JP2019026135A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車軸回転数とモータ回転数とを同期させる際の時間的なロスの発生と無駄な電力消費を抑制することができる車両制御装置を提供する。【解決手段】内燃機関12と、内燃機関12の駆動力をアシストするとともに、回生電力を回収することが可能なモータ13と、モータ13に電力を供給するバッテリ14と、モータ13と車軸との間に設けられ、モータ13と車軸との間の駆動力を伝達可能な結合状態、または、伝達不可能な遮断状態のいずれかの状態に切り替えるクラッチ15と、ドライバの加減速操作による加減速操作量を検出する操作量検出部16と、操作量検出部16によって検出した加減速操作量に基づいて、その加減速操作の完了前に、前記加減速操作の後に続くドライバの加減速意思を予測して、その加減速意思に対応してモータ13またはクラッチ15の少なくとも一方に動作制御指示を発する制御部17と、を備えた車両制御装置を構成する。【選択図】図1

Description

この発明は、ハイブリッド車の車両制御装置に関する。
ハイブリッド車においては、内燃機関の駆動をアシストする一方で、制動時に回生電力を回収するためのモータが設けられている。このモータと車軸との間には、クラッチが設けられている。このクラッチによって、モータと車軸との間の駆動力を伝達または遮断することができる。モータで駆動アシストや回生制御を行なわないときは、クラッチを切り離して、モータを停止させておくことができる。このようにすると、モータにおける無駄な電力消費や引きずりを抑制することができる。
モータの停止状態から駆動アシストや回生制御を行なう場合、動作ショックを抑制するために、車軸とモータの回転数を合わせた上でクラッチが接続される。このとき、モータの回転数を停止状態から所定回転数まで上昇させるには所定の時間を要し、クラッチを接続するまでに時間的なロスが生じる問題がある。
この時間的なロスを抑制するために、例えば、特許文献1〜3に示す構成が提案されている。
特許文献1に係る車両の駆動制御装置は、主駆動輪を主駆動源で駆動し、従駆動輪をモータで駆動可能とし、モータから従駆動輪へのトルク伝達経路の途中にクラッチを配置した構成を採用している。2輪駆動走行中に4輪駆動条件となる可能性が高い状態になったと予測すると、クラッチの開放中に、このクラッチの従駆動輪側の回転数に当該クラッチのモータ側の回転数が同期するように、モータを駆動する。このようにすると、4輪駆動条件を満足する前に、クラッチの従駆動輪側の回転数に当該クラッチのモータ側の回転数を同期させることができる。このため、2輪駆動走行から4輪駆動走行への応答性を向上することができる(特許文献1の段落0005〜0006、図10など参照)。
特許文献2に係る車両制御装置は、エンジンと駆動輪との動力の伝達経路に接続された第一係合要素と、回転機に接続された第二係合要素との間に両要素を任意に係合または開放させるクラッチを備えた構成を採用している。アイドリングモードにおいては、クラッチを開放し、かつ第二係合要素の回転数が第一係合要素の回転数よりも低い状態で前記回転機を回転させて待機する状態としている。このようにすると、加速要求に対する加速応答性の低下を抑制することができる(特許文献2の段落0006、0094など参照)。
特許文献3に係る車両の制御装置は、発電機能を有する電動機が係合機構を介して車輪に結合され、車輪から入力されるトルクによって電動機を駆動して回生を行う構成を採用している。この構成によると、車両の減速時に、開放されている係合機構の回転数が電動機の上限回転数を越えている場合は、電動機の回転数が上限回転数に維持されるように駆動され、係合機構の回転数が次第に低下し、電動機の上限回転数に同期した時点で、係合機構が係合されて電動機による回生が行なわれる。このため、車両の減速時に係合機構が係合される際のショックを防止することができるとともに、その係合が速やかに行われ、電動機の回生エネルギーを増大させることができる(特許文献3の段落0009、0014、図3など参照)。
特開2010−159020号公報 特開2015−131513号公報 特許第4432619号公報
モータ(回転機、電動機)による駆動アシストまたは回生制御の実施・不実施は、ドライバの運転操作と密接に関係している。例えば、駆動アシストは、ドライバがアクセルペダルを所定量以上踏み込んだときに行なわれ、回生制御は、ドライバがアクセルペダルから足を離したとき(あるいは、さらにブレーキペダルを踏み込んだとき)に行なわれるのが一般的である。
ところが、特許文献1〜3に係る各構成においては、ドライバの運転操作(アクセルペダル、ブレーキペダルの操作)と関係なくモータ(回転機、電動機)が回転駆動されるため、ドライバの運転操作によっては、モータによる駆動アシストまたは回生制御が行なわれず、モータを予め駆動させておくために使用した電力が、全くの無駄になることがある。
そこで、この発明は、車軸回転数とモータ回転数とを同期させる際に、同期に要する時間的なロスの発生と無駄な電力消費を抑制することを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明においては、内燃機関と、前記内燃機関の駆動力をアシストするとともに、回生電力を回収することが可能なモータと、前記モータに電力を供給するバッテリと、前記モータと車軸との間に設けられ、前記モータと前記車軸との間の駆動力を伝達可能な結合状態、または、伝達不可能な遮断状態のいずれかの状態に切り替えるクラッチと、ドライバの加減速操作による加減速操作量を検出する操作量検出部と、前記操作量検出部によって検出した加減速操作量に基づいて、その加減速操作の完了前に、前記加減速操作の後に続くドライバの加減速意思を予測して、その加減速意思に対応して前記モータまたは前記クラッチの少なくとも一方に動作制御指示を発する制御部と、を備えた車両制御装置を構成した。
前記構成においては、前記操作量検出部が、アクセル開度を検出するアクセル開度検出部を有し、このアクセル開度検出部で検出したアクセル開度が、所定のアクセル開度判定値以下となったとき、または、アクセル開度の減少率が所定のアクセル開度減少率以下となったときの少なくとも一方の条件を満たした場合に、前記制御部が、ドライバは減速意思を有していると予測して、前記モータに対し所定回転数で回転する動作制御指示を発して、前記モータによる回生動作に備えるようにした構成とすることができる。
前記アクセル開度検出部を有する構成においては、前記動作制御指示を発してから、所定時間を経過してもドライバによるアクセル操作が継続しているときに、前記制御部が、前記減速意思がないものと判断して前記モータを停止させる構成とすることができる。
前記各構成においては、前記操作量検出部が、ブレーキストローク量を検出するブレーキストローク量検出部を有し、このブレーキストローク量検出部で検出したブレーキストローク量が、所定のブレーキストローク量以下となったとき、または、ブレーキストローク量の減少率が所定のブレーキストローク量減少率以下となったときに、ドライバは加速意思を有していると予測して、前記モータに対し所定回転数で回転する動作制御指示を発して、前記モータによるアシスト動作に備えるようにした構成とすることができる。
前記ブレーキストローク量検出部を有する構成においては、前記バッテリの充電量を検出する充電量検出部をさらに備え、車両の停止状態において、前記制御部が、前記充電量検出部で検出した前記充電量が所定値よりも高いときに、前記クラッチの結合状態を維持するとともに、前記モータを停止する動作制御指示を発する一方で、前記充電量が前記所定値以下のときに、前記クラッチを開放状態とするとともに、前記モータを停止する動作制御指示を発する構成とすることができる。
前記充電量検出部を有する構成においては、車両の非停止状態、かつ、前記充電量検出部で検出した前記充電量が前記所定値よりも高いときであって、前記動作制御指示を発してから、所定時間を経過してもドライバによる所定量以上のアクセル操作が行なわれないときに、前記制御部が、前記加速意思がないものと判断して、前記クラッチを開放するとともに、前記所定回転数での前記モータの回転を維持する構成とすることができる。
前記各構成においては、前記制御部が、前記モータに対して、車速が大きくなるほど前記所定回転数を大きくする動作制御信号を発する構成とすることができる。
この発明では、駆動アシストまたは回生に係るモータの動作制御を、操作量検出部で検出したドライバの加減速操作量に基づいて、その加減速操作の完了前に、この加減速操作の後に続くドライバの加減速意思を予測して行うようにした。このため、車軸回転数とモータ回転数の同期をスムーズに行うことができ、時間的なロスの発生を抑制するとともに、無駄な電力消費を抑制することができる。
この発明に係る車両制御装置が搭載された車両の一例(4輪駆動車)を示す模式図 図1に示す車両の他例(2輪駆動車)を示す模式図 主モータの回転数制御の一例を示す図であって、(a)は主モータを停止させる制御、(b)は主モータをアイドリング回転させる制御 図1に係る車両制御装置において、主モータの回生時に適用される回転数制御の一例を示す図 図1に係る車両制御装置において、ブレーキ動作の後に、駆動アシスト要求があったときに適用される回転数制御の一例を示す図 主モータの回生時に適用される回転数制御の制御フローを示すフローチャート 主モータの回生時から駆動アシスト時にかけて適用される回転数制御の制御フローを示すフローチャート
この発明に係る車両制御装置が搭載された車両10の一例を図1に示す。この車両10は、前輪11aを内燃機関12(以下においては、内燃機関12のことをエンジンと称し、内燃機関12と同じ符号を付する。)による駆動力で駆動し、後輪11bをモータ13(以下においては、このモータ13を主モータと称し、モータ13と同じ符号を付する。)のアシスト力で駆動可能な、4輪駆動のマイルドハイブリッド車である。この車両10に搭載された車両制御装置は、エンジン12、主モータ13、バッテリ14、クラッチ15(以下においては、このクラッチ15を主クラッチと称し、クラッチ15と同じ符号を付する。)、操作量検出部16、および、制御部17を主要な構成要素としている。
エンジン12は、車輪(この実施形態では前輪11a)に駆動力を与える主駆動源である。
エンジン12の駆動力は、トルクコンバータ18、連続可変トランスミッション19、副クラッチ20、および、前輪側ディファレンシャル21を介して、前輪11aを駆動する前輪側車軸22に伝達される。トルクコンバータ18は、エンジン12の駆動力を連続可変トランスミッション19に伝達する機能を有する。副クラッチ20は、エンジン12と前輪側ディファレンシャル21との間の駆動力を伝達可能な結合状態、または、伝達不可能な遮断状態のいずれかの状態に切り替える機能を有している。前輪側ディファレンシャル21は、左右前輪11a、11aの回転抵抗に対応して、エンジン12からの駆動力を左右前輪11a、11aに振り分ける機能を有している。
エンジン12には、副モータ23が併設されている。この副モータ23は、ベルト24によってエンジン12のクランクシャフト25に直結されており(図1参照)、主にエンジン12の始動に利用される一方で、副クラッチ20を結合状態とすることで、制動時に回生電力を回収することもできる。副モータ23は、エンジン12の作動中は、クランクシャフト25によって連れ回される。
主モータ13は、後輪11bを駆動する後輪側車軸26に併設されている。この主モータ13で、力行時にエンジン12による駆動力をアシストする一方で、制動時に回生電力を回収することができる。力行時における主モータ13の駆動アシスト力は、主クラッチ15および後輪側ディファレンシャル27を介して、後輪11bを駆動する後輪側車軸26に伝達される。主クラッチ15は、主モータ13と後輪側ディファレンシャル27との間の駆動力を伝達可能な結合状態、または、伝達不可能な遮断状態のいずれかの状態に切り替える機能を有している。
主クラッチ15を結合状態とすると、力行時に主モータ13から後輪11bに駆動アシスト力が伝達される一方で、制動時に後輪11bの回転力が主モータ13に伝達されて、この主モータ13によって回生電力が回収される。主クラッチ15を遮断状態とすると、主モータ13と後輪11bが切り離された状態となるため、制動時において主モータ13によって回生電力を回収することはできない。
バッテリ14は、主モータ13に電力を供給するとともに、主モータ13で回収した回生電力を充電しておく機能を有する。このバッテリ14には、バッテリ14の充電量を検出する充電量検出部28が併設されている。
操作量検出部16は、ドライバのアクセルペダル29の操作に伴うアクセル開度を検出するアクセル開度検出部16aと、ブレーキペダル30の操作に伴うブレーキストローク量を検出するブレーキストローク量検出部16bを有する。
制御部17は、操作量検出部16(アクセル開度検出部16a、ブレーキストローク量検出部16b)によって検出したドライバの加減速操作量(アクセル開度、ブレーキストローク量)に基づいて、その加減速操作の完了前に、この加減速操作の後に続くドライバの加減速意思を予測して、その加減速意思に対応して主モータ13または主クラッチ15の少なくとも一方に動作制御指示を発する機能を有する。
例えば、ドライバがアクセルペダル29の踏力を緩めることにより、アクセル開度が所定アクセル開度a以下となったとき、または、アクセル開度の減少率が所定のアクセル開度減少率判定値以下となったときは(後述する図4、図6参照)、ドライバは減速意思を有していると予測できる。そこで、そのようなアクセル操作がなされた場合は、主クラッチ15を遮断状態とするとともに、主モータ13に対し、後輪側車軸26の回転数に対応する所定回転数で回転する動作制御指示を発して、主モータ13による回生動作に備えるようにする。
その一方で、ドライバがブレーキペダル30の踏力を緩めることにより、ブレーキストローク量が所定ストローク量b以下となったとき(後述する図5参照)、または、ブレーキストローク量の減少率が所定減少率以下となったときは、ドライバは加速意思を有していると予測できる。そこで、そのようなブレーキ操作がなされた場合は、主クラッチ15を結合状態とするとともに、主モータ13に対し、後輪側車軸26の回転数(回転数=0(停止)の場合もある)に対応する所定回転数で回転する動作制御指示を発して、主モータ13による駆動アシスト動作に備えるようにする。
制御部17からの動作制御指示は、ドライバの加減速操作の完了前、すなわち、アクセルペダル29やブレーキペダル30の踏力を完全に緩める前ではなく、その踏力を緩める途中段階で発せられる。このようにすることにより、主モータ13の回転が速やかに開始され、主モータ13による駆動アシスト動作および回生動作を時間的なロスを生じることなく、スムーズに開始することができる。
制御部17は、充電量検出部28に接続されている。そして、この充電量検出部28で検出したバッテリ14の充電量に基づいて、主モータ13および主クラッチ15の動作制御を行なうように構成されている。
なお、図1においては、後輪11b側に主モータ13を設けた4輪駆動車について示したが、図2に示すように、前輪11a側に主モータ13を設けた2輪駆動車としてもよい。
主モータ13の回転数制御の一例を図3(a)(b)に示す。本図の横軸は時間、縦軸は車軸(ここでは、後輪側車軸26)および主モータ13の回転数を示す。図3(a)は駆動アシスト動作および回生動作の前に主モータ13を停止させる場合、(b)は駆動アシスト動作および回生動作に先立って主モータ13をアイドリング回転させる場合である。なお、図3においては、説明の簡便化のために、車軸と主モータ13間のギア比を1としている。
図3(a)に示す回転数制御においては、駆動アシスト動作または回生動作を行なわないときは、主モータ13は停止状態とされる。tにおいて、主モータ13への駆動アシスト要求があった段階で、停止中の主モータ13を始動させて、その回転数を車軸の回転数に合わせにいく(丸数字1)。そして、tにおいて、主モータ13の回転数と車軸の回転数の回転数差が許容範囲内(主クラッチ15によって主モータ13と車軸を結合したときに結合ショックが生じない程度の回転数差となった状態。以下においても同じ。)となったときに、主クラッチ15を結合して、主モータ13による駆動アシスト動作を行う(丸数字2)。tにおいて、駆動アシスト要求の終了に伴い、主クラッチ15を開放して、主モータ13を停止させる(丸数字3)。
さらに、tにおいて、主モータ13への回生要求があった段階で、停止中の主モータ13を始動させてその回転数を車軸の回転数に合わせにいく(丸数字4)。そして、tにおいて、主モータ13の回転数と車軸の回転数の回転数差が許容範囲内となったときに、主クラッチ15を結合して、主モータ13による回生動作を行う(丸数字5)。
図3(a)に示した回転数制御においては、駆動アシスト要求または回生要求があるまでは、主モータ13は停止状態となっているため、その間は、主モータ13における無駄な電力消費や引きずりを防止することができるメリットがある。その一方で、駆動アシスト要求および回生要求に対して、主モータ13の回転数を車軸の回転数に合わせて、主クラッチ15を結合するまである程度の時間を要するため(図3(a)中の丸数字1、4参照)、駆動アシストや回生電力の回収が遅延するデメリットがある。
これに対し、図3(b)に示す回転数制御においては、駆動アシスト動作または回生動作を行なわないときでも、主モータ13は所定回転数のアイドリング状態とされる。この所定回転数は、バッテリ14の充電状態などの諸状態を勘案して適宜決めることができ、バッテリ14の充電状態が良好なとき(例えば、充電率が90%以上のとき)は、車軸の回転数に近い回転数を維持する一方で、バッテリ14の充電状態が低下しているとき(例えば、充電率が60%程度のとき)は、主モータ13の回転数を車軸の回転数の半分程度とすることができる。
11において、主モータ13への駆動アシスト要求があった段階で、アイドリング中の主モータ13の回転数を高めて、その回転数を車軸の回転数に合わせにいく(丸数字1’)。そして、t12において、主モータ13の回転数と車軸の回転数の回転数差が許容範囲内となったときに、主クラッチ15を結合して、主モータ13による駆動アシスト動作を行う(丸数字2’)。t13において、駆動アシスト要求の終了に伴い、主クラッチ15を開放して、主モータ13をアイドリング状態とする(丸数字3’)。
さらに、t14において、主モータ13への回生要求があった段階で、アイドリング中の主モータ13を作動させてその回転数を車軸の回転数に合わせにいく(丸数字4’)。そして、t15において、主モータ13の回転数と車軸の回転数の回転数差が許容範囲内となったときに、主クラッチ15を結合して、主モータ13による回生動作を行う(丸数字5’)。
図3(b)に示した回転数制御においては、駆動アシスト要求または回生要求があるまでは、主モータ13はアイドリング状態となっているため、駆動アシスト要求および回生要求に対して、主モータ13の回転数を速やかに車軸の回転数に合わせることができるメリットがある。その一方で、駆動アシスト要求および回生要求の前から、主クラッチ15を開放した上で主モータ13がアイドリング状態となっているため、その間は、無駄な電力消費を伴うデメリットがある。
例えば、バッテリ14の充電状態が不十分なときは、電力消費量が小さい図3(a)に示す回転数制御を選択し、充電状態が良好なときは、多少電力消費量が大きくてもスムーズに駆動アシストなどを行うことができる図3(b)に示す回転数制御を選択するように制御することもできるが、良好な充電状態の維持と、駆動アシスト・回生のスムーズな開始を両立するためには、さらにきめ細かい回転数制御が望まれる。そこで、本実施形態に係る車両制御装置においては、上記両立を図るべく、例えば、図4、図5に示す回転数制御を採用している。
図4に示す回転数制御は、主モータ13に回生要求があったときに適用される。本図の横軸は時間、縦軸は車軸(ここでは、後輪側車軸26)および主モータ13の回転数、または、アクセル開度を示す。なお、図4においては、図3と同様に、車軸と主モータ13間のギア比を1としている。図4に示す回転数制御においては、制御部17からの回転制御があるまでは、主モータ13は停止状態とされる。t21において、アクセル開度検出部16aで検出したアクセル開度がアクセル開度判定値以下(例えば、アクセル開度がa以下)となった段階で、制御部17からの回転制御によって停止中の主モータ13を始動させて、この主モータ13を、所定回転数のアイドリング状態とする(丸数字11)。
さらに、t22において、主モータ13への回生要求があった段階で、アイドリング中の主モータ13の回転数を高めて、その回転数を車軸の回転数に合わせにいく(丸数字12)。そして、t23において、主モータ13の回転数と車軸の回転数の回転数差が許容範囲内となったときに、主クラッチ15を結合して、主モータ13による回生動作を行う(丸数字12)。
図5に示す回転数制御は、ブレーキ動作の後に、主モータ13に駆動アシスト要求があったときに適用される。本図の横軸は時間、縦軸は車軸(ここでは、後輪側車軸26)および主モータ13の回転数、アクセル開度、または、ブレーキストローク量である。なお、図5においては、図3などと同様に、車軸と主モータ13間のギア比を1としている。図5に示す回転数制御においては、制御部17からの回転制御があるまでは、主モータ13は停止状態とされる。t31において、ブレーキストローク量検出部16bで検出したブレーキストローク量が所定ストローク量以下(例えば、ブレーキストローク量がb以下)となった段階で、制御部17からの回転制御によって停止中の主モータ13を始動させて、この主モータ13を、所定回転数のアイドリング状態とする(丸数字21)。
32において、主モータ13がアイドリング状態となると、駆動アシスト要求があるまでそのアイドリング状態が維持される(丸数字22)。さらに、t33において、ドライバによってアクセルペダル29が踏み込まれて、主モータ13への駆動アシスト要求があった段階で、アイドリング中の主モータ13の回転数を高めて、その回転数を車軸の回転数に合わせにいく(丸数字23)。そして、t34において、主モータ13の回転数と車軸の回転数の回転数差が許容範囲内となったときに、主クラッチ15を結合して、主モータ13によるアシスト動作を行う。
主モータ13の回生時に適用される回転数制御の制御フロー、および、主モータ13の回生時または回生時から駆動アシスト時にかけて適用される回転数制御の制御フローの一例を、図1中の符号を参照しつつ、図6、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
主モータ13の回生時においては、図6に示すように、まず、アクセル開度検出部16aによってアクセル開度Xを検出する(ステップS10)。
次に、アクセル開度Xが所定のアクセル開度判定値a以下、または、アクセル開度の減少率(dX/dt)が所定のアクセル開度減少率判定値b(<0)以下かどうか判断される(ステップS11)。このうち、少なくとも一方の条件を満たしたときは(ステップS11のYES側)、ドライバは減速意思を有していると予測される。このときは、主モータ13を始動させて、所定回転数のアイドリング状態とし(ステップS12)、主モータ13による回生動作に備えるようにする。
その一方で、上記の条件のいずれも満たさないときは(ステップS11のNO側)、ドライバは減速意思を有していないと予測される。このときは、アクセル開度Xの検出を継続する(ステップS10)。
上記条件を満たして、主モータ13をアイドリング状態とした後に、ドライバによってアクセルペダル29が踏み込まれているかどうか判断される(ステップS13)。アクセルペダル29が踏み込まれていないときは(ステップS13のYES側)、ドライバが引き続いて減速意思を有していると予測されるため、主クラッチ15を結合して、回生動作を開始する(ステップS14)。
引き続いて、回生動作が終了したかどうか判断される(ステップS15)。終了していないと判断されたときは(ステップS15のNO側)、この判断を継続する(ステップS15)。回生動作が終了したと判断されたときは(ステップS15のYES側)、主クラッチ15を開放したのちに主モータ13を停止し(ステップS16)、リターン処理によって一連の制御フローを抜ける(ステップS17)。
その一方で、アクセルペダル29が踏み込まれているときは(ステップS13のNO側)、主モータ13のアイドリング状態を維持しつつ、アイドリング開始からの経過時間Tをカウントする。さらに、ドライバによってアクセルペダル29が踏み込まれているかどうか、再度判断される(ステップS19)。アクセルペダル29が踏み込まれていないときは(ステップS19のYES側)、ドライバが引き続いて減速意思を有していると予測されるため、既述の通り、主クラッチ15を結合して、回生動作を開始する(ステップS14)。
その一方で、引き続いてアクセルペダル29が踏み込まれているときは(ステップS19のNO側)、アイドリング開始からの経過時間Tが、所定のアクセルOFF判定時間c以上かどうか判断される(ステップS20)。この経過時間TがアクセルOFF判定時間c以上のときは(ステップS20のYES側)、ドライバは既に減速意思を有しておらず、回生動作に移行する必要がないと考えられるため、主モータ13を停止した上で(ステップS21)、リターン処理によって一連の制御フローを抜ける(ステップS17)。経過時間TがアクセルOFF判定時間cよりも小さいときは(ステップS20のNO側)、ドライバによってアクセルペダル29が踏み込まれているかどうか、再度判断される(ステップS19)。
主モータ13の回生時から駆動アシスト時においては、図7に示すように、まず、主モータ13による回生動作が開始される(ステップS31)。このとき、充電量検出部28によってバッテリ14の充電状態が、アクセル開度検出部16aによってアクセル開度Xが、ブレーキストローク量検出部16bによって、ブレーキストローク量Yがそれぞれ検出される(ステップS32)。
引き続いて、回生動作が終了したかどうか判断される(ステップS33)。終了していないと判断されたときは(ステップS33のNO側)、この判断を継続する(ステップS33)。回生動作が終了したと判断されたときは(ステップS33のYES側)、ブレーキストローク量Yが停車判定用ブレーキストローク量bよりも大きいかどうか判断される(ステップS34)。
ブレーキストローク量Yが、停車判定用ブレーキストローク量bよりも大きいときは(ステップS34のYES側)、ドライバのブレーキペダル操作によって、車両10は停止したと判断することができる。なお、ブレーキストローク量Yと停車判定用ブレーキストローク量bの大小関係によって停車判定を行う代わりに、車速情報に基づいて、直接的に停車判定を行ってもよい。
車両10が停止したと判断されたときは、検出された充電状態(充電量)が、アシスト可能充電量aよりも大きいかどうかさらに判断される(ステップS35)。充電状態がアシスト可能充電量aよりも大きいときは(ステップS35のYES側)、主クラッチ15の結合状態を維持した上で(ステップS36)、主モータ13を停止する(ステップ37)。
引き続いて、ブレーキストローク量Yが、発進判定用ブレーキストローク量c以下かどうか判断される(ステップS38)。この発進判定用ブレーキストローク量cは、車両10のクリープ発進を抑制する程度の小さい値(ほぼ0)である。ブレーキストローク量Yが、発進判定用ブレーキストローク量cよりも大きいときは(ステップS38のNO側)、この判断を継続する(ステップS38)。
その一方で、ブレーキストローク量Yが、発進判定用ブレーキストローク量c以下のときは(ステップS38のYES側)、アクセル開度Xが、アシスト判定用アクセル開度d以上かどうか判断される(ステップS39)。このアシスト判定用アクセル開度dは、ドライバの加速意思が明確となる程度のアクセル開度であって、その値は適宜決めることができる。
アクセル開度Xが、アシスト判定用アクセル開度dよりも小さいときは(ステップS39のNO側)、この判断を継続する(ステップS39)。その一方で、アクセル開度Xが、アシスト判定用アクセル開度d以上のときは(ステップS39のYES側)、主モータ13による始動アシストを開始し(ステップS40)、リターン処理によって一連の制御フローを抜ける(ステップS41)。
その一方で、充電状態がアシスト可能充電量a以下のときは(ステップS35のNO側)、十分な駆動アシストを行うことができないため、主クラッチ15を開放するとともに(ステップS42)、主モータ13を停止して(ステップS43)、リターン処理によって一連の制御フローを抜ける(ステップS41)。
ブレーキストローク量Yが、停車判定用ブレーキストローク量b以下のときは(ステップS34のNO側)、ドライバのブレーキペダル操作量が小さく、車両10は非停止状態であると判断することができる。このときは、検出された充電状態が、アシスト可能充電量aよりも大きいかどうかさらに判断される(ステップS44)。充電状態がアシスト可能充電量aよりも大きいときは(ステップS44のYES側)、主クラッチ15の結合状態を維持しつつ、回生動作の終了からの経過時間Tをカウントする(ステップS45)。
この経過時間Tが、所定の猶予時間e以上かどうか判断される(ステップS46)。この猶予時間eは、回生動作が終了してから(ステップS33のYES側)、主モータ13によって直ちに駆動アシスト動作を許容するまでの最大時間である。
経過時間Tが猶予時間eよりも小さいときは(ステップS46のNO側)、アクセル開度Xが、アシスト判定用アクセル開度d以上かどうか判断される(ステップS47)。アクセル開度Xが、アシスト判定用アクセル開度dよりも小さいときは(ステップS47のNO側)、経過時間Tと猶予時間eの大小比較判断に戻る(ステップS46)。その一方で、アクセル開度Xが、アシスト判定用アクセル開度d以上のときは(ステップS47のYES側)、主モータ13による駆動アシストを直ちに開始し(ステップS48)、リターン処理によって一連の制御フローを抜ける(ステップS41)。
その一方で、経過時間Tが猶予時間e以上のときは(ステップS46のYES側)、主クラッチ15を開放した上で、主モータ13を所定回転数のアイドリング状態とする(ステップS49)。このように、主クラッチ15を開放することにより、主モータ13における無駄な電力消費や引きずりを防止することができる。
さらに、ブレーキストローク量Yが、停車判定用ブレーキストローク量bよりも大きいかどうか判断される(ステップS50)。ブレーキストローク量Yが、停車判定用ブレーキストローク量bよりも大きいときは(ステップS50のYES側)、車両10は停止したと判断することができる。そこで、主モータ13を停止した上で(ステップS51)、リターン処理によって一連の制御フローを抜ける(ステップS41)。その一方で、ブレーキストローク量Yが、停車判定用ブレーキストローク量b以下のときは(ステップS50のNO側)、車両10は非停止状態であると判断することができる。
このときは、検出された充電状態が、アシスト可能充電量aよりも大きいかどうかさらに判断される(ステップS52)。充電状態がアシスト可能充電量aよりも大きいときは(ステップS52のYES側)、アクセル開度Xが、アシスト判定用アクセル開度d以上かどうか判断される(ステップS53)。アクセル開度Xが、アシスト判定用アクセル開度dよりも小さいときは(ステップS53のNO側)、ブレーキストローク量Yと停車判定用ブレーキストローク量bの大小比較判断に戻る(ステップS50)。その一方で、アクセル開度Xが、アシスト判定用アクセル開度d以上のときは(ステップS53のYES側)、主クラッチ15を結合するとともに(ステップS54)、主モータ13による駆動アシストを開始し(ステップS55)、リターン処理によって一連の制御フローを抜ける(ステップS41)。
充電状態がアシスト可能充電量a以下のときは(ステップS52のNO側)、主モータ13を停止し(ステップS51)、リターン処理によって一連の制御フローを抜ける(ステップS41)。
上記において説明した車両制御装置の構成、主モータ13の回転数制御、制御フローのフローチャートは、この発明を説明するための単なる例示に過ぎず、車軸回転数とモータ回転数とを同期させる際に、同期に要する時間的なロスの発生と無駄な電力消費を抑制する、というこの発明の課題を解決し得る限りにおいて、上記の構成要素、制御フローなどに適宜変更を加えることができる。
10 車両
11a 前輪
11b 後輪
12 内燃機関(エンジン)
13 モータ(主モータ)
14 バッテリ
15 クラッチ(主クラッチ)
16 操作量検出部
16a アクセル開度検出部
16b ブレーキストローク量検出部
17 制御部
18 トルクコンバータ
19 連続可変トランスミッション
20 副クラッチ
21 前輪側ディファレンシャル
22 前輪側車軸
23 副モータ
24 ベルト
25 クランクシャフト
26 後輪側車軸
27 後輪側ディファレンシャル
28 充電量検出部
29 アクセルペダル
30 ブレーキペダル

Claims (7)

  1. 内燃機関と、
    前記内燃機関の駆動力をアシストするとともに、回生電力を回収することが可能なモータと、
    前記モータに電力を供給するバッテリと、
    前記モータと車軸との間に設けられ、前記モータと前記車軸との間の駆動力を伝達可能な結合状態、または、伝達不可能な遮断状態のいずれかの状態に切り替えるクラッチと、
    ドライバの加減速操作による加減速操作量を検出する操作量検出部と、
    前記操作量検出部によって検出した加減速操作量に基づいて、その加減速操作の完了前に、前記加減速操作の後に続くドライバの加減速意思を予測して、その加減速意思に対応して前記モータまたは前記クラッチの少なくとも一方に動作制御指示を発する制御部と、
    を備えた車両制御装置。
  2. 前記操作量検出部が、アクセル開度を検出するアクセル開度検出部を有し、このアクセル開度検出部で検出したアクセル開度が、所定のアクセル開度判定値以下となったとき、または、アクセル開度の減少率が所定のアクセル開度減少率以下となったときの少なくとも一方の条件を満たした場合に、前記制御部が、ドライバは減速意思を有していると予測して、前記モータに対し所定回転数で回転する動作制御指示を発して、前記モータによる回生動作に備えるようにした
    請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記動作制御指示を発してから、所定時間を経過してもドライバによるアクセル操作が継続しているときに、前記制御部が、前記減速意思がないものと判断して前記モータを停止させる
    請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記操作量検出部が、ブレーキストローク量を検出するブレーキストローク量検出部を有し、このブレーキストローク量検出部で検出したブレーキストローク量が、所定のブレーキストローク量以下となったとき、または、ブレーキストローク量の減少率が所定のブレーキストローク量減少率以下となったときに、ドライバは加速意思を有していると予測して、前記モータに対し所定回転数で回転する動作制御指示を発して、前記モータによるアシスト動作に備えるようにした
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車両制御装置。
  5. 前記バッテリの充電量を検出する充電量検出部
    をさらに備え、
    車両の停止状態において、前記制御部が、前記充電量検出部で検出した前記充電量が所定値よりも高いときに、前記クラッチの結合状態を維持するとともに、前記モータを停止する動作制御指示を発する一方で、前記充電量が前記所定値以下のときに、前記クラッチを開放状態とするとともに、前記モータを停止する動作制御指示を発する
    請求項4に記載の車両制御装置。
  6. 車両の非停止状態、かつ、前記充電量検出部で検出した前記充電量が前記所定値よりも高いときであって、前記動作制御指示を発してから、所定時間を経過してもドライバによる所定量以上のアクセル操作が行なわれないときに、前記制御部が、前記加速意思がないものと判断して、前記クラッチを開放するとともに、前記所定回転数での前記モータの回転を維持する
    請求項5に記載の車両制御装置。
  7. 前記制御部が、前記モータに対して、車速が大きくなるほど前記所定回転数を大きくする動作制御信号を発する
    請求項1から6のいずれか1項に記載の車両制御装置。
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