JP2019090858A - 表示装置、表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

表示装置、表示制御装置及び表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】OSDを表示しても、表示する映像の明るさが変化しないようにする。【解決手段】映像表示装置100は、表示部109に表示する対象となる表示画像に重畳して、表示画像と異なる色の操作補助画像を表示部109に表示させる表示制御部108と、操作補助画像を表示する補助画像領域において、表示画像に含まれる一以上の制御ブロックのそれぞれにおける代表画素値が維持され、かつ表示画像と異なる色となるように操作補助画像を生成するOSD生成部105と、代表画素値に基づいて、一以上の制御ブロックそれぞれの発光量を制御する発光量制御部111と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像を表示するための表示装置、表示制御装置及び表示制御方法に関する。
光源の発光量が閾値以上の場合に、消費電力を抑える為に光源全体の輝度を下げる機能(以下、ローディング機能という)が搭載されたディスプレイが知られている。ローディング機能は、ディスプレイの領域ごとに設けられた光源の発光量を、表示映像の各領域に含まれる画素の画素値に基づいて算出し、光源の発光量が所定の閾値以上の場合に光源全体の輝度を下げる機能である。
ローディング機能を有するディスプレイで表示中の映像にオンスクリーンディスプレイ(以下、OSDという)機能を用いてグラフィック画像を重畳して表示した場合、OSD画像(グラフィック画像)の画素値によって、光源の輝度が変化してしまう。OSD画像を表示する前後で光源の輝度が変化すると、ユーザに違和感を与えてしまう。
この問題を解決するために、特許文献1に記載された技術では、入力映像の特徴量に基づいて入力映像の輝度を低下させる処理を施し、輝度低下処理を施した映像にOSD画像を重畳した後に、輝度を伸長する処理を施す。そして、輝度伸長量に基づいて算出した発光量になるように光源を制御することで、光源の発光量を抑えつつ、OSD画像表示後の画質の変動や階調つぶれを防ぐことが可能になる。
特開2011−209407号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、入力された映像に輝度低下処理を施すので、OSD画像を表示しない場合に比べて、表示する映像の輝度が低くなってしまい、ユーザに違和感を与えてしまうという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、映像にグラフィック画像を重畳して表示しても、表示する映像の明るさが変化せず、ユーザに違和感を与えない表示装置、表示制御装置及び表示制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の表示制御装置は、表示手段に表示する対象となる表示画像に重畳して、前記表示画像と異なる色の操作補助画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記操作補助画像を表示する補助画像領域において、前記表示画像に含まれる一以上の制御ブロックのそれぞれにおける代表画素値が維持され、かつ前記表示画像と異なる色となるように前記操作補助画像を生成する画像生成手段と、前記代表画素値に基づいて、前記一以上の制御ブロックそれぞれの発光量を制御する発光量制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第2の態様の表示装置は、画像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示する対象となる表示画像に重畳して、前記表示画像と異なる色の操作補助画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記操作補助画像を表示する補助画像領域において、前記表示画像に含まれる一以上の制御ブロックのそれぞれにおける代表画素値が維持され、かつ前記表示画像と異なる色となるように前記操作補助画像を生成する画像生成手段と、前記代表画素値に基づいて、前記一以上の制御ブロックそれぞれの発光量を制御する発光量制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第3の態様の表示制御方法は、コンピュータが実行する、表示手段に表示する対象となる表示画像に重畳して、前記表示画像と異なる色の操作補助画像を表示する補助画像領域において、前記表示画像に含まれる一以上の制御ブロックのそれぞれにおける代表画素値が維持され、かつ前記表示画像と異なる色となるように前記操作補助画像を生成するステップと、前記代表画素値に基づいて、前記一以上の制御ブロックそれぞれの発光量を制御するステップと、前記発光量を制御している間に、前記表示画像に重畳して前記操作補助画像を前記表示手段に表示させるステップと、を有することを特徴とする。
本発明の第4の態様のプログラムは、コンピュータを、表示手段に表示する対象となる表示画像に重畳して、前記表示画像と異なる色の操作補助画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段、前記操作補助画像を表示する補助画像領域において、前記表示画像に含まれる一以上の制御ブロックのそれぞれにおける代表画素値が維持され、かつ前記表示画像と異なる色となるように前記操作補助画像を生成する画像生成手段、及び前記代表画素値に基づいて、前記一以上の制御ブロックそれぞれの発光量を制御する発光量制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、映像にグラフィック画像を重畳して表示しても、表示する映像の明るさが変化せず、ユーザに違和感を与えないという効果を奏する。
映像表示装置のブロック図である。 制御部ブロックにおける最大画素値について説明するための図である。 最大画素値と発光量との関係を示す図である。 発光処理全体のフローチャートである。 OSD画像表示領域にある背景映像の各画素値の例を示す図である。 OSD画像生成部が本来表示するOSD画像の模式図である。 OSD画像生成部RGB値を組み換えた後のOSD画像データの画素値を示す図である。 OSD画像を生成する処理の詳細フローチャートである。 第2の実施形態に係るOSD画像生成部が、OSD画像を生成する処理フローチャートである。 OSD画像生成部が生成したOSD画像データの一例を示す図である。 OSD画像生成部が生成したOSD画像データの改善例を示す図である。 パーツ内の最大値の差分が小さくなるように画素の配置を入れ替えた場合の例を示す図である。 第3実施形態のOSD画像生成部がOSD画像データを生成する処理のフローチャートである。 制御ブロックを構成する複数画素とその最大画素値を示した図の例である。 表示部が表示するOSD画像の例を示す図である。 表示するOSD画像に、OSD画像表示領域の映像の最大画素値を付与した場合を示す図である。
<第1実施形態>
第1実施形態では、映像表示装置100が、OSD画像を表示する領域にある背景映像の各画素のR値、G値、B値(以下、RGB値という場合がある)を組み換えてOSD画像を構成する画像データであるOSD画像データを生成する場合を例に説明する。映像表示装置100は、RGB値を組み換えることにより生成したOSD画像データを表示することで、OSD画像表示・非表示による映像の統計量の変化を防止することができる。なお、「OSD画像」は、映像表示装置100内部で生成されるグラフィック画像であり、「グラフィック画像」と読み替えてもよい。
本明細書におけるOSD画像は、映像表示装置100を使用するユーザの操作を補助するために、背景映像に重ねて表示される操作補助画像である。また、本明細書における背景映像は、映像表示装置100に入力された映像信号に基づく表示画像を所定の時間間隔で切り替えることにより構成されている。なお、本実施形態において、光源の発光量は画素ごと制御されるものとするが、光源の発光量が複数の画素ごとに制御されてもよい。
図1は、映像表示装置100のブロック図である。映像表示装置100は、映像信号受信部101、UI部102、制御部103、映像処理部104、OSD画像生成部105、画素値取得部106、OSD画像重畳部107、表示制御部108、表示部109、統計量算出部110、発光量制御部111、及び光源112を有する。
映像信号受信部101は、外部機器から出力された映像信号を受信し、受信した映像信号を制御部103へと出力する。
UI部102は、ユーザから各種の操作を受け付け、受け付けた操作の内容を示す情報を制御部103に通知する。UI部102は、例えばOSD画像表示を行うためのユーザ操作を受け付ける。
制御部103は、例えばCPU(Central Processing Unit)、並びに記憶手段としてのROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を有している。CPUは、ROMに記憶されたプログラムを実行することにより、映像表示装置100の全体の制御を行う。制御部103は、例えば、映像信号受信部101から受信した映像信号を、画像処理を施すために映像処理部104へ出力し、画像処理が施された映像を映像処理部104から受信する。また、制御部103は、UI部102から受信したユーザ操作がOSD画像を表示させるための操作である場合、OSD画像を生成することをOSD画像生成部105に要求し、OSD画像生成部105が生成したOSD画像データをOSD画像生成部105から受信する。
また、制御部103は、映像処理部104から受信した映像信号と、OSD画像生成部105から受信したOSD画像データとを、OSD画像重畳部107へ出力する。また、制御部103は、画素値取得部106から画素値取得要求を受信し、画像処理が施された後の映像データから、画素値取得要求において指定された映像領域の各画素値を取得し、取得した画素値を画素値取得部106へ出力する。
映像処理部104は、制御部103から受信した映像信号にガンマ補正又は拡大等の画像処理を施し、画像処理を施した後の映像データを制御部103へ出力する。
OSD画像生成部105は、OSD画像を表示する補助画像領域(以下、OSD画像表示領域という)において、制御ブロックにおける代表画素値が維持され、かつ背景映像と異なる色となるようにOSD画像データを生成する。以下の実施例では、最大画素値を代表画素値とする場合について説明するが、例えば、平均画素値等を代表画素値としてもよい。OSD画像生成部105は、制御部103からOSD画像生成要求を受信することにより、OSD画像データの生成を開始する。OSD画像生成部105は、OSD画像生成要求を受信すると、画素値取得部106へ画素値取得要求を通知し、OSD画像の表示領域にある背景映像の映像データが示す各画素値を取得する。OSD画像生成部105は、取得した各画素値に基づいて、映像の統計量が変化しないようにOSD画像データを生成し、生成したOSD画像データを制御部103へ出力する。
OSD画像生成部105は、例えば、背景映像の三原色の画素値のうち最大の画素値の色を、他の一つの色の画素値と入れ替えることにより、OSD画像データを生成する。一例として、OSD画像生成部105は、R値、G値、B値のうちR値が最大である場合、R値とG値を入れ替える。このようにすることで、OSD画像生成部105は、最大の画素値が変化することなく、背景映像と異なる色を示すOSD画像データを生成することができる。
OSD画像生成部105は、背景映像の三原色の画素値のうち最大の画素値の色を、他の一つの色の画素値と入れ替え、かつ画素値を入れ替えた後に最大の画素値となった色以外の色の画素値を減少させたOSD画像データを生成してもよい。このようにすることで、OSD画像生成部105は、三原色のいずれかに近い色のOSD画像データを生成することができるので、背景映像に重ねてOSD画像が表示された場合に、コントラストが高くユーザにとって見やすいOSD画像データを生成することができる。OSD画像生成部105の動作の詳細については、後述するフローチャート図のステップS801以降で説明する。
画素値取得部106は、OSD画像生成部105から画素値取得要求を受信し、制御部103へ画素値取得要求を通知する。画素値取得要求には、OSD画像の表示領域を特定するための情報として、OSD画像の四隅のうち少なくとも一ヶ所の座標(例えば左上の隅の座標)、OSD画像の幅、及び高さが含まれている。画素値取得部106は、制御部103から、OSD画像の表示領域にある背景映像の各画素値を取得し、取得した各画素値をOSD画像生成部105へ出力する。
OSD画像重畳部107は、制御部103から受信した画像処理が施された後の映像データにOSD画像データを重畳した表示映像データを生成し、生成した表示映像データを表示部109及び統計量算出部110へ出力する。なお、OSD画像重畳部107は、制御部103からOSD画像データを受信せず映像データのみを受信した場合、OSD画像データを映像データに重畳せずに、受信した映像データに基づく背景映像を表示部109と統計量算出部110へ出力する。
表示制御部108は、OSD画像重畳部107から受信した表示映像データを表示部109に表示させる。表示部109は、表示映像データを表示するデバイスであり、例えば液晶ディスプレイである。表示制御部108は、表示部109に表示する対象となる表示映像データに基づく背景映像に重畳して、背景映像と異なる色のOSD画像を表示部109に表示させる。
統計量算出部110は、OSD画像重畳部107から表示映像データを受信し、複数の光源それぞれの制御ブロックごとに最大画素値を抽出し、抽出した最大画素値を発光量制御部111へ出力する。制御ブロックは、複数の光源それぞれが発光量を制御する単位領域である。最大画素値は、制御ブロックに含まれる各画素のRGB値の中で最も値が大きい画素値である。
図2は、制御部ブロックにおける最大画素値について説明するための図である。光源の発光量を制御する制御ブロックが画素単位である場合、OSD画像生成部105は、図2(a)に示すように、各画素のRGB値のうち最大の画素値を特定する。また、光源の発光量を制御する制御ブロックが複数画素から構成される場合、OSD画像生成部105は、図2(b)に示すように、一つの制御ブロックを構成する全画素のRGB値うち最大の画素値を特定する。図2(b)に示す例の場合、OSD画像生成部105は、最大の画素値が166であることを特定する。
発光量制御部111は、背景映像に含まれる一以上の制御ブロックのそれぞれにおける最大画素値に基づいて、一以上の制御ブロックそれぞれの発光量を制御する。具体的には、発光量制御部111は、統計量算出部110から受信した各制御ブロックの最大画素値に基づいて、各制御ブロックに対応する光源の発光量を算出し、各光源の発光量が算出した発光量になるように制御する。発光量制御部111は、算出した制御ブロック毎の発光量の合計値が閾値以上の場合、発光量を補正する。発光量制御部111は、算出した発光量又は補正した発光量を光源112に通知する。
図3は、最大画素値と発光量との関係を示す図である。発光量制御部111は、図3に示す最大画素値と発光量との関係に基づいて各制御ブロックの発光量を算出する。発光量制御部111は、例えば、最大画素値が166の場合の発光量を2665と算出する。
発光量制御部111は、各制御ブロックの発光量の合計値が閾値以上の場合、以下の補正係数Kを算出し、算出した補正係数Kを各制御ブロックの発光量に乗算することにより、発光量を補正する。閾値は、例えばユーザによる明るさ設定内容に基づいて定められる値である。
補正係数K=閾値/発光量の合計値
補正後の発光量=補正前の発光量×K
光源112は、例えば表示部109の背面側に設けられた発光ダイオードである。光源112は、発光量制御部111から受信した各制御ブロックの発光量に基づいて発光する。
[発光処理のフローチャート]
図4は、映像表示装置100が、UI部102を介しユーザからのOSD画像表示操作を受け付けたことに応じてOSD画像データを生成し、光源112が統計量に応じた発光量で発光するまでの発光処理全体のフローチャートである。ここでは、表示部109に映像のみが表示されている状態を一例として説明する。また、本処理フローチャートは、UI部102が、制御部103へユーザ操作の内容を通知することで開始される。
ステップS401において、制御部103は、UI部102から通知されたユーザ操作がOSD画像表示を必要とする操作か否かを判定する。制御部103は、OSD画像表示が必要なユーザ操作であると判定した場合は、OSD画像生成部105へOSD画像生成要求を出力し、ステップS402の処理に進む。制御部103は、OSD画像表示が必要ないユーザ操作であると判定した場合は、ステップS405の処理に進む。
ステップS402において、OSD画像生成部105は、制御部103からOSD画像生成要求を受信する。OSD画像生成部105は、受信したOSD画像生成要求に含まれている、OSD画像表示を行う領域を特定するための座標、幅及び高さを示す情報を画素値取得部106に通知し、OSD画像の表示領域にある背景映像の各画素値を画素値取得部106から取得する。なお、図5は、OSD画像表示領域にある背景映像の各画素値の例を示す図である。図5において、OSD画像表示領域を点線領域で示し、領域内の各画素のRGB値を(R値、G値、B値)の表で示している。
ステップS403において、OSD画像生成部105は、画素値取得部106から取得した、OSD画像表示領域にある映像の各画素値に基づいて、RGB値を組み換えた画素値を有するOSD画像データを生成する。OSD画像生成部105は、生成したOSD画像データを制御部103へ出力する。その後、OSD画像生成部105は、ステップS404の処理を行う。
図6は、OSD画像生成部105が本来表示するOSD画像の模式図である。図6に示すように、OSD画像は、例えば複数のパーツ(パーツ1、パーツ2、パーツ3)により構成されている。OSD画像生成部105は、背景映像データの各画素値のRGB値を組み換えることにより、複数のパーツそれぞれの色が異なる色となるようにOSD画像データを生成する。OSD画像生成部105が生成するOSD画像は、背景映像データのR値、G値、B値のうちの少なくとも2つが組み換えられているので、背景映像データと異なり、ユーザが視認しやすい色になる。
詳細については図8に示すフローチャートのステップS801以降で後述するが、OSD画像生成部105は、図5に示したOSD画像表示領域にある映像データの各画素のRGB値を組み換えることによりOSD画像データを生成し、生成したOSD画像データを制御部103へ出力する。図7は、OSD画像生成部105が図5に示すOSD画像データのRGB値を組み換えた後のOSD画像データの画素値を示す図である。図7においては、パーツ1の領域の画素はG値が最大となっており、パーツ2の領域の画素はR値が最大となっており、パーツ3の領域の画素はB値が最大となっている。
ステップS404において、制御部103は、OSD画像生成部105から受信したOSD画像データと、映像処理部104から受信した画処理が施された映像データとを、OSD画像重畳部107に出力する。そして、OSD画像重畳部107は、受信した映像に受信したOSD画像を重畳することにより表示映像データを生成した後に、生成した表示映像データを表示部109及び統計量算出部110へ出力して、ステップS406の処理に進む。
ステップS405において、制御部103は、ステップS401でユーザ操作がOSD画像表示以外の操作であると判定した場合に、映像処理部104が画像処理を施した映像データだけを受信し、受信した映像データをOSD画像重畳部107へ出力する。そして、OSD画像重畳部107は、受信した映像データを、表示部109及び統計量算出部110へ出力し、ステップS406の処理に進む。
ステップS406において、統計量算出部110は、OSD画像重畳部107から表示映像データを受信し、表示映像データに基づいて、各制御ブロックの最大画素値を算出し、ステップS407の処理に進む。なお、第1実施形態において、図5及び図7で示したように、OSD画像の表示領域にある背景映像の各最大画素値と、生成したOSD画像の各最大画素値とは同一となる。
ステップS407において、発光量制御部111は、各制御ブロック内の最大画素値に基づいて各光源の発光量を算出し、算出した発光量を各光源112へ出力する。ステップS408において、光源112は、指定された発光量で光源を発光する。上述のとおり、OSD画像の表示領域にある背景映像の各最大画素値と、生成したOSD画像の各最大画素値とが同一なので、発光量制御部111は、OSD画像を背景映像に重畳する場合の発光量を、OSD画像を背景映像に重畳しない場合の発光量と同一にする。したがって、映像表示装置100は、ユーザに違和感を与えることなくOSD画像を表示させることができる。
[OSD画像生成処理のフローチャート]
図8は、OSD画像を生成する処理の詳細フローチャートである。OSD画像生成部105は、背景映像データにおけるOSD画像の表示領域に対応する画素の画素値を画素値取得部106から取得する。OSD画像生成部105は、ステップS801とステップS802とを繰り返し実行することにより、1画素ずつステップS803からステップS807までの処理を行う。
ステップS803において、OSD画像生成部105は、取得した画素値がOSD画像データのどの部分の画素の画素値に該当するかを判定する。OSD画像生成部105は、取得した画素値がパーツ1の位置に該当する画素の画素値である場合は、ステップS804の処理に進む。OSD画像生成部105は、取得した画素値がパーツ1の位置に該当しない画素の画素値である場合には、ステップS805の処理に進む。
なお、OSD画像生成部105は、ステップS801とステップS802の結果に基づいて、取得した画素値がOSD画像データのどの位置の画素に該当するかを特定することができる。そこで、OSD画像生成部105は、各パーツを配置する位置(以下、パーツ位置という)を予め保持しておき、保持しているパーツ位置の情報と取得した画素の座標位置とを比較することで、取得した画素値がパーツ位置の画素値であるか否かを判定してもよい。
ステップS804において、OSD画像生成部105は、取得した画素のRGB値をGBR値に組み換える。例えば、RGB値が(102,157,181)である場合、OSD画像生成部105は、(157,181,102)のように組み換える。OSD画像生成部105は、RGB値の組み換えを行った時点で、まだ隣の画素の組み換えが残っている場合は、ステップS802の処理に戻る。OSD画像生成部105は、隣の画素がない場合には、次の行の画素の変換を行うためにステップS801の処理に戻る。
ステップS805において、OSD画像生成部105は、取得した画素がパーツ2の位置にある画素か否かを判定し、パーツ2の位置にある画素の場合はステップS806の処理に進む。OSD画像生成部105は、パーツ2の位置に該当しない場合にはステップS807の処理に進む。
ステップS806において、OSD画像生成部105は、取得した画素のRGB値をBRG値に組み換える。OSD画像生成部105は、例えば、RGB値が(101,159,182)の場合、(182,101,159)のように組み換える。OSD画像生成部105は、RGB値の組み換えを行った後、まだ隣の画素の変換が残っている場合は、ステップS802の処理に戻る。隣の画素がない場合には、次の列の画素の変換を行うためにステップS801の処理に戻る。
ステップS807において、OSD画像生成部105は、取得した画素のRGB値をそのまま使用する。OSD画像生成部105は、まだ隣の画素の変換が残っている場合は、ステップS802の処理に戻る。隣の画素がない場合には、次の列の画素の変換を行うためにステップS801の処理に戻る。
以上のように、第1実施形態によれば、OSD画像の表示領域にある背景映像の各画素の画素値(RGB値)を組み換えたOSD画像を生成し表示することで、制御ブロック内の最大画素値を、OSD画像を表示しない場合と同じ値に維持する。したがって、映像表示装置100によれば、表示部109がOSD画像を表示しても統計量が変化しないので、映像の明るさが変わることを防止することができる。
なお、以上の説明では、各光源の制御ブロックを1画素単位とする場合を例に説明したが、制御ブロックが複数画素から構成される場合に適用してもよい。また、第1実施形態では、映像表示装置100が、OSD画像表示時にRGB値を組換えたOSD画像を生成し表示する場合を例に説明したが、輝度や色調整に関するOSD画像を表示する時だけ、RGB値を組換えることによりOSD画像を表示するようにしてもよい。例えば、OSD画像生成部105は、輝度調整又は色調整に用いられるOSD画像データであることを条件として、制御ブロックにおける最大画素値が維持され、かつ背景映像と異なる色となるようにOSD画像データを生成する。このようにすることで、映像表示装置100は、映像の統計量が変化してほしくない輝度や色調整に関するOSD画像操作時のみ、背景映像の画素値に基づいてOSD画像を生成することができる。
また、OSD画像生成部105は、背景映像におけるOSD画像データの領域に対応する形状の領域内の複数の画素間の最大画素値の差が所定の閾値未満となる領域を、OSD画像表示領域に決定してもよい。このようにすることで、OSD画像生成部105は、生成したOSD画像データ内の色のばらつきを小さくすることができるので、OSD画像の見栄えが向上する。
[第1実施形態の映像表示装置100の効果]
以上説明したように、OSD画像生成部105は、OSD画像表示領域において、制御ブロックにおける最大画素値が維持され、かつ背景映像と異なる色となるOSD画像データを生成する。このようにすることで、表示制御部108が背景映像に重ねてOSD画像を表示させる場合の光源112の輝度が、OSD画像を表示させない場合の光源112の輝度と同じになるので、ユーザに違和感を与えることを防止できる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係るOSD画像生成部105は、OSD画像の視認性を向上させるために、OSD画像の表示領域にある背景映像の各画素のRGB値を組み換えてOSD画像を生成する際、最大値以外のRGB値を増減させる。なお、図1から図7までの図を用いて説明した構成及び処理は第1実施形態と同じであるため説明を省略し、差異のみを説明する。
図9は、第2の実施形態に係るOSD画像生成部105が、OSD画像を生成する処理フローチャートである。OSD画像生成部105は、OSD画像の表示領域にある背景映像の各画素を、画素値取得部106から取得し、ステップS901とステップS902を繰り返し実行することにより、1画素ずつステップS903以降の処理を行う。
ステップS903において、OSD画像生成部105は、取得した画素がOSD画像のパーツ1の位置に該当する画素か否かを判定する。OSD画像生成部105は、取得した画素がパーツ1の位置に該当する画素であると判定した場合、ステップS904の処理に進む。OSD画像生成部105は、取得した画素がパーツ1の位置に該当しない画素であると判定した場合、ステップS906の処理に進む。
ステップS904において、OSD画像生成部105は、取得した画素のRGB値の中で、最大値がR値になるようにRGB値を組み換える。例えば、RGB値が(102,157,181)である場合、OSD画像生成部105は、RGB値を(181,157,102)のように組み換える。その後、OSD画像生成部105は、ステップS905の処理に進む。
ステップS905において、OSD画像生成部105は、画素値を入れ替えた後に最大の画素値となった色以外の色の画素値を、同一の制御ブロックに含まれる他の画素における、画素値を入れ替えた後に最大の画素値となった色以外の色の画素値と同一の値にする。一例として、OSD画像生成部105は、ステップS904で組み換えたRGB値のうち、G値及びB値を減少させることにより、G値及びB値を同一の値にする。OSD画像生成部105は、例えばRGB値が(181,157,102)である場合、G値及びB値を0に減少させることにより、RGB値を(181,0,0)にする。
ステップS906において、OSD画像生成部105は、取得した画素がOSD画像のパーツ2の位置に該当する画素か否かを判定する。OSD画像生成部105は、取得した画素がパーツ2の位置に該当する画素であると判定した場合、ステップS907の処理に進む。OSD画像生成部105は、取得した画素がパーツ2の位置に該当しない画素であると判定した場合、ステップS909の処理に進む。
ステップS907において、OSD画像生成部105は、取得した画素のRGB値の中で、最大値がG値になるようにRGB値を組み換える。例えばRGB値が(181,157,102)である場合、OSD画像生成部105は、RGB値を(102,181,157)のように組み換える。その後、OSD画像生成部105は、ステップS908の処理に進む。
ステップS908において、OSD画像生成部105は、ステップS907で組み換えたRGB値のうち、R値及びB値を減少させる。OSD画像生成部105は、例えばRGB値が(102,181,157)である場合、R値及びB値を0に減少させることにより、RGB値を(0,181,0)にする。
ステップS909において、OSD画像生成部105は、取得した画素のRGB値の中で、最大値がB値になるようにRGB値を組み換える。例えば、RGB値が(102,181,157)である場合、OSD画像生成部105は、RGB値を(101,157,181)のように組み換える。その後、OSD画像生成部105は、ステップS910の処理に進む。
ステップS910において、OSD画像生成部105は、ステップS909で組み換えたRGB値のうち、R値及びG値を減少させる。OSD画像生成部105は、例えばRGB値が(101,157,181)である場合、R値及びG値を0に減少させることにより、RGB値を(0,0,181)にする。
以上のように、第2実施形態によれば、OSD画像生成部105は、映像データの各画素のRGB値を組み換えることによりOSD画像を表示しても統計量が変化しないようにOSD画像を生成する際に、最大値以外のRGB値を減少させる。このようにすることで、OSD画像の視認性を向上させることができる。
図10は、OSD画像生成部105が生成したOSD画像データの一例を示す図である。図11は、OSD画像生成部105が生成したOSD画像データの改善例を示す図である。図10に示すように、OSD画像生成部105がOSD画像表示領域にある映像データの各画素値に基づいてRGB値を組み換えるだけの場合、生成したOSD画像データの各パーツはグレー系の色になるので、ユーザがOSD画像を視認しづらい状態になりやすい。しかし、OSD画像生成部105がRGB値を組み換えるとともに、最大値以外のR値、G値又はB値を減少させることで、図11に示すようにOSD画像データを生成することができる。その結果、パーツ1の部分は赤系色、パーツ2の部分は緑系色、パーツ3の部分は青系色となるので、映像表示装置100は、OSD画像の視認性を向上させることができる。
OSD画像生成部105は、背景映像の三原色の画素値のうち最大の画素値の色を、他の一つの色の画素値と入れ替え、かつ画素値を入れ替えた後に最大の画素値となった色以外の色の画素値を、最大値を超えない範囲で増加させたOSD画像データを生成してもよい。OSD画像生成部105は、OSD画像の色が予め設定された範囲内の色になるように、最大値以外のR値、G値又はB値を増加させる。このようにすることで、OSD画像生成部105は、見栄えが良い色のOSD画像データを生成することが可能になる。
さらに、同一のパーツに含まれる複数の画素間の色のばらつきを小さくするために、OSD画像生成部105は、複数のパーツそれぞれに含まれる複数の画素の最大画素値の差分が所定の閾値未満となるように、補助画像領域内の背景映像の画素の配置を入れ替えてもよい。図12は、パーツ内の最大値の差分が小さくなるように画素の配置を入れ替えた場合の例を示す図である。OSD画像生成部105は、図11に示したOSD画像のパーツ2及びパーツ3に含まれる180未満の画素値を、パーツ1に含まれている180以上の画素値と入れ替えることで、図12に示すOSD画像データを生成する。
図12に示すOSD画像データにおいては、パーツ2及びパーツ3に含まれる画素の画素値が全て180以上になっており、図11に示すOSD画像データに比べて画素値の差分が小さくなっている。OSD画像生成部105がこのようにOSD画像データを生成することで、同一のパーツ内の色のばらつきを小さくすることができるので、OSD画像の質感が向上する。
[第2実施形態の映像表示装置100の効果]
以上説明したように、第2実施形態のOSD画像生成部105は、OSD画像の表示領域にある背景映像の各画素のRGB値を組み換えてOSD画像を生成する際、最大値以外のRGB値を増減させる。このようにすることで、OSD画像生成部105は、OSD画像の輝度を高くすることができるので、視認性を向上させることができる。
<第3実施形態>
第3実施形態におけるOSD画像生成部105は、ROMに記憶された、予め画素値が定められたOSD画像データの元画像を加工することによりOSD画像データを生成する。具体的には、OSD画像生成部105は、一以上の制御ブロックそれぞれにおけるOSD画像データの最大画素値が、対応する制御ブロックにおける背景映像の最大画素値と一致するように元画像の画素値を変更することにより、OSD画像データを生成する。
OSD画像生成部105は、例えば、OSD画像を表示する領域にある背景映像の最大画素値を少なくとも1画素付与したOSD画像データを生成する。OSD画像生成部105は、OSD画像データの最大画素値が背景映像の最大画素値よりも大きい場合、OSD画像データに含まれる画素の画素値を小さくすることによりOSD画像データを生成してもよい。OSD画像生成部105は、OSD画像データの最大画素値が背景映像の最大画素値未満である場合、OSD画像データに含まれる少なくとも一つの画素の画素値を最大画素値に変更することによりOSD画像データを生成してもよい。
なお、本実施形態における各光源の制御ブロックは複数画素から構成され、発光量制御部111は、各制御ブロック内の最大画素値に基づいて各光源の発光量を決定する。なお、図1から図7を用いて説明した構成および処理は第1実施形態と同じであるため説明を省略し、差異のみを説明する。
図13は、第3実施形態のOSD画像生成部105がOSD画像データを生成する処理のフローチャートである。図14は、制御ブロックを構成する複数画素とその最大画素値を示した図の例であり、最大画素値は160である。
ステップS1301において、OSD画像生成部105は、画素値取得部106から取得したOSD画像の表示領域にある背景映像の全画素の画素値から最大画素値を抽出し、抽出した最大画素値を保持する。その後、OSD画像生成部105は、ステップS1302の処理に進む。
ステップS1302において、OSD画像生成部105は、表示するOSD画像の各画素の画素値から最大画素値を抽出し、抽出した最大画素値を保持する。その後、OSD画像生成部105は、ステップS1303の処理に進む。なお、表示するOSD画像のデータは、予めビットマップデータ等の形態でROM等の記憶媒体に保持されている。
図15は、表示部109が表示するOSD画像の例を示す図である。図15(a)は、OSD画像の最大画素値が180である場合を例示しており、図15(b)は、OSD画像の最大画素値が150の場合を例示している。
ステップS1303において、OSD画像生成部105は、S1301で抽出したOSD画像の表示領域にある背景映像の最大画素値と、S1302で抽出したOSD画像の最大画素値とを比較する。OSD画像生成部105は、OSD画像の最大画素値がOSD画像表示領域の映像の最大画素値よりも大きい場合、ステップS1304の処理を行う。また、OSD画像生成部105は、OSD画像の最大画素値がOSD画像表示領域の映像の最大画素値よりも小さい場合、ステップS1305の処理を行う。
例えば、図15(a)に示す例のように、表示するOSD画像データの最大画素値180が、OSD画像の表示領域にある背景映像の最大画素値160よりも大きい場合、OSD画像生成部105はステップS1304の処理へ進む。また、図15(b)に示す例のように、表示するOSD画像の最大画素値150が、OSD画像表示領域にある背景映像の最大画素値160よりも小さい場合、OSD画像生成部105はステップS1305の処理へ進む。
ステップS1304において、OSD画像生成部105は、表示するOSD画像データの最大画素値が、OSD画像表示領域にある背景映像の最大画素値と同じになるように、表示するOSD画像データの各画素の画素値に以下の補正係数を乗算することにより、画素値を補正する。
補正係数=映像の最大画素値/OSD画像の最大画素値
ステップS1305において、OSD画像生成部105は、表示するOSD画像データの少なくとも一つの画素に、OSD画像表示領域にある背景映像の最大画素値を付与する。図16は、表示するOSD画像データの右下の画素に、OSD画像表示領域の映像の最大画素値160を付与した場合を示す図である。OSD画像生成部105は、上記の補正係数を用いて、表示するOSD画像データの最大画素値が、OSD画像表示領域にある背景映像の最大画素値と同じになるように各画素の画素値を補正してもよい。
OSD画像生成部105が、ステップS1304及びステップS1305においてOSD画像データを生成した後に、表示制御部108は、OSD画像重畳部107から受信した表示映像データを表示部109に表示させる。また、発光量制御部111は、表示した映像の各画素値の最大値に基づいて算出した発光量で各光源に発光させる。
[第3実施形態の映像表示装置100の効果]
以上のように、第3実施形態によれば、OSD画像生成部105が、表示するOSD画像の最大画素値が、OSD画像表示領域にある映像の最大画素値よりも小さい場合に、OSD画像の一部に、OSD画像表示領域にある映像の最大画素値を付与する。このようにすることで、映像表示装置100は、OSD画像の見た目を極端に変えることなく、OSD画像表示による統計量の変化及び発光量の変化を防ぐことができる。
また、制御ブロックが複数画素から構成される場合、OSD画像生成部105は、表示するOSD画像の最大画素値が、OSD画像の表示領域にある背景映像の最大画素値と同じになるようにOSD画像全体の画素の画素値を一定割合で減少させる。このようにすることで、映像表示装置100は、予め記憶されたOSD画像データを用いる場合であっても、OSD画像を表示することによる統計量の変化及び発光量の変化を防ぐことができる。
なお、第3実施形態では、1つの制御ブロックにOSD画像を表示した場合を例にしたが、2つの制御ブロックに跨るように表示した場合でも、OSD画像生成部105は、各制御ブロックそれぞれに、図13に示した処理を適用することが可能である。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
例えば、上記の説明においては、映像表示装置100が表示部109を有する場合について説明したが、映像表示装置100が表示部109を有しておらず、外部のディスプレイを制御する表示制御装置として機能してもよい。
100 映像表示装置
105 OSD画像生成部
108 表示制御部
109 表示部
111 発光量制御部

Claims (15)

  1. 表示手段に表示する対象となる表示画像に重畳して、前記表示画像と異なる色の操作補助画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記操作補助画像を表示する補助画像領域において、前記表示画像に含まれる一以上の制御ブロックのそれぞれにおける代表画素値が維持され、かつ前記表示画像と異なる色となるように前記操作補助画像を生成する画像生成手段と、
    前記代表画素値に基づいて、前記一以上の制御ブロックそれぞれの発光量を制御する発光量制御手段と、
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記画像生成手段は、前記表示画像の三原色の画素値のうち最大の画素値の色を、他の一つの色の画素値と入れ替えることにより、前記操作補助画像を生成することを特徴とする、
    請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記画像生成手段は、前記表示画像の三原色の画素値のうち最大の画素値の色を、他の一つの色の画素値と入れ替え、かつ画素値を入れ替えた後に最大の画素値となった色以外の色の画素値を減少させることを特徴とする、
    請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記画像生成手段は、前記表示画像の三原色の画素値のうち最大の画素値の色を、他の一つの色の画素値と入れ替え、かつ画素値を入れ替えた後に最大の画素値となった色以外の色の画素値を増加させることを特徴とする、
    請求項2に記載の表示制御装置。
  5. 前記画像生成手段は、前記表示画像の三原色の画素値のうち最大の画素値の色を、他の一つの色が画素値と入れ替え、かつ画素値を入れ替えた後に最大の画素値となった色以外の色の画素値を、同一の前記制御ブロックに含まれる他の画素における、画素値を入れ替えた後に最大の画素値となった色以外の色の画素値と同一の値にすることを特徴とする、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  6. 前記操作補助画像は、複数のパーツから構成されており、
    前記画像生成手段は、前記複数のパーツそれぞれの色が異なる色となるように前記操作補助画像を生成することを特徴とする、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  7. 前記画像生成手段は、前記複数のパーツそれぞれに含まれる複数の画素の最大画素値の差分が所定の閾値未満となるように、前記補助画像領域内の前記表示画像の画素の配置を入れ替えることを特徴とする、
    請求項6に記載の表示制御装置。
  8. 予め画素値が定められた前記操作補助画像の元画像を記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記画像生成手段は、前記一以上の制御ブロックそれぞれにおける前記操作補助画像の最大画素値が、対応する制御ブロックにおける前記表示画像の最大画素値と一致するように前記元画像の画素値を変更することにより、前記操作補助画像を生成することを特徴とする、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  9. 前記画像生成手段は、前記操作補助画像の最大画素値が前記表示画像の最大画素値よりも大きい場合、前記操作補助画像に含まれる画素の画素値を小さくすることにより前記操作補助画像を生成することを特徴とする、
    請求項8に記載の表示制御装置。
  10. 前記画像生成手段は、前記操作補助画像の最大画素値が前記表示画像の最大画素値未満である場合、前記操作補助画像に含まれる少なくとも一つの画素の画素値を前記最大画素値に変更することにより前記操作補助画像を生成することを特徴とする、
    請求項8又は9に記載の表示制御装置。
  11. 前記画像生成手段は、輝度調整又は色調整に用いられる前記操作補助画像であることを条件として、前記制御ブロックにおける前記最大画素値が維持され、かつ前記表示画像と異なる色となるように前記操作補助画像を生成することを特徴とする、
    請求項8から10のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  12. 前記画像生成手段は、前記表示画像における前記操作補助画像の領域に対応する形状の領域内の複数の画素間の最大画素値の差が所定の閾値未満となる領域を、前記補助画像領域に決定することを特徴とする、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  13. 画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示する対象となる表示画像に重畳して、前記表示画像と異なる色の操作補助画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記操作補助画像を表示する補助画像領域において、前記表示画像に含まれる一以上の制御ブロックのそれぞれにおける代表画素値が維持され、かつ前記表示画像と異なる色となるように前記操作補助画像を生成する画像生成手段と、
    前記代表画素値に基づいて、前記一以上の制御ブロックそれぞれの発光量を制御する発光量制御手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  14. コンピュータが実行する、
    表示手段に表示する対象となる表示画像に重畳して、前記表示画像と異なる色の操作補助画像を表示する補助画像領域において、前記表示画像に含まれる一以上の制御ブロックのそれぞれにおける代表画素値が維持され、かつ前記表示画像と異なる色となるように前記操作補助画像を生成するステップと、
    前記代表画素値に基づいて、前記一以上の制御ブロックそれぞれの発光量を制御するステップと、
    前記発光量を制御している間に、前記表示画像に重畳して前記操作補助画像を前記表示手段に表示させるステップと、
    を有することを特徴とする表示制御方法。
  15. コンピュータを、
    表示手段に表示する対象となる表示画像に重畳して、前記表示画像と異なる色の操作補助画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段、
    前記操作補助画像を表示する補助画像領域において、前記表示画像に含まれる一以上の制御ブロックのそれぞれにおける代表画素値が維持され、かつ前記表示画像と異なる色となるように前記操作補助画像を生成する画像生成手段、及び
    前記代表画素値に基づいて、前記一以上の制御ブロックそれぞれの発光量を制御する発光量制御手段として機能させるためのプログラム。

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