は、駐車場の利用時間や、グループ管理装置1で管理されているグループ(同乗者)の人数等に基づいて算出される。
図2は、グループ管理装置の主要部の構成を示すブロック図である。グループ管理装置1は、制御部11と、グループ管理データベース12(グループ管理DB12)と、通信部13と、画像処理部14と、を備えている。制御部11は、グループ管理装置1本体各部の動作を制御するとともに、この駐車場管理システム全体の動作を制御する。グループ管理DB12は、グループ毎に、グループIDと、そのグループを構成する顧客の人数と、そのグループに属する各顧客の顔画像データと、を関連づけて登録するデータベースである(図3参照)。図3では、顧客の顔画像データを、Data**で示している。この顔画像データは、カメラ3で撮像した顔画像を処理して抽出した目、鼻、口等の顔部品の特徴量を示す特徴量データである。
なお、顔画像データは、カメラ3で撮像した顔画像そのものであってもよいが、データ量が大きくなることから、ここでは、上述したように、顔部品の特徴量を示す特徴量データとしている。
通信部13は、接続されている操作端末2、入場ゲート装置4、および出場ゲート装置5との間におけるデータ通信を行う。通信部13では、操作端末2から送信されてきたグループの登録要求、入場ゲート装置4から送信されてきた駐車券の発行通知、出場ゲート装置5から送信されてきた駐車料金の精算要求等を受け付けるとともに、これらの要求に対する処理結果等の返信を送信する。また、通信部13では、操作端末2を介して送信されてきたカメラ3の撮像画像の入力も受け付ける。画像処理部14は、操作端末2を介して送信されてきたカメラ3の撮像画像を処理し、この撮像画像に撮像されている人物毎に、顔部品の特徴量の抽出や、すでに登録されている別のグループに属する人物であるかどうか等の判定を行う。グループ管理装置1は、画像処理部14の判定結果に基づいて、顧客が複数のグループに跨がって登録されるのを制限する。
図4は、操作端末の主要部の構成を示すブロック図である。操作端末2は、制御部21と、操作部22と、表示部23と、カメラ接続部24と、通信部25と、を備えている。制御部21は、操作端末2本体の動作を制御する。操作部22は、顧客による入力操作を受け付ける。また、操作部22には、駐車券を受け付け、その駐車券に記録されている発行番号等の情報を読み取る駐車券処理部を有している。表示部23は、顧客に対する案内画面の表示や、グループの登録結果等を表示する表示器を有している。操作部22は、この表示器の画面上に貼付したタッチパネルを有している。カメラ接続部24は、接続されているカメラ3の撮像画像が入力される。通信部25は、グループ管理装置1との間におけるデータ通信を制御する。
次に、この駐車場管理システムの動作について説明する。図5は、グループ管理装置の動作を示すフローチャートである。グループ管理装置1は、入場ゲート装置4からの駐車券の発券通知、操作端末2からのグループ登録要求、または、出場ゲート装置5からの駐車料金の精算要求があるのを待っている(s1〜s3)。
車両で来店した顧客は、まず車両を駐車するために駐車場に行く。入場ゲート装置4は、駐車場の入口に停止した車両を検知すると、この車両に対して発行番号や、入場時刻(現在時刻)等を駐車券情報として記録した駐車券を発券する。入場ゲート装置4は、この車両の運転手等が発券した駐車券を受け取ると、入場ゲートを一時的に開し、この車両が駐車場に入場するのを許可する。入場ゲート装置4は、この車両が駐車場に入ると、入場ゲートを閉するとともに、今回発行した駐車券に記録した駐車券情報を含む発券通知をグループ管理装置1に通知する。
グループ管理装置1は、入場ゲート装置4からの発券通知を通信部13で受信すると、この発券通知に含まれている駐車券情報を記憶し(s4)、s1に戻る。s4では、駐車券情報を、図示していない発券管理データベースに記憶する。グループ管理装置1は、s4にかかる処理を行うことで、入場ゲート装置4が発券した駐車券を管理する。
顧客は、車両を駐車場に駐車すると、グループ登録を行うかどうかを判断する。言い換えれば、車両を駐車場に駐車した顧客は、グループ登録を行ってもよいし、行わなくてもよい。グループ登録を行う顧客は、操作端末2において、グループ登録にかかる入力操作を行う必用がある。操作端末2は、駐車場と店舗とをつなぐ通路や、店舗の入口等に設置しておけばよい。これにより、車両を駐車場に駐車した顧客は、店舗への移動途中に、操作端末2に立ち寄ってグループ登録にかかる入力操作が行える。
図6は、操作端末におけるグループ登録時の動作を示すフローチャートである。操作端末2は、操作部22で利用者が提示した駐車券を受け付けると(s11)、その駐車券に記録されている駐車券情報を読み取る(s12)。また、操作端末2は、接続されているカメラ3の撮像画像を表示部23に表示し(s13)、今回登録するグループ全員(同じ車両に乗車してきた顧客全員)の顔がフレーム内に収まるように指示する(s14)。顧客は、表示部23に表示されているカメラ3の撮像画像を確認しながら、各人が撮像される立ち位置を判断する。
操作端末2は、グループ登録を行う顧客が撮像ボタンを操作すると(s15)、そのときのカメラ3の撮像画像を取り込む(s16)。例えば、4人のグループである場合、図7に示す撮像画像を取り込むことになる。操作端末2は、s16で取り込んだカメラ3の撮像画像とともに、s12で読み取った駐車券情報を含むグループ登録要求をグループ管理装置1に送信する(s17)。
ここでは、上述したように、今回登録するグループ全員の顔が収まった1フレームの撮像画像をグループ管理装置1に送信する構成としているが、1人ずつ撮像し、人数分の撮像画像を送信する構成としてよい。
グループ管理装置1は、s2で操作端末2から送信されてきたグループ登録要求を受け付けると、以下に示すグループ登録処理を実行する(s5)。
図8は、グループ登録処理を示すフローチャートである。グループ管理装置1は、グループ登録要求とともに送信されてきたカメラ3の撮像画像を画像処理部14で処理し、この撮像画像に撮像されている各人の顔画像を切り出す(s31)。グループ管理装置1は、s31で顔画像を切り出した人物の中に、すでに登録されている別のグループに属している人物が含まれているかどうかを判定する(s32)。s32では、s31で切り出した顔画像毎に、以下に示す(1)〜(3)の処理を行い、すでに登録されている別のグループに属している人物であるかどうかを判定する。
(1)s31で切り出した顔画像から目、鼻、口等の顔部品の特徴量を抽出する。
(2)(1)で抽出した顔部品の特徴量を、この時点でグループ管理DB12に登録されているグループ毎に、そのグループに属している各人の顔画像データと、を照合し、その類似度が最大であった別のグループに属する人物を検出する。
(3)(2)で検出した別のグループに属する人物との類似度が、予め定めた閾値を超えていれば、これら2人を同一人物であると判定する。
なお、(2)で検出した別のグループに属する人物との類似度が、予め定めた閾値を超えていなければ、この時点で登録されている別のグループに属していない人物であると判定する。
グループ管理装置1は、今回送信されてきた撮像画像に顔画像が撮像されている人物の中に、この時点で登録されている別のグループに属している人物が含まれていないと判定すると、今回グループ登録要求を送信してきた操作端末2に対してグループの登録確認通知を送信する(s33)。この登録確認通知には、グループを構成する人数(s31で切り出した顔画像の個数)が含まれている。
操作端末2は、グループ管理装置1からの登録確認通知を受信すると(s18)、今回登録するグループの人数を表示部23に表示し、OK、またはNGにかかる入力操作を顧客(操作者)に要求する。顧客は、表示部23に表示された人数を確認し、その人数が正しければOK、間違っていればNGにかかる入力操作を行う。操作端末2は、OKにかかる入力操作が行われると、確認OKをグループ管理装置1に送信する(s19、s20)。また、操作端末2は、NGにかかる入力操作が行われると、再度、今回登録するグループ全員の顔がフレーム内に収まった撮像画像の撮像を行う(s21、s22)。s22では、上述したs13〜s16にかかる処理を行う。操作端末2は、確認NGとともに、s22で取り込んだカメラ3の撮像画像をグループ管理装置1に送信する(s23)。
グループ管理装置1は、操作端末2から確認OKの通知を受信すると(s34)、今回のグループ登録要求にかかるグループをグループ管理DB12に登録する(s36)。具体的には、今回送信されてきたグループ登録要求に含まれていた、駐車券番号をグループIDとし、s31で切り出した顔画像の個数をグループの人数とする。また、s31で切り出した顔画像毎に、抽出した顔部品の特徴量を顔画像データとして関連付け、グループ管理DB12に登録する。また、グループ管理装置1は、今回グループ登録要求を送信してきた操作端末2に対してグループの登録完了通知を送信する(s37)。
一方、グループ管理装置1は、操作端末2から確認NGの通知を受信すると(s35)、この通知とともに送信されてきたカメラ3の撮像画像を用いて、上述したs31以降の処理を実行する。
操作端末2は、グループ管理装置1から登録完了通知を受信すると(s24)、今回受け付けた駐車券を顧客に返却し(s25)、本処理を終了する。
また、グループ管理装置1は、s32で、今回送信されてきた撮像画像に顔画像が撮像されている人物の中に、この時点で登録されている別のグループに属している人物が含まれていると判定すると、今回グループ登録要求を送信してきた操作端末2に対してグループの登録拒否通知を送信する(s38)。操作端末2は、グループ管理装置1から登録拒否通知を受信すると(s26)、この時点で登録されている別のグループに属している人物が含まれている不正な登録要求であることを通知するメッセージを表示部23に表示するとともに、今回受け付けた駐車券を顧客に返却し(s27)、本処理を終了する。
このように、グループの登録を、車両で来店した顧客自身に行わせるので、人手がかからず、運用コストが抑えられる。また、顧客が、複数のグループに跨がって登録されるのを適正に制限することができるので、各グループの人数の管理が精度よく行える。
なお、グループの登録が拒否された顧客は、操作端末2において、再度上述した操作を行うことにより、グループの登録が行える。ただし、すでに登録されている他のグループに属する人物を除いて、上述した操作を行わなければならない。
次に、顧客の退店時の動作について説明する。出場ゲート装置5は、駐車場の出口に停止した車両(退店する顧客の車両)を検知すると、入場時に発券した駐車券を受け付ける。出場ゲート装置5は、今回受け付けた駐車券に記録されている駐車券情報を含む、精算要求をグループ管理装置1に送信する。
グループ管理装置1は、出場ゲート装置5から精算要求を受信すると、駐車料金を算出する(s6)。s6では、その駐車券番号がグループIDであるグループが登録されているかどうかを判定し、登録されていれば、そのグループを構成する人数を得る。また、駐車券の発券時刻と、現在時刻と、から利用時間を得る。そして、これらの情報に基づいて、駐車料金を算出する。このとき、グループ管理装置1は、グループを構成する人数が多くなるにつれて、駐車料金に対する割引金額を大きくする。グループ管理装置1は、算出した駐車料金を出場ゲート装置5に通知する(s7)。
出場ゲート装置5は、グループ管理装置1から通知された駐車料金の精算が完了すると、出場ゲートを開し、駐車場から車両が出場するのを許可する。出場ゲート装置5は、この車両が駐車場から出場すると、出場ゲートを閉するとともに、この車両の出場完了をグループ管理装置1に通知する。
グループ管理装置1は、出場完了が通知されると、グループ管理DB12から出場した車両にかかるグループのデータを削除する(s8、s9)。
このように、グループとして登録されている顧客は、該当する車両が駐車場から出場すると、すなわち退店すると、グループ管理DB12から削除される。顧客は、来店毎に別のグループでの登録が行える。したがって、顧客サービスを低下させることはない。
また、上記の例では、グループの登録要求とともに送信されてきた撮像画像に、すでに登録されている別のグループに属する人物が含まれていれば、s38で登録拒否通知を行うとしたが、この別のグループに属する人物を除いた残りの人物でグループの登録を行うように構成してもよい。このようにすれば、利用者に再操作を行わせることがないばかりか、グループ管理装置1がグループ登録要求を受け付ける頻度を抑えることができ、システムの処理負荷の低減が図れる。
また、上記の例では、駐車券を発券するとしたが、駐車券を発券しないシステムであってもよい。例えば、駐車券の代わりに、店舗カード(その店舗のポイントカード等)を駐車券として利用できるようにしてもよい。この場合には、上述した入場ゲート装置4を不要にできる。
また、車両、ナンバープレートに表示されている番号を、利用してもよい。この場合には、駐車場の入口や、出口に、車両のナンバープレートに表記されている番号を認識するナンバープレート認識装置を設置し、操作端末2では、顧客にナンバープレートの番号を入力させる構成とすればよい。この場合には、ナンバープレートの番号を、グループIDとして利用すればよい。
また、上述した説明では、駐車場の利用料金を割り引くサービスを、顧客に提供するシステムを例にしたが、ポイントサービスや、他のサービスであってもよい。
また、グループ登録を行うときに、そのグループを構成する顧客毎に、性別や年代等の属性を推定し、グループの統計をとることによって、商品の販売促進等に利用することもできる。
また、駐車場の入口にカメラ3を設置し、駐車券の発行と同時に、登録要求が行えるようにしてもよい。この場合には、車両の窓を開けて、乗車している人物に顔を出してもらえばよい。
また、上記の説明では、本願発明にかかるグループ管理装置1を、駐車場管理システムに適用した場合を例にして説明したが、対象者をグループで管理するシステムであれば、他のシステムにも適用できる。
駐車場管理システムの構成を示す図である。 グループ管理装置の主要部の構成を示すブロック図である。 グループ管理データベースを示す図である。 操作端末の主要部の構成を示すブロック図である。 グループ管理装置の動作を示すフローチャートである。 操作端末の動作を示すフローチャートである。 カメラの撮像画像を示す図である。 グループ登録処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1−グループ管理装置
2−操作端末
3−カメラ
11−制御部
12−グループ管理データベース(グループ管理DB)
13−通信部
14−画像処理部

Claims (6)

  1. グループの登録要求を受け付ける登録要求受付手段と、
    前記登録要求受付手段が登録要求を受け付けたグループに属する対象者全員の撮像画像の入力を受け付ける撮像画像受付手段と、
    前記登録要求受付手段が登録要求を受け付けたグループについて、前記撮像画像受付手段が受け付けた撮像画像を処理し、グループIDと、このグループに属する各対象者の顔画像データと、を関連づけてデータベースに登録するグループ登録手段と、を備え、
    前記グループ登録手段は、前記データベースに登録されている顔画像データを用いて、前記登録要求受付手段が登録要求を受け付けたグループの対象者の中に、すでに登録されている別のグループに属する対象者が含まれているかどうかを判定し、すでに登録されている別のグループに属する対象者が含まれていれば、この別のグループに属する対象者を、今回登録要求を受け付けたグループに属する対象者としての登録を制限する手段である、グループ管理装置。
  2. グループの登録削除要求を受け付ける登録削除要求受付手段と、
    前記登録削除要求受付手段が登録削除要求を受け付けたグループについて、グループIDと、このグループに属する各対象者の顔画像データとを、前記データベースから削除する登録削除手段と、を備えた請求項1に記載のグループ管理装置。
  3. 前記グループ登録手段が今回登録要求を受け付けたグループの対象者の中に、すでに登録されている別のグループに属する対象者が含まれていると判定した場合、その旨を示すメッセージを出力する出力手段を備えた請求項1、または2に記載のグループ管理装置。
  4. 前記グループ登録手段は、今回登録要求を受け付けたグループの対象者の中に、すでに登録されている別のグループに属する対象者が含まれていると判定した場合、別のグループに属する対象者を除いて、前記データベースに登録する手段である、請求項1〜3のいずれかに記載のグループ管理装置。
  5. 前記登録要求受付手段が登録要求を受け付けたグループを構成する対象者の人数に応じて、このグループに対して提供するサービスの内容を決定するサービス内容決定手段を備えた、請求項1〜4のいずれかに記載のグループ管理装置。
  6. 登録要求受付手段が、入力されたグループの登録要求を受け付けるとともに、
    撮像画像受付手段が、そのグループに属する対象者全員の撮像画像の入力を受け付け、
    グループ登録手段が、前記登録要求受付手段が登録要求を受け付けたグループについて、前記撮像画像受付手段が受け付けた撮像画像を処理し、グループIDと、このグループに属する各対象者の顔画像データと、を関連づけてデータベースに登録するグループ管理方法であって、
    前記グループ登録手段は、前記データベースに登録されている顔画像データを用いて、前記登録要求受付手段が登録要求を受け付けたグループの対象者の中に、すでに登録されている別のグループに属する対象者が含まれているかどうかを判定し、すでに登録されている別のグループに属する対象者が含まれていれば、この別のグループに属する対象者を、今回登録要求を受け付けたグループに属する対象者としての登録を制限する、グループ管理方法。
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