JP3039824B2 - 光ディスク再生装置の再生終了制御方法 - Google Patents

光ディスク再生装置の再生終了制御方法

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JP3039824B2 JP4107093A JP10709392A JP3039824B2 JP 3039824 B2 JP3039824 B2 JP 3039824B2 JP 4107093 A JP4107093 A JP 4107093A JP 10709392 A JP10709392 A JP 10709392A JP 3039824 B2 JP3039824 B2 JP 3039824B2
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク再生装置の
再生終了方法に関し、特に、CD−R(CDRecordable
)等の追記型光ディスクにおける書込み途中のプログ
ラムエリア終端での再生終了に好適な再生終了制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、音響情報等を記録する光ディ
スクとしてCD(Compact Disk)が知られている。この
CDには、図6(4)に示すように、ディスクの内周か
ら、記録情報の索引情報が記録されたリードイン(Lead
IN )エリアLIAと、実際の音楽情報などを記録して
いるプログラムエリアPAと、プログラムエリアPAの
終了を示すリードアウト(Lead OUT)エリアLOAとが
順次形成されている。記録される信号はEFM(Eight
to Fourteen Modulation)により変調されたディジタル
信号であり、音楽情報などのようなメインコード(主情
報)の他にタイムコード(時間情報)等のサブコードが
含まれている。リードインエリアLIAには、TOC
(Table Of Contents )と呼ばれる索引情報が記録さ
れ、ディスクのプログラムエリアPAに記録された総記
録情報片数(例えば、総曲数)、総記録時間(例えば、
総演奏時間)等がサブコードとして記録されている。プ
ログラムエリアPAにはメインコードとしての音楽情報
等が記録されるほか、サブコードのチャンネルQデータ
には、記録情報片番号(例えば、曲番号)を示すトラッ
ク番号(TNO)、トラック開始からの記録時間(P−
TIME:例えばその曲の演奏時間)、TNO=1から
計測される総記録時間(A−TIME:例えば総演奏時
間)等が記録されている。リードアウトエリアLOAに
おいては、そのエリアであることを示すリードアウトコ
ードが記録されている。
【0003】上記CDの記録情報を再生するCDプレー
ヤでは、CDがセットされると、光ヘッドであるピック
アップを所定の初期位置に移動させた後に、CDを回転
させて情報読取り可能な状態にするセットアップ(SE
T−UP)を行い、セットアップが終了するとリードイ
ンエリアLIAからTOC情報を読取るようにされてい
る。通常、TOC情報にはプログラムエリアPAの最後
の記録情報片のトラック番号(LTNO)が含まれてい
るため、そのLTNOにより最終記録情報が認識でき再
生を終了させることができるようにされている。
【0004】ところで、上述したような記録フォーマッ
トを有するCDは、再生専用の記録媒体であるが、近
年、CDと同様のフォーマットを採用しながら情報の追
記を可能にした追記型光ディスクであるCD−Rが提供
されている。
【0005】このCD−Rの記録フォーマット規格は通
称「オレンジブック」と呼ばれる規格に統一されてお
り、CDフォーマット規格(通称レッドブック)に準拠
している。このCD−Rのディスクは、図6(1)〜
(3)に示すように、その記録状態により3つに分けら
れている。すなわち、(1) まだ情報を記録していな
い未記録状態であるブランクディスク(以下「ブランク
CD−R」という)、(2) 情報が一部分書き込まれ
た書込み途中のディスク(Partially RecordedDisc ;
以下「パーシャルCD−R」という)、(3) 記録を
完了させてCDとほぼ同じフォーマットにするために最
終的にフォーマッティングされた書込済ディスク(Fina
lized Disc;以下「ファイナライズCD−Rという)、
である。図6(3)に示すように、ファイナライズCD
−Rにおいては、リードインエリアLIA、プログラム
エリアPA、およびリードアウトエリアLOAがCDと
同様に最終的にフォーマッティングされる。
【0006】通常、CD−Rは専用の記録再生装置にお
いて情報の記録および再生が行われる。CD−Rの記録
トラックには案内溝が形成されており、この案内溝は搬
送波を絶対時間情報を示すデータ(ATIP:Absolute
Time In Pregroove)でFM変調した周波数によりウォ
ブリング(蛇行)されている。CD−Rの記録再生装置
では、その案内溝によりトラッキングおよびスピンドル
制御をすることにより、ブランクCD−Rや書込み途中
のパーシャルCD−Rに対して、記録および再生の制御
を行うようになされている。また、パーシャルCD−R
には、図6(2)に示すように、リードインエリアLI
Aの内周に、記録情報の記録履歴を格納する仮のTOC
の領域としてのPMA(Program Memory Area )が設け
られ、さらにその内周にはディスクごとに適切な記録レ
ーザーパワーを得るために試し書きするPCA(Power
Calibration Area)が設けられている。PMAには、以
下の3種類の情報が記録される。第1にはプログラムエ
リアに記録された記録情報の開始アドレス、終了アドレ
スなどでありこれらはCDのリードインエリアに記録さ
れるTOC情報と同様のフォーマットで記録される。第
2はディスク識別情報(オプション)であり、必要に応
じディスク識別のための6桁(6ディジット)の数字情
報が記録可能である。第3はスキップ命令情報およびス
キップ解除情報であり、ディスク再生時に指定されるT
NOの示す記録エリアごと、またはTNOの示す記録エ
リア内の一部(時間指定可)をスキップさせることがで
きる情報である。
【0007】このようにパーシャルCD−Rにおいて、
PMAに仮のTOCとしての情報を記録するのは、残り
のプログラムエリアに情報が追記される可能性があるこ
とから、最終的に記録完了(ファイナライズ)が指示さ
れるまではTOC情報をリードインエリアに記録するこ
とができないためである。このため、リードインエリア
とリードアウトエリアには何も情報は書き込まない状態
にされている。したがって、それぞれのエリアは鏡面仕
上げの状態にされたままとなっている。CD−Rの記録
再生装置では、ファイナライズが指示されることによ
り、最終的にCDと同じフォーマットにするために、リ
ードインエリアに所定の情報とPMAに記録されている
TOC情報をサブコードとして記録し、リードアウトエ
リアにもそのエリアを示す所定の情報をサブコードとし
て記録する。これによりCDプレーヤでは、このファイ
ナライズされたCD−Rの再生が可能になっていた。
【0008】このような追記可能なCD−Rが提供され
てきているが、従来のCDプレーヤでは、最終的にファ
イナライズされたCD−Rは再生できるものの、情報を
途中まで記録したパーシャルCD−Rについては、プロ
グラムエリアに再生可能な情報が記憶されているにもか
かわらず、その情報が再生できるようにはされていなか
った。というのも前述したように、パーシャルCD−R
ではTOC情報をリードインエリアの内周側に設けられ
たPMAに記録するようにしているが、CDプレーヤで
はそのPMAへアクセスするための機構を備えていない
ためである。また、リードインエリアおよびリードアウ
トエリアも鏡面仕上げのままであり、従来のCDプレー
ヤではそのエリアへの読取りにおいてサーボ系が暴走し
てしまうなど、読取り制御の対応がなされていなかっ
た。
【0009】これに対して、CDプレーヤにおいても、
CD−R記録再生装置のようにPMAへアクセスするた
めの機構と、案内溝を読み取ってトラッキングおよびス
ピンドルを制御する手段を備える構成とすることが考え
られるが、パーシャルCD−Rのみのためにそのような
手段を備えることは、費用対効果の面から好ましくはな
かった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、書込み途中の
パーシャルCD−Rであっても手軽に再生でき、しかも
機構的に何ら付加することなく制御的な変更のみでプロ
グラムエリアの再生を可能にするCDプレーヤが開発さ
れるに至った。すなわち、リードインエリアが鏡面のた
めに通常のセットアップができない場合であっても、プ
ログラムエリアにおいてセットアップを行うように制御
し、TOC情報無しにプログラムエリア内の記録情報の
再生制御を行うようにしたものである。
【0011】しかしながら、通常のCDあるいはファイ
ナライズCD−Rでは、リードアウトエリアを設けてプ
ログラムエリアの終了を検出できるようにしているが、
図6(2)に示すように、パーシャルCD−Rのプログ
ラムエリアPAの終端以降は、追記エリアであるために
鏡面仕上げのままにされている。このため、パーシャル
CD−Rの記録情報再生においては、プログラムエリア
PAの終端で、ピックアップが鏡面部に出てサーボ系が
暴走するか、あるいはトラッキング制御が働いて最終ト
ラックを延々と再生する事態が発生していた。
【0012】本発明は、このような課題によりなされた
もので、パーシャルCD−R等の書込み途中の追記型光
ディスクの再生において、プログラムエリア終端での情
報再生を支障なく終了させることのできる光ディスク再
生装置の再生終了制御方法を提供することを目的として
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段は、プログラムエリアの内周から外周方向へ順次
記録された情報内に所定の間隔で記録位置情報が記録さ
れた光ディスクを再生する光ディスク再生装置の再生終
了制御方法であって、前記プログラムエリアの情報再生
時に、前記記録位置情報を順次読み取り、その読み取っ
た位置情報とその直前に読み取った位置情報とを随時比
較するステップと、その比較において直前に読み取った
位置情報の方が外周側を示すものである場合に、読取り
位置を外周方向に所定のMトラック数移動させるステッ
プと、その移動位置での情報の読み取りが正常であるか
否かを判別するステップと、その判別において読み取り
が正常でない場合に、読取り位置を内周方向に前記Mよ
りも大きい所定のトラック数移動させて再生を終了させ
るステップと、を含む制御方法である。
【0014】
【作用】本発明は、CDのように内周から外周方向に情
報が順次記録され、サブコードのように所定の間隔で記
録情報片番号や記録時間等の記録位置情報が記録された
光ディスクの再生終了制御方法である。本発明では、パ
ーシャルCD−Rのプログラムエリアと鏡面部との境
や、光ディスク上の傷等のある位置の読み取りにおい
て、トラッキングが外れそうになるときにトラッキング
サーボにより外れないようにする制御を利用して再生終
了を判定するものである。
【0015】すなわち、内周から外周に向けて行われる
プログラムエリアの記録情報再生時に、記録位置情報を
順次読み取って直前に読み取った記録位置情報と随時比
較を行う。通常、鏡面部との境の最終トラックを読み取
るときには、トラッキングサーボにより最終トラックを
外れそうになるときに最終トラックに戻すように制御さ
れる。したがって、そのような場合には、直前に読み取
った記録位置の方が外周側となる。本発明ではそのよう
になる異常状態を検出した場合に、読み取り位置を外周
側へ所定のトラック数ジャンプして移動させる。そして
その移動位置において読み取りが正常にできるか否かを
判断する。ジャンプ後の移動位置において正常に読み取
りができれば、異常の原因が傷によるものであると判断
して再生を続行することができる。そして、異常発生位
置をジャンプしても正常に読み取ることができなけれ
ば、たとえばパーシャルCD−R等における鏡面部との
境、すなわちプログラムエリアの終端と判断されるた
め、読取り位置を内周側に移動させて再生を終了させ
る。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1に、本発明を適用するCDプレーヤのブロッ
ク図を示す。
【0017】同図に示すように本発明を適用するCDプ
レーヤは、ディスクDを回転駆動するスピンドルモータ
1と、レーザースポットをディスクD上のピットに照射
しその反射光を光電変換してRF信号を再生するピック
アップ2と、ピックアップ2をディスクDの半径方向に
移動させてトラックへの位置決めを行うサーボメカ3
と、ピックアップ2におけるレーザ光の出力を一定に保
つオート・パワー・コントローラ(APC)4と、スピ
ンドルモータ1、ピックアップ2、およびサーボメカ3
をサーボ制御するサーボ部5と、ピックアップ2から再
生されたRF信号を増幅するとともにサーボ部5へのサ
ーボ制御信号を生成するプリアンプ部6と、増幅された
RF信号のEFM復調処理および誤り訂正などの信号処
理を行ってオーディオデータを再生するとともに、サブ
コーティングからコントロールデータを再生し、スピン
ドルサーボのサーボ制御信号を生成するデコーダ部7
と、デコーダ部7において生成されたオーディオデータ
をD/A変換してオーディオ出力を生成するD/Aコン
バータ部8と、動作状態等を表示するとともに操作指示
を入力する表示・操作部9と、マイクロプロセッサ、メ
モリ等から成り装置全体を制御するシステムコントロー
ラ部10と、を備えて構成されている。
【0018】図2〜図4に、システムコントローラ部1
0によるディスクDの再生制御における処理フローチャ
ートを示す。上記構成とする本実施例のCDプレーヤで
は、パーシャルCD−Rがセットされた場合に、そのプ
ログラムエリアの記録情報を再生するようになされてい
る。図2〜図4のフローチャートは、主にパーシャルC
D−Rの再生におけるシステムコントローラ部10の制
御処理を示したものであり、図2には、ディスクDがセ
ットされた直後の初期セットアップ処理を、図3には、
初期セットアップができない場合であって、PLAYキ
ーが押下されて再生指示されている場合のディスク判定
処理を、そして図4には、本発明の再生終了制御方法を
含む再生処理を示している。また、図5に、パーシャル
CD−Rに対するセットアップから再生、そして再生終
了における、ピックアップ2の読取り位置の説明図を示
す。
【0019】システムコントローラ部10の再生制御処
理を図2から順に説明する. ステップS1,S2: まず、システムコントローラ部
10は、ディスクを載置するトレイがオープン状態から
クローズされたこと、およびディスクDが載置されてい
ることを検出すると、サーボ部5を制御してピックアッ
プ2を初期位置へ移動させて、セットアップ(SET−
UP)処理を起動する。ここで、初期位置は、図示しな
い検出スイッチにより決まる位置であり、通常、ディス
クDのリードインエリアとプログラムエリアの境付近と
なるように、ハード的に設定されている。
【0020】ステップS3,S4,S5: 次に、シス
テムコントローラ部10は、サーボ部5からの信号によ
りフォーカシングをチェックする。フォーカスが定まら
ない状態であればステップS2に戻り、再度初期位置へ
の位置決めを行いセットアップを起動してフォーカシン
グを再チェックし、それでもフォーカスが定まらなけれ
ば不良ディスク(以下、「NGディスク」という)と判
定して処理を終了させる。
【0021】ステップS6,S7: フォーカシングが
正常であれば、さらに、サーボ部5からの信号によりス
ピンドルモータ1の回転数が正常にサーボ制御されてい
るか否かをチェックする。正常であれば再生ディスクD
は通常のCDであると判定して、従来と同様にTOCの
読み取り処理を行い通常の動作を行う。
【0022】ステップS8,S9,S10: スピンド
ルモータ1の回転数が正常でない場合には、2秒間待
ち、2秒間正常でない状態が続くと、次に、PLAYセ
グメント(図示せず)が点灯されているか否か(PLA
Yキーの入力の有無)をチェックする。点灯されていな
ければ、とりあえず回転数の不良(GFS−NG)とし
てディスクの判定を行わずに処理を終了させる。
【0023】ここまでの処理では、たとえば、ブランク
CD−RやパーシャルCD−Rがセットされた場合に
は、リードインエリアが鏡面仕上げのため、初期位置で
のセットアップはできないことになる。しかしながら、
本実施例では、それらのディスクがセットされ、なおか
つPLAYキーが押下されている場合には、再生を試み
るべく、図3に示す処理を続けて行うようにされてい
る。以下、説明する。
【0024】ステップS11,S12: システムコン
トローラ部10は、PLAYセグメント(図示せず)が
点灯されている(PLAYキーの入力有り)場合には、
サーボ部5を制御して、サーボ制御を一旦OFFにする
と共に、ピックアップ2を一定時間外周方向に移動さ
せ、その移動が終了したらその位置でセットアップを起
動する。ここにおける移動時間は、CD規格におけるデ
ィスクのプログラムエリアにピックアップ2が位置する
のに十分な時間である。これにより、図5(A)に示す
ように、ピックアップ2の読取り位置(矢印ST)がプ
ログラムエリアPA内にされる。
【0025】ステップS13,S14,S15: 次
に、サーボ部5からの信号によりフォーカシングをチェ
ックする。フォーカスが定まらない状態であればステッ
プS12に戻り、再度セットアップを起動してフォーカ
シングを再チェックし、それでもフォーカスが定まらな
ければNGディスクと判定して処理を終了させる。
【0026】ステップS16,S17,S18: フォ
ーカシングが正常であれば、さらに、サーボ部5からの
信号によりスピンドルモータ1の回転数が正常にサーボ
制御されているか否かをチェックする。回転数が正常で
ない場合には、3秒間待ち、3秒間正常でない状態が続
くと、NGディスク(ブランクCD−R)と判定して処
理を終了させる。
【0027】ステップS19: スピンドルモータ1の
回転数が正常であれば、再生ディスクDはパーシャルC
D−Rであると判定して、ピックアップ2を10トラッ
クずつ内周方向に移動させると共に、デコーダ部7から
サブコードのチャンネルQデータを得て、1曲目の“0
0:00”、あるいは1曲目のインデックス“0”の位
置を探し、移動を終了させる。
【0028】以上の処理により、パーシャルCD−Rの
再生準備が終了する。続いて行う再生処理を図4のフロ
ーチャートにより説明する。 ステップS20,S21,S22: システムコントロ
ーラ部10は、通常の再生を起動し、再生において読み
取られるサブコードのチャンネルQデータをデコーダ部
7から得て記憶する。同時に、前回得たチャンネルQデ
ータとの比較を行い、記録位置情報である絶対時間情報
について、前回のデータが現在のデータより大きいか否
かを判定する。現在の絶対時間情報の方が大きければ正
常であると判断して、続いてサーボ部5からの信号によ
り回転数が正常か否かを判定し、正常であれば再生を続
行する。正常でなければ2秒間待ち、2秒間正常でない
状態が続いたら再生異常と判定してステップS25の処
理に行く。
【0029】ステップS23,S24: チャンネルQ
データの比較において、前回のデータが現在のデータよ
り大きい場合には、再生異常と判定し、サーボ部5を制
御してピックアップ2を外周方向へ10トラックジャン
プ(10Tr JUMP FWD)させて読取り位置を
移動させる(図5(B)参照、読取り位置を矢印P1か
ら矢印P2へ移動)。そして移動後の位置で回転数が正
常になるか否かを判定し、正常になれば傷かあるいはゴ
ミ等による再生異常であると判定して、そのまま再生を
続行する。回転数が正常でない場合には、プログラムエ
リアの終端(図5の矢印P1位置参照)と判定する。
【0030】ステップS25,S26: 次に、ピック
アップ2を内周方向へ100トラックジャンプ(100
Tr JUMP FWD)させて読取り位置を移動させ
る(図5(B)参照、読取り位置を矢印P2から矢印P
3へ移動)。そして移動後の位置で回転数が正常になる
か否かを判定し、正常であれば回転にブレーキをかけて
停止させる正常ストップにより再生を終了させる。内周
方向への移動後の位置において回転が正常でない場合に
は、サーボ制御をOFFさせて10秒間回転数が下がる
までキー入力を受け付けないで他の動作を行わないよう
にするNGストップにより再生を終了させる。
【0031】このように、本実施例のCDプレーヤで
は、パーシャルCD−Rに対応して再生を可能にする制
御がなされ、なおかつ、再生におけるプログラムエリア
の終端での鏡面部との境においては、 (1) 回転数の不良による再生終了 (2) 絶対時間(チャンネルQデータ)比較による再
生終了 により、支障なく再生を終了させるように制御がなされ
る。
【0032】なお、NGディスクと判定された後のPL
AYキー入力に対する動作は、ステップS2からのトレ
イ・クローズ後の初期セットアップから開始され、再度
ディスク判定がなされる。
【0033】また、上記実施例においては、再生異常時
の外周方向へのジャンプを10トラックとし、またその
内周方向へのジャンプを100トラックとしたが、本発
明はこれに限定されるものではない。ただし、正常スト
ップするために外周方向へのジャンプよりも内周方向へ
のジャンプを大きくする必要がある。
【0034】また、上記実施例ではパーシャルCD−R
について説明したが、パーシャルCD−Rに限らず、本
発明は絶対時間等の記録位置情報が記録され、プログラ
ムエリアの終端が鏡面となっている光ディスクであれば
同様に有効である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク再生装置の再生終了制御方法によれば、プログラムエ
リア以降が鏡面部となっている光ディスクであっても、
プログラムエリア終端において支障なく再生を終了させ
ることができ、たとえばパーシャルCD−RをCD再生
装置で手軽に再生させることができるようにする効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するCDプレーヤのブロック図で
ある。
【図2】実施例におけるシステムコントローラ部の初期
セットアップの処理フローチャートである。
【図3】実施例におけるシステムコントローラ部のディ
スク判定の処理フローチャートである。
【図4】実施例でのパーシャルCD−Rの再生における
のシステムコントローラ部の再生終了の処理フローチャ
ートである。
【図5】実施例におけるピックアップの読取り位置の説
明図である。
【図6】CD−RおよびCDのフォーマットの説明図で
ある。
【符号の説明】
D…ディスク 1…スピンドルモータ 2…ピックアップ 3…サーボメカ 4…オート・パワー・コントローラ(APC) 5…サーボ部 6…プリアンプ部 7…デコーダ部 8…DAコンバータ部 9…表示・操作部 10…システムコントローラ部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムエリアの内周から外周方向へ
    順次記録された情報内に所定の間隔で記録位置情報が記
    録された光ディスクを再生する光ディスク再生装置の再
    生終了制御方法であって、 前記プログラムエリアの情報再生時に、前記記録位置情
    報を順次読み取り、その読み取った位置情報とその直前
    に読み取った位置情報とを随時比較するステップと、 その比較において直前に読み取った位置情報の方が外周
    側を示すものである場合に、読取り位置を外周方向に所
    定のMトラック数移動させるステップと、 その移動位置での情報の読み取りが正常であるか否かを
    判別するステップと、 その判別において読み取りが正常でない場合に、読取り
    位置を内周方向に前記Mよりも大きい所定のトラック数
    移動させて再生を終了させるステップと、を含むことを
    特徴とする光ディスク再生装置の再生終了制御方法。
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