JP2019056769A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印字先行プリント機能を備える画像形成装置において、給紙トレイの切替後における画像品質を確保する。【解決手段】画像形成装置の制御装置は、複数の用紙トレイの内のいずれか1つを、用紙を搬送経路内に給紙するための給紙トレイとして設定する。制御装置は、画像形成部が転写部材にトナー像の形成を開始した後に、当該トナー像を転写するための用紙が給紙トレイにないと判断された場合、給紙トレイを切り替える切替制御を行う。切替制御は、切替制御前の給紙トレイに対応づけられたパラメーターに基づいて、当該切替制御に伴う用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、補正制御を実施することを含む。【選択図】図4

Description

本開示は、画像形成装置に関し、より特定的には印字先行プリントにおける用紙トレイの制御に関する。
近年、複数の用紙トレイを備える画像形成装置が普及している。ユーザーは、用紙トレイの1つを給紙トレイとして設定すると共に、用紙トレイ内に格納されている用紙に応じた画像形成の条件に関するパラメーターを、用紙トレイごとに設定することができる。そして、このような画像形成装置に関する技術として、印刷ジョブの実行中に給紙トレイが紙なし状態となった場合、他の用紙トレイを給紙トレイに自動的に切り替えて、給紙を中断することなく画像形成を続行するATS(Auto Tray Select)機能が開発されている。
ATS機能に関し、たとえば、特開2010−134158号公報(特許文献1)は、「画像パスが給紙パスより長い場合に生じる画像の劣化や生産性の低下、並びに長期間用紙トレイ内に保管されることによる転写紙の劣化といった不具合を解決可能な」画像形成装置を開示している([要約]の[課題]参照)。また、特開2002−337433号公報(特許文献2)は、「印刷途中で紙なし等によって、使用すべき給紙段が切り替わった場合、画像位置が適切に補正され、印刷品位が変化しない」画像形成装置を開示している([要約]の[課題]参照)。
特開2010−134158号公報 特開2002−337433号公報
しかし、上記従来の技術では、用紙の給紙前に中間転写ベルトへの画像形成を行う、いわゆる印字先行プリント機能を実行し、画像形成後に給紙トレイが紙なし状態となった場合、切替後の給紙トレイの用紙に形成される画像の品質を確保することができないといった不具合が発生していた。よって、画像形成におけるこのような不具合の発生を防止するための技術が必要とされている。
本開示は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ある局面における目的は、印字先行プリント機能を備える画像形成装置において、給紙トレイの切替後における画像品質を確保することである。
ある局面に従うと、画像形成装置は、トナー像を転写部材に形成する画像形成部と、用紙を格納する複数の用紙トレイと、複数の用紙トレイのいずれかに格納された用紙が搬送される搬送経路と、用紙に対する画像形成の条件を制御するための制御装置と、複数の用紙トレイごとに、画像形成の条件に関するパラメーターを対応づけて記憶する記憶部とを備える。制御装置は、複数の用紙トレイの内のいずれか1つを、用紙を搬送経路内に給紙するための給紙トレイとして設定する。制御装置は、画像形成部が転写部材にトナー像の形成を開始した後に、当該トナー像を転写するための用紙が給紙トレイにないと判断された場合、給紙トレイを切り替える切替制御を行う。切替制御は、切替制御前の給紙トレイに対応づけられたパラメーターに基づいて、当該切替制御に伴う用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、補正制御を実施することを含む。
好ましくは、画像形成装置は、搬送経路内を搬送された用紙に転写部材上のトナー像を転写するための転写装置と、搬送経路において転写装置よりも上流側に配置され、用紙の搬送方向と直交する主走査方向における用紙の位置を検出するセンサーと、用紙を主走査方向に移動させる移動装置とをさらに備える。画像形成の条件に関するパラメーターは、用紙における画像の主走査方向の位置に関する位置パラメーターを含む。制御装置は、切替制御前における給紙トレイに対応づけられた位置パラメーターと、センサーにより検出された位置とに基づいて、当該切替制御に伴う用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、切替制御後の給紙トレイから給紙される用紙に対する移動装置による移動量を決定し、移動装置による用紙の移動処理を補正制御として実施する。
好ましくは、画像形成装置は、複数のモードを切り替え可能に構成されている。制御装置は、決定した移動量が所定の閾値を超える場合において、複数のモードのうち予め定められたモードに設定されているときは、用紙への画像形成を中断し、予め定められたモード以外のモードに設定されているときは、所定の閾値に基づき移動装置による用紙の移動を行い、当該用紙への画像形成を実行する。
好ましくは、センサーは、移動装置による用紙の移動処理を行う際に、当該用紙の状態を検出する。
好ましくは、画像形成装置は、搬送経路内を搬送された用紙に転写部材上のトナー像を転写するための転写装置と、用紙に形成された画像を定着させるための定着装置とをさらに備える。画像形成の条件に関するパラメーターは、画像形成部に関する画像形成パラメーターと、転写装置に関する転写パラメーターおよび定着装置の温度に関する温度パラメーターの少なくとも一方とを含む。制御装置は、給紙トレイの切替制御前における給紙トレイに対応づけられたパラメーター、および切替後における給紙トレイに対応づけられたパラメーターに基づいて、当該切替制御に伴う用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、転写パラメーターおよび温度パラメーターの少なくとも一方のパラメーターを、補正制御として補正する。
好ましくは、画像形成装置は、複数のモードを切り替え可能に構成されている。制御装置は、複数のモードのうち予め定められたモードに設定されているときは、用紙への画像形成を中断し、予め定められたモード以外のモードに設定されているときは、転写パラメーターおよび温度パラメーターの少なくとも一方のパラメーターを補正し、用紙への画像形成を実行する。
好ましくは、制御装置は、用紙に転写部材上のトナー像を転写する前、または転写の後であって用紙に形成された画像を定着させる前において、給紙トレイを切り替える切替制御を行う。
好ましくは、画像形成装置は、ユーザの入力を受けるための入力装置をさらに備える。制御装置は、入力装置からの入力に従い、切替制御を行なうタイミングを設定可能に構成されている。
他の局面に従うと、複数の用紙トレイの内のいずれか1つを、用紙を給紙するための給紙トレイとして設定する画像形成装置の給紙トレイの切替方法が提供される。給紙トレイの切替方法は、複数の用紙トレイごとに、画像形成の条件に関するパラメーターを対応づけて記憶するステップと、転写部材にトナー像の形成を開始した後に、当該トナー像を転写するための用紙が給紙トレイにないと判断された場合、給紙トレイを切り替えるステップとを含む。切り替えるステップは、切替前の給紙トレイに対応づけられたパラメーターに基づいて、当該切替に伴う用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、補正制御を実施することを含む。
さらに他の局面に従うと、複数の用紙トレイの内のいずれか1つを、用紙を給紙するための給紙トレイとして設定する画像形成装置の給紙トレイの切替方法を、当該画像形成装置の制御装置に実行させるプログラムが提供される。プログラムは、複数の用紙トレイごとに、画像形成の条件に関するパラメーターを対応づけて記憶するステップと、転写部材にトナー像の形成を開始した後に、当該トナー像を転写するための用紙が給紙トレイにないと判断された場合、給紙トレイを切り替えるステップとを、制御装置に実行させる。切り替えるステップは、切替前の給紙トレイに対応づけられたパラメーターに基づいて、当該切替に伴う用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、補正制御を実施することを含む。
ある局面において、印字先行プリント機能を備える画像形成装置は、給紙トレイの切替後における画像品質を確保することができる。
上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
画像形成装置の全体構造の一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 関連技術に係る画像形成装置のレジストローラーでの搖動制御を示す図である。 用紙移動量の補正処理に係る機能ブロック図である。 記憶装置に記憶されるパラメーターテーブルを示す図である。 用紙移動量の補正処理の概要を示す図である。 用紙移動量の補正結果を示す図である。 用紙移動量の補正処理の手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の変形例における用紙移動量の補正処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るパラメーターの補正処理における機能ブロック図である。 第2の実施の形態に係るパラメーターテーブルを示す図である。 第2の実施の形態に係るパラメーターの補正結果を示す図である。 第2の実施の形態に係る画像形成の条件に関するパラメーターの補正処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の変形例1における画像形成の条件に関するパラメーターの補正処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の変形例2における画像形成の条件に関するパラメーターの補正処理の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明に従う各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。なお、以下で説明される各実施の形態および各変形例は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
<第1の実施の形態>
[1.画像形成装置100の構成]
図1を参照して、ある実施の形態に従う画像形成装置100について説明する。図1は、画像形成装置100の全体構造の一例を示す図である。
図1には、カラープリンターとしての画像形成装置100が示されている。以下では、カラープリンターとしての画像形成装置100について説明するが、画像形成装置100は、カラープリンターに限定されない。たとえば、画像形成装置100は、モノクロプリンターであってもよいし、モノクロプリンター、カラープリンターおよびファクシミリの複合機(いわゆるMFP(Multi Functional Peripheral))であってもよい。
画像形成装置100は、画像読取部としてのスキャナー20と、画像形成部90(詳細には、画像形成部90Y,90M,90C,90K)を含むプリンター25とを備える。スキャナー20は、カバー21と、用紙台22と、用紙トレイ37(詳細には、用紙トレイ37A,37B,37C)と、ADF(Auto Document Feeder)24とを備える。カバー21の一端は、用紙台22に固定されており、カバー21は、当該一端を支点として開閉可能に構成されている。
画像形成装置100のユーザーは、カバー21を開くことで、原稿を用紙台22にセットすることができる。画像形成装置100は、原稿が用紙台22にセットされた状態でスキャン指示を受け付けると、用紙台22にセットされた原稿のスキャンを開始する。また、画像形成装置100は、原稿が用紙トレイ37にセットされた状態でスキャン指示を受け付けると、ADF24によって1枚ずつ自動的に原稿を読み取る。
プリンター25は、画像形成部90Y,90M,90C,90Kと、IDC(Image Density Control)センサー19と、転写ベルト30と、一次転写ローラー31と、転写駆動機32と、二次転写ローラー33と、用紙トレイ37A,37B,37Cと、従動ローラー38と、駆動ローラー39と、レジストローラー40と、クリーニングユニット43と、定着装置60と、制御装置101とを備える。
画像形成部90Y,90M,90C,90Kは、転写ベルト30に沿って順に並べられている。画像形成部90Yは、トナーボトル15Yからトナーの供給を受けてイエロー(Y)のトナー像を形成する。画像形成部90Mは、トナーボトル15Mからトナーの供給を受けてマゼンタ(M)のトナー像を形成する。画像形成部90Cは、トナーボトル15Cからトナーの供給を受けてシアン(C)のトナー像を形成する。画像形成部90Kは、トナーボトル15Kからトナーの供給を受けてブラック(BK)のトナー像を形成する。
画像形成部90Y,90M,90C,90Kは、それぞれ、転写ベルト30に沿って転写ベルト30の回転方向の順に配置されている。画像形成部90Y,90M,90C,90Kはそれぞれ、回転可能に構成されている感光体10と、帯電装置11と、露光装置13と、現像器14と、クリーニングユニット17と、除電装置18とを備える。
画像形成部90Y,90M,90C,90Kがそれぞれ、上述したように作動した後に、転写駆動機32の転写によって、イエロー(Y)のトナー像、マゼンタ(M)のトナー像、シアン(C)のトナー像、およびブラック(BK)のトナー像が順に重ねられて感光体10から転写ベルト30に転写される。これにより、カラーのトナー像が転写ベルト30上に形成される。
IDCセンサー19は、転写ベルト30上に形成されるトナー像35の濃度を検出する。典型的には、IDCセンサー19は、反射型フォトセンサーからなる光強度センサーであり、転写ベルト30の表面からの反射光強度を検出する。
転写ベルト30は、従動ローラー38と駆動ローラー39とに張架されている。駆動ローラー39はモーター(図示しない)に接続されている。制御装置101が当該モーターを制御することにより、駆動ローラー39は回転する。転写ベルト30および従動ローラー38は、駆動ローラー39に連動して回転する。これにより、転写ベルト30上のトナー像35が二次転写ローラー33に送られる。
用紙トレイ37A,37B,37Cのそれぞれには、たとえば、異なるサイズまたは紙種の用紙がセットされる。用紙は、用紙トレイ37A,37B,37Cの内から給紙トレイとして設定されたものから1枚ずつ搬送経路41に搬送される。用紙は、レジストローラー40によって二次転写ローラー33に送られる。
制御装置101は、用紙が送り出されるタイミングに合わせて、二次転写ローラー33に印加される転写電圧を制御する。二次転写ローラー33は、トナー像35の帯電極性と逆極性の転写電圧を搬送中の用紙に印加する。その結果、トナー像35は、転写ベルト30から二次転写ローラー33に引き付けられ、転写ベルト30上のトナー像35が転写される。
二次転写ローラー33への用紙の搬送タイミングは、転写ベルト30上のトナー像35の位置に合わせてレジストローラー40によって制御される。その結果、転写ベルト30上のトナー像35は、用紙の適切な位置に転写される。レジストローラー40における用紙の転写位置の制御については、詳細を後述する。
定着装置60は、定着装置60を通過する用紙を加圧および加熱する。これにより、トナー像は用紙に定着する。その後、用紙は、排紙トレイ48に排出される。
クリーニングユニット43は、転写ベルト30から用紙へのトナー像の転写後に転写ベルト30の表面に残留するトナーを回収する。回収されたトナーは、搬送スクリュー(図示しない)で搬送され、廃トナー容器(図示しない)に貯められる。
[2.ハードウェア構成]
図2を参照して、画像形成装置100のハードウェア構成の一例について説明する。図2は、画像形成装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置100は、制御装置101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、ネットワークインターフェイス104と、操作パネル105と、スキャナー20と、温度センサー70と、湿度センサー80と、画像形成部90と、記憶装置120とを含む。
制御装置101は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU(Central Processing Unit)、少なくとも1つのASIC(Application Specific Integrated Circuit)、少なくとも1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)、またはそれらの組み合わせなどによって構成される。
制御装置101は、画像形成装置100の制御パラメーターを調整するためのプログラム122などの各種プログラムを実行することで画像形成装置100の動作を制御する。制御装置101は、プログラム122の実行命令を受け付けたことに基づいて、記憶装置120からRAM103にプログラム122を読み出す。RAM103は、ワーキングメモリとして機能し、プログラム122の実行に必要な各種データを一時的に格納する。
ネットワークインターフェイス104には、アンテナ(図示しない)などが接続される。画像形成装置100は、アンテナを介して、外部の通信機器との間でデータをやり取りする。外部の通信機器は、たとえば、スマートフォンなどの携帯通信端末、サーバーなどを含む。画像形成装置100は、プログラム122をアンテナを介してサーバーからダウンロードできるように構成されてもよい。
操作パネル105は、ディスプレイ(図示しない)とタッチパネル(図示しない)とを含む。ディスプレイおよびタッチパネルは互いに重ねられており、画像形成装置100は、タッチパネルに対する操作を受け付ける。
記憶装置120は、たとえば、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)その他の記憶装置である。記憶装置120は、内蔵式、外付け式のいずれであってもよい。記憶装置120は、本実施の形態に従うプログラム122などを格納する。ただし、プログラム122の格納場所は記憶装置120に限定されず、制御装置101の記憶領域(たとえば、キャッシュなど)、ROM102、RAM103、外部機器(たとえば、サーバー)などに格納されていてもよい。
プログラム122は、単体のプログラムとしてではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供されてもよい。この場合、本実施の形態に従う制御処理は、任意のプログラムと協働して実現される。このような一部のモジュールを含まないプログラムであっても、本実施の形態に従うプログラム122の趣旨を逸脱するものではない。
さらに、プログラム122によって提供される機能の一部または全部は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、少なくとも1つのサーバーがプログラム122の処理の一部を実行する、いわゆるクラウドサービスのような形態で画像形成装置100が構成されてもよい。
[3.画像形成装置100による補正制御]
(3.1.関連技術と問題点)
図3を参照して、本実施形態に係る画像形成装置の関連技術と問題点を説明する。図3は、関連技術に係る画像形成装置のレジストローラーでの搖動制御を示す図である。
図3に示すように、用紙トレイから搬送された用紙Sは、トナー像の転写前にレジストローラーAによって停止する。ラインセンサーBは、搬送経路内の通紙方向と直交する主走査方向における用紙Sの位置を検出する。図(A)は、基準線Cに合わされた画像の形成位置に対して、用紙Sが主走査方向に+Xズレている例を示す。
レジストローラーAは、主走査方向に移動可能に構成されている。一例として、レジストローラーAは、駆動機構Mに接続される。駆動機構Mは、たとえば、モーターと偏心カムとの組み合わせにより構成される。または、駆動機構Mは、ラックアンドピニオンによって構成されてもよい。レジストローラーAは、用紙Sを挟持した状態で主走査方向に移動することにより、用紙を主走査方向に移動させる。すなわち、レジストローラーAおよび駆動機構Mは、用紙を主走査方向に移動させる移動装置として機能する。
この場合、たとえば図(B)に示すように、駆動機構MおよびレジストローラーAにより、用紙Sを主走査方向に−Z1移動させて、用紙Sと画像の形成位置とを合わせる。このとき、X=Z1の関係が成り立つ。
しかし、上記図(B)に示す方法では、用紙Sのズレ量(以下、揺動量ともいう)が大きい場合には、駆動機構MおよびレジストローラーAによる用紙Sの移動に時間がかかり、画像形成装置の生産性を低下させてしまう。そこで、図(C)に示すように、用紙Sの移動と合わせて、画像の形成位置をずらすことにより、用紙Sと画像の形成位置とを合わせることができる。これは、たとえば、露光装置13による感光体10の主走査方向の露光位置をずらすことにより実現され得る。
図(C)に示す例では、レジストローラーAは用紙Sを主走査方向に−Z2移動するとともに、画像形成部が転写ベルトに形成する画像の形成位置を主走査方向に+Yずらしている。このとき、X=Y+Z2の関係が成り立つ。このようにすることで、レジストローラーAによる用紙Sの移動時間を短縮した上で、用紙Sの適切な位置に画像を形成することが可能となる。ここで、レジストローラーAまで搬送された用紙Sの搖動量の平均値は、どの用紙トレイから給紙されたかによって異なるため、画像の形成位置は、用紙トレイごとに設定されることになる。
それに対して、転写ベルトに画像を形成した後に給紙トレイが紙なし状態となると、給紙トレイが切り替えられ、切り替え後の用紙トレイに設定された画像の形成位置に基づいて用紙の移動量が算出される。しかし、転写ベルトへの画像形成自体は切替前の用紙トレイに設定された形成位置に基づいているため、用紙Sの移動量を適切に算出できなくなるという事象が生じる。そこで、本実施形態に係る画像形成装置100は、以下に述べる用紙移動量の補正処理を行う。
(3.2.用紙移動量の補正処理)
図4〜図7を参照して、用紙移動量の補正処理を説明する。図4は、用紙移動量の補正処理に係る機能ブロック図である。図5は、記憶装置120に記憶されるパラメーターテーブル150を示す図である。図6は、用紙移動量の補正処理の概要を示す図である。図7は、用紙移動量の補正結果を示す図である。
図4に示すように、画像形成装置100の備える制御装置101は、転写ベルト30に形成されたトナー像を転写するための用紙が給紙トレイにあるか否かを判断する。たとえば、制御装置は、各給紙トレイに設けられた用紙センサー(図示しない)(たとえば、光学センサー、重量センサー)の出力に基づいて上記判断を行なう。制御装置101は、給紙トレイに用紙がないと判断した場合、給紙トレイを切り替える切替制御を行う。切替制御後の給紙トレイである用紙トレイ37Bから、用紙S2が給紙される。制御装置101は、切替制御前の給紙トレイである用紙トレイ37Aに対応づけられた位置パラメーターYと、ラインセンサー50により検出された搖動量とに基づいて、用紙S2に対するレジストローラー40による移動量を決定する。制御装置101は、給紙トレイの切替制御に伴う用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、当該移動量を決定する。制御装置101は、決定した移動量に基づいて、駆動機構45に制御信号を出力する。これにより、用紙S2は、主走査方向に決定した移動量だけ移動される。
図5に示すように、記憶装置120に記憶されるパラメーターテーブル150は、用紙トレイ37A〜37Cごとに、画像条件に関するパラメーターとしての位置パラメーターYを対応づけている。ここで、位置パラメーターYは、転写ベルトにおいて画像が形成される主走査方向の位置を、基準線C(図6参照)に対する位置(mm)として規定している。
図6(A)に示す例では、用紙トレイ37Aが給紙トレイとして設定されている。用紙トレイ37A内の用紙S1に転写される画像は、基準線Cに対して主走査方向に+Y1ズレる形で転写ベルト30に画像形成される。そして、搬送経路41を搬送された用紙S1がレジストローラー40まで到達すると、ラインセンサー50は主走査方向の搖動量を検出する。ラインセンサー50は、駆動機構45およびレジストローラー40による用紙の移動処理を行う際に、当該用紙の状態を検出する。
ここで、ラインセンサー50が、用紙S1の主走査方向の搖動量+X1を検出されると、制御装置101は、駆動機構45を制御して、用紙S1を−(X1−Y1)移動させる。その結果、転写ベルト30に形成されている画像の位置と、用紙S1の位置とが合うこととなり、用紙S1の適切な位置に画像が形成される。
図6(B)を参照して、印字先行プリント方式を採用する画像形成装置100において、印字開始後に給紙トレイが変更された場合について説明する。画像形成装置100は印字先行プリント方式を採用しているため、画像形成部90は、給紙トレイが紙なし状態か否かを検出する前に、転写ベルト30への画像形成を行う。ある局面において、制御装置101は、画像形成部90が転写ベルト30へのトナー像の形成を開始した後に、給紙トレイとして設定されている用紙トレイ37Aが紙なし状態であると判断し、給紙トレイを切り替える切替制御を行う。たとえば、制御装置101は、給紙トレイ37Aに収容されている用紙のサイズまたは紙種と同じサイズまたは紙種の用紙を収容する給紙トレイ37Bに切り替える。
この場合、画像形成部90による転写ベルト30への画像形成は、切替前の用紙トレイ37Aに設定された位置パラメーターY1に基づいて行われている。すなわち、主走査方向の基準線からプラス方向にY1ズレる形で転写ベルト30に画像形成されている。そして、用紙トレイ37Bから搬出された用紙S2がレジストローラー40まで到達すると、ラインセンサー50により主走査方向の搖動量が検出される。ラインセンサー50は、用紙S1の主走査方向への搖動量+X2を検出し、制御装置101は、駆動機構45およびレジストローラー40を制御して、用紙S2を−(X2−Y1)移動させる。
すなわち、制御装置101は、切替制御前の給紙トレイである用紙トレイ37Aに対応づけられた位置パラメーターYと、ラインセンサー50により検出された搖動量とに基づいて、用紙トレイ37Bから給紙される用紙S2に対する移動量を決定する。
図7に示すように、給紙トレイが用紙トレイ37Aから用紙トレイ37Bに切り替わった直後に用紙トレイ37Bから給紙された用紙S2の移動量は、切替前の用紙トレイ37Aに対応づけられた位置パラメーターY1に基づいて決定される。そして、その後の用紙S3の移動量は、用紙S3が格納されている用紙トレイ37Bに対応づけられている位置パラメーターY2に基づいて決定される。
[4.処理手順]
図8を参照して、用紙移動量の補正処理の手順を説明する。図8は、用紙移動量の補正処理の手順を示すフローチャートである。当該処理は、たとえば制御装置101のCPUが所与のプログラムを実行することによって実現される。
ステップS10において、制御装置101は、ユーザーによる指示に基づいて、印刷ジョブの実行を開始するか否かを判断する。印刷ジョブの実行を開始する場合(ステップS10においてYES)、制御装置101は、制御をステップS20に切り替える。そうでない場合(ステップS10においてNO)、制御装置101は、再度ステップS10を行う。
ステップS20において、制御装置101は、用紙トレイ37Aを給紙トレイとして設定する。制御装置101は、制御をステップS30に切り替える。
ステップS30において、制御装置101は、画像形成部90を制御して、用紙トレイ37Aに対応づけられた位置パラメーターY1に基づいて、転写ベルト30上にトナー像を形成する。制御装置101は、制御をS40に切り替える。
ステップS40において、制御装置101は、用紙トレイ37Aの備える用紙センサーの検出結果に基づいて、給紙トレイとして設定されている用紙トレイ37Aが紙なし状態であるか否かを判定する。用紙トレイ37Aが紙なし状態である場合(ステップS40においてYES)、制御装置101は、制御をステップS50に切り替える。そうでない場合(ステップS40においてNO)、制御装置101は、制御をステップS70に切り替える。
ステップS50において、制御装置101は、用紙トレイ37Bが紙なし状態であるか否かを、用紙トレイ37Bの備える用紙センサーの検出結果に基づいて判定する。用紙トレイ37Bが紙なし状態である場合(ステップS50においてYES)、制御装置101は、制御をステップS80に切り替える。そうでない場合(ステップS50においてNO)、制御装置101は、制御をステップS60に切り替える。
一方、ステップS60において、制御装置101は、用紙トレイ37Bを給紙トレイに設定する。制御装置101は、制御をステップS70に切り替える。
ステップS70において、制御装置101は、設定されている給紙トレイから用紙を給紙する。制御装置101は、制御をステップS90に切り替える。
ステップS80において、制御装置101は転写ベルト30上に形成されたトナー像を破棄し、処理を終了する。
ステップS90において、制御装置101は、レジストローラー40に搬送された用紙の主走査方向の搖動量を、ラインセンサー50によって検出する。制御装置101は、制御をステップS100に切り替える。
ステップS100において、制御装置101は、記憶装置120を参照し、画像形成時の給紙トレイに対応づけられた位置パラメーターと、ラインセンサー50が検出した用紙の主走査方向の搖動量とに基づいて、駆動機構45およびレジストローラー40による用紙の移動量を決定する。制御装置101は、制御をステップS110に切り替える。
ステップS110において、制御装置101は、駆動機構45を制御して、用紙の移動処理を行う。制御装置101は、制御をステップS120に切り替える。
ステップS120において、制御装置101は、ユーザーの指示に基づき印刷ジョブを終了するか否かを判定する。印刷ジョブを終了する場合(ステップS120においてYES)、制御装置101は、処理を終了する。そうでない場合(ステップS120においてYES)、制御装置101は、制御をステップS30に切り替え、処理を続行する。
[5.変形例]
図9を参照して、第1の実施の形態の変形例を説明する。図9は、第1の実施の形態の変形例における用紙移動量の補正処理の手順を示すフローチャートである。当該処理は、たとえば制御装置101のCPUが所与のプログラムを実行することによって実現される。
本変形例では、制御装置101は、決定された用紙の移動量が所定の閾値より大きい場合、移動処理を実施すると後続の処理の効率が低下するため、当該移動量の用紙移動を行わない。そこで、制御装置101は、決定された用紙の移動量と所定の閾値とを比較して、用紙の移動量の方が当該閾値よりも多い場合であって、画像の形成位置の精度を優先しないモードが設定がされているときには、当該閾値分だけ用紙の移動を行う。一方、用紙の移動量の方が当該閾値よりも多い場合であって、画像の形成位置の精度を優先するモードが設定されているときには、制御装置101は、エラーメッセージを出力して、用紙への画像形成を行わない。ここで所定の閾値は、たとえば、後続の用紙に対する画像形成に支障をきたさない時間にレジストローラー40によって用紙を移動することができる距離に設定される。より具体的には、所定の閾値は、紙間の距離、用紙の搬送速度、移動処理における移動速度等に基づいて算出される。
図9を参照して、ステップS1010〜ステップS1100の処理は、図8におけるS10〜S100の処理と同様であるため、説明は繰り返さない。ステップS1110において、制御装置101は、記憶装置120に記憶されている所定の閾値に基づいて、決定された用紙の移動量が当該閾値以下であるか否かを判定する。決定された用紙の移動量が当該閾値以下である場合(ステップS1110においてYES)、制御装置101は、ステップS1140において、用紙の移動処理を実行する。そうでない場合(ステップS1110においてNO)、制御装置101は、制御をステップS1120に切り替える。
ステップS1120において、制御装置101は、ユーザーの選択に基づいて、用紙への画像形成位置の精度が優先されるモードが設定されているか否かを判定する。用紙への画像形成位置の精度が優先されるモードが設定されている場合(ステップS1120においてYES)、制御装置101は、制御をステップS1150に切り替え、エラー出力をして処理を終了する。そうでない場合(ステップS1120においてNO)、制御装置101は、制御をステップS1130に切り替える。用紙への画像形成位置の精度が優先されるモードは、たとえば、高画質モードを含む。
ステップS1130において、制御装置101は、所定の閾値を用紙の移動量として設定する。制御装置101は、制御をステップS1140へ切り替え、用紙の移動処理を実施する。その後、ステップS1160において印刷ジョブを終了するか否かを判定する。
上記構成とすることにより、画像形成装置100は、形成する画像の用途に応じて、処理効率を損なわない範囲で、用紙の移動処理を実行することができる。その結果、ユーザーの用途に応じた利便性が向上される。
[6.小括]
以上のようにして、第1の実施の形態では、制御装置101は、給紙トレイの切替制御前における給紙トレイに対応づけられた位置パラメーターと、ラインセンサー50により検出された位置とに基づいて、当該切替制御に伴う用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、切替制御後の給紙トレイから給紙される用紙に対する移動量を決定する。
上記構成とすることにより、印字先行プリント機能を備える画像形成装置100は、画像形成部90による転写ベルト30上へのトナー像の形成が開始された後に、給紙トレイが切り替えられた場合において、切替前の用紙トレイに対応づけられた位置パラメーターに基づいて、用紙の移動処理を実施する。これにより、用紙トレイ切替直後の用紙について適切な位置に画像を形成することができる。
<第2の実施の形態>
[1.概要]
第2の実施の形態では、画像形成の条件に関するパラメーターは、画像形成部90に関する画像形成パラメーター、2次転写に関する転写パラメーター、および定着装置60の温度に関する温度パラメーターである点で、第1の実施の形態と異なる。なお、本実施形態においては、前述の実施の形態に係る画像形成装置100が備える構成と同様の構成には、画像形成装置100の符号と同一の符号を付してある。したがって、それらの説明は繰り返さない。
[2.詳細]
図10〜図12を参照して、第2の実施の形態に係るパラメーターの補正処理について説明する。図10は、第2の実施の形態に係るパラメーターの補正処理における機能ブロック図である。図11は、第2の実施の形態に係るパラメーターテーブル250を示す図である。図12は、第2の実施の形態に係るパラメーターの補正結果を示す図である。
図10および図11に示すように、第2の実施の形態に係る画像形成装置200は、画像形成の条件に関するパラメーターとして、画像形成部90に関する画像形成パラメーターP、2次転写に関する転写パラメーターQ、および定着装置60における定着温度に関する温度パラメーターRとを含む。制御装置201は、給紙トレイの切替制御前における給紙トレイに対応づけられたパラメーターP,Q,R、および切替後における給紙トレイに対応づけられたパラメーターP,Q,Rに基づいて、切替制御に伴う用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、当該転写パラメーターQ、および温度パラメーターRの少なくとも1つのパラメーターを補正する補正処理を実施する。
図11に示すように、記憶装置120に記憶されるパラメーターテーブル250は、用紙トレイ37A,37B,37Cのそれぞれに、画像形成パラメーターP、転写パラメーターQ、温度パラメーターRを対応づけている。
画像形成パラメーターPは、中間転写ベルト30に形成されるトナー像に印加する圧力に関するパラメーターを含む。または、画像形成パラメーターPは、帯電装置11における帯電バイアス値、露光装置13における露光強度、現像器14における現像バイアス値などの値を含み得る。一例として、画像形成パラメーターPが+1インクリメントされると、トナー像が濃くなるように、帯電バイアス値(絶対値)が+50V印加される。
転写パラメーターQは、用紙に転写されるトナー像の濃さに関するパラメーターを含む。たとえば、転写パラメーターQは、二次転写ローラー33に印加される二次転写バイアス値を含む。一例として、転写パラメーターQが+1インクリメントされると、トナー像が濃くなるように、二次転写バイアス値が+50V印加される。
温度パラメーターRは、定着装置60における定着温度を含む。定着温度が高いほど、トナーは用紙に定着される。換言すれば、温度パラメーターRは、用紙に定着されるトナー像の濃さに関するパラメーターとも言える。一例として、温度パラメーターRが+1インクリメントされると、トナー像が濃くなるように、定着温度が+5℃高く設定される。
各パラメーターは、たとえば、−5〜+5の値をとるように構成し得る。ユーザーは、これらのパラメーターP,Q,Rを、格納されている用紙に合わせて用紙トレイごとに設定することができ、設定値に応じた画質の画像形成をすることが可能となっている。
図12に示すように、給紙トレイが37Aの用紙S1については、画像形成は、パラメーターテーブル250に設定された画像形成パラメーターP、転写パラメーターQ、温度パラメーターRを用いて実行される。すなわち、まず、画像形成装置200の備える印字先行プリント機能が実行され、給紙トレイである用紙トレイ37Aに対応づけられている画像形成パラメーターPにより、画像形成部90は転写ベルト30上にトナー像を形成する。
その後、用紙トレイ37Aの備える用紙センサーにより、用紙トレイ37Aが紙なし状態であることが検出され、給紙トレイが37Bに切り替えられる。制御装置201は、切替前の用紙トレイ37Aと切替後の用紙トレイ37Bとのそれぞれに対応づけられているパラメーターに基づいて、転写パラメーターQおよび温度パラメーターRを補正する。
図12に示す例では、用紙トレイ37Bに対応づけて設定されていた画像形成パラメーターPと転写パラメーターQの関係、および画像形成パラメーターPと温度パラメーターRとの関係が維持されるように、転写パラメーターQおよび転写パラメーターCを補正する。すなわち、用紙トレイ37Bに対応づけられている画像形成パラメーターPの値は−1であるのに対して転写パラメーターQの値は1であり、その差は+2である。よって、転写ベルト30上にトナー像を形成した際の画像パラメーターAの値である+2に対して、当該差の+2を補正して、用紙S2に対する転写作業における転写パラメーターQの値を+4インクリメントする。
同様に、用紙トレイ37Bに対応づけられている画像形成パラメーターPの値は−1であるのに対して温度パラメーターRの値は−2であり、その差は−1である。よって、転写ベルト30上にトナー像を形成した際の画像パラメーターAの値である+2に対して、当該差の−1を補正して、用紙S2に対する転写作業における転写パラメーターQの値を+1インクリメントする。
上述のように、画像形成パラメーターP、転写パラメーターQ、および温度パラメーターRは、トナー像の濃さに関する。実施形態2に従う制御装置201は、既に印字された際に用いられた画像形成パラメーターPに対する、他のパラメーターの関係を維持する。これにより、制御装置201は、給紙トレイの切り替えによる、トナー像の濃さの変動を抑制する。
[3.処理手順]
図13を参照して、第2の実施の形態に係る画像形成の条件に関するパラメーターの補正処理の手順を説明する。図13は、第2の実施の形態に係る画像形成の条件に関するパラメーターの補正処理の手順を示すフローチャートである。当該処理は、たとえば制御装置201のCPUが所与のプログラムを実行することによって実現される。ステップS2010〜ステップS2080の各処理は、図8におけるステップS10〜ステップS80の各処理と同様のため、それらの処理の説明は繰り返さない。
ステップS2090において、制御装置201は、記憶装置120に記憶されている切替フラグに基づいて、給紙トレイの切替の有無を判断する。切替がなかった場合(ステップS2090においてNO)、制御装置201は、制御をステップS2100に切り替える。そうでない場合(ステップS2090においてYES)、制御装置201は、制御をステップS2110に切り替える。
ステップS2100において、制御装置201は、給紙トレイに対応づけられている転写パラメーターQおよび温度パラメーターRの補正を行わない。制御装置201は、制御をステップS2120に切り替える。
一方、ステップS2110において、制御装置201は、切替前後の給紙トレイの転写パラメーターQと温度パラメーターRとに基づいて、転写パラメーターQと温度パラメーターとを補正する。制御装置201は、制御をステップS2120に切り替える。
ステップS2120において、制御装置201は、ステップS2100またはステップS2110で決定された転写パラメーターQを用いて二次転写処理を行う。制御装置201は、制御をステップS2130に切り替える。
ステップS2130において、制御装置201は、ステップS2100またはステップS2110で決定された温度パラメーターRを用いて定着処理を行う。制御装置201は、制御をステップS2140に切り替える。
ステップS2140において、制御装置201は、印刷ジョブを終了する条件が成立しているか否かを判定する。印刷ジョブを終了する条件が成立している場合には(ステップS2140にてYES)、制御装置201は、印刷ジョブを終了する。そうでない場合ンは(ステップS2140にてNO)、制御装置201は、制御をステップS2030に戻す。
[4.変形例1]
図14を参照して、第2の実施の形態の変形例1を説明する。図14は、第2の実施の形態の変形例1における画像形成の条件に関するパラメーターの補正処理の手順を示すフローチャートである。当該処理は、たとえば制御装置201のCPUが所与のプログラムを実行することによって実現される。
第2の実施の形態の変形例1では、ユーザーは、用紙トレイごとに予め設定された画像形成パラメーターP、転写パラメーターQ、および温度パラメーターRの組み合わせ以外による画像形成を行わずに、予め用紙トレイごとに設定されたパラメーターにより実現される画質のみを優先するモードを選択することができる。当該モードが選択された状態で、給紙トレイが切り替えられると、切替前に転写ベルト30に形成されたトナー像は破棄される。
図14に示すように、ステップS3010〜ステップS3090については、図13におけるS2010〜S2090と同様であるため、説明は繰り返さない。ステップS3110において、制御装置201は、ユーザーによる設定に基づいて、画質優先モードが設定されているか否かを判定する。画質優先モードが設定されている場合(ステップS3110においてYES)、制御装置201は、制御をステップS3130に切り替える。そうでない場合(ステップS3110においてNO)、制御装置201は、制御をステップS3120に切り替える。ステップS3120以降の処理は、図13におけるステップS2110以降の処理と同様のため、説明は繰り返さない。
ステップS3130において、制御装置201は、転写ベルト30上に形成されたトナー像を用紙に転写することなく破棄する。制御装置201は、制御をステップS3140に切り替える。
ステップS3140において、制御装置201は、給紙トレイに対応づけられている画像形成パラメーターPを用いて画像形成を行う。制御装置201は、制御をステップS3090に切り替え、後続の処理を繰り返す。
以上の構成とすることにより、第2の実施形態の変形例1に従う画像形成装置200は、ユーザーが用紙トレイごとに予め設定した画像形成の条件に関するパラメーター以外での画像形成を行わないモードをユーザーが選択できるため、必要に応じて画質を優先した画像形成を行うことができる。
[5.変形例2]
図15を参照して、第2の実施の形態の変形例2を説明する。図15は、第2の実施の形態の変形例2における画像形成の条件に関するパラメーターの補正処理の手順を示すフローチャートである。当該処理は、たとえば制御装置201のCPUが所与のプログラムを実行することによって実現される。
本変形例では、ユーザーは、入力装置としての操作パネルを操作することにより、給紙トレイを切り替え、それに伴い、画像形成の条件に関するパラメーターの補正処理を行うタイミングを予め設定可能となっている。このタイミングは、たとえば、印刷ジョブ間、または、印刷ジョブ内の印刷部数間とすることができる。
図15に示すように、ステップS4010〜ステップS4140については、図13におけるS2010〜S2140と同様であるため、説明は繰り返さない。ステップS4150において、制御装置201は、ユーザーの設定に基づいて、給紙トレイの切替タイミングであるか否かを判定する。給紙トレイの切替タイミングである場合(ステップS4150においてYES)、制御装置201は、制御をS4160に切り替える。そうでない場合(ステップS4150においてNO)、制御装置201は、制御をステップS4030に切り替え、後続の処理を繰り返す。
ステップS4160において、制御装置201は、給紙トレイの切替を行う。制御装置201は、制御をステップS4030に切り替え、後続の処理を繰り返す。
以上の構成とすることにより、ユーザーが予め設定したタイミングで給紙トレイを切り替え、それに伴い、画像形成の条件に関するパラメーターの補正処理を行うため、同じ印刷ジョブ内などにおいて、予期せぬ画質の違いが発生することを防ぐことができる。
[6.小括]
以上のようにして、第2の実施の形態に係る画像形成装置200は、画像形成の条件に関するパラメーターとして、画像形成部90に関する画像形成パラメーターP、二次転写に関する転写パラメーターQ、および定着装置60における定着温度に関する温度パラメーターRとを含む。制御装置201は、給紙トレイの切替制御前における給紙トレイに対応づけられたパラメーター、および切替後における給紙トレイに対応づけられたパラメーターに基づいて、切替制御に伴う用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、当該転写パラメーター、および温度パラメーターの少なくとも1つのパラメーターを補正する補正処理を実施する。
上記構成とすることにより、印字先行プリント機能を備える画像形成装置200は、画像形成部90による転写ベルト30上へのトナー像の形成が行われた後に、給紙トレイが切り替えられた場合、画像形成に関するパラメーターを切替前後のパラメーターに基づいて補正する。これにより、予め設定された画像形成パラメーターで実現される画質に近い画質を形成することが可能となる。
<他の実施形態>
なお、本開示に係る技術的思想の適用範囲は、上記実施形態に限定されない。たとえば、第1の実施の形態における画像形成装置100について、ラインセンサー50を備えない構成とした上で、切替前後の用紙トレイに対応づけられた位置パラメーターに基づいて、移動量を決定してもよい。たとえば、切替前の用紙トレイに対応づけられた位置パラメーターの値がY1で、切替後の用紙トレイに対応づけられた位置パラメーターの値がY2の場合に、制御装置101は、用紙の移動量をY1−Y2と決定してもよい。こうすることで、ラインセンサー50を設置するコストを抑えたうえで、本開示に係る技術的思想を適用することができる。
また、第2の実施の形態における画像形成装置200において、制御装置201は、上述のとおり、転写部材上のトナー像を用紙に転写する前ではなく、用紙に形成された画像を定着させる前に、給紙トレイを切り替える切替制御を行うように構成してもよい。これらのようにしても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 感光体、11 帯電装置、13 露光装置、14 現像器、15 トナーボトル、17,43 クリーニングユニット、18 除電装置、19 センサー、20 スキャナー、21 カバー、22 用紙台、25 プリンター、30 転写ベルト、31 一次転写ローラー、32 転写駆動機、33 二次転写ローラー、35 トナー像、37 用紙トレイ、38 従動ローラー、39 駆動ローラー、40 レジストローラー、41 搬送経路、48 排紙トレイ、50 ラインセンサー、60 定着装置、70 温度センサー、80 湿度センサー、90 画像形成部、100,200 画像形成装置、101,201 制御装置、102 ROM、103 RAM、104 ネットワークインターフェイス、105 操作パネル、120 記憶装置、122 プログラム、150,250 パラメーターテーブル。

Claims (10)

  1. トナー像を転写部材に形成する画像形成部と、
    用紙を格納する複数の用紙トレイと、
    前記複数の用紙トレイのいずれかに格納された用紙が搬送される搬送経路と、
    前記用紙に対する画像形成の条件を制御するための制御装置と、
    前記複数の用紙トレイごとに、画像形成の条件に関するパラメーターを対応づけて記憶する記憶部とを備え、
    前記制御装置は、
    前記複数の用紙トレイの内のいずれか1つを、前記用紙を前記搬送経路内に給紙するための給紙トレイとして設定し、
    前記画像形成部が前記転写部材にトナー像の形成を開始した後に、当該トナー像を転写するための用紙が前記給紙トレイにないと判断された場合、前記給紙トレイを切り替える切替制御を行い、
    前記切替制御は、前記切替制御前の前記給紙トレイに対応づけられた前記パラメーターに基づいて、当該切替制御に伴う前記用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、補正制御を実施することを含む、画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、
    前記搬送経路内を搬送された用紙に前記転写部材上のトナー像を転写するための転写装置と、
    前記搬送経路において前記転写装置よりも上流側に配置され、用紙の搬送方向と直交する主走査方向における前記用紙の位置を検出するセンサーと、
    前記用紙を前記主走査方向に移動させる移動装置とをさらに備え、
    前記画像形成の条件に関するパラメーターは、前記用紙における画像の主走査方向の位置に関する位置パラメーターを含み、
    前記制御装置は、前記切替制御前における前記給紙トレイに対応づけられた前記位置パラメーターと、前記センサーにより検出された前記位置とに基づいて、当該切替制御に伴う前記用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、前記切替制御後の前記給紙トレイから給紙される用紙に対する前記移動装置による移動量を決定し、前記移動装置による前記用紙の移動処理を前記補正制御として実施する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、
    複数のモードを切り替え可能に構成されており、
    前記制御装置は、前記決定した移動量が所定の閾値を超える場合において、
    前記複数のモードのうち予め定められたモードに設定されているときは、前記用紙への画像形成を中断し、
    前記予め定められたモード以外のモードに設定されているときは、前記所定の閾値に基づき前記移動装置による前記用紙の移動を行い、当該用紙への画像形成を実行する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記センサーは、前記移動装置による前記用紙の移動処理を行う際に、当該用紙の状態を検出する、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、
    前記搬送経路内を搬送された用紙に前記転写部材上のトナー像を転写するための転写装置と、
    前記用紙に形成された画像を定着させるための定着装置とをさらに備え、
    前記画像形成の条件に関するパラメーターは、前記画像形成部に関する画像形成パラメーターと、前記転写装置に関する転写パラメーターおよび前記定着装置の温度に関する温度パラメーターの少なくとも一方とを含み、
    前記制御装置は、給紙トレイの切替制御前における給紙トレイに対応づけられたパラメーター、および切替後における給紙トレイに対応づけられたパラメーターに基づいて、当該切替制御に伴う前記用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、前記転写パラメーターおよび前記温度パラメーターの少なくとも一方のパラメーターを、前記補正制御として補正する、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、複数のモードを切り替え可能に構成されており、
    前記制御装置は、前記複数のモードのうち予め定められたモードに設定されているときは、前記用紙への画像形成を中断し、
    前記予め定められたモード以外のモードに設定されているときは、前記転写パラメーターおよび前記温度パラメーターの少なくとも一方のパラメーターを補正し、前記用紙への画像形成を実行する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御装置は、前記用紙に前記転写部材上のトナー像を転写する前、または前記転写の後であって前記用紙に形成された画像を定着させる前において、前記給紙トレイを切り替える切替制御を行う、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. ユーザの入力を受けるための入力装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記入力装置からの入力に従い、前記切替制御を行なうタイミングを設定可能に構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 複数の用紙トレイの内のいずれか1つを、用紙を給紙するための給紙トレイとして設定する画像形成装置の給紙トレイの切替方法であって、
    前記複数の用紙トレイごとに、画像形成の条件に関するパラメーターを対応づけて記憶するステップと、
    転写部材にトナー像の形成を開始した後に、当該トナー像を転写するための用紙が給紙トレイにないと判断された場合、前記給紙トレイを切り替えるステップとを含み、
    前記切り替えるステップは、切替前の給紙トレイに対応づけられた前記パラメーターに基づいて、当該切替に伴う前記用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、補正制御を実施することを含む、画像形成装置の給紙トレイの切替方法。
  10. 複数の用紙トレイの内のいずれか1つを、用紙を給紙するための給紙トレイとして設定する画像形成装置の給紙トレイの切替方法を、当該画像形成装置の制御装置に実行させるプログラムであって、
    前記複数の用紙トレイごとに、画像形成の条件に関するパラメーターを対応づけて記憶するステップと、
    転写部材にトナー像の形成を開始した後に、当該トナー像を転写するための用紙が給紙トレイにないと判断された場合、前記給紙トレイを切り替えるステップとを、前記制御装置に実行させ、
    前記切り替えるステップは、切替前の給紙トレイに対応づけられた前記パラメーターに基づいて、当該切替に伴う前記用紙に対する画像形成への影響が少なくなるように、補正制御を実施することを含む、プログラム。
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