JP2018178898A - 送風装置、送風ユニット、及び、送風装置の製造方法 - Google Patents

送風装置、送風ユニット、及び、送風装置の製造方法 Download PDF

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佳久 北村
喬也 奥野
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喬也 奥野
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英樹 青井
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章基 山▲崎▼
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Abstract

【課題】防水性を備える送風装置を効率良く組み立てることができる技術を提供する。【解決手段】送風装置100のハウジング部5は、軸方向に延びる筒状部51と、筒状部の下方に配置され、静止部2を支持するベース部52と、ベース部と筒状部とを連結する複数のリブ53と、を有する。ベース部は、軸方向に貫通し、回路基板22から延びるリード線6を通す、切欠部522を有する。複数のリブの少なくとも1つは、切欠部に接続し、軸方向上側に向けて凹み、リード線が配置される溝部を有する配線部530を有する。送風装置は、切欠部及び溝部に充填される第1樹脂部7と、ステータ21及び回路基板の少なくとも一部を覆い、第1樹脂部とは異なる材料である第2樹脂部23を更に有する。【選択図】図3

Description

本発明は、送風装置、送風ユニット、及び、送風装置の製造方法に関する。
特開平10−191611号公報には、固定子側をシリコーン・ゴムのモールドにより防水したブラシレスファンモータが開示される。当該ファンモータは、固定子と、固定子に固定された回路基板と、外周側に複数のブレードを備えた回転子と、固定子側ケースとを具備する。固定子側ケースは、ハウジング部、基板収納部、及び複数本のウエブを備える。ハウジング部は回転子のブレードの外周を囲む。基板収納部には、回路基板が収納
されて固定されている。複数本のウエブは、基板収納部とハウジング部とを連結する。1本のウエブには、回路基板の制御回路から延びる複数本のリード線を収納してハウジング側に案内するリード線収納溝が形成される。固定子、電子部品を含む回路基板及び複数のリード線が、固定子側ケースに収納された状態で1回のシリコーン・ゴムの注入により一体にモールドされている。
特開平10−191611号公報
ファンモータが小型化された場合に、例えばシリコーン・ゴムを注入するためのスペースを十分確保することができない等の理由で、固定子、回路基板及び複数のリード線を1回のシリコーン・ゴムの注入によって一体にモールドできない可能性がある。このような場合に、効率良くファンモータを組み立てる技術が必要となる。
本発明は、防水性を備える送風装置を効率良く組み立てることができる技術を提供することを目的とする。
本発明の例示的な送風装置は、モータ部と、前記モータ部を収容するハウジング部と、を有する。前記モータ部は、静止部と、上下に延びる中心軸を中心として回転するインペラを有する回転部と、前記静止部に対して、前記回転部を回転可能に支持する軸受部と、を有する。前記静止部は、ステータと、前記ステータの軸方向下側に配置される回路基板と、を有する。前記ハウジング部は、吸気側から排気側へと軸方向に延びる筒状部と、前記筒状部の下方に配置され、前記静止部を支持するベース部と、前記ベース部と前記筒状部とを連結する複数のリブと、を有する。前記ベース部は、軸方向に貫通し、前記回路基板から延びるリード線を通す、切欠部を有する。前記複数のリブの少なくとも1つは、前記切欠部に接続し、軸方向上側に向けて凹み、前記リード線が配置される溝部を有する配線部を有する。送風装置は、前記切欠部及び前記溝部に充填される第1樹脂部と、前記ステータ及び前記回路基板の少なくとも一部を覆い、前記第1樹脂部とは異なる材料である第2樹脂部とを更に有する。
本発明の例示的な送風ユニットは、上記の送風装置を複数有する。
本発明の例示的な送風装置の製造方法は、回路基板が取り付けられたステータを有するモータ部と、前記モータ部を支持するベース部を有するハウジング部と、を有する送風装置の製造方法であって、a)前記回路基板から延びるリード線を前記ベース部の切欠部に通す工程と、b)前記工程a)の後に、前記リード線を前記ベース部から延びるリブの溝部に配置する工程と、c)前記工程b)の後に、前記切欠部と前記溝部とに第1封止材を充填する工程と、d)前記工程c)の後に、前記回路基板が取り付けられた前記ステータの外周を筒状の部材で囲み、前記第1封止材とは異なる材料である第2封止材を注入する工程と、を有する。
例示的な本発明によれば、防水性を備える送風装置を効率良く組み立てることができる技術を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る送風装置を軸方向上側から見た平面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る送風装置を軸方向下側から見た平面図である。 図3は、図1のA−A位置における断面図である。 図4は、図2に示す構成の一部を拡大して示す図である。 図5は、カバーを軸方向上側から見た斜視図である。 図6は、溝部の断面形状を示す図である。 図7は、溝部にカバーが取り付けられた状態を示す断面図である。 図8は、キャップを軸方向上側から見た斜視図である。 図9は、本発明の実施形態に係る送風装置の製造方法を例示するフローチャートである。 図10は、工程a)の前の準備工程を説明するための図である。 図11は、工程c)の完了後、第1封止材が硬化した状態を示す図である。 図12は、工程d)が開始される前の状態を示す図である。 図13は、工程d)の完了後、第2封止材が硬化した状態を示す図である。 図14は、本発明の実施形態に係る送風ユニットを軸方向下側から見た平面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書では、送風装置100のモータ部1の中心軸CAが延びる方向を「軸方向」とする。また、中心軸CAに直交する方向を「径方向」、中心軸CAを中心とする円弧に沿う方向を「周方向」とそれぞれ称する。また、本明細書では、軸方向を上下方向とし、ベース部52からインペラ33に向かう方向を上向き、インペラ33からベース部52に向かう方向を下向きとして上下の表現を用いる。ただし、この上下方向の定義により、本発明に係る送風装置100及び送風ユニット200の使用時の向きを限定する意図はない。
<1.送風装置の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る送風装置100を軸方向上側から見た平面図である。図2は、本発明の実施形態に係る送風装置100を軸方向下側から見た平面図である。図3は、図1のA−A位置における断面図である。図1、図2及び図3に示すように、送風装置100は、モータ部1とハウジング部5とを有する。ハウジング部5は、モータ部1を収容する。
(1−1.モータ部の詳細)
図1、図2及び図3に示すように、モータ部1は、静止部2と、回転部3と、軸受部4とを有する。
静止部2は、ステータ21と、回路基板22と、第2樹脂部23と、軸受ホルダ24と、を有する。第2樹脂部23は、第1樹脂部7と異なる材料である。ステータ21は、ステータコア211と、インシュレータ212と、複数のコイル213とを有する。ステータコア211は、例えば、電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板で構成される。ステータコア211は、環状のコアバック211aと、コアバック211aから径方向外側に延びる複数のティース211bとを有する。各ティース211bにインシュレータ212を介して導線が巻かれることによって、コイル213が構成される。複数のコイル213は、例えばU相、V相、W相の3相のコイルを有する。
回路基板22は、ステータ21の軸方向下側に配置される。回路基板22は、複数のコイル213と電気的に接続される。回路基板22は、リード線6を介して不図示の外部の回路基板とも電気的に接続される。回路基板22には、回転部3の回転数を検出するホールICが実装されてよいが、ホールICは実装されなくてもよい。ホールICが回路基板22に実装されない場合には、導線に通電される電流または電圧を読み取って回転部3の回転数が検出されてよい。
第2樹脂部23は、ステータ21及び回路基板22の少なくとも一部を覆う。第2樹脂部23は、特に材料を限定する趣旨ではないが、例えばシリコーン及びウレタンを含む加熱硬化型の樹脂で構成することができる。第2樹脂部23は、ステータ21及び回路基板22に外部から水及び塵埃が侵入することを防止する。
軸受ホルダ24は、ステータ21の径方向内側に配置され、軸方向に延びる。本実施形態では、軸受ホルダ24は金属製である。ステータ21は、例えば軸受ホルダ24に接着剤によって固定される。軸受ホルダ41は円筒状である。軸受ホルダ24は、軸受部4を保持する。
回転部3は、シャフト31と、ロータホルダ32と、インペラ33とを有する。シャフト31は、中心軸CAに沿って延びる。シャフト31は円柱状の金属部材である。ロータホルダ32は、下方に開口するカップ形状である。ロータホルダ32は、例えば炭素鋼等の磁性材で構成される。ロータホルダ32の上面の中央部には、軸方向に貫通するロータ孔部32aが設けられる。ロータ孔部32aには、シャフト31の上部を保持するブッシュ34が挿入される。ロータホルダ32はブッシュ34に固定される。すなわち、ロータホルダ32はシャフト31に固定される。
ロータホルダ32はマグネット35を保持する。マグネット35は、ロータホルダ32の内周面に配置される。本実施形態では、マグネット35は単一の環状マグネットである。マグネット35の径方向内側の面には、N極とS極とが周方向に交互に着磁される。単一の環状マグネットに替えて、複数のマグネットがロータホルダ32の内周面に配置されてもよい。ロータホルダ32とマグネット35とが磁性体粉を配合した樹脂によって、単一の部材として構成されてもよい。
インペラ33は上下に延びる中心軸CAを中心として回転する。インペラ33は、ロータホルダ32の外側に位置し、複数の羽根33aを有する。インペラ33は、ロータホルダ32に固定される。すなわち、インペラ33は、ロータホルダ32と共に中心軸CAを中心として回転する。インペラ33の回転によって、気流が発生する。インペラ33は、例えば接着、圧入、又は、インサート成形等によって、ロータホルダ32に固定されてよい。
軸受部4は、静止部2に対して、回転部3を回転可能に支持する。軸受部4は、軸受ホルダ24の径方向内側に位置する。軸受部4は、上部と下部にそれぞれ配置される。上下2つの軸受部4は、シャフト31の外周に固定される。本実施形態では、軸受部4はボールベアリングである。ただし、軸受部4は、スリーブ軸受等、他の構造の軸受であってよい。
上記構成のモータ部1において、コイル213に電力が供給されると、ティース211bに磁束が生じる。そして、ティース211bとマグネット35との間の磁束の作用により周方向のトルクが発生する。これにより、回転部3が静止部2に対して中心軸CAを中心として回転し、モータ部1の回転動作が開始される。回転部3の回転にはインペラ33の回転も含まれ、気流が生じる。コイル213への電力の供給が停止されると、回転部3の回転が停止する。これにより、モータ部1の回転動作が終了する。
(1−2.ハウジング部の詳細)
図1、図2及び図3に示すように、ハウジング部5は、筒状部51と、ベース部52と、複数のリブ53とを有する。ハウジング部5は、例えば樹脂を用いて構成できる。
筒状部51は、吸気側から排気側へと軸方向に延びる。本実施形態では、吸気側は上側、排気側は下側である。筒状部51は、軸方向からの平面視において、外周が矩形状であり、内周が円形状である。
ベース部52は、筒状部51の下方に配置され、静止部2を支持する。詳細には、ベース部52は、筒状部51の内周面によって囲まれる。ベース部52は、上側に開口するカップ形状である。ベース部52のカップ内の少なくとも一部には、第2樹脂部23が入り込む。これによって、静止部2はベース部52に支持される。
ベース部52は、軸方向下側からの平面視において円形状である。ベース部52の中心は中心軸CAに一致する。ベース部52は、軸方向下端面に開口部521を有する。開口部521は、ベース部52の中央部に設けられ、軸方向に貫通する。開口部521は円形状である。開口部521の中心は中心軸CAと一致する。開口部521には、軸受ホルダ24の下部が挿入される。軸受ホルダ24は、ベース部52に固定される。
複数のリブ53は、ベース部52と筒状部51とを連結する。本実施形態では、リブ53の数は3つである。リブ53の数は、これに限定されず、適宜変更されてよい。各リブ53は、ベース部52から径方向に延びる。複数のリブ53は、周方向に間隔をあけて配置される。
図4は、図2に示す構成の一部を拡大して示す図である。なお、図4においては、インペラ33、第1樹脂部7、カバー8、及び、キャップ9は省略されている。第1樹脂部7、カバー8、及び、キャップ9の詳細については後述する。
図4に示すように、ベース部52は、軸方向に貫通する切欠部522を有する。切欠部522には、回路基板22から延びるリード線6が通される。切欠部522は、ベース部52の外周側に設けられる。切欠部522は、3つのリブ53のうちの1つのリブ53の近くに設けられる。切欠部522は、軸方向下側からの平面視において、周方向に延びる。軸方向から見て、切欠部522の周方向の寸法は径方向の寸法に比べて長い。ベース部52は、切欠部522の周囲に、ベース部52の下面から軸方向上側に凹む第1凹部523を有する。
複数のリブ53の少なくとも1つは配線部530を有する。本実施形態では、3つのリブ53のうち、1つが配線部530を有する。配線部530は、リード線6が配置される溝部531を有する。溝部531は軸方向上側に凹む。溝部531は径方向に延びる。溝部531の一端は、筒状部51の外側面51aまで延びる。溝部531の他端は切欠部522まで延びる。換言すると、溝部531は切欠部522に接続される。本構成によれば、切欠部522から溝部531へとリード線6を直接引き回すことができるために、リード線6の引き回しが複雑になることを防止できる。
切欠部522の周方向の幅W1は、溝部531の周方向の幅W2よりも広い。本構成では、リード線6を回路基板22からハウジング部5の外部に引き出す孔が広く設けられるために、リード線6の配線作業を効率良く行うことができる。また、先端にコネクタが取り付けられたリード線6についても、切欠部522を介して容易に外部に引き出すことができる。
送風装置100は、切欠部522及び溝部531に充填される第1樹脂部7を有する。本実施形態では、第1樹脂部7と第2樹脂部23との間には界面が形成される。第1樹脂部7は、特に材料を限定する趣旨ではないが、例えばシリコーンを含む湿気硬化型の樹脂で構成することができる。
第1樹脂部7によって、外部からモータ部1の内部に水及び塵埃が侵入することを防止することができる。第1樹脂部7によって、溝部531に配線されたリード線6が溝部531から浮くことを防止することができる。切欠部522及び溝部531に充填される第1樹脂部7と、ステータ21及び回路基板22を覆う第2樹脂部23とが異なる材料であるために、製造時において、樹脂を注入する位置及びタイミングを樹脂ごとに変更することができる。このために、特に小型な送風装置に対しても樹脂の注入作業を適切に行うことができる。本実施形態の構成では、まず回路基板22に取り付けられたリード線6を切欠部522に通して溝部531に配線し、その後に各樹脂部7、23を形成する作業を行うことができるために、効率良く送風装置を製造することができる。
送風装置100は、第1樹脂部7の少なくとも一部を覆うカバー8を有する。カバー8は、例えば樹脂によって構成される。カバー8が第1樹脂部7を覆うために、送風装置100の防水性を向上することができる。本実施形態では、配線部530は、ベース部52から径方向に延び、且つ、筒状部51の外側面51aに直交する。本構成では、配線部530が有する溝部531の形状を矩形状にすることができ、カバー8の形状を単純な形状にできる。すなわち、カバー8を容易に製造することが可能になる。図5は、カバー8を軸方向上側から見た斜視図である。図5に示すように、カバー8は、本体部81と、段部82と、突出片部83と、一対の爪部83aと、を有する。
本体部81は、周方向に延びる第1部分81aと、第1部分81aより周方向の幅が狭い第2部分81bとを有する。第2部分81bは、第1部分81aから径方向に延びる。本体部81は、軸方向からの平面視においてT字状である。段部82は、本体部81から軸方向上側に延びる。段部82は、本体部81より周方向の幅が狭い。本実施形態では、段部82は、本体部81より径方向の幅も狭い。段部82は、本体部81と同様にT字形状である。すなわち、段部82も、周方向に延びる第3部分82aと、第3部分82aより周方向の幅が狭い第4部分82bとを有する。
突出片部83は、本体部81から軸方向上側に延びる。突出片部83は、径方向に見て矩形板状であり、段部82より軸方向の寸法が大きい。突出片部83は径方向の厚みが薄く弾性変形可能である。突出片部83は、第2部分81bに設けられ、段部82の径方向外側に位置する。一対の爪部83aは、突出片部83の上端に配置される。一対の爪部83aは、周方向に間隔をあけて配置される。
図6は、溝部531の断面形状を示す図である。図6に示すように、詳細には、溝部531は、リード線収容溝5311と、カバー収容溝5312とを有する。リード線収容溝5311は、リード線6を収容する。カバー収容溝5312は、リード線収容溝5311よりも周方向の幅が広い。より詳細には、軸方向下側からの平面視において、リード線収容溝5311は、カバー収容溝5312の周方向の中央部に設けられる。リード線収容溝5311は、カバー収容溝5312よりも軸方向上側に位置する。
図7は、溝部531にカバー8が取り付けられた状態を示す断面図である。図7に示すように、本実施形態では、リード線収容溝5311に、3つのリード線6が収容される。リード線収容溝5311においては、第1樹脂部7がリード線6を覆う。段部82がカバー収容溝5312に収容される。詳細には、カバー収容溝5312には、段部82の第4部分82bが収容される。段部82の第3部分82aは、切欠部522の周囲に設けられる第1凹部523に収容される。第1凹部523はカバー収容溝5312と接続される。本構成では、カバー収容溝5312の内面と、段部82とを接触させることができるために、カバー8を圧入や挿入等の方法で固定することができる。本構成では、リード線収容溝5311においてリード線6を第1樹脂部7によって埋め込むことができるために防水性を向上することができる。
本実施形態では、図3に示すように、一対の爪部83aは、筒状部51の側面に設けられる突出部51bに固定される。突出部51bは、筒状部51の外側面51aから径方向に突出する。段部82は、第1凹部523及びカバー収容溝5312に圧入される。これらによって、カバー8は、ハウジング部5に固定される。カバー8が一対の爪部83aによって、ハウジング部5の突出部51bに固定されることで、カバー8をハウジング部5に強固に固定することができる。また、突出片部83が本体部81から軸方向上側に延びることで、軸方向下方または径方向外方からの水及び塵埃から、リード線6および第1樹脂部7を保護することができる。 このとき、リード線6は、第1樹脂部7およびカバー8によって、二重に水及び塵埃から保護することができる。
送風装置100は、開口部521を覆うキャップ9を有する。キャップ9は、例えば樹脂で構成される。図8は、キャップ9を軸方向上側から見た斜視図である。図3及び図8に示すように、キャップ9は、上側に開口するカップ状である。キャップ9の外周は、軸方向からの平面視において円形状である。
キャップ9は、中央部に軸方向上側に向けて延びる環状凸部91を有する。環状凸部91は、詳細には円環状であり、その中心はキャップ9の中心と一致する。環状凸部91の外周には、径方向に突出する複数の突起91aが設けられる。複数の突起91aは軸方向に延びる。複数の突起91aは、周方向に間隔をあけて配置される。本実施形態では、複数の突起91aが軸受ホルダ24の内周面に接触した状態とされ、環状凸部91が、開口部521に挿入された軸受ホルダ24の径方向内側に圧入される。これにより、キャップ9はベース部52に対して固定された状態となる。キャップ9のベース部52に対する固定は、圧入に限らず、例えば接着剤を用いて行われてもよい。開口部521の周囲において、圧入されたキャップ9の上面と、ベース部52の下面とが接触する。このために、開口部521はキャップ9によって塞がれる。本実施形態では、キャップ9の下面と、ベース部52の最下端面とが面一となるように、開口部521の周囲には、ベース部52の最下端面に対して上側に凹む第2凹部524が設けられている。
本実施形態では、ベース部52の軸方向下端面に開口部521が設けられるために、インペラ33が取り付けられたシャフト31の抜け止め作業を容易に行うことができる。作業性向上のために設けた開口部521はキャップ9によって覆われるために、開口部521から水及び塵埃がモータ部1内に侵入することを防止することができる。
<2.送風装置の製造方法>
図9は、本発明の実施形態に係る送風装置100の製造方法を例示するフローチャートである。送風装置100は、回路基板22が取り付けられたステータ21を有するモータ部1と、モータ部1を支持するベース部52を有するハウジング部5とを有する送風装置100の製造方法である。図9に示すように、送風装置100の製造方法は、工程a)と、工程b)と、工程c)と、工程d)とを有する。
工程a)は、回路基板22から延びるリード線6をベース部52の切欠部522に通す工程である。図10は、工程a)の前の準備工程を説明するための図である。図10に示すように、ベース部52の開口部521に軸受ホルダ24が挿入されたハウジング部5が準備される。軸受ホルダ24が挿入されたハウジング部5は、例えばインサート成形を用いて形成される。これとは別に、下部に回路基板22が取り付けられたステータ21が準備される。回路基板22は、ステータ21の一部に半田によって固定される。これによって、コイル213と回路基板22とが電気的に接続される。回路基板22には、リード線6が半田によって固定される。これによって、リード線6と回路基板22とが電気的に接続される。
以上の準備工程の後に、工程a)が実行される。リード線6は、切欠部522を通ってハウジング部5の外部に引き出される。工程a)の前又は後に、軸受ホルダ24の外周面に接着剤が塗布される。工程a)の後に、回路基板22付きのステータ21は、接着剤が塗布された軸受ホルダ24に固定される。詳細には、回路基板22付きのステータ21が軸受ホルダ24の外周面に固定される。
工程b)は、工程a)の後に、リード線6をベース部52から延びるリブ53の溝部531に配置する工程である。詳細には、図4及び図7に示すように、3つのリード線6が
リード線収容溝5311に押し込まれる。リード線6の先端側は、ハウジング部5の外側面51aに沿って外部の回路基板(不図示)に引き回される。なお、工程b)は、ステータ21の軸受ホルダ24への固定の前又は後に行われてよい。
工程c)は、工程b)の後に、切欠部522と溝部531とに第1封止材を充填する工程である。第1封止材は、上述の第1樹脂部7を構成する。第1封止材は、例えばシリコーンを含む湿気硬化型の樹脂である。第1封止材は、例えば常温で放置することによって硬化し、第1樹脂部7を構成する。第1封止材は粘性の高い樹脂であり、軸方向に貫通する切欠部522に充填された後、切欠部522から漏れることなく、切欠部522に留まることができる。切欠部522と溝部531とが接続されるために、第1封止材の注入箇所を1箇所として、切欠部522と溝部531とに第1封止材を充填することができる。本実施形態において、第1封止材は、第2封止材よりも粘性の高い樹脂である。
図11は、工程c)の完了後、第1封止材が硬化した状態を示す図である。図11に示すように、詳細には、第1封止材は、リード線6を覆うように、切欠部522及びリード線収容溝5311に充填される。工程c)は、例えば、ベース部52が上となる向きにハウジング部5を作業台に置いて行われる。これにより、作業者は第1封止材の充填箇所を見易く、効率良く作業を行うことができる。工程c)の完了後には、第1樹脂部7を覆うようにカバー8が取り付けられる。カバー8は、上述のように、軽圧入及びスナップフィットを用いてハウジング部5に固定される。カバー8の取り付けは、第1封止材が硬化する前に行うことが好ましい。
工程d)は、工程c)の後に、回路基板22が取り付けられたステータ21の外周を筒状の部材で囲み、第1封止材とは異なる材料である第2封止材を注入する工程である。図12は、工程d)が開始される前の状態を示す図である。図12に示すように、工程d)は、例えば、ベース部52が下となる向きにハウジング部5を作業台に置いて行われる。すなわち、工程c)の後に、ハウジング部5の上下が反転されて工程d)が行われる。
第2封止材は、上述の第2樹脂部23を構成する。第2封止材は、例えばシリコーンとウレタンとを含む加熱硬化型の樹脂である。第2封止材は、所定温度で所定時間、放置することによって硬化して第2樹脂部23を構成する。ステータ21の外周を囲む筒状の部材が治具として配置される。当該治具はベース部52の外縁の上に載せられる。第2封止材は治具の内側に注入される。ベース部52の外縁は軸方向上側に向かって延びる。すなわち、ベース部52はカップ状である。更に、切欠部522には第1樹脂部7が充填されている。このために、注入された第2封止材が下側から漏れない。
ステータ21は、ステータコア211と、インシュレータ212と、複数のコイル213とを有する。ステータコア211は、例えば、電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板で構成される。各電磁鋼板の間には小さな隙間が形成される。また、回路基板22とインシュレータ212との間にも、小さな隙間が形成される。このため、ステータ21及び回路基板22を覆う第2封止材は、小さな隙間にも充填されるように、粘性の低い樹脂を用いることが好ましい。本実施形態では、工程d)において、第1封止材より粘性の低い第2封止材が注入される。すなわち、工程c)において、第2封止材より粘性の高い第1封止材が充填される。本実施形態では、工程d)は、第1封止材の硬化後に行われる。このため、硬化された第1封止材と、切欠部522及びリード線収容溝5311との間に隙間が形成された場合、第1封止材の硬化後に粘性の低い第2封止材を注入することで、当該隙間が埋められる。これにより、防水性を向上することができる。
図13は、工程d)の完了後、第2封止材が硬化した状態を示す図である。第2封止材が硬化した後、治具が取り除かれる。治具は、第2封止材と接着し難い素材で構成されることが好ましい。又は、治具の内面には第2封止材と接着し難い薬剤が塗布されることが好ましい。硬化した第2封止材は第2樹脂部23となり、ステータ21及び回路基板22を覆う。これにより、静止部2が完成する。この後、軸受部4及び回転部3の取り付けが行われ、モータ部1が完成する。回転部3の取り付け後、開口部521を覆うキャップ9が、ハウジング部5に取り付けられる。
本実施形態の製造方法によれば、リード線6を回路基板22に予め取り付けた状態で、回路基板22付きのステータ21をハウジング部5に取り付けることができるために、組立作業の作業性を向上できる。また、リード線を覆う樹脂と、ステータ21及び回路基板22を覆う樹脂とを異なる種類とし、各樹脂を構成する封止材を適切なタイミングで充填するために、送風装置が小型化された場合でも効率良く送風装置を組み立てることができる。
<3.送風ユニット>
図14は、本発明の実施形態に係る送風ユニット200を軸方向下側から見た平面図である。図14に示すように、送風ユニット200は送風装置100を複数有する。複数の送風装置100は径方向に並ぶ。各送風装置100の構成は、上述した本実施形態の構成と同じである。ただし、隣り合う送風装置100のハウジング部5は接続されており、複数のハウジング部5は1つの部材で構成される。本実施形態では、送風ユニット200が有する送風装置100の数は2つであるが、3以上であってもよい。送風ユニット200を構成する複数の送風装置100は一列に並んでもよいが、複数列に並んでもよい。
一般に、複数の送風装置を有する送風ユニットでは、各送風装置に電力を供給する必要があるためにリード線が増え、配線の固定構造が複雑になりやすい。この点、本実施形態の送風ユニット200では、各送風装置100においてリード線6は第1樹脂部7によって固定される。このために、本実施形態の送風ユニット200では、配線の固定構造が複雑になることを抑制することができる。
複数の送風装置100は、径方向に隣接して配置される第1送風装置100Aと第2送風装置100Bとを有する。第1送風装置100Aの配線部530と、第2送風装置100Bの配線部530とは平行に延びる。詳細には、2つの配線部530は、2つの送風装置100A、100Bが隣り合う方向と直交する方向に延びる。送風ユニット200は、第1送風装置100Aのベース部52と、第2送風装置100Bのベース部52との間に壁部54を有する。
第1送風装置100Aと第2送風装置100Bとのいずれにおいても、複数のリブ53は周方向に等間隔で配置されてよい。ただし、図14に示すように、第1送風装置100Aと第2送風装置100Bとのいずれにおいても、複数のリブ53は周方向に異なる間隔で配置されることが好ましい。例えば、各送風装置100A、100Bにおいて、3つのリブ53は、周方向に、90°、130°、140°の間隔等で配置される。
このような構成によれば、第1送風装置100Aのベース部52から壁部54に延びるリブ53の位置と、第2送風装置100Bのベース部52から壁部54に延びるリブ53の位置とをずらすことができる。すなわち、壁54の同一箇所にリブ53が集中して連結されることを防止することができる。
本実施形態では、壁部54は、径方向の厚みが薄い薄肉部541と、薄肉部541より径方向の厚みが厚い厚肉部542とを有する。本実施形態では、薄肉部541は、第1送風装置100Aの中心軸CAと、第2送風装置100Bの中心軸CAとを結ぶ線分と、壁部54とが交わる部分を含む、周方向に広がりを有する部分である。別の言い方をすると、薄肉部541は、第1送風装置100Aの筒状部51の内周面と、第2送風装置100Bの筒状部51の内周面とが最も接近する箇所を含む、周方向に広がりを有する部分である。
本実施形態では、第1送風装置100Aの複数のリブ53のうち壁部54に向かって延びるリブ53は、薄肉部541に連結される。第2送風装置100Bの複数のリブ53のうち壁部54に向かって延びるリブ53は、厚肉部542に連結される。これによれば、壁の強度が弱くなりやすい薄肉部541にリブ53が集中して連結されないために、送風ユニット200の強度を向上することができる。
<4.留意点>
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。また、本明細書中に示される複数の実施形態及び変形例は可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。
本発明は送風装置に利用することができる。
1・・・モータ部
2・・・静止部
3・・・回転部
4・・・軸受部
5・・・ ハウジング部
6・・・リード線
7・・・第1樹脂部
8・・・カバー
9・・・キャップ
21・・・ステータ
22・・・回路基板
23・・・第2樹脂部
33・・・インペラ
51・・・筒状部
52・・・ベース部
53・・・リブ
54・・・壁部
81・・・本体部
82・・・段部
100・・・送風装置
100A・・・第1送風装置
100B・・・第2送風装置
200・・・送風ユニット
521・・・開口部
522・・・切欠部
530・・・配線部
531・・・溝部
541・・・薄肉部
542・・・厚肉部
5311・・・リード線収容溝
5312・・・カバー収容溝
CA・・・中心軸

Claims (12)

  1. 送風装置であって、
    モータ部と、
    前記モータ部を収容するハウジング部と、
    を有し、
    前記モータ部は、
    静止部と、
    上下に延びる中心軸を中心として回転するインペラを有する回転部と、
    前記静止部に対して、前記回転部を回転可能に支持する軸受部と、
    を有し、
    前記静止部は、
    ステータと、
    前記ステータの軸方向下側に配置される回路基板と、
    を有し、
    前記ハウジング部は、
    吸気側から排気側へと軸方向に延びる筒状部と、
    前記筒状部の下方に配置され、前記静止部を支持するベース部と、
    前記ベース部と前記筒状部とを連結する複数のリブと、
    を有し、
    前記ベース部は、軸方向に貫通し、前記回路基板から延びるリード線を通す、切欠部を有し、
    前記複数のリブの少なくとも1つは、前記切欠部に接続し、軸方向上側に向けて凹み、前記リード線が配置される溝部を有する配線部を有し、
    前記切欠部及び前記溝部に充填される第1樹脂部と、
    前記ステータ及び前記回路基板の少なくとも一部を覆い、前記第1樹脂部とは異なる材料である第2樹脂部と、を更に有する、送風装置。
  2. 前記第1樹脂部の少なくとも一部を覆うカバーを更に有する、請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記カバーは、
    本体部と、
    前記本体部から軸方向上側に延び、前記本体部より周方向の幅が狭い段部と、
    を有し、
    前記溝部は、
    前記リード線を収容するリード線収容溝と、
    前記リード線収容溝よりも周方向の幅の広いカバー収容溝と、
    を有し、
    前記段部は前記カバー収容溝に収容される、請求項2に記載の送風装置。
  4. 前記カバーは、
    前記本体部から軸方向上側に延びる突出片部と、
    前記突出片部の上端に配置された、一対の爪部と、
    を有し、
    前記一対の前記爪部は、前記筒状部の外側面から径方向突出する突出部に固定されている、請求項3に記載の送風装置 。
  5. 前記配線部は、前記ベース部から径方向に延び、且つ、前記筒状部の外側面に直交する、請求項2から4のいずれか1項に記載の送風装置。
  6. 前記ベース部は、軸方向下端面に開口部を有し、
    前記開口部を覆うキャップを更に有する、請求項1から5のいずれか1項に記載の送風装置。
  7. 前記切欠部の周方向の幅は、前記溝部の周方向の幅より広い、請求項1から6のいずれか1項に記載の送風装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の送風装置を複数有する、送風ユニット。
  9. 複数の前記送風装置は、径方向に隣接して配置される第1送風装置と第2送風装置とを有し、
    前記第1送風装置の前記配線部と、前記第2送風装置の前記配線部とは平行に延び、
    前記第1送風装置と前記第2送風装置とのいずれにおいても、前記複数のリブは、周方向に異なる間隔で配置される、請求項8に記載の送風ユニット。
  10. 前記第1送風装置の前記ベース部と、前記第2送風装置の前記ベース部との間に壁部を有し、
    前記壁部は、
    径方向の厚みが薄い薄肉部と、
    前記薄肉部よりも径方向の厚みが厚い厚肉部と、
    を有し、
    前記第1送風装置の前記複数のリブのうち前記壁部に向かって延びる前記リブは、前記薄肉部に連結され、
    前記第2送風装置の前記複数のリブのうち前記壁部に向かって延びる前記リブは、前記厚肉部に連結される、請求項9に記載の送風ユニット。
  11. 回路基板が取り付けられたステータを有するモータ部と、前記モータ部を支持するベース部を有するハウジング部と、を有する送風装置の製造方法であって、
    a)前記回路基板から延びるリード線を前記ベース部の切欠部に通す工程と、
    b)前記工程a)の後に、前記リード線を前記ベース部から延びるリブの溝部に配置する工程と、
    c)前記工程b)の後に、前記切欠部と前記溝部とに第1封止材を充填する工程と、
    d)前記工程c)の後に、前記回路基板が取り付けられた前記ステータの外周を筒状の部材で囲み、前記第1封止材とは異なる材料である第2封止材を注入する工程と、
    を有する、送風装置の製造方法。
  12. 前記工程d)において、前記第1封止材より粘性の低い前記第2封止材を注入する、送風装置の製造方法。
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