JP2019061060A - レンズアレイ、レンズユニット、露光装置、ledヘッド、および画像形成装置 - Google Patents

レンズアレイ、レンズユニット、露光装置、ledヘッド、および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】縦スジの発生を抑制し、印刷画像の品質を向上することを目的とする。【解決手段】レンズアレイとしてのレンズ板11(14)は、複数のレンズ(12,13,15,16)を配列したものである。レンズ板11(14)の複数のレンズ(12,13,15,16)は、いずれも、光軸(Ax)の近傍に入射した光線の焦点距離である近軸焦点距離FAよりも、光軸(Ax)から離れた位置に入射した光線の焦点距離である外郭焦点距離FEが長くなるように構成されている。【選択図】図7

Description

本発明は、レンズアレイ、レンズユニット、露光装置、LEDヘッド、および画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、複数の発光素子(例えばLED)を配列した露光装置が用いられる。露光装置は、発光素子から発せられた光線を結像する複数のレンズを配列したレンズアレイを有する(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−223186号公報(図2〜図3)
しかしながら、上記した露光装置には、レンズの配列間隔と同じ間隔(周期)でビーム形状が変化し、その結果、印刷画像に同じ間隔で縦スジが発生する場合がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、縦スジの発生を抑制し、印刷画像の品質を向上することを目的とする。
本発明のレンズアレイは、複数のレンズを配列したものであり、当該複数のレンズは、いずれも、光軸の近傍に入射した光線の焦点距離である近軸焦点距離FAよりも、光軸から離れた位置に入射した光線の焦点距離である外郭焦点距離FEが長くなるように構成されている。
また、本発明のレンズユニットは、複数の第1のレンズを配列した第1のレンズアレイと、複数の第1のレンズと光軸がそれぞれ一致するように配置された複数の第2のレンズを配列した第2のレンズアレイとを備える。複数の第1のレンズおよび複数の第2のレンズは、いずれも、光軸の近傍に入射した光線の焦点距離である近軸焦点距離FAよりも、光軸から離れた位置に入射した光線の焦点距離である外郭焦点距離FEが長くなるように構成されている。
本発明によれば、ビーム形状の変化を抑制することができ、これにより印刷画像における縦スジの発生を抑制することができる。
実施の形態1のカラープリンタの全体構成を示す図である。 実施の形態1のLEDヘッドと感光体ドラムとの位置関係を示す図である。 図2に示した線分III−IIIにおける矢視方向の断面図である。 実施の形態1のLEDヘッドの外観を示す斜視図である。 実施の形態1のレンズユニットの端部近傍を拡大して示す分解斜視図である。 実施の形態1のレンズユニットの第1レンズ板のレンズ面の配列を示す図である。 実施の形態1のレンズユニットを示すXZ面に平行な面における断面図である。 実施の形態1のレンズユニットを示すYZ面に平行な面における断面図である。 実施の形態1のマスクの開口部の配列を示す図である。 実施の形態1の遮光板の開口部の配列を示す図である。 実施の形態1のレンズユニットのレンズの作用を示す図である。 実施の形態1のレンズユニットのレンズの像面湾曲を示す図である。 比較例のレンズの像面湾曲を示す図である。 実施の形態1のレンズユニットが形成するLEDの像を説明するための模式図(A)、(B)である。 比較例1のレンズユニットが形成するLEDの像を説明するための模式図(A)、(B)である。 光像測定器によるLEDヘッドの光量の測定方法を説明するための斜視図である。 光像測定器によるLEDヘッドのスリット波形の測定方法を説明するための斜視図である。 光像測定器により測定したスリット波形の一例を示す模式図である。 実施の形態1および比較例1のレンズユニットにおけるビーム径の変化を示すグラフである。 印刷試験で用紙に印刷した印刷パターンを示す図(A)〜(C)である。 実施の形態2の構成例2−1,2−2のレンズユニットにおけるビーム径の変化を示すグラフである。
実施の形態1.
<プリンタの構成>
図1は、本発明の実施の形態1の画像形成装置としてのプリンタ100の全体構成を示す図である。プリンタ100は、電子写真方式のカラープリンタとして構成され、顔料(着色剤)を含む現像剤としてのトナーを用いて媒体に画像を形成する。
プリンタ100は、媒体としての用紙Pを供給する給紙搬送部6と、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)およびブラック(K)のトナー像を形成する画像形成ユニットとしてのプロセスユニット4Y,4M,4C,4Kと、トナー像を用紙Pに転写する転写ユニット8と、トナー像を用紙Pに定着する定着ユニット5と、用紙Pをプリンタ100外に排出する排出ユニット7とを備える。これらの構成要素は、プリンタ100の筐体102に収容されている。
給紙搬送部6は、用紙Pを積層状態で収納する給紙カセット60と、給紙カセット60から用紙Pを取り出す給紙ローラ61と、給紙ローラ61によって取り出された用紙Pを搬送する搬送ローラ対62,63とを有する。
プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kは、用紙Pの搬送経路に沿って、ここでは右から左に一列に配置されている。プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kは、使用するトナーを除いて共通の構成を有するため、プロセスユニット4と総称する場合もある。
プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kの各感光体ドラム41(後述)に対向するように、露光装置としてのLEDヘッド3Y,3M,3C,3Kが配置されている。LEDヘッド3Y,3M,3C,3Kは、LEDヘッド3と総称する場合もある。
プロセスユニット4は、静電潜像担持体としての感光体ドラム41と、感光体ドラム41の表面を一様に帯電させる帯電部材としての帯電ローラ42と、感光体ドラム41の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像装置40と、感光体ドラム41の表面に残留したトナーを除去するクリーニングブレード46を備える。
感光体ドラム41は、円筒状の導電性支持体の表面に感光層を形成したものであり、図中時計回りに回転する。帯電ローラ42は、感光体ドラム41の表面に当接するように配置され、感光体ドラム41の回転に追従して回転する。帯電ローラ42は、帯電電圧を付与され、感光体ドラム41の表面を一様に帯電させる。
LEDヘッド3は、画像データに基づいて感光体ドラム41の表面に光を照射して、感光体ドラム41の表面に静電潜像を形成する。LEDヘッド3の具体的な構成については、後述する。
現像装置40は、現像剤担持体としての現像ローラ43と、供給部材としての供給ローラ44とを有する。現像ローラ43は、感光体ドラム41の表面に当接するように配置され、感光体ドラム41の回転方向とは反対方向(図中時計回り)に回転する。現像ローラ43は、現像電圧を付与され、感光体ドラム41の表面の静電潜像をトナーにより現像する。供給ローラ44は、現像ローラ43の表面に当接するように配置され、現像ローラ43にトナーを供給する。現像装置40の上部には、トナーを補給するためのトナーカートリッジ45が取り付けられている。
転写ユニット8は、表面に用紙Pを保持して搬送する無端状の転写ベルト81と、この転写ベルト81が架け渡された駆動ローラ82および従動ローラ83と、転写ベルト81を介して各感光体ドラム41に対向配置された4つの転写ローラ80と、転写ベルト81に付着したトナーを除去するクリーニングブレード84とを備える。
転写ローラ80は、転写電圧を付与され、感光体ドラム41の表面のトナー像を、転写ベルト81上の用紙Pに転写する。駆動ローラ82は、図中反時計回りに回転し、転写ベルト81を矢印で示す方向に走行させる。従動ローラ83は、転写ベルト81に張力を付与する。転写ベルト81は、表面に用紙Pを静電吸着し、プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kに沿って搬送する。クリーニングブレード84は、転写ローラ80の表面に接触するように配置され、転写ベルト81に付着したトナーを掻き取る。
定着ユニット5は、定着ローラ51と加圧ローラ52とを備える。定着ローラ51は、ハロゲンランプ等の熱源を内蔵する。加圧ローラ52は、定着ローラ51に押圧され、定着ローラ51との間で定着ニップを形成する。定着ローラ51および加圧ローラ52は、用紙Pに転写されたトナー像を、熱および圧力を加えて定着させる。
排出ユニット7は、定着ユニット5を通過した用紙Pを排出する排出ローラ対71,72を有する。プリンタ100の上部カバーには、排出された用紙Pを載置するスタッカ部73が設けられている。
また、プリンタ100は、外部装置との通信により印刷データを受信する外部インタフェース、および、受信した印刷データに基づいてプリンタ100全体の制御を行う制御部を備えている。これらについては、詳細説明を省略する。
図1において、感光体ドラム41の回転軸の方向を、X方向とする。用紙Pがプロセスユニット4Y,4M,4C,4Kを通過する際の用紙Pの移動方向を、Y方向とする。X方向およびY方向の両方に直交する方向を、Z方向とする。Z方向は、ここでは鉛直方向である。
また、Y方向については、用紙Pがプロセスユニット4Y,4M,4C,4Kを通過する際の用紙Pの進行方向(図中右から左に向かう方向)を+Y方向とし、その反対方向を−Y方向とする。Z方向については、LEDヘッド3から感光体ドラム41に向かう方向(図1における下方)を+Z方向とし、その反対方向を−Z方向とする。X方向については、図1の手前に向かう方向を+X方向とし、奥に向かう方向を−X方向とする。
<LEDヘッドの構成>
図2は、LEDヘッド3および感光体ドラム41を、+Y側から見た図である。図2では、+Z方向が上方であり、−Z方向が下方である(図1とは上下が逆である)。感光体ドラム41は、図2に矢印r1で示す方向に回転する。
LEDヘッド3は、レンズユニット1と、発光部としてのLEDアレイ30と、ホルダ34とを備える。ホルダ34は、レンズユニット1とLEDアレイ30とを所定の位置関係に保持する。LEDアレイ30は、回路基板33上に略直線状に1列に配列された複数のLED素子32(発光素子)を有する。回路基板33は、ベース35(図3)により支持され、ホルダ34に取り付けられている。
LED素子32の配列方向は、X方向(すなわち感光体ドラム41の回転軸の方向)である。LEDアレイ30の長さWEは、ここでは208mmである。レンズユニット1は長尺であり、その長手方向がX方向となるように、ホルダ34に保持されている。すなわち、LEDヘッド3は、LEDアレイ30のLED素子32の配列方向およびレンズユニット1の長手方向が、いずれもX方向となるように配置される。
図3は、図2に示す線分III−IIIにおける矢視方向の断面図である。図4は、LEDヘッド3の外観を示す斜視図である。図3に示すように、レンズユニット1のY方向の中心を、CLとする。LED素子32および感光体ドラム41の回転軸41bは、レンズユニット1のY方向の中心CL上に位置している。
レンズユニット1は、ホルダ34の上面部34aに形成された開口部に挿入され、接着剤等で固定されている。レンズユニット1とホルダ34の開口部との隙間は、シール部材36によって封止され、光漏れを防止している。
LED素子32の出光面からレンズユニット1のレンズ面(後述するレンズ面12)までの距離LOと、感光体ドラム41の表面からレンズユニット1のレンズ面(後述するレンズ面16)までの距離LIとは、等距離である(すなわちLI=LO)。レンズユニット1のそれぞれのレンズの光軸は、Z方向を向いている。
LEDヘッド3は、例えば600dpiまたは1200dpiの解像度を有する。600dpiの場合には、1インチ(約25.4mm)につき、600個のLED素子32(図2)が配置されている。この場合、LED素子32の配列ピッチは、0.042333mmである。LED素子32の発光波長の中心値は、例えば770nmである。
図5は、レンズユニット1の端部近傍を拡大して示す分解斜視図である。図5に示すように、レンズユニット1は、LED素子32(図3)からの光線の進行方向に沿って、マスク23と、第1のレンズアレイとしての第1レンズ板11と、遮光部材としての遮光板21と、第2のレンズアレイとしての第2レンズ板14とを備える。
第1レンズ板11の+Z側の面である裏面11bには、複数のレンズ面13がX方向に配列されている。第2レンズ板14の+Z側の面である裏面14bには、複数のレンズ面16がX方向に配列されている。第1レンズ板11および第2レンズ板14は、LED素子32(図3)から発せられた光線を透過する材料で構成される。
遮光板21には、複数の開口22がX方向に配列されている。マスク23には、複数の開口24がX方向に配列されている。遮光板21およびマスク23は、LED素子32(図3)から発せられた光線を透過しない材料で構成される。開口22および開口24のX方向およびY方向における位置(すなわちXY面内の位置)は、レンズ面13,16のX方向およびY方向における位置と一致している。
なお、図5では隠れているが、第1レンズ板11の−Z側の面である表面11aには、複数のレンズ面12(図7)がX方向に配列されている。同様に、第2レンズ板14の−Z側の面である表面14aには、複数のレンズ面15(図7)がX方向に配列されている。
図6は、図5に示す第1レンズ板11の表面11a(−Z側の面)のレンズ面12の配列を+Z側から透過して見た図である。図6に示すように、第1レンズ板11の表面11aには、複数のレンズ面12が千鳥状に2列に配置され、各列はそれぞれX方向に延在している。隣接するレンズ面12のX方向の間隔(中心間距離)をPXとすると、各列におけるレンズ面12のX方向の配列間隔は、2×PXである。
レンズ面12の中心(面頂点)は、第1レンズ板11のY方向の中心(すなわちレンズユニット1のY方向の中心CL)から、PYの距離にある。レンズ面12の半径は、RLである。第1レンズ板11の表面11aのレンズ面12が形成されない部分は、平坦面である。
第1レンズ板11の裏面11bのレンズ面13、第2レンズ板14の表面14aのレンズ面15、および第2レンズ板14の裏面14bのレンズ面16は、いずれも、XY面内において、第1レンズ板11の表面11aのレンズ面12と同様に配置されている。
また、レンズ面12,13は、第1レンズ板11の他の部分と一体に形成される。レンズ面15,16は、第2レンズ板14の他の部分と一体に形成される。
図7は、レンズユニット1を、レンズ面12,13,15,16の各面頂点を通りXZ面に平行な面で切断した断面図である。図8は、図7に示す線分VIII−VIIIにおける矢視方向の断面図である。
LEDアレイ30は、レンズユニット1の−Z側に配置され、結像面(すなわち感光体ドラム41の表面41a)は、レンズユニット1の+Z側に配置される。マスク23および遮光板21は、結像に寄与しない不要光(迷光およびフレア光)を遮光する。開口22,24のX方向の位置は、レンズ面12,13,15,16のX方向の位置と一致している。
LEDアレイ30の出光面32aから第1レンズ板11のレンズ面12までの距離を、距離LOとする。第1レンズ板11のレンズ面12とレンズ面13との間隔(すなわちレンズ厚)を、面間隔LTとする。第1レンズ板11のレンズ面13と第2レンズ板14のレンズ面15の間隔を、面間隔LGとする。第2レンズ板14のレンズ面15とレンズ面16との間隔(すなわちレンズ厚)を、面間隔LTとする。第2レンズ板14のレンズ面16と感光体ドラム41の表面41a(結像面)との距離を、距離LIとする。
また、LEDアレイ30の出光面32aとマスク23との間隔を、面間隔LFMとする。第1レンズ板11のレンズ面13と遮光板21との間隔を、面間隔LFSとする。マスク23の厚さを、厚さMTとする。遮光板21の厚さを、厚さSTとする。
図7に示すように、第1レンズ板11の相対するレンズ面12,13は、レンズL1(第1のレンズ)を構成する。第2レンズ板14の相対するレンズ面15,16は、レンズL2(第2のレンズ)を構成する。レンズL1およびレンズL2は、互いに共通の光軸Axを有する。光軸Axの方向は、Z方向である。レンズL1の倍率は、例えば1/2であり、レンズL2の倍率は、例えば2倍である。
R1は、レンズL1,L2の光軸Ax近傍のLED素子32から発せられた光線の主光線である。R4は、光軸Axから離れたLED素子32から発せられた光線の主光線である。
第1レンズ板11および第2レンズ板14は、レンズ面13とレンズ面15との間で主光線が平行となるテレセントリックな構成を有する。この構成は、第1レンズ板11のレンズL1と第2レンズ板14のレンズL2とを略同一形状とし、物体から第1レンズ板11までの距離LOと、第2レンズ板14から結像面までの距離LIとを略等しくすることによって実現される。
図8において、LED素子32から発せられる光線は、R1、R2、R3で示される。R1は、LED素子32から発せられる光線の主光線である。上記の通り、レンズ板11,14は、レンズ面13とレンズ面15との間で主光線が平行となるテレセントリックな構成を有する。レンズ面12,13,15,16の面頂点のY方向の位置は、レンズユニット1のY方向の中心CL(すなわちLED素子32の位置)から距離PYの位置にある。また、開口22,24のY方向の位置は、レンズ面12,13,15,16のY方向の位置と一致している。
図9は、マスク23(第2の遮光部材)の開口24の配列を+Z側から見た図である。マスク23には、複数の開口24が千鳥状に2列に配置され、各列はそれぞれX方向に延在している。隣接する開口24のX方向の間隔(中心間距離)をPXとすると、各列における開口24のX方向の配列間隔は、2×PXである。開口24は円形状であり、LEDアレイ30(図3)に対向する面の開口半径RA1は、第1レンズ板11(図5)に対向する面の開口半径RA2より小さい。すなわち、開口24は、+Z方向に進むほど開口半径が大きくなる形状を有する。
図10は、遮光板21(第1の遮光部材)の開口22の配列を+Z側から見た図である。遮光板21には、複数の開口22が千鳥状に2列に配置され、各列はそれぞれX方向に延在している。隣接する開口22のX方向の間隔(中心間距離)をPXとすると、各列における開口22のX方向の配列間隔は、2×PXである。開口22は円形状であり、開口半径RAを有する。開口22の開口半径RAは、Z方向に一定である。
次に、レンズ板11,14のレンズL1,L2の焦点距離と像面湾曲について説明する。図11は、レンズL1,L2を通過した光の結像状態を示す模式図である。なお、図11では、レンズL1,L2のうち、レンズL2のレンズ面16のみ示している。上記の通り、光軸Axの方向は、Z方向である。
レンズL1,L2の光軸Axの近傍を通る光線を、近軸光線とする。一方、レンズ面15(図11では省略)において光軸Axから最も離れた位置(すなわち光軸Axから開口22の半径RA分だけ離れた位置)にZ方向に入射した光線を、外郭光線とする。外郭光線は、軸外光線とも称する。
近軸光線の焦点距離を、近軸焦点距離FAとする。言い換えると、近軸光線の焦点は、レンズL2の主平面PSから距離FAの位置にある。主平面PSから受光面RSまでの距離をPIとし、距離PIの近軸焦点距離FAに対する比をKとする。Kは、2以上の整数である。受光面RSは、点Bを通り光軸Axに垂直な平面である。この受光面RSは、感光体ドラム41の表面41aと一致するように設定される。
レンズ面15,16を有するレンズL2の倍率は(K−1)に等しく、レンズ面12,13を有するレンズL1の倍率は1/(K−1)倍に等しい。一例としては、K=3である。近軸光線の結像位置Bは、図11から明らかなように、主平面PSから距離K×FA(例えば、3×FA)の位置にある。
外郭光線の焦点距離を、外郭焦点距離(または軸外焦点距離)FEとする。言い換えると、外郭光線の焦点は、レンズL2の主平面PSから距離FEの位置にある。外郭光線の結像位置は、点Cである。
ΔZは、光軸Ax上の主平面PSからの距離K×FE(例えば、3×FE)と、主平面PSから点CまでのZ方向の距離K×FA(例えば、3×FA)との差である。このΔZは、像面湾曲の大きさを表す。ここでレンズL1,L2の屈折率をnとし、焦点距離をFとすると、ペッツバール和P=1/(nF)より、外郭光線の像面ISは、点Cを通る曲率半径nFEの曲面である。
図11では、点A,B,Cを結ぶ三角形は、直角三角形である。点A,Bを結ぶ線分の長さをABとし、点B,Cを結ぶ線分の長さをBCとし、点A,Cを結ぶ線分の長さをACとすると、以下の式(1)が成立する。
Figure 2019061060
辺BCの長さBCを、BC≒2×RAと近似すると、以下の式(2)が成立する。
Figure 2019061060
この式(2)から、ΔZの2次関数として、以下の式(3)が導かれる。
Figure 2019061060
この式(3)から、ΔZを以下の式(4)で表すことができる。
Figure 2019061060
一方、主平面PSから点Bまでの距離はK×FAであるため、ΔZは、以下の式(5)で表すことができる。
Figure 2019061060
ここで、ΔFを、以下の式(6)のように定義する。
Figure 2019061060
すなわち、ΔZ=K×ΔFである。
像面湾曲が最も低減するのは、点Bと点CのZ方向位置が同じになるときである。このときの外郭焦点距離FEと近軸焦点距離FAとの差ΔFをΔFBと定義すると、以下の式(7)が得られる。
Figure 2019061060
<プリンタの動作>
以上のように構成されたプリンタ100の動作について、図1を参照して説明する。
プリンタ100の制御部は、外部装置から印刷コマンドおよび印刷データを受信すると、印刷動作を開始する。各プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kでは、帯電電圧が付与された帯電ローラ42により、感光体ドラム41の表面が一様に帯電される。感光体ドラム41の回転により、その帯電された表面がLEDヘッド3に対向する位置に到達すると、LEDヘッド3による露光が行われ、感光体ドラム41の表面に静電潜像が形成される。静電潜像は、現像装置40によって現像され、感光体ドラム41の表面にトナー像が形成される。
一方、給紙カセット60に収容された用紙Pは、給紙ローラ61によって給紙カセット60から取り出され、搬送ローラ対62,63により転写ユニット8まで搬送される。転写ユニット8では、駆動ローラ82の回転によって転写ベルト81が走行し、用紙Pを保持してプロセスユニット4Y,4M,4C,4Kに沿って搬送する。
感光体ドラム41の回転により、感光体ドラム41の表面のトナー像が転写ローラ80および転写ベルト81の近傍に到達すると、転写ローラ80に転写電圧が付与され、感光体ドラム41の表面のトナー像が転写ベルト81上の用紙Pに転写される。すなわち、プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kの感光体ドラム41に形成された各色のトナー像が、転写ベルト81上の用紙Pに順次転写される。
続いて、各色のトナー像が転写された用紙Pは、転写ベルト81の走行により、定着ユニット5に搬送される。定着ユニット5の定着ローラ51および加圧ローラ52は、用紙P上のトナー像を加圧および加熱により溶融させ、用紙Pに定着させる。トナー像が定着した用紙Pは、排出ローラ対71,72によって排出され、スタッカ部73に載置される。これにより、プリンタ100による印刷動作(画像形成の動作)が終了する。
次に、LEDヘッド3の動作について、図3および図7を参照して説明する。LEDアレイ30のLED素子32から発せられた光線は、レンズユニット1の第1レンズ板11のレンズ面12に入射し、レンズ板11,14のレンズ面12,13,15,16を透過して、感光体ドラム41の表面14aに集光する。
図7に示すように、レンズ面12の光軸近傍のLED素子32から発せられた光線は、経路R1,R2,R3等を経て感光体ドラム41の表面41aに到達する。光軸から離れたLED素子32から発せられた光線は、例えば図7に示す経路R4を経て感光体ドラム41の表面41aに到達する。
LEDアレイ30の光線は、レンズ面12,13を透過して、レンズ面13とレンズ面15との略中間位置にLEDアレイ30の縮小倒立像(中間像)を形成し、更にレンズ面15,16を透過して、結像位置に縮小倒立像の拡大倒立像(結像)を形成する。すなわち、レンズユニット1によって、結像位置にLEDアレイ30の正立等倍像70が形成される。
<像面湾曲の低減作用>
次に、実施の形態1のレンズユニット1による像面湾曲の低減について、図12を参照して説明する。図12は、実施の形態1のレンズユニット1における像面湾曲を示す模式図である。実施の形態1のレンズ板11,14の各レンズL1,L2は、いずれも非球面レンズであり、近軸焦点距離FAよりも外郭焦点距離FEが長い(FA<FE)。また、レンズL1,L2では、近軸光線の入射領域と外郭光線の入射領域との間が滑らかに連続しており、この領域に入射する光線の焦点距離Fは、FA<F<FEとなっている。
レンズL1,L2により形成される像面のレンズL2からの距離は、焦点距離に比例する。そのため、上述したFA<FEの関係から、外郭光線とその周辺光線の像面S2は、近軸光線の像面S1よりも、レンズL2からZ方向(光軸方向)に離れている。但し、外郭光線とその周辺光線の像面S2は、像面湾曲の分だけZ方向においてレンズL2に近づく。その結果、外郭光線の結像位置(像面S2)のレンズL2からのZ方向距離と、近軸光線の結像位置(像面S1)のレンズL2からのZ方向距離とは、略等しくなる。これにより、レンズユニット1により形成される像面は、像面湾曲が低減されて、平面に近づく。
図13は、比較例のレンズユニットにおける像面湾曲を示す模式図である。説明の便宜上、比較例のレンズユニットの構成要素には、実施の形態1のレンズユニット1の構成要素と同一の符号を付して説明する。比較例のレンズユニットのレンズL2では、近軸焦点距離FAと外郭焦点距離FEとは等しい(FE=FA)。レンズL2のレンズ面15,16はいずれも凸面である。この比較例では、光軸Axから離れるほど像面ISがZ方向においてレンズL2に近づき、結像側に凸となる像面湾曲が発生する。
図14(A)は、実施の形態1のレンズユニット1により形成されたLED素子32の像を示す模式図である。横軸はX方向の位置を示し、縦軸はY方向の位置を示す。図14(B)は、実施の形態1のレンズユニット1による像の形成を説明するための模式図である。
図14(B)に示すように、実施の形態1のレンズユニット1では、第1レンズ板11のレンズL1が、近軸焦点距離FAよりも外郭焦点距離FEが長い構成を有するため、レンズ板11,14の間に形成される中間像の像面Mは、像面湾曲が抑えられ、略平面となる。さらに、第2レンズ板14のレンズL2が、近軸焦点距離FAよりも外郭焦点距離FEが長い構成を有するため、LED素子32の像の像面ISも、像面湾曲が抑えられ、略平面となる。
その結果、図14(A)に示すように、受光面RSにおける各LED素子32の像であるビームスポットが小さくなり、これにより、略一定のサイズのビームスポットがX方向に配列される。そのため、このレンズユニット1を備えたLEDヘッド3をプリンタ100に搭載することで、印刷画像における縦スジの発生を抑制することができる。
図15(A)は、比較例のレンズユニットにより形成されたLED素子32の像を示す模式図である。横軸はX方向の位置を示し、縦軸はY方向の位置を示す。図15(B)は、比較例のレンズユニットによる像の形成を説明するための模式図である。
比較例のレンズユニットのレンズL1,L2は、いずれも、近軸焦点距離FAと外郭焦点距離FEとが同じである。そのため、中間像の像面Mは、結像側に凸の曲面となり、LED素子32の像の像面ISも、結像側に凸の曲面となる。
そのため、受光面RSにおけるLED素子32の像であるビームスポットは、レンズL1,L2の光軸Axに対応する位置では集光により小さくなるが、X方向に隣り合う2つのレンズの境界に対応する位置では、ぼやけて大きくなる。その結果、ビームスポットのビーム径は、X方向にレンズの配列間隔と同じ間隔(周期)で変動する。これにより、印刷画像には、レンズの配列間隔と同じ間隔の縦スジが発生する。
次に、この実施の形態1の具体的な数値実施例について、比較例と対比して説明する。表1には、実施の形態1および比較例のレンズアレイの各部の寸法を示す。表1に示した各部の寸法は、実施の形態1および比較例のレンズアレイとも共通である。また、表1において、半径RLは、光軸(Z方向)に直交する面内におけるレンズの半径であり、レンズ面の曲率半径とは異なる。
Figure 2019061060
表2には、実施の形態1および比較例のレンズアレイの各レンズ面の形状を示す。実施の形態1および比較例のいずれにおいても、各レンズ面12,13,15,16は回転非球面形状であり、曲率半径と、4次、6次および8次の非球面係数とで表される。
Figure 2019061060
なお、実施の形態1および比較例のいずれにおいても、レンズ面16の形状は、レンズ面12と同じであり、レンズ面12をY方向の回転軸を中心として180度回転した形状である。また、レンズ面15の形状は、レンズ面13と同じであり、レンズ面13をY方向の回転軸を中心として180度回転した形状である。また、レンズ板11,14は、レンズ面12,13,15,16をそれぞれX方向に212mmに亘って配列されている。
また、レンズ板11,14は、日本ゼオン株式会社製のシクロオレフィン樹脂「ゼオネックスE48R」(ゼオネックスは日本ゼオン株式会社の登録商標)で形成されている。この材料の波長770nmの光(LED素子32の光)に対する屈折率は、1.5247である。
また、遮光板21およびマスク23は、三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社製のポリカーボネート樹脂「ユーピロンH‐4000」(ユーピロンは三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社の登録商標)で形成されている。
表3には、実施の形態1および比較例における近軸焦点距離FA、外郭焦点距離FEおよびその差ΔF(=FA−FE)を示す。
Figure 2019061060
表3に示すように、実施の形態1のレンズユニットでは、近軸焦点距離FAと外郭焦点距離FEとの差ΔFは、0.097mmである。一方、比較例のレンズユニットでは、近軸焦点距離FAと外郭焦点距離FEとの差ΔFは、0である。
次に、LEDヘッド3のビーム径の測定方法について、図16および図17を参照して説明する。ここでは、各LED素子32の光量補正を行った上で、スリット波形からビーム径を測定している。図16は、LEDヘッド3の光量の測定方法を説明するための模式図である。図17は、LEDヘッド3のスリット波形の測定方法を説明するための模式図である。
LEDヘッド3の光量およびスリット波形の測定には、光像測定機を用いる。光像測定機は、LEDヘッド3の光量測定に用いるフォトセンサ101(図16)、およびスリット波形の測定に用いるスリットセンサ201(図17)を備える。
図16において、光像測定機のフォトセンサ101は、LEDヘッド3のレンズ面16から距離LIだけ離れた位置における光量を、LED素子32毎に測定する。そのため、フォトセンサ101は、X方向に移動可能である。LEDヘッド3の各LED素子32を順次発光させながら、その発光しているLED素子32に対応する位置にフォトセンサ101を移動させて光を受光し、光量を測定する。
図17において、光像測定機のスリットセンサ201は、スリット203を有する遮光板202とフォトセンサ204とを備える。遮光板202は、スリット203の向きが、Y方向(X方向に対して90度の方向)とX方向に対して45度の方向とで切り替え可能であるが、ここではスリット203の向きをY方向(X方向に対して90度の方向)として使用する。フォトセンサ204は、スリット203を通過した光線を受光し、電気信号に変換する。
スリットセンサ201は、X方向に移動可能である。LEDヘッド3の各LED素子32を順次発光させながら、その発光しているLED素子32に対応する位置にスリットセンサ201を移動させて、スリット203を介してフォトセンサ204で光を受光し、スリット波形(すなわち、結像の波形)を測定する。
光像測定機を用いた光量補正およびビーム径の測定について説明する。まず、LEDヘッド3のLED素子32の光量補正を行う。具体的には、図16のフォトセンサ101を備えた光像測定機を用い、LEDヘッド3のLED素子32を1つずつ同一電流値で発光させ、各LED素子32(各ドット)の光量をフォトセンサ101で測定する。
そして、測定した全てのLED素子32の光量値に基づき、全てのLED素子32の光量が同じになるような各LED素子32の電流値(光量補正値)を算出する。
次に、全てのLED素子32について、ビーム径の測定を行う。図17のスリットセンサ201を備えた光像測定機を用い、LEDヘッド3のLED素子32を1つずつ光量補正値で発光させ、各LED素子32の結像の波形をスリットセンサ201で測定する。
図18は、スリットセンサ201で測定したスリット波形の一例を示す図である。測定した全てのLED素子32のスリット波形のピークの平均値Hを算出し、ピークの平均値Hの10%の高さH10におけるスリット波形の幅Wを、ビーム径とする。
図19は、実施の形態1および比較例におけるLED素子32毎のビーム径の測定結果を示すグラフである。横軸には、X方向における位置X(mm)を示し、縦軸には、その位置でのビーム径(μm)を示す。X方向における測定範囲(−1.2mm〜+1.2mm)は、レンズ面12,13,15,16のそれぞれのX方向の配列間隔(PX=1.2mm)の2倍に相当する。
図19において、実施の形態1のLEDヘッド3の測定結果は、実線(符号E1)で示し、比較例のLEDヘッドの測定結果は、破線(符号E0)で示す。
図19に示すように、比較例のLEDヘッドでは、ビーム径の最大値と最小値との差が概ね10.0μmであるのに対し、実施の形態1のLEDヘッド3では、ビーム径の最大値と最小値との差が概ね2.4μmである。すなわち、実施の形態1のLEDヘッド3では、比較例のLEDヘッドと比較して、ビーム径の変化量(変化幅)が大幅に低減されている。
次に、実施の形態1のLEDヘッド3および比較例1のLEDヘッドを、プリンタ100(図1)に装着して行った印刷試験について説明する。これらのLEDヘッドは、解像度が1200dpiであり、LEDアレイ30の長さは208mm(A4サイズ対応)とした。
図20(A)、(B)、(C)は、印刷試験において用紙Pに印刷した印刷パターンを示す図である。図20(A)〜(C)において、符号91は、LED素子32の点灯によって形成されたドット(図示の便宜上、黒塗りではなく、点状のハッチングで表す)を示し、符号92は、LED素子32の消灯によって形成された白抜き部(ブランク部)を示す。
図20(A)は、X方向に2つおきに選択した2つずつ連続するLED素子32を、2回続けて点灯(発光)させ、2回続けて消灯させて印刷した印刷パターンである。図20(B)は、Y方向(用紙Pの搬送方向)に延在する縦細線を、X方向に1ドットおきに印刷した印刷パターンである。図20(C)は、X方向に延在する横細線を、Y方向に1ドットおきに印刷した印刷パターンである。
実施の形態1のLEDヘッド3および比較例のLEDヘッドを、プリンタ100にそれぞれ装着し、図20(A)〜(C)に示した印刷パターンを印刷した。印刷後の画像を目視で観察し、縦スジおよび濃度ムラがないものを良好と判断し、縦スジおよび濃度ムラのいずれかが観察されたものを不良と判断した。
その結果、実施の形態1のLEDヘッド3を装着したプリンタ100で印刷した場合には、良好な印刷結果が得られたが、比較例のLEDヘッドを装着したプリンタ100で印刷した場合には、レンズ面12,13,15,16の配列間隔PX(1.2mm)と同じ間隔の縦スジが発生した。
この結果から、実施の形態1のLEDヘッド3では、ビーム径の変化量を低減することにより、印刷画像における縦スジの発生を抑制できることが確認された。
<実施の形態1の効果>
以上説明したように、実施の形態1のレンズ板11,14は、光軸Axの近傍に入射した光線の焦点距離である近軸焦点距離FAよりも、光軸Axから離れた位置に入射した光線の焦点距離である外郭焦点距離FEが長いレンズL1,L2を有するため、光軸方向(Z方向)において、レンズから外郭光線の結像位置までの距離と、レンズから近軸光線の結像位置までの距離とが略等しくなる。これにより、像面が平面に近づき、ビーム径の変化量を小さくすることができる。その結果、印刷画像における縦スジの発生を抑制することができる。
また、レンズ板11,14の各レンズL1,L2が非球面レンズであるため、上記のように近軸焦点距離FAよりも外郭焦点距離FEが長い構成を容易に実現することができる。
また、物体から第1レンズ板11までの距離LOと、第2レンズ板14から結像面までの距離LIとが略等しく、結像面に物体の正立等倍像を形成する構成のため、結像面におけるビーム径を小さくし、縦スジの発生を抑制する効果を高めることができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2は、実施の形態1で説明したLEDヘッド3の近軸焦点距離FAおよび外郭焦点距離FEの範囲を定めるものである。
この実施の形態2では、第1レンズ板11のレンズ面12,13および第2レンズ板14のレンズ面15,16の面形状(曲率半径および非球面係数)が、実施の形態1と異なる。
表4には、実施の形態2のレンズユニット1の2つの構成例(構成例2−1および構成例2−2とする)の各レンズ面の形状を示す。
Figure 2019061060
なお、実施の形態1でも説明したように、レンズ面16の形状は、レンズ面12と同じであり、レンズ面12をY方向の回転軸を中心として180度回転した形状である。また、レンズ面15の形状は、レンズ面13と同じであり、レンズ面13をY方向の回転軸を中心として180度回転した形状である。
表5には、実施の形態2(構成例2−1,2−2)のレンズユニットにおける近軸焦点距離FAおよび外郭焦点距離FEを示す。
Figure 2019061060
表5には、さらに、近軸焦点距離FAと外郭焦点距離FEとの差ΔFと、実施の形態1で説明した式(7)から求めたΔFBと、これらの比ΔF/ΔFBとを示す。さらに、上述した実施の形態1および比較例のレンズユニットにおける近軸焦点距離FA、外郭焦点距離FEおよびこれらの差ΔF、ΔFBおよびΔF/ΔFBも合わせて示す。
表5から、実施の形態1および実施の形態2の構成例2−1,2−2のΔFは、0.040〜0.159の範囲内にあり、ΔF/ΔFBは、0.45〜1.79の範囲内にある。一方、比較例では、ΔFおよびΔF/ΔFBは、いずれも0であり、上記の範囲には含まれない。
図21は、実施の形態2の構成例2−1,2−2のLEDヘッド3において、LED素子32毎のビーム径の測定結果を示すグラフである。横軸には、X方向の位置X(mm)を示し、縦軸には、その位置でのビーム径(μm)を示す。X方向の測定範囲(−1.2mm〜+1.2mm)は、レンズ面12,13,15,16のそれぞれのX方向の配列間隔(PX=1.2mm)の2倍に相当する。ビーム径の測定結果は、実施の形態1で説明した通りである。
図21において、構成例2−1のLEDヘッド3の測定結果は、破線(符号E2)で示し、構成例2−2のLEDヘッド3の測定結果は、実線(符号E3)で示す。
図21に示すように、構成例2−1のLEDヘッド3では、ビーム径の最大値と最小値との差が概ね5.2μmであり、構成例2−2のLEDヘッド3では、ビーム径の最大値と最小値との差が概ね5.6μmである。すなわち、構成例2−1,2−2のLEDヘッド3では、比較例のLEDヘッド(ビーム径の最大値と最小値との差が10μm)と比較して、ビーム径の変化量が大幅に低減されている。
次に、実施の形態2の構成例2−1,2−2のLEDヘッド3を、プリンタ100(図1)に装着して行った印刷試験結果について説明する。LEDヘッド3は、解像度が1200dpiであり、LEDアレイ30の長さは208mm(A4サイズ対応)とした。印刷試験の方法は、実施の形態1で説明した通りである。
印刷パターンは、図20(A)、(B)、(C)に示したものを使用した。印刷後の画像を目視で観察し、縦スジおよび濃度ムラがないものを良好と判断した。その結果、実施の形態2の構成例2−1,2−2のLEDヘッド3を装着したプリンタ100で印刷した場合には、いずれも良好な印刷結果が得られた。この結果から、実施の形態2(構成例2−1,2−2)のLEDヘッド3においても、印刷画像における縦スジの発生が抑制されることが確認された。
<実施の形態2の効果>
以上説明したように、実施の形態2のレンズユニット1は、第1レンズ板11と第2レンズ板14との間に、半径RAの開口22を有する遮光板21を備え、ΔFBを以下のように定義すると、
Figure 2019061060
近軸焦点距離FAと外郭焦点距離FEとの差ΔFが、
0.45×ΔFB≦ΔF≦1.79×ΔFB
の範囲にあることにより、レンズユニット1によって形成される像面が平面に近づき、ビーム径の変化量を小さくすることができる。これにより、結像面上に大きさが一定のLED素子32の像を形成することができる。その結果、印刷画像における縦スジの発生を抑制することができる。
また、上記のΔFが0.04≦ΔF≦0.159の範囲にあることにより、縦スジの発生を抑制し、良好な印刷画像を得ることができる。
なお、上記の各実施の形態では、レンズ板11(14)にレンズL1(L2)を千鳥状に2列に配列したが、このような構成に限らず、例えばレンズL1(L2)を1列に配列してもよい。
また、上記の各実施の形態では、本発明をカラープリンタに適用した例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、複写機、ファクシミリ、MFP等の画像形成装置にも適用可能である。また、上記の各実施の形態では、カラープリンタについて説明したが、モノクロプリンタであってもよい。
また、前記した実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」といった言葉を使用したが、これらは便宜上であって、レンズユニットを配置する状態における絶対的な位置関係を限定するものではない。
以上、本発明の望ましい実施の形態について具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良または変形を行なうことができる。
1 レンズユニット、 3,3Y,3M,3C,3K LEDヘッド(露光装置)、 4,4Y,4M,4C,4K プロセスユニット、 5 定着ユニット、 6 給紙搬送部、 7 排出部、 8 転写ユニット、 11 第1レンズ板(第1のレンズアレイ)、 12,13 レンズ面、 14 第2レンズ板(第2のレンズアレイ)、 15,16 レンズ面、 21 遮光板(遮光部材)、 22 開口、 23 マスク、 24 開口、 30 LEDアレイ(発光部)、 32 LED素子(発光素子)、 33 回路基板、 34 ホルダ、 35 ベース、 40 現像装置、 41 感光体ドラム(像担持体)、 42 帯電ローラ(帯電部材)、 45 トナーカートリッジ、 70 正立等倍像、 100 プリンタ、 101 フォトセンサ、 102 筐体、 201 スリットセンサ、 202 遮光板、 203 スリット、 204 フォトセンサ。

Claims (10)

  1. 複数のレンズを配列したレンズアレイにおいて、
    前記複数のレンズは、いずれも、光軸の近傍に入射した光線の焦点距離である近軸焦点距離FAよりも、光軸から離れた位置に入射した光線の焦点距離である外郭焦点距離FEが長くなるように構成されている
    ことを特徴とするレンズアレイ。
  2. 前記複数のレンズは、いずれも、非球面レンズであることを特徴とする請求項1に記載のレンズアレイ。
  3. 複数の第1のレンズを配列した第1のレンズアレイと、
    前記複数の第1のレンズと光軸がそれぞれ一致するように配置された複数の第2のレンズを配列した第2のレンズアレイと
    を備え、
    前記複数の第1のレンズおよび前記複数の第2のレンズは、いずれも、光軸の近傍に入射した光線の焦点距離である近軸焦点距離FAよりも、光軸から離れた位置に入射した光線の焦点距離である外郭焦点距離FEが長くなるように構成されている
    ことを特徴とするレンズユニット。
  4. 前記第1のレンズアレイが物体側に配置され、前記第2のレンズアレイが結像面側に配置され、
    前記物体から前記第1のレンズアレイまでの距離と、前記第2のレンズアレイから前記結像面までの距離とが略等しく、
    前記結像面に、前記物体の正立等倍像が形成される
    ことを特徴とする請求項3に記載のレンズユニット。
  5. 前記第1のレンズアレイと前記第2のレンズアレイとの間に、半径RAの複数の開口部を有する遮光部材をさらに備え、
    前記遮光部材の前記複数の開口部は、前記複数の第1のレンズおよび前記複数の第2のレンズに対向し、
    前記第1のレンズアレイおよび前記第2のレンズアレイは、光を透過する屈折率nの材料で構成され、
    前記第2のレンズの主平面から前記結像面までの距離をPIとし、
    当該距離PIの前記近軸焦点距離FAに対する比PI/FAを、Kとし、
    以下の式でΔFBを求めると、
    Figure 2019061060
    前記近軸焦点距離FAと前記外郭焦点距離FEとの差ΔFは、
    0.45×ΔFB≦ΔF≦1.79×ΔFB
    の範囲にあることを特徴とする請求項4に記載のレンズユニット。
  6. 前記近軸焦点距離FAと前記外郭焦点距離FEとの差ΔFは、
    0.04≦ΔF≦0.159
    の範囲にあることを特徴とする請求項3から5までの何れか1項に記載のレンズユニット。
  7. 前記複数の第1のレンズおよび前記複数の第2のレンズは、いずれも、非球面レンズであることを特徴とする請求項3から6までの何れか1項に記載のレンズユニット。
  8. 発光部と、
    前記発光部から発せられた光線を集光させる、請求項3から7までの何れか1項に記載のレンズユニットと
    を備えたことを特徴とする露光装置。
  9. LEDアレイと、
    前記LEDアレイから発せられた光線を集光させる、請求項3から7までの何れか1項に記載のレンズユニットと
    を備えたことを特徴とするLEDヘッド。
  10. 静電潜像を担持する静電潜像担持体と、
    発光部と、
    前記発光部から発せられた光線を前記静電潜像担持体の表面に集光させる、請求項3から7までの何れか1項に記載のレンズユニットと
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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