JP2020199739A - 画像形成装置、情報処理装置、画像形成方法、基準画像の登録方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、情報処理装置、画像形成方法、基準画像の登録方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像の印刷内容に着目して画像検査を実施できるようにする。【解決手段】本発明の画像形成装置では、画像の読取画像に位置調整用の基準マークが付加された第1の基準画像が、画像検査に用いる基準画像として選択された場合、制御部12が画像形成部14に、画像及び基準マークをシート上に形成させ、該シート上に形成された画像を画像読取部15に読み取らせ、シート上に形成された画像の読取画像における基準マークの形成位置と、第1の基準画像における基準マークの形成位置とに基づいて、第1の基準画像の形成位置と、読取画像の形成位置とを合わせ、位置が合わされた後の第1の基準画像と読取画像とに基づく読取画像の画像検査を、画像検査部16に実行させる。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置、情報処理装置、画像形成方法、基準画像の登録方法及びプログラムに関する。
従来、画像形成装置において、印刷物の画像品質や汚れ付着有無などの確認を目的とした画像検査が行われることがある。この画像検査において、画像形成装置は、記憶部等に記憶されている基準画像と、用紙に印刷された画像を読取装置で読み取って得た読取画像とを比較し、比較の結果に基づいて、印刷物における欠陥の有無を判定する。基準画像は、用紙に印刷された画像をインラインセンサ等で構成される画像読取部が読み取ることにより、本番の印刷に先立って生成される。
画像検査の実施は、基準画像が作成され、記憶部等に記憶された直後に行われる場合もあれば、基準画像の作成から一定時間が経過した後に実施される場合もある。そして、基準画像の作成から一定時間が経過した後に画像検査が実施される場合、読取画像における画像の形成位置が、記憶部等に記憶された基準画像の画像形成位置に対してずれてしまうことがある。画像形成装置において長い期間印刷を行った場合、各種部品の経時変化等により、給紙口、用紙搬送経路等を通過する用紙の位置や姿勢などにずれが生じ、その結果、用紙における画像の形成位置がずれてしまうためである。
特許文献1には、画像読取手段が画像測定基準手段を介して用紙を読み取る事により、用紙に形成された画像の位置を測定し、その位置ズレを補正する技術が開示されている。特許文献1における画像測定基準手段は、記録媒体に重ね合わされて記録媒体と画像読取手段との間に介在し、画像読取手段による記録媒体の読み取り時に、記録媒体に形成された画像を測定するための基準として使用されるシートである。
特開2017−32984号公報
ところで、上述したような画像形成装置の経時変化による画像形成位置のずれは、断裁装置による断裁が予定されている用紙においては問題にならないことがある。画像形成位置のずれが生じている画像であっても、断裁装置によって用紙の四方の余白が断裁されることにより、仕上がりの用紙における位置ずれが認識されなくなるためである。
断裁装置による断裁が予定されている用紙を対象として、従来の画像検査を行った場合、画像形成装置は、印刷内容には問題がない場合であっても、経時変化による位置ずれを検知してしまう。そして、この位置ずれの検知に基づいて、画像形成装置は、画像検査した用紙をNG(ヤレ)紙と判定し、この判定に基づいて、画像形成装置の機械の調整や再印刷などが実施されてしまう。つまり、従来の技術では、印刷内容には問題がないにも関わらず、画像形成装置の機械の調整や再印刷などの手間が発生してしまうという問題があった。
特許文献1に記載の技術では、画像形成装置の経時変化による画像形成位置の位置ずれが発生している場合には、位置ずれの補正が実行されてしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、画像の印刷(画像形成)内容に着目して画像検査を実施できるようにすることにある。
上述した目的を実現するために、本発明の一側面を反映した画像形成装置は、画像をシート上に形成する画像形成部と、画像形成部によって画像が形成されたシートを読み取る読取部と、読取部で読み取られた読取画像の画像検査に用いられる基準画像を記憶する記憶部と、読取画像と基準画像とを比較することにより読取画像の画像検査を行う検査部と、制御部と、を備える。そして、制御部は、位置調整用の基準マークが付加された第1の基準画像が、読取画像との比較に用いる基準画像として選択された場合、画像形成部に、画像及び基準マークをシート上に形成させ、該シート上に形成された画像を画像読取部に読み取らせ、シート上に形成された画像の読取画像における基準マークの形成位置と、第1の基準画像における基準マークの形成位置とに基づいて、第1の基準画像の形成位置と、第1の読取画像の形成位置とを合わせ、位置が合わされた後の第1の基準画像と読取画像とに基づく読取画像の画像検査を検査部に実行させる。
本発明では、読取画像との比較に用いる基準画像として、画像に位置調整用の基準マークが付加された第1の基準画像が選択された場合、第1の基準画像の形成位置と、読取画像の形成位置との位置合わせが実施される。そして、位置が合わさった基準画像及び読取画像データを用いて、画像検査が実行される。それゆえ、本発明によれば、画像形成装置の経時変化等により画像形成位置がずれた場合等に、画像の印刷内容に着目して画像検査を実施できるようになる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を含む画像形成システムの全体構成例を示す概要図である。 本発明の一実施形態に係る本発明の一実施形態に係る画像形成装置、クライアントPCの制御系の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る登録モード選択画面の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る基準画像に付与される位置情報マークの例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る基準画像選択画面の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る基準画像の作成日付が古い旨を通知するメッセージの表示例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る登録日から一定期間が経過した基準画像が基準画像選択画面においてグレーアウトされた状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る基準画像における位置情報マークの座標と、本番印刷画像の読取画像における位置情報マークの座標とを示す図である。 本発明の一実施形態に係る基準画像の位置を本番印刷画像の読取画像の形成位置までシフトさせる処理の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置による基準画像の作成処理の手順の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る本番印刷用の画像の印刷及び画像検査の処理手順の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る基準画像の形成位置と本番印刷画像の読取画像の形成位置との比較処理の手順の例を示すフローチャートである。 変形例1に係る本番印刷用の画像の印刷及び画像検査の処理手順の例を示すフローチャートである。 変形例2に係る本番印刷用の画像の印刷及び画像検査の処理手順の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置、情報処理装置、画像形成方法、基準画像の登録方法及びプログラムについて、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素は、同一の符号を付し、構成要素の重複説明は省略する。
[画像形成システムの全体構成]
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を含む画像形成システムの全体構成について説明する。図1は、画像形成装置1を含む画像形成システム100の全体構成例を示す概要図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システム100は、画像形成装置1及びクライアントPC(Personal Computer)2を備える。画像形成装置1及びクライアントPC2は、互いに、LAN(Local Area Network)等で構成されるネットワークNにより接続される。
画像形成装置1は、例えば、コピー機能、スキャン機能、印刷機能等を備える複合機(MFP:Multi-Function Printer)として構成されるデジタル印刷機である。コピー機能は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を用紙(シートの一例)に印刷する機能であり、スキャン機能は、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存する機能である。印刷機能は、ネットワークN等を通じて外部(クライアントPC2等)から受信した本番印刷用の画像データに基づいて、用紙に文書又は画像等を印刷して出力する機能である。
また、画像形成装置1は、画像検査を行う。画像検査において、画像形成装置1は、画像読取部15(図2参照)による本番印刷用の画像の読取画像と、記憶部122(図2参照)等の記憶部に予め記憶された基準画像とを比較(照合)する。そして、その比較結果に基づいて、印刷物における欠陥の有無を判定する。
クライアントPC2は、本番印刷用の画像データを生成して画像形成装置1に送信する。
[画像形成システムの制御系の構成]
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態に係る画像形成システム100を構成する画像形成装置1、クライアントPC2の制御系の構成について説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1、クライアントPC2の制御系の構成例を示すブロック図である。
[クライアントPCの制御系の構成]
クライアントPC2は、制御部21、データ送信部22、印刷ジョブ投入部23、操作入力部24及び表示部25を含む。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)210、メモリ211、記憶部212を備える。
CPU210は、各種演算及び制御を行う機能を有し、クライアントPC2を構成する各部の動作を制御する。メモリ211は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などで構成される。ROMには、CPU210によって行われる演算を実行するためのプログラム(ソフトウェア/アプリケーション)が格納される。RAMは、CPU210がプログラムを実行する際の作業領域として使用される。
記憶部212は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などにより構成される。記憶部212には、各種データが格納される。
データ送信部22は、ネットワークNを介して接続される画像形成装置1に対して、各種データの送信を行う。各種データには、例えば、本番印刷用の画像データを含む印刷ジョブ等がある。
印刷ジョブ投入部23は、例えばプリンタドライバ等で構成され、本番印刷用の画像データを含む印刷ジョブを生成し、該印刷ジョブを、データ送信部22を介して画像形成装置1に投入する。
操作入力部24は、例えば、キーボードやマウスなどで構成され、オペレータによる操作内容に応じた操作信号を生成してCPU210に出力する。表示部25は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどで構成される。なお、操作入力部24及び表示部25は、タッチパネルとして一体に形成されてもよい。
[画像形成装置の制御系の構成]
画像形成装置1は、データ受信部11、制御部12、用紙搬送部13、画像形成部14、画像読取部15、画像検査部16及び操作表示部17を含む。
データ受信部11は、ネットワークNを介してクライアントPC2から送信された、本番印刷用の画像データを含む印刷ジョブ等の各種データを受信する。
制御部12は、CPU120、メモリ121、記憶部122を備える。CPU120は、各種演算及び制御を行う機能を有し、画像形成装置1を構成する各部の動作を制御する。メモリ121は、ROMやRAMなどで構成される。ROMには、CPU120によって行われる演算を実行するためのプログラム(ソフトウェア/アプリケーション)が格納される。RAMは、CPU120がプログラムを実行する際の作業領域として使用される。記憶部122は、例えば、HDDやSSDなどで構成され、印刷物として出力済みの画像データ、画像検査部16による画像検査時に使用される基準画像等が記憶される。
具体的には、制御部12は、以下の各処理における各部の動作を制御する。
(1)基準画像の作成処理
(2)基準画像の登録処理
(3)画像検査に使用する基準画像の選択処理
(4)本番印刷用の画像への位置情報マークの付与、印刷及び画像読み取り処理
(5)基準画像と、本番印刷画像の読取画像との位置比較処理
(6)基準画像の位置合わせ処理
(7)基準画像と読取画像との比較処理(画像検査)
上記各処理の詳細については、後述する。
用紙搬送部13は、用紙の搬送経路(図示略)上に配置された各種ローラー(図示略)を回転駆動させることにより、不図示の給紙装置から給紙された用紙を不図示の排紙トレイまで搬送する。搬送経路上には、画像形成部14、画像読取部15、画像検査部16等が配置される。
画像形成部14は、クライアントPC2から送信された印刷ジョブに含まれる本番印刷用の画像データに基づいて用紙上に画像を印刷(画像形成)する。画像読取部15は、例えば、インラインセンサで構成される。画像読取部15は、画像形成部14によって画像が形成された用紙を読み取り、読取画像を得る。画像検査部16は、記憶部122に記憶された基準画像と、画像読取部15が得た読取画像とを比較(照合)することにより、読取画像として読み取られた印刷物における欠陥の有無を判定する。
操作表示部17は、LCDや有機ELディスプレイなどの表示部にタッチセンサが重畳されたタッチパネルであり、印刷や画像検査などに関する各種画面を表示すると共に、上記画面での印刷や画像検査に関する各種操作を受け付ける。
[基準画像の作成処理]
次に、基準画像の作成処理について説明する。基準画像は、制御部12の制御に基づいて、本番印刷用の画像を画像形成部14が用紙に印刷し、用紙に印刷された本番印刷用の画像(以下、「本番印刷画像」と称する)を画像読取部15が読み取ることにより生成される。本番印刷画像の読取画像は、オペレータによって、その印刷内容に問題がないと判断された場合に、基準画像として記憶部122に記憶(登録)される。オペレータによる、本番印刷画像の印刷内容の確認は、手作業や目視などによって、印刷内容が意図した通りの内容となっているか否かの観点に基づいて行われる。
オペレータによる印刷内容の確認後、画像形成装置1の制御部12は、印刷内容が確認された読取画像の登録モードを、オペレータに選択させる。具体的には、制御部12は、基準画像の登録モードをオペレータに選択させるための登録モード選択画面を生成し、該登録モード選択画面を、操作表示部17の画面に表示させる。なお、本実施形態では、登録モード選択画面を画像形成装置1の操作表示部17の画面に表示させる例を挙げるが、本発明はこれに限定されない。登録モード選択画面は、クライアントPCの表示部25等に表示されてもよい。
基準画像の登録モードには、本番印刷画像の読取画像を基準画像として登録する通常モード(第2の登録モードの一例)と、基準画像の形成位置補正用の登録モードである画像検査位置補正モード(第1の登録モードの一例)とがある。
ここで、図3を参照して、登録モード選択画面の構成について説明する。図3は、登録モード選択画面Sc1の構成例を示す図である。図3に示すように、登録モード選択画面Sc1の左側には、読取画像表示部D1が設けられ、該読取画像表示部D1には、本番印刷画像の読み取り画像が表示される。読取画像表示部D1の右側には、「登録モードを選択してください」のメッセージが表示されており、その下方に、通常モードボタンBn1及び画像検査位置補正モードボタンBn2が配置されている。
オペレータによって、通常モードボタンBn1が選択された場合、制御部12は、読取画像表示部D1に表示されている読取画像を、通常の基準画像(第2の基準画像の一例)として記憶部122に記憶(登録/保存)する。一方、オペレータによって、画像検査位置補正モードボタンBn2が選択された場合、制御部12は、読取画像に付加情報を付与したもの(第1の基準画像の一例)を、記憶部122に保存する。
基準画像が、通常の基準画像であるか、付加情報が付与された基準画像であるかの情報は、例えば、設定値として、基準画像に対応付けて記憶部122に記憶される。具体的には、通常モードボタンBn1の選択に基づいて生成された基準画像に対しては、登録モードの「通常モード」(第2の登録モードの一例)が対応付けられる。一方、画像検査位置補正モードボタンBn2の選択に基づいて生成された基準画像に対しては、「画像検査位置補正モード」が対応付けられる。
画像検査位置補正モードで保存される読取画像に対して付与される付加情報には、基準画像の作成日付、位置情報マークがある。基準画像の作成日付の情報を、画像検査に使用する基準画像の選択時に、操作表示部17の画面に制御部12が表示させることにより、オペレータは、基準画像の作成時からどのくらい時間が経過しているのかを知ることができる。つまり、選択しようとしている基準画像が、作成時から一定期間経過した古いものである場合に、そのことをオペレータが容易に把握することができる。
なお、基準画像の作成日付の情報は、登録モードが通常モードである場合にも基準画像に付与される。ただし、本発明はこれに限定されない。登録モードが通常モードである場合には、基準画像に作成日付を付加しない制御が行われてもよい。
位置情報マークは、画像の位置の特定及び位置調整用に使用される基準マークの一例であり、例えば、トンボ、レジストレーションマーク、アイマークなどを用いることができる。ここで、図4を参照して、基準画像に付与される位置情報マークについて説明する。図4は、基準画像に付与される位置情報マークの例を示す図である。
図4の左側には、読取画像Isを示し、右側には、位置情報マークMpが付与された読取画像Isを示す。図4に示す例では、読取画像Isの四隅に、位置情報マークMpとしてのトンボが付与されている。
制御部12は、基準画像の作成日付、及び、位置情報マークMpが付加された読取画像Isを、基準画像として記憶部122に保存する。
[画像検査に使用する基準画像の選択処理]
次に、画像検査に使用する基準画像の選択処理について説明する。画像検査に使用する基準画像の選択処理時には、制御部12は、基準画像選択画面を生成し、該基準画像選択画面を操作表示部17の画面に表示させる。基準画像選択画面は、画像検査に使用する基準画像をオペレータに選択させるための画面である。なお、基準画像選択画面は、クライアントPCの表示部25に表示されてもよい。
ここで、図5を参照して、基準画像選択画面の構成について説明する。図5は、基準画像選択画面Sc2の構成例を示す図である。図5に示すように、基準画像選択画面Sc2は、記憶部122に記憶されている複数の基準画像が一覧で表示される。各基準画像の情報としては、「ファイル名」、「登録モード」、「登録日」及び「サムネイル」の各情報が表示される。
「ファイル名」の欄には、記憶部122に保存されている基準画像のファイル名が表示され、「登録モード」の欄には、基準画像の登録モードである「画像位置補正」又は「通常」が表示される。「登録日」の欄には、基準画像の登録時に付加情報として付与された、基準画像の作成日付が(YYYY/MM/DD)の形式で表示され、「サムネイル」の欄には、基準画像のサムネイル画像が表示される。なお、本実施形態では、基準画像の作成時期を示す情報として、基準画像の作成(登録)日付(YYYY/MM/DD)の情報を基準画像に付加する例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。基準画像の作成時期を示す情報は、(YYYY/MM)等の日にちを含まない情報や、作成日からの経過日数などの、他の形式で表現されてもよい。
画像検査の実行時に、図5に示すような基準画像選択画面Sc2が表示されることにより、オペレータは、基準画像の保存モードが何であるかの情報や、基準画像の保存(作成)日付の情報などを確認した上で、画像検査に使用する基準画像を選択することができる。
なお、保存日付から所定の一定期間が経過している基準画像が選択された場合には、基準画像の作成日付が古い旨をオペレータに報知する制御が行われてもよい。「一定期間」の具体的な値は、オペレータによって設定が可能である。オペレータへの報知は、画像形成装置1の操作表示部17(報知部の一例)又はクライアントPC2の表示部25(報知部の一例)の画面へのメッセージの表示、不図示のスピーカー(報知部の一例)からの放音等により行うことができる。
ここで、基準画像の作成日付が古い旨をメッセージで表示する場合における、メッセージの表示例について、図6を参照して説明する。図6は、基準画像の作成日付が古い旨を通知するメッセージMsの表示例を示す図である。
図6には、基準画像選択画面Sc2上にメッセージMsが重畳して表示された様子が示されている。基準画像選択画面Sc2においては、3つめの「CC社納入データ」というファイル名の基準画像がオペレータにより選択されている。そして、メッセージMsには、「選択された基準画像の登録日から一定期間が経過しています。このまま処理を続行しますか?」という文章が表示されている。オペレータは、このメッセージの下方に配置された「キャンセル」のボタン、又は、「OK」のボタンを押下することにより、登録日付が古い基準画像を用いた画像検査を続行するか否かを、画像形成装置1に指示することができる。
なお、オペレータによってキャンセルボタンが押下された場合、制御部12は、新たな基準画像の作成を指示するメッセージや、基準画像の作成画面(図示略)などを表示させてもよい。
また、基準画像選択画面Sc2では、登録日(作成日付)から一定期間が経過した基準画像を選択できない形式で表示することにより、古い基準画像をオペレータが選択できないようにする制御が行われてもよい。図7は、登録日から一定期間が経過した基準画像が基準画像選択画面Sc2においてグレーアウトされた状態を示す図である。
図7に示す基準画像選択画面Sc2においては、上から3つめの「CC社納入データ」というファイル名の基準画像の表示がグレーアウトされており、オペレータは、この基準画像を選択することができない。制御部12は、このような表示を行うことによって、登録日から一定期間が経過した基準画像が選択されることを禁止してもよい。
[本番印刷用の画像への位置情報マークの付与、印刷及び画像読み取り処理]
次に、本番印刷用の画像への位置情報マークの付与、印刷及び画像読み取り処理について説明する。本番印刷用の画像への位置情報マークの付与は、画像検査に使用する基準画像として、画像検査位置補正モードで登録された基準画像が選択された場合に行われる。
基準画像選択画面Sc2において、画像検査位置補正モードで登録された基準画像が選択された場合、制御部12は、本番印刷用の画像に位置情報マークを付加し、位置情報マークが付加された本番印刷用の画像を、画像形成部14に印刷させる。ここで制御部12が本番印刷用の画像に付加する位置情報マークには、基準画像の登録時に基準画像に付加された位置情報マークと同じものが用いられる。
本番印刷用の画像への位置情報マークの付加は、例えば、本番印刷用の画像のジョブチケット(印刷ジョブ)において、クライアントPC2の制御部21が位置情報マークの付加を指示すること等によって行うことができる。または、本番印刷用の画像への位置情報マークの付加は、本番印刷用の画像の画像生成(RIP(Raster Image Processor)処理)時に行われてもよい。そして、制御部12は、本番印刷画像が印刷された用紙を、画像読取部15に読み取らせる。
[基準画像と、本番印刷画像の読取画像との位置比較処理]
次に、図8を参照して、制御部12による、基準画像と本番印刷画像の読取画像との位置比較処理について説明する。図8は、基準画像における位置情報マークの座標と、本番印刷画像の読取画像における位置情報マークの座標とを示す図である。
図8の左側には、基準画像の左上に配置されたトンボ及びその座標(Xa,Ya)を示し、右側には、本番印刷画像の読取画像の左上に配置されたトンボ及びその座標(Xb,Yb)を示す。例えば、基準画像の左上に配置されたトンボの座標を検知する場合、制御部12は、画像読取部15に、基準画像が形成された用紙を主走査方向(図中の右方向)に読み取らせ、画像読取部15が最初に検知した画素の座標である“Xa”を記憶する。次に、制御部12は、画像読取部15に、基準画像が形成された用紙を副走査方向(図中の下方向)に読み取らせ、画像読取部15が最初に検知した画素の座標である“Ya”を記憶する。このような制御を行うことにより、制御部12は、基準画像の用紙左上に配置されたトンボの左上端の座標が(Xa,Ya)であることが分かる。
制御部12は、本番印刷画像の読取画像に対しても同様の制御を行う。これにより、制御部12は、本番印刷画像の読取画像の用紙左上に配置されたトンボの左上端の座標が(Xb,Yb)であることが分かる。そして、制御部12は、両トンボの左上端の座標を比較し、X座標及びY座標のうちのいずれか一つでも一致しない座標がある場合に、基準画像と、本番印刷画像の読取画像との位置にずれがあると判定する。
なお、図8に示す例では、用紙の左上に配置されたトンボの座標を検知する例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。制御部12は、用紙の他の位置に配置されたトンボの座標を特定してもよい。
[基準画像の位置合わせ処理]
次に、基準画像の位置合わせ処理について、図9を参照して説明する。図9は、基準画像の位置を本番印刷画像の読取画像の形成位置までシフトさせる処理の例を示す図である。基準画像の形成位置と、本番印刷画像の読取画像の形成位置とがずれていた場合、制御部12は、基準画像の位置を本番印刷画像の読取画像の形成位置までシフトさせることにより、基準画像の形成位置と、本番印刷画像の読取画像の形成位置とを合わせる。
図9に示す例では、本番印刷画像の読取画像の形成位置に対して、基準画像の形成位置が左上方にずれている。この場合、制御部12は、基準画像におけるトンボ(位置情報マーク)の位置が、本番印刷画像の読取画像におけるトンボの位置と重なるように、基準画像の形成位置をシフトする。具体的には、制御部12は、両画像におけるトンボの座標の差分を算出し、該差分がゼロとなるように、基準画像の形成位置をシフトする。図9に示す例では、両画像の主走査方向における差分(絶対値)は|Xb−Xa|であり、副走査方向における差分(絶対値)は|Yb−Ya|である。したがって、制御部12は、基準画像を主走査方向に差分(Xb−Xa)の絶対値分だけシフトさせ、かつ、副走査方向に差分(Yb−Ya)の絶対値分だけシフトさせることにより、基準画像の形成位置と、本番印刷画像の読取画像の形成位置とを一致させることができる。
[基準画像と読取画像との比較処理(画像検査)]
次に、画像検査部16による、基準画像と、本番印刷画像の読取画像との比較処理(画像検査)について説明する。画像検査では、制御部12は、画像検査部16に、基準画像と、本番印刷画像の読取画像とを比較(照合)させる。画像検査を行う時点においては、基準画像の形成位置と、本番印刷画像の読取画像の形成位置とはすでに一致しているため、画像検査部16は、両画像の印刷内容のみに着目した画像検査を実施することができる。
[基準画像の作成処理手順]
次に、画像形成装置1による基準画像の作成処理手順について、図10を参照して説明する。図10は、画像形成装置1による基準画像の作成処理の手順の例を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置1の制御部12は、基準画像を作成する(ステップS1)。具体的には、制御部12は、クライアントPC2から送信された本番印刷用の画像を、画像形成部14に印刷させ、本番印刷画像が印刷された用紙を、画像読取部15に読み取らせる。そして、制御部12は、画像読取部15で読み取られた本番印刷画像の読取画像を、登録モード選択画面Sc1(図3参照)に表示させる。
次いで、制御部12は、登録モード選択画面Sc1を介してオペレータによって選択された基準画像の登録モードは、画像検査位置補正モードであるか否かを判定する(ステップS2)。ステップS2で、画像検査位置補正モードであると判定された場合(ステップS2がYES判定の場合)、制御部12は、本番印刷画像の読取画像に付加情報を付加する(ステップS3)。付加情報は、上述したように、基準画像の作成日付の情報と、読取画像の形成位置特定及び位置調整に用いられる位置情報である。次いで、制御部12は、付加情報が付加された本番印刷画像の読取画像を、基準画像として記憶部122に登録する(ステップS4)。ステップS4の処理後、制御部12は、基準画像の作成処理を終了する。
一方、ステップS2で、オペレータによって選択された基準画像の登録モードは、画像検査位置補正モードでない、つまり、通常モードであると判定された場合(ステップS2がNO判定の場合)、制御部12は、ステップS4の処理を行う。すなわち、制御部12は、付加情報が付与されていない本番印刷画像の読取画像を、そのまま基準画像として記憶部122に登録する。
[本番印刷用の画像の印刷及び画像検査の処理手順]
次に、図11を参照して、本番印刷用の画像の印刷及び画像検査の処理手順について説明する。図11は、本番印刷用の画像の印刷及び画像検査の処理手順の例を示すフローチャートである。
まず、制御部12は、オペレータより、画像検査に使用する基準画像の選択を受け付ける(ステップS11)。このとき、制御部12は、画像検査に使用可能な基準画像の一覧を示す基準画像選択画面Sc2(図5参照)を、操作表示部17の画面に表示させる。
次いで、制御部12は、基準画像選択画面Sc2を介してオペレータによって選択された基準画像の登録モードは、画像検査位置補正モードであるか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12で、画像検査位置補正モードであると判定された場合(ステップS12がYES判定の場合)、制御部12は、本番印刷用の画像の位置情報マークを付加する(ステップS13)。次いで、制御部12は、本番印刷用の画像を画像形成部14に印刷させる(ステップS14)。
一方、ステップS12で、オペレータによって選択された基準画像の登録モードは、画像検査位置補正モードでないと判定された場合(ステップS12がNO判定の場合)、ステップS14の処理を行う。すなわち、制御部12は、選択された本番印刷用の画像を、そのまま画像形成部14に印刷させる。
次いで、制御部12は、ステップS14で用紙に印刷された本番印刷画像を、画像読取部15に読み取らせる(ステップS15)。次いで、制御部12は、基準画像の形成位置と、画像読取部15によって読み取られた本番印刷画像の読取画像の形成位置とを比較する(ステップS16)。基準画像の形成位置と本番印刷画像の読取画像の形成位置との比較処理については、次の図12を参照して詳述する。
次いで、制御部12は、基準画像の形成位置と本番印刷画像の読取画像の形成位置とにずれがあるか否かを判定する(ステップS17)。ステップS17で、両位置間にずれがあると判定された場合(ステップS17がYES判定の場合)、制御部12は、基準画像の位置を、本番印刷画像の読取画像の形成位置までシフトさせる(ステップS18)。次いで、制御部12は、画像検査部16に、基準画像と本番印刷画像の読取画像との比較(画像検査)を実施させる(ステップS19)。ステップS19の処理後、制御部12は、本番印刷用の画像の印刷及び画像検査の処理を終了する。
一方、ステップS17で、両位置間にずれはないと判定された場合(ステップS17がNO判定の場合)、制御部12は、ステップS19の処理を行う。すなわち、基準画像と本番印刷画像の読取画像との比較(画像検査)を実施させる。
[基準画像の形成位置と本番印刷画像の読取画像の形成位置との比較処理]
次に、図11のステップS16で行われる、基準画像の形成位置と本番印刷画像の読取画像の形成位置との比較処理について、図12を参照して説明する。図12は、基準画像の形成位置と本番印刷画像の読取画像の形成位置との比較処理の手順の例を示すフローチャートである。
まず、制御部12は、基準画像における位置情報マークの座標を特定する(ステップS21)。次いで、制御部12は、本番印刷画像の読取画像における位置情報マークの座標を特定する(ステップS22)。次いで、制御部12は、ステップS21及びS22で特定した両位置情報マークの各X座標に差異があるか否かを判定する(ステップS23)。ステップS23で、両位置情報マークの各X座標に差異があると判定された場合(ステップS23がYES判定の場合)、制御部12は、基準画像、及び、本番印刷画像の読取画像間に位置ずれがあると判定する(ステップS24)。ステップS24の処理後、制御部12は、図11のステップS17の判定を行う。
一方、ステップS23で、両位置情報マークの各X座標に差異はないと判定された場合(ステップS23がNO判定の場合)、制御部12は、ステップS21及びS22で特定した両位置情報マークの各Y座標に差異があるか否かを判定する(ステップS25)。ステップS25で、両位置情報マークの各Y座標に差異があると判定された場合(ステップS25がYES判定の場合)、制御部12は、ステップS24の処理を行う。すなわち、制御部12は、基準画像、及び、本番印刷画像の読取画像間に位置ずれがあると判定する。
[効果]
上述の実施形態では、画像形成装置1の制御部12は、本番印刷用の画像のデータに基づく本番印刷画像の読取画像に位置情報マークが付加された基準画像が、画像検査に用いる基準画像として選択された場合、画像形成部14に、画像及び基準マークを用紙上に形成させる。次いで、制御部12は、該用紙上に形成された画像を画像読取部15に読み取らせる。次いで、制御部12は、用紙上に形成された本番印刷画像の読取画像における基準マークの形成位置と、基準画像における基準マークの形成位置とに基づいて、基準画像の形成位置と、読取画像の形成位置とを合わせ、位置が合わされた後の第1の基準画像と読取画像とに基づく読取画像の画像検査を、画像検査部16に実行させる。
つまり、本実施形態では、画像形成装置1の経時変化によって画像形成位置にずれが発生しているかを確認する目的等によって、オペレータによって位置情報マーク付きの基準画像が選択された場合に、基準画像の形成位置と、読取画像の形成位置との位置合わせが実施される。そして、位置合わせが行われた基準画像と読取画像とを用いて、読取画像の画像検査が実施される。それゆえ、本実施形態によれば、画像形成装置の経時変化等により画像形成位置がずれた場合等に、画像の印刷内容のみに着目して画像検査を実施できるようになる。
したがって、本実施形態によれば、画像形成装置1の経時変化による画像形成位置のずれに基づいて、用紙がNG紙(ヤレ紙)と判定されることがなくなる。よって、機械の調整や再印刷等の手間をオペレータにとらせることがなくなり、かつ、画像形成装置1のダウンタイムの発生も防ぐことができる。
また、本実施形態では、インラインセンサ等で構成される画像読取部15による読取結果に基づいて、画像形成位置のずれが自動的に調整されるため、位置ずれの調整を行う目的で、本番印刷用の画像の印刷を止める必要がなくなる。また、画像形成位置の調整は、基準画像側の位置をシフトさせることによって行われるため、画像形成装置1における画像形成条件等を変更する必要がない。つまり、本番印刷用の画像の印刷を止める必要がなくなる。したがって、本実施形態によれば、画像形成装置1のダウンタイムの発生を防ぐことができる。
また、本実施形態では、画像形成装置1の経時変化による画像形成位置のずれ量の大小に関わらず、基準画像の形成位置と、読取画像の形成位置との位置合わせが行われるため、画像検査部16がリアルタイムに画像検査を実施することができる。
また、本実施形態では、画像形成装置1の記憶部122には、複数の基準画像が記憶され、複数の基準画像には、画像検査位置補正モード、又は、通常モードの情報が対応付けられる。そして、画像形成装置1の制御部12は、複数の基準画像の情報を、基準画像の生成時に選択されていた登録モードと対応付けて操作表示部17に表示させ、操作表示部17に表示された複数の基準画像の情報の中から一つを、読取画像との比較に用いる基準画像としてオペレータに選択させる。
したがって、本実施形態によれば、オペレータは、基準画像が、画像検査位置補正モード、通常モードのいずれの登録モードで登録されたものであるかを確認した上で、画像検査に使用される基準画像を適切に選択することができる。
また、本実施形態では、画像形成装置1の制御部12は、記憶部122に、基準画像と、該基準画像の作成時期の情報とを対応付けて記憶させる。そして、制御部12は、位置情報マークが付加された基準画像が、画像検査に用いる基準画像として選択された場合、基準画像の生成時期から所定の時間が経過しているか否かを判定する。所定の時間が経過していると判定した場合、制御部12は、所定の時間が経過している旨を、操作表示部17、クライアントPC2の表示部25、不図示のスピーカ等を介して、オペレータに通知させる。したがって、本実施形態によれば、オペレータは、選択した基準画像が、作成時期から所定の時間が経過した古いものである場合に、そのことを確実に知ることができる。
また、本実施形態では、画像形成装置1の制御部12は、記憶部122に、基準画像と、該基準画像の生成時期の情報とを対応付けて記憶させる。そして、制御部12は、位置情報マークが付加された基準画像が、画像検査に用いる基準画像として選択された場合、基準画像の生成時期から所定の時間が経過しているか否かを判定する。所定の時間が経過していると判定した場合、制御部12は、生成時期から所定時間が経過している基準画像は、選択が行えない形態で操作表示部17に表示させる。したがって、本実施形態によれば、オペレータが、作成時期から所定の時間が経過した古い基準画像を、画像検査に使用される基準画像として選択してしまうことを防ぐことができる。
また、本実施形態では、画像形成装置1の制御部12は、オペレータによって画像検査位置補正モードが選択された場合に、画像形成部14に、本番印刷用の画像及び基準マークを用紙上に形成させ、該用紙を画像読取部15に読み取らせる。そして、制御部12は、画像読取部15による用紙の読取画像を、基準画像として記憶部122に記憶させる。したがって、本実施形態によれば、経時変化による画像形成位置のずれが生じていることが想定される画像形成装置1等において、オペレータが、基準画像の形成位置の調整を行うための位置情報マークが付加された基準画像を生成することができる。
また、本実施形態では、画像形成装置1の制御部12は、オペレータによって行われる画像検査位置補正モード又は通常モードの選択に基づき、本番印刷画像の読取画像に位置情報マークが付加された基準画像、又は、本番印刷画像の読取画像を、基準画像として記憶部122に記憶させる。したがって、本実施形態によれば、オペレータは、本番印刷画像の読取画像を、画像検査位置補正モード、通常モードのいずれの登録モードで基準画像として登録するかを、選択することができる。
さらに、上述した実施形態では、画像形成装置1の制御部12は、画像検査位置補正モードの設定時には、画像形成部14に、本番印刷用の画像データに基づく本番印刷画像、及び、位置情報を用紙上に形成させ、該用紙上に形成された画像を画像読取部16に読み取らせる。そして、画像読取部16による読取画像を基準画像として記憶部122に登録する制御を行う。また、制御部12は、通常モードの設定時には、画像形成部14に、本番印刷用の画像データに基づく本番印刷画像をシート上に形成させ、該用紙上に形成された位置情報マークを含まない本番印刷画像を画像読取部16に読み取らせ、該用紙上に形成された本番印刷画像の読取画像を基準画像として記憶部122に登録する制御を行う。
したがって、本実施形態によれば、オペレータにより選択された、画像形成装置1の経時変化による画像形成位置のずれを補正する画像検査位置補正モード、又は、通常モードの情報に基づいて、基準画像が記憶部122に登録される。
[各種変形例]
なお、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。例えば、次のような各種変形例も本発明に含まれる。
(変形例1)
上述した実施形態では、画像検査位置補正モードが選択された場合に、本番印刷画像の読取画像に位置情報マークが付加される例を挙げたが、本発明はこれに限定されない。本番印刷画像の読取画像に位置基準マークを付与せずに、基準画像として登録する従来の制御が行われてもよい。
図13は、変形例1に係る本番印刷用の画像の印刷及び画像検査の処理手順の例を示すフローチャートである。まず、画像形成装置1の制御部12は、オペレータより、画像検査に使用する基準画像の選択を受け付ける(ステップS31)。次いで、制御部12は、ステップS31で選択された基準画像に対して、位置情報マークを付加しない選択がオペレータによって行われたか否かを判定する(ステップS32)。位置情報マークを付加するか否かの選択肢は、例えば、操作表示部17の画面等に表示することができる。
なお、位置情報マークを付加するか否かの選択肢の、オペレータに対する提示は、上述したように基準画像の選択時に行ってもよく、基準画像の選択が行われる前の段階で行ってもよい。もしくは、画像検査位置補正モードで登録された基準画像が、画像検査に使用する基準画像として選択された後に行ってもよい。
ステップS32で、位置情報マークを付加しない選択がオペレータによって行われた場合(ステップS32がYES判定の場合)、制御部12は、画像形成部14に、本番印刷用の画像を印刷させる(ステップS33)。次いで、制御部12は、用紙に印刷された本番印刷画像を画像読取部15に読み取らせる(ステップS34)。次いで、制御部12は、画像検査部16に、基準画像と本番印刷画像の読取画像との比較(画像検査)を実施させる(ステップS42)。ステップS42の処理後、制御部12は、本番印刷用の画像の印刷及び画像検査の処理を終了する。
一方、ステップS32で、位置情報マークを付加する選択がオペレータによって行われた場合(ステップS32がNO判定の場合)、制御部12は、ステップS35〜ステップS42の処理を行う。ステップS35〜ステップS42の処理は、図11のステップS12〜ステップS19の処理と同一であるため、ここではその説明は省略する。
変形例1によれば、画像形成の後工程において用紙の断裁加工が行われないことにより、位置情報マークが用紙上に残ってしまう場合や、用紙のサイズ等の仕様変更の理由で位置情報マークを用紙に付加したくない場合に、オペレータは、本番印刷画像に位置情報マークを付加しない選択を行うことができる。変形例1において、位置情報マークを付加しない選択が行われた場合には、画像形成装置1の経時変化による画像形成位置のずれに基づいて、画像検査でNG紙(ヤレ紙)の判定が行われる可能性がある。しかしながら、変形例1によれば、従来と同レベルの画像検査を実施することができる。
(変形例2)
なお、変形例1においては、本番印刷用の画像に位置情報マークが付加されないため、制御部12は、画像形成位置のずれの検知処理、及び、基準画像の形成位置のシフト処理を実行することができない。しかしながら、画像形成位置のずれ量が予め分かっている場合や、本番印刷の実行によりずれ量を把握できた場合などには、制御部12は、既知のずれ量に基づいて基準画像のシフト量を設定し、基準画像の形成位置と本番印刷画像の読取画像の形成位置とを一致させてもよい。基準画像のシフト量は、例えば、本番印刷用の画像のジョブチケットにおいて「右:5mm、上:1mm」等の形式でイメージシフト設定を付与することにより、設定することができる。
図14は、変形例2に係る画像検査の処理手順の例を示すフローチャートである。図14に示す処理は、図11のステップS17の判定がYES判定だった場合、すなわち、基準画像の形成位置と本番印刷画像の読取画像の形成位置との間にずれがあると判定された場合に実施される。
まず、画像形成装置1の制御部12は、基準画像に対してイメージシフトの設定がされているか否かを判定する(ステップS51)。イメージシフトの設定とは、本番印刷画像の読取画像の形成位置に対する基準画像の形成位置のずれ量に相当する、基準画像のシフト量である。ステップS51で、イメージシフト量が設定されていると判定された場合(ステップS51がYES判定の場合)、制御部12は、設定されたシフト量に基づいて、基準画像の位置を、本番印刷画像の読取画像の形成位置までシフトさせる(ステップS52)。
次いで、制御部12は、画像検査部16に、基準画像と本番印刷画像の読取画像との比較(画像検査)を実施させる(ステップS53)。ステップS53の処理は、ステップS51で、基準画像にイメージシフト設定がされていないと判定された場合(ステップS51がNO判定の場合)にも行われる。ステップS53の処理後、制御部12は、画像検査の処理を終了する。
変形例2によれば、本番印刷画像に位置情報マークを付加することなく、基準画像の形成位置と、本番印刷画像の読取画像の形成位置とを一致させることができ、画像の印刷内容のみに着目して画像検査の実施が可能となる。
(その他変形例)
また、上述した実施形態において画像形成装置1の制御部12が行っていた、基準画像の登録に関わる制御は、クライアントPC2等の外部の情報処理装置において行われてもよい。
また、上述した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。上述した実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。また、図中に実線で示した制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…画像形成装置、2…クライアントPC、12…制御部、14…画像形成部、15…画像読取部、16…画像検査部、17…操作表示部、21…制御部、25…表示部、100…画像形成システム、122…記憶部

Claims (14)

  1. 画像をシート上に形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記画像が形成された前記シートを読み取って読取画像を得る画像読取部と、
    前記画像読取部で得られた読取画像の画像検査に用いられる基準画像を記憶する記憶部と、
    前記読取画像と前記基準画像とを比較することにより前記読取画像の画像検査を行う画像検査部と、
    制御部と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記制御部は、前記シートに形成された画像の読取画像に位置調整用の基準マークが付加された第1の基準画像が、前記画像検査に用いる前記基準画像として選択された場合、前記画像形成部に、前記画像及び前記基準マークを前記シート上に形成させ、該シート上に形成された画像を前記画像読取部に読み取らせ、前記シート上に形成された画像の読取画像における前記基準マークの形成位置と、前記第1の基準画像における前記基準マークの形成位置とに基づいて、前記第1の基準画像の形成位置と、前記読取画像の形成位置とを合わせ、位置が合わされた後の前記第1の基準画像と前記読取画像とを比較する画像検査を、前記画像検査部に実行させる
    画像形成装置。
  2. 前記制御部による、前記第1の基準画像の形成位置と、前記読取画像の形成位置との位置合わせは、前記第1の基準画像に付与された前記基準マークの位置を、前記読取画像における前記基準マークの形成位置までシフトさせることにより行われる
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶部には、複数の前記基準画像が記憶され、
    複数の前記基準画像には、前記基準画像の形成位置補正用の登録モードである第1の登録モード、又は、前記シートに形成された画像の読取画像を第2の基準画像として前記記憶部に登録させる登録モードである第2の登録モードの情報が対応付けられ、
    前記制御部は、複数の前記基準画像の情報を、前記基準画像の生成時に選択されていた登録モードと対応付けて表示部に表示させ、前記表示部に表示された複数の前記基準画像の情報の中から一つを、前記読取画像との比較に用いる前記基準画像としてオペレータに選択させる
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記記憶部に、前記基準画像と、該基準画像の作成時期の情報とを対応付けて記憶させ、
    前記第1の基準画像が、前記画像検査に用いる前記基準画像として選択された場合、前記基準画像の生成時期から所定の時間が経過しているか否かを判定し、
    前記所定の時間が経過していると判定した場合、前記所定の時間が経過している旨を、報知部を介してオペレータに通知させる
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記記憶部に、前記基準画像と、該基準画像の生成時期の情報とを対応付けて記憶させ、
    前記1の基準画像が、前記読取画像との比較に用いる前記基準画像として選択された場合、前記基準画像の生成時期から所定の時間が経過しているか否かを判定し、
    前記生成時期から所定の時間が経過している前記基準画像は、選択が行えない形態で表示部に表示させる
    請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第1の登録モードが選択された場合に、前記画像形成部に、前記画像及び前記基準マークを前記シート上に形成させ、該シートを前記画像読取部に読み取らせ、前記画像読取部による前記シートの読取画像を、前記第1の基準画像として前記記憶部に記憶させる
    請求項3〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、オペレータによって行われる前記第1の登録モード又は前記第2の登録モードの選択に基づき、前記第1の基準画像又は前記第2の基準画像を前記基準画像として前記記憶部に記憶させる
    請求項3〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記第1の登録モードにおいて前記記憶部に登録された前記第1の基準画像を用いて、前記検査部が画像検査をする場合であっても、前記第1の基準画像を前記シートに形成させるか、又は、前記第2の基準画像を前記シートに形成させるかの選択をオペレータに行わせる制御を行う
    請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記記憶部に登録された前記基準画像における前記基準画像のシフト量が設定された場合には、前記設定されたシフト量に基づいて前記基準画像における前記基準画像の形成位置をシフトさせ、前記基準画像がシフトされた前記基準画像を用いて、前記読取画像の画像検査を行う
    請求項2に記載の画像形成装置。
  10. 画像をシート上に形成する画像形成部と、前記画像形成部によって前記画像が形成された前記シートを読み取って読取画像を得る画像読取部と、前記読取画像と基準画像とを比較することにより前記読取画像の画像検査を行う画像検査部と、を備えた画像形成装置の前記画像検査部による画像検査時に使用される基準画像を登録する情報処理装置であって、
    前記基準画像を記憶する記憶部と、
    前記基準画像の形成位置補正用の登録モードである第1の登録モードの設定時には、前記画像形成部に、前記画像、及び、位置調整用の基準マークを前記シート上に形成させ、該シート上に形成された画像を前記画像読取部に読み取らせ、前記シート上に形成された画像の読取画像を第1の基準画像として前記記憶部に登録し、前記シートに形成された画像の読取画像を前記記憶部に登録させる登録モードである第2の登録モードの設定時には、前記画像形成部に、前記画像を前記シート上に形成させ、該シート上に形成された前記基準マークを含まない画像を前記画像読取部に読み取らせ、該シート上に形成された画像の読取画像を第2の基準画像として前記記憶部に登録する制御を行う制御部と、を備える
    情報処理装置。
  11. 画像をシート上に形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記画像が形成された前記シートを読み取って読取画像を得る画像読取部と、
    前記画像読取部で得られた読取画像の画像検査に用いられる基準画像を記憶する記憶部と、
    前記読取画像と前記基準画像とを比較することにより前記読取画像の画像検査を行う画像検査部と、
    制御部と、
    を備える画像形成装置による画像形成方法であって、
    前記制御部が、
    前記シートに形成された画像の読取画像に位置調整用の基準マークが付加された第1の基準画像が、前記画像検査に用いる前記基準画像として選択された場合、前記画像形成部に、前記画像及び前記基準マークを前記シート上に形成させる手順と、
    該シート上に形成された画像を前記画像読取部に読み取らせる手順と、
    前記シート上に形成された画像の読取画像における前記基準マークの形成位置と、前記第1の基準画像における前記基準マークの形成位置とに基づいて、前記第1の基準画像の形成位置と、前記読取画像の形成位置とを合わせる手順と、
    位置が合わされた後の前記第1の基準画像と前記読取画像とを比較する画像検査を、前記画像検査部に実行させる手順と、を含む
    画像形成方法。
  12. 画像をシート上に形成する画像形成部と、前記画像形成部によって前記画像が形成された前記シートを読み取って読取画像を得る画像読取部と、前記読取画像と基準画像とを比較することにより前記読取画像の画像検査を行う画像検査部と、を備えた画像形成装置の前記画像検査部による画像検査時に使用される基準画像を記憶部に登録する情報処理装置による基準画像の登録方法であって、
    前記基準画像の形成位置補正用の登録モードである第1の登録モードの設定時には、前記画像形成部に、前記画像、及び、位置調整用の基準マークを前記シート上に形成させ、該シート上に形成された画像を前記画像読取部に読み取らせ、前記シート上に形成された画像の読取画像を第1の基準画像として前記記憶部に登録させる手順と、
    前記シートに形成された画像の読取画像を前記記憶部に登録させる登録モードである第2の登録モードの設定時には、前記画像形成部に、前記画像を前記シート上に形成させ、該シート上に形成された前記基準マークを含まない画像を前記画像読取部に読み取らせ、該シート上に形成された画像の読取画像を第2の基準画像として前記記憶部に登録させる制御を行う手順と、を備える
    基準画像の登録方法。
  13. 画像をシート上に形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記画像が形成された前記シートを読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部で読み取られた読取画像の画像検査に用いられる基準画像を記憶する記憶部と、
    前記読取画像と前記基準画像とを比較することにより前記読取画像の画像検査を行う画像検査部と、
    制御部と、
    を備える画像形成装置で実行するプログラムであって、
    前記制御部が、
    前記シートに形成された画像の読取画像に位置調整用の基準マークが付加された第1の基準画像が、前記画像検査に用いる前記基準画像として選択された場合、前記画像形成部に、前記画像及び前記基準マークを前記シート上に形成させる手順と、
    該シート上に形成された画像を前記画像読取部に読み取らせる手順と、
    前記シート上に形成された画像の読取画像における前記基準マークの形成位置と、前記第1の基準画像における前記基準マークの形成位置とに基づいて、前記第1の基準画像の形成位置と、前記読取画像の形成位置とを合わせる手順と、
    位置が合わされた後の前記第1の基準画像と前記読取画像とを比較する画像検査を、前記画像検査部に実行させる手順と、を含む
    プログラム。
  14. 画像をシート上に形成する画像形成部と、前記画像形成部によって前記画像が形成された前記シートを読み取って読取画像を得る画像読取部と、前記読取画像と基準画像とを比較することにより前記読取画像の画像検査を行う画像検査部と、を備えた画像形成装置の前記画像検査部による画像検査時に使用される基準画像を記憶部に登録する情報処理装置で実行するプログラムであって、
    前記基準画像の形成位置補正用の登録モードである第1の登録モードの設定時には、前記画像形成部に、前記画像、及び、位置調整用の基準マークを前記シート上に形成させ、該シート上に形成された画像を前記画像読取部に読み取らせ、前記シート上に形成された画像の読取画像を第1の基準画像として前記記憶部に登録させる手順と、
    前記シートに形成された画像の読取画像を前記記憶部に登録させる登録モードである第2の登録モードの設定時には、前記画像形成部に、前記画像を前記シート上に形成させ、該シート上に形成された前記基準マークを含まない画像を前記画像読取部に読み取らせ、該シート上に形成された画像の読取画像を第2の基準画像として前記記憶部に登録させる制御を行う手順と、を備える
    プログラム。
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