JP2019053018A - 運転支援装置、運転支援方法及びプログラム - Google Patents

運転支援装置、運転支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】路面における段差等の有無を判定する際、車両の状態を判定に反映させられる運転支援装置を提供する。【解決手段】運転支援装置100は、車両に設けられた距離判定用センサ111と路面との距離が、距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定する距離判定部131と、前記車両の総重量の変動完了タイミングを検知するタイミング検知部132と、前記タイミング検知部が前記変動完了タイミングを検知すると前記距離判定閾値を調整する調整部120と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、運転支援装置、運転支援方法及びプログラムに関する。
車両の走行に際して路面における段差を検知するための技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の路面状況監視装置では、超音波センサ等の距離測定用センサを斜め下向きに設けて路面までの距離を測定し、路面までの距離の変化が所定値よりも大きい場合は、避けて通るべき段差であると判断して車両の自動制御を行う。
また、車両と路面との距離に関連して、特許文献2には、静電容量センサを用いて車高を測定するための車高測定装置が記載されている。この車高測定装置では、静電容量センサを用いて被測定面との間の静電容量の変化量を検出して検出電圧に変換する。この検出電圧と、予め定められたオフセット距離に相当する電圧との差分電圧に基づいて、車高を測定する。
特開平9−272700号公報 特開2010−122116号公報
路面における段差等の有無を判定する際、車両の状態が判定に影響する場合がある。この場合、車両の状態を判定に反映させることができれば、判定精度の向上につながる。
特許文献1に記載の路面状況監視装置においても、車両の状態を判定に反映させることができれば判定精度の向上が期待される。
また、特許文献2には、路面における段差等を検知することは記載されていない。
本発明は、上述の課題を解決することのできる運転支援装置、運転支援方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、運転支援装置は、車両に設けられた距離判定用センサと路面との距離が、距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定する距離判定部と、前記車両の総重量の変動完了タイミングを検知するタイミング検知部と、前記タイミング検知部が前記変動完了タイミングを検知すると前記距離判定閾値を調整する調整部と、を備える。
本発明の第2の態様によれば、運転支援方法は、車両に設けられた距離判定用センサをと路面との距離が距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定することと、前記車両の総重量の変動完了タイミングを検知することと、前記変動完了タイミングを検知すると前記距離判定閾値を調整することと、を含む。
本発明の第3の態様によれば、プログラムは、コンピュータに、車両に設けられた距離判定用センサと路面との距離が距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定することと、前記車両の総重量の変動完了タイミングを検知することと、前記変動完了タイミングを検知すると前記距離判定閾値を調整することと、を実行させるためのプログラムである。
この発明によれば、路面における段差等の有無を判定する際、車両の状態を判定に反映させることができる。
本発明の実施形態に係る運転支援装置の機能構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態で、コンピュータを用いる場合の運転支援装置の機能構成例を示す概略ブロック図である。 同実施形態に係る車両を横側から見た場合の、距離判定用センサの配置例を示す図である。 同実施形態に係る車両を下側から見た場合の、距離判定用センサの配置例を示す図である。 同実施形態における車両の位置と距離判定用センサの静電容量との関係の例を示す図である。 同実施形態に係る距離判定閾値の変更例を示す図である。 同実施形態に係る運転支援装置が路面における高低差を検知して警報を出力するための処理手順の例を示すフローチャートである。 本発明に係る運転支援装置の最小構成の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る運転支援装置の機能構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、運転支援装置100は、距離判定用センサ111と、エンジン起動検知用センサ112と、ドア閉め検知用センサ113と、調整部120と、判定部130と、警報出力部140とを備える。判定部130は、距離判定部131と、タイミング検知部132とを備える。
また、運転支援装置100は車両900に設けられている。
運転支援装置100は、車両900が段差、崖または陥没などの高低差に近づいたことを検知することで、脱輪の可能性があることを検知し、運転者に通知する。
車両900は、運転支援装置100が搭載されている車両である。以下では、車両900が自家用乗用車である場合を例に説明するが、車両900はこれに限らず、路面を走行するいろいろな車両とすることができる。例えば、車両900が、バス、トラック、トラクターまたはフォークリフトなど、自家用乗用車以外の車両であってもよい。あるいは、車両900が、オートバイなど自動車以外の車両であってもよい。
距離判定用センサ111は、車両900に設けられて距離判定用センサ111自らと地面との距離に応じた信号を出力する。以下では、距離判定用センサ111が静電容量センサである場合を例に説明する。但し、距離判定用センサ111が、例えば距離判定用センサ111がレーザ距離センサまたは超音波距離センサなど、静電容量センサ以外のセンサを用いて構成されていてもよい。
また、距離判定用センサ111が出力する信号は、距離そのものである必要はない。運転支援装置100が、距離判定用センサ111の出力信号を距離に換算する必要もない。例えば、本実施形態の例では、距離判定用センサ111は静電容量センサであって地面との距離に応じた電圧を示す。距離判定部131は、この電圧が閾値以下か否かを判定することで、距離判定用センサ111と地面との距離が、距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定する。
本実施形態では、距離判定閾値は距離判定用センサ111の静電容量と比較される値として設定されている。距離判定閾値の示す距離とは、距離判定閾値として設定されている静電容量を、距離判定用センサ111と路面との距離と距離判定用センサ111の静電容量との関係に基づいて距離に換算したものである。すなわち、距離判定閾値の示す距離とは、距離判定用センサ111の静電容量が、距離判定閾値として設定されている静電容量になったときの、距離判定用センサ111と路面との距離である。
エンジン起動検知用センサ112は、エンジンが起動されたタイミングを検知する。例えば、エンジン起動検知用センサ112がイグニッションスイッチであり、運転者によるエンジン起動操作を検知するようにしてもよい。あるいは、エンジン起動検知用センサ112としてエンジン回転数計(タコメータ)を用いるなど、エンジン起動検知用センサ112が、エンジンが実際に動いていることを検知するようにしてもよい。
エンジン起動検知用センサ112が検知する、エンジンが起動されたタイミングは、車両900の総重量の変動完了タイミングの例に該当する。車両900の運用パターンとして、車両900への人の搭乗及び荷物の積載が完了した後に、運転者がエンジンを起動させ、車両900の走行を開始させることが考えられる。
あるいは、エンジン起動後の人の搭乗及び荷物の積載に対応するために、エンジン起動検知用センサ112に加えて、或いは代えて、車両900が走行を開始したタイミングを検知する走行開始検知用センサを用いるようにしてもよい。
ドア閉め検知用センサ113は、車両900のドアが閉まったタイミングを検知する。ドア閉め検知用センサ113が、バックドア(ハッチバックドアまたはリアゲートとも称する)も含めて車両900のドアが全て閉まったタイミングを検知することが好ましい。車両900がトランクを備える場合は、ドア閉め検知用センサ113がトランクも含めて車両900のドアが全て閉まったタイミングを検知することが好ましい。
ドア閉め検知用センサ113が検知する、車両900のドアが閉まったタイミングは、車両900の総重量の変動完了タイミングの例に該当する。特に、車両900のドアが全て閉まっている状態では、人の乗り降りも荷物の出し入れもなく、車両900の総重量が一定に保たれることが期待される。
走行時の安全を確保するため、自動車等にはドアの開閉状態を検知する仕組みが設けられていることが一般的である。この仕組みをドア閉め検知用センサ113として用いることができ、ドア閉め検知用センサ113専用のセンサ等を別途設ける必要は無い。
運転支援装置100が、エンジン起動検知用センサ112及びドア閉め検知用センサ113の両方を備えるようにしてもよいし、いずれか一方のみを備えるようにしてもよい。運転支援装置100が、エンジン起動検知用センサ112及びドア閉め検知用センサ113の両方を備える場合、車両900のドアが全て閉じられ、かつ、エンジンがかかった状態になったタイミングを車両900の総重量の変動完了タイミングとするようにしてもよい。
ここで、車両900の総重量の変動完了タイミングを検知する目的は、路面の高低差の判定のための閾値を設定することである。車両が運転されない場合は、この閾値を設定する必要は無い。運転支援装置100が、車両900のドアが閉じられていることに加えてエンジンがかかったことを検知することで、車両900の運転終了時に全員が降車しドアが閉じられた場合に閾値設定を回避することができ、この点で、処理負荷を軽減出来る。
調整部120は、センサに関するパラメータの調整を行う。特に、調整部120は、センサのゲインの設定など、センサのパラメータに値を設定し調整する。また、調整部120は、センサによる測定値(センシングデータ)を用いた判定のための閾値を設定し調整する。特に、調整部120は、タイミング検知部132が車両900の総重量の変動完了タイミングを検知すると距離判定閾値を調整する。
具体的には、調整部120は、タイミング検知部132が車両900の総重量の変動完了タイミングを検知してから所定時間内におけるセンサ値に基づいて、距離判定用センサ111毎に距離判定閾値を調整する。さらに具体的には、距離判定用センサ111は静電容量センサであり、調整部120は、タイミング検知部132が車両900の総重量の変動完了タイミングを検知してから所定時間内における距離判定用センサ111の静電容量の平均値に基づいて当該距離判定用センサ111の距離判定閾値を設定または再設定する。
判定部130は、センサによる測定値を用いて各種判定を行う。
距離判定部131は、距離判定用センサ111と路面との距離が距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定する。具体的には、距離判定用センサ111は静電容量センサであり、距離判定用センサ111自らと路面との間の距離に応じた静電容量を示す。
ここで、静電容量センサは、平行板コンデンサの原理を利用している。平行板コンデンサの容量C[ファラッド(F)]は、電極の面積S[平方メートル(m)]に比例し、電極間の距離d[m]に反比例する。空間の誘電率εとすると、容量Cは式(1)のように示される。
Figure 2019053018
数(1)に示されるように、電極間の距離が小さければ静電容量の値が大きくなり、電極間の距離が大きければ静電容量の値が小さくなる。
距離判定用センサ111の静電容量の場合、距離判定用センサ111と地面との距離が小さいほど大きい値になる。そこで、距離判定部131は、距離判定用センサ111の静電容量と、調整部120が距離判定用センサ111毎に設定した距離判定閾値とを比較し、静電容量が距離判定閾値以下である場合に、路面の高低差が、脱輪の可能性のある大きさの高低差であると判定する。すなわち、距離判定部131は、距離判定用センサ111の静電容量が距離判定閾値以下である場合に、脱輪の可能性があると判定する。
タイミング検知部132は、車両900の総重量の変動完了タイミングを検知する。上述したように、タイミング検知部132は、車両900のドアが閉まったタイミングを車両900の総重量の変動完了タイミングとして検知する。また、タイミング検知部132は、車両900のエンジンが起動したタイミングを車両900の総重量の変動完了タイミングとして検知する。タイミング検知部132が、車両900のドアが閉まったタイミング、及び、車両900のエンジンが起動したタイミングの何れか一方のみを用いるようにしてもよいし、両者の組合せを用いるようにしてもよい。
警報出力部140は、距離判定部131が、脱輪の可能性があると判定した場合に、運転者に脱輪への注意を促すための警報を出力する。警報出力部140が警報を出力する方法は、特定の方法に限定されない。例えば、警報出力部140が警報ランプを備え、この警報ランプを点灯させることで警報を出力するようにしてもよい。あるいは、警報出力部140が表示画面を備え、メッセージ表示または画像の表示にて警報を出力するようにしてもよい。あるいは、警報出力部140がスピーカまたはブザーを備え、音声または警報音にて警報を出力するようにしてもよい。あるいは、警報出力部140が、これらのうち2つ以上の組合せにて警報を出力するようにしてもよい。
次に、図2を参照して、コンピュータを用いて運転支援装置100を構成する場合の構成例について説明する。
図2は、コンピュータを用いる場合の運転支援装置100の機能構成例を示す概略ブロック図である。図2に示す構成で、運転支援装置100は、距離判定用センサ111と、エンジン起動検知用センサ112と、ドア閉め検知用センサ113と、処理装置200と、通信ネットワーク300とを備える。処理装置200は、通信部210と、表示部220と、音声出力部230と、記憶部280と、制御部290とを備える。制御部290は、調整部120と、判定部130とを備える。判定部130は、距離判定部131と、タイミング検知部132とを備える。
図2の各部のうち、図1の各部に対応して同様の機能を有する部分には同一の符号(100、111、112、113、120、130、131、132、140)を付して説明を省略する。図2に示す構成は、図1に示す構成の例に該当する。
処理装置200は、距離判定用センサ111、エンジン起動検知用センサ112及びドア閉め検知用センサ113の調整を行い、これらのセンサによる測定値を用いた処理を行う。センサによる測定値を用いた処理により、処理装置200は、上述した脱輪の可能性を検知する。
処理装置200は、例えばマイコン(Microcomputer)等のコンピュータを用いて構成される。
通信ネットワーク300は、距離判定用センサ111、エンジン起動検知用センサ112及びドア閉め検知用センサ113と処理装置200との通信を仲介する。通信ネットワーク300は、例えばCAN(Controller Area Network)を用いて構成されていてもよいが、これに限定されない。さらには、距離判定用センサ111、エンジン起動検知用センサ112及びドア閉め検知用センサ113と処理装置200との間のデータ伝達の形態は、通信ネットワークによる形態に限定されない。例えば、距離判定用センサ111、エンジン起動検知用センサ112及びドア閉め検知用センサ113の各々が、処理装置200とケーブルで直接接続されていてもよい。
通信部210は、距離判定用センサ111、エンジン起動検知用センサ112及びドア閉め検知用センサ113の各々と、通信ネットワーク300を介して通信を行う。特に通信部210は、調整部120が個々のセンサ毎に設定するパラメータ値を距離判定用センサ111、エンジン起動検知用センサ112及びドア閉め検知用センサ113の各々へ送信する。また、通信部210は、距離判定用センサ111、エンジン起動検知用センサ112及びドア閉め検知用センサ113の各々による測定値を受信する。
表示部220は、距離判定部131が脱輪の可能性有りと判定した場合、運転者に脱輪への注意を促すための警報を、視覚的な方法で出力する。例えば、表示部220が警報ランプを備え、この警報ランプを点灯させることで警報を出力するようにしてもよい。あるいは、表示部220が表示画面を備え、メッセージ表示または画像の表示にて警報を出力するようにしてもよい。あるいは、表示部220が、警報ランプの点灯及び表示画面での表示の両方で警報を出力するようにしてもよい。
音声出力部230は、距離判定部131が脱輪の可能性有りと判定した場合、運転者に脱輪への注意を促すための警報を、聴覚的な方法で出力する。例えば、音声出力部230がスピーカを備え、音声または警報を出力するようにしてもよい。あるいは、音声出力部230がブザーを備え、警報音にて警報を出力するようにしてもよい。あるいは、音声出力部230が、スピーカからの音声の出力、及び、ブザーからの警報音の出力の両方で警報を出力するようにしてもよい。
表示部220及び音声出力部230のいずれか一方、またはこれらの組合せは、警報出力部140の例に該当する。
記憶部280は、各種データを記憶する。記憶部280は、処理装置200が備える記憶デバイスを用いて構成される。
制御部290は、処理装置200の各部を制御して各種処理を実行する。制御部290は、処理装置200がそなえるCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)が、記憶部280からプログラムを読み出して実行することで構成される。
次に、図3及び図4を参照して、距離判定用センサ111の配置例について説明する。
図3は、車両900を横側から見た場合の、距離判定用センサ111の配置例を示す図である。図3では、車両900の本体910、前輪921、及び、後輪922が示されている。距離判定用センサ111は、車両900の本体910の底面、かつ、前輪921、後輪922それぞれの前後に設けられている。前輪921と後輪922とを総称して車輪920と表記する。
図4は、車両900を下側から見た場合の、距離判定用センサ111の配置例を示す図である。図4では、図3に示す距離判定用センサ111の配置を、車両900の下側から見た場合の例を示している。図4では、車両900の本体910に加えて、左右2つの前輪921及び左右2つの後輪922で、全部で4つの車輪920が示されている。距離判定用センサ111は、車両900の本体910の底面、かつ、これら4つの車輪920それぞれの前後に設けられている。
図3及び図4に示すように、距離判定用センサ111が車両900の本体910の底面に設けられていることで、距離判定用センサ111と路面との距離が比較的近く、かつ、通常は距離判定用センサ111と路面との間に障害物がない。この点で、距離判定用センサ111を用いての路面の高低差の検知の精度が高いことが期待される。
また、距離判定用センサ111が車輪920の前後それぞれに設けられていることで、前進、後進のいずれの場合も、運転支援装置100が脱輪の可能性を検知することができる。
また、距離判定用センサ111が4つの車輪それぞれに設けられていることで、車両900が曲がるときも、運転支援装置100が脱輪の可能性をより高精度に検知することができる。
ここで、車両900が直進する場合、前輪921と後輪922とが同じ軌道を通る。この場合、必ずしも全ての車輪920の前後に距離判定用センサ111を設ける必要はない。車両900が直進する場合、例えば、前輪921の前側のセンサと、後輪922の後ろ側のセンサとがあれば、前進、後進のいずれの場合も、運転支援装置100が脱輪の可能性を検知し得る。
これに対し、車両900が曲がる場合、前輪921の軌跡と後輪922の軌跡とが異なり、車両900の前進時に前輪921が脱輪していなくても後輪922が脱輪する可能性がある。
距離判定用センサ111が4つの車輪それぞれに設けられていることで、車両900が曲がり前輪921と後輪922とが異なるときに、運転支援装置100は、前輪921の軌跡、後輪922の軌跡それぞれについて、脱輪の可能性を判定することができる。この点で、距離判定用センサ111が4つの車輪それぞれに設けられていることで、車両900が曲がるときも、運転支援装置100が脱輪の可能性をより高精度に検知することができる。
次に、図5及び図6を参照して、距離判定用センサ111の静電容量の変化及び閾値の設定について説明する。
図5は、車両900の位置と距離判定用センサ111の静電容量との関係の例を示す図である。図5のグラフの横軸は位置を示し、縦軸は距離判定用センサ111の静電容量を示す。
線L111は、車両900の後輪922の後ろ側に設けられた距離判定用センサ111の静電容量を示す。線L112は、距離判定閾値を示す。
図5の位置X11に段差がある。段差の上の路面F11と、段差の下の地面F12とは、距離D11だけ離れている。車両900は、この段差に向かう方向に後進で進んでいる。矢印B11は車両900の進行方向を示している。
上述したように、距離判定部131は、距離判定用センサ111の静電容量が距離判定閾値以下か否かを判定することで、距離判定用センサ111と路面との距離が、距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定する。
図5の例の場合、車両900が更新して距離判定用センサ111が位置X11の段差に近づくと、距離判定用センサ111と地面F12との距離が、距離判定用センサ111と路面F11との距離よりも距離D11だけ遠いことから、距離判定用センサ111の静電容量が小さくなる。運転支援装置100が備える複数の距離判定用センサ111のうち、いずれか1つ以上の静電容量(線L111)が距離判定閾値(線L112)以下であることを距離判定部131が検知すると、警報出力部140が、運転者に脱輪への注意を促すための警報を出力する。
図6は、距離判定閾値の変更例を示す図である。図6の横軸は時刻を示し、縦軸は静電容量を示す。
線L211は、距離判定用センサ111の静電容量を示す。線L221は、変更前の距離判定閾値を示す。線L222は、変更後の距離判定閾値を示す。
図6の例では、時刻T11に車両900の総重量が増加して車高が下がっている。車高の低下により、車両900の底面と路面との距離が小さくなり、距離判定用センサ111の静電容量が大きくなっている。
線L221が示す距離判定閾値は、車両900の総重量が増加する前の閾値であり、総重量増加後には適していない。例えば、図6の例で時刻T14以降、車両900が側溝に近づいて距離判定用センサ111の静電容量が低下しているが、線L221が示す距離判定閾値よりは大きいため、警報出力部140は警報を出力しない。
そこで、調整部120が、距離判定閾値を線L222で示される値に変更する。線L222が示す距離判定閾値は、車両900の総重量増加後の閾値であり、時刻T14以降、距離判定用センサ111の静電容量(線L211)は、線L222が示す距離判定閾値以下になっている。これにより、警報出力部140が、運転者に脱輪への注意を促すための警報を出力する。
調整部120は、時刻T12から時刻T13までの時間における、距離判定用センサ111の静電容量の平均値から所定値を減算して、車両900の総重量増加後の距離判定閾値(線L222)を算出する。時刻T12は、タイミング検知部132が検知した車両900の総重量の変動完了タイミングである。時刻T13は、時刻T12から所定時間経過後の時刻である。ここでの所定値は、ノイズによる誤検知を低減させるために設定された定数値である。
ここでの所定時間及び所定値は、例えば、距離判定用センサ111の定格に基づいて決定される。あるいは、ここでの所定時間及び所定値を、運転支援装置100を車両900に搭載しての試験またはシミュレーションで予め(運転支援装置100が実運用される前に)決定するようにしてもよい。所定時間(図6の例では、時刻T12〜T13の時間)は、例えば数秒程度に設定される。
次に、図7を参照して、運転支援装置100の動作について説明する。
図7は、運転支援装置100が路面における高低差を検知して警報を出力するための処理手順の例を示すフローチャートである。運転支援装置100は、車両900のエンジン起動にて運転支援装置100への電源供給が開始されて起動すると、図7の処理を開始する。
図7の処理で、調整部120は、距離判定用センサ111、エンジン起動検知用センサ112及びドア閉め検知用センサ113のイニシャライズを行う(ステップS101)。ここで言うセンサのイニシャライズは、センサに対してパタメータ値の設定などの初期調整を行ってセンサを使用可能時な状態にすることである。
調整部120は、例えば、通信部210を介して各センサ(距離判定用センサ111、エンジン起動検知用センサ112及びドア閉め検知用センサ113の各々)コマンドを送信することで、センサのイニシャライズを行う。調整部120は、各センサのイニシャライズで、センサのゲイン設定、オペアンプのバイアスの調整等を行う。調整部120が、複数の距離判定用センサ111に対して共通のパラメータ値を設定するようにしてもよいし、距離判定用センサ111毎にパラメータ値を設定するようにしてもよい。
次に、調整部120は、距離判定用センサ111の各々について、当該距離判定用センサ111のベースラインを推定する(ステップS102)。ここでいうベースラインは、センサの測定値の基準となる値である。図6を参照して説明したのと同様に、調整部120は、所定時間における距離判定用センサ111の測定値の平均値を算出してベースラインとする。
そして、調整部120は、ステップS102で得られたベースラインに応じた閾値を設定する(ステップS103)。図6を参照して説明したのと同様に、調整部120は、ベースラインから所定値を減算した値を距離判定閾値として設定する。
調整部120が、距離判定用センサ111毎に距離判定閾値を設定するようにしてもよい。これにより距離判定部131が、路面の高低差の判定をより高精度に行うことができる。調整部120が、距離判定用センサ111毎に距離判定閾値を設定する場合、ある距離判定用センサ111に対して設定されている距離判定閾値を、その距離判定用センサの距離判定閾値、あるいは、その距離判定用センサ用の距離判定閾値とも称する。
あるいは、調整部120が、複数の距離判定用センサ111に共通の距離判定閾値を設定するようにしてもよい。これにより、調整部120が、距離判定閾値を算出する負荷を低減させることができ、また、距離判定閾値を記憶しておくための記憶容量が小さくて済む。
また、通信部210は、距離判定用センサ111の各々の測定値を取得する(ステップS104)。具体的には、通信部210は、距離判定用センサ111の各々が送信した静電容量測定値を受信する。
そして、判定部130が、距離判定用センサ111の各々の測定値に対して信号処理を実施する(ステップS105)。例えば、判定部130は、距離判定用センサ111の各々の測定値を、閾値と比較可能なフォーマットのデータに変換する。
そして、距離判定部131は、距離判定用センサ111毎に、当該距離判定用センサ111の静電容量測定値が距離判定閾値以下か否かを判定する(ステップS106)。
いずれか1つ以上の距離判定用センサ111の静電容量測定値が距離判定閾値以下であると判定した場合(ステップS106:YES)、警報出力部140が、運転者に脱輪への注意を促すための警報を出力する(ステップS111)。
次に、タイミング検知部132は、車両900の総重量の変動完了タイミングを検知したか否かを判定する(ステップS112)。例えば、タイミング検知部132は、車両900のドアが全て閉じられ、かつ、車両900のエンジンが起動されたタイミング(これらの事象が全て成立した場合の、最後に行われた事象のタイミング)を検知したか否かを判定する。
車両900の総重量の変動完了タイミングを検知したと判定した場合(ステップS112:YES)、ステップS102へ戻る。この場合、ステップS102〜S103で調整部120は、図6を参照して説明したように、距離判定閾値を更新する。
一方、ステップS112で車両900の総重量の変動完了タイミングを検知したと判定した場合(ステップS112:NO)、ステップS104へ戻る。この場合は、距離判定閾値は、そのまま維持される。
一方、ステップS106で、いずれかの距離判定用センサ111の静電容量測定値が距離判定閾値より大きいと判定した場合(ステップS106:NO)、ステップS112へ進む。従って、この場合は警報出力部140が運転者に脱輪への注意を促すための警報を出力しない。
以上のように、距離判定部131は、車両900に設けられた距離判定用センサ111と路面との距離が、距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定する。タイミング検知部132は、車両900の総重量の変動完了タイミングを検知する。調整部120は、タイミング検知部132が車両900の総重量の変動完了タイミングを検知すると、距離判定閾値を調整する。
これにより、運転支援装置100では、車両900の総重量が変化して車高が変化した場合に、車高の変化を距離判定閾値に反映させることができる。この点で運転支援装置100は、路面における段差等の有無を判定する際、車両の状態を判定に反映させて、より高精度に判定を行うことができる。
また、調整部120は、タイミング検知部132変動完了タイミングを検知してから所定時間内における距離判定用センサ111のセンサ値に基づいて距離判定閾値を調整する。
これにより、距離判定部131は、距離判定用センサ111の実測データに基づいて調整された距離判定閾値を用いることができ、この点で、より高精度に判定を行うことができる。
また、距離判定閾値を予め定めておく必要がなく、この点で、運転支援装置100の設計者及び調整作業者の負担が軽くて済む。
また、距離判定用センサ111は静電容量センサである。調整部120は、タイミング検知部132が車両900の総重量の変動完了タイミングを検知してから所定時間内における距離判定用センサ111の静電容量の平均値に基づいて当該距離判定用センサ111用の距離判定閾値を調整する。
調整部120は、距離判定用センサ111の測定値(静電容量)の平均値を求めるといった比較的簡単な処理で距離判定閾値の調整を行うことができる。この点で、調整部120の負荷が軽くて済む。
また、距離判定用センサ111は、車両900の本体910の底面、かつ、車輪920の前後に設けられている。
距離判定用センサ111が車両900の本体910の底面に設けられていることで、距離判定用センサ111と路面との距離が比較的近く、かつ、通常は距離判定用センサ111と路面との間に障害物がない。この点で、距離判定用センサ111を用いての路面の高低差の検知の精度が高いことが期待される。
また、距離判定用センサ111が車輪920の前後それぞれに設けられていることで、前進、後進のいずれの場合も、運転支援装置100が脱輪の可能性を検知することができる。
また、タイミング検知部132は、車両900のドアが閉まったタイミングを、車両900の総重量の変動完了タイミングとして検知する。
ここで、走行時の安全を確保するため、自動車等にはドアの開閉状態を検知する仕組みがもうけられていることが一般的である。この仕組みをドア閉め検知用センサ113として用いることができ、ドア閉め検知用センサ113専用のセンサ等を別途設ける必要が無い。
次に、図8を参照して本発明の最小構成について説明する。
図8は、本発明に係る運転支援装置の最小構成の例を示す図である。図8に示す運転支援装置10は、距離判定部11と、タイミング検知部12と、調整部13とを備える。
かかる構成にて距離判定部11は、車両に設けられた距離判定用センサと路面との距離が、距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定する。タイミング検知部12は、車両の総重量の変動完了タイミングを検知する。調整部13は、タイミング検知部12が変動完了タイミングを検知すると距離判定閾値を調整する。
これにより、運転支援装置10では、車両の総重量が変化して車高が変化した場合に、車高の変化を距離判定閾値に反映させることができる。この点で運転支援装置10は、路面における段差等の有無を判定する際、車両の状態を判定に反映させて、より高精度に判定を行うことができる。
なお、処理装置200の全部または一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100 運転支援装置
111 距離判定用センサ
112 エンジン起動検知用センサ
113 ドア閉め検知用センサ
120 調整部
130 判定部
131 距離判定部
132 タイミング検知部
140 警報出力部
200 処理装置
210 通信部
220 表示部
230 音声出力部
280 記憶部
290 制御部
300 通信ネットワーク

Claims (7)

  1. 車両に設けられた距離判定用センサと路面との距離が、距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定する距離判定部と、
    前記車両の総重量の変動完了タイミングを検知するタイミング検知部と、
    前記タイミング検知部が前記変動完了タイミングを検知すると前記距離判定閾値を調整する調整部と、
    を備える運転支援装置。
  2. 前記調整部は、前記タイミング検知部が前記変動完了タイミングを検知してから所定時間内におけるセンサ値に基づいて前記距離判定閾値を調整する、
    請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記距離判定用センサは静電容量センサであり、
    前記調整部は、前記タイミング検知部が前記変動完了タイミングを検知してから所定時間内における前記距離判定用センサの静電容量の平均値に基づいて当該距離判定用センサ用の前記距離判定閾値を調整する、
    請求項2に記載の運転支援装置。
  4. 前記距離判定用センサは、前記車両の本体底面、かつ、車輪の前後に設けられている、
    請求項1から3の何れか一項に記載の運転支援装置。
  5. 前記タイミング検知部は、前記車両のドアが閉まったタイミングを前記車両の総重量の変動完了タイミングとして検知する、
    請求項1から4の何れか一項に記載の運転支援装置。
  6. 車両に設けられた距離判定用センサをと路面との距離が距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定することと、
    前記車両の総重量の変動完了タイミングを検知することと、
    前記変動完了タイミングを検知すると前記距離判定閾値を調整することと、
    を含む運転支援方法。
  7. コンピュータに、
    車両に設けられた距離判定用センサと路面との距離が距離判定閾値の示す距離以上か否かを判定することと、
    前記車両の総重量の変動完了タイミングを検知することと、
    前記変動完了タイミングを検知すると前記距離判定閾値を調整することと、
    を実行させるためのプログラム。
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