JP2018522049A5 - - Google Patents
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Description
本明細書では、BTK阻害剤とPI3Kデルタ阻害剤との組み合わせの投与を伴うがん処置の方法が提供される。いくつかの実施形態では、この組み合わせはオビヌツズマブも含む。本明細書では、BTK阻害剤とPI3Kデルタ阻害剤との組み合わせの投与を伴うがん処置の方法が提供される。いくつかの実施形態では、この組み合わせはABT−199も含む。本明細書では、BTK阻害剤とSyk阻害剤との組み合わせの投与を伴うがん処置の方法が提供される。いくつかの実施形態では、この組み合わせはオビヌツズマブも含む。本明細書では、BTK阻害剤とSyk阻害剤との組み合わせの投与を伴うがん処置の方法が提供される。いくつかの実施形態では、この組み合わせはABT−199も含む。本明細書では、BTK阻害剤とABT−199及びオビヌツズマブとの組み合わせの投与を伴うがん処置の方法が提供される。また、PI3Kデルタ阻害剤とABT−199及びオビヌツズマブとの組み合わせの投与を伴うがん処置の方法も提供される。さらに、Syk阻害剤とABT−199及びオビヌツズマブとの組み合わせの投与を伴うがん処置の方法も提供される。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
必要としているヒトにおけるがんを処置する方法であって、前記ヒトに、治療有効量の6−アミノ−9−[(3R)−1−(2−ブチノイル)−3−ピロリジニル]−7−(4−フェノキシフェニル)−7,9−ジヒドロ−8H−プリン−8−オンであるBTK阻害剤、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物と、
以下の群から選択される、治療有効量のBCL−2阻害剤とを投与することを含む方法:
(4−(4−{[2−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチルシクロヘキサ−1−エン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル−メチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル−オキシ)ベンズアミド)、
4−(4−((4’−クロロ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−((4−((4−(ジメチルアミノ)−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル)アミノ)−3−ニトロフェニル)スルホニル)ベンズアミド、及び
4−(4−((4’−クロロ−4,4−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−((4−((4−モルホリノ−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル)アミノ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)スルホニル)ベンズアミド、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物。
(項目2)
前記ヒトが、(i)少なくとも1種の抗がん療法に対し抵抗性である、または(ii)少なくとも1種の抗がん療法による処置後に再燃状態にある、または(i)及び(ii)の両方である、項目1に記載の方法。
(項目3)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量の次式のBTK阻害剤:
またはその医薬的に許容できる塩もしくは水和物と、
次式のSyk阻害剤:
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、あるいは次式のもの:
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物
(式中、
R 1 は、
、
、
、及び
からなる群から選択され、
は、R 1 が接続している指示フェニル環の炭素原子を示し、
R 2 は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R 3 は、Hまたはメチルであり、
R 4 は、Hまたはメチルである)
を投与することを含む、前記方法。
(項目4)
前記Syk阻害剤が、次式の化合物:
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、あるいは
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物
である、項目3に記載の方法。
(項目5)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のBTK阻害剤と、治療有効量のイデラリシブと、治療有効量のオビヌツズマブとの組み合わせを投与することを含み、前記BTK阻害剤が、6−アミノ−9−[(3R)−1−(2−ブチノイル)−3−ピロリジニル]−7−(4−フェノキシフェニル)−7,9−ジヒドロ−8H−プリン−8−オン、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物である、前記方法。
(項目6)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、
治療有効量のP13K阻害剤、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物と、
治療有効量のオビヌツズマブと、
治療有効量の次式のBTK阻害剤との組み合わせを投与することを含む、前記方法。
(項目7)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のBTK阻害剤及びイデラリシブと、治療有効量のABT−199との組み合わせを投与することを含み、
前記BTK阻害剤が、6−アミノ−9−[(3R)−1−(2−ブチノイル)−3−ピロリジニル]−7−(4−フェノキシフェニル)−7,9−ジヒドロ−8H−プリン−8−オン、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物である、前記方法。
(項目8)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のオビヌツズマブと、治療有効量の次式のBTK阻害剤:
またはその医薬的に許容できる塩もしくは水和物と、
治療有効量の次式のSyk阻害剤:
またはその医薬的に有効な塩もしくは水和物、あるいは次式のもの:
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物
(式中、
R 1 は、
、
、
、及び
からなる群から選択され、
は、R 1 が接続している式IIの指示フェニル環の炭素原子を示し、
R 2 は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R 3 は、Hまたはメチルであり、
R 4 は、Hまたはメチルである)
との組み合わせを投与することを含む、前記方法。
(項目9)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、
治療有効量のABT−199と、
治療有効量の式のBTK阻害剤:
またはその医薬的に許容できる塩もしくは水和物と、
治療有効量の次式のSyk阻害剤:
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、あるいは次式のもの:
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物
(式中、
R 1 は、
、
、
、及び
からなる群から選択され、
は、R 1 が接続している式IIの指示フェニル環の炭素原子を示し、
R 2 は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R 3 は、Hまたはメチルであり、
R 4 は、Hまたはメチルである)
との組み合わせを投与することを含む、前記方法。
(項目10)
前記Syk阻害剤が、次式の化合物:
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、あるいは
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物
である、項目9に記載の方法。
(項目11)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のABT−199及びオビヌツズマブと、治療有効量の次式のSyk阻害剤:
またはその医薬的に有効な塩もしくは水和物、あるいは次式のもの:
またはその医薬的に有効な塩もしくは水和物
(式中、
R 1 は、
、
、
、及び
からなる群から選択され、
は、R 1 が接続している式IIの指示フェニル環の炭素原子を示し、
R 2 は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R 3 は、Hまたはメチルであり、
R 4 は、Hまたはメチルである)
との組み合わせを投与することを含む、前記方法。
(項目12)
前記Syk阻害剤が、次式の化合物:
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物、あるいは
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物である、項目11に記載の方法。
(項目13)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のオビヌツズマブ及びABT−199と、治療有効量のBTK阻害剤との組み合わせを投与することを含み、前記BTK阻害剤が、6−アミノ−9−[(3R)−1−(2−ブチノイル)−3−ピロリジニル]−7−(4−フェノキシフェニル)−7,9−ジヒドロ−8H−プリン−8−オン、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物である、前記方法。
(項目14)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のイデラリシブ及びオビヌツズマブと、治療有効量のABT−199との組み合わせを投与することを含む、前記方法。
(項目15)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のイデラリシブとBTK阻害剤との組み合わせを投与することを含み、前記BTK阻害剤が、6−アミノ−9−[(3R)−1−(2−ブチノイル)−3−ピロリジニル]−7−(4−フェノキシフェニル)−7,9−ジヒドロ−8H−プリン−8−オン、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物である、前記方法。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
必要としているヒトにおけるがんを処置する方法であって、前記ヒトに、治療有効量の6−アミノ−9−[(3R)−1−(2−ブチノイル)−3−ピロリジニル]−7−(4−フェノキシフェニル)−7,9−ジヒドロ−8H−プリン−8−オンであるBTK阻害剤、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物と、
以下の群から選択される、治療有効量のBCL−2阻害剤とを投与することを含む方法:
(4−(4−{[2−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチルシクロヘキサ−1−エン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル−メチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル−オキシ)ベンズアミド)、
4−(4−((4’−クロロ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−((4−((4−(ジメチルアミノ)−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル)アミノ)−3−ニトロフェニル)スルホニル)ベンズアミド、及び
4−(4−((4’−クロロ−4,4−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−((4−((4−モルホリノ−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル)アミノ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)スルホニル)ベンズアミド、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物。
(項目2)
前記ヒトが、(i)少なくとも1種の抗がん療法に対し抵抗性である、または(ii)少なくとも1種の抗がん療法による処置後に再燃状態にある、または(i)及び(ii)の両方である、項目1に記載の方法。
(項目3)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量の次式のBTK阻害剤:
次式のSyk阻害剤:
(式中、
R 1 は、
、
、
、及び
R 2 は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R 3 は、Hまたはメチルであり、
R 4 は、Hまたはメチルである)
を投与することを含む、前記方法。
(項目4)
前記Syk阻害剤が、次式の化合物:
である、項目3に記載の方法。
(項目5)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のBTK阻害剤と、治療有効量のイデラリシブと、治療有効量のオビヌツズマブとの組み合わせを投与することを含み、前記BTK阻害剤が、6−アミノ−9−[(3R)−1−(2−ブチノイル)−3−ピロリジニル]−7−(4−フェノキシフェニル)−7,9−ジヒドロ−8H−プリン−8−オン、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物である、前記方法。
(項目6)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、
治療有効量のP13K阻害剤、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物と、
治療有効量のオビヌツズマブと、
治療有効量の次式のBTK阻害剤との組み合わせを投与することを含む、前記方法。
(項目7)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のBTK阻害剤及びイデラリシブと、治療有効量のABT−199との組み合わせを投与することを含み、
前記BTK阻害剤が、6−アミノ−9−[(3R)−1−(2−ブチノイル)−3−ピロリジニル]−7−(4−フェノキシフェニル)−7,9−ジヒドロ−8H−プリン−8−オン、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物である、前記方法。
(項目8)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のオビヌツズマブと、治療有効量の次式のBTK阻害剤:
治療有効量の次式のSyk阻害剤:
(式中、
R 1 は、
、
、
、及び
R 2 は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R 3 は、Hまたはメチルであり、
R 4 は、Hまたはメチルである)
との組み合わせを投与することを含む、前記方法。
(項目9)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、
治療有効量のABT−199と、
治療有効量の式のBTK阻害剤:
治療有効量の次式のSyk阻害剤:
(式中、
R 1 は、
、
、
、及び
R 2 は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R 3 は、Hまたはメチルであり、
R 4 は、Hまたはメチルである)
との組み合わせを投与することを含む、前記方法。
(項目10)
前記Syk阻害剤が、次式の化合物:
である、項目9に記載の方法。
(項目11)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のABT−199及びオビヌツズマブと、治療有効量の次式のSyk阻害剤:
(式中、
R 1 は、
、
、
、及び
は、R 1 が接続している式IIの指示フェニル環の炭素原子を示し、
R 2 は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R 3 は、Hまたはメチルであり、
R 4 は、Hまたはメチルである)
との組み合わせを投与することを含む、前記方法。
(項目12)
前記Syk阻害剤が、次式の化合物:
(項目13)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のオビヌツズマブ及びABT−199と、治療有効量のBTK阻害剤との組み合わせを投与することを含み、前記BTK阻害剤が、6−アミノ−9−[(3R)−1−(2−ブチノイル)−3−ピロリジニル]−7−(4−フェノキシフェニル)−7,9−ジヒドロ−8H−プリン−8−オン、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物である、前記方法。
(項目14)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のイデラリシブ及びオビヌツズマブと、治療有効量のABT−199との組み合わせを投与することを含む、前記方法。
(項目15)
必要としているヒトにおけるがん処置の方法であって、前記ヒトに、治療有効量のイデラリシブとBTK阻害剤との組み合わせを投与することを含み、前記BTK阻害剤が、6−アミノ−9−[(3R)−1−(2−ブチノイル)−3−ピロリジニル]−7−(4−フェノキシフェニル)−7,9−ジヒドロ−8H−プリン−8−オン、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物である、前記方法。
Claims (15)
- 必要としているヒトにおけるがんを処置するための組成物であって、前記組成物は、6−アミノ−9−[(3R)−1−(2−ブチノイル)−3−ピロリジニル]−7−(4−フェノキシフェニル)−7,9−ジヒドロ−8H−プリン−8−オンであるBTK阻害剤、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物を含み、
前記組成物は、1種以上の追加的な治療剤と組み合わせて投与されることを特徴とし、前記追加的な治療剤は、
(a)以下の群から選択される、BCL−2阻害剤:
(4−(4−{[2−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチルシクロヘキサ−1−エン−1−イル]メチル}ピペラジン−1−イル)−N−({3−ニトロ−4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル−メチル)アミノ]フェニル}スルホニル)−2−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル−オキシ)ベンズアミド)、
4−(4−((4’−クロロ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−((4−((4−(ジメチルアミノ)−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル)アミノ)−3−ニトロフェニル)スルホニル)ベンズアミド、及び
4−(4−((4’−クロロ−4,4−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−[1,1’−ビフェニル]−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)−N−((4−((4−モルホリノ−1−(フェニルチオ)ブタン−2−イル)アミノ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)フェニル)スルホニル)ベンズアミド、
またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物;
(b)Syk阻害剤;
(c)イデラリシブ及びオビヌツズマブ;
(d)P13K阻害剤、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物及びオビヌツズマブ;
(e)イデラリシブ及びABT−199;
(f)オビヌツズマブ及びSyk阻害剤;
(g)ABT−199及びSyk阻害剤;
(h)オビヌツズマブ及びABT−199;または
(i)イデラリシブ
であり、前記Syk阻害剤は、次式のもの:
式中、
R 1 は、
、
、
、及び
は、R 1 が接続している指示フェニル環の炭素原子を示し、
R 2 は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R 3 は、Hまたはメチルであり、
R 4 は、Hまたはメチルである、組成物。 - 前記追加的な治療剤が、BCL−2阻害剤であり、前記ヒトが、(i)少なくとも1種の抗がん療法に対し抵抗性である、または(ii)少なくとも1種の抗がん療法による処置後に再燃状態にある、または(i)及び(ii)の両方である、請求項1に記載の組成物。
- 前記追加的な治療剤が、
次式のSyk阻害剤:
(式中、
R1は、
R2は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R3は、Hまたはメチルであり、
R4は、Hまたはメチルである)
である、請求項1に記載の組成物。 - 前記Syk阻害剤が、次式の化合物:
である、請求項3に記載の組成物。 - 前記追加的な治療剤が、イデラリシブ及びオビヌツズマブである、請求項1に記載の組成物。
- 前記追加的な治療剤が、P13K阻害剤、またはその医薬的に許容される塩もしくは水和物及びオビヌツズマブである、請求項1に記載の組成物。
- 前記追加的な治療剤が、イデラリシブ及びABT−199である、請求項1に記載の組成物。
- 前記追加的な治療剤が、オビヌツズマブ及び次式のSyk阻害剤:
(式中、
R1は、
R2は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R3は、Hまたはメチルであり、
R4は、Hまたはメチルである)
である、請求項1に記載の組成物。 - 前記追加的な治療剤が、ABT−199及び次式のSyk阻害剤:
(式中、
R1は、
R2は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R3は、Hまたはメチルであり、
R4は、Hまたはメチルである)
である、請求項1に記載の組成物。 - 前記Syk阻害剤が、次式の化合物:
である、請求項9に記載の組成物。 - 必要としているヒトにおけるがん処置のための組成物であって、前記組成物は、ABT−199を含み、前記組成物は、オビヌツズマブ及び次式のSyk阻害剤:
(式中、
R1は、
R2は、Hまたは2−ヒドロキシエトキシルであり、
R3は、Hまたはメチルであり、
R4は、Hまたはメチルである)
と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。 - 前記Syk阻害剤が、次式の化合物:
- 前記追加的な治療剤が、オビヌツズマブ及びABT−199である、請求項1に記載の組成物。
- 必要としているヒトにおけるがん処置のための組成物であって、前記組成物は、イデラリシブを含み、前記組成物は、オビヌツズマブ及びABT−199と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
- 前記追加的な治療剤が、イデラリシブである、請求項1に記載の組成物。
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