JP2018514287A - 使い捨てグリル - Google Patents

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Abstract

使い捨てグリル1は、底部3と、底部3から上方に突出する1つ以上の側壁4と、上部開口5とを少なくとも含む基部トレー2を備える。使い捨てグリル1は、上部開口5の少なくとも一部を覆うように構成される火格子手段6をさらに備える。底部3及び1つ以上の側壁4は生分解性材料によって形成され、使い捨てグリル1は、基部トレーに配置される少なくとも1つの耐火性断熱インサート7をさらに備える。【選択図】図1

Description

本発明は、底部と、底部から上方に突出する1つ以上の側壁と、上部開口とを少なくとも含む基部トレーを備える使い捨てグリルに関する。使い捨てグリルは、上部開口の少なくとも一部を覆うように構成される火格子手段をさらに備える。
ここ数年、当業者には使い捨てグリルが知られていた。このような一度限りのグリルは、薄いアルミニウム板から作成される基部トレーを通常備える。基部トレーは予め木炭が充填され、細い金属格子によって覆われている。
このような使い捨てグリルは、ハイキング、ビーチをはじめとするアウトドアで、従来のグリルを持ち込んだり、購入したりせずに網焼きをしたいときに便利である。
しかし、使い捨てグリルは使用後も依然として熱いため、適切に処分するのが難しい。このため、使い捨てグリルは自然界に放置されることが多く、その場では分解に非常に長い時間がかかる。
このため、特許文献1からは、使い捨てグリルを可燃性材料から形成し、グリルが使用中及び使用後に燃え尽きてしまうようにしていることがわかる。しかし、グリルの燃焼を制御するのが難しく、グリルが周囲を損傷したり、誤って火事を発生させるリスクがある。
このため、本発明の目的は、さらに安全であり環境に配慮した使い捨てグリルを提供することである。
国際公開第2014/146661号
本発明は、底部と、底部から上方に突出する1つ以上の側壁と、上部開口とを少なくとも含む基部トレーを備える使い捨てグリルを提供する。使い捨てグリルは、上部開口の少なくとも一部を覆うように構成される火格子手段をさらに備える。底部及び1つ以上の側壁は生分解性材料によって形成される。使い捨てグリルは、基部トレーに配置される少なくとも1つの耐火性断熱インサートをさらに備える。
基部トレーを生分解性材料で形成すると、グリルを使用後に自然界に放置したとしても、基部トレーは短期間で分解するであろう点で有利である。しかし、使い捨てグリルの基部トレーを形成するのに適した生分解性材料は(比較的低い温度でも発火することがある)可燃性であり、及び/又は網焼き過程に生じる高温によって少なくとも損傷するであろう。
このため、使い捨てグリルを使用中に基部トレーが高温にさらされるのを防止するために、基部トレーに耐火性断熱インサートを配置するのが有利である。さらに、二重(又は多重)層設計及び特に耐火性断熱インサートはこのほか、下部地面が使用中のグリルの高温によって損傷するのを防止するのに役立つであろう。使用中のグリルの外表面に接触した場合に火傷するリスクが大幅に低下するため、ユーザにとっても使い捨てグリルをさらに安全に使用できるようになるであろう。
基部トレーに壁部を設けると、輸送中も使用中も壁部が断熱インサートを位置決めしたり、及び/又は固定するのに役立つであろう点で有利である。さらに、壁部は、基部トレーの耐火性断熱インサートに載置される木炭をはじめとする可燃性熱源が落下しないようにし、燃えさしなどがグリルの外側に落下し、周囲を損傷しないようにするであろう。
なお、この文脈での用語「火格子手段」(grate means)は、あらゆる種類のグリッド(grid)、メッシュ(mesh)、グリル(grille)、ラティス(lattice)、スクリーン(screen)をはじめとするあらゆる種類の火格子であって、網焼きされる食品を坦持している間に使い捨てグリルの熱源を覆って載置されるのに適したものとして解釈される必要がある。火格子手段は、多数の個別の部品を相互に接続したものとして、単一部品として、多数の単一部品又はその任意の組み合わせとして形成されてもよい。
なお、このほか、この文脈での用語「生分解性材料」は、微生物(細菌、菌類をはじめとする生物学的手段)が摂食可能であり、日常的な廃棄後のかなり短期間内に自然界にみられる化合物に戻るあらゆる種類の材料(即ち、典型的には日常的な廃棄後の2年未満、好ましくは日常的な廃棄後又は自然界に放置されてから1年未満に完全に分解され、自然に戻ることが可能なあらゆる種類の材料)として解釈される必要がある。
さらに、この文脈では、用語「断熱インサート」は、熱伝導率を著しく低下させることができる材料から作成されるあらゆる種類の装置、手段、配列などとして理解される。このような断熱材料には、ミネラルウール又はミネラルフォーム、セラミック絶縁タイル、ガラス発泡体、ポリウレタンフォーム、紙、発泡スチロール、膨張粘土、非晶質火山ガラス、スラグなど、又はその任意の組み合わせのような、低熱伝導率、即ち、典型的には0.5ワット毎メートル毎ケルビン(W・m-1・K-1)未満のあらゆる種類の材料が含まれる。しかし、耐火性も帯びるようにするためには、ここに列挙した材料の一部を少なくとも1つの難燃剤で被覆するか処理する、あるいはインサートの耐火性を確実なものにする他の材料と混ぜるか他の材料を被覆する必要があるであろう。
また、この文脈では、用語「耐火性〜インサート」は、不燃性材料及び/又は非可燃性材料、即ち、燃焼しないか、例えば、摂氏500度、典型的にはさらに高い温度を超えるような非常に高い温度でのみ燃焼する材料及び/又は引火しない材料から作成されるあらゆる種類の装置、手段、配列などとして理解される。
本発明の一態様では、少なくとも1つの断熱インサートは、基部トレー内の底部及び/又は1つ以上の側壁に適合するように構成される。
インサートを基部トレー内に適合するように形成すると、グリルをさらにコンパクトにすることができ、輸送中などにインサートを損傷するリスクを低下させる点で有利である。
本発明の一態様では、少なくとも1つの断熱インサートは、粒状材料(granulate material)によって形成される。
断熱インサートを粒状材料によって形成すると、粒状材料が固形材料よりも軽い点(これは使い捨てグリルにとって特に有利である)と、粒状材料の断熱性が典型的には固形材料よりも著しく良好である点で有利である。
本発明の一態様では、粒状材料は1つ以上の粒用容器(granulate containers)に配置される。
粒状材料を粒用容器に配置すると、そのことにより粒状材料の位置を移動中などのほか使用中などにも制御あるいはさらに固定することが可能になる点で有利である。さらに、使用後、粒状材料は迅速に分散して「自然の一部」になるであろう。
本発明の一態様では、粒状材料の少なくとも一部の相互位置は、バインダー(blinder,結合剤)によって固定される。
バインダーを粒状材料に混合すると、これによってインサートをさらに寸法的に安定に形成することができる点で有利である。
本発明の一態様では、少なくとも1つの断熱インサートは、1つ以上のコヒーレントタイル手段(coherent tile means,密着タイル手段)によって形成される。
インサートをタイルから形成すると、組立工程が簡素化され、寸法的に安定したインサートが確保される点で有利である。
本発明の一態様では、少なくとも1つの断熱インサートは、底部及び/又は1つ以上の側壁に接続される。
インサートを基部トレーの壁部及び/又は底部に取り付けると、インサートの位置が基部トレーに対して固定されることが確実になる点で有利である。
本発明の一態様では、少なくとも1つの断熱インサートは、2,000kg/m3未満、好ましくは500kg/m3未満、最も好ましくは150kg/m3未満のかさ密度である材料によって形成される。
使い捨てグリルが元来、使用直前に移送されることを意図するものであり、使用後にはごみ箱に移送する必要があるであろうことが多いものであるため、インサートはできるだけ軽い方が有利である。このため、上記の範囲は、使い捨てグリルに関する有利な重量制限を提示するものである。
本発明の一態様では、少なくとも1つの断熱インサートは、かさ密度(単位:kg/m3)と熱伝導率(単位:ワット毎メートル毎ケルビン(W/m・K))との比率が20,000未満、好ましくは10,000未満、最も好ましくは4,000未満である材料によって形成される。
インサート材料の密度が高すぎる場合、インサートは重くなりすぎて搬送するのが困難になり、材料の熱伝導率が高すぎる場合、基部トレー又は下層表面が引火又は損傷するリスクが増大する。このため、ここに挙げた比率の範囲は、密度及び熱伝導率に関する有利な制限値を提示するものである。
本発明の一態様では、少なくとも1つの断熱インサートは、単一のコヒーレント部品(coherent part,密着部品)として形成される。
インサートを単一のコヒーレント部品として形成すると、組み立てを簡素化する点で有利である。
本発明の一態様では、基部トレーの底部及び1つ以上の壁部が生分解性材料によって一体的に形成される。
底部及び壁部を単一部品として形成すると、基部トレー全体を単一の製造工程で作成でき、これによって製造時間及び製造コストを低減することができる点で有利である。さらに、底部及び壁部を一体的に形成するとこのほか、網焼きされる食品の重さに壊れることなく耐えうる強固かつ安定的な基部トレー設計が確実なものになる。
本発明の一態様では、火格子手段はこのほか、生分解性材料によって形成される。
また、火格子手段を生分解性材料から形成すると、火格子手段も、自然界に放置されても比較的迅速に分解され自然に戻るであろう点で有利である。
本発明の一態様では、基部トレーは1つ以上の有機材料から作成される。
本発明の一態様では、火格子手段は1つ以上の有機材料から作成される。
基部トレー及び/又は火格子手段を有機材料から形成すると、そのような材料が容易に生分解可能であり、このため迅速に分解され、グリルをさらに環境を損なわないものにする点で有利である。
この文脈では、用語「有機材料」(有機物、天然有機物(natural organic matter)、NOMとしても知られる)は、動植物、自然環境での動植物のような有機体の残骸及びその老廃物に由来する有機化合物から構成される材料として理解される必要がある。
本発明の一態様では、断熱インサートは1つ以上の天然材料から作成される。
インサートを天然材料から作成すると、例えば自然界に放置されたとしてもインサートが環境に悪影響を及ぼすことがないであろう点で有利である。
なお、この文脈での「天然材料」は、植物、動物又は地面に由来するあらゆる生成物又は物質として解釈される必要がある。鉱物もこのカテゴリーに属すると考えられる。天然材料には、フリント(flint,火打ち石)、花崗岩(granite)、黒曜石(obsidian)、パーライト(perlite,真珠岩)、砂岩、砂、宝石、ガラス、粘土、磁器及び土のような材料が含まれる。
本発明の一態様では、生分解性材料は実質的にカーボンニュートラル(carbon neutral)である。
使い捨てグリルの主要要素を実質的に二酸化炭素(CO2)ニュートラルな材料から形成すると、グリルの分解(又は燃焼)が環境に悪影響を及ぼすことがないであろうことから、グリルが環境を損なわない点で有利である。
なお、用語「カーボンニュートラル」は、大気に放出される(二酸化炭素の排出で計測される)炭素の量に寄与もせず、その量を削減することもないということを記載するために用いられる用語である。
本発明の一態様では、使い捨てグリルは、基部トレーの底部の外表面と下部地面との間のスペーサーとして機能するように構成される基部をさらに備える。
網焼き過程中に下部地面からグリルを持ち上げることができる基部の形態でスペーサー手段を設けると、グリルが周囲を損傷するリスクが低下し、グリルが周囲のものを発火させるリスクが低下する点で有利である。
本発明の一態様では、基部は生分解性材料によって形成される。
基部を生分解性材料から形成すると、基部も自然界に放置されたとしても、比較的迅速に分解され、自然に戻る点で有利である。
本発明の一態様では、基部トレー及び基部は、実質的に同一の生分解性材料によって形成される。
基部トレー及び基部を同一の生分解性材料で形成すると、製造及び物流管理が簡素化される点で有利である。
本発明の一態様では、基部トレーはモールディング(moulding,成形)によって形成される。
基部トレーをモールディングによって形成すると、比較的安価な方法でグリルの構成要素に複雑な設計を提供することができる点で有利である。
本発明の一態様では、モールディングはコンプレッションモールディング(compression moulding,圧縮成型)である。
圧縮成形を用いてグリルの構成要素を形成すると、この製造工程は((バインダー、接着剤などのような)追加材料を実質的に除く)多数の生分解性材料によって構成要素を形成することを可能にするため、使い捨てグリルをさらに簡易にさらに安価に製造できるようになり、環境を損なうことがなくなる点で有利である。
本発明の一態様では、生分解性材料は、木材、竹、トウモロコシの穂軸、ココナツの殻、藁、種子、穀物、トウモロコシ、サトウキビ、エレファントグラス、堅果の殻、葉、植物、生分解性プラスチック、植物由来の澱粉、木炭、紙及び段ボールからなる群から選択される。
これにより、本発明の有利な実施形態が達成される。
本発明の一態様では、基部トレーは、使い捨てグリルを通常に使用している間、火格子手段に載置される食品を網焼きするために配置される可燃性熱源を包含する。
可燃性熱源をグリルの内側、好ましくはインサートの内側に配置すると、熱源を手軽に入手できる点で有利である。
本発明の一態様では、生分解性材料の自己発火温度は100°C〜650°C、好ましくは200°C〜550°C、最も好ましくは250°C〜500°Cである。
生分解性材料は、過度に低い温度で自己発火するのであれば、グリルを通常に使用している間に発火する可能性がある。生分解性材料の自己発火温度が過度に高い場合、生分解性材料が分解する期間が過度に長くなる可能性も否定できない。このため、この温度範囲は機能と効率との間の有利な関係を提供するものである。
なお、この文脈での用語「自己発火温度」(発火点ともいう)は、物質が炎又は火花のような外部発火源がない状態で、標準大気中で自発的に発火する最低温度として解釈される必要がある。この温度は、燃焼に必要な活性化エネルギーを供給するのに必要とされる。つまり、自己発火温度は、加熱された可燃性物質が空気中で発火し、燃焼し続ける最低温度である。
本発明の一態様では、少なくとも1つの断熱インサートは少なくとも部分的にパーライトから作成される。
断熱インサートをパーライトから形成すると、膨張形態のパーライトは、熱伝導率の低い安価で軽量な耐火材料であり、使い捨てグリルに使用するのに特に適したものになっている点で有利である。
本発明を下記図面を参照して説明する。
コヒーレントインサートを備える使い捨てグリルを中央で切断して側面から見た断面図。 粒用容器を含むインサートを備える使い捨てグリルを中央で切断して側面から見た断面図。 火格子手段を備えていない使い捨てグリルの斜視図。 火格子手段と基部を備える使い捨てグリルの斜視図。 火格子手段と基部を備える使い捨てグリルを中央で切断して側面から見た断面図。
図1は、密着インサートを備える使い捨てグリルを中央で切断して側面から見た断面図である。
この実施形態では、使い捨てグリル1は、耐火性断熱インサート7を内包する基部トレー2を備える。この実施形態では、基部トレー2は、実質的に平坦であり矩形の底部3を備えるが、別の実施形態では、底部3は湾曲あるいは部分的に湾曲して形成されてもよく、その形状が丸、楕円、正方形、多角形又は別の概ね複雑な形状であってもよい。
この実施形態では、基部トレー2は、底部3から上方に突出して上部開口5を形成する4つの壁部4をさらに備える。しかし、別の実施形態では、基部トレー2は、1つ、2つ、3つ、5つ、6つ、8つ以上など別の数の壁部4を備えてもよい。
この実施形態では、基部トレー2全体が圧縮成形によって一体的部品として形成される。しかし、別の実施形態では、基部トレー2は、概ね液状の生分解性材料を成形することによって一体的に形成されてもよく、単一ブロックを機械加工して形成してもよく、あるいは多数の他の方法で作成されてもよい。別の実施形態では、基部トレー2はこのほか、いくつかの個別部品によって形成されてもよく、例えば、天然樹脂部、折り畳み部(plaiting)、かみ合わせ部(meshing)、有機釘、だぼ(dowels)、くさびなどを組み合わせてもよい。
この実施形態では、基部トレー2は段ボールで作成される。段ボールは生分解性(自然界に放置された場合、典型的には2ヵ月以内)であり、軽量であり、比較的安価である。しかし、本発明の別の実施形態では、基部トレー2は、例えば、特定の製造方法、材料の生分解性、特定の使用法及び/又は使い捨てグリル1がどのように環境に配慮しているかに応じて、多数の他の材料から作成されてもよい。
多くの場合、使い捨てグリル1の基部トレー2を形成するのに適した生分解性材料は可燃性でもあるであろう。つまり、生分解性材料(ここでは段ボール)の自己発火温度は約セ氏427度であるが、別の実施例ではこれより高くても低くてもよい。
なお、この文脈での用語「可燃性材料」は、使い捨てグリルの使用中の発熱を促進し、及び/又はグリルの使用中に可燃性材料が発火できるように、比較的容易に引火し比較的迅速に燃焼可能な材料として解釈される必要がある。
この実施形態では、底部3、壁部4及びインサート7は実質的に隙間のない状態で形成されているが、別の実施形態では、壁部4、底部3及び/又はインサート7は、グリル1での燃焼過程への適切な空気供給を確実なものにするため又は他の目的のために、1つ以上の孔を備えてもよい。
この実施形態では、耐火性断熱インサート7は、単一のコヒーレント部品として形成される(即ち、インサート7は成形部品として形成されてもよく、一体部品などとして機械加工されてもよい)。
別の実施形態では、断熱性又はグリル設計の向上及び/又は重量の低減のために、基部トレー2と断熱インサート7との間(特に底部3と断熱インサート7との間)にスペーサー(図示しない)を設けてもよい。
この実施形態では、グリルは基本的に2層(即ち、単一層である基部トレー2と単一層であるインサート7)から構成されているに過ぎない。しかし、別の実施形態では、この2層の一方又は両方が、例えば異なる材料の1層以上の層から構成されてもよく、及び/又は追加の層を内側、外側及び/又は基部トレー2と断熱インサート7との間に配置してもよい。
この実施形態では、インサート7は、バインダー(好ましくは動物源に由来する「膠」又は植物源に由来する生ゴムのような有機的バインダー)によってまとめられた粒状材料によって形成される。好ましくは、バインダーはこのほか、インサートが自然界に放置された場合にインサートの構造が崩壊するように水溶性である。
この実施形態では、粒状材料は、密度が約70kg/m3(このため比較的軽量である)であり、熱伝導率が約0.035W/m・K(比較的高い断熱効果を保証する)であり、自然に発生する火山岩材料である膨張パーライトであり、かさ密度(単位:kg/m3)と熱伝導率(単位:ワット毎メートル毎ケルビン(W/m・K))の比率は約2000である。しかし、パーライトは自然界で発見されるものであるため、この特定材料の密度及び熱伝導率は個別のバッチによって大きくなったり小さくなったりする可能性がある。
別の実施形態では、インサート7は、膨張バーミキュライト(expanded vermiculite)、石膏、ケイ酸カルシウム、Lecaをはじめとするあらゆる種類の耐火岩又は無機材料又はその組み合わせのような別の天然材料から作成されてもよい。Lecaは、軽量膨張粘土によって形成される材料に対する商標名である。Lecaは、天然海底粘土を回転炉で最高セ氏1150度の温度で加熱、燃焼することによって形成される。
別の実施形態では、インサート7はこのほか又はこれに代わって、例えば、木材、圧縮藁材料、段ボール構造物又は熱伝導率の低い別の天然及び/又は有機及び/又は生分解性の材料から作成されてもよい。そのような材料はほとんどの場合、(粘土材料の層のような)何らかの内部耐火層又は内部耐火被覆を備えるか、耐火材料と混合されるか、インサート7の耐火性を保証する難燃剤によって別の方法で処理される必要があるであろう。
図2は、粒用容器8を含むインサート7を備える使い捨てグリル1を中央で切断した断面図である。
この実施形態では、インサート7は、バインダーによってまとめられていない粒状材料によって形成される。代わりに、粒状材料は(基本的に袋として形成される)粒用容器8に投入され、これにより粒状材料は実質的な固定位置に保持される。この実施形態では、粒用容器8は、グリルの使用時に粒用容器8が迅速に燃焼し、インサートがばらばらの粒状材料に転換されるように、可燃性材料から形成される。
輸送中等においてインサート7の位置を保持するために、インサート7(この場合は粒用容器8)は接着剤によって基部トレー2の内表面に接続される。
別の実施形態では、粒用容器8は、内部トレー(図示しない)として形成されてもよく、ばらばらの粒状材料が基部トレー2とこの内部トレーとの間の空洞に配置、包含される。あるいは、粒状材料の位置は、幾何学的適合性によって別の方法で固定されてもよい。即ち、一実施形態では、インサート7は、耐火性断熱粒状材料が充填された、より堅固な中空容器8(例えば、段ボール箱)によって形成されてもよい。
図3は、火格子手段6を備えていない使い捨てグリル1の斜視図である。
この実施形態では、使い捨てグリル1は、別個の可燃性熱源10を予め充填した状態で供給される。可燃性熱源10は、ここでは具体的にはインサート7の内部形状に適合する炭材である。ここでは、熱源10は、インサート7の幅を横切って延びる壁部として形成される。しかし、別の実施形態では、可燃性熱源10は別の種類の炭であってもよく、木材、殻のような植物原料をはじめとする有機材料であってもよく、及び/又は可燃性熱源18は従来の炭として形成されてもよく、あるいは別の形状であってもよい。
図4は、火格子手段6と基部9を備える使い捨てグリル1の斜視図であり、図5は、火格子手段と基部を備える使い捨てグリルを中央で切断した断面図である。
この実施形態では、火格子手段6は、バルサ材から作成される端板14によって固定される竹製の棒部13である。しかし、別の実施形態では、棒部13及び/又は端板14は、圧縮藁材料のような別の材料、無機材料、金属など又はその任意の組み合わせから作成されてもよい。
別の実施形態では、火格子手段6はこのほか又はこれに代わって、多数の孔を備える板によって形成されてもよい。
この実施形態では、火格子として作用する竹の棒13は、実質的に加工も処理もされない。しかし、別の実施形態では、火格子手段6は、実質的に油の浸透しない何らかの表面被覆を上面に備え、及び/又は少なくともグリルが機能している限りは火格子手段が消失しないことを確実なものにするために、実質的に耐火性の何らかの表面被覆を底面又は棒部13に備えてもよい。即ち、実質的に油の透過しない表面被覆は、火格子手段6が網焼きされた食品からの油を吸収して、このために火格子手段が発火するリスク又は少なくとも過度に早く発火するリスクが増大することがないことを確実なものにするために設けられてもよい。しかし、別の実施形態では、実質的に油の透過しない表面被覆、別の表面被覆又は追加の表面被覆がこのほか、網焼きされた食品が焦げて火格子手段6にこびり付くことがないことを確実なものにするものであってもよい。あるいは、1つ又は複数の被覆がさらに衛生的な上面を確保するものであってもよい。油を透過しない表面被覆は、例えば、薄いシリカ層によって形成されてもよい。あるいは、油を透過しない表面被覆は、砂、コンクリート、ガラスをはじめとするあらゆる種類のガラス材料又はこの目的に適した別の材料から作成されてもよい。
上記の耐火性表面被覆は硬化した粘土から作成されてもよい。あるいは、耐火性表面被覆は、砂、コンクリート、シリカ、ガラスをはじめ、耐火性表面被覆を形成するのに適したあらゆる天然材料から作成されてもよい。
また、別の実施形態では、火格子手段6又は火格子手段6の少なくとも上面は、硬材、高度に圧縮された天然材料、金属など、実質的に油を透過しない材料から作成されてもよい。
この実施形態では、使い捨てグリル1は、基部トレー2の底部3の外表面11と下部地面12との間のスペーサーとして機能するように構成される基部9をさらに備えるため、少なくともグリル1を使用中は基部トレー2を下部地面12から持ち上げる。
この実施形態では、基部9は、基部トレー2と下部地面12との間に配置される折り畳み式段ボール構造によって形成される。しかし、別の実施形態では、基部9は、グリル1の基部トレー2に取り付けられてもよく、あるいは、基部トレー2又は火格子手段6と一体的に形成されてもよい。
この実施形態では、基部トレー2及び火格子手段6は別々の独立した部品として形成される。これは、ここでは2つの部品を別々に、それぞれに適した方法で製造でき、その後、組み合わせるだけで使い捨てグリルの一部を形成できる点で有利である。しかし、別の実施形態では、基部トレー2及び火格子手段6は一体部分として形成してもよい。
この実施形態では、可燃性熱源10は、可燃性熱源10を載置する底部シート15を備える。底部シート15が取り付けられたことにより、可燃性熱源10の個々の部品の相互位置が固定される。また、底部シート15は、基部トレー2の外表面11の温度を低下させるのに役立つであろう。この実施形態では、底部シート15は段ボールから作成されている。しかし、別の実施形態では、底部シート15は、木材、圧縮藁材料、無機材料など又はその任意の組み合わせから作成されてもよい。
一実施形態では、底部シート15は、たき付けとして作用してもよく、あるいは、可燃性熱源10を発火させるのに少なくとも役立つものであってもよい。
本発明を、使い捨てグリル1、基部トレー2、火格子手段6などの具体例を参照して例示してきた。しかし、本発明は上記の特定の例に限定されるものではなく、発明の範囲内で請求の範囲に記載されるように設計され、多数の変形例に変形されてもよいことを理解する必要がある。
1 使い捨てグリル
2 基部トレー
3 底部
4 壁部
5 上部開口
6 火格子手段
7 耐火性断熱インサート
8 粒用容器
9 基部
10 可燃性熱源
11 基部トレーの外表面
12 下部地面
13 棒部
14 端板
15 底部シート

Claims (25)

  1. 底部(3)と、前記底部(3)から上方に突出する1つ以上の側壁(4)と、上部開口(5)とを少なくとも含む基部トレー(2)と、
    前記上部開口(5)の少なくとも一部を覆うように構成される火格子手段(6)と、を備える使い捨てグリル(1)であって、
    前記底部(3)及び前記1つ以上の側壁(4)は、生分解性材料によって形成され、
    前記使い捨てグリル(1)は、前記基部トレー(2)に配置される少なくとも1つの耐火性の断熱インサート(7)をさらに備える、使い捨てグリル。
  2. 前記少なくとも1つの断熱インサート(7)は、前記基部トレー(2)内の前記底部(3)及び/又は1つ以上の側壁(4)に適合するように構成される、請求項1に記載の使い捨てグリル(1)。
  3. 前記少なくとも1つの断熱インサート(7)は粒状材料によって形成される、請求項1又は2に記載の使い捨てグリル(1)。
  4. 前記粒状材料は1つ以上の粒用容器(8)に配置される、請求項3に記載の使い捨てグリル(1)。
  5. 前記粒状材料の少なくとも一部の相互位置はバインダーによって固定される、請求項3又は4に記載の使い捨てグリル(1)。
  6. 前記少なくとも1つの断熱インサート(7)は、1つ以上のコヒーレントタイル手段によって形成される、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  7. 前記少なくとも1つの断熱インサート(7)は、前記底部(3)及び/又は前記1つ以上の側壁(4)に接続される、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  8. 前記少なくとも1つの断熱インサート(7)は、かさ密度が2,000kg/m3未満、好ましくは500kg/m3未満、最も好ましくは150kg/m3未満である材料によって形成される、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  9. 前記少なくとも1つの断熱インサート(7)は、かさ密度(単位:kg/m3)と熱伝導率(単位:ワット毎メートル毎ケルビン(W/m・K))の比率が20,000未満、好ましくは10,000未満、最も好ましくは4,000未満である材料によって形成される、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  10. 前記少なくとも1つの断熱インサート(7)は単一のコヒーレント部品として形成される、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  11. 前記基部トレー(2)の前記底部(3)及び前記1つ以上の側壁(4)は、前記生分解性材料によって一体的に形成される、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  12. 前記火格子手段(6)も生分解性材料によって形成される、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  13. 前記基部トレー(2)は1つ以上の有機材料から作成される、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  14. 前記火格子手段(6)は1つ以上の有機材料から作成される、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  15. 前記断熱インサート(7)は1つ以上の天然材料から作成される、請求項1ないし14のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  16. 前記生分解性材料は実質的にカーボンニュートラルである、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  17. 前記使い捨てグリル(1)は、前記基部トレー(2)の前記底部(3)の外表面(11)と下部地面(12)との間のスペーサーとして機能するように構成される基部(9)をさらに備える、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  18. 前記基部(9)は生分解性材料によって形成される、請求項17に記載の使い捨てグリル(1)。
  19. 前記基部トレー(2)及び前記基部(9)は実質的に同一の生分解性材料によって形成される、請求項1ないし18のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  20. 前記基部トレー(2)はモールディングによって形成される、請求項1ないし19のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  21. 前記モールディングはコンプレッションモールディングである、請求項18に記載の使い捨てグリル(1)。
  22. 前記生分解性材料は、木材、竹、トウモロコシの穂軸、ココナツの殻、藁、種子、穀物、トウモロコシ、サトウキビ、エレファントグラス、堅果の殻、葉、植物、生分解性プラスチック、植物由来の澱粉、木炭、紙及び段ボールからなる群から選択される、請求項1ないし21のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  23. 前記基部トレー(2)は、前記使い捨てグリル(1)の通常の使用中に、前記火格子手段(6)に載置される食品を網焼きするために配置される可燃性熱源(10)を包含する、請求項1ないし22のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  24. 前記生分解性材料の自己発火温度は、100°Cから650°C、好ましくは200°Cから550°C、最も好ましくは250°Cから500°Cである、請求項1ないし23のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
  25. 前記少なくとも1つの断熱インサート(7)はパーライトから少なくとも部分的に作成される、請求項1ないし24のいずれか1項に記載の使い捨てグリル(1)。
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