JP2019095631A - 撮像装置、レンズ装置および撮像装置システム - Google Patents
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Abstract
【課題】被写体を照らす為の照明光源を有した交換レンズは,カメラ本体と照明光源を有する交換レンズ双方が照明に関する情報の通信に対応している必要があり,従来機種との互換性を保ちつつ,適切な発光させることが困難であった。照明光源を有する交換レンズ照明光源を有する交換レンズに対応していないカメラ本体に装着した場合,発光を行うタイミングをカメラ本体から取得することができない。【解決手段】カメラ本体と,カメラ本体に着脱可能な交換レンズとから成る撮像装置において,照明光源を有する交換レンズは,照明光源を発光させるか否かを交換レンズの状態情報から判定することを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は,交換レンズが着脱可能なカメラシステムなどの撮像装置において,特に照明光源を有する交換レンズに関するものである。
交換レンズが着脱可能なカメラシステムにおいて,レンズの鏡筒を被写体に近付けて撮影するマクロ撮影が行われるが,その際にレンズの鏡筒が周囲の光を遮ってしまい,撮影した写真に影が写りこんでしまうことや暗くなってしまうことがあった。
例えば,特許文献1では次のような技術内容が開示されている。交換レンズの先端部に照明光源が配置され,マクロ撮影の際にはその照明を点灯させることにより,ストロボ等のアクセサリーを必要とせずに,被写体を明るく鮮明に撮影することを可能としている。
また,特許文献2では次の様な技術内容が開示されている。特許文献1のような先端部に照明光源が配置されている交換レンズにおいて,シャッター速度が手持ち撮影限界速度よりも遅い場合は,自動的に前記照明光源を発光させることで,手軽なマクロ撮影を実現している。
しかしながら,特開2007−47192や特開2007−47192では,カメラ本体と照明光源を有する交換レンズが照明光源に関する情報の通信にお互い対応している必要があり,従来機種との互換性を保ちつつ,適切な照明を行うことが困難であった。照明光源を有する交換レンズを照明光源を有する交換レンズに対応していないカメラ本体に装着した場合,照明を行うタイミングをカメラ本体から取得することができない。
そこで,本発明の目的は,照明光源を有する交換レンズを照明光源を有する交換レンズに対応していないカメラ本体に装着した場合においても適切なタイミングで照明を行うことを可能とした交換レンズを提供することである。
上記目的を達成するために,本発明は,カメラ本体と,前記カメラ本体に着脱可能な交換レンズとから成る撮像装置において,照明光源を有する前記交換レンズは,前記照明光源を発光させるか否かを前記交換レンズの状態情報から判定する。また,前記交換レンズは,前記カメラ本体が装着された際に,前記照明光源を有する交換レンズに対応しているか否かを検出し,対応しているカメラ本体であった場合は,前記カメラ本体からの命令に従って前記照明光源を発光させることを特徴とする。
本発明によれば,レンズの鏡筒を被写体に近付けて撮影するマクロ撮影において,煩わしい操作を必要とせず,かつレンズの鏡筒の影を写さずに明るく鮮明な撮影画像を得ることが可能となる。
[実施例1]
図1は,本発明の実施形態にかかわるカメラ本体と,前記カメラ本体に着脱可能な交換レンズとから成る撮像装置のブロック図である。交換レンズ100はカメラ本体200にマウント300を介して着脱可能に接続される。
図1は,本発明の実施形態にかかわるカメラ本体と,前記カメラ本体に着脱可能な交換レンズとから成る撮像装置のブロック図である。交換レンズ100はカメラ本体200にマウント300を介して着脱可能に接続される。
交換レンズ100は撮影光学系を有する。撮影光学系は,複数の光学レンズユニットにより構成され,物体(被写体)の光学像を形成する。本実施例の撮影光学系は,被写体像の入射方向から順に,フィールドレンズ101,変倍レンズとしてズームレンズ102,光量を調整する絞りユニット105,アフォーカルレンズ103,合焦レンズとしてフォーカスレンズ104を有する。このようにフォーカスレンズ104が被写体側から見て後方に配置されるレンズ構成はリアフォーカスレンズと呼び,小型のレンズ交換式カメラなどで一般的に用いられている。
光軸方向に移動して焦点距離を変更するズームレンズ102と光軸方向に移動して焦点を調整するフォーカスレンズ104はそれぞれレンズ保持枠106,107により保持されている。レンズ保持枠106,107はガイド軸により光軸方向に移動可能となるよう構成されており,ズームレンズとフォーカスレンズはアクチュエータ110と111により光軸方向に移動される。
レンズ制御部120は,レンズマイコン121と電源部122,通信部123により構成され,後述するカメラ本体200から送信される命令に対応した各種制御を行う。レンズマイコン121は,カメラマイコン211から通信部213,123を介して与えられる制御信号に応じて撮影光学系の駆動を制御する。また,交換レンズ100の鏡筒に設けられたフォーカスリング130などの操作指示手段からの入力に応じた制御を行い,交換レンズ100の動作全体の制御を司る。フォーカスリング130の回転量は検出部131によって検出される。
アクチュエータ110は機械的な溝に沿ってズームレンズ102が移動するカム機構であり,撮像光学系のズーム変倍動作を行う。位置検出回路113は不図示の交換レンズ100の鏡筒に設けられたズームリングの回転によるズームレンズ102の光軸方向への移動量・位置を検出し,レンズマイコン121に情報を与える。
アクチュエータ111は駆動回路114により駆動される。駆動回路114はレンズマイコン121から入力される駆動信号に応じてアクチュエータ111を駆動する。すなわち撮像光学系のズーム変倍動作に伴うフォーカス合焦動作は,デジタルカメラなどで一般的に用いられているカム軌跡データを利用した電子カム方式により,アクチュエータ111を制御することで行われる。レンズマイコン121は駆動信号を与えて駆動手段を制御する。
光量を調整する絞りユニット105は絞り羽根105a,105bを有する。絞り羽根105a,105bの状態はフォトインタラプタ116により検出される。レンズマイコン121はその入力信号に基づいて駆動回路115により制御信号を出力する。駆動回路115はその制御信号に基づいて絞りアクチュエータ112を駆動する。
カメラ本体200は,撮影光学系が形成した光学像を光電変換するCCDセンサやCMOSセンサなどの撮像素子201やA/D変換回路202,信号処理回路203,記録媒体204,メモリ205,表示部206,操作入力部207,カメラ制御部210,カメラマイコン211,電源部212,通信部213を有する。
交換レンズ100を通過した光学像は,撮像素子201における光電変換により電気信号(アナログ信号)に変換される。そのアナログ信号は,A/D変換回路202によりデジタル信号に変換され,信号処理回路203に入力される。信号処理回路203は,入力された電子信号(デジタル信号)に対して各種の画像処理を施すことにより,画像の合焦状態を表すフォーカス情報の生成や,露出状態を表す輝度信号情報の生成,記録可能なデータ形式への変換が行われる。
その後,信号処理回路203からの出力信号(映像信号)が記録媒体204に送られ,その映像信号が記録媒体204に記録される。また並行して,信号処理回路203で生成された被写体像は表示部206に表示され,撮影している被写体像の構図や合焦状態などを確認する事ができる。表示部206は撮影者によって操作されるメニュー画面を更に表示する。
カメラマイコン211は,撮影指示スイッチ,メニュー画面,カメラ設定関連スイッチといった操作入力部207からの入力に応じたカメラ本体の制御を行う。また,カメラマイコン211は絞りユニット105,フォーカスレンズ104の駆動命令や,フォーカスリング130の制御設定,交換レンズ100への動作要求,設定をレンズマイコン121に指示する。
交換レンズ100とカメラ本体200はマウント300で機械的及び電気的に接続されている。マウント300の端子部を経由して両者は通信を可能にしている。レンズマイコン121とカメラマイコン211は端子部310,311,312を介し,制御基準信号に同期して通信する。また,交換レンズ100はカメラ本体200から端子部301,302,303,304を介して電源を習得し,各種アクチュエータ110,111,112の駆動電源,レンズマイコン121の処理用電源等として消費している。
以下,本発明について説明する。前記の説明に加えて,交換レンズ100は照明光源401を有する。照明光源401は,光軸方向に光を照射可能な位置に配され,発光ダイオード(LED)やその発光量を制御する抵抗などによって構成されており,照明光源401を発光させることにより,被写体を明るく照らすことが可能である。
図2は交換レンズ100が,照明光源を有する交換レンズに対応したカメラに取り付けられたか否かを判定するフローチャートである。照明光源401を有する交換レンズ100がカメラ本体200に装着されると(S101),マクロリングライトを有する交換レンズ100はカメラ本体からカメラ本体が照明光源401を有する交換レンズに対応しているか否かを判定する。カメラ本体200から照明光源401を有する交換レンズに対応しているという情報を受信しない場合は,交換レンズ100の状態情報により照明光源を発光させるか否かを判定するマクロリングライト非対応カメラモードに切り替える(S104)。
モードの切り替えが終わった場合は,モード切り替えシーケンスを終了させる(S106)。図3は,フォーカスレンズ104の状態によって照明光源401を発光させるか否かを判定するフローチャートである。マクロリングライト非対応カメラモードにより撮影が開始された場合(S201)は,交換レンズ100のレンズマイコン121はフォーカスレンズ104の位置を監視する。交換レンズ100のフォーカスレンズ104の位置が所定値以下である場合,つまり被写体が至近に近いことを位置検出回路113で検出した場合(S202),レンズマイコン121は照明光源401を発光させる(S203)。
さらに,照明光源401が発光している時,交換レンズ100のフォーカスレンズ104の位置が所定値以上になった場合,つまり被写体が至近からある程度遠ざかったことを位置検出回路113で検出した場合(S204),レンズマイコン121は照明光源401を消灯させる(S205)。
以上のように,マクロリングライトに対応していないカメラ本体にマクロリングライト搭載の交換レンズが装着された場合であっても,カメラ本体からの通信に寄らず,フォーカスレンズ104の状態によって照明光源401を発光させるか否かを判定することで,マクロ撮影を行うユーザが煩雑な操作を必要とせずに,かつ必要なタイミングでマクロリングライトを点灯させることが可能となる。
[実施例2]
本実施例のカメラ本体200と交換レンズ100の構成は実施例1と同じであり,図1で用いた符号を説明に用いる。図4は,レリーズボタン(カメラ本体200の操作入力部207の一部)の状態によって,照明光源401を発光させるか否かを判定するフローチャートである。前記レリーズボタンの状態は,交換レンズ100の状態情報ではなくカメラ本体200の状態情報だが,カメラ本体がマクロリングライトに非対応であっても,交換レンズ100は従来からレリーズボタンの状態を把握している。
本実施例のカメラ本体200と交換レンズ100の構成は実施例1と同じであり,図1で用いた符号を説明に用いる。図4は,レリーズボタン(カメラ本体200の操作入力部207の一部)の状態によって,照明光源401を発光させるか否かを判定するフローチャートである。前記レリーズボタンの状態は,交換レンズ100の状態情報ではなくカメラ本体200の状態情報だが,カメラ本体がマクロリングライトに非対応であっても,交換レンズ100は従来からレリーズボタンの状態を把握している。
マクロリングライト非対応カメラモードにより撮影が開始された場合(S301)は,交換レンズ100のレンズマイコン121でレリーズボタンの状態を監視する。レンズマイコン121はレリーズボタンが半押しされたと判定した場合(S302),照明光源401を発光させる(S303)。さらに,レンズマイコン121は照明光源401が発光している状態でレリーズボタンが離されたと判定した場合(S304),照明光源401を消灯させる。
以上のように,マクロリングライトに対応していないカメラ本体にマクロリングライト搭載の交換レンズが装着された場合であっても,レリーズボタンの状態によって照明光源401を発光させるか否かを判定することで,マクロ撮影を行うユーザが煩雑な操作を必要とせずに,かつ必要なタイミングでマクロリングライトを点灯させることが可能となる。
[実施例3]
本実施例のカメラ本体200と交換レンズ100の構成は実施例1と同じであり,図1で用いた符号を説明に用いる。図5は,交換レンズ100内部のジャイロ117(または不図示の加速度センサ)の信号によって,照明光源401を発光させるか否かを判定するフローチャートである。前記ジャイロ117とは,通常,交換レンズ100では手ぶれを補正する為に使用しているが,本実施例ではジャイロ117の信号により照明光源401を発光するか否かを判定する為に使用する。マクロリングライト非対応カメラモードにより撮影が開始された場合(S401)は,交換レンズ100のレンズマイコン121はジャイロ117の信号を監視する。
本実施例のカメラ本体200と交換レンズ100の構成は実施例1と同じであり,図1で用いた符号を説明に用いる。図5は,交換レンズ100内部のジャイロ117(または不図示の加速度センサ)の信号によって,照明光源401を発光させるか否かを判定するフローチャートである。前記ジャイロ117とは,通常,交換レンズ100では手ぶれを補正する為に使用しているが,本実施例ではジャイロ117の信号により照明光源401を発光するか否かを判定する為に使用する。マクロリングライト非対応カメラモードにより撮影が開始された場合(S401)は,交換レンズ100のレンズマイコン121はジャイロ117の信号を監視する。
前記ジャイロ117の信号が一定の閾値を超え,交換レンズ100に通常の手振れとは異なる大きな揺れが加えられたとレンズマイコン121が判定したことをトリガに(S402),交換レンズ100は照明光源401を発光させる(S403)。さらに,照明光源401が発光している状態で,交換レンズ100に対し前記のように大きな揺れが加えられたとレンズマイコン121が判定したことをトリガに,照明光源401を消灯させる(405)。
以上のように,マクロリングライトに対応していないカメラ本体にマクロリングライト搭載の交換レンズが装着された場合であっても,カメラ本体からの通信に寄らず,ジャイロの信号によって照明光源401を発光させるか否かを判定する。これにより,マクロ撮影を行うユーザが煩雑な操作を必要とせずに,意図的にレンズを大きく振るだけで,マクロリングライトを点灯・消灯させることが可能となる。
[実施例4]
本実施例のカメラ本体200と交換レンズ100の構成は実施例1と同じであり,図1で用いた符号を説明に用いる。図6は,交換レンズ100がマクロリングライト非対応カメラに装着された場合,カメラ本体を判別し,カメラ本体の機能によってマクロリングライトを点灯させるか否かを判定するフローチャートである。マクロリングライト非対応カメラモードによって撮影が開始された場合(S501),交換レンズ100はカメラ本体200を判別し,カメラ本体200にストロボが内蔵されているか否かを判定する(S502)。
本実施例のカメラ本体200と交換レンズ100の構成は実施例1と同じであり,図1で用いた符号を説明に用いる。図6は,交換レンズ100がマクロリングライト非対応カメラに装着された場合,カメラ本体を判別し,カメラ本体の機能によってマクロリングライトを点灯させるか否かを判定するフローチャートである。マクロリングライト非対応カメラモードによって撮影が開始された場合(S501),交換レンズ100はカメラ本体200を判別し,カメラ本体200にストロボが内蔵されているか否かを判定する(S502)。
カメラ本体200にストロボが内蔵されていることを判定した場合,交換レンズ100はマクロリングライトを常に消灯する(S503)。S502でカメラ本体200にストロボが内蔵されていないことを判定した場合,マクロリングライトを常に点灯する(S504)。
以上のように,マクロリングライトに対応していないカメラ本体にマクロリングライト搭載の交換レンズが装着された場合であっても,交換レンズがカメラ本体を判別し,カメラ本体の機能によってマクロリングライトを点灯するか否かを判定する。また,カメラ本体の機能に寄らず,マクロリングライトを点灯・消灯を判定しても良い。事前に装着されるカメラ本体の種類によってマクロリングライトの点灯を許可・禁止を決めておくことで,カメラ本体が意図しない動作を交換レンズが行ってしまうことを回避することが可能となる。
[実施例5]
本実施例のカメラ本体200と交換レンズ100の構成は実施例1と同じであり,図1で用いた符号を説明に用いる。図2は交換レンズ100が,照明光源を有する交換レンズに対応したカメラに取り付けられたか否かを判定するフローチャートである。照明光源401を有する交換レンズ100がカメラ本体200に装着されると(S101),カメラ本体200は,照明光源を有する交換レンズに対応している場合,対応しているという情報を交換レンズ100に送信する。
本実施例のカメラ本体200と交換レンズ100の構成は実施例1と同じであり,図1で用いた符号を説明に用いる。図2は交換レンズ100が,照明光源を有する交換レンズに対応したカメラに取り付けられたか否かを判定するフローチャートである。照明光源401を有する交換レンズ100がカメラ本体200に装着されると(S101),カメラ本体200は,照明光源を有する交換レンズに対応している場合,対応しているという情報を交換レンズ100に送信する。
交換レンズ100はこの情報を受け取り(S102),カメラ本体200からの命令によって照明光源401を発光させるマクロリングライト対応カメラモードに切り替える(S103)。さらに交換レンズ100は,マクロリングライト対応カメラモードに切り替えた情報をカメラ本体に送信する(S103)。カメラ本体は,交換レンズ100がマクロリングライト対応カメラモードに切り替わった情報を受信した場合,マクロリングライト対応カメラモードに切り替える(S105)。
カメラ本体は,マクロリングライト対応カメラモードに切り替わった場合,図7のようにカメラ本体の表示部206にマクロリングライトのON・OFF・AUTOの切り替えボタン206aが表示される。この切り替えボタン206aを押すことにより,マクロリングライトの常時点灯モード,常時消灯モード,オートモードの切り替えが可能となる。
図8は,交換レンズ100とカメラ本体200の双方がマクロリングライト対応カメラモードの場合のフローチャートである。交換レンズ100とカメラ本体200の双方がマクロリングライト対応カメラモードになった状態で撮影が開始されると(S701),交換レンズ100はカメラ本体200の命令によって照明光源401を発光する。まず,交換レンズ100はカメラ本体200で設定されているマクロリングライト発光モードを判定する(S702)。発光モードがオートモードであった場合,カメラ本体200のレリーズボタンが押されるタイミングを待つ(S703)。
レリーズボタンが押されたことをトリガに,カメラ本体200は交換レンズ100に対し,プリ発光命令を出す(S704)。プリ発光命令を受信した交換レンズ100は,照明光源401を閃光発光させる(S705)。
交換レンズ100の照明光源401が閃光発光している間に,カメラ本体200は測光を行い,シャッター速度や絞り値などの露出を算出する(S706)。露出の算出が終わり次第,カメラ本体200は交換レンズ100に対し本発光命令を出す(S707)。カメラ本体200から受信した本発光命令に対し,交換レンズ100は照明光源401を本発光させ,その間にカメラ本体200は撮影処理を行う(S708)。撮影が行われた後はカメラ本体200が信号処理等を行い,撮影シーケンスを終了する(S709)。
S702で常時点灯モードが選択された場合,交換レンズ100は照明光源401を常時点灯させる(S710)。交換レンズ100は,カメラ本体200からのモード切り替え命令を受信するまでは照明光源401を発光し続ける。カメラ本体200からのモード切り替え命令を受信した場合,交換レンズ100はマクロリングライトを消灯し,モードを切り替える(S712)。
S702で常時消灯モードが選択された場合,交換レンズ100は照明光源401を常時消灯する。交換レンズ100は,カメラ本体200からモード切り替え命令を受信するまでは照明光源401を消灯し続ける。カメラ本体200からモード切り替え命令を受信した場合,交換レンズ100はモードを切り替える(S715)。
以上のように,マクロリングライト搭載の交換レンズにカメラ本体が対応している場合,カメラ本体の命令に従って,交換レンズは照明光源401を発光・消灯させる。これにより,マクロ撮影を行うユーザが煩雑な操作を一切必要とせずに,かつ適切なタイミングでマクロリングライトを点灯させることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100:交換レンズ
200:カメラ本体
206:表示部
401:照明光源
200:カメラ本体
206:表示部
401:照明光源
Claims (3)
- カメラ本体と,前記カメラ本体に着脱可能な交換レンズとから成る撮像装置において,照明光源を有する前記交換レンズが,前記照明光源を発光させるか否かを前記交換レンズの状態情報から判定する判定手段を有することを特徴とする交換レンズ。
- カメラ本体と,前記カメラ本体に着脱可能な交換レンズとから成る撮像装置において,前記交換レンズが照明光源を有し,前記照明光源を有する交換レンズは,前記カメラ本体が前記照明光源を有する交換レンズに対応したカメラ本体か否かを検出する検出手段を有し,対応したカメラ本体を検出した場合は前記カメラ本体からの命令に従って前記照明光源を発光させる手段を有することを特徴とする請求項1に記載の交換レンズ。
- カメラ本体と,前記カメラ本体に着脱可能な交換レンズとから成る撮像装置において,前記交換レンズが照明光源を有し,前記カメラ本体は前記照明光源を有する交換レンズが取り付けられたことを検出する検出手段を有し,前記カメラ本体が前記照明光源を有する交換レンズの前記照明光源を発光させる手段を有することを特徴とする撮像装置。
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JP2017225430A JP2019095631A (ja) | 2017-11-24 | 2017-11-24 | 撮像装置、レンズ装置および撮像装置システム |
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