JP2019006311A - 車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の小型化を促進すると共に、車両前方から入力される衝突荷重をタイヤに伝達すること。【解決手段】車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレーム12、12と、左右一対のフロントサイドフレーム12、12の車幅方向外側で車両前後方向に延びる左右一対のアッパメンバ14、14と、各アッパメンバ14の車両前方に位置し、車両前方端部16bが各フロントサイドフレーム12に連結された左右一対のロアメンバ16、16とを備え、各ロアメンバ16は、パイプ部材からなり、各ロアメンバ16の車両前方端部16bは、上下方向に直線状に延びている。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、自動車等の車両の車体前部構造に関する。
例えば、特許文献1には、アッパメンバの前端とフロントサイドメンバの前端とを連結する連結機構を備えた車体前部構造が開示されている。このアッパメンバは、パイプ部材からなり、後フランジを介して後方端部がエプロンアッパメンバに連結されている。
アッパメンバ(パイプ部材)の前方端部は、平面視して、車両前方に向かうにつれて内側斜め方向に略直線状に延びた状態にあり、前側接合部を介して、フロントサイドフレームの車幅方向外側に連結されている。
特許第5949956号公報(図3参照)
しかしながら、特許文献1に開示された車体前部構造では、パイプ部材の先端が車両前方側に臨む方向に向いている(所謂、横止めで固定されている)ため、パイプ部材の先端を固定するパイプ固定部分だけ車両前部の寸法が伸びることとなり、車両の小型化を阻害するおそれがある。
また、衝突荷重が車両前方から入力された際、変形したパイプ部材をタイヤに当接させることで荷重を伝達するようにした場合、変形したパイプ部材がタイヤの上方に変位してタイヤと当接しないおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、車両の小型化を促進すると共に、車両前方から入力される衝突荷重をタイヤに伝達することが可能な車両前部構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレームと、前記左右一対のフロントサイドフレームの車幅方向外側で車両前後方向に延びる左右一対のアッパメンバと、前記各アッパメンバの車両前方に位置し、車両前方端部が前記各フロントサイドフレームに連結された左右一対のロアメンバと、を備え、前記各ロアメンバは、パイプ部材からなり、前記各ロアメンバの車両前方端部は、上下方向に延びていることを特徴とする。
本発明では、車両の小型化を促進すると共に、車両前方から入力される衝突荷重をタイヤに伝達することが可能な車両前部構造を得ることができる。
本発明の実施形態に係る車体前部構造が適用された車両の車両前部を示す概略斜視図である。 図1に示す車両前部の平面図である。 左ロアメンバ及び左フロントサイドフレーム等を示す概略斜視図である。 左ロアメンバ及び左フロントサイドフレーム等を示す側面図である。 左ロアメンバの車両前方端部の支持状態を示す斜視図である。 図5のVI−VI線に沿った横断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各図中において、「前後」は、車両前後方向、「左右」は、車幅方向(左右方向)、「上下」は、鉛直上下方向をそれぞれ示している。
本発明の実施形態に係る車体前部構造が適用された車両は、モノコックボディからなる車体を有する。この車体は、車両の車幅方向の中心を通って車両前後方向に沿って延在する図示しない中心線に対して、左右対称に配置されている。
図1及び図2に示されるように、車体前部10は、左右一対のフロントサイドフレーム12、12と、左右一対のアッパメンバと14、14、左右一対のロアメンバ16、16と、フロントバルクヘッド18と、フロントバンパ機構20と、を備えて構成されている。
図1に示されるように、左右一対のフロントサイドフレーム12、12は、車幅方向に沿った左右両側にそれぞれ配置され、車両前後方向に沿って延びている。各フロントサイドフレーム12の車両後方端部は、図示しないクロスメンバに連結されている。なお、図1において、「PU」は、例えば、モータやエンジン等の回転駆動源、変速機(トランスミッション)等が一体的に構成されたパワーユニットを示している。
また、各フロントサイドフレーム12は、インナサイドフレーム12aとアウタサイドフレーム12bとを備え、内部に空間部12cを有する断面矩形状の中空部材で構成されている(図3参照)。インナサイドフレーム12aは、車幅方向内側に配置され、断面ハット状に形成されている。アウタサイドフレーム12bは、車幅方向外側に配置され、略平板状に形成されている。なお、アウトサイドフレーム12bの車両前方端部は、先端にいくにつれて外側に向かって膨出するように形成されている(図6参照)。インナサイドフレーム12aの接合フランジ部とアウタサイドフレーム12bの接合フランジ部とが一体的に接合されて、閉断面を形成している。
左右一対のアッパメンバ14、14は、左右一対のフロントサイドフレーム12、12の車幅方向外側にそれぞれ配置され、車両前後方向に沿って延びている。各アッパメンバ14の車両後方端部は、図示しない左右一対のフロントピラーに連結されている。各アッパメンバ14の下方には、左右前輪を構成するタイヤTが配置されている。
各アッパメンバ14は、アッパメンバ本体22と、アッパメンバ本体22に付設されたアッパインナ部材24とを有する。アッパメンバ本体22は、車両前後方向に沿って延在する平板状部材からなり、側面視した車両前方側から車両後方側に向かって上下方向に幅広となるように構成されている。
アッパインナ部材24は、アッパメンバ本体22の車両前方で車幅方向内側に配置されている。このアッパインナ部材24は、断面略コ字状からなり、上壁24a、側壁24b、及び、下壁24cによって構成されている(図3参照)。上壁24a及び下壁24cは、その間に位置する側壁24bを跨いで互いに対向して配置され、アッパメンバ本体22の車両前方側の上端部及び下端部にそれぞれ接合されている。
図3に示されるように、アッパインナ部材24の内面とアッパメンバ本体22の外面とによって、空間部26が形成されている。この空間部26内には、各ロアメンバ16の車両後方端部16aを固定する一対のバルクヘッド取付金具(第1バルクヘッド)28a、28bが車両前後方向に所定間隔離間して配置されている。各バルクヘッド取付金具28a(28b)は、ロアメンバ16の車両後方端部16aを保持する円形状の保持孔30と、アッパインナ部材24の内面及びアッパメンバ本体22の外面に対してそれぞれ接合されるフランジ部32とを有する。
各ロアメンバ16は、第1屈曲部40と、第2屈曲部42とを有する。図2及び図4に示されるように、第1屈曲部40は、各アッパメンバ14に固定された車両後方端部16a側から車幅方向内側の下方に向かって屈曲するように形成されている。図3に示されるように、第2屈曲部42は、第1屈曲部40よりも車両前方に位置して下方に向かって屈曲するように形成されている。
各ロアメンバ16の車両後方端部16aから第1屈曲部40までは、略直線状に形成されている。各ロアメンバ16の車両前方端部16bから第2屈曲部42までは、略直線状に形成されている。第2屈曲部42よりも下方に位置する各ロアメンバ16の車両前方端部16bは、上下方向に直線状に延びている。第2屈曲部42は、連結板36の上端36aよりも上方に位置している(図4参照)。
各ロアメンバ16は、各アッパメンバ14の車両前方に位置し、中空のパイプ部材で構成されている。ロアメンバ16の車両前方端部16bは、後記する取付ブラケット34、及びガセット38を介して、3点で支持されている。
すなわち、図6、図5に示されるように、ロアメンバ16の車両前方端部16bは、取付ブラケット34に設けられた一組の支持壁37a、37bと、ガセット38に設けられた支持部39とからなる3点で支持されている。一組の支持壁37a、37bは、取付ブラケット34に形成されたスリット62を跨いで配置され、底面部から上方に向かって立設し、車両前方端部16bの外周面の一部を囲繞するように形成されている。支持部39は、ガセット38の上端部で車幅方向外側に配置されている。
ロアメンバ16の車両後方端部16aは、前記したように、一対のバルクヘッド取付金具28a、28bを介して、アッパメンバ14の前部(アッパメンバ本体22及びアッパインナ部材24)に連結されている(図4参照)。
図4に示されるように、ガセット38に近接する各フロントサイドフレーム12の車両前方端部の空間部12c内には、車両前後方向に沿って所定間隔離間する一対のバルクヘッド金具(第2バルクヘッド)44a、44bが配置されている。この一対のバルクヘッド金具44a、44bは、フランジ部を介してインナサイドフレーム12aの内壁に対して接合されている。
アッパメンバ14の空間部26に設けられた一対のバルクヘッド取付金具28a、28bと、フロントサイドフレーム12の空間部12c内に設けられた一対のバルクヘッド金具44a、44bとは、上下方向で重畳する位置に配置されている。
各フロントサイドフレーム12の車両前方端部、及び、車両前方端部の車幅方向に沿った外側には、連結板(連結部材)36、ガセット38、及び、取付ブラケット34がそれぞれ配設されている。
連結板36は、正面視して略矩形状を呈し、フランジ部を介してフロントサイドフレーム12の車両前方端部に接合されている。また、連結板36は、車両前方端部からフロントサイドフレーム12の軸方向と略直交する車幅方向外側に向かって延びている。連結板36において、車両前面の車幅方向外側には、後記するフロントバンパ機構20のエクステンション48を介してバンパビーム50が連結されている。また、車両前面の車幅方向内側には、連結体52が接合されている。連結体52は、フロントバルクヘッド18のサイドステイ56に連結されている。
ガセット38は、平面視して略三角形状を呈すると共に、断面視してコ字状に形成されている。ガセット38は、フロントサイドフレーム12の車両前方端部と連結板36とが略直交する角部に配置されている。また、ガセット38は、平面視して、車両後方に向かうほどフロントサイドフレーム12に近づくように傾斜する傾斜部58を有する。ガセット38の車両前方側の前壁は、ボルト及びナットによって連結板36に締結されている。各ロアメンバ16の車両前方端部16bは、傾斜部58の延長線E上に位置している。
取付ブラケット34には、ロアメンバ16の車両前方端部16bの軸方向に沿って延在するスリット62が形成されている。このスリット62を介して、ロアメンバ16の車両前方端部16bの一部が外部に露出している。
また、取付ブラケット34は、複数のフランジ部を有する。複数のフランジ部は、ボルト及びナット介して連結板36に締結される締結フランジ部64と、連結板36に接合される接合フランジ部66と、ガセット38の傾斜部58に接合される接合フランジ部68とを有する。締結フランジ部64の車幅方向内側の一部、及び、ガセット38の傾斜部58に接合される接合フランジ部68は、「フランジ部」として機能するものであり、傾斜部58の傾斜面に沿って延設されている。
フロントバルクヘッド18は、車両前方端部に配置されている。このフロントバルクヘッド18は、左右一対のサイドステイ56、56、アッパバルクメンバ70と、ロアバルクメンバ72とから構成されている。左右一対のサイドステイ56、56は、左右一対のフロントサイドフレーム12、12の車両前方端部の近傍部位にそれぞれ鉛直上下方向に沿って略平行に配置されている。
アッパバルクメンバ70は、左右一対のサイドステイ56、56の上端部の間に車幅方向に沿って架け渡されている。アッパバルクメンバ70は、軸直断面が略矩形状の閉断面で構成されている。ロアバルクメンバ72は、左右一対のサイドステイ56、56の下端部同士の間に車幅方向に沿って架け渡されている。ロアバルクメンバ72は、鉛直上下方向において、アッパバルクメンバ70の略下方に位置している。
フロントバンパ機構20は、バンパビーム50と、左右一対のエクステンション48、48とによって構成されている。バンパビーム50は、各ロアメンバ16の車両前方端部16b及び連結板36よりも車両前方に位置し、車幅方向に沿って延在している。バンパビーム50の車幅方向両端部で車両後方側には、左右一対のエクステンション48、48が連結されている。各エクステンション48は、左右対称に配置され、前壁、後壁、及び、前壁と後壁とを繋ぐ側壁によって略ボックス形状に構成されている。
図1に示されるように、各フロントサイドフレーム12の車両後方端部の上方には、図示しないダンパを収納する左右一対のダンパハウジング74、74が設けられている。各ダンパハウジング74の上部には、図示しないダンパを支持する左右一対のダンパベース76、76が設けられている。
ダンパハウジング74は、車幅方向に沿って各アッパメンバ14と各フロントサイドフレーム12との間に配置されている。このダンパハウジング74は、複数の側部フランジ部を介して、アッパインナ部材24の下面、フロントサイドフレーム12(アウタサイドフレーム12b)の外側側壁、及び、ダッシュボードアッパ77にそれぞれ固定されている。
図4に示されるように、アッパメンバ14の空間部26に設けられた一対のバルクヘッド取付金具28a、28bと、フロントサイドフレーム12の空間部12c内に設けられた一対のバルクヘッド金具44a、44bとが上下方向で重畳する位置には、帯状の連結プレート(他の連結部材)78がダンパハウジング74の形状に沿って湾曲して設けられている。
この連結プレート78は、アッパメンバ14とフロントサイドフレーム12とを連結するものである。連結プレート78は、ダンパハウジング74の車両前方端部に配置され、車幅方向に沿って延在するように形成されている。また、連結プレート78には、その長手方向に沿って延在する補強ビード80が設けられている。この補強ビード80は、ダンパハウジング74から離間する方向に窪む直線状の凹部によって形成されている。なお、本実施形態では、連結プレート78をダンパハウジング74と別体で構成しているが、これに限定されるものではなく、連結プレート78とダンパハウジング74と一体的に構成してもよい。
本実施形態に係る車体前部10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
本実施形態では、第2屈曲部42よりも下方に位置する各ロアメンバ16の車両前方端部16bが、上下方向に直線状に延びている(図3、図4参照)。これにより、本実施形態では、車両前部の寸法が伸びることを抑制して、車両の小型化を促進することができる。
また、本実施形態では、車両前方から衝突荷重F(図2参照)が入力された際、各ロアメンバ16の車両前方端部16bが上下方向に直線状に延びていることで、バンパビーム50及びエクステンション48を介して伝達された衝突荷重Fによってロアメンバ16の車両前方端部16bが車両後方に変位してタイヤT(図1参照)に当接する。この結果、本実施形態では、車両前方から入力された衝突荷重FをタイヤT(図1参照)に伝達することができる。
さらに、本実施形態では、ロアメンバ16に1屈曲部40及び第2屈曲部42を設けることで、ロアメンバ16を車幅方向の内側に向かって屈曲させることができる。この結果、本実施形態では、車両前部の寸法が伸長することを抑制することができる。
さらにまた、本実施形態では、ロアメンバ16の第2屈曲部42から車両前方端部16bまでの寸法を、連結板36の下端から上端36aまでの寸法(連結板36の高さ寸法)より大きくすることで(図4参照)、車両前方から衝突荷重Fが入力された際、ロアメンバ16が連結板36と一体的に車両前後方向に折り畳まれるように変形(変位)する。この結果、本実施形態では、衝突荷重Fがフロントサイドフレーム12側へ伝達されることを妨げることがなく、衝突荷重Fを円滑に伝達することができる。
さらにまた、本実施形態では、図6に示されるように、ガセット38の傾斜部58の延長線E上にロアメンバ16を配置してガセット38の傾斜部58とロアメンバ16とを揃えることで、車両前方から入力される衝突荷重Fを、ロアメンバ16を介してフロントサイドフレーム12に対して効率良く伝達することができる。より好ましくは、ガセット38の傾斜部58の延長線E上にロアメンバ16の断面円形の中心点Oを一致させることで(図6参照)、衝突荷重Fにより中空のロアメンバ16を潰し変形させて衝撃荷重Fを吸収することができる。
さらにまた、本実施形態では、取付ブラケット34の締結フランジ部64の一部及び接合フランジ部68をガセット38の傾斜部58の延長線E上に設けることで、車両前方から入力される衝突荷重Fをより一層効率良くフロントサイドフレーム12に伝達することができる。
さらにまた、本実施形態では、図4に示されるように、ロアメンバ16の空間部26に設けられた一対のバルクヘッド取付金具28a、28bと、フロントサイドフレーム12の空間部12cに設けられた一対のバルクヘッド金具44a、44bとを、ダンパハウジング74の車両前方端部に車幅方向に沿って設けられた連結プレート78によって繋いでいる。これにより、本実施形態では、アッパメンバ14とフロントサイドフレーム12との互いの結合強度を高めることができる。この結果、本実施形態では、車体前部10の捩れを抑制して車体前部10の剛性・強度を向上させることができる。
なお、本実施形態では、バルクヘッド取付金具28a、28b、及び、バルクヘッド金具44a、44bを、それぞれ一対配置しているが、単一のバルクヘッド取付金具及び単一のバルクヘッド金具であってあってもよい。
10 車体前部
12 フロントサイドフレーム
14 アッパメンバ
16 ロアメンバ
16a (ロアメンバの)車両後方端部
16b (ロアメンバの)車両前方端部
20 フロントバンパ機構
28a、28b バルクヘッド取付金具(第1バルクヘッド)
34 取付ブラケット
36 連結板(連結部材)
38 ガセット
40 第1屈曲部
42 第2屈曲部
44a、44b バルクヘッド金具(第2バルクヘッド)
58 傾斜部
64 締結フランジ部(フランジ部)
68 接合フランジ部(フランジ部)
78 連結プレート(他の連結部材)

Claims (5)

  1. 車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレームと、
    前記左右一対のフロントサイドフレームの車幅方向外側で車両前後方向に延びる左右一対のアッパメンバと、
    前記各アッパメンバの車両前方に位置し、車両前方端部が前記各フロントサイドフレームに連結された左右一対のロアメンバと、
    を備え、
    前記各ロアメンバは、パイプ部材からなり、
    前記各ロアメンバの車両前方端部は、上下方向に延びていることを特徴とする車体前部構造。
  2. 請求項1記載の車体前部構造において、
    前記各フロントサイドフレームの車両前方端部に設けられ、フロントバンパ機構に連結される連結部材を備え、
    前記各ロアメンバは、前記各ロアメンバの車両後方端部側から車幅方向内側に向かって屈曲する第1屈曲部と、前記第1屈曲部よりも車両前方に位置して下方に向かって屈曲する第2屈曲部とを有し、
    前記第2屈曲部は、前記連結部材よりも上方に位置していることを特徴とする車体前部構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車体前部構造において、
    前記各フロントサイドフレームの車両前方端部の車幅方向外側に連結されるガセットを備え、
    前記ガセットは、平面視して、車両後方に向かうほど前記各フロントサイドフレームに近づくように傾斜する傾斜部を有し、
    前記ロアメンバの車両前方端部は、前記傾斜部の延長線上に位置していることを特徴とする車体前部構造。
  4. 請求項3記載の車体前部構造において、
    前記ロアメンバの車両前方端部を、前記フロントサイドフレームに対して取り付ける取付ブラケットを備え、
    前記取付ブラケットは、フランジ部を有し、
    前記フランジ部は、前記傾斜部に沿って延設されていることを特徴とする車体前部構造。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか1項記載の車体前部構造において、
    前記各ロアメンバの車両後方端部を、前記各アッパメンバに固定する第1バルクヘッドと、
    側面視して前記第1バルクヘッドと上下方向で重畳し、前記各フロントサイドフレーム内に配置された第2バルクヘッドと、
    側面視して前記第1バルクヘッドと前記第2バルクヘッドとが上下方向で重畳する位置に配置された他の連結部材と、
    をさらに備えることを特徴とする車体前部構造。
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