JP2018154378A - 易注出袋体及び包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納室を加圧した場合に注出口領域弱シール部を剥離して、両側弱シール部を効果的に保護する。【解決手段】袋体1は一対の基材フィルム8、8と、一対の基材フィルム8、8間に介在された帯状の易剥離性フィルム9とを備えている。易剥離性フィルム9は注出口領域弱シール部3と、注出口領域弱シール部の両端部に形成された一対の両側弱シール部5とを有する。収納室20側の周縁強シール部6に注出口領域弱シール部3側へ延びて、両側弱シール部5を保護する追加強シール部4が形成されている。【選択図】図2A

Description

本発明は、プラスチックフィルムにヒートシールを施して形成した袋体であって、かつ、当該袋体に設けた弱シール部を剥離させることによって、内容物を容易に注出することができ、輸送時に包装体が受ける圧力では弱シール部が剥離しにくいが、意図して弱シール部を剥離させようとする場合には容易に剥離させることができる袋体および包装体に関する。
従来、ヒートシール性を有するフィルムの周縁端部にヒートシールを施して形成した袋体内に内容物を収納してなる包装体を流通させることが広く行われており、内容物保存性の向上に寄与している。内容物を取り出す際は、袋体端部を鋏で切り取ったり、袋体の周縁ヒートシール部に設けられたノッチを起点として手で袋体を引き裂いたりするのが一般的である。
また、袋体上部に非シール部からなる上部ヒートシールパターンを設け、非シールの凸部を横断するように切り取って注出口とし、該非シール部から内容物を注出する袋体がある(特許文献1参照)。
このような袋体は、納豆のたれ、詰め替え用シャンプー、など多くの商品に液体容器として用いられている。しかしながら開封するため袋体を引き裂いたときに内容物が飛び出したり、内容物で手が汚れたりしてしまったり、内容物を注出しようとして開口部を下に向ける際に内容物が出てきて周囲を汚してしまったりするという問題がある。
また、強シール性フィルム間の仕切りシール部を含む領域に、易剥離層(弱シール層)を表裏に有するフィルム又は易剥離フィルム単体を介在させることにより易剥離シール部からなる仕切りシール部を形成し、この仕切りシール部により形成された複数の室を有する包装袋の考案がなされている。このような袋体の非加圧室を取り除いた袋体を製造すれば、袋体を引き裂くことなく、袋体を圧迫することによって内容物を注出することができる(特許文献2参照)。
しかしながら、このような袋体は弱シール部の剥離箇所と剥離方向が安定せず、内容物が出てくるまで注出方向が不明で、内容物を周囲に撒き散らしてしまうという問題がある。また、弱シール部からなる周縁シール部を有するため、製袋時のシール温度のばらつきによっては、最悪の場合、周縁シール部から内容物が出てくる危険性もある。
また、従来の弱シール部からなる仕切りシールを開通させる方法には、包装体を台の上に置いて袋を手で押し潰す方法と、胴部フィルムの仕切りシール部近傍両側を両手でつまんで剥離する方法の二通りがあり、前者は包装体を置く台を予め準備する必要がある。更に屋外で使い難い等、実使用時に簡便さを欠く場合が多く、後者は両手を用いる必要があると同時に指でつまむ胴部フィルムの位置が最適でないと非常に剥離し難くなるという問題がある。
このような問題は、包装体の加圧用収納室を手で握って仕切りシール部を剥離させることができる包装体が存在すれば解決する。しかしながら、手で握って仕切りシール部を剥離させようとする場合、仕切りシール部の剥離強度をかなり低く設計する必要があるが、そうすることによって輸送の振動によって仕切りシール部が剥離する危険性が高まるため、実施できていない。
更に、前記のいずれの袋体も、収納室を押さえつけて圧力を加えることによって仕切りシール部を剥離させ、使用することを前提としているが、このことは、内容物を充填した袋体同士を平積みして梱包し、輸送した場合に、輸送中の振動によって袋体に加えられる垂直方向の力とほぼ同じ力で仕切りシール部を剥離させるという仕組みである。使用者が仕切りシール部を剥離させ易くするために仕切りシール部の剥離強度を低く設定すると、輸送中に剥離シール部が剥離してしまう。その逆に、輸送中に仕切りシール部が剥離し難いようにするため仕切りシール部の剥離強度を高く設定すると、使用者が仕切りシール部を剥離させるのに大きな力が必要になるという問題がある。使用者が加える圧力が弱くても仕切りシール部を剥離させることができる包装体を提供するためには、包装体を1袋ずつ箱詰めにして流通させる必要があり、手間やコストが問題となっている。
特開平10−175646号公報 特開2004−42951号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、輸送中に加わる圧力では剥離しにくい弱シール部を有しながら、使用者は容易に弱シール部を剥離させることができ、かつ、内容物の注出位置と方向を確実に規制できる袋体、およびこの袋体を用いた包装体を提供することを目的とする。
本発明は、各々の内面に強シール層を有し、互いに重ね合わされた一対の基材フィルムと、前記一対の基材フィルム間に介在され、少なくとも一方の面に形成された弱シール層を有する易剥離性フィルムとを備え、収納室と、開封自在の注出口領域を含む袋体において、前記易剥離性フィルムは前記袋体のうち、少なくとも前記注出口領域を覆うとともに、前記袋体の一方の縁部から他方の縁部まで帯状に延び、前記易剥離性フィルムは前記注出口領域を形成する注出口領域弱シール部と、前記注出口領域弱シール部の両端部に形成された一対の両側弱シール部とを有するとともに、前記一対の基材フィルムは前記袋体の周縁部に形成された周縁強シール部を有し、前記周縁強シール部に、前記注出口領域弱シール部側へ延びる一対の追加強シール部を設けたことを特徴とする袋体である。
本発明は、各両側弱シール部は前記追加強シール部とともに、内容物を前記注出口領域弱シール部側へ案内する案内路を形成することを特徴とする袋体である。
本発明は、前記案内路は、内容物を前記注出口領域弱シール部側へ導く傾斜線を含むことを特徴とする袋体である。
本発明は、袋体と、前記袋体内に収納された内容物とを含むことを特徴とする包装体である。
以上のように本発明によれば、注出口領域弱シール部を容易に剥離して注出口領域を確実に開くことができる。
本発明に係る袋体は、周縁強シール部から注出口領域側へ延びる追加強シール部を設けたので両側弱シール部が剥離しにくい包装体を形成できる。
また、本発明に係る袋体は、前記対向する追加強シール部によって、内容物を注出口領域側へ案内する案内路を形成することができ、使用時に内容物が飛散しにくい包装体を形成できる。
また、本発明に係る袋体は、内容物の注出口領域を規制することができるため、注出口領域を下に向けた後に内容物を開放することができ、使用時に周囲を汚しにくい包装体を形成できる。
また、本発明に係る袋体は、前記追加強シール部と、前記両側弱シール部との位置関係が、対向する周縁強シール部間の距離を直径とする仮想円を収納室内に描き、当該仮想円を前記追加強シール部に接したとき、前記仮想円が両側弱シール部と接しない位置関係であるため、当該袋体に内容物を充填した包装体袋を平積みして梱包し、輸送した場合に、振動によって特に下の方に積まれた包装体の収納室に圧力が加えられても注出口領域弱シール部が剥離しにくい包装体を形成できる。
また、本発明に係る袋体は、対向する追加強シール部間の距離が、当該袋体の周縁強シール部間の距離のおおむね3分の2以下とする。このことにより、包装体が平らな状態では注出口領域弱シール部が剥離しにくいが、包装体の収納室を円筒状にして加圧することによって、即ち収納室を手で握って加圧することによって、注出口領域弱シール部を容易に剥離できる。
また、本発明に係る包装体は、収納室を手で握って加圧することによって、注出口領域弱シール部を容易に剥離させることができるので、収納室に圧力を加えるために置く台が不要で、手に持ったまま、かつ、通常は片手で注出口領域弱シール部を剥離させることができるため、利便性に優れている。
また、易剥離性フィルムを切り取ることなく、基材フィルムと共に、連続的に供給し、袋体を形成できるので、特別な製袋機や包装機を必要とせず、実施が容易である。
図1は関連技術の説明における袋体を説明する概略平面図である。 図2Aは本発明に係る袋体の実施形態(a)を例示する概略平面図。 図2Bは本発明に係る袋体の実施形態(b)を例示する概略平面図。 図2Cは本発明に係る袋体の実施形態(c)を例示する概略平面図。 図3(a)は図2Aの線分X−X′における断面図、図3(b)は図2Aの線分Y−Y′における断面図。 図4は本発明に係る包装体を例示する概略平面図。 図5は本発明に係る袋体の他の例を示す概略平面図。 図6は本発明に係る袋体との比較例を示す概略平面図。
<関連技術の説明>
まず本発明の実施の形態をより良く理解するため、本実施の形態の関連技術について説明する。
以下の説明において、弱シール性とは、ヒートシール部を剥離させた際に凝集剥離、界面剥離、層間剥離等が安定的に発生する、すなわち、ヒートシール部を人間が手で容易に剥離させることができるヒートシール強度を示すヒートシール性のことを言う。一方、強シール性とはヒートシール部を人間が手で容易に剥離させることができないヒートシール強度を示すヒートシール性、及びヒートシール部を人間が手で容易に剥離させることができるヒートシール強度であっても、剥離時にヒートシール性層が破断するヒートシール性のことを言うものとする。
図1に示すように、袋体1′は内面に強シール層を有し互いに重ね合わされた一対の基材フィルム8、8を備えている。
また一対の基材フィルム8、8はヒートシールにより形成された周縁強シール部6、6と、上部強シール部7とを有する。
また袋体1′の下端には、開口11が形成されている。
また、図1に示すように、上部強シール部7の両側にはノッチ7a、7aが設けられ、上部強シール部7には、非シール領域13が形成されている。そして使用時にノッチ7a、7aから非シール領域13を横断するようにして袋体1′を引き裂く。このことにより非シール領域13の開口から内容物を注出する。
このような袋体1′は、袋体形状、シール形状などを工夫して詰め替え用シャンプーの包装体や、納豆のたれよう小袋などに用いられている。しかしながら、図1に示す袋体1′では、袋体1′を引き裂いた後の袋体1′切片の処分方法、袋体を引き裂くときに内容物が出てきて手や周囲を汚してしまうこと、内容物を出そうとして袋体を上下逆に持ち替えるときに内容物がこぼれて手や周囲を汚してしまうことなどの問題がある。
<第1の実施の形態>
次に図2Aおよび図3(a)(b)により本発明の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態は、上述した関連技術の問題点を解決するような構成をもつ。
図2Aおよび図3(a)(b)に示すように、実施形態(a)による袋体1は各々の内面に強シール層8aを有し互いに重ね合わされた複数の層からなる一対の基材フィルム(積層フィルム)8、8と、基材フィルム8、8間に介在され、一方の面に形成された弱シール層9aと他方の面に形成された強シール層9bとを有する易剥離性フィルム9とを備え、収納室20と開封自在の注出口領域3Aとを含む。ここで、易剥離性フィルムとは、一方の面に弱シール層を有し、他方の面に強シール層、又は弱シール層を有する、単層、又は多層の単体フィルムのことを言う。
このうち易剥離性フィルム9は少なくとも注出口領域3Aを覆うとともに、袋体1の一方の縁部から他方の縁部まで帯状に延びている。易剥離性フィルム9はヒートシールにより形成され注出口領域3Aを形成する注出口領域弱シール部3と、注出口領域弱シール部3の両端部にヒートシールにより形成された一対の両側弱シール部5、5を有する。また一対の基材フィルム8、8は袋体1のうち、易剥離性フィルム9の収納室20側にヒートシールにより形成された周縁強シール部6、6を有する。また一対の基材フィルム8、8のうち、易剥離性フィルム9の収納室20と反対側に、ヒートシールにより形成された上部強シール部7が形成され、上部強シール部7の両側縁には一対のノッチ7a、7aが設けられている。
また袋体1の下端には、開口11が形成されている。
さらに上部強シール部7および易剥離性フィルム9には、注出口領域弱シール部3近傍に非シール領域13が設けられている。
また図2Aに示すように、収納室20側の周縁強シール部6、6に、注出口領域弱シール部3側へ突出して、収納室20内の内容物から両側弱シール部5を保護する追加強シール部4、4が接続されている。追加強シール部4、4は周縁強シール部6、6から注出口領域弱シール部3側へ突出して両側弱シール部5に接続され、追加強シール部4、4と両側弱シール部5とによって袋体1内の内容物M(図4参照)を注出口領域弱シール部3側へ案内する案内路15を形成する。この案内路15は追加強シール部4、4と両側弱シール部5とにより形成され、内容物Mを案内する傾斜線15aを含む。
上述のように、易剥離性フィルム9は、一方の面に形成された弱シール層9aと、他方の面に形成された強シール層9bとを有する。このため注出口領域弱シール部3は、基材フィルム8の強シール層8aと、易剥離性フィルム9の弱シール層9aとがヒートシールされて形成された弱シール部30と、基材フィルム8の強シール層8aと、易剥離性フィルム9の強シール層9bとがヒートシールされて形成された強シール部40とを含む。このことにより注出口領域弱シール部3が剥離される場合は、主として弱シール部30を介して剥離されることになる(図3(a)参照)。
また両側弱シール部5、5は基材フィルム8の強シール層8aと、易剥離性フィルム9の弱シール層9aとがヒートシールされて形成された弱シール部30と、基材フィルム8の強シール層8aと、易剥離性フィルム9の強シール層9bとがヒートシールされて形成された強シール部40とを含む。
さらに周縁強シール部6、6は、基材フィルム8、8の強シール層8a、8a同士がヒートシールされて形成された強シール部40を含む。
図2A、図2B、図2Cは、本発明に係る袋体の実施形態(a)〜(c)を例示する概略平面図である。
図2Aにおいて、上部強シール部7および易剥離性フィルム9には注出口領域弱シール部3近傍に非シール領域13が形成されている。そしてノッチ7aから袋体1を引き裂いて開封すると、非シール領域13が開口する。そして、収納室20内の内容物Mを加圧すると、この加圧された内容物Mは案内路15から注出口領域弱シール部3側へ導かれて注出口領域弱シール部3を剥離する。このことにより袋体1に注出口領域3Aが形成され、内容物Aは注出口領域3Aおよび非シール領域13から外方へ排出される。
図3(a)に示した通り、図2AのX−X′で示した袋体の易剥離性フィルム9のうち注出口領域弱シール部3の断面には、弱シール部30と強シール部40とが存在するが、実際に機能し、内容物が通過するのは弱シール部30である。また、図3(b)に示すように、図2AにY−Y′で示した袋体1の追加強シール部4を設けた箇所の断面では、易剥離性フィルム9は追加強シール部4と、袋体1の上部強シール部7とによって囲まれている。
次に図2Bにより実施形態(b)による袋体1について説明する。一対の基材フィルム8、8間に帯状の易剥離性フィルム9が挿入されている。易剥離性フィルム9によって注出口領域弱シール部3と、注出口領域弱シール部3の両側に位置する両側弱シール部5、5が形成されている。周縁強シール部6、6から注出口領域弱シール部3側に向かって延びる一対の追加強シール部4が設けられ、両側弱シール部5、5と追加強シール部4、4とにより傾斜線15aを含む案内路15が形成されている。
図2Bにおいて、袋体1内に内容物Mを充填し、密封して形成した包装体12は、袋体1を引き裂くことなく、袋体1を握って圧迫することで、注出口領域弱シール部3を剥離させて注出口領域3Aを形成し、この注出口領域3Aから内容物Mを注出することができる。内容物Mが出てくる位置をより限定したい場合は未シールの案内路15の巾をより狭く設計すればよい。
図2Cは、実施形態(c)による先細り型の絞り袋形状の袋体1を示す。図2Cに示すように、易剥離性フィルム9によって注出口領域弱シール部3と、注出口領域弱シール部3の両側に位置する両側弱シール部5、5が形成されている。周縁強シール部6、6から注出口領域弱シール部3側に向かって延びる一対の追加強シール部4が設けられ、両側弱シール部5、5と追加強シール部4、4とにより傾斜線15aを含む案内路15が形成されている。
図2Cにおいて、袋体1は案内路15をもつため、安定的に収納室20内の内容物により案内路15から注出口領域弱シール部3に導き、この注出口領域弱シール部3を剥離して注出口領域3Aを形成し、内容物を絞り出すことができるようになっている。
更に、この袋体1は注出口領域弱シール部3近傍に強シール部を設けていないので、包装体12を使用する際に袋体を引き裂くことなく、そのまま使用することができる。
<各構成部分の説明>
次に上記各実施の形態における各構成部分について説明する。
(追加強シール部4)
本発明に係る袋体1において、収納室20側のうち易剥離性フィルム9から離れた位置の周縁強シール部6から追加強シール部4が注出口領域弱シール部3側へ向かって突出し、注出口領域弱シール部3とともに案内路15を形成している。この場合、弱シール部となっている両側弱シール部5から内容物が漏れ難いため、追加強シール部が周縁強シール部6から突出する長さは特に規定する必要はない。意図的にこの追加強シール部4の長さを短くすることで使用時に注出口領域弱シール部3を剥離させ易くしたり、逆に意図的に長くして流通時に注出口領域弱シール部3を剥離させないようにしてもよい。また袋体1の周縁強シール部6間の距離、注出口領域弱シール部3の剥離強度、使用時の注出口領域弱シール部3の剥離させ易さ等の兼ね合いを考慮して設計すればよい。
(基材フィルム8、8)
本発明に係る袋体を形成する基材フィルム8、8は、少なくとも基材とヒートシール性フィルムを積層した積層フィルムからなり、必要に応じて基材と、ヒートシール性フィルムの間に中間層を設けても良い。
基材としては、一般的に食品用包装材料に用いられるポリエチレンテレフタレイト、ポリエチレンブイレイト、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン等の、物理的強度や耐熱性に優れた二軸延伸フィルム、および、これらのフィルムに金属酸化物や金属を蒸着したり、酸素バリア性コーティングを施したり、易接着性層を設けたりしたフィルムを用いることができる。
ヒートシール性フィルムとしては、加熱により軟化し、圧力を加えることによって熱融着する、一般的なヒートシール性フィルムを用いることができ、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアクリロニトリル、環状オレフィンコポリマー、酸変性ポリオレフィン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等の未延伸フィルムがあり、用途に応じて使い分ければ良い。
中間層としては、前記の基材に用いるフィルムに加えて、金属箔、エチレン・ビニルアルコール共重合体、遮光性フィルム等を用途により単層、または、複層で用いることができる。
また、本発明に係る袋体1に用いる基材フィルム8、8におけるフィルムの積層方法は、特に限定する必要がなく、通常のフィルム積層方法である、ドライラミネーション、ノンソルラミネーション、溶融樹脂の押出しラミネーション等を用いることができる。
また、本発明に係る袋体1には文字や絵柄の印刷を施すことができ、通常は基材にグラビア印刷、フレキソ印刷等によって印刷する。
(易剥離性フィルム9)
本発明に係る袋体に用いる易剥離性フィルム9は、少なくとも一方の面に積層フィルムのヒートシール面に対して弱シール性をもつ弱シール層9aが形成され、単体フィルム、共押出しフィルム、または、積層フィルムのいずれかのフィルムからなる。
易剥離性フィルム9の弱シール層9aの剥離方式には、凝集破壊、層間剥離、界面剥離があるが、いずれの方式でも構わない。
例えば、共押出し易剥離性フィルム9は多くのフィルムメーカーから多数市販されていて、基材フィルム8のヒートシール面がポリエチレンの場合、一方の面はポリエチレンからなり、他方の面はポリエチレンに対して弱シール性を有する易剥離性フィルム9を用いる。また、基材フィルム8のヒートシール面がポリプロピレンであれば、一方の面はポリプロピレンからなり、他方の面がポリプロピレンに対して弱シール性を有する易剥離性フィルム9を用いる。
(袋体1)
本発明に用いる袋体1の形態としては、平袋、スタンドパック、底ガゼット袋、ピロー袋等、当該袋の製袋機において、積層フィルムと同調させて帯状の易剥離性フィルムを連続的に供給できる製袋機で製造できる形態を利用できる。
また、帯状の易剥離性フィルム9の供給装置が付属していれば、袋体を形成しつつ内容物を充填し、密封する充填包装機でも製造することができる。
(追加強シール部の形状)
本発明に用いる袋体1に設ける追加強シール部4は、図4に示した袋体のように、内容物側シールエッジが周縁強シール部6に対して直角であるときに、最も輸送中に内容物開放用弱シール部が剥離し難いようにする効果が大きい。但し図2Cのように追加強シール部4の内容物側シールエッジが周縁強シール部6に対して斜めであっても、従来の袋体よりも輸送中に内容物開放用弱シール部が剥離し難くする効果を得ることができる。
(注出口領域弱シール部3)
本発明に用いる袋体1に設ける注出口領域弱シール部3の形状は、直線、円弧、波形など、いずれの形状でも構わないが、そのシール巾や、内容物の重量や流動性、外箱の有無などの条件を勘案して、使用時に剥離しやすく、輸送中に剥離し難いものを設計すれば良い。
(注出口領域3Aの形状)
本発明に用いる袋体1は、追加強シール部4の存在によって、内容物Mの出口を規制することができるため、注出口領域弱シール部3の前後に、未シール部13からなる内容物の流路を設けることによって注出口とすることができる。
注出口は、注出口領域弱シール部3、または、追加強シール部4によって挟まれた領域からなり、注出口領域弱シール部3より袋体1の内側は、易剥離性フィルム9近傍に追加強シール部4の延長部分を設けることによって輸送中に剥離し難くなる。
また、注出口領域弱シール部3より外側の部分には内容物の圧力が加わらないため、易剥離性フィルム9に未シール部13を設けても使用前に剥離する可能性は低い。なお、内容物の流路を狭くする必要がある場合や、内容物の流動性が低い場合などは、追加強シール部4を設ける。注出口領域弱シール部3より外側に注出口を設けた場合、注出口への異物の浸入を防止する必要がある場合は、その先端を密封し、使用時に袋体を引き裂いて除去するなどするようにすれば良い。
(包装体)
図4は、本発明に係る包装体12を例示する概略平面図である。包装体12は袋体1と、袋体1内に充填された内容物Mとを有する。
本発明に係る包装体12の場合、輸送中に注出口領域弱シール部3が剥離し難いようにするために、追加強シール部4の突出長さを大きくして追加強シール部4間の距離を短くする。この場合、従来の注出口領域弱シール部3を有する袋体1を用いた包装体12のように、テーブル等の台の上に包装体12を載せて収納室20に手のひらを置き、手のひらに体重を載せるようにして圧力を加える方法では注出口領域弱シール部3を剥離させ難くなる。
しかし、そのような場合でも袋体1を圧縮する方向を一方の周縁強シール部6から反対側の周縁強シール部6方向に向かわせることによって、追加強シール部4間に圧力が集中し、注出口領域弱シール部が剥離し易いという効果が得られる。
言い換えると、図1に示す袋体1の使用時の圧縮方向を垂直方向とすると、本発明に係る袋体1において垂直方向の圧縮では注出口領域弱シール部3を剥離させ難い場合は、周縁強シール部6間の水平方向に圧縮する。このことにより追加強シール部4間に圧力が集中し、注出口領域弱シール部3が剥離し易くなる。
即ち、収納室20の幅が数センチメートルしか無い、例えば、個食用納豆に添付されているタレの袋のような大きさの包装体12の場合は、収納室20の左右の周縁強シール部6に親指と人差し指をそれぞれあてがって袋体1を挟むようにして摘み、左右の周縁強シール部6の袋体1内側のシールエッジ同士を近付けるように力を加えて加圧室20内の内容物に圧力を加える。このことにより、また、加圧室20の幅が指で摘むには大きすぎる場合には、片方の手で加圧室20の左右の周縁強シール部6の袋体1内側のシールエッジ同士を近付けるように握り締める。あるいはまた、更に袋体1が大きい場合は、両手で加圧室20の左右の周縁強シール部6の袋体1内側のシールエッジ同士を近付けるようにして包装体12を押し潰す。このようにして追加強シール部4を設けた箇所の包装体12が膨らむことを抑制し、追加強シール20間の圧力が高まって注出口領域弱シール部3の内容物側が膨張し易くなる。このことにより注出口領域弱シール部3を容易に剥離させることができる。
従来のように、台の上に置いて加圧室20に圧力を加える場合、加圧室20の周縁強シール部6全体に加えられた圧力が分散していたが、本発明に係る包装体12の開封方法では横方向への圧力の逃げ場が少なく、縦方向に圧力が集中するため、注出口領域弱シール部3を剥離させるのに要する指の力、握力、及び腕力もさほど必要ではない。
尚、図1に示す追加強シール部4が無い袋体1′では横方向に袋体1を圧縮する方法で注出口領域弱シール部3を剥離させようとすると、注出口領域弱シール部3の剥離箇所が安定し難くなっている。また周縁弱シール部5が剥離してしまう可能性があるため、図1に示す袋体1′では袋体を摘んだり、握ったりして注出口領域弱シール部3を剥離させる方法は危険を伴っていた。
次に、本発明の具体的実施例及び比較例について説明する。
(積層フィルムの製造)
厚み12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレイトフィルム(製品名「E5102」、東洋紡績株式会社製)、厚み15μmの二軸延伸ポリアミドフィルム(製品名「N1202」、東洋紡績株式会社製)、厚み40μmの未延伸ポリエチレンフィルム(製品名「L4102」、東洋紡績株式会社製)をこの順番に2液硬化型ウレタン系接着剤を用いて貼り合わせ、積層フィルムAを得た。
(袋体の製造)
前記の積層フィルムAを自立袋の製造が可能な平袋用製袋機にセットし、また、幅30mmにスリットした厚み30μmの帯状易剥離性フィルム(製品名「7601ED」、東レフィルム加工株式会社製)を自立袋の底材供給部にセットして、前記易剥離性フィルムを二つ折りすることなく、積層フィルムAと共に製袋機に供給した。また140mm間隔で幅20mmの横シール部を設けると共に、前記帯状易剥離性フィルム9上に幅10mmの縦シール部を設けた後、横方向の長さ180mmの化粧裁ちを施し、横シール部中央で断裁して幅10mmの側部シール部と成し、幅140mm、長さ180mmの図4に示す袋体1を得た。当該袋体1の易剥離性フィルム9は、袋体の上端下5mmから35mmの位置にあり、注出口領域弱シール部3に相当する縦シール部は、袋体の上端下20mmから30mmの位置にある。
また、注出口領域弱シール部3の剥離強度を測定した結果、3.4N/15mmと、かなり低い剥離強度を示した。
尚、前記易剥離性フィルム9はポリエチレンに対して易剥離性を示す共押出しフィルムであり、弱シール面の反対面はポリエチレン面となっているため、積層フィルムAで挟持した状態でヒートシールを施すと片面は弱シール性を、もう一方の面は強シール性を示す。
前記袋体1に、シール幅20mmのヒートシーラーを用いて、袋体1の上端下20mmから40mmの位置に、当該袋体の側部シール部に対して垂直な向きに、両側部の周縁強シール部6から突出長さが片側10mmから40mmとなるように10mm刻みで幅5mmの追加強シール部4を均等に設けた。同時に追加強シール部4と注出口領域弱シール部3の間に追加強シール部4と同じ長さの両側弱シール部5を設けて図4に示した袋体1と同様の、本発明に係る袋体4種を得た。
(包装体の製造)
追加強シール部4を設けた袋体4種と、比較例として追加強シール部4を設けない袋体に水200mlを充填し、当該袋体1の下端に幅10mmのヒートシールを施して密封し、本発明に係る包装体12と、比較例の包装体12を得た。
(圧縮試験)
前記包装体12を幅150mm、長さ200mm、厚み10mmのアクリル樹脂板で挟み、引っ張り試験機を用いて速度100mm/分で圧縮し、内容物開放用弱シール部が剥離して破袋するまでの最大荷重を測定した。
尚、測定に際しては、直径100mmの圧縮治具を用い、包装体を幅250mm、長さ320mm、厚み40μmのチャック付きポリエチレン袋に極力脱気した状態で収納した後、包装体12の上に載せたアクリル樹脂板が、包装体12の下に敷いたアクリル樹脂板と共に水平になるように包装体12の位置を調整し、かつ、圧縮治具がアクリル樹脂板の中央を圧縮するように引っ張り試験機上のサンプル位置調整を行い、圧縮試験を実施した。
各区分毎に5袋ずつ測定した平均値を表1に示す。
Figure 2018154378
表1に示した結果から、両側の追加強シール部の突出長さの合計が袋体1の幅方向の内寸(120mm)の3分の1を超える(片側20mmを超える)と包装体12を破袋させるのに要する荷重が高まっている。
(開封試験)
追加強シール部4を設けた袋体1で作製した4種の包装体12の加圧室20を片手で握って開封する試験を実施した。
その結果、いずれの包装体12も容易に注出口領域弱シール部3を剥離させることができた。追加強シール部4の突出長さが大きい包装体12は、注出口領域弱シール部3の剥離する範囲が限定されているので、破袋時に内容物が飛び散り難かった。
(袋体の製造)
前記積層フィルムAと、実施例1と同じ製袋機及び易剥離性フィルムを用いて製袋を実施したが、注出口領域弱シール部3に相当する縦シール部の位置を、袋体の上端の下方15mmから25mmとして、実施例1の袋体より5mm上にした。
前記の積層フィルムAを実施例1と同じ製袋機にセットし、また、幅25mmにスリットした実施例1と同じ帯状易剥離性フィルム9を自立袋の底材供給部にセットして、前記帯状易剥離性フィルム9を二つ折りすることなく、積層フィルムAと共に製袋機に供給し、70mm間隔で幅20mmの横シール部を設けた。また前記帯状易剥離性フィルム9に幅10mmの縦シール部を設けた後、横方向の長さ140mmの化粧裁ちを施し、横シール部中央で断裁して幅10mmの周縁強シール部6を形成し、幅70mm、長さ140mmの、図6に示す比較例の袋体を得た。当該袋体1の易剥離性フィルム9は、袋体1の上端下5mmから30mmの位置にあり、内容物開放用弱シール部に相当する縦シール部は、袋体の上端下15mmから25mmの位置にある。
前記袋体1に、シール幅20mmのヒートシーラーを用いて、袋体1の上端より30mmまでの位置に、巾20mmの未シール部13が形成されるようにヒートシールを施して注出口領域弱シール部3を形成した。当該注出口領域弱シール部3下端に、角度45度の追加強シール部4を周縁強シール部6から突出させて図5に示す如き本発明に係る実施例2の袋体を得た。
(包装体の製造)
前記実施例2の袋体と比較例の袋体に水30mlを充填し、開口11にヒートシールを施して密封した包装体12をそれぞれ20袋ずつ製造した。
(開封試験)
前記包装体12を片手で握って内容物を注出する試験を実施した結果、実施例2の包装体は全て袋体上端の注出口から内容物が出ると共に、内容物が出る方向も注出口の向きに真っ直ぐ出てきたので非常に扱い易い包装体であった。
また、比較例の包装体12は2袋が側部シール部の弱シール部から内容物が出てしまい、実用性が無かった。
1 袋体
3 注出口領域弱シール部
3A 注出口領域
4 追加強シール部
5 両側弱シール部
6 周縁強シール部
7 上部強シール部
8 基材フィルム
8a 強シール層
9 易剥離性フィルム
9a 弱シール層
9b 強シール層
11 開口
12 包装体
13 非シール領域
30 弱シール部
40 強シール部
M 内容物

Claims (4)

  1. 各々の内面に強シール層を有し、互いに重ね合わされた一対の基材フィルムと、
    前記一対の基材フィルム間に介在され、少なくとも一方の面に形成された弱シール層を有する易剥離性フィルムとを備え、収納室と、開封自在の注出口領域を含む袋体において、
    前記易剥離性フィルムは前記袋体のうち、少なくとも前記注出口領域を覆うとともに、前記袋体の一方の縁部から他方の縁部まで帯状に延び、
    前記易剥離性フィルムは前記注出口領域を形成する注出口領域弱シール部と、前記注出口領域弱シール部の両端部に形成された一対の両側弱シール部とを有するとともに、
    前記一対の基材フィルムは前記袋体の周縁部に形成された周縁強シール部を有し、
    前記周縁強シール部に、前記注出口領域弱シール部側へ延びる一対の追加強シール部を設けたことを特徴とする袋体。
  2. 各両側弱シール部は前記追加強シール部とともに、内容物を前記注出口領域弱シール部側へ案内する案内路を形成することを特徴とする請求項1記載の袋体。
  3. 前記案内路は、内容物を前記注出口領域弱シール部側へ導く傾斜線を含むことを特徴とする請求項1または2記載の袋体。
  4. 請求項1乃至3のいずれか記載の袋体と、
    前記袋体内に収納された内容物とを含むことを特徴とする包装体。
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