JP2018144555A - 車両用表示装置 - Google Patents

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奈緒美 平柳
Naomi Hirayanagi
奈緒美 平柳
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Abstract

【課題】主に、表示パネルに輝度ムラがあっても視認性を向上することができるようにする。【解決手段】表示パネル2の裏面側に、表示パネル2を透過照明する光源3を配設した車両用の表示装置1に関する。表示パネル2の光源近傍部分11では、比視感度の低い色による表示12を行うように構成している。また、表示パネル2の光源近傍部分11以外の部分13では、比視感度の高い色による表示14を行うように構成している。表示パネル2の表示は、ヘッドアップディスプレイ装置21における、車室22内の前方に設置された反射部23に投影させるのが好ましい。【選択図】図2

Description

この発明は、車両用表示装置に関するものである。
自動車などの車両は、車室内に各種の表示装置(車両用表示装置)を備えている(例えば、特許文献1参照)。
この表示装置には、表示パネルの裏面側に、表示パネルを透過照明する光源を配設したものが存在している。
特開2012−58690号公報
上記した表示装置では、視認性を向上するために、表示パネルの輝度ムラをなくすように設計しているが、表示パネルの輝度ムラを完全になくすことは技術的に困難である。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
表示パネルの裏面側に、該表示パネルを透過照明する光源を配設した車両用表示装置において、
前記表示パネルの光源近傍部分では、比視感度の低い色による表示を行い、
前記表示パネルの前記光源近傍部分以外の部分では、比視感度の高い色による表示を行うように構成していることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、表示パネルに輝度ムラがあっても視認性を向上することができる。
本実施の形態にかかる車両用表示装置の縦断面図である。 表示パネルの表示を示す、図1の上面図である。 比視感度を示すグラフである。 ヘッドアップディスプレイ装置の構成を示す概略側面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図4は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
自動車などの車両における、車室内に表示装置(車両用表示装置)を設ける。
図1に示すように、この表示装置1は、表示パネル2の裏面側に、表示パネル2を透過照明する光源3を配設したものとなっている。
ここで、表示パネル2は、液晶パネルなどとなっている。光源3は、表示パネル2のバックライトとなるものである。光源3には、LEDを用いることができる。光源3は、回路基板5に取付けられている。表示パネル2と光源3との間には、光源3からの光を表示パネル2へ向けて導くリフレクタ6などの反射部材を設けている。リフレクタ6には、光の反射率の高い樹脂を用いたり、少なくとも光を反射する面に鏡面反射膜7を施したりするのが好ましい。表示パネル2の裏面側には、光を拡散するための拡散板8を設けても良い。
この実施例では、光源3を2個備えると共に、リフレクタ6は、2個の光源3からの光をそれぞれ表示パネル2の裏面側へ導く2つの筒状空間を有するものとなっている。リフレクタ6の内部は、仕切部6aによって各光源3の周囲を囲む2つの筒状空間に仕切られている。リフレクタ6の各筒状空間は、表示パネル2へ向けて拡がるようになっている。但し、リフレクタ6は、内部に仕切部6aなどのないものとしても良い。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
(1)図2に示すように、表示パネル2の光源近傍部分11では、比視感度の低い色による表示12を行うように構成している。
また、光源近傍部分11以外の部分13では、比視感度の高い色による表示14を行うように構成している。
ここで、光源近傍部分11は、表示パネル2における、光源3と対向する位置およびその周辺の部分である。または、表示パネル2の平均的な輝度と同じかそれよりも輝度が高くなる部分のことである。光源近傍部分11は、例えば、表示パネル2の中心部などとされる。
比視感度は、図3に示すように、光の波長による眼の感受性を示す指標であり、眼が最も明るく感じる555nmの波長の光の明るさ感を1として、これと同じエネルギーを持つ他の波長の光の明るさ感を相対値で表したものである。
比視感度の低い色は、比視感度が0.4程度以下の色であり、例えば、赤や青や青紫などである。
光源近傍部分11以外の部分13は、表示パネル2における、光源3から離れた部分である。または、表示パネル2の平均的な輝度と同じかそれよりも輝度が低くなる部分のことである。光源近傍部分11以外の部分13は、例えば、表示パネル2の周辺部などとされる。
比視感度の高い色は、比視感度が0.4程度以上の色であり、例えば、黄緑や、緑や、黄色、そして、白などである。
そして、具体的に、図2の表示パネル2では、光源3の真上となる中央の2箇所の輝度の高い位置に対し、比視感度の低い色で、進行方向や警告などを示す表示12を行うようにしている。また、光源3から外れた表示パネル2の下側の輝度の低い位置に対し、比視感度の高い色で、目的地までの距離や車速などの表示14を行うようにしている。なお、光源3からの光を表示パネル2の下側へ導くために、リフレクタ6は、上記した仕切部6aの一部を切り欠いたり、仕切部6aをなくしたりしても良い。
(2)このような表示装置1は、図4に示すように、表示パネル2の表示が、ヘッドアップディスプレイ装置21における、車室22内の前方に設置された反射部23に投影されるものとするのが好ましい。
ここで、ヘッドアップディスプレイ装置21は、運転を支援する情報を表示可能な表示装置1と、表示装置1の画像24を運転席25の前方に虚像26として表示可能な反射部23と、を備えている。
運転を支援する情報は、例えば、速度情報や経路情報などのような一般的なもの(通常の表示)とすることができる。反射部23は、専用の反射板(コンバイナ)や、フロントウィンドウ27などとすることができる。なお、フロントウィンドウ27は、楔形状断面のガラスを用いたり、反射膜を設けたりすることで表示装置1の画像24を反射できるようにする。
この実施例では、ヘッドアップディスプレイ装置21は、車両31に設けたインストルメントパネル32の部分に取付けるものとしている。即ち、インストルメントパネル32の内部に設置した表示装置1の画像24を、インストルメントパネル32に設けた開口部33の周辺に(固定状態または開閉可能に)取付けた反射部23(コンバイナ)で反射するものとなっている。このヘッドアップディスプレイ装置21は、虚像26を、反射部23の奥側の位置に表示するようになっている。この虚像26は、フロントウィンドウ27を通して見える外部の風景に重ねて、または、外部の風景に並べて表示される。
なお、インストルメントパネル32の内部における、表示装置1と反射部23との間の位置には、表示装置1の表示を反射部23へ導く反射鏡や、表示装置1の表示を拡大しながら反射部23へ導く拡大鏡などの光学部品34を単数または複数設置しても良い。ヘッドアップディスプレイ装置21の具体的な構成は、上記に限るものではない。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(作用効果1)図2に示すように、表示装置1は、表示パネル2の裏面側に配設された光源3を点灯することで、表示パネル2を透過照明するようになっている。
この際、表示パネル2の光源近傍部分11では、比視感度の低い色による表示12を行うようにした。これにより、表示パネル2で輝度が高くなる光源近傍部分11の明るさを低く(暗く)感じさせることができる。
また、表示パネル2の光源近傍部分11以外の部分13では、比視感度の高い色による表示14を行うようにした。これにより、表示パネル2で輝度が低くなる光源近傍部分11以外の部分13の明るさを高く(明るく)感じさせることができる。
その結果、表示パネル2の輝度が均一ではなく、表示パネル2に多少の輝度ムラが生じているような状況となっていたとしても、表示パネル2の明るさを全体的に均一であるかのように感じさせることができる。よって、表示パネル2の視認性を向上することができる。
そして、上記により、表示パネル2の輝度ムラを完全になくす必要がなくなるので、その分、開発工数を削減して開発期間を短くすることができる。即ち、これまで、例えば、光源3(LED)を多めに使用して過剰な輝度が得られる状態にした上で、部分的に輝度を落とす調整を行って全体としての輝度の均一化を図るようにしていたのに対し、この実施例の場合には、光源3(LED)の数を少なくして、輝度ムラが起こり易い状況にしても、簡単に輝度が均一であるかのように見せることができるようになる。
よって、例えば、フレネルレンズや、マイクロレンズアレイや、ライトガイドや、拡散板8などの光学部品34を、輝度の均一化のために設けたり、これらの光学部品34を最適に設計したりする必要がなくなるので、光学部品34そのものを削減したり、光学部品34を最適化する手間などをなくしたりできるようになる。その分、開発コストや部品コストなどを削減することが可能になる。
(作用効果2)車両用のヘッドアップディスプレイ装置21は、運転を支援する情報を運転席25の前方に虚像26として表示するものであり、表示パネル2の表示内容が限られているため、表示パネル2に多少の輝度ムラがあっても、輝度が高い部分に比視感度の低い色を使い、また、輝度が低い部分に比視感度の高い色を使うことで、見かけ上の明るさの均一化を図ることが容易にできる。よって、この実施例の表示装置1は、ヘッドアップディスプレイ装置21に対して好適に使用することができるものとなる。
1 表示装置
2 表示パネル
3 光源
11 光源近傍部分
12 比視感度の低い色による表示
13 光源近傍部分以外の部分
14 比視感度の高い色による表示
21 ヘッドアップディスプレイ装置
22 車室
23 反射部

Claims (2)

  1. 表示パネルの裏面側に、該表示パネルを透過照明する光源を配設した車両用表示装置において、
    前記表示パネルの光源近傍部分では、比視感度の低い色による表示を行い、
    前記表示パネルの前記光源近傍部分以外の部分では、比視感度の高い色による表示を行うように構成していることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 請求項1に記載の車両用表示装置であって、
    前記表示パネルの表示が、ヘッドアップディスプレイ装置における、車室内の前方に設置された反射部に投影されるものであることを特徴とする車両用表示装置。
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