JP2018190677A - 回路保護装置 - Google Patents

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真吾 槌矢
Shingo Tsuchiya
真吾 槌矢
鎌田 誠二
Seiji Kamata
誠二 鎌田
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【課題】従来よりも確実にヒューズを溶断させる。【解決手段】一端が直流電源のプラス端子に接続され、他端が保護対象回路の一方の入力端子に接続された第1のヒューズと、一端が直流電源のマイナス端子に接続され、他端が保護対象回路の他方の入力端子に接続された第2のヒューズと、アノード端子が第1のヒューズの他端に接続されカソード端子が第2のヒューズの他端に接続される第1のサイリスタと、アノード端子が第2のヒューズの他端に接続されカソード端子が第1のヒューズの他端に接続される第2のサイリスタと、一端が第1のヒューズの他端に接続され他端が第2のヒューズの他端に接続され、中点が第1のサイリスタのゲート端子の接続された第1の抵抗分圧回路と、一端が第1のヒューズの他端に接続され他端が第2のヒューズの他端に接続され、中点が第2のサイリスタのゲート端子の接続された第2の抵抗分圧回路とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、回路保護装置に関する。
下記特許文献1には、組電池の電圧を監視する監視回路を保護する回路保護装置が開示されている。この回路保護装置は、組電池と監視回路との間に介装される回路であり、監視回路の各入力端と組電池を構成する複数の電池セルの各端子とを相互接続する複数の検出ラインの各々に挿入される複数のヒューズと、個々の電池セルに対応する一対の検出ライン間に各々設けられる複数のツェナーダイオードからなる。
特許第5585616号公報
ところで、上記回路保護装置は、ツェナーダイオードが過電圧によって遮断状態から導通状態に変化することによってヒューズに電流が流れて溶断するものであるが、電流が流れることによってヒューズが溶融を開始すると、ヒューズの抵抗値が徐々に大きくなり、この結果としてツェナーダイオードが完全にブレークダウンする前の段階でツェナーダイオードの端子間電圧がツェナー電圧以下に低下して電流が流れなくなり、よってヒューズを完全に溶断しない虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、従来よりも確実にヒューズを溶断させて保護対象回路を保護することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、直流電源と、当該直流電源のプラス電圧及びマイナス電圧が個別に入力される保護対象回路との間に設けられる回路保護装置であって、一端が前記直流電源のプラス端子に接続され、他端が前記保護対象回路の一方の入力端子に接続された第1のヒューズと、一端が前記直流電源のマイナス端子に接続され、他端が前記保護対象回路の他方の入力端子に接続された第2のヒューズと、アノード端子が前記第1のヒューズの他端に接続されると共にカソード端子が前記第2のヒューズの他端に接続される第1のサイリスタと、アノード端子が前記第2のヒューズの他端に接続されると共にカソード端子が前記第1のヒューズの他端に接続される第2のサイリスタと、一端が前記第1のヒューズの他端に接続されると共に他端が前記第2のヒューズの他端に接続され、かつ、中点が前記第1のサイリスタのゲート端子の接続された第1の抵抗分圧回路と、一端が前記第1のヒューズの他端に接続されると共に他端が前記第2のヒューズの他端に接続され、かつ、中点が前記第2のサイリスタのゲート端子の接続された第2の抵抗分圧回路とを備える、という手段を採用する。
本発明によれば、従来よりも確実にヒューズを溶断させて保護対象回路を保護することが可能である。
本発明の一実施形態に係る回路保護装置の詳細構成を示す回路図である。
以下、図1を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る回路保護装置Aは、図示するように電池セルB(直流電源)と電圧監視部C(保護対象回路)との間に設けられており、電池セルBから電圧監視部Cに印加されるプラス電圧及びマイナス電圧の異常に対して電圧監視部Cを保護する装置である。
電池セルBは、組電池の構成要素であり、上記プラス電圧を出力するプラス端子とマイナス電圧を出力するマイナス端子とを備える。この電池セルBが出力するプラス電圧及びマイナス電圧は、回路保護装置Aを介して電圧監視部Cに印加される。また、この電池セルBは、図示するようにCID(Current Interrupt Device)を備えている。CIDは、電池セルBのプラス端子側に設けられており、電池セルBの異常によって当該電池セルBの内圧が過度に上昇すると作動することにより、電池セルBのプラス端子を機械的に解放する遮断素子(ディスコネクト素子)である。
なお、組電池には多数の電池セルが直列接続されているが、電池セルBは、このように直列接続された組電池の1つである。図示を省略しているが、組電池の各電池セルには電圧監視部C及び本実施形態に係る回路保護装置Aが個別に設けられている。また、本実施形態における組電池は、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載されるバッテリであり、例えばリチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池である。
回路保護装置Aは、図示するように第1のヒューズ1、第2のヒューズ2、第1のサイリスタ3、第2のサイリスタ4、第1の抵抗分圧回路5及び第2の抵抗分圧回路6を備えている。第1のヒューズ1は、一端が電池セルBのプラス端子に接続され、他端が電圧監視部Cの一方の入力端子に接続されている。第2のヒューズ2は、一端が電池セルBのマイナス端子に接続され、他端が電圧監視部Cの他方の入力端子に接続されている。これら第1、第2のヒューズ1,2は、電流が通電されると溶断する回路遮断素子である。
第1のサイリスタ3は、アノード端子が第1のヒューズ1の他端に接続されると共にカソード端子が第2のヒューズ2の他端に接続されている。第2のサイリスタ4は、アノード端子が第2のヒューズ2の他端に接続されると共にカソード端子が第1のヒューズ1の他端に接続されている。このような第1、第2のサイリスタ3,4は、ゲート端子に印加される電圧(ゲート電圧)に応じてアノード端子とカソード端子との導通/非導通が制御される半導体スイッチである。
第1の抵抗分圧回路5は、一端が第1のヒューズ1の他端に接続されると共に他端が第2のヒューズ2の他端に接続され、かつ、中点が第1のサイリスタ3のゲート端子の接続されている。第2の抵抗分圧回路6は、一端が第1のヒューズ1の他端に接続されると共に他端が第2のヒューズ2の他端に接続され、かつ、中点が第2のサイリスタ4のゲート端子の接続されている。
これら第1、第2の抵抗分圧回路5,6は、一対の抵抗器の直列回路であり、一端と他端との端子間電圧を一対の抵抗器で抵抗分圧し、この分圧電圧を中点に出力する。すなわち、第1のサイリスタ3のゲート電圧は、第1の抵抗分圧回路5の中点における分圧電圧であり、また第2のサイリスタ4のゲート電圧は、第2の抵抗分圧回路6の中点における分圧電圧である。したがって、第1のサイリスタ3の導通/非導通は、第1の抵抗分圧回路5の分圧電圧によって制御され、第2のサイリスタ4の導通/非導通は、第2の抵抗分圧回路6の分圧電圧によって制御される。
電圧監視部Cは、プラス電圧及びマイナス電圧に基づいて電池セルBの状態を監視する回路構成要素である。この電圧監視用集積回路Cは、図示するように放電回路7、一対のフィルタ8,9及び監視用IC10(LIB IC)を備えている。放電回路7は、抵抗と半導体スイッチとの直列回路であり、一端が第1のヒューズ1の他端に接続され、他端が第2のヒューズ2の他端に接続されている。この放電回路7は、監視用IC10によって半導体スイッチのON/OFFが制御されることによって、電池セルBの放電状態/充電状態を切り替える。
一対のフィルタ8,9のうち、一方のフィルタ8は、入力端が第1のヒューズ1の他端に接続され、出力端が監視用IC10の一方の入力端に接続されている。このフィルタ8は、プラス電圧に重畳するノイズを除去する低域通過回路である。他方のフィルタ9は、入力端が第2のヒューズ2の他端に接続され、出力端が監視用IC10の他方の入力端に接続されている。このフィルタ9は、マイナス電圧に重畳するノイズを除去する低域通過回路である。
監視用IC10は、一対の入力端子を備えており、一方の入力端子には第1のヒューズ1及び一方のフィルタ8を介してプラス電圧が入力され、他方の入力端子には第2のヒューズ2及び他方のフィルタ9を介してマイナス電圧が入力される。この監視用IC10は、プラス電圧及びマイナス電圧に基づいて電池セルBの状態を監視する集積回路である。また、この監視用IC10は、プラス電圧及びマイナス電圧に基づいて電池セルBが過充電状態であることを検知すると、放電回路7の半導体スイッチをON状態に設定して電池セルBに充電された電荷を放電させる。
次に、本実施形態に係る回路保護装置の動作について詳しく説明する。
例えば、車両が力行運転をしている状態で電池セルBが過充電になってCIDが作動した場合、電池セルBのマイナス電圧が異常電圧(過電圧)になる。この結果、第1の抵抗分圧回路5の分圧電圧が低下するので、第1のサイリスタ3は、OFF状態からON状態に変化する。
このように第1のサイリスタ3がON状態になることによって、電池セルBのプラス端子から第1のヒューズ1、第1のサイリスタ3及び第2のヒューズ2を経由して電池セルBのマイナス端子に異常電流が流れ、当該異常電流によって第1、第2のヒューズ1,2が溶断する。ここで、第1のサイリスタ3は、異常電流の流れが停止するまでON状態を維持するので、第1、第2のヒューズ1,2は確実に溶断する。
一方、車両が回生運転をしている状態で電池セルBが過充電になってCIDが作動した場合、電池セルBのプラス電圧が異常電圧(過電圧)になる。この結果、第2の抵抗分圧回路6の分圧電圧が低下するので、第2のサイリスタ4は、OFF状態からON状態に変化する。
このように第2のサイリスタ4がON状態になることによって、電池セルBのプラス端子から第1のヒューズ1、第1のサイリスタ3及び第2のヒューズ2を経由して電池セルBのマイナス端子に異常電流が流れ、当該異常電流によって第1、第2のヒューズ1,2が溶断する。ここで、第2のサイリスタ4は、異常電流の流れが停止するまでON状態を維持するので、第1、第2のヒューズ1,2は確実に溶断する。
このような本実施形態によれば、従来よりも確実に第1、第2のヒューズ1,2を溶断させて電圧監視部Cを保護することが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、電池セルBに備えられたCIDの作動に起因する異常電圧に対して電圧監視部Cを保護することについて説明したが、電圧監視部Cに対する異常電圧の発生原因は、CIDの作動に限定されない。本発明は、様々な要因に起因する異常電圧に対して電圧監視部Cを保護することができる。
(2)上記実施形態では、CIDを備える電池セルBについて説明したが、本発明はこれに限定されない。安全対策用に組電池に設けられる遮断素子には、電池セルの異常内圧に基づいて作動するCIDの他に種々のものが考えられる。
A 回路保護装置
B 電池セル(直流電源)
C 電圧監視部(保護対象回路)
1 第1のヒューズ
2 第2のヒューズ
3 第1のサイリスタ
4 第2のサイリスタ
5 第1の抵抗分圧回路
6 第2の抵抗分圧回路
7 放電回路
8,9 フィルタ
10 監視用IC

Claims (1)

  1. 直流電源と、当該直流電源のプラス電圧及びマイナス電圧が個別に入力される保護対象回路との間に設けられる回路保護装置であって、
    一端が前記直流電源のプラス端子に接続され、他端が前記保護対象回路の一方の入力端子に接続された第1のヒューズと、
    一端が前記直流電源のマイナス端子に接続され、他端が前記保護対象回路の他方の入力端子に接続された第2のヒューズと、
    アノード端子が前記第1のヒューズの他端に接続されると共にカソード端子が前記第2のヒューズの他端に接続される第1のサイリスタと、
    アノード端子が前記第2のヒューズの他端に接続されると共にカソード端子が前記第1のヒューズの他端に接続される第2のサイリスタと、
    一端が前記第1のヒューズの他端に接続されると共に他端が前記第2のヒューズの他端に接続され、かつ、中点が前記第1のサイリスタのゲート端子の接続された第1の抵抗分圧回路と、
    一端が前記第1のヒューズの他端に接続されると共に他端が前記第2のヒューズの他端に接続され、かつ、中点が前記第2のサイリスタのゲート端子の接続された第2の抵抗分圧回路と
    を備えることを特徴とする回路保護装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022074985A1 (ja) * 2020-10-09 2022-04-14 株式会社デンソー 組電池の監視装置
JP7509648B2 (ja) 2020-10-09 2024-07-02 トヨタ自動車株式会社 組電池の監視装置

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