JP2019031776A - 厨子移載用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】厨子を大切に扱っているという印象を参拝者に与えることができるとともに厨子の損傷を抑制すること。【解決手段】厨子移載用容器20は、厨子16が載置される本体部21と、本体部21に設けられるとともに移載機40の引掛部43が引っ掛けられる第1被引掛部31及び第2被引掛部32と、を備えている。そして、厨子移載用容器20は、本体部21に厨子16が載置された状態で厨子16と共に収納部14に収納される。厨子16を棚11の収納部14に対して出し入れする際には、移載機40の引掛部43が第1被引掛部31又は第2被引掛部32に引っ掛けられた状態で、移載機40によって収納部14に対して厨子16が厨子移載用容器20と共に水平方向にスライド移動する。よって、棚11又は移載機40に対しては、厨子移載用容器20が直接引き摺られることになり、棚11又は移載機40に対して厨子16が直接引き摺られることが無くなる。【選択図】図1

Description

本発明は、自動搬送式納骨堂で用いられる厨子移載用容器に関する。
近年、墓地が不足していることから、自動搬送式納骨堂が利用されている。自動搬送式納骨堂では、骨壺が収容された厨子を収納する収納部を複数有する棚と、厨子を収納部に対して出し入れする移載機と、を備えた自動倉庫が用いられている。そして、参拝者が訪れると、移載機は、厨子を棚の収納部から取り出して祭壇又は墓石まで搬送し、参拝者による参拝が終わると、厨子を棚の収納部へ戻す。例えば特許文献1には、移載機に設けられたスライドフォークによって厨子を掬い上げて厨子を棚の収納部に対して出し入れすることが記載されている。
特開2017−31742号公報
しかしながら、特許文献1のように、スライドフォークによって厨子を掬い上げて厨子を棚の収納部に対して出し入れする構成においては、スライドフォークによって厨子を掬い上げたときに、厨子が棚に干渉してしまうことを避けるためのスペースが必要になり、そのスペースを確保する分だけ、棚の収納部の数が少なくなってしまう。そこで、例えば、厨子を棚の収納部に対して出し入れする際に、スライドフォークによって厨子を掬い上げること無く、移載機に設けられた引掛部を厨子に引っ掛けた状態で、棚の収納部に対して厨子を水平方向にスライド移動させることで出し入れすることが考えられる。移載機は、引掛部を厨子に引っ掛けた状態で引掛部を水平方向に移動させることにより厨子を収納部に対して水平方向にスライド移動させ、厨子を収納部に対して出し入れする。これによれば、スライドフォークによって厨子を掬い上げて厨子を棚の収納部に対して出し入れする構成のように、厨子が棚に干渉してしまうことを避けるスペースを確保する必要が無く、棚の収納部の数を多くすることができる。
しかし、スライドフォークによって厨子を掬い上げること無く、移載機の引掛部を厨子に引っ掛けた状態で、棚の収納部に対して厨子を水平方向にスライド移動させることで、厨子を棚の収納部に対して出し入れする場合、棚又は移載機に対して厨子を直接引き摺ることになる。よって、唯一無二の大切な骨壺が収容された厨子を粗末に扱っているという悪印象を参拝者に与えかねない。また、参拝者が参拝する度に厨子を棚又は移載機に対して引き摺ることになるため、厨子を損傷させる懸念がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、厨子を大切に扱っているという印象を参拝者に与えることができるとともに厨子の損傷を抑制することができる厨子移載用容器を提供することにある。
上記課題を解決する厨子移載用容器は、自動倉庫の棚の収納部に収納される厨子を移載機によって前記収納部に対して出し入れする自動搬送式納骨堂で用いられ、前記厨子が載置される本体部と、前記移載機に設けられる引掛部が引っ掛けられる被引掛部と、を備え、前記本体部に前記厨子が載置された状態で前記厨子と共に前記収納部に収納され、前記引掛部が前記被引掛部に引っ掛けられた状態で前記引掛部が水平方向に移動することにより前記収納部に対して水平方向にスライド移動する。
これによれば、厨子を棚の収納部に対して出し入れする際には、移載機の引掛部が被引掛部に引っ掛けられた状態で、移載機によって収納部に対して厨子が厨子移載用容器と共に水平方向にスライド移動する。よって、棚又は移載機に対しては、厨子移載用容器が直接引き摺られることになり、棚又は移載機に対して厨子が直接引き摺られることが無くなる。したがって、厨子を大切に扱っているという印象を参拝者に与えることができるとともに厨子の損傷を抑制することができる。
上記厨子移載用容器において、前記被引掛部は、前記本体部における前記厨子のスライド移動方向に位置する両端部の少なくとも一方に設けられているとよい。
例えば、被引掛部が、本体部における厨子のスライド移動方向に対して交差する方向に位置する端部に設けられている場合、棚と本体部との間に被引掛部を位置させるためのスペースが必要となるため、自動倉庫の大型化の要因となってしまう。よって、被引掛部は、本体部における厨子のスライド移動方向に位置する両端部の少なくとも一方に設けられていることにより、棚と本体部との間に被引掛部を位置させるためのスペースを設ける必要が無くなり、自動倉庫が大型化してしまうことを回避することができる。
上記厨子移載用容器において、前記本体部は、前記厨子のスライド移動方向に前記厨子を複数並べた状態で載置可能になっているとよい。
従来では、基本的に、一つの収納部に一つの厨子しか収納しないため、例えば、一つの厨子に一家族の骨壺しか収容しないとすると、自動倉庫において、棚の収納部の数を増やさなければならなくなるため、自動倉庫が大型化してしまい好ましくない。よって、従来から存在する標準的な厨子は、内部が仕切板によって二つの収容スペースに仕切られており、一つの厨子に二家族分の骨壺が収容されていた。したがって、二家族が一つの厨子を共有しており、それぞれの家族からすると、厨子が自分の家族専用のものであるという特別感が薄い。そこで、本体部が、厨子のスライド移動方向に厨子を複数並べた状態で載置可能になっていることで、一家族の骨壺の大きさに合わせた大きさの厨子を一つの厨子移載用容器に複数載置することができる。したがって、自動倉庫において、棚の収納部の数を増やすこと無く、一つの厨子に一家族の骨壺のみ収容することができ、厨子が自分の家族専用のものであるという特別感を参拝者に与えることができる。
上記厨子移載用容器において、前記被引掛部は、前記本体部における前記厨子のスライド移動方向に位置する両端部にそれぞれ設けられているとよい。
これによれば、移載機における収納部に対する厨子の出し入れにバリエーションを持たせることができるため、移載機における収納部に対する厨子の出し入れを効率良く行うことができる。
この発明によれば、厨子を大切に扱っているという印象を参拝者に与えることができるとともに厨子の損傷を抑制することができる。
実施形態における自動搬送式納骨堂の自動倉庫を示す斜視図。 自動倉庫の平断面図。 厨子移載用容器を上方から見た斜視図。 厨子移載用容器の平面図。 図4における5−5線断面図。 図4における6−6線断面図。 厨子移載用容器の側面図。 第1被引掛部を拡大して示す断面図。 厨子移載用容器を下方から見た斜視図。 厨子移載用容器の下面図。 厨子移載用容器の正面図。 第2被引掛部を拡大して示す断面図。 厨子移載用容器の背面図。 厨子移載用容器に厨子が二つ載置されている状態を示す側面図。 引掛ピンが第1被引掛部に引っ掛けられている状態を示す斜視図。 別の実施形態における厨子移載用容器の被引掛部を拡大して示す斜視図。 別の実施形態における自動倉庫の模式図。
以下、厨子移載用容器を具体化した一実施形態を図1〜図15にしたがって説明する。本実施形態の厨子移載用容器は、自動搬送式納骨堂で用いられる。
図1に示すように、自動搬送式納骨堂で用いられる自動倉庫10は、棚11を備えている。棚11は、複数の支柱12及び複数の棚板13により構成されている。複数の支柱12は、図1において矢印X1で示す連方向に所定の間隔を置いて複数配列されるとともに、矢印Y1で示す前後方向に所定の間隔を置いて2列配列されている。複数の支柱12は、矢印Z1で示す上下方向に立設される四角柱状である。複数の支柱12は、それぞれが互いに平行に上下方向に延びている。連方向で隣り合う支柱12同士の距離は、前後方向で隣り合う支柱12同士の距離よりも短い。
各棚板13は、細長板状である。各棚板13の一端部は前後方向で隣り合う支柱12の一方に固定されるとともに、各棚板13の他端部は前後方向で隣り合う支柱12の他方に固定されている。そして、前後方向で隣り合う支柱12には、上下方向に所定の間隔を置いて棚板13が複数架け渡されている。上下方向で隣り合う棚板13は互いに平行に延びている。複数の棚板13は、連方向に複数配列されている。
図2に示すように、棚板13は、連方向で隣り合う支柱12において連方向で対向する側面に固定される細長平板状の固定部13aと、固定部13aに対して直交する方向に延びる細長平板状の載置部13bとから構成されるL字状である。各棚板13は、固定部13aにおける載置部13bとは反対側の面である外面が、連方向で隣り合う支柱12において連方向で対向する側面にそれぞれ固定されることにより、各支柱12に固定されている。各棚板13の載置部13bの上面は水平方向に延びている。
図1に示すように、棚11は、複数の支柱12及び複数の棚板13によって構成される収納部14を複数有している。複数の収納部14は、連方向に複数配列されるとともに上下方向に複数段設けられている。複数の収納部14には、骨壺15(図14参照)が収容された荷である厨子16がそれぞれ収納されている。厨子16は、略立方体形状である四角箱状である。本実施形態において、厨子16は、トレイとしての機能を果たす厨子移載用容器20に載置された状態で収納部14に収納されている。厨子16及び厨子移載用容器20は、収納部14に収納される移載物である。よって、収納部14には、厨子16、及び厨子16が載置された厨子移載用容器20が移載物として収納されている。厨子移載用容器20は、連方向に複数配列されている棚板13のうち、連方向で隣り合う支柱12において連方向で対向する側面に固定された一対の棚板13の載置部13bの上面に載置されている。
自動倉庫10は、厨子16を収納部14に対して水平方向にスライド移動させることで出し入れする移載機40を備えている。本実施形態において、厨子16のスライド移動方向は、前後方向に一致する。移載機40は、棚11に対して連方向に走行可能であるとともに上下方向に昇降可能なスタッカクレーンである。
図2に示すように、移載機40は、一対の駆動ベルト41を有している。一対の駆動ベルト41は帯状である。一対の駆動ベルト41は、駆動ベルト41の面方向が上下方向に一致するとともに、平面視すると、略長四角環状に配置されている。一対の駆動ベルト41は、連方向に並んで配置されるとともに、一対の駆動ベルト41の短手方向が連方向に一致し、一対の駆動ベルト41の長手方向が前後方向に一致する。
移載機40は、各駆動ベルト41の内側で各駆動ベルト41の四隅にそれぞれ配置されるプーリ42a,42b,42c,42dを有している。各プーリ42a,42b,42c,42dの回転軸線は上下方向に延びている。各駆動ベルト41は、各プーリ42a,42b,42c,42dにそれぞれ掛装されている。
移載機40には、引掛部43が二つ設けられている。各引掛部43は、各駆動ベルト41の外周面に取り付けられる取付部43aと、取付部43aから突出する引掛ピン43bと、をそれぞれ有している。引掛ピン43bは、駆動ベルト41よりも上方に突出している。
そして、各プーリ42a,42b,42c,42dのうちの一つが図示しない駆動モータによって駆動すると、各駆動ベルト41が各プーリ42a,42b,42c,42dに掛装された状態で駆動する。この各駆動ベルト41の駆動に伴って、各引掛部43が、水平方向であって、且つ各駆動ベルト41の延設方向(図2に示す矢印R1の方向)へ各駆動ベルト41と一体的に移動する。
また、移載機40は、収納部14に対して出し入れされる厨子16を載置可能な載置台44を有している。載置台44は平板状であるとともに、各プーリ42a,42b,42c,42dの上方に配置されている。
自動搬送式納骨堂において、参拝者が訪れると、移載機40は、厨子16を棚11の収納部14から取り出して載置台44に載置した状態で、祭壇又は墓石まで搬送する。そして、参拝者による参拝が終わると、厨子16を棚11の収納部14へ戻す。
次に、厨子移載用容器20の構成について詳しく説明する。
図3及び図4に示すように、厨子移載用容器20は、厨子16が載置される本体部21を備えている。本体部21は、平面視長四角形状の底壁22と、底壁22の両短側縁からそれぞれ立設する第1側壁23及び第2側壁24と、底壁22の両長側縁からそれぞれ立設する第3側壁25及び第4側壁26と、を有している。
図5及び図6に示すように、底壁22は、薄板平板状である。第1側壁23及び第2側壁24は、薄板平板状であるとともに、底壁22に対して直交する方向に延びている。第1側壁23及び第2側壁24は、互いに平行に延びている。図6に示すように、第1側壁23における底壁22に対する立設方向の長さH1と、第2側壁24における底壁22に対する立設方向の長さH2とは同じである。
図5に示すように、第3側壁25及び第4側壁26は、薄板平板状であるとともに、底壁22に対して直交する方向に延びている。第3側壁25及び第4側壁26は、互いに平行に延びている。第3側壁25における底壁22に対する立設方向の長さH3と、第4側壁26における底壁22に対する立設方向の長さH4とは同じである。
図4に示すように、第1側壁23における底壁22の短手方向に位置する両端縁の一方は、第3側壁25における底壁22の長手方向に位置する両端縁の一方に連続している。第1側壁23における底壁22の短手方向に位置する両端縁の他方は、第4側壁26における底壁22の長手方向に位置する両端縁の一方に連続している。第1側壁23は、平面視すると、第3側壁25及び第4側壁26に対して直交する方向に延びている。
第2側壁24における底壁22の短手方向に位置する両端縁の一方は、第3側壁25における底壁22の長手方向に位置する両端縁の他方に連続している。第2側壁24における底壁22の短手方向に位置する両端縁の他方は、第4側壁26における底壁22の長手方向に位置する両端縁の他方に連続している。第2側壁24は、平面視すると、第3側壁25及び第4側壁26に対して直交する方向に延びている。
図5、図6及び図7に示すように、第1側壁23における底壁22に対する立設方向の長さH1、及び第2側壁24における底壁22に対する立設方向の長さH2は、第3側壁25における底壁22に対する立設方向の長さH3、及び第4側壁26における底壁22に対する立設方向の長さH4よりも長い。
図6に示すように、厨子移載用容器20は、移載機40の引掛部43の引掛ピン43bが引っ掛けられる被引掛部(フック)としての第1被引掛部31及び第2被引掛部32を備えている。
図8に示すように、第1被引掛部31は、第1側壁23における底壁22とは反対側の端部に連続するとともに第1側壁23に対して直交する方向に延びる第1延設部31aを有している。第1延設部31aは、薄板平板状であるとともに第1側壁23に対して第2側壁24とは反対側に向けて延びている。
図4に示すように、第1延設部31aにおける底壁22の短手方向の長さL1は、底壁22の短手方向における第3側壁25の外面と第4側壁26の外面との間の長さと同じである。図8に示すように、第1延設部31aにおける第1側壁23からの延設方向の長さL2は、第1側壁23における底壁22に対する立設方向の長さH1よりも短い。
第1被引掛部31は、第1延設部31aにおける第1側壁23とは反対側の端部に連続するとともに第1延設部31aに対して直交する方向に延びる第2延設部31bを有している。第2延設部31bは、薄板平板状であるとともに第1延設部31aに対して底壁22に近づく方向に延びている。第2延設部31bは、第1延設部31aが延びる分だけ第1側壁23に対して離間した位置で、第1側壁23に平行に延びている。
図9、図10及び図11に示すように、第2延設部31bにおける底壁22の短手方向の長さL3は、第1延設部31aにおける底壁22の短手方向の長さL1よりも短い。第2延設部31bにおける底壁22の短手方向に位置する両端部は、第1延設部31aにおける底壁22の短手方向に位置する両端部よりも、底壁22の短手方向の中央寄りに位置している。
図10に示すように、第2延設部31bにおける第1側壁23側の面は、第1側壁23に平行に延びる平坦面31cと、平坦面31cにおける底壁22の短手方向に位置する両端部にそれぞれ連続する一対のガイド面31dと、を有している。一対のガイド面31dは、底壁22の短手方向において平坦面31cの両端部から離れるにつれて、第1側壁23から徐々に離れていくテーパ面である。
また、第1被引掛部31は、第1側壁23における第2延設部31b側の面の一部であるとともに底壁22の長手方向において第2延設部31bの平坦面31cと対向する平坦面23aと、平坦面23aにおける底壁22の短手方向に位置する両端部にそれぞれ連続する一対のガイド面23bと、を有している。一対のガイド面23bは、底壁22の短手方向において平坦面23aの両端部から離れるにつれて、第2延設部31bから徐々に離れていくテーパ面である。第1側壁23の一対のガイド面23bと第2延設部31bの一対のガイド面31dとは、底壁22の長手方向において対向している。
第1側壁23の平坦面23aと第2延設部31bの平坦面31cとは、底壁22の短手方向の中央部において連結部31eによって連結されている。図8に示すように、連結部31eは、第1延設部31aに連続しており、第1延設部31aは連結部31eを介して第1側壁23に連結されている。この連結部31eによる第1延設部31aと第1側壁23との連結、及び連結部31eによる第2延設部31bと第1側壁23との連結によって、第1延設部31a及び第2延設部31bの補強がなされている。
図12に示すように、第2被引掛部32は、第2側壁24における底壁22とは反対側の端部に連続するとともに第2側壁24に対して直交する方向に延びる第1延設部32aを有している。第1延設部32aは、薄板平板状であるとともに第2側壁24に対して第1側壁23とは反対側に向けて延びている。
図4に示すように、第1延設部32aにおける底壁22の短手方向の長さL11は、底壁22の短手方向における第3側壁25の外面と第4側壁26の外面との間の長さと同じである。第1被引掛部31の第1延設部31aの長さL1と第2被引掛部32の第1延設部32aの長さL11とは同じである。図12に示すように、第1延設部32aにおける第2側壁24からの延設方向の長さL12は、第2側壁24における底壁22に対する立設方向の長さH2よりも短い。第1被引掛部31の第1延設部31aの長さL2と第2被引掛部32の第1延設部32aの長さL12とは同じである。第1被引掛部31の第1延設部31aと第2被引掛部32の第1延設部32aとは、底壁22の長手方向において互いに離間する方向に延びている。
第2被引掛部32は、第1延設部32aにおける第2側壁24とは反対側の端部に連続するとともに第1延設部32aに対して直交する方向に延びる第2延設部32bを有している。第2延設部32bは、薄板平板状であるとともに第1延設部32aに対して底壁22に近づく方向に延びている。第2延設部32bは、第1延設部32aが延びる分だけ第2側壁24に対して離間した位置で、第2側壁24に平行に延びている。
図9、図10及び図13に示すように、第2延設部32bにおける底壁22の短手方向の長さL13は、第1延設部32aにおける底壁22の短手方向の長さL11よりも短い。第1被引掛部31の第2延設部31bの長さL3と第2被引掛部32の第2延設部32bの長さL13とは同じである。第2延設部32bにおける底壁22の短手方向に位置する両端部は、第1延設部32aにおける底壁22の短手方向に位置する両端部よりも、底壁22の短手方向の中央寄りに位置している。
図10に示すように、第2延設部32bにおける第2側壁24側の面は、第2側壁24に平行に延びる平坦面32cと、平坦面32cにおける底壁22の短手方向に位置する両端部にそれぞれ連続する一対のガイド面32dと、を有している。一対のガイド面32dは、底壁22の短手方向において平坦面32cの両端部から離れるにつれて、第2側壁24から徐々に離れていくテーパ面である。
また、第2被引掛部32は、第2側壁24における第2延設部32b側の面の一部であるとともに底壁22の長手方向において第2延設部32bの平坦面32cと対向する平坦面24aと、平坦面24aにおける底壁22の短手方向に位置する両端部にそれぞれ連続する一対のガイド面24bと、を有している。一対のガイド面24bは、底壁22の短手方向において平坦面24aの両端部から離れるにつれて、第2延設部32bから徐々に離れていくテーパ面である。第2側壁24の一対のガイド面24bと第2延設部32bの一対のガイド面32dとは、底壁22の長手方向において対向している。
第2側壁24の平坦面24aと第2延設部32bの平坦面32cとは、底壁22の短手方向の中央部において連結部32eによって連結されている。図12に示すように、連結部32eは、第1延設部32aに連続しており、第1延設部32aは連結部32eを介して第2側壁24に連結されている。この連結部32eによる第1延設部32aと第2側壁24との連結、及び連結部32eによる第2延設部32bと第2側壁24との連結によって、第1延設部32a及び第2延設部32bの補強がなされている。
図14に示すように、本体部21には、骨壺15が一つだけ収容された厨子16が、底壁22の長手方向に並べた状態で載置可能である。そして、図1に示すように、本実施形態の厨子移載用容器20は、自動倉庫10の棚11の収納部14に収納される厨子16を移載機40によって収納部14に対して水平方向にスライド移動させることで出し入れする自動搬送式納骨堂で用いられ、本体部21に厨子16が二つ載置された状態で厨子16と共に収納部14に収納される。
厨子移載用容器20は、第1被引掛部31が、厨子16のスライド移動方向における移載機40側に配置されるとともに、第2被引掛部32が、厨子16のスライド移動方向における移載機40とは反対側に配置されるように、収納部14に収納されている。したがって、本実施形態において、第1被引掛部31及び第2被引掛部32は、本体部21における厨子16のスライド移動方向に位置する両端部にそれぞれ設けられている。そして、本体部21は、厨子16のスライド移動方向に厨子16を二つ並べた状態で載置可能になっている。
図15に示すように、一対の引掛ピン43bは、一対の駆動ベルト41が駆動し、一対の引掛ピン43bが、連方向で互いに接近する方向に水平移動すると、一対の引掛ピン43bが第1延設部31aの下方に位置し、第1側壁23と第2延設部31bとの間に対して連方向の両側からそれぞれ挿入される。このとき、一対のガイド面23b,31dによって一対の引掛ピン43bがガイドされて、一対の引掛ピン43bが第1側壁23の平坦面23aと第2延設部31bの平坦面31cとの間に挿入され易くなっている。
そして、一対の駆動ベルト41が駆動して、一対の引掛ピン43bが、厨子16のスライド移動方向において、棚11に対して離間する方向へ移動すると、一対の引掛ピン43bが第2延設部31bの平坦面31cに当接する。さらに、一対の引掛ピン43bが第2延設部31bの平坦面31cに当接した状態において、一対の引掛ピン43bが、厨子16のスライド移動方向において、棚11に対して離間する方向へ移動していくと、一対の引掛ピン43bが厨子移載用容器20を引き込む。よって、一対の引掛ピン43bが第1被引掛部31に引っ掛けられた状態で、移載機40によって収納部14に対して厨子16が厨子移載用容器20と共に水平方向にスライド移動して、厨子16が収納部14から取り出される。そして、厨子16は、厨子移載用容器20と共に移載機40の載置台44に載置される。
また、厨子16が、厨子移載用容器20と共に移載機40の載置台44に載置されている状態において、一対の駆動ベルト41が駆動して、一対の引掛ピン43bが、厨子16のスライド移動方向において、棚11に対して接近する方向へ移動すると、一対の引掛ピン43bが第1側壁23の平坦面23aに当接する。さらに、一対の引掛ピン43bが第1側壁23の平坦面23aに当接した状態において、一対の引掛ピン43bが、厨子16のスライド移動方向において、棚11に対して接近する方向へ移動していくと、一対の引掛ピン43bが厨子移載用容器20を収納部14に対して押し込む。よって、一対の引掛ピン43bが第1被引掛部31に引っ掛けられた状態で、移載機40によって収納部14に対して厨子16が厨子移載用容器20と共に水平方向にスライド移動して、厨子16が収納部14に収納される。そして、一対の駆動ベルト41が駆動し、一対の引掛ピン43bが、連方向で互いに離間する方向に水平移動すると、一対の引掛ピン43bが、第1側壁23と第2延設部31bとの間に対して連方向の両外側へ抜け出す。
このように、一対の引掛ピン43bが第1被引掛部31に引っ掛けられた状態で一対の引掛ピン43bが水平方向に移動することにより厨子移載用容器20が収納部14に対して水平方向に移動して、移載機40による収納部14に対しての厨子16の出し入れが行われる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
厨子16を棚11の収納部14に対して出し入れする際には、移載機40の一対の引掛ピン43bが第1被引掛部31に引っ掛けられた状態で、移載機40によって収納部14に対して厨子16が厨子移載用容器20と共に水平方向にスライド移動する。よって、棚11の一対の棚板13の載置部13b又は移載機40の載置台44に対しては、厨子移載用容器20が直接引き摺られることになり、棚11の一対の棚板13の載置部13b又は移載機40の載置台44に対して厨子16が直接引き摺られることが無くなる。
また、厨子移載用容器20は、移載機40によって搬送されている途中で、移載機40によって水平面内で回転したり、移載機40とは別の回転装置に一旦移載されて回転装置によって水平面内で回転したりすることがある。これにより、厨子移載用容器20は、第1被引掛部31が、厨子16のスライド移動方向における移載機40とは反対側に配置されるとともに、第2被引掛部32が、厨子16のスライド移動方向における移載機40側に配置されるように、収納部14に収納されることもある。この場合であっても、厨子16を棚11の収納部14に対して出し入れする際には、移載機40の一対の引掛ピン43bが第2被引掛部32に引っ掛けられた状態で、移載機40によって収納部14に対して厨子16が厨子移載用容器20と共に水平方向にスライド移動する。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)厨子移載用容器20は、厨子16が載置される本体部21と、本体部21に設けられるとともに移載機40の引掛部43が引っ掛けられる第1被引掛部31及び第2被引掛部32と、を備えている。そして、厨子移載用容器20は、本体部21に厨子16が載置された状態で厨子16と共に収納部14に収納され、引掛部43が第1被引掛部31又は第2被引掛部32に引っ掛けられた状態で引掛部43が水平方向に移動することにより収納部14に対して水平方向にスライド移動する。これによれば、厨子16を棚11の収納部14に対して出し入れする際には、移載機40の引掛部43が第1被引掛部31又は第2被引掛部32に引っ掛けられた状態で、移載機40によって収納部14に対して厨子16が厨子移載用容器20と共に水平方向にスライド移動する。よって、棚11又は移載機40に対しては、厨子移載用容器20が直接引き摺られることになり、棚11又は移載機40に対して厨子16が直接引き摺られることが無くなる。したがって、厨子16を大切に扱っているという印象を参拝者に与えることができるとともに厨子16の損傷を抑制することができる。
(2)第1被引掛部31及び第2被引掛部32は、本体部21における厨子16のスライド移動方向に位置する両端部にそれぞれ設けられている。例えば、被引掛部が、本体部21における厨子16のスライド移動方向に対して交差する方向に位置する端部に設けられている場合、棚11と本体部21との間に被引掛部を位置させるためのスペースが必要となるため、自動倉庫10の大型化の要因となってしまう。よって、第1被引掛部31及び第2被引掛部32は、本体部21における厨子16のスライド移動方向に位置する両端部にそれぞれ設けられていることにより、棚11と本体部21との間に被引掛部を位置させるためのスペースを設ける必要が無くなり、自動倉庫10が大型化してしまうことを回避することができる。
(3)本体部21は、厨子16のスライド移動方向に厨子16を二つ並べた状態で載置可能になっている。従来では、基本的に、一つの収納部14に一つの厨子16しか収納しないため、例えば、一つの厨子16に一家族の骨壺15しか収容しないとすると、自動倉庫10において、棚11の収納部14の数を増やさなければならなくなるため、自動倉庫10が大型化してしまい好ましくない。よって、従来から存在する標準的な厨子16は、内部が仕切板によって二つの収容スペースに仕切られており、一つの厨子16に二家族分の骨壺15が収容されていた。したがって、二家族が一つの厨子16を共有しており、それぞれの家族からすると、厨子16が自分の家族専用のものであるという特別感が薄い。そこで、本体部21が、厨子16のスライド移動方向に厨子16を二つ並べた状態で載置可能になっていることで、一家族の骨壺15の大きさに合わせた大きさの厨子16を一つの厨子移載用容器20に二つ載置することができる。したがって、自動倉庫10において、棚11の収納部14の数を増やすこと無く、一つの厨子16に一家族の骨壺15のみ収容することができ、厨子16が自分の家族専用のものであるという特別感を参拝者に与えることができる。
(4)第1被引掛部31及び第2被引掛部32は、本体部21における厨子16のスライド移動方向に位置する両端部にそれぞれ設けられている。これによれば、移載機40における収納部14に対する厨子16の出し入れにバリエーションを持たせることができるため、移載機40における収納部14に対する厨子16の出し入れを効率良く行うことができる。
(5)厨子16は厨子移載用容器20に載置された状態で収納部14に収納されるため、厨子16の形状を、宗派や地域、さらには、参拝者の好みに合わせた形状にすることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図16に示すように、本体部21における厨子16のスライド移動方向に位置する両端部の少なくとも一方に被引掛部33が二つ設けられていてもよい。二つの被引掛部33は、連方向に並んで配置されている。この二つの被引掛部33は、例えば、第1被引掛部31において、連結部31eを境に第1被引掛部31を連方向に分割した形状である。要は、本体部21における厨子16のスライド移動方向に位置する両端部の少なくとも一方に被引掛部が複数設けられていてもよい。
○ 図17に示すように、駆動ベルト41が掛装されているプーリ42の回転軸線が連方向に延びていてもよい。そして、例えば、第1側壁23に、第1延設部31a及び第2延設部31bを有する被引掛部材34が取り付けられていてもよい。
被引掛部材34は、駆動ベルト41が駆動し、引掛ピン43bが、駆動ベルト41と一体的に駆動ベルト41の延設方向に移動すると、引掛ピン43bが第1側壁23と第2延設部31bとの間に対して下方から挿入可能な形状になっている。
そして、引掛ピン43bが第1側壁23と第2延設部31bとの間に挿入された状態において、駆動ベルト41が駆動して、引掛ピン43bが、厨子16のスライド移動方向で、且つ棚11に対して離間する方向へ移動すると、引掛ピン43bが被引掛部材34における第2延設部31bの平坦面31cに当接する。さらに、引掛ピン43bが第2延設部31bの平坦面31cに当接した状態において、引掛ピン43bが、厨子16のスライド移動方向において、棚11に対して離間する方向へ移動していくと、引掛ピン43bが厨子移載用容器20を引き込む。よって、引掛ピン43bが第1被引掛部31に引っ掛けられた状態で、移載機40によって収納部14に対して厨子16が厨子移載用容器20と共に水平方向にスライド移動して、厨子16が収納部14から取り出される。
また、厨子16が、厨子移載用容器20と共に移載機40に載置されている状態において、駆動ベルト41が駆動して、引掛ピン43bが、厨子16のスライド移動方向で、且つ棚11に対して接近する方向へ移動すると、引掛ピン43bが第1側壁23の平坦面23aに当接する。さらに、引掛ピン43bが第1側壁23の平坦面23aに当接した状態において、引掛ピン43bが、厨子16のスライド移動方向において、棚11に対して接近する方向へ移動していくと、引掛ピン43bが厨子移載用容器20を収納部14に対して押し込む。よって、引掛ピン43bが第1被引掛部31に引っ掛けられた状態で、移載機40によって収納部14に対して厨子16が厨子移載用容器20と共に水平方向にスライド移動して、厨子16が収納部14に収納される。このようにして、移載機40による収納部14に対しての厨子16の出し入れが行われるようにしてもよい。
○ 実施形態において、本体部21に第1被引掛部31が設けられていなくてもよい。
○ 実施形態において、本体部21に第2被引掛部32が設けられていなくてもよい。要は、被引掛部は、本体部21における厨子16のスライド移動方向に位置する両端部の少なくとも一方に設けられていればよい。
○ 実施形態において、被引掛部が、本体部21における厨子16のスライド移動方向に対して交差する方向に位置する両端部の少なくとも一方に設けられていてもよい。
○ 実施形態において、第1側壁23における底壁22に対する立設方向の長さH1、及び第2側壁24における底壁22に対する立設方向の長さH2が、第3側壁25における底壁22に対する立設方向の長さH3、及び第4側壁26における底壁22に対する立設方向の長さH4と同じであってもよい。
○ 実施形態において、第1側壁23における底壁22に対する立設方向の長さH1、及び第2側壁24における底壁22に対する立設方向の長さH2が、第3側壁25における底壁22に対する立設方向の長さH3、及び第4側壁26における底壁22に対する立設方向の長さH4よりも短くてもよい。
○ 実施形態において、第2延設部31bにおける底壁22の短手方向の長さL3が、第1延設部31aにおける底壁22の短手方向の長さL1と同じであってもよい。同様に、第2延設部32bにおける底壁22の短手方向の長さL13が、第1延設部32aにおける底壁22の短手方向の長さL11と同じであってもよい。
○ 実施形態において、第1被引掛部31が、平坦面31cにおける底壁22の短手方向に位置する両端部にそれぞれ連続する一対のガイド面31dと、平坦面23aにおける底壁22の短手方向に位置する両端部にそれぞれ連続する一対のガイド面23bと、を有していない構成であってもよい。同様に、第2被引掛部32が、平坦面32cにおける底壁22の短手方向に位置する両端部にそれぞれ連続する一対のガイド面32dと、平坦面24aにおける底壁22の短手方向に位置する両端部にそれぞれ連続する一対のガイド面24bと、を有していない構成であってもよい。
○ 実施形態において、第1側壁23の平坦面23aと第2延設部31bの平坦面31cとが、底壁22の短手方向の中央部において連結部31eによって連結されていなくてもよい。そして、第1延設部31aが連結部31eを介して第1側壁23に連結されていなくてもよい。同様に、第2側壁24の平坦面24aと第2延設部32bの平坦面32cとが、底壁22の短手方向の中央部において連結部32eによって連結されていなくてもよい。そして、第1延設部32aが連結部32eを介して第2側壁24に連結されていなくてもよい。
○ 実施形態において、各プーリ42a,42b,42c,42dには、駆動ベルト41ではなく、チェーンが掛装されていてもよい。そして、チェーンに引掛部43が取り付けられていてもよい。
○ 実施形態において、厨子16のスライド移動方向に並べた状態で本体部21に載置される厨子16の数は、三つ以上であってもよい。要は、本体部21は、厨子16のスライド移動方向に厨子16を複数並べた状態で載置可能になっていればよい。
○ 実施形態において、本体部21に厨子16が一つだけ載置可能である厨子移載用容器20であってもよい。要は、厨子移載用容器20の大きさは、本体部21に載置される厨子16の大きさや収納部14の収納スペースの大きさによって適宜変更可能である。
○ 実施形態において、厨子移載用容器20の形状は、特に限定されるものではない。要は、厨子移載用容器20は、本体部21に厨子16が載置された状態で厨子16と共に棚11の収納部14に収納されるものであればよい。
10…自動倉庫、11…棚、14…収納部、16…厨子、20…厨子移載用容器、21…本体部、31…被引掛部としての第1被引掛部、32…被引掛部としての第2被引掛部、33…被引掛部、40…移載機、43…引掛部。

Claims (4)

  1. 自動倉庫の棚の収納部に収納される厨子を移載機によって前記収納部に対して出し入れする自動搬送式納骨堂で用いられ、
    前記厨子が載置される本体部と、
    前記移載機に設けられる引掛部が引っ掛けられる被引掛部と、を備え、
    前記本体部に前記厨子が載置された状態で前記厨子と共に前記収納部に収納され、前記引掛部が前記被引掛部に引っ掛けられた状態で前記引掛部が水平方向に移動することにより前記収納部に対して水平方向にスライド移動する厨子移載用容器。
  2. 前記被引掛部は、前記本体部における前記厨子のスライド移動方向に位置する両端部の少なくとも一方に設けられている請求項1に記載の厨子移載用容器。
  3. 前記本体部は、前記厨子のスライド移動方向に前記厨子を複数並べた状態で載置可能になっている請求項1又は請求項2に記載の厨子移載用容器。
  4. 前記被引掛部は、前記本体部における前記厨子のスライド移動方向に位置する両端部にそれぞれ設けられている請求項3に記載の厨子移載用容器。
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