JP2018167976A - シート処理装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パンチ機能制限させることなく装置のダウンタイム低減を図ることが可能な画像形成システムを提供する。
【解決手段】画像形成装置は、搬送されるシートに対して、シートの搬送方向に直交する幅方向に処理位置を調整するシフトユニットをスタッカに備えている。フィニッシャによりパンチ位置が調整できない場合には、パンチ位置とシートの幅方向の位置との位置関係を、シフトユニットによりシートを幅方向にずらすことで調整する。
【選択図】図11

Description

本発明は、シート処理装置および画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置から搬出されるシートを受け入れて、穿孔処理(パンチ処理)、ステイプル処理(針綴じ)、折り曲げ、整本、仕分け、整合、積載、などの処理を行うシート処理装置が実用化されている。また、画像形成装置の一部の機種では、このようなシート処理装置が内蔵されたり、購入選択肢(いわゆるオプション)として接続される。
特許文献1に示されるシート処理装置は、画像形成装置の後段に配置されており、画像形成装置から受け入れたシートの搬送経路にパンチユニット(穿孔手段)を設けている。このシート処理装置は、ステイプル処理(針綴じ)を行う処理トレイを備えており、穿孔手段で穿孔したシートを排出トレイに連続的に排出して積載したり、パンチユニットで穿孔したシートを重ねてステイプル処理したりもできる。パンチユニットは、搬送されたシートに対して一対の穿孔部材(パンチ)を、横レジセンサによる検知結果を用いて搬送方向と直交する方向に移動させることにより、シートと穿孔位置のセンタ合わせを行っている。これにより、シート1枚ごとに整合処理を行うことなく、シートのセンタ位置に穿孔が施せるようにしている。なお横レジセンサは、シート搬送方向に直交する方向へのシートの位置または位置ずれを検知するためのセンサである。
特開平10−194557号公報
しかし、従来技術では、穿孔などの後処理手段を搬送方向と直交する方向に移動させる手段等の処理位置を調整する手段に異常が発生した場合に、処理位置の調整をすることができないという課題があった。このような場合、パンチ等の後処理機能の使用が一律に制限され、システムとしての能力が低下していた。
本発明は、このような従来の技術に存在する課題を鑑みてなされたものであり、後処理手段の処理位置の調整に異常が発生した場合でも、処理位置を効果的に調整可能なシート処理装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので以下の構成を有する。
搬送されるシートに対して処理位置を所定位置に調整して処理を行なう処理手段と、
前記処理手段が前記処理位置を前記所定位置に調整できない場合に、前記処理手段よりも、前記シートの搬送方向における上流側で前記シートの位置を調整する調整手段と
を有することを特徴とするシート処理装置。
本発明によれば、後処理手段の処理位置の調整に異常が発生した場合でも、処理位置を効果的に調整可能となる効果がある。
本実施形態のシート処理装置を接続した画像形成装置の正面図である。 スタッカを正面から見た拡大断面図である。 スタッカの制御系のブロック図である。 スタッカのシフトユニットの上面図である。 フィニッシャを正面から見た拡大断面図である。 フィニッシャの制御系のブロック図である。 フィニッシャのパンチユニットの上面図である。 画像形成システムの制御系のブロック図である。 本実施の形態の紙情報生成処理を説明するフローチャートである。 本実施の形態のパンチ位置ずれ量取得を説明する図である。 本実施の形態のパンチ位置ずれを上流装置で補正する動作を説明する図である。 本実施の形態のユーザに通知する内容を含んだ画面の例示図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。
[実施形態]
図1は本実施形態のシート処理装置を接続した画像形成装置の正面図である。本実施形態の画像形成システムEは、画像形成手段である例えば画像形成装置本体Aと、シート処理装置である例えばスタッカBとフィニッシャCを備えている。ただし、シート処理装置としては、種類は問わず、接続される数も問わない。また、本発明の画像形成手段は、本実施形態の画像形成装置本体Aには限定されず、ファクシミリ、プリンタ、各種の印刷機等で実施されてもよい。また、本実施形態のシート処理装置は、図1に示す画像形成装置本体A以外の印刷装置等に接続されてもよく、画像形成装置本体Aから分離可能な別筐体で構成しても、また、画像形成装置本体Aの筐体内に分離不能に組み込まれてもよい。
<画像形成装置本体>
画像形成装置本体Aは、上部に設けた自動原稿給送装置1から自動給送した原稿を光学部2によって光学的に読み取り、読み取り信号をデジタル信号に変換して画像信号や画像データを画像形成部3へ送信し、普通紙やオーバーヘッドプロジェクタ(OHP)用紙等のシートPに原稿の画像を複写する。
画像形成装置本体Aの下部には、各種サイズのシートPを収納した複数のカセット4を設けてある。カセット4内のシートPは、給送ローラ5によって画像形成部3に送り込まれる。このとき、画像形成部3の感光ドラム3bには、光学部2で読み取った画像情報に基づいて変調されたレーザ光を光照射部3aから照射することにより、潜像が形成されている。
感光ドラム3bの潜像は、トナー現像されてトナー像になり、画像形成部3に送り込まれたシートPに転写される。その後、シートPは定着部6に搬送され、熱と圧力を加えられてトナー像が定着される。
シートPの片面のみに画像を形成する片面印刷の場合、定着部6を通過したシートPは、直ちに画像形成装置本体AからスタッカBへ送り込まれる。しかし、シートPの両面に画像を形成する両面印刷の場合、上記処理動作により一方の面に画像が形成されたシートPは、スイッチバック搬送されて再送パス7へ戻され、再度、画像形成部3へ搬送されて、他方の面にも画像が形成される。両面に画像が形成されたシートPも、最後には、画像形成装置本体AからスタッカBへ送り込まれる。シートPの供給は、カセット4のみならず、マルチトレイ8からも行える。
<スタッカ>
図2はスタッカBを正面から見た拡大断面図である。スタッカBは、スタッカ制御部703(図3参照)によって制御され、上流側の画像形成装置本体Aから排出されたシートは、入口ローラ対401によりスタッカB内に搬入され、搬送ローラ対402(402a〜402d)によりトップトレイ切換フラッパ403まで搬送される。
入口ローラ対401の下流側には横レジ検知センサユニット710が配置される。横レジ検知センサユニット710は、横レジ検知センサ移動モータ714(図3参照)により、搬送方向と直交するシート幅方向に移動可能である。横レジ検知センサユニット710は、移動して、搬送されてきたシートの、少なくとも一方のシート幅方向の端部(すなわちスなくとも一方の搬送方向に沿った辺)を検出する。これにより例えば、シートの幅方向の位置検出などを行うことができる。シート幅方向のシートの端部を以下では単にシートの端部と呼ぶ。シートの端部の検出結果から、スタッカ制御部703は、シートの横ずれ量を検出することが出来る。横レジ検知センサユニット710は、たとえば発光部と受光部とを対にした光センサやマイクロスイッチなどで構成できる。これは一例であり、横レジ検知センサユニット710はシートの端部を検知できるものであればよく、その構成は問わない。
横レジ検知センサユニット710の下流にはシフト搬送ローラ対450、451が順に配置されている。シフト搬送ローラ対450、451は、横レジ移動モータ713(図3参照)により、シートの搬送方向と直交する方向に移動可能となっていて、シフトユニット470を構成している。
シフトユニット470は、シートの横ずれ量に基づいてシートの横ずれ補正を行うと共に、シートを幅方向の所定位置にシフトさせながら搬送する。入口ローラ対401によりスタッカB内に搬送されてきたシートは、横レジ検知センサユニット710によりシート端部が検出され、さらにスタッカ制御部703により、検出されたシート端部の位置に基づいて横ずれ量が算出される。搬送されたシートがシフト搬送ローラ対450、451に到達した以後、算出された横ずれ量に基づいて、シフト搬送ローラ対450、451をシフトすることにより、横ずれ補正が行われると共に、シートを幅方向の所定の位置にシフトさせながら搬送する。横レジ検知センサ移動モータ714と横レジ移動モータ713には、いずれもパルスモータが使用されており、パルス数から駆動対象の移動量を求めることが出来る。シフトユニット470を経たシートは、搬送路に設けられた搬送ローラ対402a、402b、304c、402d(搬送ローラ402と総称する)によりさらに搬送される。
スタッカ制御部703は、シートの排出先がトップトレイ406かどうかを判断し、シートの排出先がトップトレイ406の場合は、トップトレイ切換フラッパ403がフラッパソレノイド720(図3参照)により駆動される。その場合、シートは搬送ローラ対404a、404bに導かれ、トップトレイ排紙ローラ405によりトップトレイ406に排紙積載される。排出先がトップトレイ406でない場合は、シート排出先がスタッカトレイ412a、412bかそれとも下流側のシート処理装置であるかを判断する。そして、排出先がスタッカトレイ412a、412bである場合は、搬送ローラ対402により搬送されたシートは、搬送ローラ対407とスタッカトレイ排紙ローラ410によりスタッカトレイ412a、412bに選択的に排出され積載されることになる。
シートは、スタッカトレイ412a、412bではない下流側のシート処理装置に搬送される場合は、スタッカ出口切換フラッパ408が出口切換ソレノイド721により駆動される。そして、搬送ローラ対402により搬送されてきたシートは、搬送ローラ対407により搬送され、スタッカ出口ローラ対409に導かれた後で、下流側のシート処理装置に搬送されることになる。
<スタッカ制御部のブロック図>
図3はスタッカBのスタッカ制御部703および周辺装置のブロック図である。CPU700は、ROM701、RAM702等を内蔵している。ROM701は、シート処理を行うための各種プログラムやデータが書き込まれた読み取り専用の記憶素子である。RAM702は、書き込み、消去が可能な記憶素子であって、ROM701から読み出したプログラムが保持され、シート処理の過程で発生する処理データや演算結果が随時書き込み、消去される。
CPU700は、画像形成装置本体Aとシリアル通信を行って、画像形成装置本体AとスタッカBとを連携動作させるための各種信号およびシートのサイズ等のシート情報の授受を行う。画像形成装置本体Aに設けた操作表示装置10(図1参照)を通じて、ユーザが画像形成システムEを使用するために、要求するシート処理モードを選択すると、画像形成装置本体Aは、設定された処理情報やシート情報をスタッカBのCPU700に送信する。また、CPU700は、フィニッシャCとシリアル通信を行って、フィニッシャCとスタッカBとを連携動作させるための各種信号およびシートのサイズ等のシート情報の授受を行う。
シート搬送制御部704は、入口搬送モータ719、フラッパソレノイド720、出口切換ソレノイド721を駆動し、シートを各処理部へ搬送する。トレイ制御部705は、スタッカトレイ昇降モータ715を制御し、シートの仕分けを行う。シフト制御部706は、横レジ検知センサユニット710、シフト搬送モータ712、横レジ移動モータ713、横レジ検知センサ移動モータ714を制御し、シートのシフト処理を行う。また、シフト制御部706は、横レジ検知ホームポジション(HP)センサ711により横レジ検知センサユニット710が待機位置(ホームポジション)にあることを検知できる。
<シフトユニット>
図4はスタッカBのシフトユニット470を上から見た上面図である。図4において、シフトユニット470は、フレーム508、シフト搬送ローラ対450、451、シフト搬送モータ712、駆動ベルト209、駆動ベルト213、横レジ移動モータ713等を備えている。
シフトユニット470のフレーム508は、スタッカBに固定されているスライドレール246、247上を移動自在なスライドブッシュ205a、205b、205c、205dに支持されている。これにより、シフトユニット470のフレーム508は、スライドレール246、247に沿った矢印J方向に往復移動できるようになっている。矢印J方向は、シート搬送方向(矢印C方向)に対して直交する方向であり、シート幅方向である。
シフトユニット470のフレーム508には、シフト搬送モータ712と、シフト搬送ローラ対450、451とが設けられている。シフト搬送モータ712は、駆動ベルト209を介してシフト搬送ローラ対450を回転させるようになっている。更に、シフト搬送ローラ対450は、駆動ベルト213を介してシフト搬送ローラ対451を回転させるようになっている。
横レジ移動モータ713は、スタッカ制御部703からシフトユニット470のフレーム508を移動させる信号が発せられると、回転を行い、駆動ベルト211を循環させるようになっている。駆動ベルト211は、シフトユニット470のフレーム508に連結部材212によって連結されている。このため、シフトユニット470のフレーム508は、循環する駆動ベルト211によって矢印J方向に移動するようになっている。シフトユニット470のフレーム508が矢印J方向に移動する動作は、シフト搬送ローラ対450、451がシートPを挟持しているときに行われるようになっている。このようにシフトユニット470によって、シートの幅方向にシート移動を行うことができる。
横レジ検知センサユニット710は、本例では1組のLEDとフォトトランジスタで構成される光学式のセンサとして構成されており、側端部を検知する側端検知部として機能するための複数の検知素子、本例では3つの横レジ検知センサ710a、710b、710cがシート搬送方向に直交するシート幅方向に沿って配置されている。横レジ検知センサユニット710は、横レジ検知センサ移動モータ714の駆動力によって矢印E方向およびその逆方向に移動するようになっている。矢印E方向は矢印J方向と同じ方向である。横レジ検知センサユニット710は、シート搬送方向に直交する方向に移動することで、シート搬送方向に直交するシート幅方向のシート端部(側端部)を検知するようになっている。横レジ検知センサユニット710は、スタッカBにおけるシート搬送方向に直交するシート幅方向の手前側方向にフラグを持っており、フラグが横レジ検知HPセンサ711により検知される構成となっている。横レジセンサユニット710をシート幅方向に移動させ、3つの横レジ検知センサ710a、710b、710cのうち少なくとも一つがシートを検知していない状態から検知している状態に切り替われば(或いはその逆に切り替われば)、そのように検知信号が切り替わったセンサの位置が、シートの側端部が位置している位置に相当すると判定できる。あるいは、二つの異なる検知状態(シートの検知と不検知)を示すセンサの間にシート側端部があると判定することもできる。
<フィニッシャ>
図5はフィニッシャCを正面から見た拡大断面図である。フィニッシャCは、駆動制御部111によって制御され、スタッカBから排出されたシートを取り込み、整合して排出するソート処理、複数枚のシートをステイプラで綴じるステイプル処理、シートを冊子状にする製本処理、シートにパンチ孔を穿設する穿孔処理などの少なくとも1つのシート処理を行うようになっている。このため、フィニッシャCは、ソート処理やステイプル処理を行う処理部132、製本処理を行う折り装置139、穿孔処理を行うパンチユニット40(穿孔ユニット40)等を備えている。
フィニッシャCは、スタッカBから排出されたシートや、後述するパンチユニット40によりパンチ孔が穿設されたシートをフィニッシャCの内部に導く入口ローラ対137が設けられている。入口ローラ対137の搬送方向下流には、製本処理の際には搬送パスPS6に、製本処理以外の処理の際には搬送パスPS5にシートを導くための案内部材122が設けられている。
案内部材122により搬送パスPS5に導かれたシートは、入口ローラ対121によってバッファユニット124に搬送され、中間搬送ローラ対126によって、処理トレイ(中間トレイ)129上に搬送される。このとき、シートは中間搬送ローラ対126の下流に位置する排出搬送ローラ対127の所定量の正回転によって一旦下流に搬送された後、逆回転によって上流に搬送されて処理トレイ129内で整合される。
処理トレイ129上に積載された複数枚のシートは、ステイプル処理が不要な場合はシート束となって排出部36から排出トレイ128(128aまたは128b)に排出される。ステイプル処理が必要な場合はシート束が第一ステイプラ166によってステイプル処理され、排出部36から排出トレイ128(128aまたは128b)に排出される。
各排出トレイ128a、128bは、排出トレイ内に配置される上トレイモータ109aと下トレイモータ109bによって昇降するようになっている。排出トレイ128a、128bは、積載されるシートが増えるにしたがって下降し、積載したシートで、シートが排出される排出部36を塞がないようにしている。
折り装置139は、製本処理をする装置であり、シートの幅方向に配列された第二ステイプラ138、シート束を折る折りローラ対139a及び突き出し部材139b等を備えている。
案内部材122によって搬送パスPS6に案内されたシートは、収納ガイド140に収納されて、先端(下端)が昇降自在な位置決め部材141に受け止められて積載される。シートは、収納ガイド140に順次積載された後、シートの搬送方向の中央部分が第二ステイプラ138によって綴じられる。その後、位置決め部材141は、シート束の綴じられた部分が突き出し部材139bの先端に対向する位置まで下降する。シート束の綴じられた部分が対向すると、突出し部材139bがシート束の綴じられた部分を突いて、折りローラ対139aのニップにシート束を押し込む。折りローラ対139aは、回転して、シート束を搬送しながら折り曲げて、サドル排出トレイ150に排出する。これによって、製本処理が終了する。
パンチユニット40は、画像形成装置本体Aから排出されたシートに穿孔処理を行うユニットである。シート搬送方向上流側に一体的に設けられたセンサユニット41で穿孔位置の調整を行うようにしている。
<フィニッシャのブロック図>
図6はフィニッシャCの駆動制御部111および周辺装置のブロック図である。CPU100は、ROM101、RAM102等を内蔵している。ROM101は、シート処理を行うための各種プログラムやデータが書き込まれた読み取り専用の記憶素子である。RAM102は、書き込み、消去が可能な記憶素子であって、ROM101から読み出したプログラムが保持され、シート処理の過程で発生する処理データや演算結果が随時書き込み、消去される。
CPU100は、画像形成装置本体Aとシリアル通信を行って、画像形成装置本体AとフィニッシャCとを連携動作させるための各種信号およびシートのサイズ等のシート情報の授受を行う。画像形成装置本体Aに設けた操作表示装置10を通じて、ユーザが画像形成システムEを使用するために、要求するシート処理モードを選択すると、画像形成装置本体Aは、設定された処理情報やシート情報をフィニッシャCのCPU100に送信する。また、CPU100は、スタッカBとシリアル通信を行って、スタッカBとフィニッシャCとを連携動作させるための各種信号およびシートのサイズ等のシート情報の授受を行う。
シート搬送部15は、搬送モータ112を駆動し、シートを各処理部へ搬送する。トレイ制御部11は、上トレイモータ109aと下トレイモータ109bを制御し、シートの仕分けを行う。ステイプル制御部12は、第一ステイプラ166および第二ステイプラ138を制御し、シート束に綴じ処理を行う。折り制御部13は、折り装置139を制御し、製本処理を行う。パンチ制御部14は、センサユニット41からの情報を受けてシートの位置や長さを検知し、横レジモータ42を駆動してシート幅方向についてパンチユニット40の位置合わせを行い、パンチモータ40kを駆動することでシートにパンチ孔を穿設する。また、パンチ制御部14は、横レジホームセンサ43によりパンチユニット40が待機位置(ホームポジション)にあることを検知できる。
<パンチユニット>
図7はフィニッシャCのパンチユニット40を上から見た上面図である。図7に示すように、パンチユニット40は、センサユニット41が一体的に設けられている。センサユニット41は、パンチユニット40のZ方向(シート幅方向)に固定されていて、光学的な透過・遮光を検知する先後端検知センサ41aおよび側端部の位置を検知するための複数の検知素子、本例では横レジセンサ41b、41c、41d、41eを有している。横レジセンサ41b、41c、41d、41eは、本実施の形態ではB5、A4、B5R、A4Rの各サイズのシートPの側端位置に受光素子を配置しており、シート面と垂直方向(Y方向)に対向する光源との間に、画像形成装置本体Aから排出されるシートPを通過させて、シートPのサイズを検知する。
先後端検知センサ41aは、シートPの先端および後端を検知し、パンチユニット40の動作タイミングおよびシートの搬送停止タイミング(穿孔位置)を決定する。
パンチユニット40に設けられたラック部40jと、横レジモータ42の出力軸に取り付けたピニオンギア42aとが係合することで、横レジモータ42の回転によりパンチユニット40をZ方向にスライドさせることができる。パンチユニット40を、シートサイズに応じた距離を移動させることでシート搬送方向(X方向)と直交するZ方向の穿孔位置を決めることができる。
パンチユニット40は、穿孔処理終了後、図7の上方向にスライドさせ、ラック部40jに取り付けたフラグ40hが横レジホームセンサ43を遮光したら停止させる。また、パンチユニット40の動作タイミングであるにも拘らず、横レジホームセンサ43が、パンチユニット40がホーム位置にあると検出し続ける場合は、パンチ横レジ検知異常と判定する。
<画像形成システムのブロック図>
次に、画像形成システムE全体の制御を司るコントローラをはじめとする画像形成システム全体の制御構成について説明する。図8は、図1の画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。図8において、画像形成システムEは、制御部としてのコントローラCPU回路部900を有する。コントローラCPU回路部900は、CPU901、ROM902、RAM903を内蔵する。CPU901は画像形システムE全体の基本制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM902、及び処理を行うためのRAM903と、図示省略したデータバスにより接続されている。CPU901は、各制御部911、921、922、904、931、941、111、703と通信可能に接続されており、これらをROM902に格納されている制御プログラムによって総括的に制御する。各制御部としては、原稿給送装置制御部911、原稿読取装置制御部921、画像信号制御部922、外部I/F904、プリンタ制御部931、操作表示装置制御部941、フィニッシャ制御部111、及びスタッカ制御部703が挙げられる。RAM903は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
スタッカ制御部703はスタッカBに搭載され、コントローラCPU回路部900と情報のやり取りを行うことによってスタッカB全体の駆動制御を行う。フィニッシャ制御部111はフィニッシャCに搭載され、コントローラCPU回路部900と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャC全体の駆動制御を行う。
<紙情報生成処理>
次に本実施の形態における、パンチジョブ設定処理後に実行される紙情報生成処理について図9、図10、図11、図12を用いて説明する。図9(a)は、本実施の形態のパンチジョブ設定処理後に実行される紙情報生成処理を説明するCPU901のフローチャートである。図9(b)は、画像形成システムの各装置と横レジシフト可能量の関係を示す表である。
図9(a)のフローチャートは、ユーザによってパンチジョブが設定され、パンチジョブがスタートした後、下流装置(スタッカB、フィニッシャC)へ通知する紙情報が生成されるまでのCPU901の動作を示すものである。なおこの例では、フィニッシャCのパンチユニットによるシート幅方向の処理位置すなわちパンチ位置の調整機能は全く使用できないか、あるいは補正量が制限されている場合、すなわち調整機能が正常ではない場合を示す。すなわち、パンチユニットの位置の調整により、パンチ位置を補正できないものとする。
紙情報生成処理が開始されると、CPU901は、設定されたジョブに対応するシートの紙情報を生成する(S101)。紙情報にはシートのサイズやパンチ穴位置情報等が設定されている。紙情報は例えば、印刷ジョブに関する設定を含むジョブ情報に基づいて生成される。ジョブ情報は、たとえば複写ジョブであれば、操作部により設定されたシートサイズやパンチの指定等の情報を含む。またたとえば印刷ジョブであれば、不図示のコンピューターにより設定されたシートサイズやパンチの指定等の情報を含む。なお本例では紙情報にパンチの指定を含むものとする。次にCPU901は、下流装置に搬送シフト無しを通知するために、紙情報に搬送シフト無しを示す情報を追加する(S102)。下流装置とは、たとえば画像形成装置本体Aの下流に位置するスタッカBやフィニッシャCなどである。また搬送シフトとは、たとえば搬送経路に設けたシフトユニット470により行われるシートの幅方向に対するシフトである。ステップS102ではその搬送シフト量のデフォルト値として0、すなわち「搬送シフト無し」を設定する。さらに、下流装置にパンチ横レジ検知許可を通知するために、紙情報にパンチ横レジ検知許可を示す情報を追加する(S103)。パンチ横レジ検知とはたとえば、パンチ位置がシートの幅方向(搬送方向の直交する方向)についてずれたずれ量の検知である。さらに下流装置にパンチ有りを通知するために、紙情報にパンチ有りを示す情報を追加する(S104)。次に、シートの紙情報を下流装置へ通知し(S106)、シートを下流装置へ排紙する(S107)。下流装置であるスタッカBとフィニッシャCは、それぞれスタッカ制御部703、フィニッシャ制御部111により、この紙情報に基づいてシフト動作やパンチ動作を実施する。ジョブが複数のシートの印刷および後処理を含むのであれば、シートそれぞれについて紙情報に従って処理を行う。たとえばスタッカBでは、搬送シフトの設定に応じてシートをシフトし、フィニッシャCでは、パンチ設定に応じてパンチ処理を行う。
その後、シートがジョブの最終シートか否か判別する(S107)。判別の結果、シートが最終シートである場合(S107でYES)、最下流の装置がシートを排紙したか否か判別する(S108)。最下流の装置がシートを排紙完了していなければ待つ(S108でNO)。最下流の装置が最終シートを排紙したら(S108でYES)、横レジ検知異常が発生しているか否か判別する(S109)。一方、ステップS107でシートが最終シートでない、つまり、ジョブの途中のシートである場合(S107でNO)、横レジ検知異常が発生しているか否か判別する(S109)。横レジ検知異常が発生しているか否かの判別は、CPU901がフィニッシャ制御部111からの通知により判別する。すなわちここで判別する横レジ検知異常は、フィニッシャCの横レジセンサ41b〜41eによる検知結果で良い。パンチユニット40は、センサユニット41に設けた横レジセンサ41b〜41eによって、シートサイズに応じたパンチ位置に位置合わせされている。そのため、たとえばシートを検知しているべきセンサでシートが検知されない場合や、逆にシートを検知しないはずのセンサでシートが検知されている場合には、パンチ位置がシートの幅方向にずれていると判断できる。たとえばこのずれを、横レジ検知異常として検出することができる。
次いで、パンチ横レジ検知異常が発生していない場合(S109でNO)、ジョブ終了か否か判別する(S110)。ジョブが終了した場合(S110でYES)、CPU901は、本処理を終了する。ジョブが終了していない場合(S110でNO)、ステップS101に戻し、次のシートの紙情報を生成する。
一方、ステップS109における判別の結果、パンチ横レジ検知異常が発生している場合(S109でYES)、ジョブを停止する(S111)。その後、フィニッシャCの上流装置に横レジシフト機能があるか否か判別する(S112)。横レジシフト機能の有無は、たとえば装置の構成情報に基づいて判定してもよいし、装置の機種等に基づいて判定してもよい。フィニッシャCの上流における横レジシフト機能はたとえばシフトユニット470により提供される。横レジシフト機能がなければ(S112でNO)、CPU901は操作表示装置10の表示画面にエラーを表示するなどしてユーザ等に報知し(S126)、CPU901は、本処理を終了する。図12(a)は、ステップS126で表示されるエラー通知の表示画面を示す図である。一方、ステップS112における判別の結果、横レジシフト機能があれば(S112でYES)、CPU901は操作表示装置10の表示画面にパンチ位置ずれを通知する(S123)。図12(b)は、パンチ位置ずれ通知の表示画面を示す図である。パンチ位置ずれ量を取得するために、フィニッシャCから排紙されたパンチ済みシートをスキャナで読み込ませることをユーザに促す内容を含んでいる。ユーザが読込開始を押下すると、CPU901は、原稿読取装置制御部921にスキャナで穿孔済みのシートを読み込むよう指示し、スキャナの読み込みが完了するまで待つ(S114でNO)。スキャナで読み込み完了したら(S114でYES)、パンチ位置ずれ量を算出する(S115)。パンチ位置ずれ量を算出するため、CPU901は、原稿読取装置制御部921からスキャナで読み込んだ画像を取得する。
図10は、パンチ位置ずれ量取得を説明する図である。スキャナなどの画像読取部で読み込んだ画像を画像処理することでシートとパンチ穴を区別する。シートの端部からシート上の中心すなわちシートセンターまでの距離Aと、シートの端部からパンチセンターまでの距離Bを画像処理により算出する。パンチセンターは二つのパンチ穴の中間の位置である。また、シートセンターに対してパンチセンターが奥側か手前側かどちら側にずれているかパンチ位置ずれ方向の取得も行う。そのためにはスキャナにセットされるシートの表裏が判別される。シートの表裏は、図12(b)の画面で指定させ、指定した通りにセットされていることを前提にしてもよい。あるいは、片面印刷の場合には読み込んだ画像が白紙なら表面を上側にしてシートがセットされたと判定してもよい。この場合には逆に読み込んだ画像が白紙でないなら裏面を上側にしてシートがセットされたと判定できる。また本実施形態の構成では、パンチ穴は例えば搬送方向の前方の辺に沿って穿たれる。このように、シートの搬送方向は、パンチ穴とシートの辺との距離から決定することができる。このように判定されるシートの表裏やパンチ穴に近い辺などを考慮して、ずれの方向と量とをスキャンした画像から決定することができる。図10では、パンチセンターが奥側にずれている様子を例示している。パンチ位置ずれ量は、シートセンターからパンチセンターまでの距離で、下記の式(式1)によって求めることができる。
パンチ位置ずれ量=|A−B|・・・(式1)。
次に、CPU901は、パンチ位置ずれが上流装置で補正できるか否か判別する(S116)。図9(b)は、パンチの上流装置と上流装置の横レジシフト可能量(MAX)を示す表である。例えば、図10でパンチ位置ずれ量が、奥側に20mmだった場合、CPU901は、図9(b)の表に基づいて、パンチ位置ずれがスタッカBのシフトユニット470で補正できると判別する。ステップS116における判別の結果、パンチ位置ずれが上流装置で補正できなければ(S116でNO)、CPU901は操作表示装置10の表示画面にエラーを通知し(S126)、CPU901は、本処理を終了する。一方、ステップS116における判別の結果、パンチ位置ずれがフィニッシャCまたはその上流装置で補正できれば(S116でYES)、CPU901は操作表示装置10の表示画面にアラームを通知する(S127)。図12(c)は、アラーム通知の表示画面を示す図である。次いで、ジョブ中止か否か判別し(S118)、ユーザが中止キーを押下してジョブを中止した場合(S118でYES)、CPU901は、本処理を終了する。
一方、ユーザがジョブを中止しなかった場合(S118でNO)、パンチ位置ずれが発生したシートの紙情報を生成する(S119)。次にCPU901は、下流装置に搬送シフト有りを通知するために紙情報に情報を追加する(S120)。紙情報にはずれ補正のためにシフトを行わせるユニットの指定とシフト方向とシフト量の情報も追加する。本実施形態では、シフト方向としてパンチ位置ずれ方向を設定し、シフト量としてパンチ位置ずれ量を設定する。またずれ補正を行うユニットとして例えばスタッカBを設定する。次いで、下流装置にパンチ横レジ検知禁止を通知するために紙情報に情報を追加する(S121)。この情報により、パンチ横レジ検知機能の動作を禁止させている。次いで、下流装置にパンチ有りを通知するために紙情報に情報を追加する(S122)。次に、シートの紙情報を下流装置へ通知し(S123)、シートを下流装置へ排紙する(S124)。ジョブが終了したか否か判別して(S125)、ジョブが終了した場合(S125でYES)、CPU901は、本処理を終了する。ジョブが終了していない場合(S125でNO)、ステップS119に戻し、次のシートの紙情報を生成する。
図11は、パンチ位置ずれを上流装置で補正する動作を説明する図である。画像形成装置本体から排紙されたシートをスタッカBのシフトユニット470でパンチ位置ずれ量だけシフトさせている。その後、フィニッシャのパンチ横レジ検知機能は動作禁止にしてパンチを穿孔する動作を示している。これによりパンチ位置の調整では補正できないずれを補正することもできる。
本実施の形態により、パンチの横レジ検知機能に異常が発生していても、上流側に接続されたシート処理装置のシフト搬送機能により幅方向のシート位置を変更することで、パンチ機能制限することなく装置のダウンタイム低減を図ることができる。
なお図9のステップS116で用いる横レジシフト可能量すなわち補正可能な最大ずれ量として、図9(b)に示すような固定値を用いてもよいし、現在補正可能な最大値を用いてもよい。現在補正可能な最大値は、既にパンチ位置ずれの補正以外の目的でシートの幅方向の位置ずれを補正している場合などに、さらに補正可能な余地を示す。たとえば最大値が方向Aに対して30mmであっても、既にその方向Aに10mm補正済みであれば、補正可能な量は方向Aについては20mmである。その反対方向Bにも同じくシフト可能な最大値が30mmであったとすれば、方向Aへの補正が10mmされていれば、方向Bに対する補正量の上限は40mmに増える。このように或る方向への補正可能な最大ずれ量から、既に補正済みのずれ量を差し引いた値が現在補正可能なずれ量となる。補正可能なずれの方向および保税済みのずれの方向を符号(正負)で表すことで、一方への補正の余地の減少が他方への補正の余地の増大となることを示すことができる。この場合には施し済みのパンチ位置ずれ補正の方向および量を記憶しておく必要がある。
以上説明した実施の形態の画像形成システムによれば、パンチユニットの位置の調整機能が使用できない場合や制限される場合であっても、パンチ機能制限することなく装置のダウンタイム低減を図ることが可能になる効果がある。
(その他の実施形態)
上述した実施形態では、パンチを行なったシートをスキャナで読み取ってシートセンターとパンチセンターのずれを検出する構成とした。これに限らず、パンチユニットにシートが搬送されてくるまでの間にシートセンターの位置を検出し、パンチユニットに異常が発生した場合にシートセンターがパンチセンターに合うようにシートをシフトさせる構成としても本発明を適用することが出きる。そのためにはたとえば、図9のフローにおいて、ステップS113〜S114を実行せず、ステップS115において搬送路上で検出したパンチセンターの位置から位置ずれ量を算出する。このようにすることで、穿孔済みのシートをあらためてスキャンする必要がなくなる。これにより上記実施形態の効果に加えて、作業が簡素化される。さらに、スキャンするシートの載置方向の誤りや載置位置のずれなど人為的な誤りを防止でき、補正の精度を向上させることができる。なおこのような構成とする場合には、搬送されるシートの搬送方向に沿った一方の辺、すなわち側端位置を検知することで、パンチ位置とシート位置とのずれを推定できる。シートサイズはジョブ情報から特定できるので、シートサイズと検知した側端位置とからシートセンターを決定できる。そしてパンチユニット40の位置はその移動量から決定できるので、シート側端部の位置からパンチセンターまでの距離を特定できる。この結果、シートセンターとパンチセンターとのずれを特定できる。
また本実施形態では、シート幅方向に位置の補正が必要な後処理として穿孔処理(パンチ処理)を示したが、他の後処理についても実施形態に記載した発明を適用することができる。たとえば、ステイプル(綴じ)処理などについても適用することができる。
また上記実施形態ではスタッカに設けたシフトユニットよりシート幅方向の位置を調整した。これに対して、画像形成装置本体Aにも横レジ調整機能を有していてもよい。このためには例えば、搬送経路に送り出される前のシート束を、シート束ごと搬送方向に直交するシート幅方向に対して移動可能に構成しておく。その例として、シート束をシート幅方向の少なくとも一方に押すことで位置を調整可能にしてもよい。また、パンチユニットにシフト機能を設けた構成としても良いし、上記各実施形態をそれぞれ組み合わせて構成しても良い。
さらには、上述した実施形態では、パンチユニットを横レジモータの駆動により移動させてパンチを行なう位置を調整する構成としたが、パンチユニットは固定で、パンチを行なう位置にシートをシフトさせるシフト部を有し、そのシフト部に異常が生じた場合に上流側のシフトユニットでシートをシフトする構成としても良い。
A 画像形成装置本体、B スタッカ、C フィニッシャ、E 画像形成装置、10 操作表示装置、40 パンチユニット、41 センサユニット、41b〜41e 横レジセンサ、100 CPU、470 シフトユニット、700 CPU、710 横レジ検知センサユニット、710a〜710c 横レジ検知センサ

Claims (19)

  1. 搬送されるシートに対して処理位置を所定位置に調整して処理を行なう処理手段と、
    前記処理手段が前記処理位置を前記所定位置に調整できない場合に、前記処理手段よりも、前記シートの搬送方向における上流側で前記シートの位置を調整する調整手段と
    を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記処理手段は、シートに対して処理を行う処理部と、前記処理部を移動させる移動手段と、を備え、
    前記移動手段によって前記処理部を移動させて前記処理位置を前記所定位置に調整することを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記処理手段は、前記シートの幅方向の位置を検出する位置検出手段をさらに備え、
    前記位置検出手段の検出結果に基づいて、前記移動手段によって前記処理位置を調整することを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
  4. 前記位置検出手段に異常が発生して前記処理位置を調整できない場合に、前記調整手段で前記シートの位置を調整することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  5. 前記移動手段に異常が発生して前記処理位置を調整できない場合に、前記調整手段で前記シートの位置を調整することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. 前記処理手段は、前記シートを前記処理位置に移動させるシート移動手段を備え、
    前記シート移動手段によって前記シートの位置を調整することを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  7. 前記処理手段は、前記シートの幅方向の位置を検出する位置検出手段をさらに備え、
    前記位置検出手段の検出結果に基づいて、前記シート移動手段で前記シートの位置を調整することを特徴とする請求項6に記載のシート処理装置。
  8. 前記位置検出手段に異常が発生して前記シートの位置を調整できない場合に、前記調整手段で前記シートの位置を調整することを特徴とする請求項7に記載のシート処理装置。
  9. 前記移動手段に異常が発生して前記シートの位置を調整できない場合に、前記調整手段で前記シートの位置を調整することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  10. 前記調整手段が、前記処理手段よりも、前記シートの搬送方向における上流に設けられたシフト手段により、前記シートの位置を調整することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  11. 前記シフト手段は、前記シートを搬送しながら前記シートの位置を調整可能であることを特徴とする請求項10に記載のシート処理装置。
  12. 前記処理手段による処理位置の中心と、前記シートの搬送方向についての中心とのずれを検出するずれ検出手段をさらに有し、
    前記調整手段は、前記ずれ検出手段により検出されたずれを補正するように前記シートの位置を調整することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  13. 前記ずれ検出手段は、シート上の画像を読み取る画像読取手段を含み、前記処理手段により処理されたシートの画像を前記画像読取手段により読み取って、読み取られた画像に基づいて、前記ずれを検出することを特徴とする請求項12に記載のシート処理装置。
  14. 搬送されている前記シートの側端位置を検知する側端検知手段をさらに有し、
    前記側端検知手段は、前記側端検知手段により検知された前記シートの側端位置および前記処理手段による前記処理位置に基づいて、前記シートの搬送方向についてのずれを検出することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  15. 前記調整手段は、前記シートの搬送方向に直交する幅方向にシートを移動させて前記シートの位置を調整することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載のシート処理装置。
  16. 前記調整手段は、搬送する前のシートの位置を、前記シートの搬送方向に直交する幅方向について調整することを特徴とする請求項1乃至15に記載のシート処理装置。
  17. 前記調整手段によって位置を調整する前記シートが調整可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記シートが調整可能ではないと判定した場合に、その旨の報知を行なう報知手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  18. 前記処理手段は、前記シートに穿孔する穿孔手段を含むことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項に記載のシート処理装置。
  19. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像が形成されたシートを処理する請求項1乃至18のいずれか一項に記載のシート処理装置と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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