JP2019046125A - 感知器 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動に対する強度が強く、作業性の良い感知器を提供すること。【解決手段】感知器は、筐体と、筐体に配置され、電子部品が実装された基板と、基板から入力される信号に基づいて音を発生するスピーカと、基板とスピーカとを接続するバネ端子と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、火災時の熱や煙を感知する熱感知器や煙感知器などの火災感知器(以下、感知器という)に関し、特に、スピーカを備えている感知器に関する。
従来の感知器、例えば煙感知器において、煙を検知するための電子部品が実装された基板と、煙が検知されたときに音を発生するスピーカとを備えるものがある。居住空間等に設置される感知器は小型化が進んでおり、容量が小さい筐体内に、発光素子、受光部、電池、基板及びスピーカ等が収容されるため、組み立て作業性の良い構造が望まれている。
感知器において、スピーカと基板とが、リード線及びコネクタを介して接続されたものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されている感知器において、スピーカに接続されるリード線は、感知器本体の外に配線されて、筐体内の基板に設けられたコネクタに接続されている。
特許第5844570号公報(例えば、段落0083及び図11)
しかしながら、特許文献1のように基板とスピーカとの接続にリード線が用いられる場合には、組み立て時の作業性が悪く、また配線処理等の作業工数が必要となる。一方で、作業性を良くするために基板とスピーカとを直接接続する場合には、作業工数は減少するが、スピーカの振動が基板に伝導し、基板上の電子部品に悪影響を及ぼすことがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、振動に対する強度が強く、組み立て作業性の良い感知器を提供することを目的としている。
本発明に係る感知器は、筐体と、前記筐体に配置され、電子部品が実装された基板と、前記基板から入力される信号に基づいて音を発生するスピーカと、前記基板と前記スピーカとを接続するバネ端子と、を備える。
また上記の感知器において、前記バネ端子は、前記基板の厚さ方向及び板面方向に弾性変形する。
また上記の感知器において、前記バネ端子は、複数の曲げ部を有する板バネである。
本発明に係る感知器によれば、振動に対する強度が強く、組み立て作業性の良い感知器を提供することができる。
実施の形態1に係る感知器100の外観を示す図である。 感知器100の各構成の分解斜視図である。 図1のA−A断面を示す断面図である。 図1のB−B断面を示す断面図である。 基板2とスピーカ4とが接続された状態を示す斜視図である。 基板2とスピーカ4とが接続された状態を示す下面図である。 図6のC−C断面を示す断面図である。
実施の形態1.
以下、本発明に係る感知器の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面では、各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
図1は、実施の形態1に係る感知器100の外観を示す図である。図1(a)は感知器100の外観を示す側面図であり、図1(b)は感知器100の外観を示す下面図である。感知器100は、例えば家屋の室内等の監視空間に設置され、煙が発生した場合に、煙を感知して音により報知するものである。図1に示すように、感知器100は、例えば天井200に取り付けられる。
感知器100の筐体10は、有底筒状の第1のカバー11と、第1のカバー11の蓋となる第2のカバー12とを備える。第1のカバー11は、平板状の底面部11Aと、筒状の側面部11Bとを有している。側面部11Bの底面部11A側には、周方向に延びる開口部1が形成されており、開口部1は、板状の仕切部材1Aによって上下複数段に仕切られている。監視空間に煙が発生した場合、煙は、開口部1を介して筐体10内に流入し、開口部1を介して筐体10の外へ流出する。一方、底面部11Aには、筐体10内に突出し、筐体10内に流入した煙を誘導する導入板11A1と、底面開口部11A2が形成されている。第2のカバー12は、ネジ等により天井200に固定されている。
図2は、感知器100の各構成の分解斜視図である。図3は、図1のA−A断面を示す断面図である。図4は、図1のB−B断面を示す断面図である。図1〜図4に基づき、感知器100の構成について説明する。
感知器100は、複数の電子部品が実装された基板2と、電力を供給する電池3と、音を発生させるスピーカ4と、基板2とスピーカ4とを電気的に接続するバネ端子5等を備えている。また感知器100は、基板2、電池3及びスピーカ4を収容している区画部材60と、開口部1から取り込まれた煙が導入される暗室部8と、底面開口部11A2に設置される押込部材9とを備えている。
図2に示されるように、感知器100では、天井200に設置される第2のカバー12から下方に向かって、電池3、区画部材60のベース部6、基板2、スピーカ4、区画部材60の蓋部7、暗室部8、押込部材9及び第1のカバー11の順に配置されている。ここで、基板2とスピーカ4とは、水平方向(例えば、矢印X方向)に並んで配置されている。
基板2は、各種回路を有し、光を発生させる発光部2Aと、発光部2Aを点灯させるスイッチ2Bと、発光部2Aの光を受光する受光部2C等とを備えている。発光部2Aは、例えばLED等から成る。また基板2には、一部の縁を切り欠いた光学系配置部2Dが形成されている。発光部2A及び受光部2Cはそれぞれ、基板2の上面21であって、光学系配置部2Dの縁に配置されている。一方、スイッチ2Bは、基板2の下面22に配置されている。電池3は、基板2に設けられている各種回路の動作電力を供給する。
スピーカ4は、スピーカ端子4Aを有するフレーム4Bと、振動により音を発生する振動板4C等とを備えている。振動板4Cは、フレーム4Bの下方に取り付けられている。図示していないが、スピーカ4は内部に、磁石と、磁石の磁場中に配置されているボイスコイルと、ボイスコイルが巻かれ、振動板4Cに連結されたボビン等とを備えている。スピーカ4は、バネ端子5を介して基板2と電気的に接続されており、煙が検出された場合に、基板2の回路からスピーカ4へ信号が出力される。基板2からの信号は、スピーカ端子4Aを介してスピーカ4に入力され、磁場内のボイスコイルに電気が流れる。これにより、ボイスコイルが振動し、ボビンを介して振動が伝搬し、振動板4Cが振動することで音が発生する。
バネ端子5は、基板2とスピーカ4との間に配置されている。バネ端子5は、例えば金属製の板バネから成り、一端が基板2に接続され、他端がスピーカ端子4Aに接続されて信号伝達するものである。バネ端子5は曲げ部を有しており、基板2の厚さ方向(矢印Z方向)及び板面方向に弾性変形することで、スピーカ4の振動が基板2へ伝導するのを抑制するとともに、組み付け時における組み付け位置の誤差を吸収する。
区画部材60は、第2のカバー12側に配置されたベース部6と、第1のカバー11側に配置された蓋部7とを備え、筐体10内の空間を上下に区画する。ベース部6は、蓋部7と対向するベース下面61に、煙検出のための検煙空間6A1を形成する検煙部6Aと、スピーカ4を収容するスピーカ収容部6Bと、基板2を収容する基板収容部6C等とを有している。
検煙部6Aは、蓋部7側に突出した壁部であり、外面の一部が基板2の光学系配置部2Dと嵌合する。検煙部6Aには、検煙空間6A1に発光部2Aの光を入射させるための入光穴6A2が設けられている。スピーカ収容部6Bは、蓋部7側に突出し、スピーカ4のフレーム4Bの外面を囲む円弧状の壁部である。基板収容部6Cは、蓋部7側に突出し、基板2の縁に対向して設けられた壁部である。
またベース部6は、第2のカバー12と対向するベース上面62に、電池3を収容する電池収容部6Dを有している。電池収容部6Dは、ベース上面62側が電池3の外形に沿った凹状であり、第1面31側が突出している。
蓋部7は、蓋底面7Aと、蓋底面7Aの縁に設けられたフランジ部7Bとを備える。蓋部7は、バネ端子5で接続された基板2とスピーカ4とが収容されているベース部6の下方に配置される。具体的には、蓋部7は、検煙部6Aと、スピーカ収容部6Bと、基板収容部6Cとを覆う。
蓋部7の蓋底面7Aには、スピーカ4の振動板4Cと対向する位置にスピーカ孔7A1が形成されており、スピーカ4で発生した音波は、スピーカ孔7A1を通って第1のカバー11の開口部1へ伝搬される。また蓋底面7Aは、基板2に設置されているスイッチ2Bが貫通するスイッチ孔7A2と、検煙空間6A1の位置に設けられた貫通孔7A3とを有している。スイッチ孔7A2は、第1のカバー11の底面開口部11A2が設けられている位置の上方に設けられている。
暗室部8は、蓋底面7Aの貫通孔7A3を覆うように、蓋底面7Aの下方に設けられており、暗室部8と検煙空間6A1とは貫通孔7A3により連通されている。暗室部8は、光学台カバー81と、光学台カバー81内に収容され、遮光機能を有するラビリンス壁82とを有している。光学台カバー81は椀状部材であり、底部の蓋状部81Aと、煙が通過する孔が複数形成された円筒状の網部81Bとを備える。網部81Bは暗室部8内に埃又は虫等が侵入することを防止する。光学台カバー81の蓋状部81A及び網部81Bもまた、ラビリンス壁82と同様に遮光機能を有している。
押込部材9は、回転自在に設置された軸部91と、軸部91につながっており、第1のカバー11の底面開口部11A2に配置された押込面部92とを有している。押込部材9は、例えば、感知器100の動作試験において作業者が発光部2Aを発光させる際に使用される。底面開口部11A2から露出した押込面部92が筐体10内へ押されると、押込面部92は軸部91を中心に回転してスイッチ2Bに当たり、スイッチ2Bが押されてLEDが発光する。
次に、感知器100の動作について説明する。火災等が発生すると、開口部1を介して筐体10内に煙が流入する。筐体10内に流入した煙は、導入板11A1等によって暗室部8に導入される。そして、暗室部8の周囲に到達した煙は、光学台カバー81の網部81Bの孔を介して光学台カバー81内の空間に流入する。光学台カバー81内の空間に流入した煙は、ラビリンス壁82を通り抜けた後に、蓋部7の貫通孔7A3を通って検煙空間6A1に流入する。煙が検煙空間6A1に流入すると、検煙部6Aの入光穴6A2を介して入射した発光部8Aの光が、検煙空間6A1において散乱する。そして、受光部2Cがこの散乱した光を検出することにより、煙が検知される。
基板2の受光部2Cがこの散乱した光を検出したときに、基板2の制御回路はスピーカ4に信号を送り、音を発生させる。このとき、スピーカ4の振動板4Cが振動することで、疎密波である音波が発生する。スピーカ4で発生した音波は、空気中を伝搬し、蓋部7のスピーカ孔7A1を通過する。スピーカ孔7A1を通過した音波の一部は、底面部11Aの内面で反射して開口部1へ放射状に伝搬する。またスピーカ孔7A1を通過した音波の他の部分は、スピーカ孔7A1で回折した後、直接開口部1へ伝搬する、又は、区画部材60若しくは底面部11Aに反射しながら開口部1へ伝搬する。そして、開口部1に到達した音波は、感知器100を中心として放射状に広がるとともに、回折して感知器100の下方にも伝搬する。
図5は、基板2とスピーカ4とが接続された状態を示す斜視図である。図6は、基板2とスピーカ4とが接続された状態を示す下面図である。図7は、図6のC−C断面を示す断面図である。図5〜図7に基づき、基板2とスピーカ4と接続構造について詳しく説明する。
基板2とスピーカ4とを接続しているバネ端子5は、V字形状のバネ部50と、バネ部50の一端に設けられ、バネ部50とスピーカ4とを接続するスピーカ側爪51と、バネ部50の他端に設けられ、バネ部50と基板2とを接続する基板側爪52とを有している。バネ端子5のスピーカ側爪51は平板状であり、スピーカ側爪51の下面がフレーム4Bのスピーカ端子4Aに接触するように、ハンダ付けによりスピーカ4に固定されている。バネ端子5の基板側爪52は平板状であり、基板側爪52の上面が基板2の下面22に接触するように、ハンダ付けにより基板2に固定されている。なお、図7においてスピーカ側爪51及び基板側爪52はそれぞれ断面直線状であるが、例えばアーチ状でもよく、バネ部50につながり、基板2又はスピーカ4にハンダ付けし易い形状であればどのような形状でもよい。基板側爪52がアーチ状である場合には、V字状のバネ部50と基板2とを滑らかな曲線により接続することができる。
また基板側爪52と基板2との接触は、基板2の下面22側に限られるものではなく、基板2の上面21側でバネ性を有する端子と接続してもよい。但し下面22側で接触する方が組立性に優れ、またバネ端子5に任意の形状の曲げ部を形成しやすい。
また感知器100は、スピーカ端子4Aに接合されたスピーカ側爪51を覆う保護部材53を備える。保護部材53は、例えば樹脂等の絶縁材から成り、スピーカ端子4Aとスピーカ側爪51との接合を補強し、埃、水及び静電気等から接合部を保護する。また保護部材53は、接合部における振動及び衝撃を緩和している。
また、図6に示すように、平板状の基板2の一隅には、基板側爪52と基板2との接続点が設けられており、基板2の角が斜めに切り取られた切り欠きが形成されている。そして、スピーカ4は、切り欠きが形成されている位置で、基板2に最も近接するように配置されている。このような構成により、スピーカ4と基板2とが水平方向(矢印X方向)に並んで配置される場合でも、X方向における基板2とスピーカ4との合計の長さを短くして筐体10内に収納することができる。
図7に示すように、バネ部50は、第1片50bと、第1片50bに対して傾斜した第2片50dと、第1片50bと第2片50dとを接続する第1の曲げ部50cとを有している。またバネ部50は、第1片50bとスピーカ側爪51とを接続する第2の曲げ部50aと、第2片50dと基板側爪52とを接続する第3の曲げ部50eとを有している。
第2の曲げ部50aは、曲げ加工されており、スピーカ側爪51と第1片50bとが成す角度θ1は鈍角になっている。第1片50bは直線状であり、第2の曲げ部50aから下方に伸びている。第1の曲げ部50cは、曲げ加工されており、第1片50bと第2片50dとが成す角度θ2が鋭角になるよう折り返されている。第1の曲げ部50cは、基板2の下面22よりも下方に位置している。第2片50dは直線状であり、第1の曲げ部50cから上方に伸びている。ここで、バネ端子5が接合されている基板2の下面22の高さは、スピーカ端子4Aの高さよりも低い位置にあるため、第2片50dの長さは第1片50bの長さよりも短く形成されている。第3の曲げ部50eは、曲げ加工されており、第2片50dと基板側爪52とが成す角度θ3は鈍角になっている。
なお、バネ端子5は、弾性変形により振動を吸収するものであればよく、上述したものに限定されない。例えば、曲げ部の数、曲げ部の角度、並びに、第1片50b及び第2片50dのそれぞれの長さ等は、基板2とスピーカ端子4Aとの位置関係により、適宜設定されるとよい。実施の形態1のように、バネ端子5が第1の曲げ部50cを有している場合には、バネ端子5は基板2の厚さ方向(矢印Z方向)及び板面方向(矢印P方向)に弾性変形することができる。したがって、スピーカ4が音を発生するときには基板2へ伝導する振動が厚さ方向及び板面方向で抑制され、感知器100の各部品の組み付け作業時には、スピーカ4に対する基板2の上下方向の位置及びスピーカ4と基板2との距離等が調整可能となる。
例えば、上下方向の位置は、第1片50bと第2片50dとの長さの差が大きいほど、調整可能な距離が長くなる。また、板面方向の距離は、曲げ部の数が多い又は各曲げ部の角度が大きいほど、調整可能な距離が長くなる。一方、曲げ部の数が少ない又は各曲げ部の角度が小さいほど、基板2とスピーカ4とを接続する部材の設置スペースを小さくすることができる。また、第2の曲げ部50aにより基板2とスピーカ4との距離を調整可能とするためには、角度θ1の大きさが、第1片50bとフレーム4Bの側面との間に隙間が設けられるように確保されている必要がある。
以上のように、実施の形態1において、感知器100は、筐体10と、基板2と、基板2から入力される信号に基づいて音を発生するスピーカ4と、基板2とスピーカ4とを接続するバネ端子5とを備える。これにより、バネ端子5で振動が吸収され、スピーカ4から基板2へ伝導する振動が低減される。その結果、基板2上に実装された電子部品の振動も抑制されるので、感知器100の振動に対する強度が高まる。また、基板2とスピーカ4との接続にバネ端子5が用いられることにより、スピーカ4からのリード線の配線処理が不要となり、組み立て作業性の良い感知器100を提供することができる。
ところで、ハンダ付けされたバネ端子5と基板2との接合部位には、スピーカ4からの振動による応力が印加される。上述した感知器100では、従来のように基板2とスピーカ4とが直接接続される場合に比べ、バネ端子5により振動が吸収され、接合部位へかかる応力が緩和される。したがって、感知器100では、接合部位の劣化が抑制され、基板2からスピーカ4への良好な信号の伝達が維持される。
また上記の感知器100において、バネ端子5は、基板2の厚さ方向(矢印Z方向)及び板面方向(矢印P方向)に弾性変形するものである。これにより、組み付け時において、基板2の厚さ方向及び板面方向の位置決めが容易となる。従来、基板2とスピーカ4とがばね性のない金属製の留め具で接続されたものがあるが、このような構成では組み付け位置の寸法誤差が生じることがある。一方、上述したバネ端子5は、基板2の厚さ方向及び板面方向に弾性変形するため、組み付け時において、取り付け位置の寸法誤差をバネ端子5が吸収し、精度良く位置決めする必要がなくなり、作業性が良い。
また上記の感知器100において、バネ端子5は、複数の曲げ部(例えば、第1の曲げ部50c、第2の曲げ部50a及び第3の曲げ部50e)を有する板バネである。これにより、バネ端子5の構造を簡略化し、簡単に製造することができる。
なお、本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されず、種々の変更を行うことができる。例えば、筐体10内に基板2とスピーカ4とが上下に配置される場合にも、接続部材としてバネ端子5を用いることで、接合部位に印加される応力を緩和することができる。なお、煙感知器を例に説明したが、熱感知器等にも適用できることはいうまでもない。
1 開口部、1A 仕切部材、2 基板、2A 発光部、2B スイッチ、2C 受光部、2D 光学系配置部、3 電池、4 スピーカ、4A スピーカ端子、4B フレーム、4C 振動板、5 バネ端子、6 ベース部、6A 検煙部、6A1 検煙空間、6A2 入光穴、6B スピーカ収容部、6C 基板収容部、6D 電池収容部、7 蓋部、7A 蓋底面、7A1 スピーカ孔、7A2 スイッチ孔、7A3 貫通孔、7B フランジ部、8 暗室部、8A 発光部、9 押込部材、10 筐体、11 第1のカバー、11A 底面部、11A1 導入板、11A2 底面開口部、11B 側面部、12 第2のカバー、21 上面、22 下面、31 第1面、50 バネ部、50a 第2の曲げ部、50b 第1片、50c 第1の曲げ部、50d 第2片、50e 第3の曲げ部、51 スピーカ側爪、52 基板側爪、53 保護部材、60 区画部材、61 ベース下面、62 ベース上面、81 光学台カバー、81A 蓋状部、81B 網部、82 ラビリンス壁、91 軸部、92 押込面部、100 感知器、200 天井、θ1、θ2、θ3 角度。

Claims (3)

  1. 筐体と、
    前記筐体に配置され、電子部品が実装された基板と、
    前記基板から入力される信号に基づいて音を発生するスピーカと、
    前記基板と前記スピーカとを接続するバネ端子と、
    を備える感知器。
  2. 前記バネ端子は、前記基板の厚さ方向及び板面方向に弾性変形する
    請求項1に記載の感知器。
  3. 前記バネ端子は、複数の曲げ部を有する板バネである
    請求項1又は2に記載の感知器。
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WO2021025334A1 (ko) * 2019-08-06 2021-02-11 삼성전자 주식회사 스피커 장치 접속 구조를 포함하는 전자 장치

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