JP2019073383A - 用紙搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

用紙搬送装置および画像形成装置 Download PDF

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聡一 高田
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Abstract

【課題】駆動トルクの低減とカールの矯正との両方を、効率的に実現できる用紙搬送装置を提供する。【解決手段】用紙搬送装置60は、弾性を有し、回転軸を中心に回転する弾性ローラ70と、弾性ローラ70に押圧され、弾性ローラ70よりも硬度が高い矯正ローラ80とを備えている。矯正ローラ80は、周面より外側へ突出した突起部83が設けられている。突起部83は、矯正ローラ80のうち、幅方向の中央よりも両端部で密度が高くなるように設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送装置および画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置では、未定着のトナー像が形成された用紙を加熱および加圧して、トナー像を用紙に定着させている。用紙は、ローラからの熱や圧力などの影響によって、湾曲(カール)することがあり、搬送や積載する際の作業性を低下させることがあった。これを解消するため、画像形成装置にカールを矯正する機構を設けることが提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2)。
特開2006−21857号公報 特開2010−195572号公報
特許文献1に記載の画像形成装置では、シート材(用紙)を搬送するローラが、周方向に対して斜め方向に延びる溝部が外周面に形成された溝付きローラとされている。
特許文献2に記載のデカーラ装置では、谷部を形成する円筒面に、棒状体をつる巻線状に巻き付けてスパイラルの山部を形成した第1のデカーラローラと、第1のデカーラローラと逆にして棒状体を巻き付けた第2のデカーラローラとでデカーラローラ対を構成している。
特許文献1および特許文献2では、溝部や棒状体が一様な間隔で設けられているが、用紙においては、部分によってカールの生じやすさが異なる。つまり、カールは、用紙の端部で顕著に発生するため、カールが発生しやすい箇所を重点的に矯正することが望ましいが、上述した特許文献1および特許文献2では、それに対する処置がなされていない。
また、2つのローラで用紙を挟持して搬送する構造では、ローラが用紙全面を均一に押さえていると、当接面積が広くなり、駆動トルクが高くなるという問題がある。溝や突起などをローラに設けることで、当接面積が減り、駆動トルクが低減するが、用紙を押圧して矯正する部分が減るため、カールを矯正する効果が損なわれる。しかしながら、画像形成装置においては、駆動トルクの低減とカールの矯正とのいずれも、対策することが求められており、両方を効率的に実現できる方法が望まれている。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、駆動トルクの低減とカールの矯正との両方を、効率的に実現できる用紙搬送装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る用紙搬送装置は、用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送装置であって、弾性を有し、回転軸を中心に回転する弾性ローラと、前記弾性ローラに押圧され、該弾性ローラよりも硬度が高い矯正ローラとを備え、前記弾性ローラの回転軸に平行な方向を幅方向としたとき、前記矯正ローラは、周面より外側へ突出した突起部が設けられ、前記突起部は、前記矯正ローラのうち、前記幅方向の中央よりも両端部で密度が高くなるように設けられていることを特徴とする。
本発明に係る用紙搬送装置では、前記突起部は、前記矯正ローラの周面に沿って、螺旋状に延伸されており、前記突起部が延伸されている方向は、用紙の搬送方向に対して傾斜している構成としてもよい。
本発明に係る用紙搬送装置では、前記突起部は、前記矯正ローラのうち、前記幅方向の中央から両端部に向かうに従って、前記搬送方向に対して傾斜した角度が小さくなる構成としてもよい。
本発明に係る用紙搬送装置では、前記突起部は、前記矯正ローラのうち、前記幅方向の両端部において、多重螺旋状とされている構成としてもよい。
本発明に係る用紙搬送装置では、前記弾性ローラは、前記矯正ローラよりも直径が大きく形成されている構成としてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る用紙搬送装置を備えることを特徴とする。
本発明によると、矯正ローラに突起部を設けることで、用紙を挟持した際の当接面積が減り、弾性ローラおよび矯正ローラを回転させる駆動トルクを低減することができる。また、用紙は、中央よりも両端部の方がカールしやすいため、突起部を高密度に設けることで、効率的に矯正することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略側面図である。 本発明の第1実施形態に係る用紙搬送装置を示す概略側面図である。 図2に示す矯正ローラの概略平面図である。 突起部近傍を拡大して示す拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る用紙搬送装置における矯正ローラの概略平面図である。 本発明の第3実施形態に係る用紙搬送装置における矯正ローラの概略平面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略側面図である。
画像形成装置100は、スキャナ機能、複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能等を有する複合機であり、画像読取装置によって読み取られた原稿の画像を外部に送信し(スキャナ機能に相当する)、また、読み取られた原稿の画像または外部から受信した画像をカラーもしくは単色で用紙に画像形成する(複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能に相当する)。
画像読取部41の上側には、画像読取部41に対して開閉自在に支持された原稿搬送部50(ADF)が設けられている。原稿搬送部50が開かれると、画像読取部41の上方の原稿載置台44が開放され、原稿を手置きで置くことができるようになっている。また、原稿搬送部50は、載置された原稿を、画像読取部41に設けられた原稿通過部43の上に自動で搬送する。画像読取部41は、載置された原稿または原稿搬送部50から搬送された原稿を読み取って画像データを生成する。
画像形成装置100は、光走査装置1、現像装置2、感光体ドラム3(感光体の一例)、ドラムクリーニング装置4、帯電器5、中間転写ベルト7、定着部12、用紙搬送路S、給紙カセット10、積載トレイ15等を備えている。
画像形成装置100では、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像、または単色(例えば、ブラック)を用いたモノクロ画像に応じた画像データが扱われる。画像形成装置100の画像転写部20には、4種類のトナー像を形成するための現像装置2、感光体ドラム3、ドラムクリーニング装置4、および帯電器5が4つずつ設けられ、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローに対応付けられ、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdが構成されている。
ドラムクリーニング装置4は、感光体ドラム3の表面の残留トナーを除去および回収する。帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させる。光走査装置1は、感光体ドラム3の表面を露光して静電潜像を形成する。現像装置2は、感光体ドラム3の表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム3の表面にトナー像を形成する。上述した一連の動作によって、各感光体ドラム3の表面に各色のトナー像が形成される。
感光体ドラム3の上側には、中間転写ベルト7を介して中間転写ローラ6が配置されている。中間転写ベルト7は、転写駆動ローラ7aおよび転写従動ローラ7bに張架され、矢符Cの方向へ周回移動し、ベルトクリーニング装置9によって残留トナーを除去および回収され、各感光体ドラム3の表面に形成された各色のトナー像が順次転写して重ね合わされて、中間転写ベルト7の表面にカラーのトナー像が形成される。
2次転写部11の転写ローラ11aは、中間転写ベルト7との間にニップ域(2次転写位置)が形成されており、用紙搬送路Sを通じて搬送されて来た用紙をニップ域に挟み込んで搬送する。用紙は、ニップ域を通過する際に、中間転写ベルト7の表面のトナー像が転写されて定着部12に搬送される。
定着部12は、用紙を挟んで回転する定着ローラ31および加圧ローラ32を備えている。定着部12は、定着ローラ31および加圧ローラ32の間にトナー像が転写された用紙を挟み込んで加熱および加圧し、トナー像を用紙に定着させる。
給紙カセット10は、画像形成に使用する用紙を蓄積しておくためのカセットであり、光走査装置1の下側に設けられている。用紙は、用紙ピックアップローラ16によって給紙カセット10から引き出されて、用紙搬送路Sを通じて搬送され、2次転写部11や定着部12を経由し、排紙ローラ17を介して積載トレイ15へと搬出される。用紙搬送路Sには、用紙を一旦停止させて、用紙の先端を揃えた後、中間転写ベルト7と転写ローラ11aとの間のニップ域でのカラーのトナー像の転写タイミングに合わせて用紙の搬送を開始する用紙レジストローラ14、用紙の搬送を促す搬送ローラ13、用紙搬送装置60、および排紙ローラ17が配置されている。
用紙搬送装置60は、定着部12と排紙ローラ17との間に配置されている。なお、用紙搬送装置60については、後述する図2を参照して、詳細に説明する。
また、用紙の表面だけでなく、裏面に画像形成を行う場合は、用紙を排紙ローラ17から用紙反転経路Srへと逆方向に搬送して、用紙の表裏を反転させ、用紙を用紙レジストローラ14へと再度導き、表面と同様にして裏面に画像形成を行い、用紙を積載トレイ15へと搬出する。
図2は、本発明の第1実施形態に係る用紙搬送装置を示す概略側面図である。
本発明の第1実施形態に係る用紙搬送装置60は、弾性ローラ70と矯正ローラ80とを備えている。弾性ローラ70は、用紙搬送路Sを介して矯正ローラ80と当接している。つまり、弾性ローラ70と矯正ローラ80との間に用紙を挟み、弾性ローラ70および矯正ローラ80が回転することで、用紙は搬送方向Hへ搬送される。
弾性ローラ70は、略円柱状とされ、端部が支持された弾性回転軸71と、弾性回転軸71の周面を覆う弾性押圧部72とで構成されている。弾性回転軸71には、図示しない駆動源が接続されており、駆動源から伝達された力によって、弾性ローラ70が回転する。弾性押圧部72は、弾性を有する素材で形成されており、本実施の形態では、スポンジで形成されており、アスカーC型の硬度計で測定した硬度が、20°±5°とされている。なお、以下では説明のため、弾性回転軸71に平行な方向を幅方向W(後述する図3参照)と呼ぶことがある。
矯正ローラ80は、略円柱状とされ、端部が支持された矯正回転軸81と、矯正回転軸81の周面を覆う矯正周面部82と、矯正周面部82の周面より外側へ突出した突起部83とで構成されている。矯正ローラ80は、弾性ローラ70(特に、弾性押圧部72)よりも硬度が高い素材で形成されており、本実施の形態では、金属で形成されている。矯正ローラ80は、当接した弾性ローラ70が回転することで、従動回転する。なお、これに限定されず、矯正ローラ80が回転して弾性ローラ70が従動する構成としてもよいし、弾性ローラ70と矯正ローラ80との両方に駆動源が接続されていてもよい。
図2では、突起部83の外周のみが弾性押圧部72に接するように示しているが、これに限定されず、弾性ローラ70と矯正ローラ80とを押圧させる力は適宜設定すればよい。つまり、突起部83が押圧する力によって、弾性押圧部72のうち、突起部83に接する部分が変形してもよい。
弾性ローラ70は、矯正ローラ80よりも直径が大きく形成されている。すなわち、弾性ローラ70を大径とすることで、弾性ローラ70が用紙に接する面積を大きくすることができ、駆動トルクの低減にさらに有効となる。
次に、矯正ローラ80の詳細な構造について、図3および図4と併せて説明する。
図3は、図2に示す矯正ローラの概略平面図であって、図4は、突起部近傍を拡大して示す拡大断面図である。なお、図4では、図面の見易さを考慮して、ハッチングを省略している。
突起部83は、矯正回転軸81の軸回りに延伸されており、矯正周面部82よりも一回り大きい環状となっている。矯正ローラ80には、複数の突起部83が設けられており、複数の突起部83が幅方向Wで離間して並んでいる。突起部83同士の間隔は、幅方向Wでの位置によって、適宜設定されており、矯正ローラ80のうち、幅方向Wの両端部において短い間隔(第1幅間隔TW1)とされ、幅方向Wの中央において長い間隔(第2幅間隔TW2)とされている。本実施の形態において、突起部83同士の間隔は、矯正ローラ80の幅方向Wの両端部から中央に向かうに従って、徐々に長くなるように設定されているが、これに限定されず、矯正ローラ80について、幅方向Wの中央を基準とした所定の範囲を中央領域とし、中央領域以外の範囲を端部領域として、突起部83同士の間隔を設定してもよい。例えば、中央領域では、突起部83同士の間隔を第2幅間隔TW2として配置し、端部領域では、突起部83同士の間隔を第1幅間隔TW1として配置すればよい。
上述したように、突起部83は、矯正ローラ80のうち、幅方向Wの中央よりも両端部で密度が高くなるように設けられている。従って、矯正ローラ80に突起部83を設けることで、用紙を挟持した際の当接面積が減り、弾性ローラ70および矯正ローラ80を回転させる駆動トルクを低減することができる。また、用紙は、中央よりも両端部の方がカールしやすいため、突起部83を高密度に設けることで、効率的に矯正することができる。
図4に示すように、突起部83の先端は、丸みを帯びた形状とされている。これによって、挟持した用紙に接する面積が大きくなるので、局所的に圧力が加わることを避け、押圧された部分に線などの跡が残ることを防止できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る用紙搬送装置60について、図面を参照して説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と略同様の概略構造をしているので、同様の符号を付して、図面および説明を省略する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る用紙搬送装置における矯正ローラの概略平面図である。
第2実施形態では、第1実施形態に対し、矯正ローラ80(特に、突起部83)の形状が異なっている。具体的に、突起部83は、矯正ローラ80の周面(矯正周面部82)に沿って、螺旋状に延伸されている。つまり、第1実施形態では、複数の突起部83が幅方向Wで並べて配置されていたのに対し、第2実施形態では、矯正ローラ80の幅方向Wの一端から他端まで繋がった1つの突起部83が設けられている。このように、突起部83を螺旋状に延伸することで、突起部83自体が連続しつつ、複数の突起部83を設けた場合と同様にして、弾性押圧部72に接する箇所が複数設けられる。以下では、本実施の形態について、連続した突起部83のうち、同じタイミングで弾性押圧部72に接する箇所を、それぞれ1つの突起部83とみなし、幅方向Wで離間した複数の突起部83を有する構成とみなして説明することがある。
図5に示すように、突起部83が延伸されている方向(延伸方向)は、矯正ローラ80のうち、幅方向Wでの位置によって、搬送方向Hに対して傾斜した角度(傾斜角)が異なっている。具体的に、矯正ローラ80のうち、幅方向Wの両端部では、突起部83の延伸方向と搬送方向Hとでなす角度(端部傾斜角θ1)は小さく、幅方向Wの中央では、突起部83の延伸方向と搬送方向Hとでなす角度(中央傾斜角θ2)は大きい。このように、突起部83は、傾斜角を変えながら延伸され、矯正ローラ80の幅方向Wの両端部では、突起部83同士の間隔が狭く、矯正ローラ80の幅方向Wの中央では、突起部83同士の間隔が広い構成とされている。突起部83の傾斜角を調整することで、矯正ローラ80の中央と両端部とで突起部83の密度が異なる形状を得ることができる。また、螺旋状に延伸された突起部83では、矯正ローラ80が回転した際、突起部83が存在する部分が幅方向Wにずれる。その結果、用紙に対し、縦横両方向で矯正することができる。
本実施の形態において、突起部83の傾斜角は、矯正ローラ80の幅方向Wの両端部から中央に向かうに従って、徐々に大きくなるように設定されているが、これに限定されず、中央領域で傾斜角を大きくし、端部領域で傾斜角を小さくしてもよい。
本実施の形態では、矯正ローラ80の幅方向Wの一端から他端まで繋がった1つの突起部83としたが、これに限定されず、例えば、幅方向Wの中央より一端側と他端側とで分けて、延伸方向が反転していてもよい。つまり、図5では、突起部83が搬送方向Hに対して右下がりに傾斜した構造を示しているが、いずれか一方の端部側を左下がりに傾斜した構造にすればよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る用紙搬送装置60について、図面を参照して説明する。なお、第3実施形態では、第1実施形態および第2実施形態と略同様の概略構造をしているので、同様の符号を付して、図面および説明を省略する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る用紙搬送装置における矯正ローラの概略平面図である。
第3実施形態では、第2実施形態に対し、突起部83が二重螺旋状となるように設けられている点で異なる。具体的に、第3実施形態において、突起部83は、一様な傾斜角で延伸された螺旋状とされており、矯正ローラ80の幅方向Wの一端から他端まで繋がった第1螺旋部83aと、矯正ローラ80の幅方向Wの両端部に設けられた第2螺旋部83bとで構成されている。つまり、第1螺旋部83aは、中央領域および端部領域に設けられている。また、第2螺旋部83bは、端部領域のみに設けられており、第1螺旋部83aに対し、幅方向Wでの位置をずらすように設けられている。その結果、矯正ローラ80の幅方向Wの両端部では、第1螺旋部83a同士の間に第2螺旋部83bが存在しており、突起部83同士の間隔が狭くなる。そして、矯正ローラ80の幅方向Wの中央では、第1螺旋部83aのみが設けられているので、相対的に、突起部83同士の間隔が広くなる。
なお、本実施の形態では、突起部83を二重螺旋状としたが、これに限定されず、螺旋状の突起部83を複数重ねて、多重螺旋状の突起部83としてもよい。
図1では、定着部12と排紙ローラ17との間に用紙搬送装置60が配置された構造を示したが、これに限定されず、用紙および原稿を搬送する経路の途中であれば、用紙搬送装置60を適宜配置することができ、原稿搬送部50に配置してもよい。また、画像形成装置100から排出された用紙に対して、後処理を施す後処理装置や、後処理装置などの後段の装置へ用紙を搬送する中継装置に、本発明に係る用紙搬送装置60を適用してもよい。
なお、今回開示した実施の形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
60 用紙搬送装置
70 弾性ローラ
71 弾性回転軸
72 弾性押圧部
80 矯正ローラ
81 矯正回転軸
82 矯正周面部
83 突起部
83a 第1螺旋部
83b 第2螺旋部
100 画像形成装置
H 搬送方向
S 用紙搬送路
W 幅方向

Claims (6)

  1. 用紙搬送路に沿って用紙を搬送する用紙搬送装置であって、
    弾性を有し、回転軸を中心に回転する弾性ローラと、
    前記弾性ローラに押圧され、該弾性ローラよりも硬度が高い矯正ローラとを備え、
    前記弾性ローラの回転軸に平行な方向を幅方向としたとき、
    前記矯正ローラは、周面より外側へ突出した突起部が設けられ、
    前記突起部は、前記矯正ローラのうち、前記幅方向の中央よりも両端部で密度が高くなるように設けられていること
    を特徴とする用紙搬送装置。
  2. 請求項1に記載の用紙搬送装置であって、
    前記突起部は、前記矯正ローラの周面に沿って、螺旋状に延伸されており、
    前記突起部が延伸されている方向は、用紙の搬送方向に対して傾斜していること
    を特徴とする用紙搬送装置。
  3. 請求項2に記載の用紙搬送装置であって、
    前記突起部は、前記矯正ローラのうち、前記幅方向の中央から両端部に向かうに従って、前記搬送方向に対して傾斜した角度が小さくなること
    を特徴とする用紙搬送装置。
  4. 請求項2に記載の用紙搬送装置であって、
    前記突起部は、前記矯正ローラのうち、前記幅方向の両端部において、多重螺旋状とされていること
    を特徴とする用紙搬送装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の用紙搬送装置であって、
    前記弾性ローラは、前記矯正ローラよりも直径が大きく形成されていること
    を特徴とする用紙搬送装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の用紙搬送装置を備えた画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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