JP2019081522A - 車両用インホイールモータ駆動装置 - Google Patents

車両用インホイールモータ駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インホイールモータユニットの上下振動等により弾性部材が弾性限界に達して出力軸の軸受部等の耐久性が損なわれることを抑制する。【解決手段】第1軸線S1と直角な軸直角平面において、インホイールモータユニット14の重心位置Gが出力軸22の軸心である第1軸線S1まわりの水平方向位置にあるため、車輪の上下振動に伴ってインホイールモータユニット14の重心位置Gが上下に振動させられ、弾性部材38の弾性変形を伴いながらインホイールモータユニット14が第1軸線S1まわりに揺動変位させられる。その場合に、弾性部材38が弾性限界に達する前に、ストッパ50によってインホイールモータユニット14の振動が規制されるため、駆動トルク反力や重心位置Gの振動による大きな荷重が、インホイールモータユニット14を支持しているハブ軸受36やその周辺部に加えられることが抑制される。【選択図】図2

Description

本発明は、車輪の内側に配設された電動モータによって車輪を回転駆動する車両用インホイールモータ駆動装置の改良に関するものである。
(a) 車輪の回転中心となる略水平な第1軸線上に配置された出力軸と、前記第1軸線と平行で且つその第1軸線からオフセットした第2軸線上に配置された電動モータと、その電動モータの回転を変速して前記出力軸に伝達する変速機と、前記出力軸、前記電動モータ、および前記変速機を保持している保持ケースと、を有するインホイールモータユニットと、(b) 前記保持ケースから突き出す前記出力軸を前記第1軸線まわりに回転可能に支持することにより、その出力軸を介して前記インホイールモータユニットをその第1軸線まわりに回転可能に支持する支持部材と、(c) 前記第1軸線から離間して定められた連結位置において、前記保持ケースと前記支持部材とに跨がって配設され、前記インホイールモータユニットの前記第1軸線まわりの回転を弾性的に阻止する弾性部材と、を有する車両用インホイールモータ駆動装置が知られている。特許文献1に記載の装置はその一例で、第1軸線(車輪ハブの軸線O)と第2軸線(モータの軸線P)とがオフセットしているとともに、3箇所の連結位置(連結具41)において、弾性部材(ゴムブッシュ45)を介して保持ケース(減速部ケーシング27)が支持部材(連結部16)に弾性的に連結されており、モータトルク変動などに起因するインホイールモータユニットの振動を弾性部材により吸収して車室内のNV〔Noise(騒音) 、Vibration(振動) 〕性能を向上させている。
特開2016−222164号公報
ところで、このような車両用インホイールモータ駆動装置においては、電動モータによる駆動トルクの反力によってインホイールモータユニットを第1軸線まわりに回動させる力が発生し、弾性部材が弾性変形させられる。駆動トルクが大きい程反力が大きくなり、弾性部材の弾性変形量も大きくなる。一方、第1軸線と直角な軸直角平面において、インホイールモータユニットの重心位置が第1軸線から水平方向へずれている場合には、悪路走行等で車輪が上下振動すると、インホイールモータユニットの重心位置も上下に振動して第1軸線まわりに揺動変位させられ、弾性部材の弾性変形量が更に大きくなる。このような場合に弾性部材が弾性限界に達すると、駆動トルク反力や重心位置の振動による大きな荷重が第1軸線上の出力軸の軸受部やその周辺部に加えられるため、軸受部等の強度すなわち耐久性が損なわれる可能性があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、インホイールモータユニットの上下振動等により弾性部材が弾性限界に達して出力軸の軸受部等の耐久性が損なわれることを抑制することにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、(a) 車輪の回転中心となる略水平な第1軸線上に配置された出力軸と、前記第1軸線と平行で且つ該第1軸線からオフセット(離間)した第2軸線上に配置された電動モータと、該電動モータの回転を変速して前記出力軸に伝達する変速機と、前記出力軸、前記電動モータ、および前記変速機を保持している保持ケースと、を有するインホイールモータユニットと、(b) 前記保持ケースから突き出す前記出力軸を前記第1軸線まわりに回転可能に支持することにより、該出力軸を介して前記インホイールモータユニットを該第1軸線まわりに回転可能に支持する支持部材と、(c) 前記第1軸線から離間して定められた連結位置において、前記保持ケースと前記支持部材とに跨がって配設され、前記インホイールモータユニットの前記第1軸線まわりの回転を弾性的に阻止する弾性部材と、を有する車両用インホイールモータ駆動装置において、(d) 前記第1軸線と直角な軸直角平面において、前記インホイールモータユニットは、その重心位置が前記第1軸線まわりの水平方向成分を有する方向に位置する姿勢で前記支持部材によって支持されている一方、(e) 前記支持部材には、前記インホイールモータユニットに当接させられることにより、前記弾性部材が弾性限界に達する前に該インホイールモータユニットの前記第1軸線まわりにおける上下方向の成分を有する振動を規制するストッパが設けられていることを特徴とする。
第2発明は、第1発明の車両用インホイールモータ駆動装置において、前記ストッパは、前記軸直角平面において前記インホイールモータユニットの重心位置と前記第1軸線とを結ぶ一直線に対して該重心位置を通る垂直線方向の変位を規制するように、該垂直線を前記ストッパの当接範囲内に含むように設けられていることを特徴とする。
第3発明は、第1発明の車両用インホイールモータ駆動装置において、(a) 前記インホイールモータユニットの重心位置は、前記軸直角平面において前記第1軸線から水平方向の±20°の範囲内(−20°〜+20°の範囲内)にあり、(b) 前記ストッパは、前記軸直角平面において前記重心位置の直下位置および直上位置の少なくとも一方の位置を前記ストッパの当接範囲内に含むように設けられていることを特徴とする。
なお、軸直角平面においてインホイールモータユニットの重心位置が第1軸線から略水平方向(±5°程度の傾斜範囲内)にある場合は、第2発明における垂直線方向が略上下方向になるため、第2発明の一実施態様と見做すことができる。
第4発明は、第1発明〜第3発明の何れかの車両用インホイールモータ駆動装置において、(a) 前記連結位置は1箇所であり、(b) 前記軸直角平面において、前記第2軸線および前記連結位置は前記第1軸線から水平方向の±20°の範囲内にあり、且つ該連結位置は前記第2軸線よりも前記第1軸線から離間した位置に定められていることを特徴とする。
第5発明は、第1発明〜第4発明の何れかの車両用インホイールモータ駆動装置において、前記ストッパは、前記第1軸線の軸線方向において前記インホイールモータユニットの重心位置の直下位置および直上位置の少なくとも一方の位置を前記ストッパの当接範囲内に含むように設けられていることを特徴とする。
第6発明は、第1発明〜第5発明の何れかの車両用インホイールモータ駆動装置において、前記ストッパは、前記インホイールモータユニットの前記第1軸線まわりにおける上下方向の成分を有する振動のうち、前進走行時の駆動トルク反力による回動方向の変位を規制するように設けられていることを特徴とする。
このような車両用インホイールモータ駆動装置においては、第1軸線と直角な軸直角平面において、インホイールモータユニットの重心位置が第1軸線まわりの水平方向成分を有する方向にあるため、車輪の上下振動に伴ってインホイールモータユニットの重心位置が上下に振動させられ、弾性部材の弾性変形を伴いながらインホイールモータユニットが第1軸線まわりに揺動変位させられる。その場合に、弾性部材が弾性限界に達する前に、ストッパによってインホイールモータユニットの上下方向の成分を有する振動が規制されるため、駆動トルク反力や重心位置の振動による大きな荷重が、インホイールモータユニットを支持している出力軸の軸受部やその周辺部に加えられることが抑制され、軸受部等の耐久性低下を抑制することができる。
一方、インホイールモータユニットがストッパに当接するまでは、連結位置の弾性部材の弾性変形が許容されるため、モータトルク変動や歯車の噛合い振動等に起因するインホイールモータユニットの微小振動が弾性部材によって吸収され、車室内のNV性能を適切に確保することができる。特に、ストッパによって弾性部材の過大な弾性変形が防止されるため、弾性率が小さい柔軟性の高い弾性部材を採用することが可能で、微小振動を適切に吸収することができる。
第2発明では、軸直角平面においてインホイールモータユニットの重心位置と第1軸線とを結ぶ一直線に対して重心位置を通る垂直線方向の変位を規制するように、その垂直線をストッパの当接範囲内に含むようにストッパが設けられているため、駆動トルク反力や重心位置の振動による大きな荷重がストッパによって適切に受け止められ、第1軸線上の出力軸の軸受部等の耐久性低下が適切に抑制される。
第3発明は、軸直角平面において第1軸線から水平方向の±20°の範囲内にインホイールモータユニットの重心がある場合で、車輪の上下振動に伴って重心位置が上下方向へ変位させられることにより第1軸線まわりに大きな荷重が発生するが、重心位置の直下位置および直上位置の少なくとも一方の位置をストッパの当接範囲内に含むようにストッパが設けられているため、駆動トルク反力や重心位置の振動による大きな荷重がストッパによって適切に受け止められ、第1軸線上の出力軸の軸受部等の耐久性低下が適切に抑制される。
第4発明は、連結位置が1箇所で、軸直角平面において第2軸線および連結位置が第1軸線から水平方向の±20°の範囲内にあり、且つその連結位置が第2軸線よりも第1軸線から離間した位置に定められている場合で、インホイールモータユニットの重心位置も第1軸線から水平方向の±20°の範囲内に入る可能性が高く、車輪の上下振動に伴って重心位置が上下方向へ変位させられることにより第1軸線まわりに大きな荷重が発生するが、ストッパが設けられることにより軸受部等の耐久性低下が抑制される。また、連結位置が第2軸線よりも第1軸線から離間した位置に定められており、弾性部材が配設される連結位置から第1軸線までの距離が、重心位置から第1軸線までの距離よりも長いため、そのレバー比に応じて弾性部材に加えられる荷重が小さくなる。これにより、弾性率が小さい柔軟性の高い弾性部材を採用することが可能で、微小振動を適切に吸収してNV性能を向上させることができるとともに、弾性部材の必要強度が低減されて小型化、軽量化が可能となり、狭いホイール内への搭載性が向上する。
第5発明では、第1軸線の軸線方向においてインホイールモータユニットの重心位置の直下位置および直上位置の少なくとも一方の位置をストッパの当接範囲内に含むようにストッパが設けられるため、駆動トルク反力や重心位置の振動による大きな荷重がストッパによって適切に受け止められ、第1軸線上の出力軸の軸受部等の耐久性低下が適切に抑制される。
第6発明は、インホイールモータユニットの第1軸線まわりにおける上下方向の成分を有する振動のうち、前進走行時の駆動トルク反力による回動方向の変位を規制するようにストッパが設けられているため、走行頻度が高い前進走行時における駆動トルク反力や重心位置の振動による大きな荷重がストッパによって適切に受け止められる。
本発明の一実施例である車両用インホイールモータ駆動装置の構造を示す断面図で、図2におけるI−I矢視断面に相当する図である。 図1の車両用インホイールモータ駆動装置を右側から見た正面図で、車輪ハブ部を切り欠いて示した図である。 本発明の他の実施例を説明する図で、図2に対応する正面図である。 本発明の更に別の実施例を説明する図で、図2に対応する正面図である。 本発明の更に別の実施例を説明する図で、図2に対応する正面図である。 本発明の更に別の実施例を説明する図で、図2に対応する正面図である。 本発明の更に別の実施例を説明する図で、図2に対応する正面図である。
本発明は、電気自動車やハイブリッド型車両等の車両において、車輪毎に電動モータによって回転駆動するインホイールモータ駆動装置に適用される。このインホイールモータ駆動装置は、ステアリング装置による操舵可能であっても操舵不可であっても良い。電動モータの回転を変速して出力軸に伝達する変速機としては、電動モータの回転を減速して伝達する減速機が適当であるが、増速機を設けることも可能である。この変速機は、例えば第1軸線上および第2軸線上に設けられて互いに噛み合う一対の外歯車によって構成されるが、3軸以上の変速機や内歯車を併用した変速機など種々の変速機を採用できる。
インホイールモータユニットを支持する支持部材は、例えばサスペンションアームやショックアブソーバ等のサスペンション装置を介して車体に取り付けられるナックルなどに一体的に固設され、或いはナックル等と一体に構成される。弾性部材を介してインホイールモータユニットの回転を阻止する連結位置は、1箇所でも良いが、複数設定することも可能である。連結位置を複数設定する場合は、第1軸線を中心とする一円周上に設定することが望ましい。弾性部材としては、円筒状のゴムブッシュが好適に用いられるが、インホイールモータユニットの回転を弾性的に阻止できる他の弾性体を採用することもできる。
インホイールモータユニットは、第1軸線と直角な軸直角平面において、重心位置が第1軸線まわりの水平方向成分を有する方向に位置する姿勢で支持部材に配設される。重心位置が第1軸線まわりの水平方向位置に近い程、車輪の上下振動による影響が大きいため、水平方向の±20°の範囲内、更には±10°の範囲内に重心が位置する場合に、ストッパを設ける効果が大きいが、少なくとも第1軸線まわりの水平方向成分を有する方向に重心があれば、±20°の範囲から外れていてもストッパを設ける効果が得られる。インホイールモータユニットの上下方向の成分を有する振動を規制するストッパは、インホイールモータユニットの下方側に設けても、上方側に設けても良く、両方に設けることも可能である。
ストッパは、軸直角平面においてインホイールモータユニットの重心位置と第1軸線とを結ぶ一直線L1に対して重心位置を通る垂直線L2方向の変位を規制するように、垂直線L2をストッパの当接範囲内に含むように設けることが望ましいが、その垂直線L2から第1軸線側或いは反対側へずれた位置がストッパの当接位置となるようにストッパを設けることも可能である。弾性部材による連結位置は、例えば一直線L1方向において第2軸線よりも第1軸線から離間した位置に定めることが望ましいが、第2軸線よりも第1軸線側に定められても良い。インホイールモータユニットの重心位置が、軸直角平面において第1軸線から水平方向の±20°の範囲内にある場合、その軸直角平面において重心位置の直下位置および直上位置の少なくとも一方の位置をストッパの当接範囲内に含むようにストッパを設けるようにしても良い。また、水平方向において重心位置を挟んで第1軸線と反対側に連結位置が定められている場合、重心位置の直下位置または直上位置よりも第1軸線側、或いは連結位置側でストッパが当接するようにストッパを設けることも可能である。
ストッパは、第1軸線の軸線方向に関しても、インホイールモータユニットの重心位置の直下位置および直上位置の少なくとも一方の位置をストッパの当接範囲内に含むように設けることが望ましいが、軸線方向において重心位置の直下位置または直上位置から外れた位置がストッパの当接位置となるようにストッパを設けることも可能である。ストッパは、インホイールモータユニットの第1軸線まわりにおける上下方向の成分を有する振動のうち、例えば前進走行時の駆動トルク反力による回動方向の変位を規制するように設けられるが、その回動方向と反対方向の変位を規制するようにストッパを設けることも可能である。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において、図は説明のために適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例である車両用インホイールモータ駆動装置10の構造を示す断面図で、図2におけるI−I矢視断面に相当する図である。図2は図1の右側から見た正面図で、車輪ハブ部20を切り欠いて示した図である。この車両用インホイールモータ駆動装置10は、例えば電気自動車用のもので、図示しないサスペンション装置を介して車体に取り付けられるナックルなどに一体的に固設され、或いはナックル等と一体に構成される支持部材12と、その支持部材12に配設されて支持されるインホイールモータユニット14とを有する。インホイールモータユニット14は、車輪ハブ部20の回転中心である略水平な第1軸線S1上に配設された出力軸22と、その第1軸線S1と平行で且つ第1軸線S1からオフセットした第2軸線S2上に配設された電動モータ24と、その電動モータ24の回転を減速して出力軸22に伝達する減速機26とを備えており、それ等の出力軸22、電動モータ24、および減速機26は保持ケース28内に収容されて保持されている。
出力軸22および電動モータ24のモータ軸30は、それぞれ複数の軸受を介して軸心(第1軸線S1、第2軸線S2)まわりに回転可能に保持ケース28によって支持されている。減速機26は変速機に相当し、互いに噛み合わされた一対の外歯の小径歯車32および大径歯車34によって構成されている。小径歯車32はモータ軸30に一体的に配設されている一方、大径歯車34は出力軸22に一体に設けられており、それ等の歯数比に応じて電動モータ24の回転が減速されて出力軸22に伝達される。
前記車輪ハブ部20は車輪に相当し、タイヤが取り付けられたホイールがボルト等により一体的に取り付けられる。この車輪ハブ部20は、保持ケース28から突き出す出力軸22の小径部に圧入或いはスプライン等により相対回転不能に連結されているとともに、ハブ軸受36を介して出力軸22と共に第1軸線S1まわりに回転可能に支持部材12によって支持されている。出力軸22が支持部材12によって第1軸線S1まわりに回転可能に支持されることにより、インホイールモータユニット14全体が、第1軸線S1まわりに回転可能に支持部材12によって支持される。
上記インホイールモータユニット14はまた、第1軸線S1から離間して定められた連結位置である第3軸線S3上において、弾性部材38を介して支持部材12に弾性的に連結されている。弾性部材38は、内筒および外筒の間に円筒状のゴムブッシュが設けられたもので、取付ピン40を介して内筒が保持ケース28に一体的に固設される一方、支持部材12に設けられた取付穴内に外筒が圧入等により一体的に固設されることにより、インホイールモータユニット14の第1軸線S1まわりの回転が弾性的に阻止される。保持ケース28には、支持部材12と平行に第3軸線S3方向へ延び出す連結突出部42が設けられており、取付ピン40はその連結突出部42に螺合されている。保持ケース28は、必要に応じて複数の部材から構成され、連結突出部42についても、別体に構成して保持ケース28に一体的に固設しても良い。
上記連結位置は1箇所であり、第1軸線S1と直角な軸直角平面、すなわち図2に示す正面図において、第1軸線S1とインホイールモータユニット14の重心位置Gとを結ぶ一直線L1上に定められている。本実施例では、第2軸線S2も一直線L1上にあるとともに、重心位置Gは第1軸線S1と第2軸線S2との間の中間位置にあり、連結位置である第3軸線S3は第2軸線S2よりも第1軸線S1から離間した位置で、電動モータ24よりも外側に定められている。また、一直線L1は略水平、すなわち水平方向に対して±5°程度の傾斜の範囲内とされており、インホイールモータユニット14は、第2軸線S2や重心位置Gが第1軸線S1まわりの水平方向成分を有する方向(実施例は略水平方向)に位置する姿勢で、ハブ軸受36および弾性部材38を介して支持部材12により支持されている。
一方、支持部材12には、インホイールモータユニット14に当接させられることにより、弾性部材38の変形が弾性限界に達する前にインホイールモータユニット14の第1軸線S1まわりにおける上下方向の成分を有する振動を規制するストッパ50が設けられている。ストッパ50は、ブラケット52を介して支持部材12に一体的に設けられている一方、インホイールモータユニット14の保持ケース28にはストッパ50に対向するように当接部54が一体的に固設されており、当接部54がストッパ50に対して略面接触する状態で当接させられるようになっている。ストッパ50と当接部54との間の隙間寸法dは、弾性部材38の変形が弾性限界に達する直前に当接部54がストッパ50に当接させられるように定められる。
ストッパ50は、図2の軸直角平面において、前記一直線L1に対して重心位置Gを通る垂直線L2方向の変位を規制するように、垂直線L2をストッパ50の当接範囲内に含むように設けられている。本実施例では、一直線L1が略水平であるため、垂直線L2は略上下方向となり、重心位置Gの直下位置をストッパ50の当接範囲内に含むようにストッパ50が設けられている。また、ストッパ50は、第1軸線S1の軸線方向、すなわち図1における左右方向に関して、重心位置Gの直下位置をストッパ50の当接範囲内に含むように設けられている。図1では、軸線方向におけるストッパ50の配設位置を示すために、側面部分(図1の下方側)にストッパ50が図示されているが、実際は図2に示すように重心位置Gの直下位置、すなわち図1における重心位置Gの裏面側にストッパ50が設けられている。
このような車両用インホイールモータ駆動装置10においては、図2に示す軸直角平面において、インホイールモータユニット14の重心位置Gが第1軸線S1まわりの水平方向成分を有する方向にあるため、車輪の上下振動に伴ってインホイールモータユニット14の重心位置Gが上下に振動させられ、弾性部材38の弾性変形を伴いながらインホイールモータユニット14が第1軸線S1まわりに揺動変位させられる。その場合に、弾性部材38が弾性限界に達する前に、ストッパ50によってインホイールモータユニット14の上下方向の成分を有する振動が規制されるため、駆動トルク反力や重心位置Gの振動による大きな荷重が、インホイールモータユニット14を支持しているハブ軸受36やその周辺部に加えられることが抑制され、ハブ軸受36等の耐久性低下を抑制することができる。
また、インホイールモータユニット14がストッパ50に当接するまでは、連結位置の弾性部材38の弾性変形が許容されるため、モータトルク変動や歯車32、34の噛合い振動等に起因するインホイールモータユニット14の微小振動が弾性部材38によって吸収され、車室内のNV性能を適切に確保することができる。特に、ストッパ50によって弾性部材38の過大な弾性変形が防止されるため、弾性率が小さい柔軟性の高い弾性部材38を採用することが可能で、微小振動を適切に吸収することができる。
また、図2に示す軸直角平面においてインホイールモータユニット14の重心位置Gと第1軸線S1とを結ぶ一直線L1に対して重心位置Gを通る垂直線L2方向の変位を規制するように、その垂直線L2をストッパ50の当接範囲内に含むようにストッパ50が設けられているため、駆動トルク反力や重心位置Gの振動による大きな荷重がストッパ50によって適切に受け止められ、ハブ軸受36等の耐久性低下が適切に抑制される。
また、図2に示す軸直角平面において第1軸線S1から略水平方向へ離間した位置にインホイールモータユニット14の重心位置Gがあるため、車輪の上下振動に伴って重心位置Gが上下方向へ変位させられることにより第1軸線S1まわりに大きな荷重が発生するが、重心位置Gの直下位置をストッパ50の当接範囲内に含むようにストッパ50が設けられているため、駆動トルク反力や重心位置Gの振動による大きな荷重がストッパ50によって適切に受け止められ、ハブ軸受36等の耐久性低下が適切に抑制される。
また、図2に示す軸直角平面において第1軸線S1、第2軸線S2、および第3軸線S3が略水平な一直線L1上にあり、且つ連結位置である第3軸線S3が第2軸線S2よりも第1軸線S1から離間した位置に定められているため、車輪の上下振動に伴って重心位置Gが上下方向へ変位させられることにより第1軸線S1まわりに大きな荷重が発生するが、弾性部材38が配設される第3軸線S3から第1軸線S1までの距離が、重心位置Gから第1軸線S1までの距離よりも長いため、そのレバー比に応じて弾性部材38に加えられる荷重が小さくなる。これにより、弾性率が小さい柔軟性の高い弾性部材38を採用することが可能で、微小振動を適切に吸収してNV性能を向上させることができるとともに、弾性部材38の必要強度が低減されて小型化、軽量化が可能となり、その弾性部材38の配置の自由度が高くなって狭いホイール内への搭載性が向上する。
また、第1軸線S1の軸線方向においてインホイールモータユニット14の重心位置Gの直下位置をストッパ50の当接範囲内に含むようにストッパ50が設けられているため、軸直角平面においても重心位置Gの直下位置にストッパ50が設けられることと相まって、駆動トルク反力や重心位置Gの振動による大きな荷重がストッパ50によって適切に受け止められ、ハブ軸受36等の耐久性低下が適切に抑制される。
また、インホイールモータユニット14の第1軸線S1まわりにおける上下方向の成分を有する振動のうち、前進走行時の駆動トルク反力による回動方向が図2における右まわり方向の場合、その右まわり方向の過大な変位を規制するように重心位置Gの下方位置にストッパ50が設けられることにより、走行頻度が高い前進走行時における駆動トルク反力や重心位置Gの振動による大きな荷重がストッパ50によって適切に受け止められる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実施例において前記実施例と実質的に共通する部分には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
図3は、車両用インホイールモータ駆動装置60の正面図で、前記図2と同様に第1軸線S1と直角な軸直角平面に相当する図であり、その軸直角平面において垂直線L2をストッパ62の当接範囲内に含むように重心位置Gの直上位置にストッパ62が設けられている場合である。ストッパ62は、ブラケット64を介して支持部材12に一体的に設けられている一方、インホイールモータユニット14の保持ケース28にはストッパ62に対向するように当接部66が一体的に固設されており、当接部66がストッパ62に対して略面接触する状態で当接させられるようになっている。この場合も、インホイールモータユニット14の上下方向の成分を有する振動がストッパ62によって規制されることにより、前記実施例と同様の作用効果が得られる。また、インホイールモータユニット14の第1軸線S1まわりにおける上下方向の成分を有する振動のうち、前進走行時の駆動トルク反力による回動方向が図3における左まわり方向の場合には、その左まわり方向の過大な変位を規制するように重心位置Gの上方位置にストッパ62が設けられることにより、走行頻度が高い前進走行時における駆動トルク反力や重心位置Gの振動による大きな荷重がストッパ62によって適切に受け止められる。
図4は、車両用インホイールモータ駆動装置70の正面図で、前記図2と同様に第1軸線S1と直角な軸直角平面に相当する図であり、その軸直角平面における水平方向において重心位置Gと第1軸線S1との間でインホイールモータユニット14に当接させられるようにストッパ50が設けられている。この場合も、車輪の上下振動に伴って重心位置Gが上下方向へ変位させられることにより第1軸線S1まわりに大きな荷重が発生するが、軸直角平面における水平方向において重心位置Gの両側に位置するストッパ50および弾性部材38によって受け止められることにより、ハブ軸受36等の耐久性低下が抑制される。ストッパ50を支点としてハブ軸受36に逆向き(上向き)の荷重が加えられる可能性があるが、連結位置(第3軸線S3)でも弾性部材38によって荷重が受け止められるため、ストッパ50が無い場合に比較してハブ軸受36の負荷を軽減することができる。
図5は、車両用インホイールモータ駆動装置80の正面図で、前記図2と同様に第1軸線S1と直角な軸直角平面に相当する図であり、その軸直角平面における水平方向において重心位置Gと連結位置である第3軸線S3との間でインホイールモータユニット14に当接させられるようにストッパ50が設けられている。この場合も、車輪の上下振動に伴って重心位置Gが上下方向へ変位させられることにより第1軸線S1まわりに大きな荷重が発生するが、軸直角平面における水平方向において重心位置Gの両側に位置するストッパ50およびハブ軸受36によって受け止められることにより、ハブ軸受36等の耐久性低下が抑制される。すなわち、重心位置Gからストッパ50までの水平方向距離(モーメント長さ)は、重心位置Gから連結位置(第3軸線S3)までの水平方向距離よりも短いため、ストッパ50を支点とするモーメントが小さくなり、ハブ軸受36の負荷が軽減されて耐久性が向上する。
図6は、車両用インホイールモータ駆動装置90の正面図で、前記図2と同様に第1軸線S1と直角な軸直角平面に相当する図であり、第1軸線S1や第2軸線S2、第3軸線S3、重心位置Gが存在する一直線L1が、軸直角平面において水平方向から比較的大きく傾斜している場合、すなわち図6では上方へ約45°で傾斜している場合である。ストッパ92は、重心位置Gを通る垂直線L2方向の変位を規制するように、垂直線L2をストッパ92の当接範囲内に含むように重心位置Gの斜め下方に設けられている。ストッパ92は、ブラケット94を介して支持部材12に一体的に設けられている一方、インホイールモータユニット14の保持ケース28にはストッパ92に対向するように当接部96が一体的に固設されており、当接部96がストッパ92に対して略面接触する状態で当接させられるようになっている。この場合も、インホイールモータユニット14の上下方向の成分を有する振動がストッパ92によって規制されることにより、前記実施例と同様の作用効果が得られる。
図7は、車両用インホイールモータ駆動装置100の正面図で、前記図2と同様に第1軸線S1と直角な軸直角平面に相当する図であり、前記実施例の車両用インホイールモータ駆動装置10に比較して、連結位置である第3軸線S3が一直線L1から上方へ離間した位置に定められている場合である。この場合も、インホイールモータユニット14の上下方向の成分を有する振動がストッパ50によって規制されることにより、前記実施例と同様の作用効果が得られる。なお、第1軸線S1を中心とする一円周上に連結位置を複数設定し、複数の弾性部材38を用いてインホイールモータユニット14を支持部材12に弾性的に連結することもできる。
上記図4〜図7の実施例は、重心位置Gの下方側にストッパ50、92が設けられているが、図3の実施例のように重心位置Gの上方側にストッパが設けられる場合にも同様に適用できる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10、60、70、80、90、100:車両用インホイールモータ駆動装置 12:支持部材 14:インホイールモータユニット 20:車輪ハブ部(車輪) 22:出力軸 24:電動モータ 26:減速機(変速機) 28:保持ケース 38:弾性部材 50、62、92:ストッパ S1:第1軸線 S2:第2軸線 S3:第3軸線(連結位置) L1:一直線 L2:垂直線 G:重心位置

Claims (6)

  1. 車輪の回転中心となる略水平な第1軸線上に配置された出力軸と、前記第1軸線と平行で且つ該第1軸線からオフセットした第2軸線上に配置された電動モータと、該電動モータの回転を変速して前記出力軸に伝達する変速機と、前記出力軸、前記電動モータ、および前記変速機を保持している保持ケースと、を有するインホイールモータユニットと、
    前記保持ケースから突き出す前記出力軸を前記第1軸線まわりに回転可能に支持することにより、該出力軸を介して前記インホイールモータユニットを該第1軸線まわりに回転可能に支持する支持部材と、
    前記第1軸線から離間して定められた連結位置において、前記保持ケースと前記支持部材とに跨がって配設され、前記インホイールモータユニットの前記第1軸線まわりの回転を弾性的に阻止する弾性部材と、
    を有する車両用インホイールモータ駆動装置において、
    前記第1軸線と直角な軸直角平面において、前記インホイールモータユニットは、その重心位置が前記第1軸線まわりの水平方向成分を有する方向に位置する姿勢で前記支持部材によって支持されている一方、
    前記支持部材には、前記インホイールモータユニットに当接させられることにより、前記弾性部材が弾性限界に達する前に該インホイールモータユニットの前記第1軸線まわりにおける上下方向の成分を有する振動を規制するストッパが設けられている
    ことを特徴とする車両用インホイールモータ駆動装置。
  2. 前記ストッパは、前記軸直角平面において前記インホイールモータユニットの重心位置と前記第1軸線とを結ぶ一直線に対して該重心位置を通る垂直線方向の変位を規制するように、該垂直線を前記ストッパの当接範囲内に含むように設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用インホイールモータ駆動装置。
  3. 前記インホイールモータユニットの重心位置は、前記軸直角平面において前記第1軸線から水平方向の±20°の範囲内の位置にあり、
    前記ストッパは、前記軸直角平面において前記重心位置の直下位置および直上位置の少なくとも一方の位置を前記ストッパの当接範囲内に含むように設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用インホイールモータ駆動装置。
  4. 前記連結位置は1箇所であり、
    前記軸直角平面において、前記第2軸線および前記連結位置は前記第1軸線から水平方向の±20°の範囲内にあり、且つ該連結位置は前記第2軸線よりも前記第1軸線から離間した位置に定められている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用インホイールモータ駆動装置。
  5. 前記ストッパは、前記第1軸線の軸線方向において前記インホイールモータユニットの重心位置の直下位置および直上位置の少なくとも一方の位置を前記ストッパの当接範囲内に含むように設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用インホイールモータ駆動装置。
  6. 前記ストッパは、前記インホイールモータユニットの前記第1軸線まわりにおける上下方向の成分を有する振動のうち、前進走行時の駆動トルク反力による回動方向の変位を規制するように設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の車両用インホイールモータ駆動装置。
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