JP2019027313A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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直人 久湊
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理人 金子
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啓裕 古谷
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宏和 安藤
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Abstract

【課題】冷却水循環経路に設けられた制御弁の弁体が固着したときの電力消費量の増大を抑えることのできる内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】内燃機関10の冷却装置は、ウォータジャケットW及びラジエータ17の間で冷却水を循環させる経路を含む冷却水循環経路100を有する。冷却水循環経路100の途中には内燃機関10の出力軸の回転に連動するポンプ13と、流量を調整する制御弁16とが設けられている。また、冷却装置は、制御弁16の弁体を迂回してウォータジャケットWから流出した冷却水をラジエータ17に送液するバイパス経路54と、バイパス経路54の途中に設けられたリリーフ弁40とを有している。制御装置200は、制御弁16の弁体の開度が所定値以下の状態で弁体が固着していること且つ冷却水の温度が判定温度以上であることを含む実行条件が満たされるときには、機関回転速度を上昇させる回転速度上昇処理を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関のウォータジャケット及びラジエータの間で冷却水を循環させる冷却水循環経路には、冷却水の流量等を調整する弁体を有する制御弁が設けられることがある。こうした制御弁の弁体が開度の小さい状態(全閉状態を含む)で固着してしまうと、冷却水循環経路における冷却水の循環量が過剰に少なくなり、オーバーヒート等の熱害が生じるおそれがある。
そこで、例えば特許文献1に記載のものでは、上記制御弁の弁体を迂回するバイパス経路を冷却水循環経路に設けるとともに、バイパス経路の途中にはウォータポンプの吐出流量が通常時よりも多くなると開弁するリリーフ弁を設けている。そして、制御弁の弁体が固着しているときには、ウォータポンプの吐出流量を通常時よりも多くすることにより、バイパス経路に設けられたリリーフ弁を開弁させるようにしている。こうしてリリーフ弁が開弁すると、冷却水は制御弁を迂回して冷却水循環経路を循環するようになるため、ラジエータで冷却水が冷却されるようになり、オーバーヒート等の発生が抑えられる。
特許第4883225号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のウォータポンプは電動式のウォータポンプであるため、制御弁の弁体が固着したときに吐出流量が通常時よりも多くされると、電力消費量が増大してしまう。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷却水循環経路に設けられた制御弁の弁体が固着したときの電力消費量の増大を抑えることのできる内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決する内燃機関の制御装置は、内燃機関のウォータジャケット及びラジエータの間で冷却水を循環させる経路を含む冷却水循環経路と、前記冷却水循環経路の途中に設けられて前記内燃機関の出力軸の回転に連動するポンプと、前記冷却水循環経路の途中に設けられて開度が大きくなるほど前記冷却水循環経路内を流れる冷却水の流量が多くなる弁体を有した制御弁と、前記制御弁の弁体を迂回して前記ウォータジャケットから流出した冷却水を前記ラジエータに送液するバイパス経路と、前記バイパス経路の途中に設けられて同バイパス経路内の圧力が所定の開弁圧以上になると開弁するリリーフ弁と、を有する冷却装置を備える内燃機関に適用される制御装置である。そして、この制御装置は、前記弁体の開度が予め定められた所定値以下の状態で前記弁体が固着していること且つ前記冷却水の温度が予め定められた判定温度以上であることを含む実行条件が満たされるときには、前記バイパス経路内の圧力が前記開弁圧以上になる回転速度域まで機関回転速度を上昇させる回転速度上昇処理を実行する。
同構成では、冷却水循環経路の途中に設けられるポンプが内燃機関の出力軸の回転に連動するポンプとなっている。そのため、機関回転速度の上昇に伴ってポンプの吐出流量は増大し、そうした吐出流量の増大に伴って上記バイパス経路内の圧力(冷却水の圧力)は高くなる。
そこで、同構成では、上記制御弁の弁体の開度が予め定められた所定値以下の状態、つまり冷却水循環経路における冷却水の循環量が過剰に少なくなっていると判定できる状態で弁体が固着しており、且つ冷却水の温度が予め定められた判定温度以上であって冷却水の温度が過剰に高いと判定できる状態のとき、つまりこのままではオーバーヒート等の熱害発生が懸念されるときには、バイパス経路内の圧力が上記リリーフ弁の開弁圧以上になる回転速度域まで機関回転速度を上昇させるようにしている。このようにして機関回転速度を上昇させると、バイパス経路のリリーフ弁が開弁することにより、バイパス経路を通過した冷却水がラジエータで冷やされるようになるため、オーバーヒート等の熱害発生が抑えられる。
ここで、同構成では、バイパス経路のリリーフ弁を開弁させるためのポンプの吐出流量の増大が機関回転速度の上昇によって行われるため、従来のように電動式のウォータポンプにおいて吐出流量を増大させる場合と比較して、冷却水循環経路に設けられた制御弁の弁体が固着したときの電力消費量の増大を抑えることができる。
内燃機関の制御装置の一実施形態が適用される車両の模式図。 同実施形態の冷却装置が備える制御弁の弁位相と各ポートの開口率との関係を示すグラフ。 同実施形態において温度上昇抑制制御を実行するときの一連の処理手順を示すフローチャート。 同実施形態において機関回転速度とバイパス経路内の圧力との関係を示すグラフ。 同実施形態における温度上昇抑制制御の実施による作用を示すタイミングチャート。
以下、内燃機関の制御装置の一実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。なお、本実施形態の制御装置は、冷却水を利用した冷却装置を有して車両に搭載される内燃機関に適用される。
図1に示すように、車両1に搭載された内燃機関10の冷却装置は、内燃機関10のウォータジャケットW及びラジエータ17の間で冷却水を循環させるラジエータ用冷却水経路51を含む冷却水循環経路100を備えている。なお、冷却水循環経路100は途中で分岐しており、暖房用のヒータコア18に冷却水を循環させるヒータ用冷却水経路52や、ヒータコア18とは異なる別のデバイス19(例えばEGRバルブ、EGRクーラ、オイルクーラ、ATFウォーマなど)に冷却水を循環させるデバイス用冷却水経路53を含んでいる。
内燃機関10のシリンダブロック11には、冷却水が流れるブロック側ウォータジャケット14が設けられており、内燃機関10のシリンダヘッド12には、ブロック側ウォータジャケット14を通過した冷却水が流れるヘッド側ウォータジャケット15が設けられている。これらブロック側ウォータジャケット14及びヘッド側ウォータジャケット15によって内燃機関10のウォータジャケットWが構成されている。
ブロック側ウォータジャケット14の入口には、ポンプ13が接続されている。このポンプ13は、内燃機関10の出力軸(クランクシャフト)の回転に連動する機械式のポンプであり、ポンプ13から吐出された冷却水はブロック側ウォータジャケット14に導入される。また、内燃機関10の出力軸には、周知の無段変速機300が接続されている。
ヘッド側ウォータジャケット15の出口には、冷却水循環経路100における冷却水経路の切り替えや冷却水循環経路100を流れる冷却水の流量を調整する制御弁16の入口ポートが接続されている。この制御弁16は、開度が大きくなるほど冷却水循環経路100を流れる冷却水の流量が多くなる弁体を有している。
制御弁16は、冷却水の出口となる出口ポートとして、ラジエータポートP1、ヒータポートP2、及びデバイスポートP3の3つが設けられている。
ラジエータポートP1には、外気との熱交換を通じて冷却水を冷却するラジエータ17が途中に設けられた上記ラジエータ用冷却水経路51が接続されている。また、ヒータポートP2には、冷却水との熱交換によって車室に送風される空気を温めるヒータコア18が途中に設けられた上記ヒータ用冷却水経路52が接続されている。そして、デバイスポートP3には、上記デバイス19が途中に設けられた上記デバイス用冷却水経路53が接続されている。
ラジエータ用冷却水経路51の下流端は、ポンプ13の吸入口に接続されている。従って、ラジエータ用冷却水経路51は、ウォータジャケットWを通過した冷却水が、制御弁16のラジエータポートP1、ラジエータ17を経由してポンプ13に戻る経路になっている。つまりラジエータ用冷却水経路51は、ウォータジャケットWとラジエータ17とを接続してウォータジャケットWとラジエータ17との間で冷却水を循環させる経路になっている。
また、ヒータ用冷却水経路52の下流端は、ラジエータ用冷却水経路51におけるラジエータ17とポンプ13との間の部分に接続されている。従って、ヒータ用冷却水経路52は、ウォータジャケットWを通過した冷却水が、制御弁16のヒータポートP2及びヒータコア18を経由してポンプ13に戻る経路になっている。つまりヒータ用冷却水経路52は、ウォータジャケットWとヒータコア18とを接続してウォータジャケットWとヒータコア18との間で冷却水を循環させる冷却水経路になっている。
そして、デバイス用冷却水経路53の下流端は、ヒータ用冷却水経路52においてヒータコア18よりも下流の部分に接続されている。従って、デバイス用冷却水経路53は、ウォータジャケットWを通過した冷却水が、制御弁16のデバイスポートP3、デバイス19を経由してポンプ13に戻る経路になっている。つまりデバイス用冷却水経路53は、ウォータジャケットWとデバイス19とを接続してウォータジャケットWとデバイス19との間で冷却水を循環させる冷却水経路になっている。
制御弁16には、同制御弁16の入口ポート側と上記ラジエータ用冷却水経路51におけるラジエータ17よりも上流側の部分とを連通させるバイパス経路54が接続されている。このバイパス経路54は、制御弁16の弁体を迂回してヘッド側ウォータジャケット15から流出した冷却水をラジエータ17に送液する経路になっている。
バイパス経路54の途中には、バイパス経路54内の圧力(冷却水の圧力)が所定の開弁圧Pc以上になった場合、あるいはバイパス経路54内の冷却水の温度が所定の開弁温度Tc以上になった場合に開弁するリリーフ弁40が設けられている。なお、こうしたリリーフ弁40を制御弁16に内蔵してもよい。
上記制御弁16の弁体は電動モータによって回動される。そして、制御弁16の弁体の動作位置(以下、弁位相θと記載する)により、弁体の開度が、より詳細には制御弁16が備える上記3つの吐出ポートP1〜P3の開口率が変化する。なお、開口率は、それぞれの吐出ポートP1〜P3における、全開時の開口面積を「100%」としたときの開口面積の比率を表す。
図2に、制御弁16の弁位相θと、ラジエータポートP1、ヒータポートP2、及びデバイスポートP3のそれぞれの開口率との関係を示す。弁位相θは、すべての吐出ポートP1〜P3が全閉になる位置を弁位相が「0°」の位置とし、その位置からのプラス方向、あるいはマイナス方向への弁体の回転角度を表している。なお、ここでのプラス方向とは、図2のグラフ横軸において図中右側に弁位相θが変化する方向への弁体の回転方向を指し、マイナス方向とは、図中左側に弁位相θが変化する方向への弁体の回転方向を指す。
同図2に示すように、各吐出ポートP1〜P3の開口率は、弁体の弁位相θにより変化するように設定されている。なお、「0°」よりもプラス側の弁位相θの範囲は、外気温が低く、車室において暖房が使用される可能性が高いときに主に使用される弁位相θの範囲であって「冬モード使用域」とされている。車室内の暖房要求が有るときには、この「冬モード使用域」が使用される。また、「0°」よりもマイナス側の弁位相θの範囲は、外気温が高く、車室において暖房が使用される可能性が低いときに主に使用される弁位相θの範囲であって「夏モード使用域」とされている。車室内の暖房要求が無いときには、この「夏モード使用域」が使用される。なお、車室内の暖房要求の有無は、例えば外気温に基づき判断されて、外気温が規定値以下の場合には、暖房要求の有りとされる。
弁位相θが「0°」の位置から弁体をプラス方向に回転させると、まずヒータポートP2が開き始め、プラス方向への弁位相θの増加に応じてヒータポートP2の開口率が次第に大きくなる。ヒータポートP2が全開に、すなわちその開口率が「100%」に達すると、次にデバイスポートP3が開き始め、プラス方向への弁位相θの増加に応じてデバイスポートP3の開口率が次第に大きくなる。そして、デバイスポートP3が全開に、すなわちその開口率が「100%」に達すると、ラジエータポートP1が開き始め、プラス方向への弁位相θの増加に応じてラジエータポートP1の開口率が次第に大きくなり、最終的には、ラジエータポートP1が全開に、すなわちその開口率が「100%」に達する。
一方、弁位相θが「0°」の位置から弁体をマイナス方向に回転させると、まずデバイスポートP3が開き始め、マイナス方向への弁位相θの増加に応じてデバイスポートP3の開口率が次第に大きくなる。そして、デバイスポートP3が全開に達する位置、すなわちその開口率が「100%」に達する位置よりも少し手前の位置から、ラジエータポートP1が開き始め、マイナス方向への弁位相θの増加に応じてラジエータポートP1の開口率が次第に大きくなり、最終的には、ラジエータポートP1が全開に、すなわちその開口率が「100%」に達する。
なお、弁位相θが「0°」の位置よりもマイナス側になる領域では、ヒータポートP2は常に全閉となっている。
内燃機関10、制御弁16、無段変速機300などを制御する制御装置200は、内燃機関10の運転制御、冷却制御、変速制御に関する各種演算を行う中央演算処理装置や、制御用のプログラムやデータが記憶されたメモリなどを備えるコンピュータユニットとして構成されている。
制御装置200には、内燃機関10や車両1の運転状態に関する各種情報、例えば機関回転速度NEを検出するためのクランク角センサ210の信号や、アクセルペダルの操作量であるアクセル操作量ACCPを検出するアクセルセンサ220の信号や、車両1の車速SPを検出する車速センサ230の信号などが入力されている。また、制御装置200には、ウォータジャケットWで受熱した冷却水の温度である冷却水温THWを検出する水温センサ240の信号や、制御弁16の実際の弁位相θを検出するポジションセンサ250の検出信号も入力されている。なお、本実施形態では、ウォータジャケットWで受熱した冷却水の温度として、ヘッド側ウォータジャケット15から流出する直前の冷却水の温度を検出するようにしているが、他の部位の温度を検出してもよい。
制御装置200は、冷却水の温度を機関運転状態に応じた適切な温度にするための水温制御として、制御弁16の弁位相θが目標位相θpと一致するように弁体の電動モータに印加する電圧のデューティ比をフィードバック調整する。そして、目標位相θpを以下のようにして設定する。
まず、車両のイグニッションスイッチがオフされると、弁位相θの目標値である目標位相θpは、吐出ポートP1〜P3のすべてが閉じられる弁位相θである「0°」に設定される。従って、イグニッションスイッチがオンにされたときには、制御弁16の弁体が弁位相θ=「0°」となる位置に位置している。
制御装置200は、冷却水温THWが規定の水停止解除温度Tα未満の場合、目標位相θpを「0°」に保持している。水停止解除温度Tαは、内燃機関10の暖機(冷却水の暖機)が完了したと判定する冷却水温THWである暖機完了温度Tβよりも低い温度に設定されている。このときには、吐出ポートP1〜P3がすべて閉じられるため、各冷却水経路での冷却水の流れが制御弁16で堰き止められる。そして、これにより、ウォータジャケットWに冷却水を留めて同冷却水の昇温を促すことで、内燃機関10の暖機を促進する。
また、制御装置200は、冷却水温THWが水停止解除温度Tα以上、且つ暖機完了温度Tβ未満の場合、暖房要求の有無と、冷却水温THWとに基づき、目標位相θpを設定する。
上記のように冷却水温THWが水停止解除温度Tα未満の場合、目標位相θpは「0°」に保持される。そして、暖房要求が有る場合の目標位相θpは、水停止解除温度Tαを超えて冷却水温THWが上昇するにつれ、「0°」からプラス方向に大きくされていき、冷却水温THWが暖機完了温度Tβとなったときには、冬モード使用域におけるラジエータポートP1が開く直前の位置に達するように設定される。一方、暖房要求が無い場合の目標位相θpは、水停止解除温度Tαを超えて冷却水温THWが上昇するにつれ、「0°」からマイナス方向に大きくされていき、冷却水温THWが暖機完了温度Tβとなったときには、夏モード使用域におけるラジエータポートP1が開く直前の位置に達するように設定される。
冬モード使用域あるいは夏モード使用域においてラジエータポートP1が開く直前の位置に達するように目標位相θpが設定されると、制御弁16ではヒータポートP2及びデバイスポートP3の少なくとも一方が開かれて、冷却水を搬送媒体としたヒータコア18やデバイス19への内燃機関10の熱供給が開始される。また、ウォータジャケットWにも冷却水が流れ始め、その流量は、冷却水温THWの上昇に応じて増大するようになる。ただし、このときのラジエータポートP1は閉じられており、ラジエータ17で冷却水が冷却されないようになっている。
さらに、制御装置200は、冷却水温THWが暖機完了温度Tβ以上の場合、冷却水温THWを、内燃機関10の運転状態に応じて設定された目標水温THWpにするために、目標位相θpを冷却水温THWに応じてフィードバック調整する。すなわち、冷却水温THWが目標水温THWpよりも低い場合には、ラジエータポートP1の開口率が減少するように目標位相θpを調整し、冷却水温THWが目標水温THWpよりも高い場合には、ラジエータポートP1の開口率が増大するように目標位相θpを調整する。
また、制御装置200は、無段変速機300の変速制御として、アクセル操作量ACCP及び車速SP等に基づいた通常用ギア比Gnを算出し、この通常用ギア比Gnを目標ギア比Gpに設定する。そして、制御装置200は、無段変速機300のギア比が目標ギア比Gpとなるように無段変速機300の変速を実施する。
ところで、制御弁16の弁体が開度の小さい状態(全閉状態を含む)で固着してしまうと、冷却水循環経路100における冷却水の循環量が過剰に少なくなって、オーバーヒート等の熱害が生じるおそれがある。
こうした不具合の発生を抑えるために、制御装置200は、以下に説明する温度上昇抑制制御を実行する。
図3に、温度上昇抑制制御の処理手順を示す。なお、この処理手順は、制御装置200によって所定周期毎に繰り返し実行される。
本処理が開始されると、制御装置200は、実行中フラグFが「0」であるか否かを判定する(S100)。この実行中フラグFは、後述の回転速度上昇処理が実施されているときには「1」に設定される一方、回転速度上昇処理が実施されていないときには「0」に設定される。なお、実行中フラグFの初期値は「0」に設定されている。
実行中フラグFが「0」であるときには(S100:YES)、制御装置200は、現在の弁位相θの絶対値θAが閾値α以下であるか否かを判定する(S110)。
このステップS100は、制御弁16の弁体の開度が予め定められた閾値α以下の状態になっているか否かを制御装置200が判定する処理となっている。そして、上記閾値αには、現在の弁位相θの絶対値θAが閾値α以下になっていることに基づき、現在の制御弁16の弁体の開度は、冷却水循環経路100における冷却水の循環量が過剰に少なくなることで上述した熱害の発生が懸念される程度に小さくなっていることを的確に判定できる値が設定されている。
そして、現在の弁位相θの絶対値θAが閾値α以下であるときには(S110:YES)、制御装置200は、制御弁16の弁体に固着異常が有るか否かを判定する(S120)。こうした弁体の固着異常の判定は適宜行うことができる。例えば、弁位相θと目標位相θpとの乖離が所定値以上となっている状態が予め定めた時間以上に継続した場合に、弁体の固着異常有りと判定することができる。
そして、制御弁16の弁体に固着異常が有るときには(S120:YES)、制御装置200は、現在の冷却水温THWが温度判定値T1以上であるか否かを判定する(S130)。温度判定値T1は、リリーフ弁40の上記開弁温度Tcよりも低い温度であって、冷却水温THWが温度判定値T1以上になっていることに基づき、現在の冷却水温THWは冷却水の沸騰が懸念される程度にまで高くなっていることを的確に判定できる値が設定されている。
そして、冷却水温THWが温度判定値T1以上であるときには(S130:YES)、制御装置200は、現在のアクセル操作量ACCPが閾値β以上であるか否かを判定する(S140)。閾値βは、アクセル操作量ACCPが閾値β以上になっていることに基づき、内燃機関10の機関負荷の状態が、冷却水の温度上昇を助長する程度に内燃機関10から熱が発生する負荷状態になっていることを的確に判定できる値が設定されている。なお、本実施形態では、減速時の燃料カットを実行する条件として設定されているアクセル操作量ACCP(例えば「0」など)よりも若干大きい値を閾値βとして設定しているが、他の値を設定してもよい。また、本処理では、機関負荷の指標値としてアクセル操作量ACCPを用いているが、他の値、例えば吸入空気量などから機関負荷を求め、その求められた機関負荷を上記閾値βに相当する機関負荷と比較してもよい。
アクセル操作量ACCPが閾値β以上であるときには(S140:YES)、制御装置200は、機関回転速度を上昇させる回転速度上昇処理として、ステップS150及びステップS160の各処理を実行する。
まず、ステップS150では、制御装置200は、開弁用ギア比Gkを算出する(S150)。この開弁用ギア比Gkは、以下に説明する値である。
図3に、機関回転速度とバイパス経路54内の圧力(=リリーフ弁40に作用する圧力)との関係を示す。
冷却水循環経路100の途中に設けられたポンプ13は、内燃機関10の出力軸の回転に連動するポンプとなっている。そのため、図3に示すように、機関回転速度の上昇に伴ってポンプ13の吐出流量は増大していき、そうした吐出流量の増大に伴ってバイパス経路54内の圧力(冷却水の圧力)は徐々に高くなっていく。そして、機関回転速度がある程度高くなると、バイパス経路54内の圧力は、リリーフ弁40の上記開弁圧Pcに達するようになり、その後も機関回転速度の上昇に伴ってバイパス経路54内の圧力は増大していく。
このように、バイパス経路54内の圧力が開弁圧Pc以上になる回転速度域Rにまで機関回転速度を上昇させることによりリリーフ弁40は開弁する。ただし、リリーフ弁40を開弁させるために機関回転速度を上げすぎると内燃機関10の温度が上がりすぎて熱害が発生するおそれがある。そのため、本実施形態では、回転速度域Rにおいて最も低い機関回転速度を開弁回転速度NEkとしたときに、この開弁回転速度NEkまで機関回転速度を上昇させる。
そして、こうした機関回転速度の上昇に伴う車速変化を抑制するために、本実施形態の回転速度上昇処理では、無段変速機300のギア比が上記通常用ギア比Gnよりも大きくなるように当該無段変速機300を変速させる。すなわち、ステップS150では、現状の車速を維持しつつ機関回転速度を開弁回転速度NEkにまで上昇させるために必要なギア比である開弁用ギア比Gkを次式(1)に基づいて算出する。

Gk=(NEk/NE)×Gn …(1)
Gk:開弁用ギア比
NEk:開弁回転速度
NE:現在の機関回転速度
Gn:現在設定されている通常用ギア比

開弁用ギア比Gkを算出すると、制御装置200は、現在設定されている通常用ギア比Gnから開弁用ギア比Gkに目標ギア比Gpを変更して変速を実施する(S160)。
こうして無段変速機300のギア比が開弁用ギア比Gkとなるように変速を実施すると、制御装置200は、実行中フラグFを「1」に設定して(S170)、本処理を一旦終了する。
上記ステップS100にて、実行中フラグFが「0」ではないと判定されるときには(S100:NO)、現在、上記の回転速度上昇処理が実行されており、機関回転速度は開弁回転速度NEkまで上昇している状態になっている。そして、ステップS100にて否定判定されるときには、制御装置200は、現在の冷却水温THWが温度判定値T2以下であるか否かを判定する(S180)。温度判定値T2は、上記温度判定値T1よりも低い温度であって、例えば上記回転速度上昇処理の実行による冷却水温の過剰な低下を抑えるうえで適切な値が設定されている。
冷却水温THWが温度判定値T2以下であるときには、制御装置200は、現在設定されている開弁用ギア比Gkから通常用ギア比Gnに目標ギア比Gpを変更して、無段変速機300の変速を実施する(S200)。このステップS200の処理が実施されると、機関回転速度を開弁回転速度NEkにまで上昇させる回転速度上昇処理が終了する。
そして、無段変速機300のギア比が通常用ギア比Gnとなるように変速を実施すると、制御装置200は、実行中フラグFを「0」に設定して(S210)、本処理を一旦終了する。
上記ステップS180にて、冷却水温THWが温度判定値T2以下ではないと判定されるときには(S180:NO)、制御装置200は、現在のアクセル操作量ACCPが上記閾値β未満であるか否かを判定する(S190)。そして、アクセル操作量ACCPが閾値β未満であるときには(S190:YES)、制御装置200は、上述したステップS200及びステップS210の各処理を実行して、本処理を一旦終了する。
他方、上記ステップS110、上記ステップS120、上記ステップS130、上記ステップS140、及び上記ステップS190のいずれかにて否定判定される場合には、制御装置200は、本処理を一旦終了する。
図5を参照して、上述した温度上昇抑制制御の実施による作用を説明する。
時刻t1において、弁位相θの絶対値θAが閾値α以下の状態で制御弁16の弁体に固着異常が発生し、時刻t2において冷却水温THWが温度判定値T1に達した時点でアクセル操作量ACCPが閾値β以上になっていると、上記回転速度上昇処理が開始される。この回転速度上昇処理では、無段変速機300のギア比が通常用ギア比Gnから開弁用ギア比Gkに変更される。このようにしてギア比が通常用ギア比Gnから開弁用ギア比Gkに変更されると、車速が変化することなく、機関回転速度は開弁回転速度NEkにまで上昇する。機関回転速度が開弁回転速度NEkまで上昇すると、ポンプ13の吐出流量が増大してバイパス経路54内の圧力(冷却水の圧力)が開弁圧Pcに達するようになり、リリーフ弁40が開弁する。こうしたリリーフ弁40の開弁により、バイパス経路54を流れる冷却水の流量であるバイパス流量が増大する。
バイパス流量が増大すると、ラジエータ17を通過する冷却水の量が増えるため、時刻t2以降、冷却水温THWは低下していき、冷却水の過剰な温度上昇が抑えられる。
その後、時刻t3において冷却水温THWが温度判定値T2にまで低下すると、無段変速機300のギア比は開弁用ギア比Gkから通常用ギア比Gnに変更されることにより回転速度上昇処理は終了される。このようにしてギア比が開弁用ギア比Gkから通常用ギア比Gnに変更されると、車速が変化することなく、機関回転速度は開弁回転速度NEkから低下する。機関回転速度が低下すると、ポンプ13の吐出流量が減少してバイパス経路54内の圧力(冷却水の圧力)が開弁圧Pcよりも低下するようになり、リリーフ弁40が閉弁する。こうしたリリーフ弁40の閉弁によりバイパス流量は減少していく。
バイパス流量が減少すると、ラジエータ17を通過する冷却水の量が減るため、時刻t3以降、冷却水温THWは再び上昇していき、時刻t4において冷却水温THWが温度判定値T1に達すると、再び上述した回転速度上昇処理が開始されることにより、時刻t4以降、冷却水温THWは低下していく。
また、時刻t4以降の回転速度上昇処理の実行中に、アクセル操作量ACCPが閾値βよりも小さくなると(時刻t5)、回転速度上昇処理は終了される。この時刻t5以降においてアクセル操作量ACCPが閾値βよりも小さい状態が継続している間は、冷却水の温度上昇を助長するほど内燃機関10からは熱が発生しないため、回転速度上昇処理を実行しなくても、冷却水温THWの上昇は抑えられる。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)制御弁16の弁体の開度(弁位相θ)が予め定められた所定値(閾値α)以下の状態、つまり冷却水循環経路100における冷却水の循環量が過剰に少なくなっていると判定できる状態で弁体が固着しており、且つ冷却水温THWが予め定められた判定温度(温度判定値T1)以上であって冷却水の温度が過剰に高いと判定できる状態のとき、つまりこのままではオーバーヒート等の熱害発生が懸念されるときには、バイパス経路54内の圧力がリリーフ弁40の開弁圧Pc以上になる回転速度域Rにまで機関回転速度を上昇させる回転速度上昇処理を実行するようにしている。このようにして機関回転速度を上昇させると、バイパス経路54のリリーフ弁40が開弁することにより、バイパス経路54を通過した冷却水がラジエータ17で冷やされるようになるため、オーバーヒート等の熱害発生が抑えられるようになる。
(2)また、バイパス経路54のリリーフ弁40を開弁させるためのポンプ13の吐出流量の増大が機関回転速度の上昇によって行われるため、従来のように電動式のウォータポンプにおいて吐出流量を増大させる場合と比較して、冷却水循環経路100に設けられた制御弁16の弁体が固着したときの電力消費量の増大を抑えることができるようになる。
(3)回転速度上昇処理による機関回転速度の変更は、無段変速機300のギア比を変更することによって行われるため、機関回転速度の変化に伴う車速の変化が抑えられるようになる。そのため、例えば機関回転速度の変化に伴う車速変化によるドライバビリティの悪化などを抑えることができる。
(4)回転速度上昇処理は、アクセル操作量ACCPが閾値β以上のときに実行される処理であり、アクセル操作量ACCPが閾値β未満であって冷却水の温度上昇を助長するほど内燃機関10からは熱が発生しない状況のときには、回転速度上昇処理は実行されない。そのため、不要な回転速度上昇処理の実行を抑えることができる。
(5)回転速度上昇処理では、機関回転速度を上記開弁回転速度NEkにまで上昇させるのであるが、この開弁回転速度NEkは、上記回転速度域Rにおいて最も低い機関回転速度になっている。そのため、回転速度上昇処理の実行による機関回転速度の上昇によって内燃機関10の温度が上がることを極力抑えることができるようになり、内燃機関10における熱害の発生を抑えることができる。
(6)上記ポンプ13が、電動式のウォータポンプである場合には、ポンプ部を駆動するモータやモータを駆動する駆動回路などが必要なために冷却装置の構造が複雑になる。また、内燃機関10の出力軸に連動して回転するポンプ13とは異なり、電動式のウォータポンプでは、モータの回転を制御しなければならないため、冷却装置の制御も複雑になる。この点、本実施形態ではポンプ13が、内燃機関10の出力軸に連動して回転するポンプであるため、電動式のウォータポンプである場合と比較して、冷却装置の構造や制御が複雑化することを抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
・アクセル操作量ACCPを閾値βと比較するようにしたが、こうした処理を省略してもよい。例えば、先の図3に示したステップS140の処理を省略して、ステップS130で肯定判定されるときにはステップS150の処理を実行するとともに、ステップS190の処理を省略して、ステップS180で否定判定されるときには先の図3に示した一連の処理を一旦終了させるようにしてもよい。
・上述した回転速度上昇処理では、回転速度域Rにおいて最も低い機関回転速度である上記開弁回転速度NEkにまで機関回転速度を上昇させるようにした。この他、内燃機関10における熱害の発生を抑えることができるのであれば、回転速度上昇処理を実行することによって機関回転速度を、回転速度域Rにおいて上記開弁回転速度NEkよりも高い回転速度にまで上昇させるようにしてもよい。
・上述した回転速度上昇処理では、変速機のギア比を変更することによって機関回転速度を上昇させるようにしたが、他の方法で機関回転速度を上昇させてもよい。例えば、吸入空気量や燃料噴射量を増やしたり、燃料の噴射時期を変更するなど、ギア比変更以外の周知の方法で機関回転速度を上昇させてもよい。
・上記実施形態の変速機は無段変速機であったが、多段変速機でもよい。この多段変速機を備える場合には、回転速度上昇処理の実行に際して、上記式(1)で算出された開弁用ギア比Gk以上のギア比となる変速段に変速することにより、機関回転速度を少なくとも開弁回転速度NEk以上の回転速度にまで上昇させることができる。
・ラジエータ用冷却水経路51、ヒータ用冷却水経路52、及びデバイス用冷却水経路53の流量調整を1つの制御弁16で行うようにした。この他、冷却水経路の流量調整を実施する制御弁を、ラジエータ用冷却水経路51、ヒータ用冷却水経路52、及びデバイス用冷却水経路53のそれぞれに設けるようにしてもよい。
・ヒータコア18やヒータ用冷却水経路52を省略してもよい。
・デバイス19やデバイス用冷却水経路53を省略してもよい。
1…車両、10…内燃機関、11…シリンダブロック、12…シリンダヘッド、13…ポンプ、14…ブロック側ウォータジャケット、15…ヘッド側ウォータジャケット、16…制御弁、17…ラジエータ、18…ヒータコア、19…デバイス、40…リリーフ弁、51…ラジエータ用冷却水経路、52…ヒータ用冷却水経路、53…デバイス用冷却水経路、54…バイパス経路、100…冷却水循環経路、200…制御装置、210…クランク角センサ、220…アクセルセンサ、230…車速センサ、240…水温センサ、250…ポジションセンサ、300…無段変速機、P1…ラジエータポート、P2…ヒータポート、P3…デバイスポート、W…ウォータジャケット。

Claims (1)

  1. 内燃機関のウォータジャケット及びラジエータの間で冷却水を循環させる経路を含む冷却水循環経路と、前記冷却水循環経路の途中に設けられて前記内燃機関の出力軸の回転に連動するポンプと、前記冷却水循環経路の途中に設けられて開度が大きくなるほど前記冷却水循環経路内を流れる冷却水の流量が多くなる弁体を有した制御弁と、前記制御弁の弁体を迂回して前記ウォータジャケットから流出した冷却水を前記ラジエータに送液するバイパス経路と、前記バイパス経路の途中に設けられて同バイパス経路内の圧力が所定の開弁圧以上になると開弁するリリーフ弁と、を有する冷却装置を備える内燃機関の制御装置であって、
    前記弁体の開度が予め定められた所定値以下の状態で前記弁体が固着していること且つ前記冷却水の温度が予め定められた判定温度以上であることを含む実行条件が満たされるときには、前記バイパス経路内の圧力が前記開弁圧以上になる回転速度域にまで機関回転速度を上昇させる回転速度上昇処理を実行する
    内燃機関の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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