JP2018184871A - 吸気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サージタンクから吸気ポートに導入される空気の流れに生じる、圧力損失を抑制可能な吸気装置を提供する。【解決手段】サージタンク2と、複数の吸気ポート3と、複数の吸気ポート3の各々のサージタンク2側の端部に設けられた複数のファンネル形状部7とを備え、複数のファンネル形状部7は、それぞれ、複数の吸気ポート3のサージタンク2側の端部から気筒6側の端部までの長さが、互いに揃う位置に配置されるとともに、複数の吸気ポート3の各々の中心線Bの延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部8を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、吸気装置に関し、特に、サージタンクから気筒へと空気を供給するための複数の吸気ポートを備える吸気装置に関する。
従来、サージタンクから気筒へと空気を供給するための複数の分岐通路(吸気ポート)を備える樹脂製のインテークマニホールド(吸気装置)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の樹脂製のインテークマニホールドの複数の分岐通路は、それぞれ、サージタンク側の端部に設けられ、サージタンクからの空気が流入する通路口を有するファンネル形状部を含んでいる。複数の通路口は、複数の分岐通路の並ぶ方向に沿って配置されている。
上記特許文献1に記載の樹脂製のインテークマニホールドの複数の分岐通路は、他の搭載機器を避けるため、サージタンク側の端部から気筒側の端部までの間に、複数の分岐通路の並ぶ方向に向かって湾曲する部分を有している。ここで、上記特許文献1に記載の樹脂製のインテークマニホールドの複数の分岐通路のうち、複数の分岐通路の並ぶ方向の外側に配置されている分岐通路が、最も湾曲が大きく形成されている。また、上記特許文献1に記載の樹脂製のインテークマニホールドの複数の分岐通路のうち、複数の分岐通路の並ぶ方向の内側に行くほど、分岐通路の湾曲が小さく形成されている。これにより、上記特許文献1に記載の樹脂製のインテークマニホールドの複数の分岐通路は、サージタンク側の端部から気筒側の端部までの長さがそれぞれ異なって形成されている。
特許第5812696号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された樹脂製のインテークマニホールドでは、複数の分岐通路のそれぞれの長さが異なるため、複数の分岐通路のそれぞれの脈動周波数が異なってしまう。これにより、上記特許文献1に記載された樹脂製のインテークマニホールドは、分岐通路(吸気ポート)に導入される空気の流れに圧力損失が生じやすくなるという問題点がある。このため、サージタンクから吸気ポートに導入される空気の流れに生じる圧力損失を抑制可能な吸気装置が望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、サージタンクから吸気ポートに導入される空気の流れに生じる圧力損失を抑制可能な吸気装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における吸気装置は、側方開口部を含み、側方開口部を介して空気が導入されるサージタンクと、サージタンクからエンジン本体の複数の気筒のそれぞれに、空気を導入するための複数の吸気ポートと、複数の吸気ポートの各々のサージタンク側の端部に設けられた複数のファンネル形状部とを備え、複数のファンネル形状部は、それぞれ、複数の吸気ポートのサージタンク側の端部から気筒側の端部までの長さが、互いに揃う位置に配置されるとともに、複数の吸気ポートの各々の中心線の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部を含む。
この発明の一の局面による吸気装置では、上記のように、複数の吸気ポートの各々において、サージタンク側の端部から気筒側の端部までの長さを揃えている。これにより、複数の吸気ポートの各々の脈動周波数を揃えることができる。さらに、開口端部が吸気ポートの中心線に垂直な方向に形成されているので、吸気ポートの中心線に沿ってサージタンクから吸気ポート内に空気を流入しやすくすることができる。これらにより、サージタンクから吸気ポートに導入される空気の流れに生じる圧力損失を抑制することができる。
上記一の局面における吸気装置において、好ましくは、隣り合うファンネル形状部のそれぞれの開口端部における、吸気ポートの中心線の位置としての第1中心点同士を結んだ第1直線は、複数の吸気ポートの並ぶ方向に対して傾斜している。
このように構成すれば、隣り合うファンネル形状部の開口端部において、一方の開口端部が他方の開口端部よりも気筒側(サージタンクとは反対側)に配置されるように第1直線を傾斜させることによって、一方の吸気ポートに並ぶ方向に向かって大きな湾曲が形成されていたとしても、より気筒側(サージタンク側)に配置される一方のファンネル形状部により、湾曲による一方の吸気ポートの延長分を相殺するように調節することができる。この結果、複数の吸気ポートの長さを容易に揃えることができる。
この場合、好ましくは、吸気ポートの中心線は、ポート中心点を中心とする円弧状になるように設けられ、ファンネル形状部の開口端部は、ポート中心点側の内側縁部と、内側縁部よりもポート中心点から離れた位置の外側縁部とを有し、隣り合うファンネル形状部の開口端部のそれぞれの内側縁部における、複数の吸気ポートが並ぶ方向の第2中心点同士を結んだ第2直線と、隣り合うファンネル形状部のそれぞれの外側縁部における、複数の吸気ポートが並ぶ方向の第3中心点同士を結んだ第3直線とによって、複数の吸気ポートの並ぶ方向に沿ってねじれるよう、ファンネル形状部の開口端部が設けられている。
このように構成すれば、吸気ポートの中心線に垂直な方向に沿って形成された、隣り合うファンネル形状部の開口端部を、それぞれ、吸気ポートの並ぶ方向に対して傾斜する方向に沿って連続して繋げることができる。
上記第2直線と第3直線とにより形成される面が吸気ポートの並ぶ方向に沿ってねじれるように設けられる吸気装置において、好ましくは、隣り合うファンネル形状部における、内側縁部同士および外側縁部同士は、段差なく接続されている。
このように構成すれば、吸気ポートの中心線に垂直な方向に沿って形成された、隣り合うファンネル形状部の開口端部を、それぞれ、吸気ポートの並ぶ方向に対して傾斜する方向に沿って、滑らかに接続することができる。これにより、サージタンクから吸気ポートに導入される空気の流れに生じる、圧力損失をさらに抑制することができる。
上記一の局面における吸気装置において、好ましくは、複数の吸気ポートのそれぞれの横断面における開口の面積は、気筒側からサージタンク側に行くほど大きくなるように構成され、複数のファンネル形状部のうち、最もサージタンクの側方開口部側に位置するファンネル形状部の開口端部の開口の面積が最も大きくなり、側方開口部側とは反対側に行くほど、ファンネル形状部の開口端部の開口の面積が小さくなるように構成されている。
このように構成すれば、サージタンクの側方開口部に近い位置に配置されることによりサージタンクからの空気が流入しにくいファンネル形状部の開口端部の開口の面積を、最も大きくすることができる。また、サージタンクの側方開口部から離れた位置に配置されることによりサージタンクからの空気が流入しやすいファンネル形状部の開口端部の開口の面積を、小さくすることができる。これらにより、複数の吸気ポートのそれぞれにおいて流入する空気の量を均一に近づけることができる。
なお、本出願では、上記一の局面による吸気装置において、以下のような構成も考えられる。
(付記項1)
上記一の局面による吸気装置において、好ましくは、隣り合うファンネル形状部の境界壁部におけるサージタンク側の端部は、サージタンク側に凸の円弧状に形成されている。
(付記項2)
上記第1中心点を有する吸気装置において、4気筒のエンジンにおける4本のファンネル形状部のそれぞれの開口端部における、第1中心点を結んだ直線は、複数の吸気ポートの並ぶ方向に対し、全体に亘ってすべて同じ角度で傾斜している。
本発明の一実施形態による吸気装置の構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態による吸気装置の構成を示した側面図である。 本発明の一実施形態による吸気装置の構成を示した背面図である。 図3の200−200線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態による吸気装置のロアピースを示した平面図である。 本発明の一実施形態による吸気装置における、複数のファンネル形状部を示した図4の部分断面図である。 本発明の一実施形態による吸気装置における、複数のファンネル形状部を示したロアピースの斜視図である。 本発明の一実施形態による吸気装置における、第1ファンネル部の第1開口端部の模式的な図である。 本発明の一実施形態による吸気装置における、複数のファンネル形状部および開口端部を示した図4の部分断面図である。 本発明の一実施形態による吸気装置における、複数のファンネル形状部の開口端部のそれぞれの第1中心点、第2中心点および第3中心点を示したロアピースの斜視図である。 本発明の一実施形態による吸気装置における、複数のファンネル形状部を側方開口部から視たときのロアピースの斜視図である。 図5を上方から視たときのロアピースの斜視図である。 図12の300−300線に沿った断面図である。 本発明の第1変形例による吸気装置の構成を示した背面図である。 図14の400−400線に沿った部分断面図である。 本発明の第1変形例による吸気装置のロアピースの平面図である。 本発明の第2変形例による吸気装置の構成を示した背面図である。 図17の500−500線に沿った部分断面図である。 本発明の第2変形例による吸気装置のロアピースの平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(吸気装置)
まず、図1〜図13を参照して、本発明の一実施形態による吸気装置1の構成について説明する。なお、図1〜図13において、複数の吸気ポート3の並ぶ方向をX方向とし、X方向のうち側方開口部4が配置されている側をX2方向、その反対側をX1方向とする。また、水平面内において、X方向に直交する方向をY方向とし、エンジン10側をY2方向、その反対側をY1方向とする。また、X方向およびY方向に直交する方向をZ方向とし、ロアピース11における、サージタンク2側をZ1方向とし、その反対側をZ2方向とする。
吸気装置1は、自動車用の直列4気筒エンジン10(エンジン本体の一例)に設けられる。エンジン10は、シリンダヘッド5と、シリンダヘッド5の下方のシリンダブロック14と、シリンダヘッド5の上方のヘッドカバー15とを備えている。
吸気装置1は、図1に示すように、サージタンク2と、複数(4本)の吸気ポート3とを含んでいる。サージタンク2は、側方開口部4を含み、エアクリーナ21から供給される空気が側方開口部4を介して導入されている。複数の吸気ポート3のそれぞれは、図2に示すように、シリンダヘッド5に接続されるとともに、シリンダヘッド5を介して複数(4本)の気筒6のそれぞれと接続されている。複数の吸気ポート3は、エアクリーナ21(図1参照)および図示しないスロットルを介して到達する空気がサージタンク2から、エンジン10の複数の気筒6のそれぞれに流入する。ここで、吸気ポート3はサージタンク2から分岐して、サージタンク2の下流側に配置されている。
吸気装置1は、図2に示すように、ロアピース11と、ミドルピース12と、アッパーピース13とを備えている。ロアピース11は、吸気装置1におけるY2側に配置されている。アッパーピース13は、吸気装置1におけるY1側に配置されている。ミドルピース12は、ロアピース11とアッパーピース13との間に配置されている。ロアピース11、ミドルピース12およびアッパーピース13は、互いに振動溶着により一体的に接合されている。ここで、吸気ポート3およびサージタンク2は、ロアピース11、ミドルピース12およびアッパーピース13が一体的に接合されることにより形成される。
複数の吸気ポート3のそれぞれは、図3に示すように、X1側から順番に、第1ポート部31と、第2ポート部32と、第3ポート部33と、第4ポート部34とを有している。アッパーピース13において、第1ポート部31、第2ポート部32、第3ポート部33および第4ポート部34は、X方向と直交する方向にうず巻き状に形成されている。
ミドルピース12およびアッパーピース13における、第1ポート部31、第2ポート部32および第3ポート部33は、それぞれうず巻き状の一部がX1方向に湾曲する、第1湾曲部31a、第2湾曲部32a、第3湾曲部33aを有している。なお、第1ポート部31の第1湾曲部31aが一番大きくX1側に湾曲し、第2ポート部32の第2湾曲部32aが次に大きくX1側に湾曲し、第3ポートの第3湾曲部33aが一番小さくX1側に湾曲している。ミドルピース12およびアッパーピース13における、第4ポート部34は、湾曲部を有していない。
ミドルピース12およびアッパーピース13における、第1ポート部31の空気流れ方向の長さは、第2ポート部32の空気流れ方向の長さよりも大きくなっている。アッパーピース13における、第2ポート部32の空気流れ方向の長さは、第3ポート部33の空気流れ方向の長さよりも大きくなっている。アッパーピース13における第3ポート部33の空気流れ方向の長さは、第4ポート部34の空気流れ方向の長さよりも大きくなっている。このように、ミドルピース12およびアッパーピース13における、第1ポート部31、第2ポート部32、第3ポート部33および第4ポート部34の空気流れ方向の長さは、異なっている。
図4に示すように、ロアピース11における、複数の吸気ポート3の各々のサージタンク2側の端部(空気流れ方向の上流側の端部)には、ファンネル形状部7が設けられている。ファンネル形状部7では、吸気ポート3の吸入効率を向上させるために、吸気ポート3のサージタンク2側の端部がサージタンク2側に向かって徐々に流路断面積が大きくなるようなファンネル形状に形成されている。複数のファンネル形状部7は、第1ポート部31に設けられる第1ファンネル部71と、第2ポート部32に設けられる第2ファンネル部72と、第3ポート部33に設けられる第3ファンネル部73と、第4ポート部34に設けられる第4ファンネル部74とを有している。
〈ファンネル形状部の配置位置〉
上記したように、ミドルピース12およびアッパーピース13における、第1ポート部31、第2ポート部32、第3ポート部33および第4ポート部34の空気流れ方向の長さは異なっているため、ロアピース11における、第1ポート部31、第2ポート部32、第3ポート部33および第4ポート部34の空気流れ方向の長さが同じであると、第1ポート部31、第2ポート部32、第3ポート部33および第4ポート部34の空気流れ方向の長さが異なってしまう。
第1ポート部31、第2ポート部32、第3ポート部33および第4ポート部34の空気流れ方向の長さが異なると、第1ポート部31、第2ポート部32、第3ポート部33および第4ポート部34それぞれの脈動周波数が異なってしまう。この場合、エンジン10内の複数の気筒6のそれぞれにおいて、第1ポート部31、第2ポート部32、第3ポート部33および第4ポート部34のそれぞれからの空気の流入量を増加させることが困難である。また、第1ポート部31、第2ポート部32、第3ポート部33および第4ポート部34のそれぞれにおいて、圧力損失が生じてしまいやすい。そのため、本実施形態の複数のファンネル形状部7は、それぞれ、複数の吸気ポート3のサージタンク2側の端部から気筒6側の端部(空気流れ方向の下流側の端部)までの長さが、互いに揃う位置に配置されている。すなわち、複数のファンネル形状部7は、第1ポート部31、第2ポート部32、第3ポート部33および第4ポート部34の空気流れ方向の長さが互いに揃うように配置されている。以下、複数のファンネル形状部7の配置位置について説明する。
図3および図4に示すように、ミドルピース12およびアッパーピース13における、第1ポート部31の長さが複数の吸気ポート3のなかにおいて最も大きいので、ロアピース11における、第1ポート部31の長さが複数の吸気ポート3のなかにおいて最も小さくなる。そのため、図4および図5に示すように、第1ファンネル部71は、第2ファンネル部72、第3ファンネル部73および第4ファンネル部74のいずれよりも、空気流れ方向において最も気筒6側に配置されている。
ミドルピース12およびアッパーピース13における、第2ポート部32の長さが複数の吸気ポート3のなかにおいて2番目に大きいので、ロアピース11における、第2ポート部32の長さが複数の吸気ポート3のなかにおいて2番目に小さくなる。そのため、図4および図5に示すように、第2ファンネル部72は、第3ファンネル部73および第4ファンネル部74のいずれよりも、空気流れ方向において気筒6側に配置されている。さらに、第2ファンネル部72は、第1ファンネル部71よりも、空気流れ方向においてサージタンク2側に配置されている。
ミドルピース12およびアッパーピース13における、第3ポート部33の長さが複数の吸気ポート3のなかにおいて3番目に大きいので、ロアピース11における、第3ポート部33の長さが複数の吸気ポート3のなかにおいて3番目に小さくなる。そのため、図4および図5に示すように、第3ファンネル部73は、第4ファンネル部74よりも、空気流れ方向において気筒6側に配置されている。さらに、第3ファンネル部73は、第1ファンネル部71および第2ファンネル部72のいずれよりも、空気流れ方向においてサージタンク2側に配置されている。
ミドルピース12およびアッパーピース13における、第4ポート部34の長さが複数の吸気ポート3のなかにおいて最も小さいので、ロアピース11における、第4ポート部34の長さが複数の吸気ポート3のなかにおいて最も大きくなる。そのため、図4および図5に示すように、第4ファンネル部74は、第1ファンネル部71、第2ファンネル部72および第3ファンネル部73のいずれよりも、空気流れ方向において最もサージタンク2側に配置されている。
〈ファンネル形状部の開口端部〉
図6に示すように、ロアピース11において、各々の吸気ポート3の中心線Bが、各々のポート中心点C1、C2、C3、C4を中心とする円弧状になるように吸気ポート3が形成されている。ここで、ポート中心点C1、C2、C3、C4は、直線C上(図7参照)に配置されている。複数の吸気ポート3では、それぞれ、ファンネル形状部7にサージタンク2に臨む開口である開口端部8が形成されている。開口端部8は、吸気ポート3の中心線Bの延びる方向に対して、所定の角度に傾斜して構成されている。ここで、所定の角度が、吸気ポート3の中心線Bの延びる方向に対して、垂直に沿った方向でないと、吸気ポート3の中心線Bに沿った方向から視た、開口端部8の開口面積が小さくなってしまう。この場合、吸気ポート3において、開口端部8から空気が流入しにくくなることに起因して、開口端部8付近において圧力損失が発生してしまう。そこで、本実施形態のファンネル形状部7は、複数の吸気ポート3の各々の中心線Bの延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部8を含んでいる。以下、複数のファンネル形状部7のそれぞれの開口端部8について説明する。
図7に示すように、第1ファンネル部71は、ロアピース11における、第1ポート部31の中心線B1の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部8としての第1開口端部81を有している。ここで、図6に示すように、第1ポート部31の中心線B1の延びる方向に対して垂直な方向は、円弧状の第1ポート部31の第1ポート中心点C1を通る。また、第1開口端部81は、図7に示すように、第1ポート部31の中心線B1の延びる方向から視て、略矩形状に形成されている。第1ファンネル部71の第1開口端部81は、第1ポート中心点C1側の第1内側縁部81aと、第1内側縁部81aよりも第1ポート中心点C1から離れた位置の第1外側縁部81bとを有している。第1ファンネル部71の第1開口端部81は、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の一方側(X1側)の第1一方側縁部81cと、他方側(X2側)の第1他方側縁部81dとを有している。第1ファンネル部71において、第1開口端部81の開口(以下、第1開口A1とする)の面積は、第1内側縁部81a、第1外側縁部81b、第1一方側縁部81cおよび第1他方側縁部81dにより囲まれている部分となっている。
第2ファンネル部72は、ロアピース11における、第2ポート部32の中心線B2の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部8としての第2開口端部82を有している。ここで、図6に示すように、第2ポート部32の中心線B2の延びる方向に対して垂直な方向は、円弧状の第2ポート部32の第2ポート中心点C2を通る。また、第2開口端部82は、図7に示すように、第2ポート部32の中心線B2の延びる方向から視て、略矩形状に形成されている。第2ファンネル部72の第2開口端部82は、第2ポート中心点C2側の第2内側縁部82aと、第2内側縁部82aよりも第2ポート中心点C2から離れた位置の第2外側縁部82bとを有している。第2ファンネル部72の第2開口端部82は、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の一方側(X1側)の第2一方側縁部82cと、他方側(X2側)の第2他方側縁部82dとを有している。第2ファンネル部72において、第2開口端部82の開口(以下、第2開口A2とする)の面積は、第2内側縁部82a、第2外側縁部82b、第2一方側縁部82cおよび第2他方側縁部82dにより囲まれている部分となっている。
第3ファンネル部73は、ロアピース11における、第3ポート部33の中心線B3の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部8としての第3開口端部83を有している。ここで、図6に示すように、第3ポート部33の中心線B3の延びる方向に対して垂直な方向は、円弧状の第3ポート部33の第3ポート中心点C3を通る。また、第3開口端部83は、図7に示すように、第3ポート部33の中心線B3の延びる方向から視て、略矩形状に形成されている。第3ファンネル部73の第3開口端部83は、第3ポート中心点C3側の第3内側縁部83aと、第3内側縁部83aよりも第3ポート中心点C3から離れた位置の第3外側縁部83bとを有している。第3ファンネル部73の第3開口端部83は、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の一方側(X1側)の第3一方側縁部83cと、他方側(X2側)の第3他方側縁部83dとを有している。第3ファンネル部73において、第3開口端部83の開口(以下、第3開口A3とする)の面積は、第3内側縁部83a、第3外側縁部83b、第3一方側縁部83cおよび第3他方側縁部83dにより囲まれている部分となっている。
第4ファンネル部74は、ロアピース11における、第4ポート部34の中心線B4の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部8としての第4開口端部84を有している。ここで、図6に示すように、第4ポート部34の中心線B4の延びる方向に対して垂直な方向は、円弧状の第4ポート部34の第4ポート中心点C4を通る。また、第4開口端部84は、図7に示すように、第4ポート部34の中心線B4の延びる方向から視て、略矩形状に形成されている。第4ファンネル部74の第4開口端部84は、第4ポート中心点C4側の第4内側縁部84aと、第4内側縁部84aよりも第4ポート中心点C4から離れた位置の第4外側縁部84bとを有している。第4ファンネル部74の第4開口端部84は、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の一方側(X1側)の第4一方側縁部84cと、他方側(X2側)の第4他方側縁部84dとを有している。第4ファンネル部74において、第4開口端部84の開口(以下、第4開口A4とする)の面積は、第4内側縁部84a、第4外側縁部84b、第4一方側縁部84cおよび第4他方側縁部84dにより囲まれている部分となっている。
吸気装置1では、複数の吸気ポート3のそれぞれの横断面における開口の面積は、気筒6側からサージタンク2側に行くほど大きくなるように構成されている。具体的には、図8に示すように、第1開口端部81では、第1ポート部31の地点M1における、第1ポート部31の中心線B1に直交する方向の長さE1が、第1ポート部31の地点M2における、第1ポート部31の中心線B1に直交する方向の長さE2よりも大きくなっている。さらに、図8に示すように、第1ポート部31の地点M1における、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の長さF1が、第1ポート部31の地点M2における、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の長さ(F2)よりも大きくなっている。これにより、第1ポート部31の地点M1の断面における開口の面積は、第1ポート部31の地点M2の断面における開口の面積よりも大きくなっている。複数の吸気ポート3のうちの第1ポート部31について説明したが、第2ポート部32、第3ポート部33および第4ポート部34に関しても、同じような構成となっている。
これにより、吸気装置1では、複数のファンネル形状部7のうち、最もサージタンク2の側方開口部4側に位置するファンネル形状部7の開口端部8の開口の面積が最も大きくなり、側方開口部4側とは反対側に行くほど、ファンネル形状部7の開口端部8の開口の面積が小さくなるように構成されている。具体的には、吸気ポート3の開口の面積は、空気流れ方向において、サージタンク2側から気筒6側に行くほど小さくなるので、気筒6側に配置されているファンネル形状部7ほど、ファンネル形状部7の開口の面積は小さくなる。
図6に示すように、複数のファンネル形状部7のうち第1ファンネル部71は、空気流れ方向において、第2ファンネル部72、第3ファンネル部73および第4ファンネル部74よりも気筒6側に配置されている。そのため、図7に示すように、第1ファンネル部71の第1開口A1の面積は、複数のファンネル形状部7において最も小さくなる。
複数のファンネル形状部7のうち第2ファンネル部72は、空気流れ方向において、第3ファンネル部73および第4ファンネル部74よりも気筒6側に配置され、第1ファンネル部71よりもサージタンク2側に配置されている。そのため、第2ファンネル部72の第2開口A2の面積は、複数のファンネル形状部7において2番目に小さくなる。
複数のファンネル形状部7のうち第3ファンネル部73は、空気流れ方向において、第4ファンネル部74よりも気筒6側に配置され、第1ファンネル部71および第2ファンネル部72よりもサージタンク2側に配置されている。そのため、第3ファンネル部73の第3開口A3の面積は、複数のファンネル形状部7において3番目に小さくなる。
複数のファンネル形状部7のうち第4ファンネル部74は、空気流れ方向において、第1ファンネル部71、第2ファンネル部72および第3ファンネル部73よりもサージタンク2側に配置されている。そのため、第4ファンネル部74の第4開口A4の面積は、複数のファンネル形状部7において最も大きくなる。
〈ファンネル形状部同士の接続〉
図9に示すように、吸気装置1では、複数の吸気ポート3のそれぞれのサージタンク2側の端部から気筒6側の端部の長さを揃え、かつ、吸気ポート3の中心線Bの延びる方向に対して、複数の吸気ポート3の開口端部8を垂直にしている。図5に示すように、隣り合うファンネル形状部7のそれぞれの開口端部8における、吸気ポート3の中心線Bの位置としての第1中心点T1、T2、T3、T4を結んだ第1直線L1は、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)に対して傾斜している。ここで、第1直線L1は、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)に対し、全体に亘ってすべて同じ角度で傾斜している。本実施形態の吸気装置1では、上記した複数のファンネル形状部7を連続して繋げることにより、複数のファンネル形状部7の形状が、図11に示すように、ねじれた形状となっている。以下、ファンネル形状部7の形状について説明する。
図10に示すように、ロアピース11における、複数の吸気ポート3の内側縁部8aは、それぞれ、複数の吸気ポート3の並ぶ方向の中央部に配置される第2中心点U1、U2、U3、U4を有している。具体的には、第1開口端部81の第1内側縁部81aは、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の中央部に配置される第2中心点U1を有している。第2開口端部82の第2内側縁部82aは、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の中央部に配置される第2中心点U2を有している。第3開口端部83の第3内側縁部83aは、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の中央部に配置される第2中心点U3を有している。第4開口端部84の第4内側縁部84aは、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の中央部に配置されている第2中心点U4を有している。
隣り合う、第1内側縁部81aの第2中心点U1、第2内側縁部82aの第2中心点U2、第3内側縁部83aの第2中心点U3、および、第4内側縁部84aの第2中心点U4を結んだ線は、第2直線L2となっている。また、図9に示すように、第2直線L2は、第1内側縁部81aの第2中心点U1から第4内側縁部84aの第2中心点U4までの間に、Z方向において間隔R2だけずれている。
ロアピース11における、複数の吸気ポート3の外側縁部8bは、それぞれ、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の中央部に配置される第3中心点D1、D2、D3、D4を有している。具体的には、第1開口端部81の第1外側縁部81bは、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の中央部に配置される第3中心点D1を有している。第2開口端部82の第2外側縁部82bは、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の中央部に配置される第3中心点D2を有している。第3開口端部83の第3外側縁部83bは、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)の中央部に配置される第3中心点D3を有している。第4開口端部84の第4外側縁部84bは、複数の吸気ポート3の並ぶ方向の中央部に配置されている第3中心点D4を有している。
隣り合う、第1外側縁部81bの第3中心点D1、第2外側縁部82bの第3中心点D2、第3外側縁部83bの第3中心点D3、および、第4外側縁部84bの第3中心点D4を結んだ線は、第3直線L3となっている。また、図9に示すように、第3直線L3は、第1外側縁部81bの第3中心点D1から第4外側縁部84bの第3中心点D4までの間に、Z方向において間隔R3だけずれている。
さらに、図9に示すように、第1直線L1は、第1開口端部81の第1中心点T1から第4開口端部84の第1中心点T4までの間に、Z方向において間隔R4だけずれている。
図11に示すように、第2直線L2は、第3直線L3に対してねじれの位置に配置され、第2直線L2および第3直線L3のそれぞれは、第1直線L1に対してねじれの位置に配置されている。具体的には、図9に示すように、第1直線L1、第2直線L2および第3直線L3のそれぞれは、互いに交差しない。
さらに、図11に示すように、第1直線L1は、第1中心点T1から第1中心点T4までの間に、Z方向において間隔R4だけずれているので、第4ポート部34から第1ポート部31に行くほどサージタンク2側とは反対側に傾斜している。第2直線L2は、第2中心点U1から第2中心点U4までの間に、Z方向において間隔R2だけずれているので、第4ポート部34から第1ポート部31に行くほど第1直線L1よりも小さく、サージタンク2側とは反対側に傾斜している。第3直線L3は、第3中心点D1から第3中心点D4までの間に、Z方向において間隔R3だけずれているので、第4ポート部34から第1ポート部31に行くほど第1直線L1よりも大きく、サージタンク2側とは反対側に傾斜している。これらのため、第1直線L1、第2直線L2および第3直線L3のそれぞれは、互いに平行とはなっていない。このように、第1直線L1、第2直線L2および第3直線L3のそれぞれは、互いにねじれの関係にある。
吸気装置1では、第2直線L2および第3直線L3とによって、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)に沿ってねじれるように、ファンネル形状部7の開口端部8が設けられている。具体的には、図11に示すように、第4ポート部34から第1ポート部31に行くにしたがい、第2直線L2はサージタンク2側とは反対側に傾斜し、第3直線L3はサージタンク2側とは反対側に傾斜しているので、第4開口端部84から第1開口端部81に行くにしたがい、開口端部8がサージタンク2側に倒れるように回転している。ここで、開口端部8がサージタンク2側に倒れるように回転しているとは、開口端部8がY2側かつZ1側を向いている状態から、開口端部8がY1側かつZ1側を向いている状態になることを示している。
〈境界壁部〉
図12に示すように、吸気装置1には、隣り合う複数のファンネル形状部7の間に位置する複数の境界壁部9が形成されている。ここで、境界壁部9のサージタンク2側の端部は、サージタンク2側に凸の円弧状(図13参照)に形成されている。境界壁部9は、第1ファンネル部71の第1開口端部81と第2ファンネル部72の第2開口端部82との間に位置する第1境界壁部91を有している。境界壁部9は、第2ファンネル部72の第2開口端部82と第3ファンネル部73の第3開口端部83との間に位置する第2境界壁部92を有している。境界壁部9は、第3ファンネル部73の第3開口端部83と第4ファンネル部74の第4開口端部84との間に位置する第3境界壁部93を有している。
図13に示すように、複数の境界壁部9のサージタンク2側の端点G1、G2、G3を結んだ第4直線L4は、複数の吸気ポート3が並ぶ方向(X方向)に対して傾斜している。これにより、隣り合うファンネル形状部7における、内側縁部8a同士および外側縁部8b同士は、境界壁部9により、段差なく滑らかに傾斜して接続されている。
第1境界壁部91の端点G1は、吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)における第1一方側縁部81c側の第1側壁部94の端点J1よりも、サージタンク2側に配置されている。すなわち、第1側壁部94の端点J1の方が、第1ポート部31の空気流れ方向において、気筒6側に配置されている。このため、第1ポート部31内に発生する負圧は、第1ファンネル部71において、第1側壁部94の端点J1側の方が、第1境界壁部91の端点G1側よりも強くなる。これにより、第1側壁部94の端点J1側の方が、第1境界壁部91の端点G1側よりも空気の流れが強くなる。
図13に示すように、第2境界壁部92の端点G2は、第1境界壁部91の端点G1よりも、サージタンク2側に配置されている。すなわち、第1側壁部94の端点G1の方が、第2ポート部32の空気流れ方向において、気筒6側に配置されている。このため、第2ポート部32内に発生する負圧は、第2ファンネル部72において、第1境界壁部91の端点G1側の方が、第2境界壁部92の端点G2側よりも強くなる。これにより、第1境界壁部91の端点G1側の方が、第2境界壁部92の端点G2側よりも空気の流れが強くなる。
第3境界壁部93の端点G3は、第2境界壁部92の端点G2よりも、サージタンク2側に配置されている。すなわち、第2境界壁部92の端点G2の方が、第3ポート部33の空気流れ方向において、気筒6側に配置されている。このため、第3ポート部33内に発生する負圧は、第3ファンネル部73において、第2境界壁部92の端点G2側の方が、第3境界壁部93の端点G3側よりも強くなる。これにより、第2境界壁部92の端点G2側の方が、第3境界壁部93の端点G3側よりも空気の流れが強くなる。
吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)における第4他方側縁部84d側の第2側壁部95の端点J2は、第3境界壁部93の端点G3よりも、サージタンク2側に配置されている。すなわち、第3側壁部の端点G3の方が、第4ポート部34の空気流れ方向において、気筒6側に配置されている。このため、第4ポート部34内に発生する負圧は、第4ファンネル部74において、第3境界壁部93の端点G3側の方が、第2側壁部95の端点J2側よりも強くなる。これにより、第3境界壁部93の端点G3側の方が、第2側壁部95の端点J2側よりも空気の流れが強くなる。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、ファンネル形状部7が、複数の吸気ポート3の各々において、サージタンク2側の端部から気筒6側の端部までの長さを揃える位置に配置されるとともに、中心線Bの延びる方向に対して垂直な方向に沿って形成された開口端部8を含んでいる。これにより、複数の吸気ポート3の各々の脈動周波数を揃えることができる。さらに、開口端部8が吸気ポート3の中心線Bに垂直な方向に形成されているので、吸気ポート3の中心線Bに沿ってサージタンク2から吸気ポート3内に空気を流入しやすくすることができる。これらの結果、サージタンク2から吸気ポート3に導入される空気の流れに生じる、圧力損失を抑制することができる。
また、本実施形態では、複数の吸気ポート3の各々のサージタンク2側の端部から気筒6側の端部までの長さが揃っているため、複数の吸気ポート3の各々に流れる空気の量を均等に分配し易くすることができる。
また、本実施形態では、複数の吸気ポート3の各々の脈動周波数を揃えることができるので、複数の吸気ポート3の各々の脈動周波数が揃っていない場合よりも、複数の気筒6に供給される空気の量を増加させることができる。
また、本実施形態では、隣り合うファンネル形状部7の開口端部8において、一方の開口端部8が他方の開口端部8よりも気筒6側に配置されるように、第1直線L1を傾斜させている。これにより、一方の吸気ポート3に大きな湾曲が形成されていたとしても、湾曲による一方の吸気ポート3の延長分をより気筒6側に配置される一方のファンネル形状部7により相殺するように調節することができる。この結果、複数の吸気ポート3の長さを容易に揃えることができる。
また、本実施形態では、隣り合うファンネル形状部7の開口端部8のそれぞれにおける、内側縁部8aの第2中心点U1、U2、U3、U4同士を結んだ第2直線L2と、外側縁部8bの第3中心点D1、D2、D3、D4同士を結んだ第3直線L3とがねじれの位置関係に配置することができる。これにより、第2直線L2と第3直線L3とにより形成される面(第1開口A1、第2開口A2、第3開口A3および第4開口A4)を、複数の吸気ポート3の並ぶ方向に沿ってねじれる方向に沿ってねじれるように設けることができる。この結果、吸気ポート3の中心線Bに垂直な方向に沿って形成された、隣り合うファンネル形状部7の開口端部8を、それぞれ、吸気ポート3の並ぶ方向に対して傾斜する方向に沿って連続して繋げることができる。
また、本実施形態では、内側縁部8a同士および外側縁部8b同士は、段差なく接続されているので、吸気ポート3の中心線Bに垂直な方向に沿って形成された、隣り合うファンネル形状部7の開口端部8を、それぞれ、吸気ポート3の並ぶ方向に対して傾斜する方向に沿って、滑らかに接続することができる。これにより、サージタンク2から吸気ポート3に導入される空気の流れに生じる、圧力損失をさらに抑制することができる。
また、本実施形態では、サージタンク2の側方開口部4に近い位置に配置されることにより、サージタンク2からの空気が流入しにくいファンネル形状部7の開口端部8の開口の面積を最も大きくすることができる。また、側方開口部4から離れた位置に配置されるため、サージタンク2からの空気が流入しやすいファンネル形状部7の開口端部8の開口の面積を小さくすることができる。これらにより、複数の吸気ポート3のそれぞれにおいて導入される空気の量を均一に近付けることができる。
また、本実施形態では、境界壁部9におけるサージタンク2側の端部は、サージタンク2側に凸の円弧状に形成されているので、複数の吸気ポート3に空気を流入させやすくすることができる。
また、本実施形態では、第1中心点T1、T2、T3、T4を結んだ第1直線L1は、複数の吸気ポート3の並ぶ方向(X方向)に対し、全体に亘ってすべて同じ角度で傾斜しているので、複数の吸気ポート3に流入する空気の流れの乱れを抑制することができる。これにより、吸気装置1において発生する圧力損失を抑制することができる。
[第1変形例]
次に、図14〜図16を参照して、本実施形態の第1変形例による吸気装置201について説明する。第1変形例の吸気装置201では、本実施形態の吸気装置201とはファンネル形状部207の配置位置が異なっている。また、図中において、上記実施形態と同様の構成には、本実施形態と同じ符号を付して説明を省略している。
図14に示すように、ミドルピース212およびアッパーピース213は、それぞれ、うず巻き状の一部がX2方向に湾曲する、第2湾曲部232a、第3湾曲部233aおよび第4湾曲部234aを有している。ミドルピース212およびアッパーピース213における、第2ポート部232、第3ポート部233および第4ポート部234において、第4湾曲部234aが一番大きくX2側に湾曲し、第3湾曲部233aが次に大きくX2側に湾曲し、第2湾曲部232aが一番小さくX2側に湾曲している。ミドルピース212およびアッパーピース213における、第1ポート部31は、湾曲していない。
ミドルピース212およびアッパーピース213における、第4ポート部234の空気流れ方向の長さは、第3ポート部233の空気流れ方向の長さよりも大きくなっている。アッパーピース213における、第3ポート部233の空気流れ方向の長さは、第2ポート部232の空気流れ方向の長さよりも大きくなっている。アッパーピース213における第2ポート部232の空気流れ方向の長さは、第1ポート部231の空気流れ方向の長さよりも大きくなっている。
〈ファンネル形状部の配置位置〉
図14および図15に示すように、ミドルピース212およびアッパーピース213における、第4ポート部234の長さが複数の吸気ポート203のなかにおいて最も大きいので、ロアピース211における、第4ポート部234の長さが複数の吸気ポート203のなかにおいて最も小さくなる。そのため、第4ファンネル部274は、第1ファンネル部271、第2ファンネル部272および第3ファンネル部273のいずれよりも、空気流れ方向において最も気筒6側に配置されている。
ミドルピース212およびアッパーピース213における、第3ポート部233の長さが複数の吸気ポート203のなかにおいて2番目に大きいので、ロアピース211における、第3ポート部233の長さが複数の吸気ポート203のなかにおいて2番目に小さくなる。そのため、第3ファンネル部273は、第1ファンネル部271および第2ファンネル部272のいずれよりも、空気流れ方向において気筒6側に配置されている。さらに、第3ファンネル部273は、第4ファンネル部274よりも、空気流れ方向においてサージタンク2側に配置されている。
ミドルピース212およびアッパーピース213における、第2ポート部232の長さが複数の吸気ポート203のなかにおいて3番目に大きいので、ロアピース211における、第2ポート部232の長さが複数の吸気ポート203のなかにおいて3番目に小さくなる。そのため、第2ファンネル部272は、第1ファンネル部271よりも、空気流れ方向において気筒6側に配置されている。さらに、第2ファンネル部272は、第3ファンネル部273および第4ファンネル部274のいずれよりも、空気流れ方向においてサージタンク2側に配置されている。
ミドルピース212およびアッパーピース213における、第1ポート部231の長さが複数の吸気ポート203のなかにおいて最も小さいので、ロアピース211における、第1ポート部231の長さが複数の吸気ポート203のなかにおいて最も大きくなる。そのため、第1ファンネル部271は、第2ファンネル部272、第3ファンネル部273および第4ファンネル部274のいずれよりも、空気流れ方向において最もサージタンク2側に配置されている。
〈ファンネル形状部の開口端部〉
図16に示すように、第1ファンネル部271は、ロアピース211における、第1ポート部231の中心線B1の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部208としての第1開口端部281を有している。第2ファンネル部272は、ロアピース211における、第2ポート部232の中心線B2の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部208としての第2開口端部282を有している。第3ファンネル部273は、ロアピース211における、第3ポート部233の中心線B3の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部208としての第3開口端部283を有している。第4ファンネル部274は、ロアピース211における、第4ポート部234の中心線B4の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部208としての第4開口端部284を有している。なお、第1変形例の他の構成および効果は、上記実施形態と同じとなっている。
[第2変形例]
次に、図17〜図19を参照して、本実施形態の第2変形例による吸気装置301について説明する。第2変形例の吸気装置301では、本実施形態の吸気装置1とはファンネル形状部307の配置位置が異なっている。また、図中において、上記実施形態と同様の構成には、本実施形態と同じ符号を付して説明を省略している。
図17に示すように、ミドルピース312およびアッパーピース313は、それぞれ、うず巻き状の一部がX1方向またはX2方向に湾曲する、第1湾曲部331a、第2湾曲部332a、第3湾曲部333aおよび第4湾曲部334aを有している。ミドルピース312およびアッパーピース313における、第1ポート部331および第2ポート部332において、第1ポート部331の第1湾曲部331aの方が第2ポート部332の第2湾曲部332aよりも大きくX1側に湾曲している。また、ミドルピース312およびアッパーピース313における、第3ポート部333および第4ポート部334において、第4ポート部334の第4湾曲部334aの方が第3ポート部33の第3湾曲部333aよりも大きくX2側に湾曲している。なお、第1湾曲部331aと第4湾曲部334aとは、鏡像対象となっている。また、第2湾曲部332aと第3湾曲部333aとは、鏡像対象となっている。
アッパーピース313における、第1ポート部331の空気流れ方向の長さは、第2ポート部332の空気流れ方向の長さよりも大きくなっている。アッパーピース313における、第4ポート部334の空気流れ方向の長さは、第3ポート部333の空気流れ方向の長さよりも大きくなっている。また、第1ポート部331の空気流れ方向の長さは、第4ポート部334の空気流れ方向の長さと同じとなっている。第2ポート部332の空気流れ方向の長さは、第3ポート部333の空気流れ方向の長さと同じとなっている。
〈ファンネル形状部の配置位置〉
図18に示すように、ミドルピース312およびアッパーピース313における、第1ポート部331および第4ポート部334の長さが同じであり、かつ、第2ポート部332および第3ポート部333の長さよりも大きいので、ロアピース311における、第1ポート部331および第4ポート部334の長さは、第2ポート部332および第3ポート部333の長さよりも小さくなる。そのため、図19に示すように、第1ファンネル部371および第4ファンネル部374は、第2ファンネル部372および第3ファンネル部373よりも、空気流れ方向において気筒6側に配置されている。
〈ファンネル形状部の開口端部〉
図19に示すように、第1ファンネル部371は、ロアピース311における、第1ポート部331の中心線B1の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部308としての第1開口端部381を有している。第2ファンネル部372は、ロアピース311における、第2ポート部332の中心線B2の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部308としての第2開口端部382を有している。第3ファンネル部373は、ロアピース311における、第3ポート部333の中心線B3の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部308としての第3開口端部383を有している。第4ファンネル部374は、ロアピース311における、第4ポート部334の中心線B4の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部308としての第4開口端部384を有している。なお、第2変形例の他の構成および効果は、上記実施形態と同じとなっている。
<変形例>
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、吸気装置1、201、301は、自動車用の直列4気筒エンジンに設けられているが、本発明はこれに限定されない。自動車用の直列4気筒エンジン以外のエンジンに本発明を設けてもよい。
また、上記実施形態では、ファンネル形状部7、207、307の開口端部8、208、308は、矩形状となっているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ファンネル形状部の開口端部は、円形または楕円形などであってもよい。
また、上記実施形態では、吸気ポート3、203、303のそれぞれの横断面における開口の面積が、気筒6側からサージタンク2側に行くほど大きくなっているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、吸気ポートのそれぞれの横断面における開口の面積は、気筒側からサージタンク側に亘って同じ面積であってもよい。
また、上記実施形態では、境界壁部9は、サージタンク2側に凸になるように円弧状に形成されているが、本発明はこれに限定されない。本発明では、境界壁部は、円弧状に形成されなくともよい。なお、境界壁部は、吸気ポートに流入する空気の流れ方向に傾斜していることが好ましい。
また、上記実施形態では、隣り合う開口端部8、208、308における第1中心点T1、T2、T3、T4同士を結んだ直線L1は、一定の角度において傾斜しているが、本発明はこれに限定されない。本発明では、隣り合う開口端部における第1中心点同士を結んだ直線は、傾斜角度が途中で異なるように設けられていもよい。
1、201、301 吸気装置
2 サージタンク
3、203、303 吸気ポート
4 側方開口部
5 シリンダヘッド
6 気筒
7、207、307 ファンネル形状部
8、208、308 開口端部
8a 内側縁部
8b 外側縁部
9 境界壁部
A1 第1開口
A2 第2開口
A3 第3開口
A4 第4開口
B1、B2、B3、B4 中心線
C1、C2、C3、C4 ポート中心点
D1、D2、D3、D4 第3中心点
L1 第1直線
L2 第2直線
L3 第3直線
T1、T2、T3、T4 第1中心点
U1、U2、U3、U4 第2中心点

Claims (5)

  1. 側方開口部を含み、前記側方開口部を介して空気が導入されるサージタンクと、
    前記サージタンクからエンジン本体の複数の気筒のそれぞれに、空気を導入するための複数の吸気ポートと、
    前記複数の吸気ポートの各々のサージタンク側の端部に設けられた複数のファンネル形状部とを備え、
    前記複数のファンネル形状部は、それぞれ、前記複数の吸気ポートの前記サージタンク側の端部から前記気筒側の端部までの長さが、互いに揃う位置に配置されるとともに、前記複数の吸気ポートの各々の中心線の延びる方向に対して、垂直な方向に沿って形成された開口端部を含む、吸気装置。
  2. 隣り合う前記複数のファンネル形状部のそれぞれの前記開口端部における、前記吸気ポートの中心線の位置としての第1中心点同士を結んだ第1直線は、前記複数の吸気ポートの並ぶ方向に対して傾斜している、請求項1に記載の吸気装置。
  3. 前記吸気ポートの中心線は、ポート中心点を中心とする円弧状になるように設けられ、
    前記ファンネル形状部の前記開口端部は、前記ポート中心点側の内側縁部と、前記内側縁部よりも前記ポート中心点から離れた位置の外側縁部とを有し、
    隣り合う前記ファンネル形状部の前記開口端部のそれぞれの前記内側縁部における、前記複数の吸気ポートが並ぶ方向の第2中心点同士を結んだ第2直線と、隣り合う前記ファンネル形状部のそれぞれの前記外側縁部における、前記複数の吸気ポートが並ぶ方向の第3中心点同士を結んだ第3直線とによって、前記複数の吸気ポートの並ぶ方向に沿ってねじれるように、前記ファンネル形状部の前記開口端部が設けられている、請求項2に記載の吸気装置。
  4. 隣り合う前記ファンネル形状部における、前記内側縁部同士および前記外側縁部同士は、段差なく接続されている、請求項3に記載の吸気装置。
  5. 前記複数の吸気ポートのそれぞれの横断面における開口の面積は、前記気筒側から前記サージタンク側に行くほど大きくなるように構成され、
    前記複数のファンネル形状部のうち、最も前記サージタンクの前記側方開口部側に位置する前記ファンネル形状部の前記開口端部の開口の面積が最も大きくなり、前記側方開口部側とは反対側に行くほど、前記ファンネル形状部の前記開口端部の開口の面積が小さくなるように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸気装置。
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