JP2018154983A - 機械式駐車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入庫部への車両の乗り入れ前に、入庫準備の対象車種か否かを判断可能にする。【解決手段】 機械式駐車装置1は、建屋2内に備えた入庫部3と、入庫部3に連通して設けられた入庫口4と、操作盤6と、入庫部3内に設けられたプロジェクタ9と、制御器15と、記憶部16とを備える。記憶部16は、普通車用の青色の視覚情報10と、ハイルーフ車用の赤色の視覚情報11を記憶している。制御器15は、操作盤6での入庫操作の際、普通車が指定された場合は、記憶部16から普通車用の視覚情報10を取り出し、ハイルーフ車が指定された場合は、記憶部16からハイルーフ車用の視覚情報11を取り出して、プロジェクタ9からパレット7の上面に投影させる。これにより、入庫部3で入庫準備が整えられて入庫口4の扉5が開いた時点で、パレット7に投影された色を基に、入庫準備の対象が普通車かハイルーフ車かが判断できる。【選択図】図1

Description

本発明は、車種混載型の機械式駐車装置に関するものである。
機械式駐車装置は、建屋の内部に、利用者が車両を乗り入れる入庫部を備え、建屋の壁面には入庫部に連通する入庫口が設けられている形式のものがある。入庫口には、開閉式の扉が設けられている。また、建屋の外側における入庫口の付近には、操作盤が設けられている。
機械式駐車装置は、操作盤で入庫操作が行われると、入庫処理を開始する。
入庫処理では、機械式駐車装置は、先ず、入庫部に搬送装置を配置して入庫準備を整える。この搬送装置は、車両を、パレットのような搬器と共に、あるいは、車両のみで、入庫部から格納棚のような格納場所へ搬送する機能を備えた装置である。
次に、機械式駐車装置は、入庫部における入庫準備が整った状態で、入庫口の扉を開く。この状態で、利用者は、車両を入庫口から入庫部に乗り入れて、搬送装置の上に車両を停止させる。
次いで、利用者が車両から降りて入庫部から退出した後、操作盤で扉閉の操作が行われると、機械式駐車装置は、検知器などで入出庫部内に人が検知されないことを確認した後、入庫口の扉を閉じる。その後、機械式駐車装置は、搬送装置を運転して、入庫された車両を入庫部から格納場所へ搬送して格納するようにしてある。
なお、機械式駐車装置は、建屋の形式や、建屋内部における車両の搬送方式、格納方式などに応じて、入庫口を備える入庫部と、出庫口を備える出庫部とが別々に備えられる構成の場合のほかに、入庫部が出庫部と共用の入出庫部とされる構成や、入庫口が出庫口と共用の入出庫口とされる構成の場合もある。
また、機械式駐車装置としては、車種混載型のものが知られている。
車種混載型の機械式駐車装置は、格納する車両について、車高を基準として、車高の低い方から順に普通車とハイルーフ車という2区分の車種を設定して、建屋内に、各車種の車高に対応する上下方向寸法の格納場所を備えた構成とされている(たとえば、特許文献1参照)。
車種混載型の機械式駐車装置としては、普通車とハイルーフ車の中間の車高を有するミドルルーフ車を更に加えた3区分の車種が設定されたものもある。
この種の車種混載型の機械式駐車装置では、操作盤で入庫操作を行うときに、入庫する車両の車高に対応して、前記車種を指定する操作も行われる。これにより、入庫する車両は、指定された車種に関連付けられた格納場所へ格納される。
なお、車種混載型の機械式駐車装置は、入庫部に、車種ごとに設定された上限高さを検知領域とする検知手段を備えた構成として、入庫部に入庫された車両について、入庫操作で指定された車種の上限高さよりも上方に突出する部分がないことを確認するようにしてある。
車種混載型の機械式駐車装置は、一時貸し駐車場として運用されることがある。その場合は、通常、管理者が、操作盤で一時利用者の車両の車高に対応した車種を指定する入庫操作を行うようにしている。
特開2001−262854号公報
ところが、車種混載型の機械式駐車装置にて、管理者が操作盤で一時利用者のための入庫操作を行うときには、思い違いや操作ミスにより、入庫する車両の車高に対応する車種とは異なる車種を間違えて指定した入庫操作を行う可能性がある。
特に、入庫操作での間違いが、入庫する車両の車高よりも低い車高の車種を指定する間違いであった場合は、以下のような事態が生じる。
たとえば、具体的な例として、車種混載型の機械式駐車装置は、入庫部と格納場所との間での車両の搬送を、搬器としてのパレットに載置した状態で行う方式とする。また、入庫する車両が、対応する車種はハイルーフ車であるのに対し、操作盤での入庫操作では、普通車の指定が行われた場合を想定する。
この場合、操作盤における入庫操作自体には問題がないので、車種混載型の機械式駐車装置は、入庫操作での普通車の指定に応じて、普通車用の格納場所に関連付けられたパレットと搬送装置を入庫部に配置して入庫準備を整え、その後、入庫口の扉を開く。
なお、車種混載型の機械式駐車装置では、格納場所は車種ごとに分けられているとしても、格納場所に格納されるパレットは、共通の形式のものが用いられている。そのため、入庫準備が整えられた入庫部は、管理者が外部から入庫口を通して見ただけでは、パレットがどの車種用の格納棚に関連付けられたものかという判断や、入庫準備がどの車種に関連付けられて行われたものかという判断を行うことができない。
この状態で、一時利用者は、車両を入庫口から入庫部に乗り入れてパレット上に停止させる。その後、一時利用者は、入庫部の外へ退出する。
しかし、車種混載型の機械式駐車装置では、入庫部に備えた検知手段によって、入庫された車両が普通車用の格納棚に格納可能な車高以下ではないことが検知されるため、操作盤の操作により入庫口の扉を閉じて以降の入庫処理を継続しようとしても、それ以降の入庫処理が進行しない。
よって、その時点で入庫処理が進行しない原因を探ることで、入庫操作時における車種の指定の間違いに気付くというのが実情である。
この場合、操作盤で適正な車種を指定した入庫操作を改めて行うためには、入庫部に入庫している車両に一時利用者が再び乗り込んで、後進によって入庫口から外部に一旦退出する処理を行わなければならない。そのため、入庫処理の再開や、機械式駐車装置の利用の再開までに手間と時間を要してしまう。
そこで、本発明は、車両の入庫処理を行う際、入庫部への車両の乗り入れを行う以前に、入庫処理の対象となっている車種ごとに異なる視覚情報を明示することができる機械式駐車装置を提供しようとするものである。
本発明は、前記課題を解決するために、建屋と、前記建屋の内部に設けられた入庫部と、前記入庫部に連通して設けられた入庫口と、を備えた機械式駐車装置であって、車種の指定を含む入庫操作を行う操作盤と、入庫部の内部と入庫口が設けられている前記建屋の壁面の少なくとも一方に投影を行う投影手段と、制御器と、車種ごとに異なる視覚情報のデータを記憶した記憶部と、を備え、前記制御器は、前記操作盤より入庫操作の信号を受け取ると、前記投影手段に、前記記憶部に記憶されている視覚情報のデータのうち、前記入庫操作で指定された車種に応じた視覚情報を投影する指令を与える機能を備えた構成を有する機械式駐車装置とする。
前記投影手段は、前記入庫部の内部に配置されたパレットの上面に前記視覚情報を投影する機能を備えた構成としてある。
前記記憶部は、前記車種ごとに異なる視覚情報として、車種ごとに異なる色を有する画像を記憶した構成としてある。
本発明の機械式駐車装置によれば、車両の入庫処理を行う際、入庫部へ車両を乗り入れる前に、入庫処理の対象となっている車種ごとに異なる視覚情報を明示することができる。
機械式駐車装置の第1実施形態を示すもので、入庫部の概略切断平面図である。 入庫部の概略切断正面図である。 入庫部の概略切断側面図である。 入庫部内に明示する視覚情報の例を示す概要図である。 入庫部内に明示する視覚情報の別の例を示す概要図である。 入庫部内に明示する視覚情報の更に別の例を示す概要図である。 第1実施形態の第1変形例を示す図である。 第1実施形態の第2変形例を示す図である。 機械式駐車装置の第2実施形態を示すもので、入庫口の概略切断側面図である。 入庫口に明示する視覚情報の例を示す概要図である。 入庫口に明示する視覚情報の別の例を示す概要図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1乃至図6(a)(b)は、機械式駐車装置の第1実施形態として、本発明を、格納する車両について普通車とハイルーフ車という2区分の車種が設定された機械式駐車装置に適用した例を示すものである。
図1は、機械式駐車装置の第1実施形態を示すもので、建屋における入庫部の位置での概略切断平面図である。図2は入庫部の概略切断正面図である。図3は入庫部の概略切断側面図である。
図4は、入庫部内に明示する視覚情報の一例を示すもので、図4(a)は、入庫操作で普通車が指定された場合の視覚情報を示す概要図、図4(b)は、入庫操作でハイルーフ車が指定された場合の視覚情報を示す概要図である。
図5は、入庫部内に明示する視覚情報の別の例を示すもので、図5(a)は、入庫操作で普通車が指定された場合の視覚情報を示す概要図、図5(b)は、入庫操作でハイルーフ車が指定された場合の視覚情報を示す概要図である。
図6は、入庫部内に明示する視覚情報の更に別の例を示すもので、図6(a)は、入庫操作で普通車が指定された場合の視覚情報を示す概要図、図6(b)は、入庫操作でハイルーフ車が指定された場合の視覚情報を示す概要図である。
本実施形態の機械式駐車装置は、図1、図2、図3に符号1で示すもので、建屋2と、建屋2の内部に設けられた入庫部3と、建屋2の壁面2aに入庫部3に連通するように設けられた入庫口4とを備えた構成とされている。
入庫口4には、開閉式の扉5が設けられている。図1、図3は、いずれも扉5が開放された状態を示している。なお、扉5は、図1、図3では、平板状の部材が昇降動作する形式のものを例示したが、入庫口4を開閉する機能を備えていれば、扉5は、平板状の部材が横方向に移動する形式のものや、シャッター形式のものなど、図示した以外の任意の形式のものであってもよいことは勿論である。
なお、建屋2の形式や、建屋2内部における車両Xの搬送方式、格納方式などに応じて、入庫口4を備える入庫部3は、出庫口を備える出庫部とは別に備えられていてもよいし、あるいは、入庫部3は出庫部と共用の入出庫部とされ、入庫口4は出庫口と共用の入出庫口とされていてもよい。
建屋2の壁面2aにおける入庫口4の付近には、入庫操作と車種を指定する操作を一緒に行うための操作盤6が設けられている。
ここで、説明の便宜上、建屋2にて入庫口4が設けられている壁面2aの側(図1では下側)は、本実施形態の機械式駐車装置1における前といい、その逆方向の入庫口4から離反した側は、本実施形態の機械式駐車装置1における後という。また、前から後を見た状態での左手側を、本実施形態の機械式駐車装置1における左といい、その逆方向となる右手側を、本実施形態の機械式駐車装置1における右という。
本実施形態の機械式駐車装置1は、建屋2内に、入庫部3と図示しない格納棚のような格納場所との間で車両Xを搬送する搬送装置(図示せず)を備えている。本実施形態では、搬送装置は、車両Xをパレット7に載置した状態で搬送する形式のものとしてある。したがって、本実施形態の機械式駐車装置1は、入庫部3で入庫準備が整うと、図1、図2、図3に示すように、入庫部3の床面8に、パレット7が配置された状態となる。
本実施形態の機械式駐車装置1は、更に、入庫部3の床面8に向けて視覚情報10,11を投影する投影手段としてのプロジェクタ9を備えている。
プロジェクタ9は、たとえば、入庫部3の後側壁12に設置されている。この際、プロジェクタ9の設置位置と姿勢は、プロジェクタ9より投影する視覚情報10,11が、入庫部3の後側壁12側に設けられている入庫案内鏡13および停車位置指示器14と干渉せずに床面8に到達するよう設定されている。更に、プロジェクタ9の設置位置と姿勢は、利用者(図示せず)が車両Xを運転して入庫口4から入庫部3へ乗り入れて、パレット7上へ停止させる操作を行うときに、プロジェクタ9より投影される光が利用者の眼に直接入らないように設定されることが、より好ましい。
プロジェクタ9には、制御器15が接続されている。制御器15は、記憶部16を備えている。記憶部16は、制御器15に内蔵されていてもよいし、制御器15の外部に設けられて制御器15に接続された構成であってもよいし、制御器15に対しコネクタを介し着脱可能な構成とされていてもよい。
記憶部16は、本実施形態の機械式駐車装置1に設定されている複数の車種、すなわち、普通車とハイルーフ車について、相異なる視覚情報10,11のデータを記憶する機能を備えている。
記憶部16が記憶する普通車用の視覚情報10は、たとえば、図4(a)に示すように、設定された色、たとえば青色で、且つプロジェクタ9からパレット7の上面に対し投影した状態のときに、パレット7の平面形状に応じたサイズの矩形となる画像とされている。
また、記憶部16が記憶するハイルーフ車用の視覚情報11は、たとえば、図4(b)に示すように、普通車用の視覚情報10の色とは異なるように設定された色、たとえば赤色で、且つプロジェクタ9からパレット7の上面に対し投影した状態のときに、パレット7の平面形状に応じたサイズの矩形となる画像とされている。
前記のように普通車用の視覚情報10とハイルーフ車用の視覚情報11をパレット7の上面に投影する画像としたのは、パレット7は、入庫処理を行うときに注視されるものであり、よって、車種ごとに異なる視覚情報10,11を投影して明示する領域として好適であると考えられるためである。
制御器15は、操作盤6で入庫操作が行われると、入庫操作が行われたという情報と、入庫操作で指定された車種が普通車とハイルーフ車のいずれであるかという情報とを含む信号17を受け取る機能を備えている。
更に、制御器15は、前記信号17を受け取ると、信号17に含まれている情報を基に、入庫操作で指定された車種が普通車の場合は、図4(a)に示すように、記憶部16から普通車用の視覚情報10のデータを取り出して、プロジェクタ9に投影する画像の指令として与える機能と、入庫操作で指定された車種がハイルーフ車の場合は、図4(b)に示すように、記憶部16からハイルーフ車用の視覚情報11のデータを取り出して、プロジェクタ9に投影する画像の指令として与える機能を備えている。
これにより、本実施形態の機械式駐車装置1では、操作盤6で入庫操作が行われると共に、入庫操作で普通車が指定された場合は、図4(a)に示すように、制御器15からの指令に従って、プロジェクタ9による普通車用の視覚情報10の投影が開始される。よって、入庫部3では、入庫準備が整った状態で床面8に配置されたパレット7が、普通車用の視覚情報10に応じて青色の光で明示された状態になる。
一方、操作盤6で入庫操作が行われると共に、入庫操作でハイルーフ車が指定された場合は、図4(b)に示すように、制御器15からの指令に従って、プロジェクタ9によるハイルーフ車用の視覚情報11の投影が開始される。よって、入庫部3では、入庫準備が整った状態で床面8に配置されたパレット7が、ハイルーフ車用の視覚情報11に応じて赤色の光で明示された状態になる。
なお、本実施形態の機械式駐車装置1は、前記したプロジェクタ9による視覚情報10,11の投影以外は、操作盤6における入庫操作に伴い開始される入庫の処理として、既存の機械式駐車装置と同様の入庫処理を行う機能を備えている。すなわち、本実施形態の機械式駐車装置1は、操作盤6で入庫操作が行われると、入庫部3にて入庫準備を整えた状態としてから、入庫口4の扉5を開く。この際、入庫操作で普通車が指定された場合は、普通車用の格納場所に関連付けられたパレット7が入庫部3に配置され、入庫操作でハイルーフ車が指定された場合は、ハイルーフ車用の格納場所に関連付けられたパレット7が入庫部3に配置される。この状態で、本実施形態の機械式駐車装置1では、利用者が、車両Xを入庫口4から入庫部3へ乗り入れてパレット7上に止めることができる。その後、利用者が建屋2の外部へ退出してから、操作盤6にて扉5を閉める操作が行われると、本実施形態の機械式駐車装置1は、入庫口4の扉5を閉じた後、図示しない搬送装置により、車両Xを、パレット7ごと入庫部3から、パレット7が関連付けられている格納場所へ搬送して格納する処理を行うものとしてある。
制御器15は、車両Xの入庫部3への入庫が行われた後、入庫口4の扉5が閉じられると、プロジェクタ9へ投影を停止する指令を与える機能を備えている。
以上の構成としてある本実施形態の機械式駐車装置1は、一時貸し駐車場として使用する場合、図示しない管理者が、操作盤6で一時利用者の車両Xの車高に対応して普通車またはハイルーフ車の車種を指定する入庫操作を行う。
この入庫操作により普通車が指定された場合、本実施形態の機械式駐車装置1は、普通車用の格納場所に関連付けられたパレットを図示しない搬送装置で入庫部3に配置して入庫準備を整える。更に、入庫部3では、図4(a)に示すように、制御器15からの指令により、プロジェクタ9による普通車用の視覚情報10の投影を開始する。これにより、入庫部3に配置されたパレット7は、普通車用の視覚情報10の投影により全面が青色に照らされた状態になる。
したがって、この状態で、入庫口4の扉5が開くと、入庫口4の外側にいる管理者は、入庫口4を通して、入庫部3の床面に配置されているパレット7が青色に照らされていることを視認することができる。更に、管理者は、パレット7が青色であることに基づいて、入庫部3に配置されているパレット7が、普通車用の格納場所に関連付けられたパレット7であることを確認することができる。
一方、入庫操作によりハイルーフ車が指定された場合、本実施形態の機械式駐車装置1は、ハイルーフ車用の格納場所に関連付けられたパレットを図示しない搬送装置で入庫部3に配置して入庫準備を整える。更に、入庫部3では、図4(b)に示すように、制御器15からの指令により、プロジェクタ9によるハイルーフ車用の視覚情報11の投影を開始する。これにより、入庫部3に配置されたパレット7は、ハイルーフ車用の視覚情報11の投影により全面が赤色に照らされた状態になる。
したがって、この状態で、入庫口4の扉5が開くと、入庫口4の外側にいる管理者は、入庫口4を通して、入庫部3の床面に配置されているパレット7が赤色に照らされていることを視認することができる。更に、管理者は、パレット7が赤色であることに基づいて、入庫部3に配置されているパレット7が、ハイルーフ車用の格納場所に関連付けられたパレット7であることを確認することができる。
このように、本実施形態の機械式駐車装置1によれば、操作盤6による入庫の操作の後、入庫口4の扉5が開くときには、入庫部3に配置されているパレット7に対し、入庫操作時に指定された車種が普通車の場合は、普通車用の視覚情報10である青色の画像を投影して明示することができ、入庫操作時に指定された車種がハイルーフ車の場合は、ハイルーフ車用の視覚情報11である赤色の画像を投影して明示することができる。
このため、管理者は、入庫部3への車両Xの乗り入れを行う以前に、入庫部に配置されているパレット7に投影されている光の色が青色か、赤色かという情報を基に、入庫部3に配置されているパレット7が、普通車の格納場所に関連付けられたものか、あるいは、ハイルーフ車用の格納場所に関連付けられたものかを容易に判断することができる。
よって、管理者は、操作盤6での入庫操作を行う際に、入庫する車両Xの車高に対応する車種とは異なる車種を間違えて指定したとしても、入庫口4の扉5が開いて入庫部3の内部が視認可能になった時点で、車種の指定の間違いに気付くことができる。
したがって、本実施形態の機械式駐車装置1では、操作盤6での入庫操作時に車種の指定を間違えたとしても、入庫部3への車両Xの乗り入れを行う前に、適正な車種を指定した入庫処理を速やかに再開することができる。
ところで、本実施形態の機械式駐車装置1は、契約利用者の使用に供するようにしてもよい。
一般に、車種混載型の機械式駐車装置を契約利用者が使用する場合、契約利用者は、自分の車両の車種に応じた車種を指定して利用契約を結ぶようにしてある。したがって、契約利用者が操作盤で暗証番号(IDコード)を入力して入庫操作を行うと、その入庫操作は、車種の指定を含む入庫操作となる。
また、車種混載型の機械式駐車装置では、たとえば、ハイルーフ車の車両について利用契約を結んでいる契約利用者が、入庫を行うために操作盤で自分の暗証番号(IDコード)を入力して入庫操作を行うときに、暗証番号の入力ミスにより、普通車の車両について利用契約を結んでいる他の契約利用者の暗証番号を押してしまう可能性がある。
このような間違いが生じた場合、本実施形態の機械式駐車装置1では、入庫部3の入庫準備が整って入庫口4が開いた時点で、契約利用者は、普段ハイルーフ車の車両Xを入庫部3に乗り入れるときにはパレット7が赤色で照らされているのに対し、パレット7が青色で照らされていることに気づくことができる。よって、契約利用者は車両Xの入庫部への乗り入れを行う前に、操作の間違いや問題が生じていることが分かるため、入庫処理を中止した後、操作盤6での入庫操作を暗証番号を確認しながら再度操作するというような処理を促すことができる。
よって、この場合も、適正な車種を指定した入庫処理を速やかに再開することが可能になる。
ところで、入庫部3に配置されているパレット7が、普通車用とハイルーフ車用のいずれの格納場所に関連付けられたものかを判別可能とするための手法としては、普通車用の格納場所に関連付けられたパレット7と、ハイルーフ車用の格納場所に関連付けられたパレット7とを、異なる色のペイントで塗装したり、異なる色のマークを付すことが考えられる。しかし、この手法の場合は、機械式駐車装置の構築時や、パレット7の取り外しや交換を伴うようなメンテナンス時に、普通車用とハイルーフ車用の2種類のパレット7を取り扱う必要が生じるため、作業の手間が嵩み、更には、パレット7の管理を厳密に行う必要が生じてしまう。
これに対し、本実施形態の機械式駐車装置1は、入庫部3に配置されているパレット7が、普通車用とハイルーフ車用のいずれの格納場所に関連付けられたものかを判別可能とする場合であっても、パレット7自体には加工や変更を加える必要はないため、普通車用とハイルーフ車用で共通の形式のパレット7を用いることができ、よって、パレット7の管理を容易なものとすることができる。
なお、前記第1実施形態では、記憶部16に記憶させておいて、入庫操作で指定される車種に応じてプロジェクタ9より入庫部3の床面8に投影する視覚情報10,11としては、図4(a)(b)に示したように、プロジェクタ9からパレット7の上面に対し投影した状態のときに、パレット7の平面形状に応じたサイズの矩形となる画像を例示した。
これに対し、図5(a)に示すように、普通車用の視覚情報10aは、設定された色、たとえば、青色で、且つプロジェクタ9から入庫部3の床面8に対し投影した状態のときに、パレット7の左右両側に沿う位置で前後方向に延びる帯状の画像であってもよい。
同様に、図5(b)に示すように、ハイルーフ車用の視覚情報11aは、普通車用の視覚情報10の色とは異なるように設定された色、たとえば、赤色で、且つプロジェクタ9から入庫部3の床面8に対し投影した状態のときに、パレット7の左右両側に沿う位置で前後方向に延びる帯状の画像であってもよい。
図5(a)(b)に示した視覚情報10a,11aの画像は、パレット7上に車両Xを乗り入れる方向に延びており、しかも、パレット7上に車両Xを乗り入れるときには、車両Xの車体に直接投影されないか、あるいは投影されるとしても車体の左右両側部に限定されるので、車両Xをパレット7に乗り入れるときの目安として利用することもできる。
また、プロジェクタ9より視覚情報10a,10bを投影する光が、パレット7上へ車両Xを乗り入れて停止させる操作を行う利用者の眼に直接入り難くすることができる。
また、図6(a)に示すように、普通車用の視覚情報10bは、パレット7の上面や、パレット7の周囲の床面8に、普通車として格納可能な車高や車長の寸法を表示する画像であってもよい。更に、普通車として一般的に認識されやすいセダン型のイラストを併せて表示したり、普通車の代表的な車名を併せて表示したりしてもよい。
同様に、図6(b)に示すように、ハイルーフ車用の視覚情報11bは、パレット7の上面や、パレット7の周囲の床面8に、ハイルーフ車として格納可能な車高や車長の寸法を表示する画像であってもよい。更に、ハイルーフ車として一般的に認識されやすいワンボックス型のイラストを併せて表示したり、普通車の代表的な車名を併せて表示したりしてもよい。
更には、第1実施形態の機械式駐車装置1では、普通車とハイルーフ車の車種ごとに異なる色、形状、文字などを表示する画像であれば、普通車用の視覚情報とハイルーフ車用の視覚情報としては、図4(a)(b)、図5(a)(b)、図6(a)(b)に示した以外の任意の画像を採用してもよいことは勿論である。
このように、図5(a)(b)に示した車種ごとの視覚情報10a,11a、図6(a)(b)に示した車種ごとの視覚情報10b,11b、更には、車種ごとに識別可能なその他の視覚情報を採用する場合であっても、第1実施形態と同様に使用して同様の効果を得ることができる。
[第1実施形態の変形例]
前記第1実施形態では、プロジェクタ9は、入庫部3における後側壁12に設けた構成を示したが、入庫部3におけるプロジェクタ9の配置は、図7、図8に示す変形例のような配置としてもよい。
図7は、第1実施形態の第1変形例を示すもので、入庫部の概略切断正面図である。
図8は、第1実施形態の第2変形例を示すもので、入庫部の概略切断側面図である。
なお、図7、図8において、第1実施形態と同一のものには同一符号を付して、その説明を省略する。
図7に示す第1変形例は、第1実施形態と同様の構成において、プロジェクタ9を入庫部3の後側壁12に設ける構成に代えて、プロジェクタ9を、入庫部3の左側壁18と右側壁19の双方に設ける構成としたものである。
本変形例では、プロジェクタ9が2台となる。この場合、各プロジェクタ9は、入庫部3の床面8やパレット7の上面に向けて、図4(a)、図5(a)、図6(a)に示したような普通車用の視覚情報10,10a,10b、および、図4(b)、図5(b)、図6(b)に示したようなハイルーフ車用の視覚情報11,11a,11bを、左半分と右半分に分けて投影するようにすればよい。また、各プロジェクタ9からは、入庫部3の床面8やパレット7の上面に向けて、普通車用の視覚情報10,10a,10bと、ハイルーフ車用の視覚情報11,11a,11bを、個別に投影するようしてもよいし、画像が重なるように投影するようにしてもよい。
また、図示しないが、本変形例の応用として、プロジェクタ9は、入庫部3の左側壁18と右側壁19のいずれか一方のみに設ける構成としてもよい。
以上の構成としてある本変形例は、第1実施形態と同様に使用して同様の効果を得ることができる。更に、本変形例では、パレット7上へ車両Xを乗り入れて停止させる操作を行う利用者に対して、対向する方向から視覚情報10,10a,10bや視覚情報11,11a,11bが投影されることがなくなるので、車両Xを運転中の利用者がまぶしさを感じ難くする効果が期待できる。
図8に示す第2変形例は、第1実施形態と同様の構成において、プロジェクタ9を入庫部3の後側壁12に設ける構成に代えて、プロジェクタ9を、入庫部3の天井部20に設ける構成としたものである。
本変形例では、プロジェクタ9からは、入庫部3の床面8やパレット7の上面に向けて、図4(a)、図5(a)、図6(a)に示したような普通車用の視覚情報10,10a,10b、および、図4(b)、図5(b)、図6(b)に示したようなハイルーフ車用の視覚情報11,11a,11bを投影すればよい。
以上の構成としてある本変形例は、第1実施形態と同様に使用して同様の効果を得ることができる。更に、本変形例でも、パレット7上へ車両Xを乗り入れて停止させる操作を行う利用者に対して、対向する方向から視覚情報10,10a,10bや視覚情報11,11a,11bが投影されることがなくなるので、車両Xを運転中の利用者がまぶしさを感じ難くする効果が期待できる。
なお、図示しないが、プロジェクタ9は、入庫部3の床面8やパレット7の上面に向けて普通車用の視覚情報10,10a,10b、および、ハイルーフ車用の視覚情報11,11a,11bを投影することができれば、入庫部3における図示した以外の個所に設けるようにしてもよいことは勿論である。
[第2実施形態]
図9は機械式駐車装置の第2実施形態を示すもので、建屋における入庫部の入庫口付近の概略切断側面図である。図10は建屋の入庫口付近の概略正面図である。
なお、図9、図10において、第1実施形態と同一のものには同一符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態の機械式駐車装置1は、第1実施形態と同様の構成において、入庫部3の床面8に向けて視覚情報10,11を投影するプロジェクタ9を備える構成に代えて、建屋2の壁面2aにおける入庫口4が設けられている部分に向けて視覚情報10c,11cを投影するプロジェクタ9を備える構成としたものである。
本実施形態では、プロジェクタ9は、たとえば、入庫口4の上方の壁面2aに備えられている庇21の下側に設置されている。
更に、本実施形態では、記憶部16が記憶する普通車用の視覚情報10cは、たとえば、図10(a)に示すように、設定された色、たとえば青色で、且つプロジェクタ9から建屋2の壁面2aに対し投影した状態のときに、入庫口4の上側と左右両側を囲む門型の画像とされている。
また、記憶部16が記憶するハイルーフ車用の視覚情報11cは、たとえば、図10(b)に示すように、普通車用の視覚情報10cの色とは異なるように設定された色、たとえば赤色で、且つプロジェクタ9から建屋2の壁面2aに対し投影した状態のときに、入庫口4の上側と左右両側を囲む門型の画像とされている。
以上の構成としてある本実施形態の機械式駐車装置1では、操作盤6で入庫操作が行われると共に、入庫操作で普通車が指定された場合は、図10(a)に示すように、プロジェクタ9による普通車用の視覚情報10cの投影が開始される。よって、入庫口4の周辺が、普通車用の視覚情報10cに応じて青色の光で明示された状態になる。
一方、操作盤6で入庫操作が行われると共に、入庫操作でハイルーフ車が指定された場合は、図10(b)に示すように、プロジェクタ9によるハイルーフ車用の視覚情報11cの投影が開始される。よって、入庫口4の周辺が、ハイルーフ車用の視覚情報11cに応じて赤色の光で明示された状態になる。
したがって、本実施形態の機械式駐車装置1によれば、操作盤6による入庫の操作の後、管理者や契約利用者は、入庫部3への車両Xの乗り入れを行う以前に、入庫口4の周囲に投影されている光の色が青色か、赤色かという情報を基に、入庫準備が整った入庫部3に配置されているパレット7が、普通車の格納場所に関連付けられたものか、あるいは、ハイルーフ車用の格納場所に関連付けられたものかを判断することができる。
よって、本実施形態の機械式駐車装置1によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。更に、本実施形態では、管理者や契約利用者は、入庫口4の扉が開く以前に、入庫操作における車種の指定の間違いに気付くことができるため、適正な車種を指定した入庫処理をより速やかに再開することができる。
なお、前記第2実施形態では、記憶部16に記憶させておいて、入庫操作で指定される車種に応じてプロジェクタ9より建屋2の壁面2aに投影する視覚情報10c,11cとしては、図10(a)(b)に示したように、入庫口4の上側と左右両側を囲む門型の画像を例示した。
これに対し、図11(a)に示すように、普通車用の視覚情報10dは、設定された色、たとえば、青色で、且つプロジェクタ9から建屋2の壁面2aに対し投影した状態のときに、入庫口4の扉5の形状に応じたサイズの矩形となる画像であってもよい。
同様に、図11(b)に示すように、ハイルーフ車用の視覚情報11dは、普通車用の視覚情報10dの色とは異なるように設定された色、たとえば、赤色で、且つプロジェクタ9から建屋2の壁面2aに対し投影した状態のときに、入庫口4の扉5の形状に応じたサイズの矩形となる画像であってもよい。
また、第2実施形態の機械式駐車装置1では、図10(a)(b)に示した視覚情報10c,11cと図11(a)(b)に示した視覚情報10d,11dとを併用してもよく、更には、普通車とハイルーフ車の車種ごとに異なる色、形状、文字などを表示する画像であれば、普通車用の視覚情報としては、図10(a)(b)、図11(a)(b)に示した以外の任意の画像を採用してもよいことは勿論である。
このように、図11(a)(b)に示した車種ごとの視覚情報10d,11d、更には、車種ごとに識別可能なその他の視覚情報を採用する場合であっても、第2実施形態と同様に使用して同様の効果を得ることができる。
なお、図示しないが、プロジェクタ9は、入庫口4の周囲や扉5に向けて普通車用の視覚情報10c,10d、および、ハイルーフ車用の視覚情報11c,11dを投影することができれば、プロジェクタの数や配置は任意に設定してもよいことは勿論である。
また、本発明は、前記各実施形態のみに限定されるものではない。
たとえば、入庫部3の内部における車種別の視覚情報10,10a,10bおよび視覚情報11,11a,11bの投影と、建屋2の壁面2aにおける入庫口4が設けられている部分に向けての車種別の視覚情報10c,10dおよび視覚情報11c,11dの投影とを併用してもよい。
入庫部3では、車種別の視覚情報の投影は、床面8のみならず後側壁12や左右の側壁18,19に投影するようにしてもよい。
本発明は、建屋2内に入庫時に車両Xを乗り入れる入庫部3を備え、更に、入庫口4と、扉5を備える形式の機械式駐車装置であれば、エレベータ方式、平面往復方式、水平循環方式、多層循環方式などの様々な方式の機械式駐車装置に適用してよい。
更に、本発明は、図示しない搬送装置により、入庫部3と図示しない格納場所との間でパレットを使用せずに車両Xのみを搬送する形式の機械式駐車装置に適用してもよい。
本発明の機械式駐車装置は、入庫部3と入庫口4が設けられる階は、建屋2の下部に限られるものではなく、建屋2の上下方向の中間部に入庫部3と入庫口4が設けられていてもよい。更に、たとえば、地下式の機械式駐車装置の場合は、地下に構築された建屋の上部に入庫部3と入庫口4が設けられていてもよい。
投影手段は、車種別の視覚情報10,10a〜10dと視覚情報11,11a〜11dを目的とする位置に投影することができれば、プロジェクタ以外の任意の形式の投影手段を採用してもよく、投影手段の数や配置は任意に設定してよい。
制御器15は、搬送装置の制御や、入庫口4の扉5の開閉の制御など、既存の機械式駐車装置と同様の入庫処理や、出庫処理を行うために機械式駐車装置に備えられている図示しない制御装置に組み込まれていてもよい。
本発明は、車高を基準として、普通車とミドルルーフ車とハイルーフ車とによる3区分の車種、あるいは、車高を基準として4区分以上の車種が設定された形式の車種混載型の機械式駐車装置に適用してもよい。また、本発明は、車長や車幅を基準として普通車と大型車というような複数の区分の車種が設定された機械式駐車装置に適用してもよい。更に、本発明は、一部の格納場所やパレットに充電手段を備えて、電気自動車などの充電可能な車両と、それ以外の車両とによって区分される車種が設定された機械式駐車装置に適用してもよい。更には、本発明は、車高と、車長および車幅と、充電機能の有無とを組み合わせた区分により複数の車種が設定された機械式駐車装置に適用してもよい。いずれの場合も、本発明では、プロジェクタなどの投影手段から、設定された車種ごとに異なる視覚情報を投影するようにすればよい。
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
2 建屋
3 入庫部
4 入庫口
6 操作盤
7 パレット
9 プロジェクタ(投影手段)
10,10a,10b,10c,10d 普通車用の視覚情報(視覚情報)
11,11a,11b,11c,11d ハイルーフ車用の視覚情報(視覚情報)
15 制御器
16 記憶部
17 信号

Claims (3)

  1. 建屋と、前記建屋の内部に設けられた入庫部と、前記入庫部に連通して設けられた入庫口と、を備えた機械式駐車装置であって、
    車種の指定を含む入庫操作を行う操作盤と、
    入庫部の内部と入庫口が設けられている前記建屋の壁面の少なくとも一方に投影を行う投影手段と、
    制御器と、
    車種ごとに異なる視覚情報のデータを記憶した記憶部と、を備え、
    前記制御器は、前記操作盤より入庫操作の信号を受け取ると、前記投影手段に、前記記憶部に記憶されている視覚情報のデータのうち、前記入庫操作で指定された車種に応じた視覚情報を投影する指令を与える機能を備えること
    を特徴とする機械式駐車装置。
  2. 前記投影手段は、前記入庫部の内部に配置されたパレットの上面に前記視覚情報を投影する機能を備えた
    請求項1記載の機械式駐車装置。
  3. 前記記憶部は、前記車種ごとに異なる視覚情報として、車種ごとに異なる色を有する画像を記憶した
    請求項1または2記載の機械式駐車装置。
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