JP2018519215A - ボトル用の密閉アセンブリ、関連するボトルおよび組立て方法 - Google Patents

ボトル用の密閉アセンブリ、関連するボトルおよび組立て方法 Download PDF

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Abstract

ボトル(1)用の密閉アセンブリ(1000)に関する。このアセンブリは、ケージ(100)、封止ストッパ(200)、およびリングナット(300)を備え、ケージ(100)は、ボトル(1)におけるカラー(4)の着座部(S)を形成するように離間したビード(110)およびリップ(111b)を備える内面を有する側壁(102)を備える。また、封止ストッパのヘッドを所定位置に保持するための保持歯(130)が設けられている。ケージにおける側壁(102)の外面は環状キャビティ(109´)を備え、リングナットの側壁は、予備組立て形態で、環状キャビティ(109´)に係合する構成とした内面下側突出部(310)を備える。ケージは、複数の窓部(105)を備える。各窓部は、ヒンジライン(11a)に沿って窓部の下側端縁に接続された舌部を有する。リップ(111b)は、各舌部(111)の上側端部において形成され、各舌部は、ヒンジライン(111a)を中心に弾性的に回転可能である。【選択図】図6a

Description

本発明は、容器、例えば、ボトルを密封閉鎖するシステムの技術分野に関する。特に、本発明は、ボトルまたはこれに類似の容器のための密閉アセンブリに関する。本発明は更に、容器、特に、限定しないが、密閉アセンブリを設けたボトルに関する。更に、本発明は、関連する組立て方法に関する。本発明は、凍結乾燥製品、例えば、凍結乾燥した医薬品、または粉末、液体等を収納するボトルに適用することができる。
説明を分かり易くするため、本発明は、ほぼ特定の種類の容器、即ちボトルについてのみ説明する。しかしながら、本発明はこれら容器に限定するものではなく、ボトルのみに言及する選択は本発明の保護範囲を限定するものと理解すべきではない。
更に、本発明の可能な適用領域は医薬品分野であるが、本発明は、他の(関連した、または異なった)分野、例えば、化粧品分野、食品分野、食品のサプリメント分野、または任意な他の分野であって、物質を容器内に(任意な状態、例えば、固形物、液体、凍結乾燥状態、ジェルまたは他の状態で)安全かつ密封して保管しなければならない分野に適用することができる。
特許文献1:国際公開第2012/152796号および特許文献2:仏国特許第2,927,316号は、ボトル用の密閉アセンブリに関する。いずれの解決法においても、組立て後の密閉アセンブリは、封止ストッパをボトルの口部内に挿入することによってボトルに組付ける。
特許文献3:国際公開第2005/000703号は、凍結乾燥機のための密閉アセンブリに関する。
特許文献4:国際公開第2015/082354号は、ボトル用の密閉アセンブリおよび組立て方法に関する。
特許文献5:米国特許第5,819,964号は、凍結乾燥処理中に使用する医薬品容器のための凍結乾燥密閉アセンブリに関する。
国際公開第2012/152796号パンフレット 仏国特許第2,927,316号明細書 国際公開第2005/000703号パンフレット 国際公開第2015/082354号パンフレット 米国特許第5,819,964号明細書
本発明者は、特許文献1および特許文献2に記載の解決法によるボトルの密封に先行する操作中にはボトルの口部内に挿入した密閉アセンブリが不安定で真直ぐでないことを実験により立証した。従って、本出願人は、様々な機会において、密閉アセンブリはボトルの口部から外れて落下することを立証した。実際、例えば、自動コンベアベルトおよび手作業で挿入したトレイの双方によって充填ラインから凍結乾燥機への移送中、振動が発生し、これら振動が密閉アセンブリを容易に落下させる結果となり得る。この結果、その特定のボトルはもはや使用できなくなる。特に、密閉アセンブリがボトルから外れて地面に落下するとき、ボトル内に導入された物質は使用できなくなり、この物質は廃棄しなければならなくなり、この結果、経済的損失となる。アセンブリの不適正な位置決めは、更に、ボトル自体の破損を引き起こすことさえあり、これにより、他のボトルの汚染をも引き起こす結果となり、場合によって活性の高い物質に対して作業する必要がある人員の健康を守るためにボトルを洗浄しなければならなくなる。これら全ては、製造ラインに沿って変則的な作業でボトル閉止プロセスを中断する結果となり、関連する経済的損失とともに生産性を低下させる。
特許文献3に記載の解決法にも係わらず、その主な欠点は、密封ストッパがケージによって所定位置に適正に保持されずに、その移動中に地面に落下する恐れがある点であり、特許文献1および特許文献2に関連して上述したすべての欠点を伴う。更に、特許文献3による密閉アセンブリの直径はボトルの直径よりも大きく、またこのことは、組立て中、凍結乾燥ステップ中、ボトルのラベル付け、保管、および輸送中に大きな問題となり、生産中に、特に、ボトルが相互に隣接して配置される場合に、密閉アセンブリの有効活用ができなくなる。
本発明者の目的は、簡素で、効率的であり、かつ信頼性の高い密閉アセンブリを提供することにある。この密閉アセンブリは、ボトルの口部に組付けるときに安定性があり、従って、密閉アセンブリ(または単に1個のそのコンポーネント)が地面に落下するリスクをできる限り減少し、または事実上排除する。
更に、発明者は、密閉ステップが、少なくとも内方に突出するモールディングを有する(従ってより小さい直径の)ケージを力によって下方に押し込まなければならないという事実により、相当な押圧力を必要とすることに気付いた。ケージの側壁の厚さが薄い場合、より容易に押し込むことができるが、同時にケージは脆弱となる。ケージの側壁の厚さがより厚い場合、ボトルの完全な密閉は、特に、通常は数十本のボトルを同時に密閉することを考慮すると、高すぎる圧力を伴う。
従って、本発明の目的の1つは、ケージが強固であり、それと同時に、密閉アセンブリをボトルに向けて押し込むのに必要な力が、既知の種類の密閉アセンブリを押し込むのに通常使用される力よりも小さい、密閉アセンブリを提供することにある。
一態様によれば、本発明は、ボトルのカラーに対して安定的に係合させるための着座部を有する構成としたケージと、封止ストッパを保持し、かつ封止ストッパがケージから離脱するのを防止するデバイスと、を備える密閉アセンブリを提供する。着座部は、下側ビードによって、およびヒンジラインを中心に回転可能な舌部の端部に位置するリップによって、形成する。
第1の態様によれば、本発明は、ボトル等の閉鎖のため、ケージ、封止ストッパ、および保護密封キャップを有するリングナットを備えるアセンブリを提供する。このアセンブリにおいて:
・ケージは、ほぼカップ状とし、またボトルにおけるカラーの着座部を形成するように離間したビードおよびリップを備える内面を有する側壁を備え、
・封止ストッパはヘッドを備え、ヘッドは上側面および下側面を有し、
・リングナットは、カップ状とし、また側壁を備え、
・ケージの側壁における内面は、封止ストッパのヘッドを下側面において所定位置に保持する保持歯を備え、
・保持歯は、ケージの側壁における内面から片持ち状に突出し、
・ケージにおける側壁の外面は環状キャビティを備え、
・リングナットの側壁は、予備組立て形態で環状キャビティに係合する構成とした内面下側突出部を備え、
・ケージの側壁は、複数の窓部を備え、各窓部は、ヒンジラインに沿って窓部の下側端縁の一部に接続された舌部を備え、
・リップは、各舌部の遊端において形成され、
・各舌部は、ヒンジラインを中心に弾性的に回転可能である。
各舌部は、円形のヘッドを有することが好ましい。円形のヘッドのおかげで、組立て中、係合した舌部は、密閉アセンブリの外径がボトルの最大直径を超えることなく、ヒンジラインを中心に回転することができる。これは、相互に隣接して(並んで)配置された多数のボトルを同時に処理および密閉することができる点において極めて有利である。これにより、スペースの節約になり、結果として安定した構成となる。
各舌部は、リングナットの膝部を停止する役割を果たす構成とした段部を有することが好ましい。実施形態において、各舌部は、ヒンジラインまで延在する傾斜面を有する。この方法において、ヒンジラインは、厚さがより薄い場所に形成される。
ケージの側壁は、ケージの下側遊端縁と窓部の下側端縁との間を周方向に延在するリムを備えることが好ましい。
実施形態において、リムは、ヒンジラインから外方に傾斜する表面を備える。
実施形態において、リムは、複数のスリットを備える。スリットは、ケージの遊端縁にて開口しており、ヒンジラインを越えて延在することが好ましい。
スリットは、舌部の高さよりも短い長さに亘って延在することで、ボトルの耐性によるより大きな固定弾性を確保することが好ましい。
別の態様によれば、本発明は、上述した種類の密閉アセンブリを有するボトルを提供する。簡便に、このボトルはブローバックを有しない標準タイプであり、例えば2Rタイプである。
更に別の態様によれば、本発明は、ボトルの口部にて組立てられる、ボトル等の密閉アセンブリの組立て方法に関する。この方法は、
ケージ、封止ストッパ、およびリングナットを準備する準備ステップであって、
・ケージは、ほぼカップ状とし、またボトルにおけるカラーの着座部を形成するように離間したビードおよびリップを備える内面を有する側壁を備え、
・封止ストッパはヘッドを備え、ヘッドは上側面および下側面を有し、
・リングナットは、カップ状とし、また側壁を備え、
・ケージの側壁における内面は、封止ストッパのヘッドを下側面において所定位置に保持する保持歯を備え、
・保持歯は、ケージの側壁における内面から片持ち状に突出し、
・ケージにおける側壁の外面は環状キャビティを備え、
・リングナットの側壁は、予備組立て形態で環状キャビティに係合する構成とした内面下側突出部を備え、
・ケージの側壁は、複数の窓部を備え、各窓部は、ヒンジラインに沿って窓部の下側端縁の一部に接続された舌部を備え、
・リップは、各舌部の遊端において形成され、
・各舌部は、ヒンジラインを中心に弾性的に回転可能である、
該準備ステップと、
封止ストッパのヘッドをケージのベースに向けて押し込むステップと、
リングナットをケージに部分的に嵌合させ、膝部を環状キャビティに係合させるステップと、
ケージを該ボトルに取り付けて、ボトルのカラーをスプールとリップとの間に衝合させるステップと、
を有する。
各舌部は、円形のヘッドを備えることが好ましく、それにより、組立て中、係合した舌部は、密閉アセンブリの外径がボトルの最大直径を超えることなく、ヒンジラインを中心に回転することができる。
いくつかの実施形態において、本発明による方法は、キャップを設けるステップと、キャップをリングナットに係合させるステップと、も含む。
以下に本発明を、単なる非限定的な例示として、添付図面に基づいて更に詳述する。
本発明による密閉アセンブリによって閉止する構成としたボトルの半裁縦断面図である。 本発明による密閉アセンブリにおけるケージの拡大縦断面図である。 本発明による密閉アセンブリにおけるストッパの拡大断面図である。 本発明による密閉アセンブリにおけるリングナットの拡大断面図である。 密閉ステップの実施前の、ボトルの口部上に取り付けられた、本発明による密閉アセンブリの拡大縦断面図である。 本発明による密閉アセンブリを使用してボトルを密閉する方法における一ステップを示す断面図である。 同方法における他のステップを示す断面図である。 同方法における更に他のステップを示す断面図である。 同方法における更に他のステップを示す断面図である。 同方法における更に他のステップを示す断面図である。 同方法における更に他のステップを示す断面図である。 図6aに対応する三次元断面図である。 図6fに対応する三次元断面図である。 本発明によるアセンブリにおけるケージの三次元図である。 本発明によるアセンブリにおけるケージの三次元断面図である。 同アセンブリにおけるキャップの三次元断面図である。 同アセンブリにおけるリングナットの三次元断面図である。 アセンブリの予備組立て方法と、予備組立て後のアセンブリによるボトルの密閉方法を示す説明図である。
以下の説明において、位置に関するすべての用語、例えば、「上側」、「下側」、「側方」等は、図面との関連において使用するものである。しかしながら、(他よりも高い位置に図示されている理由で)「上側」と称するコンポーネントは、反転または他の位置に回転させた場合には「下側」となり得る。従って、これら用語は本発明の範囲を限定するものと解すべきではない。一般的に、組立て中において、若干の構成要素は、組立て終了時または使用中における位置に対して反転する場合があり得る。
先ず、図1につき説明すると、ボトル1は、閉鎖した底部2および開放した口部3を有するほぼ円筒形の本体を備える。環状のカラー4、即ち半径方向外方に延在する突出部を形成するリング状成形部は、好適には、口部3の領域に設ける。カラー4よりも外径が小さい首部5は、カラー4の下側に設け、またほぼ円筒形の本体の底部に連結する。このようなボトルは、従来「ペニシリン型ボトル」とも称される。更に詳細には、環状カラー4は、ほぼ水平である(実際的には外面が下向きに僅かに傾斜する)頂面4aと、ほぼ垂直である側面4bと、外面が僅かに上方に傾斜する底面4cとを有する。多様な頂面、側面および底面は、湾曲面によって互いに連結する。好適には、ボトルは、ガラス、またはポリエチレン、ポリエチレン・テレフタレート、PETG、PEHD等のプラスチック材料で形成する。
本発明による密閉アセンブリ1000を図5、図6および図7に示す。以下に、ケージ100、封止ストッパ200、リングナット300、および保護密封キャップ400を個別に説明する。その後に、多様な構成要素の相互関係およびそれらの組立て方法を説明する。
図2、図8および図9aにつきケージ100を説明する。このケージ100は、閉鎖した(以下に説明する開口部101′を除く)上側ベース101、側壁102、および開放した下側ベース103を有する反転カップの形状を有する本体の形式とする。好適には、側壁102は、ケージ100の下側の遊端縁に向けて、底部において開口するスリット106を備える。スリット106は、上側ベースに向けて一定の長さに亘り延在する。好適には、スリットの数量は可変であり、側面102に沿って、規則的または不規則的な間隔で配置する。
側壁102は、複数の窓部105も備える。各窓部105は、2つのスリット106の間を中心として配置する。換言すると、各スリット106は、2つの窓部の間に位置付ける。
リム108は、ケージの下側遊端縁100と、窓部105の下側端縁との間に形成する。リム108は、ケージの側面102全体に沿って実質的に延在し、スリット106の領域においてのみ途切れている、ほぼ連続的なリングを形成する。リム108は、外的には、外方に開口する傾斜面を有するよう成形する。また、内的には、(リム108の下側端縁に対応する)ケージの遊端縁は、フレア状であり、また内方に延在するスプール110のように成形する。
次に、スリット106は、好適には、遊端縁とは反対方向に、リム108の延在部を超えて窓部105の間における表面部分102内に延在する。
好適には、係合舌部111を窓105毎に設ける。係合舌部111は、3つの側面において自由であり、また窓部105の下側端縁の一部のみに接続される。換言すると、係合舌部111は、リム108の上側端縁に接続される。以下においてより明白となるように、係合舌部とリム108との接続ラインは、ヒンジライン111aを形成し、密閉アセンブリの予備組立ておよび閉鎖のためのステップ中、係合舌部111は、このヒンジライン111aを中心に回転可能とする。好適には、スリット106は、ヒンジラインを越えて延在する。
好適には、スリット106は、係合舌部の全長に亘ってではなく、係合舌部の長さの一部のみに亘って延在する。例えば、スリット106は、ヒンジライン111aの長さの30%〜40%に対応する長さに亘って延在する。
特に図8および図9aにつき、係合舌部111の形状を詳細に説明する。係合舌部11はいずれも、内向きの上側リップ111b、屈曲したヘッド111c、段部111d、平坦部分111eおよびヒンジライン111aに到達する傾斜部分111fを備える。
密閉アセンブリ1000をボトル1に予備組立てする際、上側リップ111bおよび下側スプール110は、ボトルのカラー4を把持するための着座部Sを形成するように好適に離間させる(図3参照)。好適には、舌部111およびリム108の領域におけるケージ100の直径は、それが最大許容値と最小許容値との間の直径を有するボトルによって維持されるようにする。
好適には、ヘッド111cは、著しく屈曲しており、即ち、大きな半径によって屈曲している。曲率半径は、数ミリとすることができる。これにより、密閉アセンブリの直径がボトル1の最大直径を超過することなく、係合舌部111は、ヒンジライン111aを中心に回転することができる(図6aおよび6b参照)。
段部111dは、リングナット300の膝部310のための停止部としての役割を果たす。
段部111の後に配置される平坦部分111eは、このゾーンにおける厚さがかなりのものとなる故、舌部111を頑丈にする。その後、傾斜部分111fは、舌部111の厚さを減少させ、舌部111の回転を可能とする弱化ライン111gを形成する。明らかに、舌部111の形状は、舌部が外方に屈伸し、アセンブリの端部における初期位置に弾性的に戻ることが可能である限り、図示する形状とは異なる。従って、舌部の厚さは、使用される材料に応じて減少させ、または減少させないことができる。
好適には、ケージ100は熱塑性材料により構成し、また射出成形により一体ピースとして形成する。適当な材料は、例えば、ポリエチレン、ポリエチレン・テレフタレート、PETG、PEHD、またはABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)である。
好適には、ケージ100における側壁102の内面は、以下に説明するようにストッパ200のヘッドを所定位置に保持するための1個または複数個(例えば、4個)の可撓性保持歯130を有する。好適には、各保持歯130は片持ち状に突出し、またケージ100の側壁102の内面に対して傾斜させる。好適には、歯130が後退できる窪み131を各歯130に対して設ける。このようにして、以下に説明するように、ストッパ200のヘッドは、ケージ100のベース101に向けて押し下げて、適正位置の保持することができる。このステップ中に、歯130はそれぞれに対応する窪み131内に弾性的に後退し、次に初期の突出位置に復帰する。必要であれば、上述の歯130の形状は、ストッパを保持することの他に、ケージ100内で歯を確実に心出ししてボトルの口部に適正位置決めできるように変更することができる。
好適には、ケージの上側ベース101は孔101′を有する。好適には、ケージの上側ベースにおける孔101′は円形中心孔とする。
次に、図3(および同図以降の各図)につき、本発明による密閉アセンブリの封止ストッパ200を説明する。封止ストッパ200は、ヘッド210およびシャンク220を有する。ヘッド210は、好適には、厚いディスクの形式とする。シャンク220は、好適には、円筒形かつ幅広である。好適には、シャンクの遊端222は、図3に示すように、フレア状(223)である。好適には、封止ストッパ200はゴムまたは類似の材料で形成する。ストッパ200はボトル1におけるカラー4の頂面4aと協働するよう設計した封止面211を形成し、封止作用を確実にする。好適には、ストッパ200のヘッド210は、レリーフ213を除いてほぼ平坦な頂面212を有する。
次に、図4および図9cにつき、リングナット300を説明する。リングナット300は、好適には、ほぼ閉じた上側ベース301と、遊端縁において終端する側壁302とを有する反転カップの形式とする。好適には、リングナット300は、プラスチック材料から製造されるが、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金のような金属材料によって形成することもできる。
好適には、リングナット300の側壁302は膝部310を備える。膝部310の機能は以下に説明する。
リングナットの上側ベース301は中心孔301′を有し、この中心孔301′は、有利にはほぼ円形とする。
市場に存在する異なる既知の実施形態によれば、保護キャップ400(図9b)を設け、このキャップをリングナットの上側ベース301に係合させる。キャップ400は、封止ストッパ200の穿孔地点を封止し、保護する機能を有する。キャップ400はリングナット300から取り外すことができ、この取外しは、片手の指のみを使用する場合であっても、レバー作用で行うことができる。キャップ400は、好適には、プラスチックまたは熱可塑性材料、例えば、ポリエチレン、ポリエチレン・テレフタレート、PETG、あるいはPEHD等で形成する。キャップを使用者が取り外すとき、封止ストッパにおけるヘッドの頂面の一部であって、ケージ100における孔101′およびリングナット300における孔301′によって画定される部分が露出される状態となる。従って、封止ストッパは、例えばシリンジの針によって穿刺することができ、ボトル内に所定量の液体(例えば、溶剤)を導入し、また溶質とともに溶剤を抜き出すことができる。また、ボトル内に既に収容されている液体を直接的に除去することにより、再構成を不要とすることも可能である。好適には、リングナットの上側ベース301は中心孔301′を有し、この中心孔301′は、有利にはほぼ円形とする。
図5は、封止的に閉鎖する前に予備組立てされ、ボトルのカラーと係合された、本発明の一実施形態によるアセンブリ1000を示す。この前に、ボトルに物質を充填し、任意に、物質を処理するステップ(例えば凍結乾燥)を実施した。
図5は、スプール110と舌部111との間に形成される着座部Sによって完全に包含されるボトルのカラーを示す。この構成において、ボトルが液体を収容する場合、凍結乾燥を実施することができる。
図6は、密閉するための順序を概略的に示す。第1ステップにおいて(図6aおよび図7a)、アセンブリ上に印加される第1の下方への圧力に続いて、舌部111は僅かに外方に、ほぼヒンジライン111aを中心に回転する(歯のリップがボトルカラーの表面4aから表面4bに通過する)。屈曲部111cの幅広の半径に起因して、この回転中も、密閉アセンブリの直径はボトルの直径を超過しない。
第2ステップ中(図6b)、更なる圧縮によって、上側リップ111bをボトルカラーの表面4bと係合する。このステップ中、リップは、ヒンジライン111aを中心に未だに外方に回転させられる。
続くステップにおいては(図6c)、更なる圧縮により、リップをボトルカラーの表面4cと係合させ、また封止ストッパをボトルの口部における所定位置に配置する。このステップ中、舌部は、弾性的に回転させ、ほぼ初期の、非ストレス状態の構成に回復する。
図6dに示す構成において、膝部310はもはや着座部109´内に保持されていない。
図6eに示す構成において、膝部310は、段部111dに係合するところである。
図6fおよび図7bに示す構成において、最終的に、膝部310は、平坦部分111eと係合し、密閉が完了している。
次に、図10につき、密閉アセンブリ1000の組立て方法を説明する。また、図10は、例示として、密閉アセンブリをボトルに係合させ(予備組立て)、および最終的にボトルを本発明による密閉アセンブリによって密封状態に閉鎖する順次のステップを概略的に示す。
予備ステップfp−1中、封止ストッパ200をケージ100に組付ける。好適には、封止ストッパ200はシャンクを上向きにして配列し、またケージは、封止ストッパ200のヘッドを受容するよう、開放ベース103を上向きにして配置する。ストッパのヘッドの挿入中、保持歯130はそれぞれの窪み131内に後退し、その後に、予備ステップfp−2中に示すように、スナップ係合して封止ストッパ200を所定位置に保持する。
次の予備ステップfp−3において、ケージ100(封止ストッパ200を有する)をリングナット300内に部分的に挿入する。このステップは、好適には、ケージ100(封止ストッパ200を有する)を依然として上向きにした状態に維持して行う。ケージ100はリングナット300内に部分的にのみ挿入し、膝部310がケージの環状キャビティ109′内に着座する。
好適には、リングナット300をケージ100に部分的に挿入する前に、キャップ400を予めリングナット300に組付けておく。
ケージ、封止ストッパ200、リングナット300およびキャップ400を備える密閉アセンブリ1000は、殺菌のためコンテナ内に配置する。
前述した予備ステップの前後において、ステップf−1中に、ボトルに物質を少なくとも部分的に充填する。この物質は、任意な状態の任意な物質とすることができる。例えば、液体、固体、または他の状態の薬剤成分とすることができる。
ステップf−2中、密閉アセンブリ1000をボトルに装着する。多様なコンポーネントの上述した特別な特徴に起因して、(また、特に、最初に係合/ベアリング機能を担う舌部に起因して、)密閉アセンブリはボトルの開放口部3で安定する。実際、環状カラー4は、
ビード110とリップ111bとの間で安定的に配置される。実際、ビード110およびリップ111b(これらの間の表面部分に加えて)は、ボトル1のカラー4の形状に完全に合致する着座部Sを形成する。
有利には、舌部111がヒンジライン111aを中心に回転するときも、キャップ400の外径はボトル1の外径よりも小さくする。このことは、ボトルを互いに対して配置することができるため、極めて有利な態様である。このことは、空間を最適化し、また閉鎖ステップおよび密封ステップ中、並びに梱包、輸送および/または保管中にボトルを安定化させる。
ステップf−3中に、ボトルおよび密閉アセンブリは、ステップf−2における状態とほぼ同一である。これにより、凍結乾燥ステップで生ずる昇華中に、ボトル内に含まれる気相形態の部分は逃げることができる。実際、空気は、ストッパとボトルの口部との間の空間を通じて抽気することができる。空気は、次に、ケージ100の窓部106を通過することができる。真空生成操作を図10のステップf−4において矢印「V」で概略的に示す。(短いシャンクを有する)ストッパの形態のおかげで、表面領域がより大きくなる故、蒸発性能は、より長いシャンクを用いる解決策と比較して著しく改善する。凍結乾燥時間は、従来の解決策における凍結乾燥時間よりも短縮される。
ステップf−5中、下向きの圧力をキャップに対して、ひいては密閉アセンブリ全体に対して加える。特に、印加圧力Pは、ボトルのカラー4を着座部Sから抜け出させられる程度のものとする。最初に係合/ベアリング機能を有する舌部により、アセンブリの端部における封止動作を確実にする。
より大きな圧力を加えることによって、ボトルは完全に封鎖されかつ封止される。
ステップf−7は、ボトルがどのように互いに隣接して真直ぐ移動されるかを示す。
概して、このように仕上げられる密閉アセンブリは、現在世界の市場に存在する全ての充填および封止装置に対して、容易に使用することができる。実際、密閉アセンブリは、ボトルの予備組立てのためのゴムストッパのみを搬送するのに現在使用されている同一の構体(ホッパ、スライド等)を、これら構体の一部のみをフォーマットに基づいて変更して用いて移動させる。
密閉アセンブリは、更に高速自動装置に使用でき、また特に、凍結乾燥に関連して、同一の部屋内で安全な方法により、閉鎖、封止、洗浄および乾燥操作の全てを行い、この結果、コスト、時間、空間、リソースおよび人員の削減を可能にする。
最後に、本発明による密閉アセンブリによれば、このアセンブリは任意な形態のゴムストッパを受容するのに適合するため、どの製造者も既存の封止ストッパを使用し続けることができる。
本発明による密閉アセンブリは、ボトルに組付けた際に非常に丈夫で安定している。ケージの壁部は頑丈であるが、各窓部内の舌部のおかげでボトルのカラーを把持し、該ボトルを密閉するために高い弾性を付与する。
着座部Sは、ボトルのカラーと非常に精確に嵌合するため、従来のストッパよりも費用のかかるストッパ技術を必要としない。更なる利点として、ボトルの口部内におけるブローバックが排除される点が挙げられる。これは、ブローバックを有するボトルが、(本発明において使用され、)この特性を有しない従来のボトルよりも高コストとなる故、コストの削減に役立つ。
舌部111および保持歯130は、ストッパを挿入するとき、およびアセンブリがボトルに取り付けられるときに、それらが障害とならないよう好適に成形され、かつ構成されている点に留意すべきである。実際、これらの部分は、ニーズに応じて移動かつ適応する。ストッパの挿入中およびアセンブリのボトルへの配置中、舌部111および保持歯130の両者は、その形状および寸法を維持する。
添付図面に示すように、可撓性の舌部111は、二重の屈曲部、即ち、密閉圧力の下で摺動し開放する故、アセンブリをボトルに組付け可能とする内部凹屈曲部と、ボトルの最終的な封止を容易にするための外部凸屈曲部と、によって成形する。更に、この2つの屈曲部は、歯の端部に向けて収束し、それによって、ボトルの最も安全な封鎖を保証する鋭角を形成する。

Claims (12)

  1. ボトル(1)等を閉鎖するため、ケージ(100)、封止ストッパ(200)、およびリングナット(300)を備えるアセンブリ(1000)であって、
    ・前記ケージ(100)は、ほぼカップ状とし、また前記ボトル(1)におけるカラー(4)の着座部(S)を形成するように離間したビード(110)およびリップ(111b)を備える内面を有する側壁(102)を備え、
    ・前記封止ストッパ(200)は、ヘッド(210)を備え、前記ヘッド(210)は上側面(213)および下側面(211)を有し、
    ・前記リングナット(300)は、カップ状とし、また側壁(302)を備え、
    ・前記ケージの側壁(102)における内面は、前記封止ストッパ(200)のヘッドを下側面(211)において所定位置に保持する保持歯(130)を備え、
    ・前記保持歯(130)は、前記ケージの側壁(102)における内面から片持ち状に突出し、
    ・前記ケージ(100)における側壁(102)の外面は環状キャビティ(109′)を備え、
    ・前記リングナット(300)の側壁(302)は、予備組立て形態で前記環状キャビティ(109′)に係合する構成とした内面下側突出部(310)を備え、
    ・前記ケージの側壁(102)は、複数の窓部(105)を備え、各窓部は、ヒンジライン(111a)に沿って前記窓部(105)の下側端縁の一部に接続された舌部(111)を備え、
    ・前記リップ(111b)は、各舌部(111)の遊端において形成され、
    ・各舌部は、前記ヒンジライン(111a)を中心に弾性的に回転可能であり、また
    ・各舌部(111)は、円形のヘッド(111c)を有することで、組立て中、係合した前記舌部(111)は、密閉アセンブリ(1000)の外径が前記ボトル(1)の最大直径を超えることなく、前記ヒンジライン(111a)を中心に回転することができる、
    アセンブリ。
  2. 請求項1に記載のアセンブリ(1000)であって、前記各舌部(111)は、前記リングナット(300)の膝部(310)を停止する役割を果たす構成とした段部(111d)を有する、アセンブリ。
  3. 請求項2に記載のアセンブリ(1000)であって、前記各舌部は、更に、前記ヒンジライン(111a)まで延在する傾斜面(111f)を有する、アセンブリ。
  4. 請求項1、2または3に記載のアセンブリ(1000)であって、前記ケージの側壁(102)は、前記ケージの下側遊端縁と前記窓部(105)の下側端縁との間を周方向に延在するリム(108)を備える、アセンブリ。
  5. 請求項4に記載のアセンブリ(1000)であって、前記リム(108)は、前記ヒンジライン(111a)から外方に傾斜する表面を備える、アセンブリ。
  6. 請求項4または5に記載のアセンブリ(1000)であって、前記リム(108)は、複数のスリット(106)を備える、アセンブリ。
  7. 請求項6に記載のアセンブリ(1000)であって、前記スリット(106)は、前記ケージの遊端縁にて開口しており、前記ヒンジライン(111a)を越えて延在する、アセンブリ。
  8. 請求項7に記載のアセンブリ(1000)であって、前記スリット(106)は、前記舌部の高さよりも短い長さに亘って延在する、アセンブリ。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の密閉アセンブリ(1000)を含むボトル。
  10. 請求項9に記載のボトルであって、前記ボトルの外径が前記密閉アセンブリの外径よりも大きい、ボトル。
  11. 前記ボトルの口部にて組立てられる、ボトル(1)等の密閉アセンブリ(1000)の組立て方法であって、この方法は、
    ケージ(100)、封止ストッパ(200)、およびリングナット(300)を準備する準備ステップであって、
    ・前記ケージ(100)は、ほぼカップ状とし、また前記ボトル(1)におけるカラー(4)の着座部(S)を形成するように離間したビード(110)およびリップ(111b)を備える内面を有する側壁(102)を備え、
    ・前記封止ストッパ(200)はヘッド(210)を備え、前記ヘッド(210)は上側面(213)および下側面(211)を有し、
    ・前記リングナット(300)は、カップ状とし、また側壁(302)を備え、
    ・前記ケージの側壁(102)における内面は、前記封止ストッパ(200)のヘッドを前記下側面(211)において所定位置に保持する保持歯(130)を備え、
    ・前記保持歯(130)は、前記ケージの側壁(102)における内面から片持ち状に突出し、
    ・前記ケージ(100)における側壁(102)の外面は環状キャビティ(109´)を備え、
    ・前記リングナット(300)の側壁(302)は、予備組立て形態で前記環状キャビティ(109´)に係合する構成とした内面下側突出部(310)を備え、
    ・前記ケージの側壁(102)は、複数の窓部(105)を備え、各窓部は、ヒンジライン(111a)に沿って前記窓部(105)の下側端縁の一部に接続された舌部(111)を備え、
    ・前記リップ(111b)は、各舌部(111)の遊端において形成され、
    ・各舌部は、前記ヒンジラインを中心に弾性的に回転可能であり、
    ・各舌部(111)は、円形のヘッド(111c)を有することで、組立て中、係合した前記舌部(111)は、前記密閉アセンブリ(1000)の外径が前記ボトル(1)の最大直径を超えることなく、前記ヒンジライン(111a)を中心に回転することができる、
    該準備ステップと、
    前記封止ストッパのヘッドを前記ケージ(100)のベース(101)に向けて押し込むステップと、
    前記リングナット(300)を前記ケージ(100)に部分的に嵌合させ、前記膝部(310)を前記環状キャビティ(109´)に係合させるステップと、
    前記ケージ(100)を前記ボトルに取り付けて、前記ボトルのカラー(4)をスプール(110)と前記リップ(111b)との間に衝合させるステップと、
    を含む、方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、更に、キャップ(400)を設けるステップと、前記キャップ(400)を前記リングナット(300)に係合させるステップと、も含む、方法。
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