JP2018202932A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラジエータと、ラジエータの少なくとも一部を側方から覆うサイドカバーと、を備えた鞍乗り型車両において、既存部品を活用しつつダウンフォースを確保し、且つ、デザイン性を確保する。【解決手段】ラジエータ25と、ラジエータ25を側方から覆うサイドカバー30と、を備えた自動二輪車において、サイドカバー30は、インナーカバー31と、インナーカバー31を車幅方向外側から覆うアウターカバー32と、を備え、インナーカバー31とアウターカバー32との間には、導風路38が形成され、導風路38には、翼40が設けられ、インナーカバー31及び翼40の少なくとも一部によって構成されるとともに、ラジエータ25の前部かつ車幅方向内側に向けて拡がる翼拡大部29を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、鞍乗り型車両において、サイドカバーをラジエータ近傍に配置した構造が知られている。例えば特許文献1には、ラジエータに当たる走行風を考慮しつつ、車体を左右に倒し込む際の操作力を小さくして操縦性を向上させる構造が開示されている。
一方、鞍乗り型車両においてダウンフォースを考慮した構造としては、車体から外方に突出した翼形状を持つ構造が知られている。
特開2012−153275号公報
しかしながら、特許文献1の構造は、ダウンフォースを考慮したものではない。
一方、ダウンフォース用に、車体から外方に突出した翼形状を新たに設けた場合、部品点数が増えるとともに、デザイン性の観点から好ましくない。
そこで本発明は、ラジエータと、ラジエータの少なくとも一部を側方から覆うサイドカバーと、を備えた鞍乗り型車両において、既存部品を活用しつつダウンフォースを確保し、且つ、デザイン性を確保することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、ラジエータ(25)と、前記ラジエータ(25)の少なくとも一部を側方から覆うサイドカバー(30)と、を備えた鞍乗り型車両(1)において、前記サイドカバー(30)は、インナーカバー(31)と、前記インナーカバー(31)を車幅方向外側から覆うアウターカバー(32)と、を備え、前記インナーカバー(31)と前記アウターカバー(32)との間には、導風路(38)が形成され、前記導風路(38)には、翼(40)が設けられ、前記インナーカバー(31)及び前記翼(40)の少なくとも一部によって構成されるとともに、前記ラジエータ(25)の前部かつ車幅方向内側に向けて拡がる翼拡大部(29)を備えることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記翼拡大部(29)における前記インナーカバー(31)は、前方からの走行風を前記ラジエータ(25)の端部に導くことが可能に湾曲する湾曲部(31a)を備えることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、側面視で、前記翼(40)の少なくとも一部は、フロントフォーク(14)と重なることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、側面視で、前記翼(40)は、後側ほど上方に位置するように傾斜する上向き形状であることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記翼(40)は、前記インナーカバー(31)と一体に形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記翼(40)は、側面視で後側ほど上方に位置するように傾斜する複数の羽根(41,42,43,44)を備えることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、側面視で、前記アウターカバー(32)は、下向きに凸の三角形状であり、前面視で、前記アウターカバー(32)は、車体前面投影面積(S1)内に設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、側面視で、前記アウターカバー(32)の下端は、乗員ステップ(17)の高さと同じ高さに配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、インナーカバー及び翼の少なくとも一部によって構成されるとともに、ラジエータの前部かつ車幅方向内側に向けて拡がる翼拡大部を備えることで、既存部品であるサイドカバーを活用しつつダウンフォースを確保することができる。加えて、インナーカバーとアウターカバーとの間の導風路に翼が設けられるため、デザイン性が悪化することもない。したがって、既存部品を活用しつつダウンフォースを確保し、且つ、デザイン性を確保することができる。
請求項2に記載した発明によれば、翼拡大部におけるインナーカバーは、前方からの走行風をラジエータの端部に導くことが可能に湾曲する湾曲部を備えることで、ラジエータの前方にインナーカバーが位置するにも関わらず、前方からの走行風をラジエータの端部に導くことができるため、ラジエータに当たる走行風を確保することができる。
請求項3に記載した発明によれば、側面視で、翼の少なくとも一部は、フロントフォークと重なることで、フロントフォークの周りにおける走行風の流れを整流することができる。
請求項4に記載した発明によれば、側面視で、翼は、後側ほど上方に位置するように傾斜する上向き形状であることで、ダウンフォースを確保することができる。
請求項5に記載した発明によれば、翼は、インナーカバーと一体に形成されていることで、翼がインナーカバーと別体の場合と比較して、生産性を向上させることができる。
請求項6に記載した発明によれば、翼は、側面視で後側ほど上方に位置するように傾斜する複数の羽根を備えることで、翼が1枚の羽根のみを備えた場合と比較して、より大きなダウンフォースを確保することができる。
請求項7に記載した発明によれば、側面視で、アウターカバーは、下向きに凸の三角形状であり、前面視で、アウターカバーは、車体前面投影面積内に設けられていることで、車体全体から見てアウターカバーをコンパンクト化しつつ、デザイン性を確保することができる。
請求項8に記載した発明によれば、側面視で、アウターカバーの下端は、乗員ステップの高さと同じ高さに配置されていることで、以下の効果を奏する。車両に乗員を乗せた状態において、乗員は乗員ステップ以上の高さに潜り込む姿勢となることから、走行風がサイドカバーの導風路を通過した後の流れの影響を最小にすることができる。
実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 実施形態に係る自動二輪車の前面図である。 実施形態に係るサイドカバーの左側面図である。 実施形態に係るサイドカバーの前面図である。 図3のV−V断面を含む図である。 比較例に係る自動二輪車の断面流速分布を示す図である。 実施形態に係る自動二輪車の断面流速分布を示す、図1のVII−VII断面に相当する図である。 実施形態の変形例に係る自動二輪車の前面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、及び車両上方を示す矢印UPが示されている。
<車両全体>
図1は、鞍乗り型車両の一例としての自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、ハンドル5によって操向される前輪3と、エンジンを含むパワーユニット10によって駆動される後輪4とを備える。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
ハンドル5及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム2前端部に形成されたヘッドパイプ20に操向可能に枢支されている。ヘッドパイプ20には、ハンドル5に接続された不図示のハンドル操向軸が挿通されている。車体フレーム2の前後中央部にはパワーユニット10が配置されている。パワーユニット10の後部には、スイングアーム6がピボット軸6aを中心に上下に揺動可能に枢支されている。スイングアーム6の前部と車体フレーム2の後部との間には、不図示のリヤサスペンションが介装されている。
例えば、車体フレーム2は、複数種の鋼材を溶接等により一体に結合して形成されている。車体フレーム2は、ヘッドパイプ20から後下方に延びた後に下方に屈曲して延びる左右一対のメインフレーム21と、左右メインフレーム21同士を連結するように車幅方向に延びる不図示のクロスメンバと、左右メインフレーム21の後上端部から後上方に延びる不図示のシートレールと、を備えている。
左右メインフレーム21の上方には、燃料タンク8が配置されている。燃料タンク8の後方且つシートレール(不図示)上には、シート9が配置されている。
車体フレーム2は、車体カバー7で覆われている。車体カバー7は、車体フレーム2の前部を覆うフロントカウル7aと、車体フレーム2の前部側方を覆うフロントサイドカウル7bと、車体フレーム2の下部を覆うアンダーカウル7cと、車体フレーム2の後部を覆うリヤカウル7dと、を備えている。図1において、符号14はフロントフォーク、符号15はフロントフェンダ、符号16はリヤフェンダ、符号17はメインステップ(乗員ステップ)をそれぞれ示す。
図2に示すように、自動二輪車1は、エンジン内を循環する冷却水を冷却可能なラジエータ25と、ラジエータ25を側方から覆う左右一対のサイドカバー30と、を備える。以下、車両の構成要素において、左側に配置された構成要素には「L」、右側に配置された構成要素には「R」を付すことがある。図2において、符号CLは、車体左右中心線を示す。
<ラジエータ>
ラジエータ25は、前輪3の後方であってエンジンの前方に配置されている。ラジエータ25は、不図示のステーを介して車体フレーム2(図1参照)に支持されている。例えば、ラジエータ25は、走行風を前後に通過させる隙間を有するフィンチューブ型のラジエータである。図5に示すように、ラジエータ25は、冷却水と走行風との間で熱交換させるコア部26と、コア部26の左右側部に設けられた左右一対のタンク部27と、を備える。便宜上、図5においては、ラジエータ25の左側部の周辺構造を示す。
図2の前面視で、ラジエータ25は、横長の矩形形状を有する。図5の断面視で、ラジエータ25は、前方に開放するU字状をなす。ラジエータ25は、下側ほど後方に位置するように傾斜している。ラジエータ25は、左右対称形状を有する。図2の前面視で、ラジエータ25の車幅方向中心は、車体左右中心線CLと重なる。
<サイドカバー>
図2に示すように、左右サイドカバー30L,30Rは、車幅方向内側に位置する左右一対のインナーカバー31L,31Rと、左右インナーカバー31L,31Rを車幅方向外側から覆う左右一対のアウターカバー32L,32Rと、を備える。左右サイドカバー30L,30R(左右インナーカバー31L,31R及び左右アウターカバー32L,32R)は、左右対称形状を有する。インナーカバー31とアウターカバー32との間には、走行風を前後に通過させる導風路38が形成されている。
<インナーカバー>
インナーカバー31は、フロントサイドカウル7bの前部を構成する。インナーカバー31は、フロントサイドカウル7bのうちフロントフォーク14寄りに位置する部分である。インナーカバー31は、フロントカウル7aの前下端に連なる。
インナーカバー31は、フロントカウル7aの前下端及びフロントフェンダ15の外周縁と共に、ラジエータ25等を前方に露出させる開口部39を形成する。開口部39は、ラジエータ25等に向けての走行風の取入口として機能する。開口部39から取り入れられた走行風は、ラジエータ25等を通過した後、上下一対の側部開口48,49(図1参照)等を経て外部に取り出される。
図2の前面視で、左右インナーカバー31の前端縁は、フロントカウル7aの前下端から下側ほど車幅方向外方に位置するように傾斜した後、前輪3の車軸に向けて車幅方向内方に湾曲している。
図5の断面視で、インナーカバー31は、翼40の一部と共にラジエータ25の前部かつ車幅方向内側に向けて拡がる翼拡大部29を構成する。図5の断面視で、翼拡大部29におけるインナーカバー31は、前方からの走行風をラジエータ25の車幅方向外端部に導くことが可能に湾曲する湾曲部31aを備える。便宜上、図5においては、左インナーカバー31の構造を示す。
図5の断面視で、湾曲部31aの前端は、ラジエータ25におけるコア部26の車幅方向外端部の前方に位置する。図5の断面視で、湾曲部31aは、前端から後側ほど車幅方向外方に位置するように湾曲した後、ラジエータ25におけるタンク部27の車幅方向外端に向けて傾斜している。
図5において、符号P1はラジエータ25におけるコア部26の前面の車幅方向外端(以下「コア部前面外端」ともいう。)、符号P2はラジエータ25におけるタンク部27の車幅方向外端(以下「タンク部外端」ともいう。)、符号L1は車体左右中心線CL(図2参照)と平行かつコア部前面外端P1を通る仮想直線(以下「コア端仮想直線」ともいう。)、符号L2は車体左右中心線CLと平行かつタンク部外端P2を通る仮想直線(以下「タンク端仮想直線」ともいう。)をそれぞれ示す。
図5の断面視で、翼拡大部29は、コア部前面外端P1よりも前方に位置する。図5の断面視で、翼拡大部29は、タンク部外端P2よりも前方に位置する。図5の断面視で、翼拡大部29は、コア端仮想直線L1よりも車幅方向内側に向けて拡がる。図5の断面視で、翼拡大部29は、タンク端仮想直線L2よりも車幅方向内側に向けて拡がる。
<アウターカバー>
図2に示すように、アウターカバー32は、インナーカバー31と共に、翼40が設けられる導風路38を形成する。導風路38は、前後に開口している。導風路38は、翼40に沿って流れる風の流路を構成する。すなわち、導風路38は、翼40に向けての走行風の取入口、及び翼40に沿って流れた走行風の取出口として機能する。
図3の側面視で、アウターカバー32は、前輪3の後上方に位置する。図3の側面視で、アウターカバー32の前端縁は、フロントサイドカウル7bの前端縁に沿うように後側ほど下方に位置するように傾斜している。
図3の側面視で、アウターカバー32は、下向きに凸の三角形状をなす。具体的に、図3の側面視で、アウターカバー32は、前後に伸びる台形形状をなす台形上部33と、上下に伸びるとともに下側ほど前後幅が狭い台形下部34と、を組み合わせた形状を有する。
図2の前面視で、アウターカバー32は、車体前面投影面積S1内に設けられている。ここで、車体前面投影面積S1は、車体の前面を投影した面積を意味する。言い換えると、車体前面投影面積S1は、前面視において車体カバー7及びサイドカバー30の外周縁で囲まれる領域の面積である。
図4の前面視で、アウターカバー32の前端縁は、フロントカウル7aの車幅方向外端から外方に突出した後、下方に屈曲して伸び、その後、下側ほど車幅方向内方に位置するように湾曲し、インナーカバー31の前端縁の車幅方向外端に向けて傾斜している。実施形態において、アウターカバー32は、フロントカウル7aの車幅方向外端から外方に突出する部分(以下「外方突出部32a」ともいう。)を備える。図3の側面視で、外方突出部32aは、後側ほど上方に位置するように傾斜する。便宜上、図3及び図4においては、左アウターカバー32Lにおける外方突出部32aを示す。
図1の側面視で、アウターカバー32の下端は、メインステップ17の高さと同じ高さに配置されている。言い換えると、アウターカバー32の下端の高さH1は、メインステップ17の高さH2と実質的に同じである(H1≒H2)。ここで、アウターカバー32の下端の高さH1は、アウターカバー32の下端と路面との間の距離である。メインステップ17の高さH2は、メインステップ17の足置き部(上端)と路面との間の距離である。
<翼>
図2に示すように、導風路38には、翼40が設けられている。図2の前面視で、翼40は、左右インナーカバー31L,31Rから左右アウターカバー32L,32Rに向けて車幅方向外方に突出して左右一対設けられている。左右翼40L,40Rは、それぞれ左右インナーカバー31L,31Rと一体に形成されている。図3の側面視で、翼40は、上側ほど上方に位置するように傾斜する上向き形状である。図3の側面視で、翼40の一部は、フロントフォーク14と重なる。
図3の側面視で、翼40は、上側ほど上方に位置するように傾斜する複数の羽根41,42,43,44を備える。実施形態において、翼40は、4枚の羽根41,42,43,44を備える。4枚の羽根41,42,43,44は、外方突出部32aの下方において、サイドカバー30の前後幅内に配置されている。
4枚の羽根41,42,43,44は、上側から第一羽根41、第二羽根42、第三羽根43、第四羽根44の順に並んでいる。4枚の羽根41,42,43,44は、第一羽根41、第二羽根42、第三羽根43、第四羽根44の順に前後幅が小さくなっている。図3の側面視で、第一羽根41及び第二羽根42は、フロントフォーク14と重なる。
<断面流速分布>
ここで、実施形態に係る翼40の作用について比較例と共に説明する。
図6は、比較例に係る自動二輪車の断面流速分布を示す図である。図7は、実施形態に係る自動二輪車の断面流速分布を示す図である。図6及び図7は、図1のVII−VII断面に相当する図である。
比較例に係る自動二輪車は、実施形態に係る翼40(図2参照)を備えていない。図6に示すように、比較例においては、走行風の流れが後側ほど車幅方向外方に位置するように拡がっている。
これに対し、実施形態に係る自動二輪車は、導風路38内に翼40(図2参照)を備えている。図7に示すように、実施形態においては、比較例(図6参照)に対し、走行風の流れの車幅方向外方への拡がりが抑制されている。これにより、走行風の流れをスムーズにし、走行抵抗の増加を抑えることができる。
以上説明したように、上記実施形態は、ラジエータ25と、ラジエータ25を側方から覆うサイドカバー30と、を備えた自動二輪車1において、サイドカバー30は、インナーカバー31と、インナーカバー31を車幅方向外側から覆うアウターカバー32と、を備え、インナーカバー31とアウターカバー32との間には、導風路38が形成され、導風路38には、翼40が設けられ、インナーカバー31及び翼40の一部によって構成されるとともに、ラジエータ25の前部かつ車幅方向内側に向けて拡がる翼拡大部29を備えたものである。
この構成によれば、インナーカバー31及び翼40の一部によって構成されるとともに、ラジエータ25の前部かつ車幅方向内側に向けて拡がる翼拡大部29を備えることで、既存部品であるサイドカバー30を活用しつつダウンフォースを確保することができる。加えて、インナーカバー31とアウターカバー32との間の導風路38に翼40が設けられるため、デザイン性が悪化することもない。したがって、既存部品を活用しつつダウンフォースを確保し、且つ、デザイン性を確保することができる。
また、上記実施形態では、翼拡大部29におけるインナーカバー31は、前方からの走行風をラジエータ25の端部に導くことが可能に湾曲する湾曲部31aを備えることで、ラジエータ25の前方にインナーカバー31が位置するにも関わらず、前方からの走行風をラジエータ25の端部に導くことができるため、ラジエータ25に当たる走行風を確保することができる。
また、上記実施形態では、側面視で、翼40の一部は、フロントフォーク14と重なることで、フロントフォーク14の周りにおける走行風の流れを整流することができる。
また、上記実施形態では、側面視で、翼40は、後側ほど上方に位置するように傾斜する上向き形状であることで、ダウンフォースを確保することができる。
また、上記実施形態では、翼40は、インナーカバー31と一体に形成されていることで、翼40がインナーカバー31と別体の場合と比較して、生産性を向上させることができる。
また、上記実施形態では、翼40は、側面視で後側ほど上方に位置するように傾斜する複数の羽根41,42,43,44を備えることで、翼40が1枚の羽根のみを備えた場合と比較して、より大きなダウンフォースを確保することができる。
また、上記実施形態では、側面視で、アウターカバー32は、下向きに凸の三角形状であり、前面視で、アウターカバー32は、車体前面投影面積S1内に設けられていることで、車体全体から見てアウターカバー32をコンパンクト化しつつ、デザイン性を確保することができる。
また、上記実施形態では、側面視で、アウターカバー32の下端は、メインステップ17の高さと同じ高さに配置されていることで、以下の効果を奏する。車両に乗員を乗せた状態において、乗員はメインステップ17以上の高さに潜り込む姿勢となることから、走行風がサイドカバー30の導風路38を通過した後の流れの影響を最小にすることができる。
また、上記実施形態では、側面視で、アウターカバー32の外方突出部32aは、後側ほど上方に位置するように傾斜することで、翼40のダウンフォース効果と相俟って、より大きなダウンフォースを確保することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態では、サイドカバー30がラジエータ25の全部を側方から覆っている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、サイドカバー30がラジエータ25の一部を側方から覆っていてもよい。すなわち、サイドカバー30は、ラジエータ25の少なくとも一部を側方から覆っていればよい。
また、上記実施形態では、翼拡大部29がインナーカバー31及び翼40の一部によって構成されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、翼拡大部29がインナーカバー31及び翼40の全部によって構成されていてもよい。すなわち、翼拡大部29は、インナーカバー31及び翼40の少なくとも一部によって構成されていればよい。
また、上記実施形態では、側面視で翼40の一部がフロントフォーク14と重なる例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、側面視で翼40の全部がフロントフォーク14と重なっていてもよい。すなわち、側面視で翼40の少なくとも一部がフロントフォーク14と重なっていればよい。
また、上記実施形態では、側面視で翼40が後側ほど上方に位置するように傾斜する上向き形状である例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、翼40が角度調整可能に構成されていてもよい。すなわち、側面視で翼40の姿勢が後側ほど上方に位置するように傾斜する状態と水平状態との間で調整可能であってもよい。これにより、ダウンフォースの効果を要求仕様に合わせて調整することができる。
また、上記実施形態では、翼40がインナーカバー31と一体に形成されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、翼40がインナーカバー31と別体であってもよい。
また、上記実施形態では、翼40が4枚の羽根41,42,43,44を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、翼40が1枚の羽根のみで構成されていてもよい。また、翼40が2枚若しくは3枚または5枚以上の複数の羽根を備えていてもよい。
また、上記実施形態では、アウターカバー32が外方突出部32aを備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、アウターカバー32が外方突出部32aを備えていなくてもよい。例えば、図8に示すように、左右アウターカバー132L,132Rの前端縁は、フロントカウル7aの車幅方向外端に連なって下側ほど車幅方向外方に位置するように湾曲した後、下側ほど車幅方向内方に位置するように湾曲し、左右インナーカバー31L,31Rの前端縁の車幅方向外端に向けて傾斜していてもよい。図8の前面視で、アウターカバー132は、車体前面投影面積S2内に設けられている。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。また、本発明は、自動二輪車のみならず、自動車等の四輪の車両にも適用可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
14 フロントフォーク
17 メインステップ(乗員ステップ)
25 ラジエータ
29 翼拡大部
30 サイドカバー
31 インナーカバー
31a 湾曲部
32 アウターカバー
38 導風路
40 翼
41,42,43,44 羽根
S1 車体前面投影面積

Claims (8)

  1. ラジエータ(25)と、
    前記ラジエータ(25)の少なくとも一部を側方から覆うサイドカバー(30)と、を備えた鞍乗り型車両(1)において、
    前記サイドカバー(30)は、インナーカバー(31)と、前記インナーカバー(31)を車幅方向外側から覆うアウターカバー(32)と、を備え、
    前記インナーカバー(31)と前記アウターカバー(32)との間には、導風路(38)が形成され、
    前記導風路(38)には、翼(40)が設けられ、
    前記インナーカバー(31)及び前記翼(40)の少なくとも一部によって構成されるとともに、前記ラジエータ(25)の前部かつ車幅方向内側に向けて拡がる翼拡大部(29)を備えることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記翼拡大部(29)における前記インナーカバー(31)は、前方からの走行風を前記ラジエータ(25)の端部に導くことが可能に湾曲する湾曲部(31a)を備えることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 側面視で、前記翼(40)の少なくとも一部は、フロントフォーク(14)と重なることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 側面視で、前記翼(40)は、後側ほど上方に位置するように傾斜する上向き形状であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記翼(40)は、前記インナーカバー(31)と一体に形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記翼(40)は、側面視で後側ほど上方に位置するように傾斜する複数の羽根(41,42,43,44)を備えることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  7. 側面視で、前記アウターカバー(32)は、下向きに凸の三角形状であり、
    前面視で、前記アウターカバー(32)は、車体前面投影面積(S1)内に設けられていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  8. 側面視で、前記アウターカバー(32)の下端は、乗員ステップ(17)の高さと同じ高さに配置されていることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
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