JP2018140729A - 車体フロア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減すると共に、フロントサイドフレーム支持部等の取付作業を容易に行うこと。【解決手段】車両前方側に配置され、車両前後方向に沿って並設される一対のフロントサイドフレーム42と、一対のフロントサイドフレーム42の車両後方に配置され、下部に屈曲部50cを有するダッシュロアパネル50と、屈曲部50cの下面に設けられ、一対のフロントサイドフレーム42の後端を支持するフロントサイドフレーム支持部44と、ダッシュロアパネル50の屈曲部50cの上面にフロントフロアパネル31の前部31aを重畳し、この重畳部分の車両前方及び車両後方を接合することで車幅方向に延びる閉断面として形成されたダッシュクロスメンバ部51とを備える。【選択図】図7

Description

本発明は、例えば、自動車等の車体フロア構造に関する。
例えば、特許文献1には、ダッシュパネルを補強するための車体前部構造が開示されている。特許文献1に開示された車体前部構造では、ダッシュロアパネルの下部に、閉断面形成部材としてダッシュクロスメンバを配設している。
このダッシュクロスメンバは、断面L字状を呈し、ダッシュクロスメンバの下壁部の後方端部がダッシュロアパネルの下壁部に結合されている。ダッシュロアパネルの下部には、ダッシュクロスメンバの前壁部と下壁部とを繋ぐ傾斜面が形成されている。これにより、特許文献1では、ダッシュクロスメンバの前壁部及び下壁部と、ダッシュロアパネルの傾斜面とによって、車幅方向に沿って延びる閉断面部(下部閉断面部)を形成している。
特開平10−45034号公報(図4)
ところで、特許文献1に開示された車体前部構造に対し、フロントサイドフレームを支持するフロントサイドフレーム支持部や、サブフレームの後方端部を支持(マウント)するサブフレーム後ろマウント部を付設する場合、閉断面部を有するダッシュクロスメンバが邪魔部材となる。このため、ダッシュクロスメンバの下面部にフロントサイドフレーム支持部や、サブフレーム後ろマウント部を、例えば、スポット溶接等の溶接手段によって接合することが煩雑となる。
すなわち、フロントサイドフレーム支持部やサブフレーム後ろマウント部は、車体が所定位置に位置決めされた状態で接合する必要がある。このため、ダッシュクロスメンバの下面部に、予め、フロントサイドフレーム支持部等を取り付けた状態で車体に対して固定することができない。従って、車体に対してダッシュクロスメンバを予め固定した後、この固定されたダッシュクロスメンバに対してスポット溶接等によってフロントサイドフレーム支持部等を取り付ける必要があるが、ダッシュロアパネルの下部側から下方側に向かって突出するダッシュクロスメンバが邪魔となってその取付作業が煩雑となる。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、部品点数を削減すると共に、フロントサイドフレーム支持部等の取付作業を容易に行うことが可能な車体フロア構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両前方側に配置され、車両前後方向に沿って並設される一対のフロントサイドフレームと、前記一対のフロントサイドフレームの車両後方に配置され、下部に屈曲部を有するダッシュロアパネルと、前記屈曲部の下面に設けられ、前記一対のフロントサイドフレームの後端で支持するフロントサイドフレーム支持部と、前記ダッシュロアパネルの前記屈曲部の上面にフロントフロアパネルの前部を重畳し、この重畳部分の車両前方及び車両後方を接合することで車幅方向に延びる閉断面として形成されたダッシュクロスメンバ部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、部品点数を削減すると共に、フロントサイドフレーム支持部等の取付作業を容易に行うことが可能な車体フロア構造を得ることができる。
本発明の実施形態に係る車体フロア構造が適用された車体フレームを車体下面側から見た底面図である。 図1に示す車体フレーム前部の拡大底面図である。 図1に示す車体フレームを車体上面側から見た拡大平面図である。 車体フレーム前部の拡大側面図である。 図2に示す状態からサブフレームを取り外した状態を示す部分底面図である。 図5に示す状態からバッテリパック搭載フレームを取り外した状態を示す部分底面図である。 図5のVII−VII線に沿った断面図である。 図5のVIII−VIII線に沿った断面図である。 フロントサイドフレーム支持部の一部破断斜視図である。 車幅方向に沿って破断した車体フレーム前部の一部断面斜視図である。 ダッシュクロスメンバ部を模式的に示す一部断面斜視図である。 図10から上トンネル部及びフロントフロアパネルを取り外した状態を示す一部断面斜視図である。 図11のXIII−XIII線に沿った端面図である。 サイドシルに接続されるフロントサイドフレーム支持部の一部破断斜視図である。 図14のXV−XV線に沿った一部断面斜視図である。 (a)は、図15のXVIA−XVIA線に沿った断面模式図、(b)は、図15のXVIBA−XVIB線に沿った断面模式図である。 フロントサイドフレーム支持部の支持部本体を斜め後方から見た斜視図である。 バッテリパック搭載フレームの斜視図である。 図18のXIX−XIX線に沿った断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図中において、「前後」は、車両前後方向、「左右」は、車幅方向(左右方向)、「上下」は、鉛直上下方向を、それぞれ示している。
図1に示されるように、電気自動車10は、車体フレーム12を有する。この車体フレーム12は、車体フレーム前部12aと、車体フレーム後部12bと、車体フレーム前部12aと車体フレーム後部12bとの間に配置され電気部品であるバッテリを収納するバッテリ収納部12cとを備えて構成されている。なお、電気部品は、バッテリに限定されるものではなく、例えば、燃料電池等も含まれる。また、本実施形態に係る車体フロア構造が適用される車両は、電気自動車10に限定されるものではなく、例えば、内燃機関によって駆動される、通常の自動車にも適用可能である。
図1〜図4に示されるように、車体フレーム前部12aは、左右一対のフロントサイドフレーム42と、左右一対のフロントサイドフレーム支持部44と、サブフレーム(フロントサブフレーム)46と、左右一対のアッパメンバ48と、ダッシュロアパネル(ダッシュボードロア)50とを有する。左右一対のフロントサイドフレーム42の前端には、車幅方向外側に向かって延びる左右一対のフロントクロスメンバ52がそれぞれ連結されている。
なお、左右一対のフロントサイドフレーム42及びフロントサイドフレーム支持部44は、それぞれ対称形状に配置されるため、左側のフロントサイドフレーム42及びフロントサイドフレーム支持部44について詳細に説明し、右側のフロントサイドフレーム42及びフロントサイドフレーム支持部44の説明を省略する。また、サブフレーム46は、左右一対のサイドフレームや、フロントクロスメンバや、リヤクロスメンバ等を含んで構成されている。
図5に示されるように、左右一対のフロントサイドフレーム42は、車両前後方向に沿って略平行に延在し、車両が正面衝突したときに衝撃荷重(前突荷重)が入力される。なお、図5では、右側のフロントサイドフレーム42の図示を省略している。
図3に示されるように、左右一対のフロントサイドフレーム42の車両後方には、車幅方向に沿って延在するダッシュロアパネル50が配置されている。図7に示されるように、ダッシュロアパネル50は、略鉛直上方向に沿って延びる鉛直部50aと、略水平方向に沿って延びる水平部50bと、水平部50bの前端から断面略円弧状に屈曲し鉛直部50aに向かって斜め上方に向かって立ち上がる屈曲部50cとを有する。
左右一対のフロントサイドフレーム42の後端は、フロア前部においてダッシュロアパネル50の屈曲部50cの下面でそれぞれフロントサイドフレーム支持部44によって支持されている。フロントフロアパネル31の車両前後方向に沿った前部31aは、ダッシュロアパネル50の形状に沿って上方に向かって湾曲するように形成されている。
ダッシュロアパネル50の屈曲部50cの上面は、フロントフロアパネル31の前部31aと車両上下方向で重畳している。上側のフロントフロアパネル31の前部31aと、下側のダッシュロアパネル50の屈曲部50cとの重畳部分は、車両前後方向に沿った2箇所が、例えば、溶接等によって接合されている。この重畳部分には、車幅方向に延びる閉断面として形成されたダッシュクロスメンバ部51が配置されている(図7〜図11参照)。
図7に示されるように、2箇所の接合部のうち、車両前方の接合部は、ダッシュロアパネル50とフロントフロアパネル31の2枚が重畳して接合されている。車両後方の接合部は、フロントフロアパネル31と、ダッシュロアパネル50と、フロントサイドフレーム支持部44(後記する支持部本体56)との3枚が重畳して接合されている。なお、2箇所の接合部は、それぞれ、車幅方向に沿った複数の接合部位で構成されている。
図10に示されるように、車幅方向の中央部には、車両上下方向で重畳する上トンネル部53と下トンネル部55とが配置されている。下トンネル部55は、上方に向かって***し、且つ、車両前後方向に沿って延びるように形成されている。下トンネル部55の周面には、フロントフロアパネル31の屈曲部50c(図7参照)に繋がる凹溝55a(図12参照)が形成されている。
すなわち、図12に示されるように、凹溝55は、屈曲部55と連続して形成されている。下トンネル部55の周面は、外部に向かって露出する3つの側面で構成されている。本実施形態では、下トンネル部55を別体で構成し、断面略コ字状に曲げ成形された両側の下端部を、ダッシュロアパネル50に対して接合して構成している。これに限定されるものではなく、例えば、下トンネル部55とダッシュロアパネル50とを一体的に構成してもよい。また、本実施形態では、上トンネル部53を別体で構成し、断面略コ字状に曲げ成形された両側の下端部を、フロントフロアパネル31に対して接合して構成している。これに限定されるものではなく、例えば、上トンネル部53とフロントフロアパネル31とを一体的に構成してもよい。
上トンネル部53は、上方に向かって***し、且つ、車両前後方向に沿って延びている。上トンネル部53は、フラット面53aで構成され、下トンネル部55と上下方向で重畳して下トンネル部55の周面を被覆している。上トンネル部53のフラット面53aと下トンネル部55の凹溝55aとによって、上トンネル部53と下トンネル部55との間の周面に沿って閉断面57が形成されている(図10参照)。なお、上トンネル部53と下トンネル部55とは、凹溝55aを除いた部分で接合(溶接)されている。
この閉断面57は、後記する***部59cを介して、車幅方向に沿って左右両側に隣接するダッシュクロスメンバ部51(閉断面)と連続して形成されている(図11に示される太線破線部分参照)。なお、下トンネル部55の車両後方には、断面コ字状で上面に矩形状開口59aを有するトンネル壁59が連続して配置されている(図11参照)。上トンネル部53、下トンネル部55、及び、トンネル壁59を総称として「トンネル」という。
図12に示されるように、ダッシュロアパネル50の左右両側の車幅外方端部には、位置決めフランジ部61と、位置決め突起部63とがそれぞれ設けられている。位置決めフランジ部61は、車両前後方向に沿って延在し、上方に向かって折曲した舌片からなる。被位置決め部材であるサイドシル18を組み付ける際、サイドシル18の前端が位置決めフランジ部61に当接することで、サイドシル18が車幅方向の所定位置に位置決めされる(図11参照)。位置決め突起部63は、車幅方向に所定距離離間する2つの突起からなる。被位置決め部材であるサイドシル18を組み付ける際、サイドシル18の前端が2つの突起の間に当接することで、サイドシル18が車両前後方向の所定位置に位置決めされる(図11参照)。
サイドシル18は、車幅方向内側のサイドシルインナ18aと、車幅方向外側のサイドシルアウタ18bとが一体的に結合されて構成されている(図16(b)参照)。サイドシルインナ18aは、底壁部21aと、鉛直面部21bと、傾斜面部23とを含む。底壁部21aには、車両前後方向に沿って複数の横締結部28が配置されている。鉛直面部21bは、鉛直上下方向に沿った鉛直面を有する。傾斜面部23は、鉛直面部21bの上部に設けられ、車幅方向外側から車幅方向内側に向かって立ち下がる傾斜面25を有する。フロントフロアパネル31の車幅方向外縁部には、サイドシルインナ18aの傾斜面25に対応して傾斜する折曲端31bが設けられている。サイドシルインナ18aの傾斜面部23(傾斜面25)は、フロントフロアパネル31の折曲端31bに接合されている。
図11及び図13に示されるように、フロントフロアパネル31の車幅方向の中央に位置し、上トンネル部53、下トンネル部55、及び、トンネル壁59を含むトンネルを有する。トンネルは、その根元を車両上方に向かって***させた***部59cを有する(図9、図11参照)。トンネル壁59の裾部59bの下方には、車両前後方向に沿って延在する一対のアンダフレーム65が設けられている。ダッシュクロスメンバ部51よりも車両後方位置で、トンネル壁59の裾部59bに対してアンダフレーム65を結合することで車両前後方向に沿って延びる閉断面67が形成されている(図13参照)。閉断面67は、トンネル壁59の左右両側の裾部59bの下方に配置されている(図11、図13参照)。
フロントサイドフレーム支持部44は、バッテリパック搭載フレーム16と締結する前締結部26が設けられたマウント部69を有する(図15、図8、図6参照)。このマウント部69は、底面視して略矩形状を呈し、バッテリパック搭載フレーム16の車幅方向に沿って延びている。アンダフレーム65等によって形成された閉断面67は、マウント部69と対峙するように配置されている(図6参照)。
アンダフレーム65は、トンネル壁59の左右両側に略平行にそれぞれ配置されている。図6に示されるように、アンダフレーム65の軸方向に沿った前端は、フロア前部まで延在している。各アンダフレーム65は、図13に示されるように、底壁65aと、第1の縦壁65bと、第2の縦壁65cと、横壁65dとから構成される。第1の縦壁65bは、底壁65aの車幅内側端からトンネル壁59に向かって立ち上がり、トンネル壁59の内側に接合される。第2の縦壁65cは、底壁65aの車幅外側端から上方に向かって立ち上がり、第1の縦壁65bと対向する。横壁65dは、第2の縦壁65cから屈曲して***部59cと接合される。
図8に示されるように、ダッシュクロスメンバ部51の下方には、サブフレーム後ろマウント部34と、バッテリパック搭載フレーム16の前部を締結する前締結部26が設けられたマウント部69とが、車両前方から車両後方に向かって順次配置されている。なお、バッテリパック搭載フレーム16及び前締結部26については、後記で詳細に説明する。
図4に示されるように、サブフレーム46は、左右一対のフロントサイドフレーム42の下方向に配置され、図示しない電動モータ等のパワープラントやサスペンション機構が搭載されている。左右一対のアッパメンバ48は、左右一対のフロントサイドフレーム42の車幅方向外側にそれぞれ配置され、フロントクロスメンバ52(図1〜図3参照)から車体上方に向けて略円弧状に立ち上がるように配置されている(図4参照)。
左右一対のフロントサイドフレーム42と、左右一対のアッパメンバ48との間には、図示しない左右前輪を囲繞するホイールハウス54がそれぞれ設けられている(図1〜図3参照)。
図5及び図6に示されるように、各フロントサイドフレーム支持部44は、平面視して略直角三角形状を呈する支持部本体56を備える。この支持部本体56には、後記するように、車体側直角部58、前締結部26、及び、横締結部28がそれぞれ設けられている。図17に示されるように、支持部本体56は、底壁56aと、前壁56bと、内側壁56cと、後ろ壁56dと、前壁フランジ部56eと、内側壁フランジ部56fとから構成されている。
図15及び図17に示されるように、底壁56aは、平面視して、フロントサイドフレーム42の後端から徐々に幅広となる略三角形状に形成されている。前壁56bは、ホイールハウス54の後ろ下部の形状に沿って湾曲し、平面視して車幅方向外側に向かって延びるように形成され、底壁56aから上方に向かって立ち上がるように形成されている。内側壁56cは、車両前後方向及び上下方向に沿って延在する平坦面56gを有する。内側壁56cは、底壁56aの車幅方向内側に車両前後方向に沿って延在すると共に、上方に向かって立ち上がるように形成されている。
後ろ壁56dは、車幅方向に沿って延在し、上方に向かって立ち上がる平坦面で形成されている。後ろ壁56dの車幅方向内側端部は、内側壁56cと略直交するように連続している。後ろ壁56dの車幅方向外側端部は、前壁56bと非連続で所定距離だけ離間するように形成されている。前壁56bの上端には、車幅方向外側に向かって折曲した前壁フランジ部56eが設けられている。内側壁56cの上端には、車幅方向内側に向かって折曲した内側壁フランジ部56fが設けられている。なお、フロントサイドフレーム支持部44の外側端部とサイドシル18の前端との間には、後記する荷重伝達部60が配置されている。
図6に示されるように、車体側直角部58は、バッテリパック搭載フレーム16のバッテリ側直角部14(図5参照)に対応して車体フレーム側(支持部本体56及び荷重伝達部60)に設けられ、フロントサイドフレーム支持部44とサイドシル18との間に配置されている。より詳細には、車体側直角部58は、フロントサイドフレーム支持部44の支持部本体56と荷重伝達部60とが併合して構成されている。
図5に示されるように、前締結部26は、締結手段であるボルトB及びナットNを介して、フロントサイドフレーム支持部44とバッテリパック搭載フレーム16とを一体的に結合している。すなわち、フロントサイドフレーム支持部44を構成する支持部本体56の底壁56aで後ろ壁56dに近接する部位には、3つのボルト挿通孔62が車幅方向に沿って所定間隔離間して配置されている(図6参照)。支持部本体56の底壁56a及び被締結部材30にそれぞれ形成された各ボルト挿通孔62に対してボルトBを挿通しこのボルトBをナットNで締結することで、フロントサイドフレーム支持部44とバッテリパック搭載フレーム16とを強固に締結した前締結部26が構成される。
この前締結部26は、バッテリパック搭載フレーム16の前端、すなわち、フロア前部において、車幅方向に沿って複数個配置されている。なお、本実施形態では、支持部本体56の車両後方側に3つの前締結部26を配置しているが、これに限定されるものではない。また、前締結部26は、支持部本体56の車幅方向内側に隣接するサブフレーム後ろマウント部34(後記する)にも配置されている。
横締結部28は、車体側直角部58を介して、左右一対のサイドシル18(サイドシルインナ18a)とバッテリパック搭載フレーム16とを一体的に結合している。すなわち、バッテリパック搭載フレーム16の左右両側にそれぞれ配置された荷重伝達部60(後記する)及びサイドシル18(サイドシルインナ18a)の下面には、複数のボルト挿通孔64が車両前後方向に沿って所定間隔離間して配置されている(図6参照)。
荷重伝達部60、サイドシルインナ18a、及び、被締結部材30にそれぞれ形成された各ボルト挿通孔62、64に対してボルトBを挿通しこのボルトBをナットNで締結することで、左右一対のサイドシル18(荷重伝達部60を含む)とバッテリパック搭載フレーム16とを強固に締結した横締結部28が構成される。
荷重伝達部60に設けられた横締結部28は、バッテリパック搭載フレーム16の車幅方向に沿った左右両側に、車両前後方向に沿ってそれぞれ複数個配置されている。なお、荷重伝達部60における横締結部28は、荷重伝達部60と、サイドシルインナ18aと、バッテリパック搭載フレーム16とからなる三者が共締めして構成されている(図14参照)。
また、図5、図6、図15、及び、図17(特に、図15)に示されるように、フロントサイドフレーム支持部44は、サブフレーム後ろマウント部34を有する。図15に示されるように、サブフレーム後ろマウント部34は、車両前方側と車両後方側に配置された大小2つの略有底角筒体66、68が一体的に組み合わされた複合形状体で構成されている。車両前方側に配置された大きな略有底角筒体66は、底面部66aと、底面部66aから上方に向かって立ち上がる複数の側面部66bとを有する。車両後方側に配置された小さな略有底角筒体68は、底面部68aと、底面部68aから上方に向かって立ち上がる複数の側面部68bとを有する。
大きな略有底角筒体66の側面部66bの車幅方向外側端は、支持部本体56の内側壁56cに連結(接合)されている。また、大きな略有底角筒体66の底面部66aの車幅方向内側には、サブフレーム後ろ締結部70が設けられている。このサブフレーム後ろ締結部70は、サブフレーム46の後端を、補強板、ボルトB及びナットNを介して底面部66aに締結している。小さな略有底角筒体68は、マウント部69を構成している。マウント部69は、底面部68を有する。底面部68aの後端側には、前締結部28が設けられている。前締結部28は、ボルトB及びナットNを介して、バッテリパック搭載フレーム16の被締結部材30をマウント部69に締結している。
さらに、フロントサイドフレーム支持部44は、前壁56bからサイドシルインナ18aに向けて車幅方向外側に傾斜する左右一対の荷重伝達部60を有する。図14及び図15に示されるように、各荷重伝達部60は、平面部60aと、前面部60bと、湾曲部60cと、傾斜面60dとから構成されている。平面部60aは、フロントフロアパネル31と略平行に延在している。前面部60bは、平面部60aの前端から上方に向かって屈曲し前壁56bに接合される。湾曲部60cは、平面部60aの内側から外側に向かって湾曲する帯状に形成されている。傾斜面60dは、サイドシルインナ18aの傾斜面25に対応し、車両前後方向に沿って延在している。
湾曲部60cの前端は、前壁56bの内側に接合され、湾曲部60cの後端は、サイドシルインナ18aの前端に接合されている。前面部60bの内側端部と湾曲部60cとの間には、鉛直上下方向に延在するクリアランス72が形成されている(図9参照)。左右一対の荷重伝達部60の湾曲部60cは、は、平面視して、前壁56bから左右一対のサイドシルインナ18a(サイドシル18)に向けて八の字状に拡開する末広がり形状を呈する。
さらにまた、フロントサイドフレーム支持部44は、車両鉛直方向に沿って平坦な内側壁56cを有する。また、サブフレーム後ろマウント部34は、サブフレーム46の車両後方端部をフロア前部で締結するサブフレーム後ろ締結部70を有する。内側壁56cには、サブフレーム後ろ締結部70が設けられたサブフレーム後ろマウント部34が接合されている。また、フロントサイドフレーム支持部44は、前壁56bと内側壁56cとを連結する隔壁74を有する。この隔壁74は、サブフレーム後ろマウント部34に向け車幅方向に沿って配置されている。
このように、フロントサイドフレーム支持部44は、前壁56b、内側壁56c、及び、前壁56bと対峙する後ろ壁56dとを備えている。車幅方向に沿った前壁56bと内側壁56cとの間には、フロントサイドフレーム42の後端をボルトB及びナットNで締結するフロントサイドフレーム後ろ締結部71が設けられている(図15参照)。なお、図15では、フロントサイドフレーム42の図示を省略している。
図1及び図18に示されるように、バッテリ収納部12cは、平面視して車両前方側の前部に少なくとも1つ以上(本実施形態では、2つ)のバッテリ側直角部14を有するバッテリパック搭載フレーム16と、バッテリパック搭載フレーム16の車幅方向に沿った両側にそれぞれ配置される左右一対のサイドシル18とを有する。
図18及び図19に示されるように、バッテリパック搭載フレーム16は、単数又は複数のバッテリパック20を内部に収納するボックス部22と、ボックス部22を支持する中空枠状のフレーム部24と、フレーム部24の外側に固定され前締結部26及び横締結部28(図5参照)を有する被締結部材30と備えている。
ボックス部22は、平面視して略矩形状を呈する底壁22aと、底壁22aの周囲を囲繞し、且つ、底壁22aの周縁から上方に向かって立ち上がる側壁22b(図16(b)参照)と、側壁22bの前端及び左右側端に設けられるフランジ22cとを有する。底壁22aと側壁22bとによってバッテリパック20を収納するための空間部が形成されている。この空間部は、図16(a)及び図16(b)に示されるように、フロントフロアパネル31の下側とボックス部22の上端との間に配置されるカバー部材33によって閉塞されている。
フレーム部24は、ボックス部22の側壁22bの周囲を囲繞して支持する略矩形状を呈し、内部に閉断面を有する中空の枠体で構成されている。フレーム部24の下部には、ボックス部22側に向かって延びる下部フランジ24aが設けられている(図16参照)。この下部フランジ24aは、ボックス部22の底壁22aの下面に接合されている。
被締結部材30は、平面視して略コ字状を呈する枠体からなり(図1参照)、前部枠体と、車幅方向に沿った左右側部枠体とが一体的に構成されている。図16(a)に示されるように、この被締結部材30は、上壁30aと、鉛直壁30bと、屈曲壁30cと、傾斜壁30dとから構成されている。上壁30aは、複数のボルト挿通孔32を有し、フレーム部24の上端24bよりも低い位置に設けられている。鉛直壁30bは、上壁30aから連続して鉛直上方向に延びてフレーム部24に接合されている。屈曲壁30cは、上壁30aから下方側に向かって屈曲するように形成されている。
図16(a)に示されるように、傾斜壁30dは、屈曲壁30cの下端からフレーム部24に向かって立ち下がるように傾斜し、その終端がフレーム部24の下面に結合されるように形成されている。傾斜壁30dには、略円形状からなり、ボルトBを取り付けるためのボルト取付孔30eが形成されている。なお、被締結部材30及びボルト挿通孔32は、後記するように、前締結部26及び横締結部28として機能するものである。
図7〜図9、及び、図15に示されるように、前締結部26は、被締結部材30の上壁30a(図16(a)参照)、及び、後記するサブフレーム後ろマウント部34の後端にそれぞれ車幅方向に沿って複数個配置されている。横締結部28は、後記する荷重伝達部60の平面部60a(図14参照)、及び、サイドシルインナ18aにそれぞれ車両前後方向に沿って複数個配置されている。なお、前締結部26及び横締結部28は、例えば、締結手段として機能するボルトB及びナットNによって締結されている。
図18に戻って、バッテリパック搭載フレーム16は、ボックス部22の略中央で車両前後方向に沿って延びる単一の縦フレーム36と、左右一対のサイドシル18に近接するボックス部22の底壁上面(内壁底面)にそれぞれ配置され、車両前後方向に延びる一対のバッテリ支持フレーム38と、縦フレーム36と略直交する車幅方向に沿って配置される複数のバッテリ側クロスメンバ40とを有する。
本実施形態に係る電気自動車10の車体フレーム12は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
本実施形態では、ダッシュロアパネル50の屈曲部50cの上面にフロントフロアパネル31の前部31aを上下方向に重畳している。この重畳部分の車両前方及び車両後方の2箇所を接合することで、車幅方向に延びる閉断面としてダッシュクロスメンバ部51を形成している。これにより、本実施形態では、フロントサイドフレーム支持部44を、閉断面(ダッシュクロスメンバ部51)の前後方向の2箇所の接合部で支持することで、フロントサイドフレーム支持部44の剛性・強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、フロントフロアパネル31とダッシュロアパネル50との間で閉断面(ダッシュクロスメンバ部51)を形成することで、従来技術に係る特許文献1おいて別部材で構成されたダッシュクロスメンバが不要となり、部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
さらに、本実施形態では、閉断面(ダッシュクロスメンバ部51)を形成する前に、フロントサイドフレーム支持部44をダッシュロアパネル50の下部に接合(例えば、スポット溶接)することが可能となり、フロントサイドフレーム42の組付精度を向上させることができる。これに対し、特許文献1に開示された車体前部構造では、予め、閉断面を有するダッシュクロスメンバに対して、フロントサイドフレーム支持部44やサブフレーム後ろマウント部34等を、スポット溶接することが困難である。この結果、本実施形態では、フロントサイドフレーム支持部44等の取付作業を容易に行うことができる。
さらにまた、本実施形態では、閉断面(ダッシュクロスメンバ部51)の室内側(キャビン側)は、屈曲部50cに対応するフロントフロアパネル31の滑らかな曲面で形成されるため、室内の居住性及び意匠性を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、上トンネル部53のフラット面53aと下トンネル部55の凹溝55aとによって、上トンネル部53と下トンネル部55との間の周面に沿って閉断面57が形成されている。上トンネル部53と下トンネル部55との間の周面に沿って形成された閉断面57は、車幅方向に沿って隣接する閉断面であるダッシュクロスメンバ部51に連続(連通)している。これにより、本実施形態では、車幅方向に延びる閉断面であるダッシュクロスメンバ部51を、運転席又は助手席のいずれか一方のシートから、さらにトンネルを超えて、運転席又は助手席のいずれか他方のシートまで連続して形成することができる(図11参照)。
さらにまた、本実施形態では、ダッシュロアパネル50が、位置決めフランジ部61と位置決め突起部63とを有し、サイドシルインナ18aを車幅方向及び車両前後方向の所定位置に位置決めすることができる。これにより、本実施形態では、予め、サイドシルインナ18aが一体的に溶接されたフロントフロアパネル31の組付精度を向上させることができる。
さらにまた、本実施形態では、フロントサイドフレーム支持部44が、ホイールハウス54の後ろ下部の形状に沿って湾曲する前壁56bと、前壁56bからサイドシルインナ18aに向けて車幅方向外側に傾斜する荷重伝達部60とを備えている(図15参照)。これにより、本実施形態では、フロントサイドフレーム42から入力された前突荷重を、フロントサイドフレーム支持部44の前壁56bから荷重伝達部60を経由してサイドシル18へ円滑に且つ効率的に伝達することができる(図5参照)。
さらにまた、本実施形態では、フロントサイドフレーム支持部44の後ろ壁56dが、車幅方向に沿って延びる平坦面で形成されている。後ろ壁に隣接するフロントサイドフレーム支持部44の底壁56aは、バッテリパック搭載フレーム16を締結する前締結部26を有している。これにより、本実施形態では、大型化したバッテリパック搭載フレーム16を車体フレーム12に対して組み付けることができる。また、本実施形態では、閉断面であるダッシュクロスメンバ部51を設けることで、バッテリ(バッテリパック搭載フレーム16)の支持強度を高めることができる。
さらにまた、本実施形態では、サイドシルインナ18aに傾斜面25を有する傾斜面部23を設け、この傾斜面部23をフロントフロアパネル31に結合している。これにより、本実施形態では、サイドシルインナ18aとフロントフロアパネル31との組付性を向上させることができる。また、本実施形態では、この組み付けたフロントフロアパネル31をダッシュロアパネル50に上方から組み付ける際、傾斜面部23の傾斜面25が荷重伝達部60の傾斜面60d(図14参照)に当接して、車両上下方向及び車幅方向で位置決めすることができる。さらに、本実施形態では、サイドシルインナ18aの底壁部21a(図14、図16(b)参照)の断面を増大させて、この底壁部21aに固定されるバッテリパック搭載フレーム16の横締結部28の剛性強度を高めることができる。
さらにまた、本実施形態では、フロントフロアパネル31の***部59cに対してアンダフレーム65を結合することで、トンネルの根元に車両前後方向に沿って延びる閉断面67を形成している。この閉断面67は、サブフレーム後ろ締結部70の前締結部26が設けられたマウント部69と対峙するように配置されている(図6参照)。これにより、本実施形態では、フロントサイドフレーム42から入力された前突荷重をサイドシル18へ伝達することができると共に、閉断面67を介してトンネルの根元からも前突荷重を分散させることができる。
さらにまた、本実施形態では、トンネルの裾部59bを車両上方に向かって***させた***部59cを設けている。これにより、本実施形態では、下トンネル部55の凹溝55aと上トンネル部53のフラット面53aとによって形成された閉断面57を、***部59cを介して、車幅方向に沿って延在するダッシュクロスメンバ部51に連通させることができる。
さらにまた、本実施形態では、ダッシュクロスメンバ部51の下方に、サブフレーム46の後端を支持するサブフレーム後ろマウント部34と、バッテリパック搭載フレーム16の前部を締結する前締結部26が設けられたマウント部69とを、車両前方から車両後方に向けて略直線状に順次配置している。これにより、本実施形態では、サブフレーム後ろマウント部34、及び、バッテリパック搭載フレーム16の前締結部26が設けられたマウント部69の支持強度を高めることができる。
10 電気自動車(車両)
16 バッテリパック搭載フレーム
18 サイドシル(被位置決め部材)
18a サイドシルインナ
23 傾斜面部
25 傾斜面
26 前締結部(締結部)
31 フロントフロアパネル
31a (フロントフロアパネルの)前部
50 ダッシュロアパネル
50c 屈曲部
51 ダッシュクロスメンバ部(閉断面)
53 上トンネル部
53a フラット面
55 下トンネル部
55a 凹溝
57、67 閉断面
59b 裾部
59c ***部
61 位置決めフランジ部
63 位置決め突起部
69 マウント部

Claims (9)

  1. 車両前方側に配置され、車両前後方向に沿って並設される一対のフロントサイドフレームと、
    前記一対のフロントサイドフレームの車両後方に配置され、下部に屈曲部を有するダッシュロアパネルと、
    前記屈曲部の下面に設けられ、前記一対のフロントサイドフレームの後端を支持するフロントサイドフレーム支持部と、
    前記ダッシュロアパネルの前記屈曲部の上面にフロントフロアパネルの前部を重畳し、この重畳部分の車両前方及び車両後方を接合することで車幅方向に延びる閉断面として形成されたダッシュクロスメンバ部と、
    を備えることを特徴とする車体フロア構造。
  2. 請求項1記載の車体フロア構造において、
    前記ダッシュロアパネルの車両後方には、
    前記ダッシュロアパネルの車幅方向の中央で上方に向かって***し、且つ、車両前後方向に沿って延びるように形成された下トンネル部と、
    前記下トンネル部の周面に形成され、前記屈曲部に繋がる凹溝と、
    前記フロントフロアパネルの車幅方向の中央で上方に向かって***し、且つ、車両前後方向に沿って延びると共に、前記下トンネル部と上下方向で重畳して前記下トンネル部の周面を被覆する上トンネル部と、
    が設けられ、
    前記上トンネル部のフラット面と前記下トンネル部の前記凹溝とによって、前記上トンネル部と前記下トンネル部との間の周面に沿って閉断面が形成され、
    前記上トンネル部と下トンネル部との間の周面に沿って形成された閉断面は、車幅方向に沿って隣接する前記ダッシュクロスメンバ部に連続していることを特徴とする車体フロア構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車体フロア構造において、
    前記ダッシュロアパネルは、被位置決め部材を車幅方向の所定位置に位置決めする位置決めフランジ部と、前記被位置決め部材を車両前後方向の所定位置に位置決めする位置決め突起部とを有することを特徴とする車体フロア構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の車体フロア構造において、
    前記フロントサイドフレーム支持部は、ホイールハウスの後ろ下部の形状に沿って湾曲する前壁と、前記前壁からサイドシルインナに向けて車幅方向外側に傾斜する荷重伝達部とを有することを特徴とする車体フロア構造。
  5. 請求項4記載の車体フロア構造において、
    前記フロントサイドフレーム支持部は、前記フロントサイドフレームと前記サイドシルインナとを繋ぐ部材からなり、
    前記フロントサイドフレーム支持部の後ろ壁は、車幅方向に沿って延びる平坦面を有し、
    前記後ろ壁に隣接する前記フロントサイドフレーム支持部の底壁は、バッテリパック搭載フレームを締結する締結部を有することを特徴とする車体フロア構造。
  6. 請求項4記載の車体フロア構造において、
    前記サイドシルインナは、傾斜面を有する傾斜面部を有し、
    前記傾斜面部は、前記フロントフロアパネルと結合されることを特徴とする車体フロア構造。
  7. 請求項5記載の車体フロア構造において、
    前記フロントフロアパネルの車幅方向の中央に位置し、前記上トンネル部及び前記下トンネル部を含むトンネルを有し、
    前記トンネルの裾部の下方には、車両前後方向に沿って延在する一対のアンダフレームが設けられ、
    前記ダッシュクロスメンバ部よりも車両後方位置で、前記トンネルの裾部に対して前記各アンダフレームを結合することで車両前後方向に沿って延びる閉断面が形成され、
    前記フロントサイドフレーム支持部は、前記バッテリパック搭載フレームの前部を締結する前締結部が設けられたマウント部を有し、
    前記閉断面は、前記マウント部と対峙していることを特徴とする車体フロア構造。
  8. 請求項7記載の車体フロア構造において、
    前記トンネルは、根元を車両上方に向かって***させた***部を有することを特徴とする車体フロア構造。
  9. 請求項5記載の車体フロア構造において、
    前記フロントサイドフレームの下方側には、サブフレームが配置され、
    前記ダッシュクロスメンバ部の下方には、前記サブフレームの後端を支持するサブフレーム後ろマウント部と、前記バッテリパック搭載フレームの前部を締結する前締結部が設けられたマウント部とを、車両前方から車両後方に向けて順次配置していることを特徴とする車体フロア構造。
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