JP2018160143A - スキャナデバイス制御プログラム、スキャナデバイス制御方法、スキャナデバイス制御装置 - Google Patents

スキャナデバイス制御プログラム、スキャナデバイス制御方法、スキャナデバイス制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】バーコードスキャナによりバーコードの読み取りを行う既存のアプリケーションを変更せずに、RFIDリーダによりRFIDタグの読み取りも併用可能とするスキャナデバイス制御プログラムを提供すること。【解決手段】商品に付したRFIDタグがRFIDリーダにより読み取られた時刻を当該RFIDタグの情報とともに登録する処理と、読み取られたRFIDの情報をアプリケーションに通知する処理と、前記通知する処理は、読み取られたRFIDタグの情報が登録されているRFIDのタグの情報と同一である場合には、当該RFIDタグが前回読み取られた時刻から所定の時間が経過するまで、前記アプリケーションに通知しない処理をコンピュータに実行させることを特徴とするスキャナデバイス制御プログラム。【選択図】図9C

Description

本発明は、RFIDタグを読み取るスキャナデバイス制御プログラム、スキャナデバイス制御方法、スキャナデバイス制御装置に関する。
従来から、POS端末に商品を登録する方法として、商品に付したバーコードをバーコードスキャナで読み取り、該商品の登録を行う方法が存在する。一方で、商品に付したRFID(Radio Frequency Identification)タグをRFIDリーダで読み取り、RFIDタグに含まれるバーコードの情報に基づき該商品の登録などを行う方法も広まっている。そのため、現状は、バーコードスキャナやRFIDリーダなどのスキャナデバイスによるバーコードの読み取りが併用される環境にある(例えば、特許文献1参照)。
RFIDリーダは、バーコードスキャナに比べて読み取り範囲が広く、商品に付した商品タグを一度に複数読み取ることができる。しかしながら、RFIDリーダは、一定間隔をおいて商品タグの読み取りを行うことから、一度読み取った周囲の商品のRFIDタグを複数回読み取ってしまうため、一度読み取った商品は重複して読み取らないよう同一タグの多重通知を防止する必要がある。
一方で、RFIDリーダにより読み取りを行い、かつ、個別の商品毎に値引、割引等の処理を行いたい場合には、バーコードスキャナによりバーコードを読み取る既存のアプリケーションを変更して、同一タグ多重通知防止の機能を一時的に停止して、既に読み取ったRFIDタグの再度の読み取りを行う必要がある。
特開2009−187407号公報
そのため、バーコードスキャナによりバーコードを読み取る既存のアプリケーションにRFIDリーダによりRFIDの商品タグを読み取る機能を追加する場合には、アプリケーションの大幅な変更が必要となり、コストがかかるという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、バーコードスキャナによりバーコードの読み取りを行う既存のアプリケーションを変更せずに、RFIDリーダによりRFIDタグの読み取りも併用可能とするスキャナデバイス制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、本発明のスキャナデバイス制御プログラムは、商品に付したRFIDタグがRFIDリーダにより読み取られた時刻を当該RFIDタグの情報とともに登録する処理と、読み取られたRFIDの情報をアプリケーションに通知する処理と、前記通知する処理は、読み取られたRFIDタグの情報が登録されているRFIDのタグの情報と同一である場合には、当該RFIDタグが前回読み取られた時刻から所定の時間が経過するまで、前記アプリケーションに通知しない処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、バーコードスキャナによりバーコードの読み取りを行う既存のアプリケーションを変更せずに、RFIDリーダによりRFIDタグの読み取りも併用可能とすることができる。
本実施形態にかかるPOS端末を含むPOSシステムの構成例を示す図である。 POS端末のハードウェアブロック図の例である。 実施の形態に係るPOS端末を実現するためのRFIDリーダドライバの機能ブロック図である。 商品タグのフォーマットの例を示す図である。 機能制御タグのフォーマットの例を示す図である。 機能制御タグ認識リストの例を示す図である。 通常モード同一タグ多重通知抑止リストの例を示す図である。 機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストの例を示す図である。 登録業務アプリケーションプログラムによる登録業務処理の例を示すフローチャートである。 登録業務アプリケーションプログラムによる登録業務処理の例を示すフローチャートである。 RFIDドライバプログラムによるRFID処理の例を示すフローチャートである。 RFIDドライバプログラムによるRFID処理の例を示すフローチャートである。 RFIDドライバプログラムによるRFID処理の例を示すフローチャートである。
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。まず、実施の形態に係るPOS端末を含むPOSシステムの一例について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態にかかるPOS端末(スキャナデバイス制御装置)を含むPOSシステム1の構成例を示す図である。
POSシステム1は、POS端末10と、タッチパネルディスプレイ21と、キーボード22と、RFIDリーダ23と、バーコードスキャナ24と、POSサーバ25と、自動釣銭機26と、プリンタ27とを有する。
タッチパネルディスプレイ21、キーボード22、RFIDリーダ23、バーコードスキャナ24、POSサーバ25、自動釣銭機26、プリンタ27は、POS端末10に接続される。
POS端末10は、アプリケーション30と、画面表示ドライバ41と、タッチパネルドライバ42と、キーボードドライバ43と、RFIDリーダドライバ44と、バーコードスキャナドライバ45と、通信ドライバ46と、自動釣銭機ドライバ47と、プリンタドライバ48と、記憶部49とを有する。
画面表示ドライバ41は、タッチパネルディスプレイ21に対し画像データを出力し、所定の画面を表示する指示を行う。タッチパネルドライバ42は、タッチパネルディスプレイ21から出力されるタッチ入力信号を取得し、取得したタッチ入力信号をアプリケーション30へ出力する。
キーボード22は、10桁の数字を入力することが可能なテンキー(数字キー)と、PLU(Price Look Up:商品登録)キーと、値引キーと、割引キーと、取消キーと、返品キーと、小計キーと、預り/合計キーと、終了キーとを有する。
キーボードドライバ43は、テンキー、PLUキー、値引キー、割引キー、取消キー、返品キー、小計キー、預り/合計キー、終了キーに対するオペレータの操作に基づき出力される各キーに対応した入力信号を取得し、取得した入力信号をアプリケーション30へ出力する。
上記実施形態においては、テンキー、PLUキー、値引キー、割引キー、取消キー、返品キー、小計キー、預り/合計キー、終了キーはキーボード22に備えられている例について説明しているが、例えば、タッチパネルディスプレイ21に各キーに対応したボタン(アイコン)を表示して対応することもできる。
この場合、タッチパネルドライバ42は、テンキー、PLUキー、値引キー、割引キー、取消キー、返品キー、小計キー、預り/合計キー、終了キーに対応した各アイコンに対するタッチ入力に基づき出力される各ボタンに対応した入力信号を取得し、取得した入力信号をアプリケーション30へ出力する。
RFIDリーダドライバ44は、RFIDリーダ23に対し読み取り開始指示を出力し、RFIDリーダ23によるRFIDタグ50の読み取り指示を行う。また、RFIDリーダドライバ44は、RFIDリーダ23から出力されるRFIDタグ50の情報を取得し、取得したRFIDタグ50の情報をアプリケーション30通知する。RFIDリーダ23は、RFIDアンテナを有する。
バーコードスキャナドライバ45は、バーコードスキャナ24に対し読み取り開始指示を出力し、バーコードスキャナ24によるバーコードの読み取り指示を行う。また、バーコードスキャナドライバ45は、バーコードスキャナ24から出力されるバーコードの情報を取得し、取得したバーコードの情報をアプリケーション30へ通知する。
通信ドライバ46は、アプリケーション30の指示に基づいて、POSサーバ25に対しバーコード(例えば、JAN(Japanese Article Number)コード)の情報を通知し、バーコードに対応する商品名・価格を取得する。
商品には、商品タグまたは(および)バーコードが付されている。RFIDリーダ23はRFIDアンテナを介して読取エリア内にあるRFIDタグを読み取る。RFIDタグは、商品タグと、機能制御タグとに分けられる。
商品タグは、各商品に付されて、その商品に対応するバーコードに関する情報が格納されているRFIDタグである。また、機能制御タグは、商品タグとは別に、例えば、自動釣銭機26の近辺に用意され、オペレータが値引、割引等の特別の処理を行いたい場合に、値引、割引等の対象商品に付された商品タグと同時に、RFIDリーダ23で読み取らせるRFIDタグである。
また、バーコードスキャナ24はオペレータによってかざされたバーコードを読み取る。RFIDリーダ23は、読取エリア内にあるRFIDタグを読み取るため、その読取エリア内でバーコードスキャナ24によって商品が読み取られると、重複して商品が登録されてしまう。このような重複した読み取りを防止するための技術を含めて以下で説明する。
図4A、4Bを参照して、RFIDタグフォーマットの例について説明する。図4A、4Bは、RFIDタグフォーマットの例を示す図である。図4Aは、RFIDタグフォーマットのうち、商品タグのフォーマットの例を示す図である。図4Bは、RFIDタグフォーマットのうち、機能制御タグのフォーマットの例を示す図である。
図4Aに示すように、商品タグには、長さと、属性と、バーコード互換部分の情報と、シリアル番号の情報が格納されている。
商品タグは、GS1(Global Standard One)で標準化された電子タグに書き込む為の識別コードであるEPC(Electronic Product Code)のうち、商品識別コードであるGTIN(Global Trade Item Number)にシリアル番号を付加したSGTIN(Serialized GTIN)と呼ばれるフォーマットにより構成されている。
長さには、図4Aに示す情報のうち、長さの領域を除く情報長が格納されている。属性には、商品タグであることを示す情報が格納されている。バーコード互換部分には、バーコードに対応する情報が格納されている。例えば、16進数の文字列で表された”3000302DB2EB2D701C0000000186”の情報がバーコードに対応する商品タグ情報として格納されている。そして、RFIDリーダドライバ44は、商品タグに格納されている情報に対し、所定の処理を行うことで、バーコードに対応する13桁の情報に変換する。例えば、RFIDリーダドライバ44は、商品タグのバーコード互換部分の情報”3000302DB2EB2D701C0000000186”のうち、バーコードに相当する7桁目から19桁目である”2DB2EB2D701C0”に対し、チェックディジットを計算して付加する等の所定の処理を行うことで、バーコードに対応する13桁の情報”4560452711122”に変換することができる。そして、RFIDリーダドライバ44は、この変換したバーコードの情報をアプリケーション30に通知することで、既存のバーコードスキャナ24のアプリケーション30に手を加えずに、RFIDリーダ23を使用してバーコードの読み取りを行うことができる。
シリアル番号には、バーコードに対応する商品のシリアル番号が格納されている。
図4Bに示すように、機能制御タグには、長さと、属性と、任意データの情報が格納されている。長さには、図4Bに示す情報のうち、長さの領域を除く情報長が格納されている。属性には、機能制御タグであることを示す情報が格納されている。
任意データには、停止タグ、値引タグ、割引タグ、取消タグ、返品タグ等、複数の機能毎に設けられている機能制御種別を示す情報が格納されている。
停止タグは、アプリケーション30に対する通知を停止させるために用いられるタグであり、停止タグと同時に商品タグの情報を読み込んだ場合には、RFIDリーダドライバ44は、アプリケーション30に、読み込んだ商品タグの情報通知を行わない。
値引/割引/取消/返品タグは、既に読み込まれた商品タグを付した商品に対して、値引/割引/取消/返品を行うもので、当該商品タグと同時に読み込まれた場合には、RFIDリーダドライバ44は、アプリケーションへの多重通知を抑止している状態の有無に関わらず、アプリケーション30に対し当該商品タグの情報の通知を行う。
上述の実施形態では、機能制御タグは、停止、値引、割引、取消、返品の例について説明しているがこれに限られるものではなく、その他の機能に対応する制御タグを任意に設定することができる。
任意データの情報には、機能制御種別を示す情報が格納されている。機能制御種別の情報の例として、
停止の機能制御種別に対応する任意データとして”FF01”
値引の機能制御種別に対応する任意データとして”DD03”
割引の機能制御種別に対応する任意データとして”DD04”
取消の機能制御種別に対応する任意データとして”DD05”
返品の機能制御種別に対応する任意データとして”DD06”
の情報が設定されている。
自動釣銭機ドライバ47は、自動釣銭機26に対し、釣銭の払い出し指示を出力し、自動釣銭機26による釣銭の払い出しを指示する。
プリンタドライバ48は、プリンタ27に対し、商品名、価格および全ての価格を合計した合計金額の情報をプリンタ27に出力し、プリンタ27によるレシートを印刷させる指示を行う。
次に、実施の形態に係るPOS端末10を実現するためのハードウェア構成の一例について図2を用いて説明する。図2は、POS端末10のハードウェアブロック図の例である。
例えば、POS端末10は、CPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Random access memory)102と、記憶部49と、通信インタフェース(I/F)103と、入出力インタフェース(I/F)104とを有する。CPU101と、RAM102と、記憶部49と、通信インタフェース(I/F)103と、入出力インタフェース(I/F)104は、例えば、バス105を介して互いに接続されている。
CPU101は、バス105を介して、記憶部49などに格納されるPOS端末10の各種処理を行うためのプログラムを読み込み、読み込んだプログラムをRAM102に一時的に格納し、そのプログラムにしたがって各種処理を行うものである。
記憶部49には、POS端末10の各種処理を行うためのアプリケーションプログラムや、スキャナデバイス制御プログラムを含む各種ドライバ、およびPOS端末10の処理に必要なデータなどが格納される。
RAM102は、揮発性メモリであって、CPU101に実行させるためのOS(Operating System)やアプリケーションプログラムが一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。
通信インタフェース(I/F)103は、外部(POSサーバ25等)とデータの送受信を行うものである。
入出力インタフェース(I/F)104は、タッチパネルディスプレイ21、キーボード22、RFIDリーダ23、バーコードスキャナ24、自動釣銭機26、プリンタ27とデータの送受信を行うものである。バス105は、各装置間の制御信号、データ信号などの授受を媒介する経路である。
次に、実施の形態に係るPOS端末10を実現するためのRFIDリーダドライバ44の機能ブロック図の例について説明する。RFIDリーダドライバ44は、バーコードスキャナ24によるバーコードの読み取りを実現するアプリケーション30を変更せずに、RFIDリーダ23による読み込みも実現するために使用される。
図3は、実施の形態に係るPOS端末10を実現するためのRFIDリーダドライバ44の機能ブロック図の例である。
RFIDリーダドライバ44は、制御部61と、タグ情報登録部62と、情報通知部63と、優先度設定部64とを有する。尚、RFIDリーダドライバ44の構成はこれに限られるものではなく、他の構成要素を含むものであってもよい。
制御部61は、RFIDリーダドライバ44の全体を統括的に制御する。制御部61は、スキャナデバイス制御プログラムを読み込んだ後述のCPU101によるソフトウェア処理により、各処理を実行する。
また、制御部61は、商品タグと同時に機能制御タグが読まれたか否かを判定する。制御部61は、商品タグと同時に機能制御タグが読まれたか否かを判定する際に、機能制御タグ認識リストを参照する。
図5を参照して、記憶部49に格納されている機能制御タグ認識リストについて説明する。図5は、機能制御タグ認識リストの例を示す図である。
機能制御タグ認識リストは、機能制御種別に対応付けて、機能制御タグの情報と、認識有無フラグの情報と、読み取り時刻の情報が格納されている。
認識有無フラグとは、商品タグと同時に機能制御タグが読まれたか否かを判定する際に用いられるフラグであり、RFIDリーダドライバ44の制御部61は、機能制御タグが読まれた場合には、当該機能制御タグに対応する認識有無フラグの情報を「認識あり」登録し、機能制御フラグが読まれていない場合または機能制御タグが読まれてから3秒以上経過した場合には「認識なし」の情報を登録する。
読み取り時刻とは、RFIDリーダ23により機能制御タグが読まれた時刻である。RFIDリーダ23により機能制御タグが読まれると、制御部61は、読み取った時刻を登録する。また、再度RFIDリーダ23により読み取られた場合には、制御部61は、読み取り時刻を現在の時刻に更新して登録する。尚、機能制御タグ認識リストが初期化される場合には、認識有無フラグと、読み取り時刻の項目だけがクリアされる。
タグ情報登録部62は、RFIDリーダ23により読み取られた商品タグの情報とともに読み取り時刻を登録する。
具体的には、タグ情報登録部62は、RFIDリーダ23により商品タグのみが読まれた場合、読み取った商品タグの情報と読み取り時刻を通常モード同一タグ多重通知抑止リストに格納し、商品タグと同時に機能制御タグが読まれた場合、読み取った商品タグの情報と、読み取り時刻とを機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストに登録する。通常モード同一タグ多重通知抑止リストおよび機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストは、既に読み取った商品タグが存在するか否かを判定するのに用いられるリストである。
図6、図7を参照して、記憶部49に格納されている通常モード同一タグ多重通知抑止リストおよび機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストについて説明する。
図6は、通常モード同一タグ多重通知抑止リスト、図7は、機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストの例を示す図である。
通常モード同一タグ多重通知抑止リストは、商品タグの情報(RFIDタグの情報)と、当該商品タグの読み取り時刻の情報とが対応付けて格納されている。
RFIDリーダ23により商品タグのみが読まれると、タグ情報登録部62は、読み取った商品タグの情報を通常モード同一タグ多重通知抑止リストの行毎に登録する。但し、通常モード同一タグ多重通知抑止リストに同一の商品タグの情報が格納されていた場合には、タグ情報登録部62は、格納されている読み取り時刻を現在の時刻に更新する。尚、商品タグは、商品タグのバーコード互換部分を含む、各商品タグに一意に対応付けられた情報であり、バーコードに対応する情報が格納されている。
読み取り時刻とは、商品タグが読み取られた時刻である。RFIDリーダ23により商品タグが読まれると、タグ情報登録部62は、商品タグを読み取った時刻を通常モード同一タグ多重通知抑止リストに登録する。また、再度RFIDリーダ23により商品タグが読み取られた場合には、タグ情報登録部62は、読み取り時刻を現在の時刻に更新して登録する。
図7の機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストは、図6の通常モード同一タグ多重通知抑止リストの構成と基本的に同じであるが、通常モード同一タグ多重通知抑止リストは、商品タグと同時に機能制御タグが読み取られていない場合に参照されるリストであるのに対し、機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストは、商品タグと同時に機能制御タグが読み取られている場合(停止タグを除く、値引タグ、割引タグ、取消タグ、返品タグが対象)に参照されるリストである点で相違する。
情報通知部63は、RFIDリーダ23により読み取られた商品タグの情報をアプリケーションに通知する。この場合、情報通知部63は、RFIDリーダ23により読み取られた商品タグの情報が登録(通常モード同一タグ多重通知抑止リストまたは機能制御モード同一タグ多重通知抑止リスト)されている商品タグの情報と同一である場合には、商品タグが前回読み取られた時刻から所定の時間が経過するまで、アプリケーション30への通知を行わない。したがって、商品タグの情報が重複してアプリケーション30へ通知することを抑止することができ、既存のバーコードスキャナ24で使用されているアプリケーション30を変更せずに、RFIDリーダ23を使用することができる。但し、この場合であっても、RFIDリーダが、商品タグと、機能制御タグとを同時に読み取った場合には、情報通知部63は、所定の時間経過前であっても、機能制御タグの内容の機能に基づいて、商品タグのバーコードに対応する情報をアプリケーション30に通知する。
優先度設定部64は、オペレータの操作を受け付けて、機能制御タグの種別毎に異なる優先度を設定することができる。例えば、優先度設定部64は、値引タグの優先度を「1」に設定し、割引タグの優先度を「2」に設定する。この場合、値引きタグと、割引タグとを含めてRFIDリーダ23により読まれた場合には、優先度設定部64は、一番優先度の高い機能制御タグを選択する。上述の実施形態では、優先度の高い値引きタグが選択される。
次に、本実施形態に係るPOS端末10のアプリケーション30による登録業務アプリケーション処理について説明する。図8A、図8Bは、登録業務アプリケーションプログラムによる登録業務アプリケーション処理の例を示すフローチャートである。
初めに、アプリケーション30は、オペレータの指示に基づき電源がONされると、所定の販売商品登録画面を起動し、タッチパネルディスプレイ21に商品登録を開始するための販売商品登録画面を表示する(ステップS101)。
アプリケーション30は、登録開始の指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS102)。この処理では、顧客がレジに来た場合、オペレータの操作に基づき所定のキー操作が入力されたか、または、オペレータが有するカードに印字されたバーコードが読み込まれることにより取引を開始するためのオペレータの処理の宣言が行われたか否かが判定される。
登録開始の指示を受け付けていない場合(ステップS102のNO)には、登録開始の指示を受け付けるまで、アプリケーション30は、待機状態となる。これに対し、登録開始の指示を受け付けた場合(ステップS102のYES)には、アプリケーション30は、RFIDリーダ23やバーコードスキャナ24を含むスキャナデバイスにバーコード入力開始指示を行う(ステップS103)。この処理では、商品登録のための入力装置の入力を可能とし、バーコードの読み取りを開始するために、アプリケーション30は、POSシステム1を構成するRFIDリーダ23、バーコードスキャナ24、テンキー、PLUキー、値引キー、割引キー、取消キー、返品キー、小計キー、預り/合計キー、終了キー等を備えるキーボード22に対して起動開始の指示を出す。
アプリケーション30は、入力があったか否かを判定する(ステップS104)。この処理では、ステップS103で起動開始の指示を出したRFIDリーダ23、バーコードスキャナ24、キーボード22に対しオペレータが入力操作を行ったか否かが判定される。入力がない場合(ステップS104のNO)には、アプリケーション30は入力があるまで待機状態となる。これに対し、入力があった場合(ステップS104のYES)には、アプリケーションは、入力種別を判定する(ステップ105)。この処理では、アプリケーション30は、RFIDリーダ23、バーコードスキャナ24、テンキー、PLUキー、値引キー、割引キー、取消キー、返品キー、小計キー、預り/合計キー、終了キーを備えるキーボード22等のうち、何れから入力指示があったか否か判定する。
上述の実施形態では、テンキー、PLUキー、値引キー、割引キー、取消キー、返品キー、小計キー、預り/合計キー、終了キーはキーボード22に備えられている例について説明しているが、タッチパネルディスプレイ21に各キーに対応したボタンを表示している場合には、アプリケーション30は、各キーに対応したボタンがタッチ入力されたか否かを判定する。
数字キーが入力された場合、アプリケーション30は、バーコードを入力中か否かを判定する(ステップS106)。この処理では、アプリケーション30は、オペレータの操作に基づきテンキーからバーコードに対応する数字(JANコードの場合は13桁の数字)が入力されているか否かを判定する。バーコードが入力されていない場合(ステップS106のNO)には、処理はステップS108に進む。
これに対し、バーコード入力中の場合(ステップS106のYES)には、アプリケーション30は、RFIDリーダ23やバーコードスキャナ24等のスキャナデバイスにバーコード入力の停止指示を出す(ステップS107)。この処理では、例えば、バーコードのない商品の部門・分類コード、数量、単価を直接入力したい場合、商品に付されたバーコードが汚れており、バーコードスキャナ24で読み取れないため、テンキーにより手入力したい場合等には、アプリケーション30は、操作途中にRFIDリーダ23やバーコードスキャナ24等のスキャナデバイスが他のバーコードを読み取るのを防止するために、排他制御を行う。ステップS107の処理において、入力停止指示を受けたRFIDリーダ23やバーコードスキャナ24等のスキャナデバイスは、後述のPLUキーが入力された後、スキャナデバイスにバーコード入力の開始指示がなされるまで、バーコードの読み取りを停止する。
アプリケーション30は、オペレータの数字キーの操作に基づき入力された数字を、タッチパネルディスプレイ21に設けられた所定の入力領域(図示せず)に数字追加表示を行う(ステップS108)。
この処理が終了すると、処理はステップS104に戻る。この場合、オペレータの操作に基づきバーコードが入力中であるため、次の桁の数字キーが入力された場合には、ステップS106においてNOであると判定され、処理はステップS108に進む。そして、オペレータにより、バーコードを構成する全ての桁の数字(JANコードの場合は13桁)が入力されるまで、アプリケーション30は、ステップS104〜ステップS108の処理が繰り返し実行する。
バーコードを構成する全ての桁の数字がテンキーにより入力されると、オペレータの操作に基づき、PLUキーが入力される。
PLUキーが入力された場合、アプリケーション30は、入力領域に追加表示されたバーコードを元に、商品名・価格を取得する(ステップS109)。この処理では、アプリケーション30は、ステップS108の処理において入力領域に追加表示された数字に対応するバーコードに基づいて、POSサーバ25に問合せを行い、バーコードに対応する商品名・価格の情報を取得する。
アプリケーション30は、RFIDリーダ23やバーコードスキャナ24等のスキャナデバイスにバーコード入力開始指示を出す(ステップS110)。この処理では、バーコード入力中に排他制御を行うため、ステップS107の処理で入力停止指示を受けていたスキャナデバイスに対し、アプリケーション30は、バーコードの読み取りを再開するための指示を出す。
アプリケーション30は、販売データに商品名・価格を登録する(ステップS111)。この処理では、アプリケーション30は、ステップS109の処理で取得した商品名・価格の情報を入力領域に追加表示された数字に対応するバーコードと共に、記憶部49の販売データに累積して登録する。販売データとは、顧客が購入した商品および金額のリストである。
アプリケーション30は累積した商品名・価格の情報を同時にタッチパネルディスプレイ21に表示する。
アプリケーション30は、タッチパネルディスプレイ21の画面(図示せず)にバーコード、商品名、価格を表示する(ステップS112)。この処理では、アプリケーション30は、ステップS109において入力領域に追加表示されていたバーコードに対応する数字、ステップS111において登録した商品名、価格の情報をタッチパネルディスプレイ21の画面に表示する。この処理が終了すると、処理はステップS104に戻り、再びRFIDリーダ23、バーコードスキャナ24、キーボード22に対し入力されるまで待機状態となる。
RFIDリーダ23またはバーコードスキャナ24からバーコード(またはRFIDタグ)の入力があった場合、アプリケーション30は、値引/割引/取消/返品/の機能フラグの設定があるか否かを判定する(ステップS113)。値引/割引/取消/返品/の機能フラグとは、キーボード22より、値引キー、割引キー、取消キー、返品キーが入力されたことに伴い後の処理で設定されるフラグである。
値引キー、割引キー、取消キー、返品キーが入力されていない場合(ステップS113のNO)には、アプリケーション30は、バーコードを元に商品名・価格を取得する(ステップS114)。この処理では、アプリケーション30は、RFIDリーダ23またはバーコードスキャナ24から入力されたバーコードに基づいて、POSサーバ25に問合せを行い、バーコードに対応する商品名・価格の情報を取得する。
続いて、アプリケーション30は、販売データに商品名・価格を登録する(ステップS111)。この処理では、アプリケーション30は、ステップS114の処理で取得した商品名・価格の情報をRFIDリーダ23またはバーコードスキャナ24から入力されたバーコードと共に、記憶部49の販売データに累積して登録する。アプリケーション30は、累積した商品名・価格の情報を同時にタッチパネルディスプレイ21に表示する。
続いて、アプリケーション30は、タッチパネルディスプレイ21の画面(図示せず)にバーコード、商品名、価格を表示する(ステップS112)。この処理では、アプリケーション30は、RFIDリーダ23またはバーコードスキャナ24から入力されたバーコードに対応する数字、ステップS111において登録した商品名、価格の情報をタッチパネルディスプレイ21の画面に表示する。この処理が終了すると、処理はステップS104に戻り、再びRFIDリーダ23、バーコードスキャナ24、キーボード22に対し入力されるまで待機状態となる。
ステップS105でキーボード22より、値引キー、割引キー、取消キー、返品キーの入力があった場合、図8Bに進み、アプリケーション30は、キーの種別により値引/割引/取消/返品/の機能フラグを設定する(ステップS115)。この処理では、値引/割引/取消/返品の処理を行いたいオペレータの操作に基づき、値引キー、割引キー、取消キー、返品キーの入力が行われると、記憶部49に格納されている機能フラグテーブル(図示せず)の各機能に対応したフラグがオンに設定される。この処理が終了すると、処理はステップS104に戻り、再びRFIDリーダ23、バーコードスキャナ24、キーボード22に対し入力されるまで待機状態となる。
値引キー、割引キー、取消キー、返品キーの入力があった後に、RFIDリーダ23またはバーコードスキャナ24からバーコード(またはRFIDタグ)の入力があった場合、アプリケーション30は、値引/割引/取消/返品/の機能フラグの設定あり(ステップS113のYES)と判定し、ステップS116の処理に進む。
アプリケーション30は、バーコードを元に販売データを検索する(ステップS116)。この処理では、アプリケーション30は、RFIDリーダ23またはバーコードスキャナ24から入力されたバーコードが、ステップS111の処理において販売データに登録したバーコードに存在するか否か検索する。
アプリケーション30は、該当バーコードが販売データにあるか否かを判定する(ステップS117)。この処理では、ステップS116の処理で検索した結果、RFIDリーダ23またはバーコードスキャナ24から入力されたバーコードが、販売データに登録されているか否かが判定される。
該当バーコードが販売データにない場合(ステップS117のNO)には、アプリケーション30は、バーコードを元にして、商品名・価格を取得して処理対象とする(ステップS118)。この処理では、アプリケーション30は、RFIDリーダ23またはバーコードスキャナ24から入力されたバーコードに基づいて、POSサーバ25に問合せを行い、バーコードに対応する商品名・価格の情報を取得し、値引/割引/取消/返品を行う処理対象とする。ステップS118の処理は、一般的に前宣言処理と呼ばれ、該当の機能に関するキー入力を行ってから、対象とする商品のバーコードの読み取りを行うアプリケーションに適用される処理である。この処理が終了すると、処理はステップS120に進む。
これに対し、該当バーコードが販売データにある場合(ステップS117のYES)には、アプリケーション30は、バーコードを元にして、販売データから商品名・価格を取得して処理対象とする(ステップS119)。この処理では、アプリケーション30は、RFIDリーダ23またはバーコードスキャナ24から入力されたバーコードに基づいて、販売データを検索し、バーコードに対応する商品名・価格の情報を取得し、値引/割引/取消/返品を行う処理対象とする。ステップS119の処理は、一般的に後宣言処理と呼ばれ、商品のバーコードを読み取ってから、該当の機能に関するキー入力を行うアプリケーションに適用される処理である。この処理が終了すると、処理はステップS120に進む。
アプリケーション30は、機能フラグの種別を元に値引/割引/取消/返品の処理を行う(ステップS120)。この処理では、アプリケーション30は、バーコードに基づいて、該当バーコードが販売データにある場合、販売データから商品名・価格を取得する。一方、該当バーコードが販売データにない場合には、POSサーバ25に問合せを行い、バーコードに対応する商品名・価格を取得して値引/割引/取消/返品を行った記録を記憶部49に記憶する。
値引/割引の処理対象となった商品に対しては、アプリケーション30は、該当商品の価格に対して値引/割引の処理を行う。また、取消の処理対象となった商品に対しては、アプリケーション30は、販売データから該当する商品の情報を消去する。また、返品の処理対象となった商品に対しては、アプリケーション30は、販売データから該当する商品の情報を消去すると共に、後述の釣銭払い出し時に、購入時に支払われた金額を払い戻す。
アプリケーション30は、ステップS120の処理結果を販売データに登録する(ステップS121)。この処理では、アプリケーション30は、値引き後または割引後の価格を販売データに反映する。また、取消の処理対象となった商品に対しては、アプリケーション30は、該当商品の価格を0円に設定して販売データに反映する。また、返品の処理対象となった商品に対しては、アプリケーション30は、該当商品の価格分を返金したものと設定して販売データに反映する。
アプリケーション30は、ステップS120の処理結果をタッチパネルディスプレイ21の画面に表示する(ステップS122)。タッチパネルディスプレイ21に表示される処理結果としては、例えば、値引/割引の対象となったバーコード、商品および値引き後または割引後の価格の情報、取消の処理対象となったバーコード、商品および0円となった価格の情報、返品の処理対象となったバーコード、商品および返金分の価格の情報等が画面に表示される。
アプリケーション30は、ステップS115の処理で設定した機能フラグをクリアする(ステップS123)。この処理が終了すると、処理はステップS104に戻り、再びRFIDリーダ23、バーコードスキャナ24、キーボード22に対し入力されるまで待機状態となる。
即ち、オペレータの操作に基づき、数字キーにより入力が行われると、ステップS104〜ステップS108の処理が繰り返し実行される。そして、オペレータの操作に基づきバーコードに対応する全ての数字が入力後、PLUキーの入力が行われると、ステップS109〜ステップS112の処理が実行される。
また、オペレータの操作に基づき、RFIDリーダ23またはバーコードスキャナ24からバーコードの入力が行われると、ステップS105、S113、S114、S111、S112の処理が繰り返し実行される。
また、オペレータの操作に基づき値引キー、割引キー、取消キー、返品キーの入力があった後に、RFIDリーダ23またはバーコードスキャナ24からバーコードの入力が行われると、ステップS113、S116、S117、S118(またはS119)、S120〜S123の処理が実行される。そして、全ての商品登録が終了すると、オペレータの操作に基づき小計キーが入力される。
ステップS105で小計キーの入力があった場合、図8Bに進み、アプリケーション30は、購入商品および購入金額を確定する(ステップS124)。
アプリケーション30は、RFIDリーダ23やバーコードスキャナ24等のスキャナデバイスにバーコード入力停止指示を出す(ステップS125)。この処理では、例えば、購入商品および購入金額が確定したので、これ以降に、RFIDリーダ23やバーコードスキャナ24等のスキャナデバイスが他のバーコードを読み取るのを防止するために、排他制御を行う。この処理が終了すると、処理はステップS104に戻り、RFIDリーダ23、バーコードスキャナ24以外のキーに対し入力されるまで待機状態となる。
預り/合計キーの入力があった場合、アプリケーション30は、預かり金額を確定する(ステップS126)。この処理では、アプリケーション30は、支払が終了したと判定する。
アプリケーション30は、釣銭計算およびタッチパネルディスプレイ21に対する画面表示を行う(ステップS127)。この処理では、アプリケーション30は、ステップS126で確定した預かり金額と、販売データに累積されている価格とを比較して、釣銭を計算すると共に、計算結果をタッチパネルディスプレイ21の画面(図示せず)に表示する。
アプリケーション30は、販売データに累積されている商品名、価格および全ての価格を合計した合計金額をプリンタで印字したレシートを印刷する(ステップS128)。
アプリケーション30は、ステップS127で計算した釣銭計算に基づき自動釣銭機26から釣銭の払い出しを行う(ステップS129)。
アプリケーション30は、オペレータの操作に基づき終了キーが入力されることにより、登録業務が終了したか否かを判定する(ステップS130)。登録業務が終了していない場合(ステップS130のNO)には、処理はステップS102に戻り、再び登録開始の指示を受け付けるまで待機状態となる。
これに対し、登録業務が終了した場合(ステップS130のYES)には、アプリケーション30は、RFIDリーダ23やバーコードスキャナ24等のスキャナデバイスに登録業務終了指示を出す(ステップS131)。登録業務終了指示を受け付けたRFIDリーダ23やバーコードスキャナ24等のスキャナデバイスは起動を停止する。この処理が終了すると、登録業務アプリケーション処理は終了となる。
次に、本実施形態に係るPOS端末10のRFIDリーダドライバ44によるRFIDドライバ処理について説明する。図9A〜図9Cは、RFIDドライバプログラムによるRFIDドライバ処理の例を示すフローチャートである。RFIDリーダドライバ44は、所定の間隔をおいて、RFIDドライバ処理を繰り返し実行する。好ましくは、RFIDドライバ処理は、0.5〜1秒間隔で実行される。
初めに、RFIDリーダドライバ44は、機能制御タグ認識リストの認識有無フラグを全て認識なしに設定し、機能制御タグ認識リストを初期化する(ステップS201)。
RFIDリーダドライバ44は、機能制御タグ認識リストの読み取り時刻を全て0に設定に設定し、機能制御タグ認識リストを初期化する(ステップS202)。
RFIDリーダドライバ44は、通常モード同一タグ多重通知抑止リストの内容をスペースで初期化する(ステップS203)。
RFIDリーダドライバ44は、機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストの内容をスペースで初期化する(ステップS204)。
RFIDリーダドライバ44は、アプリケーション30からのバーコード入力開始指示があるか否かを判定する(ステップS205)。アプリケーション30からのバーコード入力開始指示がない場合(ステップS205のNO)には、RFIDリーダドライバ44は待機状態となる。これに対し、アプリケーション30からのバーコード入力開始指示があった場合(ステップS205のYES)には、RFIDリーダドライバ44は、RFIDリーダ23に対し読み取り依頼を行う(ステップS206)。この処理では、アプリケーション30から、RFIDリーダ23にバーコード入力開始指示が出されたことに伴い、RFIDリーダドライバ44から読み取り依頼を受けたRFIDリーダ23はアクティブ化され、RFIDタグ50の読み取りが開始できる状態にスタンバイされる。
RFIDリーダドライバ44は、RFIDタグ50があったか否かを判定する(ステップS207)。この処理では、近くにRFIDタグ50が存在し、当該RFIDタグの読み取りが行われたか否かが判定される。複数のRFIDタグ50があった場合には、複数のRFIDタグがランダムに読み取られる。また、この処理で判定されるRFIDタグには、商品タグと機能制御タグの両方のタグが含まれる。RFIDタグ50がなかった場合(ステップS207のNO)には、処理はステップS216に進む。
これに対し、RFIDタグ50があった場合(ステップS207のYES)には、RFIDリーダドライバ44は、ランダムな順番のRFIDタグ50を機能制御タグと商品タグの2種類に分ける(ステップS208)。この処理では、RFIDリーダドライバ44は、RFIDタグ50に商品タグであることを示す属性の情報が格納されているか否かを判定することにより機能制御タグと商品タグとを判別する。RFIDリーダドライバ44は、RFIDタグ50に商品タグであることを示す属性の情報が格納されている場合には、商品タグと判別し、RFIDタグ50に機能制御タグであることを示す属性の情報が格納されている場合には、機能制御タグと判別する。尚、上述の実施形態では、属性の情報に基づいて機能制御タグと商品タグとを判別しているが、バーコード互換部分の情報が格納されているか否かに応じて、機能制御タグと商品タグとを判別してもよい。この場合、RFIDリーダドライバ44は、バーコード互換部分の情報が格納されている場合には、商品タグと判別し、RFIDタグ50にバーコード互換部分の情報が格納されていない場合には、機能制御タグと判別する。
RFIDリーダドライバ44は、機能制御タグは1個以上であるか否かを判定する(ステップS209)。この処理では、ステップS208で分けたタグの中に機能制御タグがあったか否かを判定する。機能制御タグは1個以上ではない場合(ステップS209のNO)、即ち、機能制御タグがなかった場合には、処理はステップS216に進む。これに対し、機能制御タグは1個以上あった場合(ステップS209のYES)には、RFIDリーダドライバ44は、読み取った機能制御タグを機能制御タグ認識リスト内で検索する(ステップS210)。この処理では、RFIDリーダドライバ44は、RFIDタグ50のIDに基づいて、機能制御タグ認識リストを検索する。
RFIDリーダドライバ44は、機能制御タグ認識リストを参照して、ステップS210で検索対象とした該当タグの認識有無フラグは認識ありであるか否かを判定する(ステップS211)。該当タグの認識有無フラグが認識ありである場合(ステップS211のYES)には、RFIDリーダドライバ44は、機能制御タグ認識リスト内のステップS210で検索対象とした該当タグの読み取り時刻を現在時刻で更新する(ステップS212)。この処理が終了すると処理はステップS214に進む。
これに対し、該当タグの認識有無フラグが認識なしである場合(ステップS211のNO)には、RFIDリーダドライバ44は、機能制御タグ認識リスト内のステップS210で検索対象とした該当タグに対応する認識有無フラグを認識ありに設定する。そして、RFIDリーダドライバ44は、該当タグの読み取り時刻を現在時刻に設定する(ステップS213)。ステップS214の処理に進み、RFIDリーダドライバ44は、読み取った機能制御タグは最後であるか否かを判定する(ステップS214)。この処理では、ステップS209で判定した機能制御タグがn個あった場合、RFIDリーダドライバ44は、n個全ての機能制御タグに対して、ステップS210〜S213の処理が行われたか否かを判定する。読み取った機能制御タグは最後でない場合(ステップS214のNO)、即ち、未処理の機能制御タグが存在する場合には、処理はステップS210に戻り、全ての機能制御タグに対しステップS210〜S214の処理が繰り返し実行される。
これに対し、読み取った機能制御タグが最後である場合(ステップS214のYES)には、RFIDリーダドライバ44は、読み取った機能制御タグデータを破棄する(ステップS215)。
RFIDリーダドライバ44は、機能制御タグ認識リストで読み取り時刻から3秒以上経過した機能制御タグの認識有無フラグを認識なしに設定する(ステップS216)。この処理では、RFIDリーダドライバ44は、現在時刻と機能制御タグ認識リスト内の各機能制御タグの読み取り時刻を比較し、3秒以上経過したか否かを判定する。そして、RFIDリーダドライバ44は、3秒以上経過したと判定した機能制御タグの認識有無フラグを認識なしに設定する。
上述の実施形態では、RFIDリーダドライバ44は3秒以上経過した機能制御タグの認識有無フラグを認識なしに設定しているが、この時間は可変であり任意に変更することができる。
RFIDリーダドライバ44は、制御タグ認識リストの停止タグの認識有無フラグは認識ありか否かを判定する(ステップS217)。機能制御タグ認識リストの停止タグの認識有無フラグが認識ありの場合(ステップS217のYES)には、RFIDリーダドライバ44は、読み取った商品タグのデータを廃棄し、ステップSS237の処理に進む。
これに対し、機能制御タグ認識リストの停止タグの認識有無フラグが認識なしの場合(ステップS217のNO)の場合には、RFIDリーダドライバ44は、商品タグは1個以上あるか否かを判定する(ステップS218)。商品タグがない場合(ステップS218のNO)には、ステップS237の処理に進む。
これに対し、商品タグが1個以上ある場合(ステップS218のYES)には、処理は、RFIDリーダドライバ44は、機能制御タグ認識リストに、値引/割引/取消/返品タグがあるか否かを判定する(ステップS220)。機能制御タグ認識リストに、値引/割引/取消/返品タグがない場合、RFIDリーダドライバ44は、機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストに商品タグの情報があるか否かを判定する(ステップS221)。機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストに商品タグの情報がない場合(ステップS221のNO)には、処理はステップS224に進む。これに対し、機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストに商品タグの情報がある場合(ステップS221のYES)には、RFIDリーダドライバ44は、機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストの商品タグの情報を通常モード同一タグ多重通知抑止リストにコピーして登録する(ステップS222)。RFIDリーダドライバ44は、機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストの内容をクリアする(ステップS223)。
RFIDリーダドライバ44は、読み取った商品タグを通常モード同一タグ多重通知抑止リスト内で検索する(ステップS224)。RFIDリーダドライバ44は、通常モード同一タグ多重通知抑止リスト内に商品タグの情報があるか否かを判定する(ステップS225)。通常モード同一タグ多重通知抑止リスト内に商品タグの情報がない場合(ステップS225のNO)には、RFIDリーダドライバ44は、読み取った商品タグの情報を通常モード同一タグ多重通知抑止リストに登録し、読み取り時刻を設定する(ステップS226)。RFIDリーダドライバ44は、商品タグのデータをバーコードに変換してPOSのアプリケーション30に通知する(ステップS227)。この処理が修了すると、処理はステップS229に進む。
通常モード同一タグ多重通知抑止リスト内に商品タグの情報がある場合(ステップS225のYES)には、RFIDリーダドライバ44は、通常モード同一タグ多重通知抑止リスト上の該当タグの読み取り時刻を現在時刻に更新する(ステップS228)。この処理が修了すると、処理はステップS229に進む。
RFIDリーダドライバ44は、読み取った商品タグの最後であるか否かを判定する(ステップS229)。この処理では、読み取った全ての商品タグに対し、ステップS224〜S229の処理を実行したか否かを判定する。RFIDリーダドライバ44は、読み取った商品タグの最後でない場合(ステップS229のNO)には、ステップS224に戻り、ステップS224〜S229の処理を繰り返し実行する。これに対し、読み取った商品タグの最後である場合(ステップS229のYES)には、ステップS237の処理に進む。
ステップS220の説明に戻り、機能制御タグ認識リストに、値引/割引/取消/返品タグが1種類のみある場合には、処理はステップS231に進む。これに対し、機能制御タグ認識リストに、値引/割引/取消/返品タグが複数種類ある場合には、RFIDリーダドライバ44は、一番優先度の高い機能制御タグを選択する(ステップS230)。
RFIDリーダドライバ44は、読み取った商品タグを機能制御モード同一タグ多重通知抑止リスト内で検索する(ステップS231)。RFIDリーダドライバ44は、機能制御モード同一タグ多重通知抑止リスト内に商品タグの情報があるか否かを判定する(ステップS232)。機能制御モード同一タグ多重通知抑止リスト内に商品タグの情報がない場合(ステップS232のNO)には、RFIDリーダドライバ44は、読み取った商品タグの情報を機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストに登録し、読み取り時刻を設定する(ステップS233)。RFIDリーダドライバ44は、商品タグのデータをバーコードに変換してPOSのアプリケーション30に通知する(ステップS234)。この処理が修了すると、処理はステップS236に進む。
機能制御モード同一タグ多重通知抑止リスト内に商品タグの情報がある場合(ステップS232のYES)には、RFIDリーダドライバ44は、機能制御モード同一タグ多重通知抑止リスト上の該当タグの読み取り時刻を現在時刻に更新する(ステップS235)。この処理が修了すると、処理はステップS236に進む。
RFIDリーダドライバ44は、読み取った商品タグの最後であるか否かを判定する(ステップS236)。この処理では、読み取った全ての商品タグに対し、ステップS231〜S236の処理を実行したか否かを判定する。RFIDリーダドライバ44は、読み取った商品タグの最後でない場合(ステップS36のNO)には、ステップS231に戻り、ステップS231〜S236の処理を繰り返し実行する。
これに対し、読み取った商品タグの最後である場合(ステップS236のYES)には、ステップS237の処理に進む。
RFIDリーダドライバ44は通常モード同一タグ多重通知抑止リストと、機能制御モード同一タグ多重通知抑止リストの両方のリストで読み取り時刻から、例えば5分以上経過した商品タグの情報を各々のリストから削除する(ステップS237)。
RFIDリーダドライバ44は、バーコードの入力停止指示があるか否かを判定する(ステップS238)。バーコードの入力指示がない場合(ステップS238のNO)には、処理はステップS206の処理に戻り、ステップS206〜ステップS238の処理が繰り返し実行される。これに対し、バーコードの入力指示がある場合(ステップS238のYES)には、RFIDリーダドライバ44は、登録業務終了の指示があるか否かを判定する(ステップS239)。登録業務終了の指示がない場合(ステップS239のNO)には、処理はステップS205の処理に戻り、ステップS205〜S239の処理が繰り返し実行される。これに対し、登録業務終了の指示があった場合(ステップS239のYES)には、RFIDドライバは終了となる。
尚、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。
1 POSシステム
10 POS端末
21 タッチパネルディスプレイ
22 キーボード
23 RFIDリーダ
24 バーコードスキャナ
25 POSサーバ
26 自動釣銭機
27 プリンタ
30 アプリケーション
41 画面表示ドライバ
42 タッチパネルドライバ
43 キーボードドライバ
44 RFIDリーダドライバ
45 バーコードスキャナドライバ
46 通信ドライバ
47 自動釣銭機ドライバ
48 プリンタドライバ
49 記憶部
50 タグ
61 制御部
62 タグ情報登録部
63 情報通知部
64 優先度設定部
101 CPU
102 RAM
103 通信インタフェース(I/F)
104 入出力インタフェース(I/F)
105 バス

Claims (6)

  1. 商品に付したRFIDタグがRFIDリーダにより読み取られた時刻を当該RFIDタグの情報とともに登録する処理と、
    読み取られたRFIDの情報をアプリケーションに通知する処理と、
    前記通知する処理は、読み取られたRFIDタグの情報が登録されているRFIDのタグの情報と同一である場合には、当該RFIDタグが前回読み取られた時刻から所定の時間が経過するまで、前記アプリケーションに通知しない
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするスキャナデバイス制御プログラム。
  2. 前記スキャナデバイス制御プログラムは、更に、
    前記読み取られたRFIDの情報が登録されている場合、今回の読み取り時刻に更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスキャナデバイス制御プログラム。
  3. 前記スキャナデバイス制御プログラムは、更に、
    前記RFIDタグを、商品の情報が記録されている商品タグと、商品に対する商品の情報以外の機能を制御するための情報が記録されている機能制御タグと、を区別して読み取り、
    前記RFIDリーダが、前記商品タグと、前記機能制御タグとを同時に読み取った場合には、
    前記通知する処理は、前記所定の時間経過前であっても、前記機能制御タグの内容に基づいて、商品タグの情報をアプリケーションに通知する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のスキャナデバイス制御プログラム。
  4. 前記スキャナデバイス制御プログラムは、更に、
    前記機能制御タグの種別毎に異なる優先度を設定し、
    機能制御タグが複数読み込まれた場合には、前記優先度に基づいて選択された前記機能制御タグの内容に基づいて、商品タグの情報をアプリケーションに通知する
    ことを特徴とする請求項3に記載のスキャナデバイス制御プログラム。
  5. 商品に付したRFIDタグがRFIDリーダにより読み取られた時刻を当該RFIDタグの情報とともに登録するタグ情報登録部と、
    RFIDリーダにより読み取られたRFIDの情報をアプリケーションに通知する情報通知部と、
    を含み、
    前記情報通知部は、読み取られたRFIDタグの情報が登録されているRFIDのタグの情報と同一である場合には、当該RFIDタグが前回読み取られた時刻から所定の時間が経過するまで、前記アプリケーションに通知しない
    ことを特徴とするスキャナデバイス制御装置。
  6. 商品に付した各RFIDタグがRFIDリーダにより読み取られた時刻を当該RFIDタグの情報とともに登録し、
    読み取られたRFIDの情報をアプリケーションに通知し、
    前記通知は、読み取られたRFIDタグの情報が登録されているRFIDのタグの情報と同一である場合には、当該RFIDタグが前回読み取られた時刻から所定の時間が経過するまで、前記アプリケーションに通知しない
    処理をコンピュータが実行するスキャナデバイス制御方法。
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