JP2018161595A - 清掃装置および清掃方法 - Google Patents

清掃装置および清掃方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018161595A
JP2018161595A JP2017058607A JP2017058607A JP2018161595A JP 2018161595 A JP2018161595 A JP 2018161595A JP 2017058607 A JP2017058607 A JP 2017058607A JP 2017058607 A JP2017058607 A JP 2017058607A JP 2018161595 A JP2018161595 A JP 2018161595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaned
cleaning
nozzle
friction
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017058607A
Other languages
English (en)
Inventor
元井 昌司
Masashi Motoi
昌司 元井
健太郎 三原
Kentaro Mihara
健太郎 三原
野村 和夫
Kazuo Nomura
和夫 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
Priority to JP2017058607A priority Critical patent/JP2018161595A/ja
Publication of JP2018161595A publication Critical patent/JP2018161595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】被清掃物に付着した異物を効率的に除去することが可能な清掃装置および清掃方法を提供する。【解決手段】被清掃物301の被清掃部301aを挿入可能な容積を有する第1の凹部11aを有する摩擦槽11と、第1の凹部内11aに入れられた複数の清掃粒12と、摩擦槽11と被清掃物301とを相対移動させる相対移動手段と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、主にエレクトロスプレー装置のノズルに付着した異物を除去するための清掃装置および清掃方法に関する。
従来、ノズルから噴霧された溶液材料を基板に薄膜として堆積するエレクトロスプレー装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に示されるエレクトロスプレー装置の概略図である。このエレクトロスプレー装置300は、ノズル301と基板支持部302を有しており、基板支持部302のノズル301側の面に基板303が載置され、保持される。基板支持部302は接地されており、電圧印加部304がノズル301に電圧を印加することによってノズル301と基板支持部302との間に電位差が生じ、図4に鎖線で示すような電気力線が形成される。ノズル301から噴霧される帯電した溶液材料は、この電気力線に沿って基板支持部302に向かって飛翔し、スプレーを形成する。この溶液材料がノズル301と基板支持部302との間に載置された基板303に付着することにより、基板303上に溶液材料による塗布膜が形成される。
特開2014−147891号公報
しかし、図4に示すエレクトロスプレー装置300では、時間が経つにつれ噴霧形態が不安定になるおそれがあった。具体的には、溶液材料の種類によればノズル301の先端部に付着したまま時間が経過すると固化し、図5(a)のようにノズル301に異物がまったく付着していない状態から図5(b)のように固化した溶液材料が異物305として付着した状態になってしまうものがあり、このように異物305が付着したまま噴霧を行うとノズル301が詰まったりノズル301と基板支持部302との間の電気力線に変化が生じたりすることによって噴霧形態が不安定になるという問題があった。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、被清掃物に付着した異物を効率的に除去することができる清掃装置および清掃方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明の清掃装置は、被清掃物の被清掃部を挿入可能な容積を有する第1の凹部を有する摩擦槽と、前記第1の凹部内に入れられた複数の清掃粒と、前記摩擦槽と前記被清掃物とを相対移動させる相対移動手段と、を備えることを特徴としている。
上記清掃装置によれば、被清掃物に付着した異物を効率的に除去することができる。具体的には、相対移動手段によって摩擦槽と被清掃物とを相対移動させることにより、摩擦槽の中の清掃粒と被清掃物とを連続して衝突させることができる。このように清掃粒と被清掃物とが衝突した際、被清掃物の被清掃部に付着した異物と清掃粒との間で摩擦が生じ、被清掃部から異物を掻き取ることができる。
また、前記清掃粒は球体であると良い。
こうすることにより、第1の凹部内を被清掃物が移動しやすくなる。
また、前記第1の凹部には第1の液状体も入れられており、前記第1の液状体の比重は前記清掃粒の比重よりも小さいと良い。
こうすることにより、被清掃部から剥がれた異物が被清掃物に再付着することを防ぐことができる。また、第1の液状体の比重は清掃粒の比重よりも小さいことにより、清掃粒と被清掃部が衝突した際に生じる摩擦力が高くなりやすくなる。
また、前記第1の液状体は、前記被清掃部に付着した異物を溶解させる溶剤であると良い。
こうすることにより、異物は第1の液状体によって溶融され、異物が被清掃物に再付着することを防ぐことができる。
また、前記被清掃部を挿入可能な容積の第2の凹部を有し、第2の凹部に第2の液状体が入れられた液浸槽をさらに有すると良い。
摩擦槽の第1の凹部内で異物を除去してから被清掃部を液浸槽の第2の凹部の第2の液状体内に挿入することによって、被清掃部から剥がれる寸前であった異物も洗い流して除去することができる。また、摩擦槽の第1の凹部内で異物を除去する前に被清掃部を液浸槽の第2の凹部の第2の液状体内に挿入することによって、異物が柔らかくなり、清掃粒による異物の除去がしやすくなる。
また、上記課題を解決するために本発明の清掃装置は、被清掃物の被清掃部を挿入可能な容積を有する第1の凹部を有し、当該第1の凹部内に複数の清掃粒が入った摩擦槽と被清掃物とを相対移動させることにより、複数の前記清掃粒と前記被清掃部との間に連続して摩擦を生じさせる摩擦工程を有することを特徴としている。
上記清掃方法によれば、被清掃物に付着した異物を効率的に除去することができる。具体的には、摩擦工程において複数の前記清掃粒と前記被清掃部との間に連続して摩擦を生じさせることにより、被清掃部から異物を掻き取ることができる。
本発明の清掃装置および清掃方法によれば、被清掃物に付着した異物を効率的に除去することができる。
本発明の一実施形態における清掃装置を示す概略図である。 本発明の一実施形態における清掃方法を示すフロー図である。 本発明における摩擦工程を示す概略図である。 一般のエレクトロスプレー装置を示す概略図である。 異物の付着前後のエレクトロスプレーノズルを示す概略図である。
本発明に係る実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態における清掃装置を示す概略図であり、正面断面図である。
清掃装置1は、摩擦ユニット10、液浸ユニット20、およびノズル移動ユニット30とを備えており、ノズル移動ユニット30によってノズル301と摩擦ユニット10および液浸ユニット20とを相対移動させることにより、摩擦ユニット10においてノズル301の先端部である被清掃部301aに付着した異物305が摩擦によって掻き取られ、また、液浸ユニット20において被清掃部301aから剥がれる寸前の異物305が洗い流されて、ノズル301から除去される。ここで、ノズル301は図3で示すようなエレクトロスプレー装置300に使用するノズル301であり、本説明における被清掃物である。また、本実施形態におけるノズル301は図1に示すように複数本配列されている。
なお、本説明では鉛直方向をZ軸方向、水平方向の中で図1においてノズル301が配列される方向をX軸方向、X軸方向およびZ軸方向と直交する方向をY軸方向と呼ぶ。
ノズル301は、ステンレスなど導電体製の管状の部材であり、開口部は下向きに設けられている。ノズル301は配管を経由して図示しない送液部と接続されており、送液部から送液された溶液材料がノズル301の内部に充填される。本実施形態ではノズル301として内径0.3mm、外径0.5mmの管状体を用いている。また、上記の通り、本実施形態ではノズル301は複数本配列されている。
また、ノズル301には電圧印加バー304aを介して電圧印加部304が接続されている。電圧印加部304は、たとえば直流電源であり、電圧印加部304からノズル30301に数kV乃至数十kV程度の電圧を印加することができる。図3に示すように接地された基板支持部302と対向した状態において、電圧印加部304からノズル301に電圧を印加することにより、ノズル301と基板支持部302との間で溶液材料のスプレーを形成する。この溶液材料がノズル301と基板支持部302との間に載置された基板303に付着することにより、基板303上に溶液材料による塗布膜が形成される。
ただし、溶液材料の種類によっては、ノズル301の先端部に付着したまま時間が経過すると固化し、図1に示すように固化した溶液材料が異物305として残存してしまう。このような異物305が存在しうる領域であり、本発明により清掃を行う部分を、本説明では被清掃部301aと呼ぶ。
摩擦ユニット10は、摩擦槽11、清掃粒12および第1の液状体13を有している。
摩擦槽11は、略直方体のバスタブ状の形状を有しており、上方向に開口を有するように第1の凹部11aが設けられている。第1の凹部11aは、被清掃部301aを挿入可能な容積を有しており、本実施形態では、図1に示すように4本のノズル301の被清掃部301aを同時に挿入することが可能な容積を有している。
この第1の凹部11aの中には、複数の清掃粒12が入れられている。清掃粒12は、球状の形状を有しており、第1の凹部11aの底部に敷き詰められ、集合体を形成している。清掃粒12は0.5mmの直径を有しており、ノズル301の内径(0.3mm)よりも大きく、ノズル301の内部に入り込まないようにしている。また、ノズルの内径の2倍以下の径であるようにしている。
また、清掃粒12の硬さは、ノズル301を傷つけないためにノズル301よりも軟らかく、本実施形態では清掃粒12はセラミックなどから構成されている。
また、第1の凹部11a内に敷き詰められた清掃粒12の集合体の高さ(Z軸方向の寸法)は、ノズル301の被清掃部301aのZ軸方向の寸法よりも大きく、被清掃部301a全体を清掃粒12の集合体内に埋没させることが可能である。
また、第1の凹部11a内には、清掃粒12だけでなく第1の液状体13も注入されている。第1の液状体13は、本実施形態では異物305を溶解させることが可能な溶剤、すなわち溶液材料に用いられている溶剤である。
また、本実施形態では、第1の液状体13の比重は清掃粒12の比重よりも小さい。また、第1の凹部11a内に注入された第1の液状体13の水面は清掃粒12の集合体の最頂点よりも高い位置にあり、第1の液状体13の中で清掃粒12全体が沈んだ形態となっている。
液浸ユニット20は、液浸槽21および第2の液状体22を有している。
液浸槽21は、略直方体のバスタブ状の形状を有しており、上方向に開口を有するように第2の凹部21aが設けられている。第2の凹部21aは、被清掃部301aを挿入可能な容積を有しており、本実施形態では、摩擦槽11の第1の凹部11aと同様に4本のノズル301の被清掃部301aを同時に挿入することが可能な容積を有している。
また、第2の凹部21a内には、第2の液状体22が注入されている。第2の液状体22は、本実施形態では第1の液状体13と同様、溶液材料に用いられている溶剤である。第2の凹部21a内に注入された第2の液状体22の深さ(Z軸方向の寸法)は、ノズル301の被清掃部301aのZ軸方向の寸法よりも大きく、被清掃部301a全体を第2の液状体22内に浸漬させることが可能である。
ノズル移動ユニット30は、本説明における相対移動手段であり、Y軸方向移動装置31、Z軸方向移動装置32、およびX軸方向移動装置33とを有し、ノズル301をX軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向に移動させることにより、ノズル301(被清掃物)と摩擦槽11とを相対移動させる。また、同様にノズル301と液浸槽21とを相対移動させる。
Y軸方向移動装置31は、リニアステージなどで構成される直動機構であり、図示しない制御装置に駆動を制御されてノズル301が取り付けられた電圧印加バー304aをY軸方向に移動させる。
Z軸方向移動装置32は、リニアステージなどで構成される直動機構であり、図示しない制御装置に駆動を制御されてY軸方向移動装置31をZ軸方向に移動させることによりノズル301をZ軸方向に移動させる。
X軸方向移動装置33は、リニアステージなどで構成される直動機構であり、図示しない制御装置に駆動を制御されてリブ34に固定されたZ軸方向移動装置32をX軸方向に移動させることによりノズル301をX軸方向に移動させる。
また、図1では記載を省略しているが、摩擦ユニット10、液浸ユニット20と並んで基板を載置する接地された基板支持部が設けられており、ノズル移動ユニット30によってノズル301が基板支持部の上方まで移動し、基板支持部に載置された基板に溶液材料を塗布することができる。
次に、以上の清掃装置1を用いた清掃方法を説明する。また、この清掃方法のフロー図を図2に示す。
まず、ノズル移動ユニット30によりノズル301が摩擦槽11の第1の凹部11aの上方まで移動する(ステップS1)。
次に、ノズル移動ユニット30によりノズル301が下降し、ノズル301の被清掃部301aが清掃粒12の集合体内に埋没される(ステップS2)。
次に、ノズル移動ユニット30により、摩擦槽11内を被清掃部301aが所定時間連続して移動するよう、摩擦槽11とノズル301とを相対移動させる(ステップS3)。この工程を本説明では摩擦工程と呼び、本実施形態では、ノズル301をZ軸方向に所定時間繰り返し往復移動させる。
この摩擦工程により、被清掃部301aが清掃粒12の集合体内を所定時間連続的に相対移動する。このとき、図3の矢印に示すように被清掃部301aの移動によって被清掃部301aと清掃粒12とが連続して衝突して清掃粒12が押しのけられ、その際に清掃粒12の表面と被清掃部301aの表面との間で摩擦が生じる。ここで、被清掃部301aの表面に異物305が存在する場合は、清掃粒12の表面と異物305との間で摩擦が生じ、異物305が被清掃部301aから掻き取られる。
また、本実施形態では清掃粒12は球体であるため、第1の凹部内11aに清掃粒12が充填されている中で被清掃部301aと衝突して押しのけられた清掃粒12が移動しやすくなり、第1の凹部11a内を被清掃部301aが移動しやすくなる。その結果、被清掃部301aと清掃粒12との摩擦の頻度が高くなり、効率的に異物305を除去することができる。また、本実施形態では上記の通り清掃粒12の径をノズル301の内径より大きくこの内径の2倍以下としており、ノズル301内に清掃粒12が入り込んで詰まりを生じさせることなく、また、必要以上に清掃粒12が大きく被清掃部301aとの摩擦の頻度が低くなることを防いでいる。
また、本実施形態では、上記の通り第1の凹部11aには第1の液状体13が注入されている。これにより、被清掃部301aから剥がれた異物305は第1の液状体13内を漂い、被清掃部301aから離間するため、異物305が被清掃部301aに再付着することを防ぐことができる。また、第1の液状体13が溶液材料の溶剤であることにより、異物305の少なくとも一部は第1の液状体13によって溶融されるため、異物305がノズル301に再付着することをさらに防ぐことができる。
また、本実施形態では、前述の通り第1の液状体13の比重は清掃粒12の比重よりも小さい。仮に第1の液状体13の比重は清掃粒12の比重よりも大きい場合、第1の液状体13中を清掃粒12が浮遊分散し、必要以上に清掃粒12の集合体中を個々の清掃粒12が動きやすくなるため、本摩擦工程において清掃粒12と被清掃部301aとを衝突させても大して摩擦力が発生しないおそれがある。これに対し、第1の液状体13の比重を清掃粒12の比重よりも小さくすることにより、清掃粒12と被清掃部301aとが衝突した際に生じる摩擦力が高くなりやすくなる。
なお、本実施形態では摩擦工程におけるノズル301の移動方向をZ軸方向としているが、X軸方向もしくはY軸方向でも構わなく、また、これらの組合わせでも構わない。また、ノズル301をZ軸方向に移動させると被清掃部301aの少なくとも一部が清掃粒12の集合体および第1の液状体13から出てしまう瞬間も生じるが、それでも構わない。
上記摩擦工程の完了後、ノズル移動ユニット30によりノズル301が上昇し、液浸槽21の第2の凹部21aの上方まで移動する(ステップS4)。
次に、ノズル移動ユニット30によりノズル301が下降し、ノズル301の被清掃部301aが第2の液状体22内に浸漬される(ステップS5)。
次に、被清掃部301aが第2の液状体22内に浸漬された状態を所定時間継続させる(ステップS6)。この工程を本説明では液浸工程と呼ぶ。
この液浸工程により、摩擦工程では除去しきれなかった異物305、特に被清掃部301aから剥がれかかった異物305が洗い流され、除去される。
なお、この液浸工程中にノズル301と液浸槽21とを相対移動させても良い。被清掃部301aと第2の液状体22との間の摩擦力により異物305を除去しやすくなる。また、このときノズル301をZ軸方向に移動させると被清掃部301aの少なくとも一部が第2の液状体22から出てしまう瞬間も生じるが、それでも構わない。
液浸工程の完了後、ノズル移動ユニット30によりノズル301が上昇する(ステップS7)。
最後に、エアブローなどにより被清掃部301aが乾燥させられて(ステップS8)、被清掃部301aの清掃が完了する。
なお、摩擦工程および液浸工程を繰り返し実施することにより摩擦ユニット10および液浸ユニット20には多数の異物305が含まれるため、定期的なメンテナンスが必要である。この際、摩擦ユニット10および液浸ユニット20を丸ごと交換しても良く、また、第1の凹部11aおよび第2の凹部21aに第1の液状体13および第2の液状体22を注入し続けてオーバーフローさせることにより異物305を第1の凹部11aおよび第2の凹部21aから押し流しても良い。
以上の清掃装置および清掃方法により、被清掃物に付着した異物を効率的に除去することが可能である。
なお、今回開示された実施形態および実施例は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態および実施例の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。たとえば、上記の説明では清掃対象をエレクトロスプレー装置のノズル301としているが、これに限らない。
また、上記の説明では、摩擦ユニット10には清掃粒12と第1の液状体13とが入れられてるが、清掃粒12のみが入れられていても構わない。
また、上記の説明では、清掃粒12は球状であるが、これに限らず例えば多面体状であったり球の表面に突起が形成されているようなものでも良い。また、複数種類の形状の清掃粒12が第1の凹部11a内に混在していても良い。
また、図1および図2の説明では清掃粒12の大きさは均一であるが、複数種類の大きさの清掃粒12が第1の凹部11a内に混在していても良い。
また、上記の説明では摩擦工程の後に液浸工程を行っているが、摩擦工程の前に液浸工程を行っても良い。液浸工程により異物305を柔らかくしてから摩擦工程を行うことにより、摩擦工程において容易に異物305をノズル301から除去することが可能である。また、摩擦工程の前後に液浸工程を設けても良く、摩擦工程と液浸工程を繰り返し交互に行っても良い。
また、上記の説明では摩擦ユニット10の第1の液状体13と液浸ユニット20の第2の液状体22はともに異物305に対する溶剤であり、同じであるが、それぞれ異なる液体が用いられても良い。
また、本説明では相対移動手段としてノズル移動ユニット30を備えているが、これに限らず、人力を相対移動手段として使用し、ノズル301と摩擦ユニット10とを相対移動させても良い。
1 清掃装置
10 摩擦ユニット
11 摩擦槽
11a 第1の凹部
12 清掃粒
13 第1の液状体
20 液浸ユニット
21 液浸槽
21a 第2の凹部
22 第2の液状体
30 ノズル移動ユニット
31 Y軸方向移動装置
32 Z軸方向移動装置
33 X軸方向移動装置
34 リブ
300 エレクトロスプレー装置
301 ノズル(被清掃物)
301a 被清掃部
302 基板支持部
303 基板
304 電圧印加部
304a 電圧印加バー
305 異物

Claims (6)

  1. 被清掃物の被清掃部を挿入可能な容積を有する第1の凹部を有する摩擦槽と、
    前記第1の凹部内に入れられた複数の清掃粒と、
    前記摩擦槽と前記被清掃物とを相対移動させる相対移動手段と、
    を備えることを特徴とする、清掃装置。
  2. 前記清掃粒は球体であることを特徴とする、請求項1に記載の清掃装置。
  3. 前記第1の凹部には第1の液状体も入れられており、前記第1の液状体の比重は前記清掃粒の比重よりも小さいことを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の清掃装置。
  4. 前記第1の液状体は、前記被清掃部に付着した異物を溶解させる溶剤であることを特徴とする、請求項3に記載の清掃装置。
  5. 前記被清掃部を挿入可能な容積の第2の凹部を有し、第2の凹部に第2の液状体が入れられた液浸槽をさらに有することを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の清掃装置。
  6. 被清掃物の被清掃部を挿入可能な容積を有する第1の凹部を有し、当該第1の凹部内に複数の清掃粒が入った摩擦槽と被清掃物とを相対移動させることにより、複数の前記清掃粒と前記被清掃部との間に連続して摩擦を生じさせる摩擦工程を有することを特徴とする、清掃方法。
JP2017058607A 2017-03-24 2017-03-24 清掃装置および清掃方法 Pending JP2018161595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017058607A JP2018161595A (ja) 2017-03-24 2017-03-24 清掃装置および清掃方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017058607A JP2018161595A (ja) 2017-03-24 2017-03-24 清掃装置および清掃方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018161595A true JP2018161595A (ja) 2018-10-18

Family

ID=63859565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017058607A Pending JP2018161595A (ja) 2017-03-24 2017-03-24 清掃装置および清掃方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018161595A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113289816A (zh) * 2021-06-07 2021-08-24 歌尔智能科技有限公司 擦胶装置及喷胶设备
CN115502011A (zh) * 2022-10-18 2022-12-23 东莞鹏龙光电有限公司 一种用于生产显示模组的智能生产设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113289816A (zh) * 2021-06-07 2021-08-24 歌尔智能科技有限公司 擦胶装置及喷胶设备
CN115502011A (zh) * 2022-10-18 2022-12-23 东莞鹏龙光电有限公司 一种用于生产显示模组的智能生产设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101428137B1 (ko) 고 종횡비 구조에서의 잔해물 제거 방법
JP5089628B2 (ja) 洗浄装置、洗浄方法および被洗浄体
JP6966420B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JP6077023B2 (ja) 静電気除去装置及び静電気除去方法
JP2007229614A (ja) 洗浄装置、洗浄方法および製品の製造方法
KR101972686B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 장치의 제어 방법
JP2018161595A (ja) 清掃装置および清掃方法
CN106914366B (zh) 涂布器清洗装置和涂布装置
KR102676133B1 (ko) 반도체 웨이퍼를 세정하는 장치 및 방법
KR101967958B1 (ko) 혼합용액 형성유닛 및 이를 포함하는 세정실험장치
JP6329342B2 (ja) 洗浄方法及び洗浄装置
JP2011181588A (ja) 半導体基板の処理装置
CN108906735A (zh) 一种转印板清洗装置
JP6648526B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
TWI612864B (zh) 洗淨裝置及洗淨方法
JP7234983B2 (ja) めっき装置及びめっき方法
JP2009166014A (ja) ヘッドクリーニング装置、フラットパネルディスプレイの製造装置、フラットパネルディスプレイ、太陽電池の製造装置、太陽電池及びヘッドクリーニング方法
KR20140148162A (ko) 기판처리장치
JP2010114245A (ja) レジスト塗布装置
JP6006626B2 (ja) 樹脂モールド装置および樹脂モールド方法
KR20140067757A (ko) 기판 처리 장치 및 방법
JP7428551B2 (ja) 清掃部材及び清掃装置
JPS6226175B2 (ja)
US8034186B2 (en) Method for, and apparatus for, cleaning tubes
JP2724428B2 (ja) 球体の洗浄方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210323