JP2019048651A - ポンプ容器 - Google Patents

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【課題】容器内に使用できずに残る液状物の残量を少なくし、かつ、ノズルより液状物が吐出されない動作不良の発生を防止できるポンプ容器を提供すること。【解決手段】 ポンプ容器10は、胴部22、胴部22に形成された肩部23、及び肩部23に形成された首部24を備え、内部に液状物Lを貯留可能な容器20と、首部24に設けられ、容器20内に貯留された液状物Lを吸い込み、当該吸い込んだ液状物Lを吐出するポンプ50と、胴部22内に配置され、上面45が肩部23の下面25に面一な面に形成された下部ピストン40と、を備える。【選択図】 図1

Description

この発明は、容器に貯留された液状物を、ポンプによりノズルから吐出するポンプ容器に関する。
液状物を貯留する容器、及び液状物をノズルから吐出するポンプを有するポンプ容器が知られている。このようなポンプ容器では、ノズルを押し込むことによりポンプのピストンが駆動され、ノズルから液状物が吐出される。
また、液状物の酸化、劣化、及び乾燥を防止する為に、容器内に内部ピストンを有する、所謂エアレス容器として用いられるポンプ容器が知られている。このようなポンプ容器では、ノズルより液状物が吐出された後、ノズルが上方に移動することによりポンプ内の容積が増大してポンプ内が負圧になると、ポンプ及び容器の間に設けられたバルブが開き、ポンプが容器内の液状物を吸い込む。容器内の液状物がポンプ内に移動することにより減少すると、減少した液状物の体積分、内部ピストンが上昇する。
このようなポンプ容器では、ポンプ吸い込み部と内部ポンプとの干渉を防止する為に、内部ピストンの上面に凹部が形成されている。凹部は、内部ポンプが上昇した際に、吸い込み部を収容する(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−179139号公報
上述した、上面に凹部が形成された内部ピストンを有するポンプ容器には、以下の問題があった。すなわち、凹部内の液状物が使用できずに残る場合がある。
さらに、液状物が、シャンプー、ハンドソープ、ハンドクリーム等の粘度が高いものである場合、容器内の液状物が凹部内に入りにくい。凹部内に液状物がない場合では、内部ピストンが上昇してポンプの吸い込み部が凹部内に配置されると、ポンプが液状物を吸い込むことができない。
ポンプが容器より液状物を吸い込むことができないと、ポンプ内に次に吐出する液状物を貯留できない為、ノズルを押圧しても液状物が吐出されない、所謂空うちとなる動作不良が発生する。
この為、本発明は、容器内に使用できずに残る液状物の残量を少なくし、かつ、ノズルより液状物が吐出されない動作不良の発生を防止できるポンプ容器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るポンプ容器は、胴部、前記胴部の一端に形成された肩部、及び肩部に形成された首部を具備し、内部に液状物を貯留可能な容器と、前記首部に設けられ、前記容器内に貯留された前記液状物を吸い込み、当該吸い込んだ前記液状物を吐出するポンプと、前記胴部内に配置され、前記ポンプ側の端面が前記肩部の内面に面一な面に形成された内部ピストンと、を備える。
本発明によれば、容器内に使用できずに残る液状物の残量を少なくし、かつ、ノズルより液状物が吐出されない動作不良の発生を防止できるポンプ容器を提供できる。
本発明の一実施形態に係るポンプ容器を示す断面図。 同ポンプ容器に用いられるポンプの上部ピストンが上死点にある状態の同ポンプ及びその近傍を示す断面図。 同上部ピストンが上死点及び下死点の間の中途部にある状態の同ポンプ、及びその近傍を示す断面図。 同上部ピストンが下死点にある状態の同ポンプ、及びその近傍を示す断面図。 同ポンプ容器に用いられ、上死点にある状態の下部ピストン、及びその近傍を示す断面図。 同ポンプ容器の変形例を示す断面図。
本発明の一実施形態に係るポンプ容器10を、図1乃至図6を用いて説明する。図1は、ポンプ容器10を示す断面図である。図2乃至図4は、ポンプ容器10に用いられるポンプ50、及びその近傍を示す断面図である。図2は、ポンプ50に用いられる上部ピストン80が上死点P1にある状態を示している。図3は、上部ピストン80が、上死点P1及び下死点P2の間の中途部にある状態を示している。図4は、上部ピストン80が下死点P2にある状態を示している。図5は、上死点P3にある、ポンプ容器10に用いられる容器20の下部ピストン40、及びその近傍を示す断面図である。
図1に示すように、ポンプ容器10は、液状物Lを貯留可能な容器20、容器20に取り付けられるポンプ50、及びポンプ50に着脱可能に取り付けられるオーバーキャップ150を有している。ポンプ50の後述するノズル140の押し込み方向を下方として、ポンプ容器10に上下方向を設定する。
容器20は、筒状に形成された容器本体21、容器本体21の下端開口に取り付けられ、この下端開口を閉塞するボトムキャップ30、及び、容器本体21内に収容された下部ピストン40を有している。
容器本体21は、胴部22、胴部22の上端に一体に形成された肩部23、及び肩部23に一体に形成された首部24を有している。胴部22は、軸線が上下方向に平行となる例えば円筒状に形成されている。胴部22の内周面22aの下端部には、環状の凹部22bが形成されている。
図2に示すように、肩部23は、胴部22の径方向内側に向かって延出しており、環状に形成されている。肩部23の下面25は、下部ピストン40の上面45が面接触可能な面に形成されている。具体的には、下面25の内縁部25aは、胴部22の軸線に直交する平面に形成されている。下面25の、内縁部25aより外側の部分となる外縁部25bは、下方に進むにつれて、胴部22の軸線からの径が漸次拡径する円錐面に形成されている。
首部24は、胴部22よりも外径が小さい円筒状に形成されている。首部24は、胴部22と同心状に配置されている。首部24の内周面26の下端部には、径方向内側に突出する環状の突出部27が形成されている。突出部27は、内側に、ポンプ50の後述するシリンダ60が嵌合する。突出部27は、嵌合により、シリンダ60との間を密閉する。首部24の外周面28には、雄ねじ28aが形成されている。
ボトムキャップ30は、図1に示すように、有底筒状のボトムキャップ本体31、及びボトムキャップ本体31の底面32に形成された突出部33を有している。ボトムキャップ本体31の外周面には、胴部22の凹部22bに嵌合する環状の凸部31aが形成されている。ボトムキャップ本体31の外周面の下端には、容器本体21の下端に当接するフランジ34が形成されている。突出部33は、例えば筒状に形成されている。突出部33は、ボトムキャップ本体31の上端よりも上方に突出している。
下部ピストン40は、胴部22の内周面22aに密着した状態で、胴部22内を上下に移動可能に構成されている。下部ピストン40は、具体的には、下部ピストン基部41、及び、下部ピストン基部41に一体に形成された下部ピストン外周部42を有している。下部ピストン基部41は、円筒状に形成されたピストン胴部43、及びピストン胴部43の上端に形成された上壁部44を有している。ピストン胴部43は、胴部22の内径よりも小さい外径を有している。
上壁部44の上面45は、容器本体21の肩部23の下面25、及びポンプ50の後述するシリンダ60の下面65に面接触可能な面に形成されている。上面45は、具体的には、内側部46、及び内側部46より径方向外側の部分となる環状の外側部47を有している。
上壁部44の下面48には、下方に突出する突出部49が形成されている。突出部49は、下部ピストン基部41と同心状に配置されている。突出部49がボトムキャップの突出部33に当接する位置が、下部ピストン40の下死点P4となる。
内側部46は、上面45のうち、上下方向に下面25の内縁部25aに対向する部分である。内側部46は、ピストン胴部43の軸線に直交する平面に形成されている。下部ピストン基部41が胴部22内に同心状に配置されることにより、内側部46が内縁部25aに面接触可能となる。
外側部47は、上下方向に、下面25の外縁部25bの一部と対向する部分である。外側部47は、ピストン胴部43の軸線を中心として下方に進むにつれて漸次拡径する円錐面に形成されており、外縁部25bに面接触可能である。
下部ピストン外周部42は、筒状に形成されている。下部ピストン外周部42は、下部ピストン基部41を内側に配置している。下部ピストン外周部42は、下部ピストン基部41と同心状に配置されている。下部ピストン外周部42の内周面の上下方向の中途部は、ピストン胴部43の下端部に一体に形成されている。下部ピストン外周部42の外周面の上端部は、上方に進むにつれて拡径する円錐面に形成されている。下部ピストン外周部42、及び下部ピストン基部41の間には隙間S1が形成されている。
下部ピストン外周部42の外周面の上端の外径は、胴部22の内径よりも大きい。この上端は、上面45よりも下方に位置している。下部ピストン40を胴部22内に設置することにより下部ピストン外周部42が隙間S1によりたわみ、内周面22aに密着する。下部ピストン外周部42の外周面の下端部は、下方に進むにつれて拡径する円錐面に形成されている。下部ピストン外周部42の外周面の下端の外径は、胴部22の内径よりも大きい。下部ピストン40を胴部22内に設置すると、下部ピストン外周部42がたわむことにより、内周面22aに密着する。
ポンプ50は、首部24内に配置された有底筒状のシリンダ60、シリンダ60の底壁部に設けられた第1のバルブ70、シリンダ60内に上下方向に移動可能に収容された筒状の上部ピストン80を有している。ポンプ50は、さらに、上部ピストン80を支持する筒状のピストンホルダ90、ピストンホルダ90内に配置されたロッド100、及び上部ピストン80を上方に付勢する付勢部材110を有している。ポンプ50は、さらに、ピストンホルダ90の上端部に設けられた第2のバルブ120、首部24を内側に配置する筒状のベースキャップ130、及び、ノズル140を有している。
シリンダ60は、図2に示すように、円筒状に形成されたシリンダ本体61、及びシリンダ本体61の下端に設けられた底壁部62を有している。
シリンダ本体61は、首部24の突出部27より上方部分の内径よりわずかに小さい外径を有する円筒状に形成されている。シリンダ本体61は、首部24と同心状に配置されている。シリンダ本体61の上端には、フランジ63が形成されている。フランジ63は、首部24の上端より大径に形成されている。フランジ63及び首部24の上端の間には、パッキン64が設けられている。パッキン64は、環状に形成されている。
シリンダ本体61の下端部は、円錐部61a、及び円錐部61aの下端に形成された円筒部61bを有している。円錐部61aの内周面及び外周面は、下方に向かうにつれて漸次縮径する円錐面に形成されている。円筒部61bの内径は、円錐部61aの内周面の下端と同径である。円筒部61bの外径は、円錐部61aの外周面の下端と同径である。
底壁部62は、首部24の突出部27の内側に嵌合している。底壁部62の厚みは、シリンダ本体61の厚みよりも厚い。また、底壁部62の厚みは、突出部27の高さよりも大きい。
底壁部62は、突出部27の内径と同径、または、わずかに小さい外径を有している。底壁部62の下面65は、肩部23の下面25の内縁部25aと面一となる平面に形成されている。下面65は、具体的には、シリンダ本体61の軸線に直交する平面に形成されている。シリンダ60が、首部24に同心状に配置され、フランジ63がパッキン64上に配置されることにより、下面65が、肩部23の下面25の内縁部25aと面一になる。
なお、下面65は、本実施形態では、第1のバルブ70の弁座を構成する孔66を避けた位置に、シリンダ60を射出成形する際のひけの発生を防止する為の凹部67が形成されている。底壁部62の上面68は、シリンダ本体61の軸線に直交する平面に形成されている。
第1のバルブ70は、容器20からシリンダ60内への液状物Lの移動を許容し、シリンダ60から容器20への液状物Lの移動を規制する逆止弁である。第1のバルブ70は、例えばボール弁である。第1のバルブ70は、弁座を構成する孔66の内周面71、及び球体に形成された第1の弁体72を有している。孔66は、底壁部62と同心状に形成されている。内周面71は、下方に向かうにつれて漸次縮径する円錐面に形成されている。第1の弁体72は、内周面71に密着することにより、孔66を密閉可能に構成されている。
上部ピストン80は、シリンダ本体61と同心状に配置されている。上部ピストン80は、シリンダ本体61の内周面に密着する筒状に形成されている。上部ピストン80は、具体的には、円筒状に形成された上部ピストン基部81、及び上部ピストン基部81を内側に配置する筒状に形成され、シリンダ本体61の内周面に密着する上部ピストン外周部82を有している。上部ピストン基部81は、上部ピストン外周部82の上端より上方に突出している。
上部ピストン外周部82の内周面の上下方向中途部は、上部ピストン基部81の下端部に一体に形成されている。上部ピストン外周部82は、上部ピストン基部81との間に隙間S2を有している。
上部ピストン外周部82の上下方向中途部より上方の部分の内周面及び外周面は、上方に向かうにつれて漸次拡径する円錐面に形成されている。上部ピストン外周部82の外周面の上端の外径は、シリンダ本体61の内径より大きい。上部ピストン80をシリンダ本体61内に設置することにより、上部ピストン外周部82の上端部は、たわんでシリンダ本体61の内周面に密着する。
上部ピストン外周部82の上下方向中途部より下方の部分の内周面及び外周面は、下方に向かうにつれて漸次拡径する円錐面に形成されている。上部ピストン外周部82の外周面の下端の外径は、シリンダ本体61の内径より大きい。上部ピストン80がシリンダ本体61内に設置されることにより、上部ピストン外周部82の下端部は、たわんでシリンダ本体61の内周面に密着する。
ピストンホルダ90は、円筒状に形成されたホルダ本体91、ホルダ本体91に形成され、上部ピストン80が固定される固定部92、及びホルダ本体91の下端に形成され、ピストンホルダ90の移動を規制するロッド規制部93を有している。
ホルダ本体91は、上部ピストン80と同心状に配置されている。ホルダ本体91は、複数の外径を有する円筒状に形成されている。ホルダ本体91は、具体的には、ホルダ中径部94、ホルダ大径部95、及びホルダ小径部96を有している。ホルダ大径部95は、ホルダ中径部94の上端に形成されている。ホルダ小径部96は、ホルダ大径部95の上端に形成されている。ホルダ小径部96の外周面には、環状のロッド突出部97が形成されている。ホルダ小径部96の内周面96aの上端部96bは、円錐面に形成されている。
ホルダ本体91の内周面は、複数の内径を有している。具体的には、ホルダ中径部94の下端からホルダ大径部95の上端よりわずかに低い位置までの範囲の内径に対して、それより上方の内径が小径である。この為、ホルダ本体91の内周面は、この異なる内径を有する2つの部分の間に、端面98を有している。端面98は、付勢部材110の上端を支持する。換言すると、ホルダ本体91の内周面は、付勢部材110の上端を支持可能とする為に異なる内径を有している。
固定部92は、円筒状に形成されており、内側にホルダ中径部94の一部を配置している。固定部92は、上端がホルダ中径部94の外周面の上端に一体に形成されている。固定部92は、ホルダ中径部94との間に、上部ピストン基部81を固定する。具体的に説明すると、上部ピストン80が固定部92に固定されていない状態では、固定部92は、ホルダ中径部94との間に環状の隙間を有する。上部ピストン基部81は、この隙間に嵌合することにより、固定部92に固定される。
ロッド規制部93は、ホルダ本体91の下面に形成された突出部である。ロッド規制部93は、複数形成されている。ロッド規制部93間は、液状物Lが流動可能な隙間に形成されている。
ロッド100は、シリンダ60の底壁部62に支持されるロッド基部101、及びロッド基部101と一体に形成されたロッド部102を有している。
ロッド基部101は、シリンダ60の底壁部62に設置される。ロッド基部101は、周面が例えば円錐面に形成された筒状に形成されている。ロッド基部101は、シリンダ本体61と同心状に配置されている。ロッド基部101の外周面の下端部には、径方向外側に突出する環状の突出部103が形成されている。突出部103の外径は、シリンダ本体61の円筒部61bの内径よりわずかに小さい。ロッド基部101の内側は、底壁部62の孔66と対向する。
ロッド基部101の内径は、第1のバルブ70の第1の弁体72の直径より大きい。この為、第1の弁体72は、ロッド基部101の内側に移動可能である。ロッド基部101の内周面は、第1の弁体72が孔66から大きくずれることを防止するガイドとして機能する。
ロッド基部101の内径は、本実施形態では、孔66の最大外径よりわずかに小さい。ロッド基部101は、径方向に貫通する溝101bが形成されている。溝101bは、例えば複数形成されている。これら複数の溝101bは、周方向に並んでいる。溝101bは、液状物Lが流動可能に形成されている。
図4に示すように、ロッド基部101は、上部ピストン外周部82内に位置可能な外径を有している。ロッド基部101は、ピストンホルダ90のロッド規制部93が当接することにより、ピストンホルダ90の下方への移動を規制する。ロッド規制部93がロッド基部101の上面に当接する位置が、上部ピストン80の下死点P2となる。
ロッド部102は、図2に示すように、ロッド基部101の上面に一体に形成されている。ロッド部102は、ロッド基部101と同心状に配置されている。ロッド部102の一部は、ホルダ本体91内に配置されている。ロッド部102は、ロッド大径部104、ロッド小径部105、及び、第2のバルブ120の一部を構成する挟持部106を有している。
ロッド大径部104は、ロッド基部101の上面からシリンダ60の上端よりわずかに上方の位置までの部分である。ロッド大径部104は、ロッド基部101に連通する円筒状に形成されている。
ロッド小径部105は、ロッド大径部104より上方の部分である。ロッド小径部105は、ロッド大径部104よりも小径に形成されている。ロッド小径部105は、上部ピストン80が上死点P1にある状態での、ピストンホルダ90の上端よりわずかに下方の位置まで延びている。
挟持部106は、ロッド小径部105の上端に形成されている。挟持部106は、ロッド小径部105の径方向外側に突出している。本実施形態では、挟持部106の下端部の周面は、円錐面に形成されている。この円錐面は、具体的には、ロッド小径部105の軸線を中心として、上方に進むにつれて漸次拡径する円錐面である。挟持部106の上端部の周面は、半球状に形成されている。
付勢部材110は、本実施形態では、ピストンホルダ90を上方に付勢することにより、上部ピストン80を上方に付勢する。付勢部材110は、例えばコイルばねである。付勢部材110の一部は、ピストンホルダ90内に配置されている。付勢部材110は、内側にロッド100を配置している。付勢部材110の上端は、ピストンホルダ90の端面98に当接している。付勢部材110の下端は、ロッド基部101の上面に当接している。付勢部材110は、縮んで弾性エネルギを蓄えた状態で、設置されている。付勢部材110は、ノズル140が下方に移動していない状態では、付勢力により、上部ピストン80を上死点P1に固定する。
第2のバルブ120は、内周面96aの上端部96b、及び第2の弁体121、及び挟持部106を有している。円錐面に形成された上端部96bは、弁座である。
第2の弁体121は、筒状に形成されている。第2の弁体121は、ロッド小径部105及び挟持部106を内側に配置する。第2の弁体121は、バルブ小径部124、バルブ円錐部125、及びバルブ大径部126を有している。
バルブ小径部124は、円筒状に形成されている。バルブ小径部124は、ピストンホルダ90のホルダ小径部96内を上下方向に移動可能に形成されている。バルブ小径部124は、具体的には、その外径が、ホルダ小径部96の内径よりも小さい。
バルブ小径部124は、内側にロッド100のロッド小径部105を保持する。具体的には、バルブ小径部124は、ロッド100に対して上下方向に所定の力で押圧されると移動可能に、バルブ小径部124を保持する。換言すると、第2の弁体121を下方または上方に押圧する力が所定の力となるまでは、バルブ小径部124は、ロッド小径部105を摩擦力により保持する。
バルブ小径部124は、具体的には、内径がロッド100のロッド小径部105の外径よりもわずかに大きい。そして、バルブ小径部124の内周面には、ロッド小径部105が嵌合するバルブ突出部127が形成されている。バルブ突出部127は、バルブ小径部124の内周面の周方向に環状に形成されている。バルブ突出部127は、複数、具体的には、2つ形成されている。バルブ小径部124は、複数のバルブ突出部127及びロッド小径部105の間に生じる摩擦力により、ロッド小径部105を保持する。
さらに、バルブ小径部124及びロッド小径部105の間には、シールが設けられている。本実施形態では、バルブ突出部127が、シールとしても機能している。バルブ突出部127は、ロッド小径部105との間を密閉可能に形成されている。具体的には、バルブ突出部127の内径は、ロッド小径部105の外径よりわずかに小さい。
バルブ円錐部125は、バルブ小径部124の上端に一体に形成されている。バルブ円錐部125は、内周面125a、及び外周面125bを有している。バルブ円錐部125は、上部ピストン80が上死点P1にある状態では、付勢部材110の付勢力により、挟持部106及びホルダ小径部96の開口の間に挟持される。さらに、バルブ円錐部125は、この挟持により、ホルダ小径部96の開口との間を密閉可能に形成されている。
バルブ円錐部125の内周面125a及び外周面125bは、上方に進むにつれて漸次拡径する円錐面に形成されている。外周面125bは、内周面96aの上端部96bに面接触することにより、上端部96bとの間を密閉可能な円錐面に形成されている。
バルブ円錐部125の上端の外径は、例えば、ホルダ本体91の内周面の上端と同径である。バルブ円錐部125の外周面125bは、上部ピストン80が上死点P1にある状態では、挟持部106により押圧されることによりホルダ本体91の内周面の上端部96bに密着して外周面125b及上端部96bの間を密閉する。このように、外周面125b及び上端部96bの間が密閉され、かつ、バルブ突出部127及びロッド小径部105の間が密閉されることにより、ホルダ本体91の上端開口が密封される。
内周面125aは、例えば、挟持部106の下端部の円錐面に接触可能な円錐面に形成されている。
バルブ大径部126は、バルブ円錐部125の上端に一体に形成されている。バルブ大径部126の外径は、バルブ円錐部125の上端の外径と同径である。
ベースキャップ130は、首部24に固定される固定部131、及びノズル140の上下方向の移動をガイドするガイド部132を有している。
固定部131は、円筒状に形成されている。固定部131の内周面には、首部24の雄ねじ28aに螺合する雌ねじ131aが形成されている。固定部131の内周面の上端部には、径方向内側に突出する環状のベースキャップ突出部133が形成されている。
ベースキャップ突出部133は、内側にホルダ大径部95を配置可能に形成されている。ベースキャップ突出部133は、具体的には、内径がホルダ大径部95の外径より大きい内径を有している。ベースキャップ突出部133の下面133aは、固定部92が当接可能に形成されている。下面133aに固定部92の上端が当接する位置が、上部ピストン80の上死点P1となる。
下面133aは、固定部131が首部24の雄ねじ28aに螺合することにより、シリンダ60のフランジ63を、首部24の上端との間に挟持する。また、下面133aには、円筒状の収容部134が形成されている。収容部134は、ベースキャップ突出部133と同心状に形成されている。収容部134は、シリンダ本体61内に嵌合可能に形成されている。本実施形態では、収容部134の外径は、シリンダ本体61の内径よりわずかに大きい。収容部134は、ピストンホルダ90の固定部92の一部を収容可能に形成されている。具体的には、収容部134は、上部ピストン80が上死点P1にある状態において、固定部92の上端部を収容する。収容部134の内周面は、固定部92の外径よりわずかに大きい径を有している。
ガイド部132は、固定部92の上端に一体に形成されている。ガイド部132は、円筒状に形成されている。ガイド部132は、固定部131と同心状に形成されている。ガイド部132の内周面135は、ノズル140の移動をガイド可能に形成されている。
ノズル140は、ホルダ小径部96を内側に配置し固定する内筒部141、内筒部141を内側に配置し、ガイド部132によりガイドされる外筒部142、及び、ノズル部143を有している。
内筒部141の内径は、ホルダ小径部96の外径と同径、またはわずかに小さい径を有している。内筒部141の下端は、ホルダ小径部96及びホルダ中径部94の間の端面99に当接している。内筒部141は、嵌合により、ホルダ小径部96が固定される。
内筒部141の上端部には、第2の弁体121の移動を規制する、規制部144が形成されている。規制部144は、内筒部141の内周面141aから内側に突出した突出部である。規制部144は、例えば複数形成されている。ノズル140が下方に移動することにより、内筒部141内を第2の弁体121が上方に相対的に所定距離移動すると、第2の弁体121の上端が規制部144に当接する。この当接により、内筒部141内を第2の弁体121が上方に相対的に移動することが規制される。
外筒部142は、ガイド部132の内側に配置される。外筒部142の外径は、ガイド部132の内径よりわずかに小さい径である。
ノズル部143は、内筒部141の上端と連通している。ノズル部143は、例えば、内筒部141の径方向に延びている。
オーバーキャップ150は、図1に示すように、ベースキャップ130及びノズル140を収容可能な、有底筒状に形成されている。オーバーキャップ150は、底部を上方に配置した状態で、着脱可能に取り付けられる。
次に、ノズル140から液状物Lを吐出する動作を説明する。図2に示すように、ノズル140が下方に押し込まれていない状態では、上部ピストン80は、付勢部材110の付勢力により、上死点P1に配置される。上部ピストン80が上死点P1に維持される状態を、第1の状態とする。第1の状態では、ホルダ本体91の上端開口は、第2の弁体121により密閉される。
なお、前回までの使用により、シリンダ60、上部ピストン80、及びホルダ本体91により規定される空間R内には、液状物Lが充填されている。ポンプ容器10を初めて使用する場合など、空間R内に液状物Lが充填されていない場合は、ノズル140を下方に押し込む動作を複数回繰り返す。
次に、ノズル140を下方に、付勢部材110の付勢力に抗って押し込むと、ピストンホルダ90及び上部ピストン80が、下方に移動する。ピストンホルダ90が下方に移動することにより、第2の弁体121が、ピストンホルダ90に対して相対的に上方に移動することとなる。
この為、図3に示すように、内周面96aの上端部96bと第2の弁体121との間に隙間S3が形成される。また、上部ピストン80が下がることにより、空間Rの容積が減少するので、空間R内の液状物Lが、隙間S3、内筒部141、ノズル部143を通って吐出される。
なお、第2の弁体121が規制部144に当接するまでは、第2の弁体121は、バルブ突出部127及びロッド小径部105の間の摩擦力によりロッド100の上部に固定されている。
ノズル140を所定距離下方に移動すると、図3に示すように規制部144が第2の弁体121に当接する。規制部144が第2の弁体121に当接した状態を第2の状態とする。
第2の状態からノズル140を下方に移動する際には、抵抗力として、付勢部材110の付勢力に加えて、第2の弁体121及びロッド100の間の摩擦力が作用する。図4に示すように、第2の状態からノズル140を下方に移動すると、隙間S3を維持しつつ、第2の弁体121が下方に下がる。
ノズル140がさらに下方に移動されると、図4に示すように、ロッド規制部93がロッド基部101の上面101aに当接する。ロッド規制部93が上面101aに当接することにより、ノズル140、ピストンホルダ90、及び上部ピストン80の下方への移動が規制される。ロッド規制部93が上面101aに当接した状態を第3の状態とする。第3の状態は、ノズル140が底付きとなる状態である。
使用者は、第3の状態となるまでノズルを下げると、ノズル140を下方に押圧する動作を停止する。ノズル140に対して下方への押圧力の入力が停止されると、付勢部材110の付勢力により、ピストンホルダ90が第1の状態となるまで上方に移動される。ピストンホルダ90が上方に移動されることに伴い、ノズル140及び上部ピストン80が上方に移動される。
上部ピストン80及びピストンホルダ90が上方に移動することにより、空間Rの容積が増大する。空間R内の液状物Lの一部は、ノズル140の下方への移動により、ノズル部143から吐出されている。この為、空間Rの容積の増大に伴い、空間R内が負圧になる。
空間R内が負圧になると、隙間S3を通して、内筒部141内の液状物Lが空間R内に戻る。また、空間R内が負圧になると、第1のバルブ70が開く。具体的には、第1の弁体72が内周面71から離れる。第1のバルブ70が開くことにより、容器20及び空間Rが連通する。
容器20及び空間Rが連通することにより、容器20内の液状物Lは、シリンダ60の孔66、及びロッド基部101の溝101bを通って、空間R内に移動する。また、液状物Lが空間R内に移動することにより容器20内の液状物Lの量が減少すると、下部ピストン40が上方に移動する。下部ピストン40が上方に移動することにより、容器20内は、液状物Lで満たされた状態が維持される。
ノズル140が上方に移動することにより、第2の弁体121がホルダ本体91の内周面96aの上端部96bに密着する。ノズル140がさらに上方に移動すると、第2の弁体121に対してロッド100が相対的に下がる。
このように、ノズル140が底突き状態から上方に移動する場合では、第2の弁体121が上端部96bに密着してから上部ピストン80が上死点P1に達するまでの間に、内筒部141内の容積は、第2の弁体121内に収容されたロッド小径部105の体積分、減少する。この減少した容積分、ノズル部143内の液状物が内筒部141内に戻る。このようにノズル部143内の液状物が戻ることにより、ノズル部143の吐出口に付着した液状物が、ノズル部143内に戻る。
図4に示すように、使用により液状物Lが減少して下部ピストン40が上死点P3まで移動すると、下部ピストン40の上面45が、肩部23の下面25、及び底壁部62の下面65に接触する。下部ピストン40が上死点P3まで移動した状態では、図5に示すように、下面65の凹部67の内側、及び隙間S1内に使用できない液状物Lが残る。
このように構成されたポンプ容器10では、下部ピストン40の上面45が、容器20の肩部23の下面25に面一な面に形成されている。下部ピストン40が上死点P3まで移動すると、上面45及び下面25との間の隙間を小さくできるので、容器20内に使用されずに残る液状物Lの量を少なくできる。
さらに、本実施形態のように、下面65が下面25と面一な面に形成されることにより、下部ピストン40は、下面25及び下面65に面接触するまで容器20を上昇可能となるので、使用されずに残る液状物Lの量をより一層少なくできる。
さらに、第1のバルブ70が、底壁部62に形成された孔66及び第1の弁体72を有する構成であることから、下面65が下方に突出する形状とならない。この為、下面65を、肩部23の下面25に面一な面に形成しやすい。
さらに、ポンプ50は、付勢部材110の一部、及びロッド100の一部をピストンホルダ90内に配置することにより、ポンプ50内のデッドスペースを有効に活用できる。このため、本実施形態のようにポンプ50を肩部23の下面25より上方に配置した構成であっても、ポンプ容器10の上下方向の大型化を防止しつつ、液状物Lの吐出量の低減を防止できる。
さらに、第2のバルブ120を、挟持部106及び第2の弁体121により構成することにより、ピストンホルダ90内に引き込まれたロッド部102の体積分、ノズル部143及び内筒部141内の液状物Lを引き込むことができる。この為、ノズル部143の吐出口に付着した液状物Lがノズル部143内に引き込まれるので、ノズル部143の吐出口から液状物Lがたれることが防止される。
なお、本実施形態では、シリンダ60は、射出成形により成形される際にヒケが発生することを防止する為に、予め、底壁部62の下面65に凹部67を有している。しかしながら、下面65は凹部67を有することに限定されない。例えば、ひけが発生することを、別の手段により防止可能である場合は、図6に示す変形例のように、凹部67が形成されなくてもよい。凹部67が形成されないことにより、容器20内に使用できずに残る液状物Lの残量を少なくできる。
なお、本実施形態では、胴部22は、一例として円筒状に形成されたが、胴部22は円筒状であることに限定されない。他の例では、例えば断面が矩形状、または、長円状に形成されてもよい。
また、ホルダ小径部96の内周面96aの上端部96b、及びバルブ円錐部125の内周面125aは、円錐面に形成されているが、これに限定されない。これらは、テーパー状に形成されればよく、他の例としては、角錐面であってもよい。
なお、本実施形態では、ポンプ50のシリンダ60の下面65は、肩部23の下面25と面一に形成されたが、例えば、下面65は、下面25よりも上方に位置してもよい。この場合であっても、下部ピストン40は、上面45が肩部23の下面25に面接触する位置まで上昇可能となるので、下部ピストン40が上死点P3に達し状態での液状物Lの残量を小さくできる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…ポンプ容器、20…容器、22…胴部、23…肩部、24…首部、25…下面(内面)、40…下部ピストン(内部ピストン)、45…上面(端面)、50…ポンプ、60…シリンダ、62…底壁部、66…孔、65…下面、70…第1のバルブ、72…弁体、80…上部ピストン(ポンプ用ピストン)、90…ピストンホルダ、96b…上端部(開口の縁部)、100…ロッド、101…ロッド基部、102…ロッド部、106…挟持部、110…付勢部材、120…第2のバルブ、121…第2の弁体、140…ノズル、143…ノズル部、144…規制部、L…液状物。

Claims (5)

  1. 胴部、前記胴部の一端に形成された肩部、及び前記肩部に形成された首部を具備し、内部に液状物を貯留可能な容器と、
    前記首部に設けられ、前記容器内に貯留された前記液状物を吸い込み、当該吸い込んだ前記液状物を吐出するポンプと、
    前記胴部内に配置され、前記ポンプ側の端面が前記肩部の内面に面一な面に形成された内部ピストンと、
    を具備するポンプ容器。
  2. 前記ポンプは、前記首部内に配置されたシリンダを具備し、
    前記シリンダの底壁部には、前記容器内と連通する孔、及び前記孔を密閉可能な第1の弁体を具備する第1のバルブが形成される
    請求項1に記載のポンプ容器。
  3. 前記シリンダの前記底壁部の下面は、前記肩部の前記内面と面一な面に形成される
    請求項2に記載のポンプ容器。
  4. 前記ポンプは、
    前記シリンダ内に配置された筒状のポンプ用ピストンと、
    前記ポンプ用ピストンの内側に固定された筒状のピストンホルダと、
    前記ピストンホルダに固定され、前記ピストンホルダの内部と連通するノズル部を具備するノズルと、
    前記シリンダ内に配置され、前記第1の弁体の移動量を規制するロッド基部、前記ロッド基部に形成され、前記ピストンホルダ内に配置されたロッド部を具備したロッドと、
    前記ピストンホルダの内周面、及び前記ロッド基部に支持され、前記ポンプ用ピストンを上死点側に付勢する付勢部材と、
    前記ピストンホルダの前記ノズル側の端部に形成され、前記ノズルが前記シリンダ側に押し込まれると開く第2のバルブと、
    を具備する請求項2に記載のポンプ容器。
  5. 前記第2のバルブは、
    前記ロッドの前記ノズル側の前記端部に形成された、前記ロッドの径方向外側に突出した挟持部と、
    筒状に形成され、前記ピストンホルダの内側に、前記ピストンホルダの前記ノズル側の一端開口の縁部との間を開く位置及び密閉する位置で移動可能に配置され、内部に前記ロッドが嵌合され、かつ、前記ポンプ用ピストンが前記上死点にあるときに前記挟持部及び前記ピストンホルダの開口の間に挟持されて前記開口とのを密閉する第2の弁体と、
    を具備し、
    前記ノズルは、押し込まれると前記第2の弁体に当接し、前記ノズルに対する前記第2の弁体の相対的な移動を規制する規制部を具備する
    請求項4に記載のポンプ容器。
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