JP2019039867A - 位置測定装置、位置測定方法および位置測定用プログラム - Google Patents

位置測定装置、位置測定方法および位置測定用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光学装置によるUAVの追尾において、見失ったUAVの再捕捉が容易な技術を提供する。【解決手段】測距光を用いて移動体の位置を測定する位置測定部109と、移動する前記移動体を追跡する制御を行う追跡制御部111と、測距用レーザー光を走査して照射し点群データを取得するレーザースキャナ部112と、前記追跡制御部が前記移動体を追跡できなくなった場合に、前記点群データに基づいて前記移動体の方向を算出する方向算出部とを備える位置測定装置100。【選択図】図1

Description

本発明は、UAV等の航空機の位置を測定する技術に関する。
無人航空機(UAV(Unmanned aerial vehicle))を測量に用いる技術が知られている。この技術では、GNSS(Global Navigation Satellite System)を用いた位置測定装置(所謂GPS受信機)、IMU(慣性航法装置)、高度計、カメラを搭載したUAVを予め定めた経路に沿って飛行させて地上の撮影を行い、航空写真測量等を行う。
UAVは、GNSSを利用して自身の位置を特定できるが、単独測位であるので、その精度は水平方向で1m程度、垂直方向で3m程度であり、写真測量に求められる精度は得られない。GNSSを利用したより高精度の位置測定機器(相対測位が可能な機器)をUAVに搭載する方法もあるが、機器の重量や消費電力の点で汎用のUAVに搭載するのは難しい。この問題に対する対応して、TS(トータルステーション)で飛行するUAVを追尾し、TSが備えるレーザー測距機能を用いてUAVの位置を特定する方法がある(例えば、特許文献1を参照)。
US2014/0210663号公報
上記のTSでUAVを追尾する方法では、TSが備えるターゲットの自動追尾機能が利用される。この技術では、探索用レーザー光でUAVを捕捉および追尾する。UAVは、探索用レーザー光を入射方向に反射する反射プリズムを備え、この反射プリズムからの反射光をTS側で検出することで、TSによるUAVの追尾が行われる。
ところでTSによるUAVの追尾では、TSがUAVを見失うことが問題となる。例えば、TSとUAVの間に鳥、電線、電柱、鉄塔、背の高い木、建物等が入った場合に、TSからの探索用レーザー光(追尾光)が遮られ、TSがUAVを見失う場合がある。
TSがUAVを見失った場合、TSの望遠鏡を用いてUAVを探索する操作がオペレータによって行われるが、一旦見失ったUAVを望遠鏡の視野に入れるのは困難である。望遠鏡の倍率を下げれば視野を広くできるが、最大で数100m遠方を飛行するUAVを広い視野の中から探し出すのは困難である。
望遠鏡でUAVをある程度照準できれば、探索用レーザー光によるUAVの捕捉が可能であるが、上述した理由によりそれは困難であるのが実情である。
このような背景において、本発明は、光学装置によるUAVの追尾において、見失ったUAVの再捕捉が容易な技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、測距光を用いて移動体の位置を測定する位置測定部と、移動する前記移動体を追跡する制御を行う追跡制御部と、測距用レーザー光を走査して照射し点群データを取得するレーザースキャナ部と、前記追跡制御部が前記移動体を追跡できなくなった場合に、前記点群データに基づいて前記移動体の方向を算出する方向算出部とを備える位置測定装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記移動体の位置の測定は、前記移動体が備えた反射プリズムから反射された測距光に基づいて行われ、前記点群データから反射プリズムの位置を算出する反射プリズム位置算出部を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記点群データおよび予め取得した前記移動体の形状に基づいて前記反射プリズムの位置の算出が行われることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記点群データの中における前記移動体の形状にフィッティングする点群データに基づいて前記反射プリズムの位置の算出が行われることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4に記載の発明において、事前に取得した前記移動体の点群データの反射強度および色強度の少なくとも一方に基づき、前記移動体の点群データの抽出が行われる点群データ抽出部を備えることを特徴とする。ここで事前というのは、移動体を追跡できなくなった時点以前という意味である。この以前という語句には、移動体が移動する前の状態も含まれる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記色強度がRGB強度であることを特徴とする。請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の発明において、前記事前に取得した前記移動体の点群データの反射強度および色強度は、前記追跡制御部による前記移動体の追跡が行われている段階で取得された前記移動体の点群データに基づいて取得されることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発明において、前記追跡制御部が前記移動体を追跡できなくなった場合に、それ以前における前記移動体の移動経路に基づき前記移動体の位置を予想する位置予想部を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発明において、前記移動体は、予め定められた移動計画に従って移動し、前記追跡制御部が前記移動体を追跡できなくなった場合に、予め定められた移動計画に基づき前記移動体の位置を予想する位置予想部を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、測距光を用いて移動体の位置を測定する位置測定ステップと、移動する前記移動体を追跡する制御を行う追跡制御ステップと、測距用レーザー光を走査して照射し点群データを取得するレーザースキャンステップと、前記追跡制御ステップにおいて前記移動体を追跡できなくなった場合に、前記点群データに基づいて前記移動体の方向を算出する方向算出ステップとを有する位置測定方法である。
請求項11に記載の発明は、コンピュータに読み取らせて実行させるプログラムであって、コンピュータを測距光を用いて移動体の位置を測定する位置測定部と、移動する前記移動体を追跡する制御を行う追跡制御部と、測距用レーザー光を走査して照射することで得た点群データを取得する点群データ取得部と、前記追跡制御部が前記移動体を追跡できなくなった場合に、前記点群データに基づいて前記移動体の方向を算出する方向算出部として動作させる位置測定用プログラムである。
本発明によれば、光学装置によるUAVの追尾において、見失ったUAVの再捕捉を容易に行う技術が得られる。
実施形態の概念図である。 実施形態の位置測定装置の一例であるTS(トータルステーション)のブロック図である。 UAV探索演算部のブロック図である。 処理の手順の一例を示すフローチャートである。
(構成)
図1には、発明を利用した位置測定装置の一例であるTS(トータルステーション)のブロック図が示されている。TS100は、飛行するUAV200を追跡しながら測距光を用いたUAV200の三次元位置の測定を行う。UAV200の追跡は、探索光を用いてUAV200が備えた反射プリズム202を探索することで行われ、UAV200の位置の測定は、測距光を反射プリズム202に照射し、その反射光を検出することで行われる。
そして、TS100がUAV200を見失った場合に、TS100が備えたレーザースキャン機能によりUAV200の点群データを取得し、それに基づきTS100から見たUAV200の方向を算出し、TS100をUAV200の方向に向ける制御が行われる。その後、探索光による反射プリズム202の捕捉、測距光による反射プリズム202(UAV200)の位置の特定を再開する。
TS100は、GNSSを用いた位置測定装置、画像を取得するカメラ、ターゲット(UAV200の反射プリズム202)を探索する探索用レーザースキャン機能、測距用レーザー光を用いてターゲット(反射プリズム202)までの距離を測距するレーザー測距機能、レーザー測距されたターゲットの方向(水平角と垂直角(仰角または俯角))を計測する機能、ターゲットまでの距離と方向からターゲットの三次元位置を算出する機能、外部の機器との間で通信を行う機能、点群データを得るためのレーザースキャン機能を有する。
ターゲットまでの距離と方向を計測することで、TS100に対するターゲットの位置を測定できる。ここで、TS100の位置が判っていれば、ターゲット(この場合はUAV200)の地図座標系における位置(緯度・経度・高度もしくは直交座標系上のXYZ座標)を知ることができる。この機能は、市販のTSが持っている機能であり、特別なものではない。TSに関する技術としては、例えば、特開2009-229192号公報や特開2012-202821号公報等に記載されている。なお、地図座標系というのは、地図情報を扱う座標系(例えば、緯度,経度,高度(標高))であり、例えばGNSSで得られる位置情報は通常地図座標系で記述される。
以下、本実施形態で利用するTS(トータルステーション)100の一例を説明する。図2には、TS100のブロック図が示されている。TS100は、カメラ101、ターゲット探索部102、測距部103、水平・垂直方向検出部104、水平・垂直方向駆動部105、データ記憶部106、位置測定部107、通信装置108、ターゲット位置算出部109、UAV追跡制御部111、レーザースキャナ112、制御用マイコン113およびUAV探索演算部300を備えている。
図2に示すその他の機能部は、専用のハードウェアで構成してもよいし、マイコンによりソフトウェア的に構成してもよい。図2の構成を実現するために利用するハードウェアとしては、各種の電子デバイス(例えば、カメラを構成するカメラモジュールや通信装置108を構成する無線モジュール)、モータ等を利用した各種の駆動機構、センサ機構、光学部品、各種の電子回路、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。以上のハードウェアの構成に関しては、UAV200についても同じである。
カメラ101は、UAV200やターゲット等の測量対象の動画像または静止画像を撮影する。カメラ101は、CCDやCMOSセンサを用いたカメラモジュールを利用して構成され、望遠鏡を介して測位対象(例えばUAV200)の撮影を行い、その画像データを得る。通常、カメラ101が望遠鏡を介して撮影した画像を利用して測量対象のターゲットの概略の視準がオペレータにより行われ、その後自動追尾機能による自律動作によりターゲットの精密な視準が行われる。カメラ101が撮影した画像のデータは、測距対象に係る測定時刻、測定方向、測定距離、測定対象の位置等のデータと関連付けされて適当な記憶領域に記憶することができる。
ターゲット探索部102は、三角錐型または扇形ビームを有した探索用レーザー光を用いたタ−ゲット(UAV200の反射プリズム202)の探索を行う。ターゲットの探索は、TS100を基準位置として行われる。ターゲットを探索する技術については、例えば日本国特許第5124319号公報に記載されている。
測距部103は、測距用レーザー光を用いたターゲットまでの距離の計測を行う。測距部103は、測距用レーザー光の発光素子、照射光学系、受光光学系、受光素子、測距演算部、測距基準光の光路を備えている。対象物までの距離は、対象物から反射された測距光と基準光の位相差から算出される。距離の算出方法は、通常のレーザー測距と同じである。
水平・垂直方向検出部104は、測距部103が測距したターゲットの水平方向角と垂直方向角(仰角および俯角)を計測する。ターゲット探索部102および測距部103の光学系を備えた筐体部分は、水平回転および仰角(俯角)制御が可能であり、水平方向角と垂直方向角は、エンコーダにより計測される。このエンコーダの出力が水平・垂直方向角検出部104で検出され、水平方向角と垂直方向角(仰角および俯角)の計測が行われる。
水平・垂直方向駆動部105は、ターゲット探索部102および測距部103の光学系を備えた筐体部分の水平回転および仰角制御(および俯角制御)を行うモータ、該モータの駆動回路、該駆動回路の制御回路を含む。なお、この筐体部分には後述するレーザースキャナ112も配置されている。データ記憶部106は、TS100の動作に必要な制御プログラム、各種のデータ、測量結果等を記憶する。
位置測定部107は、GNSSを用いたTS100の位置の測定を行う。位置測定部107は、相対測位と単独測位の両方を行う機能を有する。相対測位を行える環境であれば、相対測位を用いたTS100の位置の測定が好ましいが、相対測位が困難な場合は単独測位によるTS100の位置の測定が行われる。位置が既知の場所にTS100を設置する場合、位置測定部107の機能は必ずしも利用されない。これは、他の機器を用いてTS100の位置を特定する場合も同じである。
通信装置108は、外部の機器との間で通信を行う。TS100は、外部の端末(専用端末、PC、タブレット、スマートフォン等)による操作が可能であり、この際の通信が通信装置108を用いて行われる。また、通信装置108は、TS100の動作に必要な各種のデータの受け付け、およびTS100が取得した各種のデータの外部への出力を行う。例えば、TS100からインターネット回線を介して地図情報や地形情報を扱うデータサーバにアクセスし、測量に係る各種の情報をTS100が取得することができる。
ターゲット位置算出部109は、ターゲット(この場合は、UAV200搭載の反射プリズム202)までの距離と方向からTS100に対するターゲットの位置(座標)を算出する。ここで、ターゲットまでの距離は、測距部103で得られ、ターゲットの方向は水平・垂直方向検出部104で得られる。基準位置となるTS100の位置は、位置測定部107で特定されるので、TS100に対するターゲットの位置を求めることで、ターゲットの地図座標系における位置を求めることができる。
UAV追跡制御部111は、補足したUAVを追尾する制御を行う。すなわち、ターゲット探索部102で検出した追尾光(UAVから反射した追尾光)の入射方向の変化に対応させてTSの方向を制御し、空中を移動するUAVに常にTS100の光軸が向くようにする動的な制御がUAV追跡制御部111で行われる。具体的には、ターゲット(反射プリズム202)から反射した追尾光のTS100に対する入射方向の変化を検出し、それに基づき反射プリズム202の位置にTS100の光軸(測距部103からの測距光の光軸)が常に向くように、水平・垂直方向駆動部105に制御信号を出力する処理がUAV追跡制御部111で行われる。
レーザースキャナ112は、測距用レーザー光をスキャン光として用いて点群データを得る。点群データは、対象物を三次元座標が判明した点の集合として捉えたデータである。この例では、ターゲット探索部102とレーザースキャナ112は別構成であり、レーザースキャナ112は、ターゲット探索部102とは別に動作する。ここで、レーザースキャナが扱うレーザー光の波長は、ターゲット探索部102が用いるレーザー光と干渉しないように、ターゲット探索部102が用いるレーザー光とは別の波長が選択されている。点群データを得るレーザースキャナについては、例えば特開2010−151682号公報、特開2008―268004号公報、米国特許8767190号公報、米国特許7969558号公報等に記載されている。
以下、レーザースキャナ112について説明する。レーザースキャナ112は、測距用レーザー光の照射部、対象物から反射した測距用レーザー光を受光する受光部、測距用レーザー光の飛行時間に基づき対象物までの距離を検出する測距部、測距用レーザー光の照射方向(測距方向)を検出する測距方向検出部、自身の位置と測距距離と測距方向とに基づき測距用レーザー光の反射点の三次元位置を算出する測距対象点の位置算出部、測距用レーザー光の照射方向とその反射光の受光方向(測距光の光軸)の方向を制御するスキャン制御部を備える。
測距用レーザー光は、特定の繰り返し周波数でパルス出力され、スキャンされながら特定の範囲に照射される。測距用レーザー光の飛行時間から反射点までの距離が計算される。通常は、装置内に設けられた基準光路を飛翔したリファレンス光と対象物に照射されそこから反射された測距光との位相差から対象物までの距離が算出される。測距された距離、測距用レーザー光の照射方向およびレーザースキャナ112の位置から、反射点の三次元位置が計算される。この反射点の位置を多数測定することで点群データが得られる。ここで、TS100におけるレーザースキャナ112の位置と向きは、予め既知の情報として取得されており、レーザースキャナ112の地図座標系における位置は、位置測定部107の測位データに基づき算出される。
測距用レーザー光が特定の発振周波数でスキャンして照射されることで対象物における多数の反射点それぞれの三次元座標(レーザースキャナ112を原点とする座標系における三次元座標)が取得される。この対象物における多数の反射点の集合が点群データとなる。点群データでは、三次元位置が特定された点の集合として対象物が捉えられる。
レーザースキャナ112は、反射点のRGB強度を取得できる。RGB強度は、反射光をR用フィルタ、G用フィルタ、B用フィルタで選別し、各色の光強度を検出することで得られる。よって、得られる点群データ各点のRGB強度に関するデータも得られる。なお、RGBに限定されず一または複数の特定の色情報の強度を取得する形態も可能である。
制御用マイコン113は、後述する図3および図4の処理の手順の制御およびTS100全体の動作の制御を行う。UAV探索演算部300は、図3に示す点群データ取得部301、スキャン範囲設定部302、UAV識別用点群データ抽出部303、UAV位置予想部304、UAV位置算出部305、反射プリズム位置算出部306、反射プリズムの方向算出部307を有する。
UAV探索演算部300は、コンピュータとしての機能を有し、CPU、メモリ、その他演算回路、インターフェース回路およびインターフェース機能を有している。UAV探索演算部300は、専用のハードウェアで構成されTS100に組み込まれている。UAV探索演算部300の機能の一部または全部をTS100に接続される外部の機器で実現する構成も可能である
例えば、図3に示す各機能部は、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)に代表されるPLD(Programmable Logic Device)などの電子回路により構成される。
図3に示す各機能部の一部または全部を専用の演算回路によって構成してもよい。また、ソフトウェア的に構成された機能部と、専用の演算回路によって構成された機能部が混在していてもよい。
各機能部を専用のハードウェアで構成するのか、CPUにおけるプログラムの実行によりソフトウェア的に構成するのかは、要求される演算速度、コスト、消費電力等を勘案して決定される。機能部を専用のハードウェアで構成することとソフトウェア的に構成することは、上述した違いはあるが、特定の機能を実現するという観点からは、等価である。
UAV探索演算部200を市販のPC(パーソナルコンピュータ)、WS(ワークステーション)、あるいはデータ処理サーバ等を利用して構成することもできる。この場合、UAV探索演算部200が備える機能を実現するアプリケーションソフトウェアをこれらコンピュータ機器にインストールし、UAV探索演算部200として動作させる。
以上の各種の演算を行う部位に関する説明は、ターゲット位置算出部109やUAV追跡制御部111等のTS100が備える演算機能を有する部分についても同様である。
PC、WS、データ処理用サーバを用いてUAV探索演算部200を実現する場合、操作端末としてスマートフォンやタブレット等を用いられる。この場合、TS100、UAV探索演算部200として機能するPC,WS,データ処理用サーバ,操作端末として機能するスマートフォンやタブレットが無線LAN回線やインターネット回線等で接続されたシステムが構成される。
以下、UAV探索演算部300を構成する各機能部について説明する。点群データ取得部301は、レーザースキャナ112が得た点群データを取得する。スキャン条件設定部302は、レーザースキャナ112によるスキャン範囲、スキャン速度、測距用レーザー光の発振周波数の設定を行う。例えば、発振周波数を固定した場合、スキャン範囲を狭め、スキャン速度を速めることでスキャン密度が高くなる。
UAV識別用点群データ抽出部303は、レーザースキャナ112が得た点群データの中から、UAV200から得られた点群データ(UAV200を反射点とする点群データ)を抽出する。
以下、UAV識別用点群データ抽出部303で行われる処理について説明する。まず、TS100がUAV200を捕捉している状態、すなわちターゲット探索部102がUAV200を捕捉している状態において、レーザースキャナ112が取得したUAV200の点群データのRGB強度に関するデータを取得する。このデータは、UAV200の追跡中に常に取得する。
ターゲット探索部102がUAV200を捕捉している状態では、UAV200の位置はターゲット位置算出部109で算出され判っており、それとレーザースキャナ112が得た点群データとを比較することで、レーザースキャナ112が得た点群データにおけるUAV200の点群データを抽出できる。この抽出した点群データからUAV200の点群データそれぞれのRGB強度を取得する。このUAV200に係る点群データのRGB強度がリファレンスデータとなる。このリファレンスデータは、UAV200を捕捉している状態で常に(あるいは定期的に)更新する。この処理では、その時点に近い過去に更新されたリファレンスデータを用いてUAV200のレーザースキャン点群データの抽出が継続して繰り返し行われる。以上の処理がUAV識別用点群データ抽出部303で行われる
UAV位置予想部304は、レーザースキャナ112がUAV200を見失った場合(スキャン範囲からUAV200の情報が取得できなくなった場合)に、それ以前のUAV200の飛行経路からUAV200の飛行位置を予想する。UAVが捕捉されている間は、UAV200の位置の推移は刻々とTS100の側で取得されている。そこで、UAV200を見失った時点におけるUAV200の位置、飛行方向、飛行速度から、見失った以後の特定の時刻におけるUAV200の位置を予想する。
UAV200が飛行計画に従って飛行する場合、ある時刻におけるUAV200の計画上における位置は予想できる。この処理をUAV位置予想部204において行ってもよい。
UAV位置取得部305は、UAV識別用点群データ取得部303が取得したUAV200の点群データに基づきUAV200の位置を取得する。UAV200の位置は、TS100を原点した座標系上で取得される。
ターゲット探索部102がUAV200を捕捉している状態において、UAV200を見失った場合に、UAV位置取得部305によりUAV200の位置が取得される。以下、この処理について説明する。ターゲット探索部102がUAV200を見失うと、その直前に取得しているUAV200の点群データのRGB情報を読み出す。次いで、その時点でレーザースキャナ112が得た点群データの中から、当該RGB情報に一致または近似する点群データを抽出し、それをUAV200の点群データとして取得する。
ここで点群データの色情報を利用してUAV200の点群データを特定するのは、飛行中にUAVに近づいてくることが多々ある鳥の点群データをUAV200と誤認定する問題を回避するためである。また、この処理では、UAV200の形状に係る点群データが抽出されるので、形状の違いを利用したUAV200の識別も同時に行われる。このため、鳥をUAV200と誤判定する不都合の発生が効果的に抑えられる。
なお、ターゲット探索部102がUAV200を見失い、更にレーザースキャナ112もUAV200を見失った場合(UAV200の点群データが取得できなくなった場合)、レーザースキャナ112のスキャン範囲を変更し、UAV200の点群データの取得を試みる。スキャン範囲の変更は、スキャン条件設定部302で行われる。スキャン範囲の変更に係る処理については、後述する図4のステップS110に関連して説明する。
反射プリズム位置算出部306は、UAV200の反射プリズム202の位置をUAV識別用点群データ取得部303が取得したUAV200の点群データに基づき算出する。反射プリズム202の位置は、TS100を原点した座標系上で取得される。
反射プリズム202の位置の算出は以下のようにして行われる。まず、UAV識別用点群データ抽出部303の機能によりUAV200の点群データを得る。この段階で点群データの密度が規定の閾値以上であれば、得られた点群に基づきUAV200の形状を検出する。UAV200における反射プリズム202の位置は既知であるので、UAV200の形状が点群データから取得(再現)され、それに基づき反射プリズム202の位置が算出される。なお、スキャン光に起因する反射プリズム202からの反射光が得られた場合、当該反射光の反射点が反射プリズム202の位置として取得される。
上記の処理において、UAV200のものと推定される点群データに既知のUAV200の形状モデルをフィッティングさせ、そのフィッティングしたUAV200の形状モデルに基づいて反射プリズム202の位置を算出してもよい。この場合、点群データの数や密度が少なくても精度よく反射プリズム202の位置を算出できる。
上記の処理において、UAV200の点群データの密度が不足している場合、スキャン範囲を狭め、またスキャン密度を高めたレーザースキャンを再度行い、そこで得られた点群データに基づき、反射プリズム202の位置の算出を行う。
反射プリズムの方向算出部307は、TS100の位置から見た反射プリズム202の方向を算出する。この処理では、TS100から反射プリズム位置算出部306が算出した反射プリズム306の位置に向かう方向線を設定し、この方向線の方向がTS100から見た反射プリズム202の方向として算出される。
(処理の一例)
以下、TS100で行われる処理の一例を説明する。図4は、処理の手順の一例を示すフローチャートである。図4の処理を実行するプログラムは、データ記憶部106等の適当な記憶領域に記憶され、そこから読み出されて実行される。当該プログラムを適当な記憶媒体やデータサーバ等に記憶させ、そこから読み出して実行する形態も可能である。
処理が開始されると、UAV200の反射プリズム202の探索が行われる(ステップS101)。この処理は、ターゲット探索部102で行われる。また、レーザースキャナ112による点群データを取得するためのレーザースキャンが開始される。また、レーザースキャナ112から得られるUAV200の点群データのRGBデータの取得も開始される。
例えば、地上に着陸している状態でTS100がUAV200を捕捉し、その状態からUAV200の飛行を開始させ、TS100によるUAV200の追跡が開始される。またこの際、UAV200をスキャン範囲に収めたレーザースキャンがレーザースキャナ112により開始され、UAV200の点群データの取得が開始される。この段階のレーザースキャンの範囲は、UAV200を中心とした半径5〜20m程度の範囲が選択される。また、以下のような態様も可能である。この場合、UAV200の飛行が開始されると、最初に地上から規定の高さにまで上昇し、そこで停止する。この停止位置は予め飛行計画上で規定されており、TS100の側でも把握されている。そこで、この上昇して停止するUAV200の位置に照準してTS100はUAV200の捕捉を行う。
ターゲットとなる反射プリズム202を捕捉したら、TS100の光軸を反射プリズム202に向け(ステップS102)、測距部103から測距光を反射プリズム202に向けて照射し、UAV200の位置の測定を行う(ステップS103)。UAV200の位置の測定は、ターゲット位置測定部109で行われる。
ステップS101→S102→S103の処理は繰り返し行われ、移動するUAV200の追跡が継続して行われる。そして、一定間隔でステップS104の判定が行われ、反射プリズム202の測距情報が得られている状態では、ステップS104→ステップS101と進み、移動するUAV200に指向するTS100の向きの調整が継続して行われる。
反射プリズム202の測距情報が得られなくなると、ステップS104からステップS105に進み、レーザースキャナ112によるUAV200の点群データが得られているか否かの判定が行われる。ステップS103の段階でUAV200の位置は測定されていり、TS100から見たその方向も判っている。よって、ステップS103の段階ではUAV200の点群データは特定されている。ここで、ターゲット探索部102がUAV200を見失った際に、レーザースキャナ112のスキャン範囲にUAV200が存在すれば、ステップS105の判定はYESとなるが、そうでなければステップS105の判定はNOとなる。
UAV200の点群データの特定は、継続して取得しているUAV200からのレーザースキャン光の反射光のRGB強度に基づき行われる。具体的には、得られた点群データのRGB強度と、リファレンスとなるそれ以前のUAV200を捕捉していた段階で取得していたUAV200の点群データのRGB強度とを比較する。ここで、RGB強度の差が閾値以下(例えば、RGBそれぞれにおける差が30%以下)の場合に、当該点群データをUAV200の点群データと判定する。この処理は、UAV識別用点群データ抽出部303で行われる。
UAVに鳥が近づくことが多々あり(鳥の縄張りの問題と予想される)、レーザースキャナによる点群データの有無だけでは、鳥をUAVと誤判定する問題がある。上記スキャン反射光のRGB強度を利用した判定を用いることで、UAVと鳥の識別が可能となる。なお、色強度による判定は、RGBの1または2つにおいて行う方法、RGB以外の色成分について行う方法、波長スペクトルの分布に基づいて行う方法等が挙げられる。
レーザースキャナ112によるレーザースキャンは、UAV200を含めた周辺の空域に対して行われており、測距部103による反射プリズム202の捕捉ができなくなった状態で、レーザースキャナ112によるUAV200の捕捉が可能な場合もある。よって、ステップS105の判定は、YES/NOの両方が有り得る。
ステップS105の判定がYESの場合、すなわちUAV200の点群データが得られている場合、ステップS106に進み、当該点群データに基づくUAV200の位置の取得を行う。ステップS106において、UAV200の位置を得たら、UAV200の点群データに基づき、反射プリズム202の位置の取得が行われる(ステップS107)。この処理は反射プリズム位置算出部306で行われる。
なお、UAV200の位置の取得時に利用した点群データの密度が薄く、当該点群データから反射プリズム202の位置の特定が難しい(あるいは精度が期待できない)場合も有り得る。この場合、UAV200の位置に集中したレーザースキャンを行う設定にスキャン条件を設定し直し、スキャン密度を高めた再度のレーザースキャンを行い、その後に得られたUAV200に係る点群データに基づき、反射プリズム202の位置の取得処理を行う。
反射プリズム202の位置を算出したら、TS100から見た反射プリズム202の方向を算出し(ステップS108)、ステップS101以下の処理を再度実行する。この場合、ステップS108により算出された方向を中心にターゲット探索部102による反射プリズム202の探索が行われる(ステップS101)。反射プリズム202の方向の算出は以下のようにして行われる。この処理では、まずTS100の位置と反射プリズム202の位置を結ぶ方向線を算出する。次に、TS100から見たこの方向線の延在方向を求める。この方向がTS100から見た反射プリズム202の方向となる。
ステップS105に戻り、UAV200の点群データが取得できない場合、ステップS109に進む。ステップS109では、その時点におけるUAVの飛行位置を予想する。この処理は、UAV位置予想部204で行われる。
UAV200の位置を予想したら、当該予想位置が重点的にスキャンされるようにスキャン条件の設定を行う(ステップS110)。この処理は、スキャン条件設定部302で行われる。スキャン条件を設定したら、レーザースキャナ112によるレーザースキャンを行い(ステップS111)、ステップS105以下の処理を繰り返す。
(優位性)
TS100は、ターゲット探索部102とレーザースキャナ112を備える。TS100がターゲット探索部102の機能によってUAV200を追跡する際、同時にレーザースキャナ112によりUAV200のレーザースキャンを行う。こうすることで、ターゲット探索部102がUAV200を見失った際に、レーザースキャナ112のレーザースキャン機能を利用して見失ったUAV200の再捕捉が可能となる。
ターゲット探索部102は、反射プリズム202をピンポイントで捕捉する関係で探索範囲が狭い。他方で、3次元点群データを取得するためのレーザースキャナ112は、スキャン範囲の設定は自由であり、広い範囲を探索できる。そこで、本実施形態では、TS100によるUAV200の測位を行っている状態で、並行してレーザースキャナ112によるUAV200およびその周囲のレーザースキャンを行い、UAV200を見失った場合におけるUAV200の再捕捉にレーザースキャンによって得た点群データを利用する。これにより、TS100が見失ったUAV200の再捕捉が容易となる。
(変形例)
ターゲット探索部102のターゲット探索用のレーザー光がレーザースキャナの機能を備えていてもよい。この場合、ターゲット(UAV200)を見失った段階でターゲット探索モードからレーザースキャン機能に移行し、UAV200の点群データを探索するモードに移行する。
また、ターゲット探索部102におけるターゲットの探索を点群データ取得用のレーザースキャナを用いて行うこともできる。この場合、測距光のレーザースキャンを行いながら点群データを得る。この際、反射プリズム202からの反射光が得られれば反射プリズム202の位置を特定できる。なお、反射プリズム202からの反射は強いので、他の反射光と識別が容易である。
反射プリズム202からの反射光が得られなくてもUAV100からの反射光が得られれば、反射プリズム位置算出部306の機能により反射プリズム202の位置の算出を行いステップS102以下の処理によりUAVの測位を行う。なお、UAV100からの反射光であるか否かの判定は、予め取得しておいたUAV100からの反射光のRGB強度に基づいて行われる。
UAV200の追跡は、点群データに基づくUAV200の測位→点群データに基づくUAV200の形状の認識→反射プリズム202の位置の特定→スキャンレーザ光を反射プリズム202に照射しての測位を繰り返し行うことで実行される。
UAV識別用点群データ抽出部303は、レーザースキャン光の反射光の強度に基づきUAV200に係る点群の抽出を行ってもよい。この場合、TS100がUAV200を捕捉している状態でUAV200のレーザースキャン光の反射強度に関する情報を取得し、リファレンスデータを作成する。このリファレンスデータは、TS100がUAV200を捕捉している状態で刻々と更新される。そして、TS100が反射プリズム202からの反射光をロストした段階(TS100のターゲット追尾機能がUAV200を見失った段階)で、上記のリファレンスデータに基づきレーザースキャンデータからUAV200の点群データを抽出する。この際、閾値によりリファレンスデータに近似する反射強度の点群がUAV200の点群として抽出される。また、レーザースキャン反射光の強度と色強度を組み合わせて、UAV200の点群データの抽出を行う態様も可能である。
レーザースキャナ112としてスキャンを電子式に行う電子式レーザースキャナを用いることもできる。電子式レーザースキャナでは、測距光の指向方向の制御を機械式のミラーではなく、電子式(Solid state optical phased array方式)で行う。この技術に関しては、例えば米国公開公報US2015/0293224号に記載されている。
100…TS(トータルステーション)、200…UAV、201…カメラ、200…反射プリズム。

Claims (11)

  1. 測距光を用いて移動体の位置を測定する位置測定部と、
    移動する前記移動体を追跡する制御を行う追跡制御部と、
    測距用レーザー光を走査して照射し点群データを取得するレーザースキャナ部と、
    前記追跡制御部が前記移動体を追跡できなくなった場合に、前記点群データに基づいて前記移動体の方向を算出する方向算出部と
    を備える位置測定装置
  2. 前記移動体の位置の測定は、前記移動体が備えた反射プリズムから反射された測距光に基づいて行われ、
    前記点群データから反射プリズムの位置を算出する反射プリズム位置算出部を備える請求項1に記載の位置測定装置。
  3. 前記点群データおよび予め取得した前記移動体の形状に基づいて前記反射プリズムの位置の算出が行われる請求項2に記載の位置測定装置。
  4. 前記点群データの中における前記移動体の形状にフィッティングする点群データに基づいて前記反射プリズムの位置の算出が行われる請求項2または3に記載の位置測定装置。
  5. 事前に取得した前記移動体の点群データの反射強度および色強度の少なくとも一方に基づき、前記移動体の点群データの抽出が行われる点群データ抽出部を備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の位置測定装置。
  6. 前記色強度がRGB強度である請求項5に記載の位置測定装置。
  7. 前記事前に取得した前記移動体の点群データの反射強度および色強度は、前記追跡制御部による前記移動体の追跡が行われている段階で取得された前記移動体の点群データに基づいて取得される請求項1〜6のいずれか一項に記載の位置測定装置。
  8. 前記追跡制御部が前記移動体を追跡できなくなった場合に、それ以前における前記移動体の移動経路に基づき前記移動体の位置を予想する位置予想部を備える請求項1〜7のいずれか一項に記載の位置測定装置。
  9. 前記移動体は、予め定められた移動計画に従って移動し、
    前記追跡制御部が前記移動体を追跡できなくなった場合に、予め定められた移動計画に基づき前記移動体の位置を予想する位置予想部を備える請求項1〜7のいずれか一項に記載の位置測定装置。
  10. 測距光を用いて移動体の位置を測定する位置測定ステップと、
    移動する前記移動体を追跡する制御を行う追跡制御ステップと、
    測距用レーザー光を走査して照射し点群データを取得するレーザースキャンステップと、
    前記追跡制御ステップにおいて前記移動体を追跡できなくなった場合に、前記点群データに基づいて前記移動体の方向を算出する方向算出ステップと
    を有する位置測定方法。
  11. コンピュータに読み取らせて実行させるプログラムであって、
    コンピュータを
    測距光を用いて移動体の位置を測定する位置測定部と、
    移動する前記移動体を追跡する制御を行う追跡制御部と、
    測距用レーザー光を走査して照射することで得た点群データを取得する点群データ取得部と、
    前記追跡制御部が前記移動体を追跡できなくなった場合に、前記点群データに基づいて前記移動体の方向を算出する方向算出部として動作させる位置測定用プログラム。
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