JP2018159677A - 電子時計 - Google Patents
電子時計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018159677A JP2018159677A JP2017058231A JP2017058231A JP2018159677A JP 2018159677 A JP2018159677 A JP 2018159677A JP 2017058231 A JP2017058231 A JP 2017058231A JP 2017058231 A JP2017058231 A JP 2017058231A JP 2018159677 A JP2018159677 A JP 2018159677A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- mode
- azimuth
- rotor
- scale
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B47/00—Time-pieces combined with other articles which do not interfere with the running or the time-keeping of the time-piece
- G04B47/06—Time-pieces combined with other articles which do not interfere with the running or the time-keeping of the time-piece with attached measuring instruments, e.g. pedometer, barometer, thermometer or compass
- G04B47/065—Time-pieces combined with other articles which do not interfere with the running or the time-keeping of the time-piece with attached measuring instruments, e.g. pedometer, barometer, thermometer or compass with a compass
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C17/00—Compasses; Devices for ascertaining true or magnetic north for navigation or surveying purposes
- G01C17/38—Testing, calibrating, or compensating of compasses
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C17/00—Compasses; Devices for ascertaining true or magnetic north for navigation or surveying purposes
- G01C17/02—Magnetic compasses
- G01C17/28—Electromagnetic compasses
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C3/00—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
- G04C3/14—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C3/00—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
- G04C3/14—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
- G04C3/146—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor incorporating two or more stepping motors or rotors
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G21/00—Input or output devices integrated in time-pieces
- G04G21/02—Detectors of external physical values, e.g. temperature
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Abstract
【解決手段】電子時計は、方位を計測して表示する方位モードを設定するモード設定部311と、方位モードが設定されている場合に動作する少なくとも1つの指針と、指針が指示する目盛と、ローターを備えたセンター針用モーター(ステッピングモーター)23と、ローターに連動して指針を移動させる輪列25と、磁気センサー21と、方位モードが設定されている場合、磁気センサー21を用いて磁気を計測し、計測した磁気情報に基づいて方位を取得する方位計測部312と、を備え、Nを1以上の整数としたとき、輪列25の減速比は、ローターがN回転した場合、指針が1目盛分移動するように設定され、方位計測部312は、指針が目盛を指示して停止している間に磁気を計測する。
【選択図】図2
Description
特許文献1のアナログ電子時計は、センサーによって磁気を計測し、計測した磁気に基づいて方位を取得する。また、秒針を駆動するステッピングモーターを備えている。ステッピングモーターは、永久磁石で構成された2極のローターを備え、当該ローターを、1秒毎に1ステップで180°回動させる。このような構成によれば、磁気計測時において、ローターが第1方向を向いている場合と、第1方向から180°回動した第2方向を向いている場合とがあり、これらの場合において、互いに異なる磁界が発生する。
ここで、磁気を計測する毎に、時計内で発生する磁界が異なると、方位を精度良く計測できない。このため、特許文献1のアナログ電子時計は、磁気を計測する前に、ローターの向きを検出する。そして、ローターの向きが規定の向きである場合は、ローターの向きを変えずに磁気を計測する。一方、ローターの向きが規定の向きではない場合(規定の向きから180°回動した向きの場合)、ローターを180°回動させて規定の向きにして磁気を計測する。このように、磁気を計測する際は、ローターの向きを毎回規定の向きにすることで、時計内で発生する磁界を毎回同じ状態にして計測を行っている。
また、磁気を計測する前に、ローターを回動させる必要がないため、方位の計測にかかる時間を短縮できる。
本発明によれば、補正値を取得するために磁気を計測する際、ローターの向きを、方位計測を行う際と同じ向きにできる。このため、時計内で発生する磁界を、方位計測を行う際と同じ状態にでき、適切な補正値を取得できる。したがって、方位計測の際、計測した磁気情報を当該補正値で補正して方位を取得することで、方位を精度良く計測できる。
これに対して、本発明では、秒針が前記指針とは別に設けられており、当該秒針は、秒針用ローターが1秒毎に半回転することで1目盛分移動する。これによれば、前記指針が秒針である場合と比べて、時計の消費電力を低減できる。
また、本発明によれば、秒針用ローターは、方位モードが設定されている場合、所定の向きで停止している。このため、時計内で発生する磁界を毎回同じ状態にして磁気を計測でき、方位を精度良く計測できる。
また、本発明によれば、方位モードが設定されている間も、秒針によって秒を表示できる。
また、秒針は方位モードが設定されている間も移動するため、磁気を計測する際、秒針用ローターの向きが毎回同じ状態とはならない。このため、本発明では、磁気を計測する際、秒針用ローターの向きを検出し、計測した磁気情報を、検出した秒針用ローターの向きに応じて補正して、方位を取得する。これにより、方位の計測精度が低下することを抑制できる。
[第1実施形態]
図1は、電子時計1を示す正面図である。
図1に示すように、電子時計1は、外装ケース3と、外装ケース3に収容された時針11、分針12、センター針13、文字板2、ムーブメント6(図2参照)とを備えている。
また、文字板2には、時計表面側から見て、平面中心に対して6時方向に、開口部2Bが設けられている。開口部2Bを介して、文字板2の裏側に設けられたムーブメント6が備えるLCD(liquid crystal display)14が表示する文字が視認される。LCD14は、本実施形態ではモードを表示する。
外装ケース3には、外部操作部材であるリューズ4と、同じく外部操作部材であるボタン5とが設けられている。
図2は、ムーブメント6の構成を示すブロック図である。
ムーブメント6は、磁気センサー21と、時分針用モーター22と、センター針用モーター23と、時分針用輪列24と、センター針用輪列25と、LCD14と、制御回路30とを備えている。
センター針用モーター23は、図3に示すように、ローター収容用穴231Aを有するステーター231と、ローター収容用穴231Aに回動可能に配設されたローター232と、ステーター231と接合された磁心(図示せず)と、磁心に巻回されたコイル233と、を備えている。ローター232は、2極(S極およびN極)に着磁され、ステーター231は磁性材料によって形成されている。ステーター231のローター収容穴231A内周には、一対の内ノッチ231Bが径方向に対向して設けられている。ローター232には、一対の内ノッチ231Bを通る線分に対しローター232のN極およびS極の磁極の対向方向(一対の磁極方向)に沿った線分が直交する姿勢を維持するように力が働く。このため、ローター232は、コイル233に電流が流れていない場合は、当該姿勢を維持して停止している。
そして、モーター駆動パルスがコイル233の両端の端子間に供給されて電流が流れると、ステーター231に磁束が発生する。これにより、ステーター231に生じた磁極とローター232の磁極との相互作用によって、ローター232は正転方向または逆転方向に180°(1ステップ)回動する。このように、ローター232は、モーター駆動パルスがコイル233に供給される毎に180°単位で回動する。すなわち、ローター232は、180°違う2つの向きを交互に向く。
ここで、図1に示すように、センター針用モーター23は、文字板2の平面中心に対して11時方向に配置されている。時分針用モーター22は、当該平面中心に対して2時方向に配置されている。なお、時計表面側から見て、磁気センサー21に対して、センター針用モーター23のローター232は、時分針用モーター22のローターよりも近くに位置している。
ここで、センター針用輪列25の減速比は、ローター232が1回転した場合、すなわち、2ステップ回動した場合、センター針13が1目盛分移動するように設定されている。この構成により、センター針13が目盛2Aを指示している場合、ローター232の向きが常に同じ向きとなる。すなわち、時計内において、S極からN極に向かう方向(またはN極からS極に向かう方向)は、常に同じ方向となる。
ここで、時分針用輪列24の減速比は、ローターが1回転した場合、すなわち、2ステップ回動した場合、分針12が1目盛分移動するように設定されている。この構成により、分針12が目盛2Aを指示している場合、ローターの向きが常に同じ向きとなる。
制御回路30は、CPU(Central Processing Unit)31と、RTC(real-time clock)32と、時分針用ドライバー33と、センター針用ドライバー34と、LCDドライバー35と、リューズ操作検出部36と、ボタン操作検出部37と、RAM(Random access memory)38と、ROM(Read only memory)39と、を備えている。
センター針用ドライバー34は、クロック信号を利用してモーター駆動パルスをセンター針用モーター23に出力する。
LCDドライバー35は、LCD14に駆動信号を出力する。
リューズ操作検出部36は、リューズ4の操作を検出し、操作に応じた操作信号をCPU31に出力する。
ボタン操作検出部37は、ボタン5の操作を検出し、操作に応じた操作信号をCPU31に出力する。
ROM39には、CPU31が実行するプログラムなどが記憶されている。
RAM38には、CPU31が処理を実行する上で必要なデータなどが記憶される。例えば、磁気情報を補正する補正値として、時計内で発生している磁界を示すオフセット磁界が記憶されている。
モード設定部311は、リューズ4やボタン5の操作に応じて、方位を計測して表示する方位モード、および、上記オフセット磁界を取得する校正モードを設定する。
方位計測部312は、方位モードが設定された場合、ボタン5の操作に応じて、磁気センサー21を制御して磁気を計測し、計測した磁気情報に基づいて方位を計算して取得する。
校正部313は、校正モードが設定された場合、磁気センサー21を制御して磁気を計測することで、オフセット磁界を計算して取得する。
表示制御部314は、時分針用ドライバー33、センター針用ドライバー34、LCDドライバー35を制御して、時針11、分針12、センター針13、LCD14による表示を制御する。
なお、各機能部の詳細は、次の方位計測動作および校正動作の説明で述べる。
例えばボタン5が押されると、モード設定部311は、方位モードを設定する。このとき、表示制御部314は、LCDドライバー35を制御し、LCD14に、例えば図1に示すようにコンパスを意図する「COMP」の英字を表示させ、方位モードが設定されていることを表示させる。なお、時針11および分針12は継続して時分を表示し、センター針13は、12時位置を指示している。
方位モードが設定されると、電子時計1は、図4のフローチャートに示す方位計測動作を行う。
図4に示すように、まず、方位計測部312は、ボタン5が押されたか否かを判定する(ステップS11)。方位計測部312は、ボタン5が押されるまで、ステップS11の処理を繰り返す。
ボタン5が押され、ステップS11でYESと判定された場合、方位計測部312は、磁気センサー21を作動させ、磁気を計測する(ステップS12)。ここで、方位計測部312が磁気を計測している間、センター針13および分針12は、目盛2Aを指示している。
次に、表示制御部314は、センター針用ドライバー34を制御して、センター針13に、取得された北の方位に対応する目盛2Aを指示させ、北の方位を表示させる(ステップS15)。
ボタン5が押され、ステップS16でYESと判定されると、表示制御部314は、センター針13に12時位置を指示させ(ステップS17)、LCD14に「COMP」の表示を終了させる。そして、モード設定部311は、方位モードを解除する。これにより、方位計測動作が終了する。
また、方位モードが設定されてから、例えば1分または2分で方位モードを解除するタイムアウト動作を入れてもよい(図示せず)。このようにすることで、ユーザーが方位モードを抜ける操作を怠っても自動的に方位モードを抜けることができ、無駄な電力消費を抑えることができる。
例えばリューズ4が1段引かれた状態でボタン5が押されると、モード設定部311は、校正モードを設定する。このとき、表示制御部314は、LCD14に例えば「CAL」の英字を表示させ、校正モードが設定されていることを表示させる。
校正モードが設定されると、電子時計1は、校正動作を行う。
まず、校正部313は、磁気センサー21を作動させ、磁気を計測する。そして、表示制御部314は、電子時計1の姿勢を180°回転させる旨のメッセージを、LCD14に表示させる。そして、ユーザーが電子時計1を180°回転させた後、再度ボタン5を押すと、校正部313は、再度、磁気センサー21を作動させ、磁気を計測する。なお、校正部313が磁気を計測している間、センター針13および分針12は、目盛2Aを指示している。
そして、リューズ4が押し込まれて0段位置に戻されると、表示制御部314は、LCD14に「CAL」の表示を終了させ、モード設定部311は、校正モードを解除する。これにより、校正動作が終了する。
本実施形態によれば、方位モードにおいて磁気を計測する際、センター針用モーター23および時分針用モーター22の各ローターは、常に同じ方向を向いている。このため、時計内で発生する磁界を毎回同じ状態にして磁気を計測でき、方位を精度良く計測できる。また、磁気を計測する前に、各ローターを回動させる必要がないため、方位の計測にかかる時間を短縮できる。
第1実施形態では、センター針13は、ローター232が1回転(2ステップ回動)することで、1目盛分移動するため、例えば、ローター232が半回転(1ステップ回動)することで1目盛分移動する場合と比べて、1目盛分移動するのに要する電力が大きくなる。このため、例えば、センター針13を、通常モードにおいて秒針としても機能させる場合は、駆動頻度が高くなるため、時計の消費電力が増加する。
これに対して、第2実施形態の電子時計1Aは、LCD14に代えて、小秒針15と、小秒針15を駆動する小秒針用モーター26とを備え、小秒針15は、小秒針用モーター26のローターが半回転(1ステップ回動)することで1目盛分移動する。これによれば、センター針13によって秒を表示させる場合と比べて、時計の消費電力を低減できる。
以下に、第2実施形態の電子時計1Aについて図面を用いて説明する。なお、第1実施形態の電子時計1と同じ構成については、同じ符号を付けて説明は省略する。
図5に示すように、電子時計1Aの文字板2には、平面中心に対して6時方向に、時計表面側から見て円形状の小窓2Cが設けられている。小窓2Cの外周側には、1周を60分割する目盛2D(秒目盛)が設けられている。さらに、小窓2Cの外周側には、方位モードを示す目盛2E(方位モード目盛)と、校正モードを示す目盛2F(校正モード目盛)と、が設けられている。また、目盛2Eの外側には、コンパスを意図する「COM」の英字が表記され、目盛2Fの外側には、キャリブレーションを意図する「CAL」の英字が表記されている。
また、小窓2Cの平面中心には回転軸が設けられ、当該回転軸には、小秒針15が取り付けられている。小秒針15は、通常モードでは、秒針として機能し、目盛2Dを指示することで、時刻の秒を表示する。また、方位モードおよび校正モードが設定された場合は、モード針として機能し、方位モードが設定された場合は目盛2Eを指示し、校正モードが設定された場合は目盛2Fを指示する。
ムーブメント6Aは、LCDドライバー35およびLCD14に代えて、小秒針用ドライバー41と、小秒針用モーター26と、小秒針用輪列27と、を備えている。
小秒針用モーター26は、図5に示すように、文字板2の平面中心に対して5時方向に配置されている。なお、時計表面側から見て、磁気センサー21に対して、小秒針用モーター26のローター(秒針用ローターまたはモード針用ローターとも称する)は、センター針用モーター23のローター232よりも遠くに位置している。
小秒針用輪列27の減速比は、小秒針用モーター26のローターが半回転した場合、すなわち、1ステップ回動した場合、小秒針15が目盛2Dに対して1目盛分移動するように設定されている。このため、小秒針15が目盛2Dを指示している場合、前記ローターの向きは、常に同じ向きではなく、上記2つの向きのいずれかとなる。
制御回路30Aに設けられた小秒針用ドライバー41は、表示制御部314によって制御され、RTC32から出力されるクロック信号を利用してモーター駆動パルスを小秒針用モーター26に出力する。
また、本実施形態では、目盛2E,2Fは、目盛2Dと重なっており、間に目盛2Dを3つ挟んで設けられている。すなわち、小秒針用モーター26のローターが2回転(4ステップ回動)することで、小秒針15は、目盛2Eと目盛2Fとの間を移動する。この構成によれば、小秒針15が目盛2Eを指示している場合と目盛2Fを指示している場合とで、小秒針用モーター26のローターの向きは同じ向きとなる。
なお、目盛2E,2Fの配置関係は、これに限定されず、nを1以上の整数とした場合、小秒針15が、前記ローターがn回転することで、目盛2Eと目盛2Fとの間を移動する配置関係であればよい。この場合も、小秒針15が目盛2Eを指示している場合と目盛2Fを指示している場合とで、前記ローターの向きは同じ向きとなる。
本実施形態における校正動作は、第1実施形態と同じである。
本実施形態によれば、方位モードにおいて磁気を計測する際、センター針用モーター23、時分針用モーター22、小秒針用モーター26の各ローターは、常に同じ方向を向いている。このため、時計内で発生する磁界を毎回同じ状態にして磁気を計測でき、方位を精度良く計測できる。また、磁気を計測する前に、各ローターを回動させる必要がないため、方位の計測にかかる時間を短縮できる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記第2実施形態では、方位モードが設定されている場合、小秒針15は、目盛2Eを指示して停止しているが、これに限定されない。例えば、小秒針15は、秒を継続して表示してもよい。
ただし、この場合は、方位モードにおいて磁気を計測する際、小秒針用モーター26のローターの向きが毎回同じ向きとはならない。このため、磁気を計測する際は、当該ローターの向きを検出し、計測した磁気情報を、検出したローターの向きに応じて補正して、方位を取得する。
具体的には、校正部313は、前記ローターが、上記2つの向きのうち一方の向きを向いた状態で、磁気センサー21を作動させ、磁気を計測する。そして、表示制御部314が、小秒針用ドライバー41を制御して、前記ローターを180°(1ステップ)回動させる。そして、校正部313は、再度、磁気を計測する。
そして、校正部313は、1回目の計測値と2回目の計測値との差分を計算し、当該差分を、向き補正値としてRAM38に記憶させる。
これにより、方位の計測精度が低下することを抑制できる。
前記各実施形態および前記変形例では、センター針用輪列25の減速比は、ローター232が1回転した場合、センター針13が1目盛分移動するように設定されているが、これに限定されない。すなわち、Nを1以上の整数とした場合、当該減速比は、ローター232がN回転した場合、センター針13が1目盛分移動するように設定されていればよい。この構成によれば、センター針13が目盛2Aを指示している場合、ローター232の向きが、常に同じ向きとなる。
同様に、時分針用輪列24の減速比も、時分針用モーター22のローターがN回転した場合、分針12が1目盛分移動するように設定されていればよい。
前記各実施形態および前記変形例では、時分針用輪列24の減速比は、時分針用モーター22のローターがN回転した場合、分針12が1目盛分移動するように設定されているが、これに限定されない。
すなわち、時分針用モーター22のローターは、センター針用モーター23のローター232に比べて、磁気センサー21から遠い位置に配置されている。このため、時分針用モーター22のローターが方位の計測精度に与える影響は、センター針用モーター23のローター232よりも小さい。このため、時分針用モーター22のローターが計測精度に与える影響が小さい場合は、磁気計測の際、当該ローターを常に同じ向きにさせなくてもよい。この場合、例えば、時分針用輪列24の減速比を、時分針用モーター22のローターが180°(1ステップ)回動した場合、分針12が1目盛分移動するように設定することで、消費電力を低減できる。なお、この場合、方位計測において、変形例1のように、磁気情報を時分針用モーター22のローターの向きに応じて補正してもよい。
前記第1実施形態では、センター針13は、通常モードにおいて、12時位置を指示しているが、これに限定されない。例えば、目盛2Aを指示して時刻の秒を表示してもよい。すなわち、秒針として機能させてもよい。この場合、センター針用モーター23は、1秒間隔で1回転(2ステップ回動)し、センター針13は、1秒間隔で1目盛分移動する。
Claims (5)
- 方位を計測して表示する方位モードを設定するモード設定部と、
前記方位モードが設定されている場合に動作する少なくとも1つの指針と、
前記指針が指示する目盛と、
ローターを備えたステッピングモーターと、
前記ローターに連動して前記指針を移動させる輪列と、
磁気センサーと、
前記方位モードが設定されている場合、前記磁気センサーを用いて磁気を計測し、計測した磁気情報に基づいて方位を取得する方位計測部と、を備え、
Nを1以上の整数としたとき、前記輪列の減速比は、前記ローターがN回転した場合、前記指針が1目盛分移動するように設定され、
前記方位計測部は、前記指針が前記目盛を指示して停止している間に磁気を計測する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1に記載の電子時計において、
前記モード設定部は、前記磁気情報を補正する補正値を取得する校正モードを設定し、
前記校正モードが設定されている場合、前記指針が前記目盛を指示して停止している間に、前記磁気センサーを用いて磁気を計測することで、前記補正値を取得する校正部を備え、
前記方位計測部は、前記磁気情報を前記補正値で補正して方位を取得する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項2に記載の電子時計において、
前記指針とは別に設けられたモード針と、
前記方位モードが設定されている場合に前記モード針が指示する方位モード目盛と、
前記校正モードが設定されている場合に前記モード針が指示する校正モード目盛と、
モード針用ローターを備えたモード針用ステッピングモーターと、を備え、
nを1以上の整数としたとき、前記モード針は、前記モード針用ローターがn回転することで、前記方位モード目盛と前記校正モード目盛との間を移動する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子時計において、
前記指針とは別に設けられた秒針と、
前記秒針が指示する秒目盛と、
秒針用ローターを備え、前記秒針用ローターを1秒毎に半回転させることで、前記秒針を1目盛分移動させる秒針用ステッピングモーターと、を備え、
前記秒針は、前記方位モードが設定されている場合、前記秒針用ローターが所定の向きとなる状態で停止する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子時計において、
前記指針とは別に設けられた秒針と、
前記秒針が指示する秒目盛と、
秒針用ローターを備え、前記秒針用ローターを1秒毎に半回転させることで、前記秒針を1目盛分移動させる秒針用ステッピングモーターと、
前記秒針用ローターの向きを検出する向き検出部と、を備え、
前記秒針は、前記方位モードが設定されている場合、1秒毎に移動し、
前記方位計測部は、計測した前記磁気情報を、前記秒針用ローターの向きに応じて補正して、方位を取得する
ことを特徴とする電子時計。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017058231A JP6838453B2 (ja) | 2017-03-23 | 2017-03-23 | 電子時計 |
US15/916,647 US20180275612A1 (en) | 2017-03-23 | 2018-03-09 | Electronic timepiece |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017058231A JP6838453B2 (ja) | 2017-03-23 | 2017-03-23 | 電子時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018159677A true JP2018159677A (ja) | 2018-10-11 |
JP6838453B2 JP6838453B2 (ja) | 2021-03-03 |
Family
ID=63582572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017058231A Active JP6838453B2 (ja) | 2017-03-23 | 2017-03-23 | 電子時計 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20180275612A1 (ja) |
JP (1) | JP6838453B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020128948A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-27 | セイコーエプソン株式会社 | 電子時計 |
CN111596540A (zh) * | 2019-02-21 | 2020-08-28 | 精工爱普生株式会社 | 电子钟表 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5965282A (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-13 | Citizen Watch Co Ltd | 磁気コンパス付アナログ電子時計 |
WO1999067596A1 (fr) * | 1998-06-22 | 1999-12-29 | Citizen Watch Co., Ltd. | Appareil electronique a mesureur d'azimut et procede de mesure d'azimut dans ledit appareil |
US20040237319A1 (en) * | 2003-05-29 | 2004-12-02 | Gerhard Stotz | Method for compensating for predictable generated signals in an electronic device |
JP2010197123A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Casio Computer Co Ltd | 電子式方位計および方位補正制御方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH687288B5 (fr) * | 1994-11-21 | 1997-05-15 | Asulab Sa | Montre comprenant un dispositif de detection de la direction du nord magnetique terrestre. |
CH688949B5 (fr) * | 1995-01-04 | 1998-12-31 | Asulab Sa | Montre comprenant un dispositif d'indication d'un lieu géographique prédéterminé. |
CH691089A5 (fr) * | 1997-05-14 | 2001-04-12 | Asulab Sa | Pièce d'horlogerie associée à une boussole et à un viseur. |
CH708234B1 (fr) * | 2013-06-27 | 2015-05-15 | Soprod Sa | Dispositif portatif multifonctions contrôlé par information externe. |
JP6658197B2 (ja) * | 2016-03-28 | 2020-03-04 | セイコーエプソン株式会社 | 電子時計 |
US10852364B2 (en) * | 2017-05-02 | 2020-12-01 | Qualcomm Incorporated | Interference mitigation in magnetometers |
US11009833B2 (en) * | 2018-02-20 | 2021-05-18 | Timex Group Usa, Inc. | Electronic device with simulated analog indicator interaction with digital information/images |
JP7003732B2 (ja) * | 2018-02-28 | 2022-01-21 | セイコーエプソン株式会社 | 時計、および指針制御方法 |
-
2017
- 2017-03-23 JP JP2017058231A patent/JP6838453B2/ja active Active
-
2018
- 2018-03-09 US US15/916,647 patent/US20180275612A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5965282A (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-13 | Citizen Watch Co Ltd | 磁気コンパス付アナログ電子時計 |
WO1999067596A1 (fr) * | 1998-06-22 | 1999-12-29 | Citizen Watch Co., Ltd. | Appareil electronique a mesureur d'azimut et procede de mesure d'azimut dans ledit appareil |
US20040237319A1 (en) * | 2003-05-29 | 2004-12-02 | Gerhard Stotz | Method for compensating for predictable generated signals in an electronic device |
JP2010197123A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Casio Computer Co Ltd | 電子式方位計および方位補正制御方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020128948A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-27 | セイコーエプソン株式会社 | 電子時計 |
US11480927B2 (en) | 2019-02-12 | 2022-10-25 | Seiko Epson Corporation | Electronic watch |
JP7263814B2 (ja) | 2019-02-12 | 2023-04-25 | セイコーエプソン株式会社 | 電子時計 |
CN111596540A (zh) * | 2019-02-21 | 2020-08-28 | 精工爱普生株式会社 | 电子钟表 |
JP2020134353A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | セイコーエプソン株式会社 | 電子時計 |
US11525700B2 (en) | 2019-02-21 | 2022-12-13 | Seiko Epson Corporation | Electronic timepiece |
CN111596540B (zh) * | 2019-02-21 | 2023-02-17 | 精工爱普生株式会社 | 电子钟表 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20180275612A1 (en) | 2018-09-27 |
JP6838453B2 (ja) | 2021-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6668781B2 (ja) | 電子時計 | |
US9116508B2 (en) | Analog electronic timepiece which controls hand movement based on measurement of an external magnetic field | |
JP6658197B2 (ja) | 電子時計 | |
JP2017058265A (ja) | 電子時計 | |
US8540417B2 (en) | Chronograph timepiece | |
US20190079461A1 (en) | Electronic timepiece | |
JP2018159677A (ja) | 電子時計 | |
US8066428B2 (en) | Stop watch including a time indicator | |
JP6668873B2 (ja) | 電子時計 | |
JP2016003877A (ja) | モーター制御回路、電子時計、およびモーター制御方法 | |
JP2021196264A (ja) | 電子時計、及び、方位計の補正方法 | |
CN111552169B (zh) | 电子钟表 | |
JP6519250B2 (ja) | スイッチ装置および電子時計 | |
US11525700B2 (en) | Electronic timepiece | |
US9606508B2 (en) | Electronic timepiece and method for correcting calendar of electronic timepiece | |
JP6011142B2 (ja) | 電子方位計 | |
JP5556521B2 (ja) | 電子方位計および電子方位計の制御方法 | |
JP2011027516A (ja) | 電子式方位計 | |
JP2004004129A (ja) | 電子時計 | |
JP2016044982A (ja) | 電子装置 | |
CN112859572B (zh) | 指针驱动装置、电子表、指针驱动方法以及记录介质 | |
JP2008180673A (ja) | 方位センサおよび電子機器 | |
US20220163927A1 (en) | Electronic watch | |
JP2010210454A (ja) | 針位置補正装置およびアナログ電子時計 | |
JP6651869B2 (ja) | 電子時計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6838453 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |