JP2019034769A - 梱包体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】梱包体の封止された開口部を容易に開封することができるように製造する梱包体の製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂製の梱包シート10の所定部位にミシン目(ミシン目開口部12)を形成させる第1過程と、ティッシュペーパー束11に、ミシン目開口部12を形成した部位が上面となるように梱包シート10を被せて包装する第2過程と、ティシュペーパー束11を包装した梱包シート10の接合部13を固定して箱状または袋状に形成する第3過程とを有し、第1過程は、刃渡り長さが異なる複数の薄刃を備えたカッターを梱包シート10の所定位置に当接させ、ミシン目開口部12の延設方向に沿った穴長さが各々異なるミシン目の穴を線状に形成させることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィルムシートを用いてティッシュペーパー等を梱包する梱包体の製造方法に関するものである。
ティッシュペーパーを梱包するとき、厚紙を用いて数百枚のティッシュペーパーを収納できる大きさの包装箱を製造し、これに当該ティッシュペーパーを束状に折り重ねて収納していた。
ティッシュペーパーを数百枚単位で束ねた場合には、相当の強度が生じることから、上記の厚紙に代えて樹脂製のフィルムシートを用いて包装した、いわゆるピロー包装を施したものがある。
ティッシュペーパーのピロー梱包体は、包装されたティシュペーパーを使い切った後に、厚紙製の箱ごみが生じないようにしたもので、厚紙製の包装箱と概ね同様な大きさに形成されており、内包されているティッシュペーパーを取り出す開口部も、上記の包装箱と概ね同様な位置に設けられている。
ピロー梱包体の開口部は、当該梱包体を製造するとき、例えば、フィルムシートの表面にミシン目の穴(等長、等間隔の穴)を設ける加工が施され、工場出荷時等において当該開口部は封止されている。
また、使用者がティッシュペーパーを使用するとき、線状のミシン目を手で開封し、梱包体からティッシュペーパーを1枚、あるいは2枚1組ずつ取り出すことができるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、樹脂製のフィルムシートを用いたピロー梱包体には、当該ピロー梱包体の上面に蓋フラップを設置し、蓋フラップを持ち上げることにより、ミシン目に沿って取出口を開けるように構成したものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−88970号公報 特許第6044442号公報
従来の樹脂製フィルムシートを用いた梱包体は、上記のように構成されているので、封止された開口部を手で開封するとき、力を加えた開口部周辺において、フィルムシートに延びなどが生じることがあり、開口部周辺を強く押さえながらミシン目に沿って開口する力を加えなければならないという問題点があった。
また、開封を容易にするため、蓋フラップ等を樹脂製フィルムシートを用いた梱包体に設置した場合、当該フィルムシートと蓋フラップとを接合するための工数が増加し、製造コストが上昇して生産販売を実際に行うことが難しくなるという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、梱包体の封止された開口部を容易に開封することができるように製造する梱包体の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る梱包体の製造方法は、所定枚数の薄葉紙を束ねた薄葉紙束を梱包する梱包体の製造方法であって、樹脂製のフィルムシートの所定部位にミシン目を形成させる第1過程と、前記薄葉紙束に、前記ミシン目を形成した部位が上面となるように前記フィルムシートを被せて包装する第2過程と、前記薄葉紙束を包装したフィルムシートの端部を固定して箱状または袋状に形成する第3過程と、を有し、前記第1過程は、刃渡り長さが異なる複数の薄刃を備えたカッターを前記フィルムシートの所定位置に当接させ、前記ミシン目の延設方向に沿った穴長さが各々異なる前記ミシン目の穴を線状に形成させることを特徴とする。
また、前記第1過程は、刃渡り長さが徐々に変化するように前記複数の薄刃を並べたカッターを用いて、前記線状の中央部分で最も穴長さが長くなり、前記線状の各端部へ向かって徐々に穴長さが短くなる前記ミシン目の穴を形成させることを特徴とする。
また、前記第1過程は、前記線状の中央部分で穴長さが最も長いミシン目穴は、1本の指先が入る程度の長さであることを特徴とする。
また、前記第1過程は、回転駆動手段によって回転する支持部材の外周部位に前記複数の薄刃を並べたカッターを、前記フィルムシートの所定位置に当接させて前記回転駆動手段を稼働し、前記ミシン目の穴を形成させることを特徴とする。
また、前記第5過程は、昇降手段によって昇降する支持部材の下端に前記複数の薄刃を並べたカッターを、前記フィルムシートの所定位置に前記昇降手段を用いて当接させ、前記ミシン目の穴を形成させることを特徴とする。
本発明によれば、比較的大きな梱包体を樹脂製のフィルムシートを用いて形成した場合に、容易に開封可能な開口部を、コストを抑えて設けることができる。
本発明の実施例1による梱包体の製造方法を用いて製造した梱包体の斜視図である。 実施例1による梱包体の製造方法を示す説明図である。 実施例2による梱包体の製造方法を示す説明図である。
以下、この発明の実施の一形態を図面に基いて説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1による梱包体の製造方法を用いて製造した梱包体の斜視図である。図示した梱包体1は、薄葉紙の例えばティッシュペーパーを2枚重ね1組とし、これをそれぞれ2つ折りにして、100組以上束ねたティッシュペーパー束11を梱包している。
梱包体1は、厚みの薄い樹脂製の梱包シート10を用いてティッシュペーパー束11を梱包しており、一般的なポケットティッシュよりも大きく、また、厚紙製のティッシュペーパー用梱包箱と概ね同様な大きさに形成されている。具体的には、長さ約21[cm]、幅約11.5[cm]、高さ約4.5[cm]程度の大きさに形成されている。
梱包体1の上面には、使用者等がティシュペーパーを使用するときに開封するミシン目開口部12が形成されている。ミシン目開口部12は、梱包体1の長手方向に沿って、直線状に複数のミシン目穴を並べて配置したもので、例えば、ミシン目穴を開封したときの開口長さが約16[cm]となるように設けられている。また、これらミシン目穴は、直線状の中央部分に配置されたものの穴長さが最も長く形成されており、当該直線状の各端部へ向かって徐々に穴長さが短くなるように形成されている。
なお、各ミシン目穴の間隔は同一で、ミシン目開口部12の延設方向に沿った穴長さが、各々のミシン目穴で異なるように形成されている。
また、直線状の中央部分に設けられた穴長さの最も長いミシン目穴は、例えば、ミシン目開口部12を開封する前の状態において、人差し指1本の指先を入れることができる程度の長さを有している。
梱包シート10は、前述のように樹脂製のフィルムシート材であり、位置合わせ等を行ってティシュペーパー束11を包み込み、例えば、複数の接合部13において溶着などの接着加工を施し、また、この接着部分が他の部分よりも突き出ないように折りたたむなどの整形を施して、箱状または袋状に形成されている。
ティッシュペーパー束11を梱包するときには、上面となる部位にミシン目開口部12が配置され、また、接合部13が梱包体1の側面部、底面部等(図示省略)に配置されるように、ティッシュペーパー束11に対する梱包シート10の位置決めを行って包装している。
図2は、実施例1による梱包体の製造方法を示す説明図である。図2(a)は、梱包シート10に各ミシン目穴を設ける製造装置を側方視したときの、当該製造装置に備えられるカッター20や梱包シート10の概略配置関係を示している。図2(b)は、梱包シート10の一部分を上方視したもので、図2(a)に示した製造装置によって梱包シート10に設けられたミシン目開口部12(各ミシン目穴)を示している。
図1に示した梱包体1は、図示を省略した製造装置により、例えば、2枚重ねのティッシュペーパーを2つ折りにし、これを200組束ねてティッシュペーパー束11を製造する。
一方、任意の樹脂製フィルムシートを所定大きさ(ならびに所定形状)にカットして梱包シート10を製造し、これを例えば面一状態として固定し、後にティッシュペーパー束11を包装したとき上面となる部位に、ミシン目開口部12を形成する。実施例1の梱包体の製造方法においては、図2(a)に示したカッター20を用いてミシン目開口部12を形成する。
カッター20は、円盤状もしくは円柱状の支持部材22の外周部分に、薄刃の切込刃21が複数個並べて設置固定されている。ここで、上記の外周部分に沿って並べられた切込刃21は、それぞれ刃渡りの長さが異なり、これらの刃先部分が直線状となるように設置固定されている。
また、カッター20の切込刃21は、刃渡り長さが徐々に変化するように並べられており、各切込刃21が梱包シート10に当接することによって、当該梱包シート10に形成される切込部分、即ち、ミシン目開口部12は、図2(b)に示したように形成される。
ミシン目開口部12に設けられているミシン目穴は、前述のように各ミシン目穴の間隔は同一で、ミシン目開口部12の延設方向に沿った穴長さが異なっている。即ち、カッター20は、円周方向において、各切込刃21の間隔が同一となるように、また、各切込刃21の刃高が同一となるように構成されている。なお、各切込刃21は、各々の刃先をカッター20の法線方向に向けて支持部材22に固定されている。
また、カッター20は、円周状に配置された各切込刃21のうち、隣り合う始端切込刃21S及び終端切込刃21Eが最も刃渡りが短く、これらから離れた位置に配置されたものほど刃渡りが長くなり、例えば、支持部材22の円状中心点を基点として、始端切込刃21Sおよび終端切込刃21Eと対向する位置に配置された切込刃21が、最も刃渡りが長く構成されている。
カッター20を用いてミシン目開口部12を形成するときには、初めに梱包シート10を平坦な状態として固定し、例えば、カッター20を上方から下降させて、梱包シート10の所定位置に、カッター20の始端切込刃21Sを当接させる。
この状態で、回転駆動手段30を稼働させ、図2(a)の矢印Aが示す方向にカッター20を回転させる。
上記のカッター20の回転により、始端切込刃21Sから、順次、隣に配置された切込刃21が梱包シート10に当接し、当該回転と同期させてカッター20を図2(a)の矢印Bが示す方向へ移動させる。
上記の回転により、終端切込刃21Eが梱包シート10に当接すると、矢印Aの方向への回転、ならびに矢印Bの方向への移動を停止し、カッター20を上方へ上昇させ、梱包シート10から引き離す。
上述のようにカッター20を回転させ、また、移動させることにより、図2(b)に示すミシン目開口部12(ミシン目の各穴)が形成される。始端切込刃21Sが当接した部位には始端ミシン目穴12Sが形成され、カッター20の回転ならびに移動により、各ミシン目穴が形成され、終端切込刃21Eが当接した部位に終端ミシン目穴12Eが形成される。
前述のように、カッター20が梱包シート10の表面上を回転しながら移動することによって、直線状の各ミシン目穴が形成され、始端ミシン目穴12Sおよび終端ミシン目穴12Eは、ミシン目開口部12のミシン目穴のなかで最も穴長さが短く形成されたものである。また、他のミシン目開口部12の各ミシン目穴は、始端ミシン目穴12Sから離れるほど、また、終端ミシン目穴12Eから離れるほど、穴長さが徐々に長くなり、ミシン目開口部12の中央部において最も穴長さが長くなるように形成される。
梱包シート10に、カッター20を用いてミシン目開口部12を形成させた後、当該梱包シート10を、前述のティッシュペーパー束11に覆い被せ、当該梱包シート10の各端部を移動させてティッシュペーパー束11を梱包する。
この後、梱包シート10の各端部(図1に示した接合部13)を前述のように接着固定して所定形状に整形し、例えば略箱状の梱包体1を形成させる。
(実施例2)
図3は、実施例2による梱包体の製造方法を示す説明図である。図3(a)は、梱包シート10に各ミシン目穴を設ける製造装置を側方視したときの、当該製造装置に備えられるカッター40や梱包シート10の概略配置関係を示している。図3(b)は、梱包シート10の一部分を上方視したもので、図3(a)に示した製造装置によって梱包シート10に設けられたミシン目開口部12(各ミシン目穴)を示している。
実施例2の製造方法を用いて梱包体1を製造するとき、初めに、実施例1と同様に、例えば、2枚重ねのティッシュペーパーを2つ折りにし、これを200組束ねてティッシュペーパー束11を製造する。
また、実施例1と同様に、任意の樹脂製フィルムシートを所定大きさ(ならびに所定形状)にカットして梱包シート10を製造する。
上記の梱包シート10を図3(a)に示したように、面一状態として固定し、昇降手段60を稼働させて、図中矢印Cが示す方向にカッター40を下降させ、梱包シート10の所定位置にカッター40の各切込刃41を上方から押し当て、後にティッシュペーパー束11を包装したとき上面となる部位に、ミシン目開口部12を形成する。
ここで、カッター40は、支持部材42の下端部位に、下方へ突出する複数の切込刃41を備えている。薄刃の各切込刃41は、刃渡り方向を揃えるとともに、等間隔を空けて直線状に並んで固定されている。
支持部材42に設置された各切込刃41は、刃先を下方へ向けて、また、刃先の高さを揃えて固定されている。
直線状に並べられた切込刃41は、当該直線状の一端に配置された端部切込刃41S、および、他端に配置された端部切込刃41Eの各刃渡りが最も短く形成されている。また、直線状に配置された各切込刃41は、直線状の端部に配置されたものから中央部に配置されたものへ近付くにつれて、各々の刃渡りが徐々に長く形成され、直線状の中央部に配置されたものが最も長い刃渡りを有するように形成されている。
前述のように所定形状に形成した梱包シート10を、平坦な状態として固定し、昇降手段60を稼働してカッター40を下降させ、直線状に並んだ全ての切込刃41を梱包シート10の所定位置に当接させる。切込刃41を押し当てることにより、梱包シート10に切込が入り、図3(b)に示したミシン目開口部12(直線状に並んだ各ミシン目穴)が形成される。
カッター40を下降させたとき、端部切込刃41Sが当接した部位に端部ミシン目穴52Sが形成され、端部切込刃41Eが当接した部位に端部ミシン目穴52Eが形成される。また、端部切込刃41Sと端部切込刃41Eとの間に配置された各切込刃41によって、端部ミシン目穴52Sと端部ミシン目穴52Eとの間に配置された各ミシン目穴が形成される。
ミシン目開口部12に形成されたミシン目のなかでは、端部ミシン目穴52S,52Eが最も穴長さが短く形成されている。また、他のミシン目穴は、端部ミシン目穴52S,52Eの各隣に配置されたものから、ミシン目開口部12の延設方向中央に配置されたものにかけて、徐々に穴長さが長く形成され、上記のミシン目開口部12の中央に配置されたミシン目穴が最も長い穴長さに形成されている。
なお、カッター40によって形成されるミシン目開口部12の直線状に並んだ各ミシン目穴は、前述のカッター20によって形成されたものと同様な大きさ(穴長さ)を有し、また、同様な間隔をもって形成されている。
梱包シート10に、カッター40を用いてミシン目開口部12を形成させた後、当該梱包シート10を、前述のティッシュペーパー束11に覆い被せ、当該梱包シート10の各端部を移動させてティッシュペーパー束11を梱包する。
この後、梱包シート10の各端部(図1に示した接合部13)を実施例1で説明したように接着固定して所定形状に整形し、例えば略箱状の梱包体1を形成させる。
実施例1および実施例2で説明したように、ミシン目開口部12の両端に配置されるミシン目穴を短く形成し、中央に配置されるミシン目穴を長く形成したので、ミシン目開口部12を開封する際に、大きな力を加えて梱包体1を押さえていなくとも、ミシン目に沿って容易に開封することが可能になる。
また、上記のように、ミシン目開口部12の端部においてミシン目穴を短く、また中央においてミシン目穴を長く形成することにより、容易に開封することが可能になることから、隣り合うミシン目穴の間隔を適度に設け、ミシン目穴とミシン目穴の間の部分に適当な強度を備えるように構成することも可能になり、不意に上記のミシン目穴間が破れて開封されてしまうことを抑制し、内包された薄葉紙(ティッシュペーパーなど)を保護して汚れの付着や損傷を有効に防ぐことができる。
また、ミシン目開口部12の両端に配置されるミシン目穴を短く、中央に配置されるミシン目穴を長く形成するとき、各ミシン目穴長さに応じた刃渡りの各切込刃21を備えたカッター21、または、各ミシン目穴長さに応じた刃渡りの各切込刃41を備えたカッター40を用いているので、開封を容易にした構成の梱包体1を比較的安価に、コストを抑制して製造することができる。
1梱包体
10梱包シート
11ティッシュペーパー束
12ミシン目開口部
12E終端ミシン目穴
12S始端ミシン目穴
13接合部
20,40カッター
21,41切込刃
21E終端切込刃
21S始端切込刃
22,42支持部材
30回転駆動部
41E,41S端部切込刃
52E,52S端部ミシン目穴
60昇降手段

Claims (5)

  1. 所定枚数の薄葉紙を束ねた薄葉紙束を梱包する梱包体の製造方法であって、
    樹脂製のフィルムシートの所定部位にミシン目を形成させる第1過程と、
    前記薄葉紙束に、前記ミシン目を形成した部位が上面となるように前記フィルムシートを被せて包装する第2過程と、
    前記薄葉紙束を包装したフィルムシートの端部を固定して箱状または袋状に形成する第3過程と、
    を有し、
    前記第1過程は、
    刃渡り長さが異なる複数の薄刃を備えたカッターを前記フィルムシートの所定位置に当接させ、前記ミシン目の延設方向に沿った穴長さが各々異なる前記ミシン目の穴を線状に形成させる、
    ことを特徴とする梱包体の製造方法。
  2. 前記第1過程は、
    刃渡り長さが徐々に変化するように前記複数の薄刃を並べたカッターを用いて、前記線状の中央部分で最も穴長さが長くなり、前記線状の各端部へ向かって徐々に穴長さが短くなる前記ミシン目の穴を形成させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の梱包体の製造方法。
  3. 前記第1過程は、
    前記線状の中央部分で穴長さが最も長いミシン目穴は、1本の指先が入る程度の長さである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の梱包体の製造方法。
  4. 前記第1過程は、
    回転駆動手段によって回転する支持部材の外周部位に前記複数の薄刃を並べたカッターを、前記フィルムシートの所定位置に当接させて前記回転駆動手段を稼働し、前記ミシン目の穴を形成させる、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の梱包体の製造方法。
  5. 前記第5過程は、
    昇降手段によって昇降する支持部材の下端に前記複数の薄刃を並べたカッターを、前記フィルムシートの所定位置に前記昇降手段を用いて当接させ、前記ミシン目の穴を形成させる、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の梱包体の製造方法。
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