JP2018125688A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 原稿押圧部材が閉じた状態で行われる原稿の読み取り画像の色判定において原稿の広い領域を判定領域としつつ、原稿押圧部材が開いた状態で行われる原稿の読み取り画像の色判定において原稿の浮きの影響による誤判定を低減する。
【解決手段】 色判定手段は、開閉検知手段において原稿押圧部材が閉じていると検知された状態で行う判定において、原稿のサイズに基づいた色判定領域を用い、開閉検知手段において原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定において、原稿のサイズに基づいた色判定領域を狭くした他の色判定領域を用いる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体に関する。
従来、原稿台に載置された原稿を読み取る画像形成装置が知られている。原稿台に原稿を載置して原稿を読み取る場合、圧板等の原稿押圧部材を閉じることによって原稿を上から押さえることで、原稿の浮きの影響が低減される。
特許文献1の画像形成装置は、操作者が設定した読み取り領域の情報とセンサが検知した原稿サイズの情報を取得している。そして、原稿押圧部材が開いている場合には、読み取り領域と検知した原稿サイズの大きさを比較し、読み取り領域が大きい場合には、センサによって検知した原稿サイズを判定領域としている。この判定領域を用いて原稿の読み取り画像がカラーかモノクロかを判定する自動カラー判定(ACS)を行う。
特開2010−41389号公報
原稿台に載置された原稿を連続的に複数読み取る場合には、原稿の置き換えを容易とするため、原稿押圧部材が開いている状態のまま原稿の読み取りを行うことがある。
原稿押圧部材が開いている状態で、原稿台に載置された原稿の読み取りを行う場合に、例えば、カールしやすい薄い原稿や、角をステープル止めされている原稿束等の折り目がついた原稿は、原稿押圧部材を閉じた状態に比べて原稿の端部が浮きやすい。
画像形成装置は、光源から光を原稿に当てて、反射光を読み取ることで原稿の画像を読み取っているため、白色の紙の原稿の読み取りを行ったとしても原稿の端部が浮いた状態では、端部が黒色、薄い青色や緑色の画素として読み取られることがある。そのため自動カラー判定機能が有効である場合にモノクロの原稿の読み取りを行ったとしても、原稿の端部が浮いていると、原稿の読み取り画像が誤ってカラーと判定されるおそれがある。
一方、原稿押圧部材が閉じている場合には、原稿の浮きの影響が低減される。そのため、原稿の広い領域をACSの判定領域とし、原稿の中心から遠い位置だけにカラーがある場合であっても、カラー原稿であると判定したい。
特許文献1では、原稿押圧部材が開いている場合に原稿の浮きの影響による誤判定を低減することが出来ない。
本発明の画像形成装置は、原稿押圧部材が閉じた状態で行われる原稿の読み取り画像の色判定において原稿の広い領域を判定領域とし、開いた状態で行われる原稿の読み取り画像の色判定において原稿の浮きの影響による誤判定を低減することを目的とする。
本発明は、原稿を載置する原稿台と、原稿台の上に載置された原稿を押圧し、開閉可能な原稿押圧部材と、原稿押圧部材の開閉状態を検知する開閉検知手段と、原稿台に載置された原稿を読み取り、原稿の画像データを生成する画像読み取り手段と、原稿の画像データにカラーが含まれているか否かの判定する色判定領域を用いて、画像読み取り手段によって生成された原稿の画像データがカラーであるかモノクロであるかを判定する色判定手段と、を有し、色判定手段は、開閉検知手段において原稿押圧部材が閉じていると検知された状態で行う判定において、原稿のサイズに基づいた色判定領域を用い、開閉検知手段において原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定において、原稿のサイズに基づいた色判定領域を狭くした他の色判定領域を用いることを特徴とする。
原稿押圧部材が閉じた状態で行われる原稿の読み取り画像の色判定において原稿の広い領域を判定領域としつつ、原稿押圧部材が開いた状態で行われる原稿の読み取り画像の色判定において原稿の浮きの影響による誤判定を低減することが可能となる。
画像形成装置のシステムブロック図 画像形成装置の断面模式図および原稿台の平面模式図 読み取り部および原稿押圧部材の断面模式図 原稿模式図および画像データ模式図 原稿押圧部材が開いている状態の原稿読み取り動作説明図、原稿模式図および画像データ模式図 画像データ模式図 原稿模式図 画像データ模式図 ACSの処理手順を示すフローチャート
(実施例1)
図1は、画像形成装置の一例であるMFP100のシステムブロック図である。読み取り部130は、原稿を読み取り、画像データを生成する画像入力デバイスである。また、原稿から画像データを生成するのとは別に原稿サイズを検出することも可能である。また、読み取り部130は、後述の原稿押圧部材の開閉状態を検知することも可能である。
印刷部140は、生成された画像データに基づいた画像を媒体に印刷する。制御部110は、読み取り部130や印刷部140と接続されており、画像情報の入出力を制御する。また、制御部110はLANに接続され、LANを経由して不図示のPCやサーバから印刷ジョブの受信などを行う。CPU(Central Processing Unit)111は、MFP100全体の動作を制御する。
RAM(Random Access Memory)112は、CPU111のワークメモリとして機能する。また、RAM112は、画像データを一時的に記憶する。具体的には、読み取り部130で生成した画像データを記憶する。
HDD(Hard Disk Drive)114は、システムソフトウェア、画像データ、MFP100の動作を制御するためのプログラム等が格納された大容量記憶装置である。HDD114は、システムソフトウェア、ジョブ履歴情報、操作者ボックス内の画像データなどを記憶する。また、HDD114は、読み取り部130で生成し、画像処理部118で画像処理を施した画像データを記憶する。
HDD114に記憶されたプログラムは、RAM112にロードされCPU111により実行される。なお、HDDの代わりに又はHDDと併用してソリッドステートドライブ(SSD)等の他の記憶装置を備えていてもよい。なお、本実施例においてHDD114には、後述の画像処理部118がカラー判定を行う際に用いる色判定領域のサイズを変更するための情報が記憶されている。
ROM(Read Only Memory)113は、ブートROMとして機能し、MFP100のブートプログラムが格納される。
ネットワークI/F115は、LANに接続され、LANを介して画像データ、およびその他の情報の入出力を行う。
デバイスI/F116は、画像入出力デバイスである読み取り部130,印刷部140と、制御部110とを接続し、画像データの変換を行う。
操作部150は、操作者からの入力を受け付けるキーボードを備えている。また、操作部150は、操作画面を表示し、タッチパネルによって操作者から操作を受け付ける液晶パネルを備えている。
操作部I/F117は、操作部150と制御部110を接続するインタフェースであり、操作部150のディスプレイに表示するための画像データを操作部150に伝達する。また、操作部I/F117は、操作部150から操作者が入力した情報をCPU111に伝達する。
画像処理部118は、LAN経由でデバイスI/F116から入出力される画像データに対して補正、加工、編集を行う。さらに、画像処理部118は、画像データを用いて、カラー判定を行う。具体的には、原稿を読み取って生成される画像データを用いて原稿がカラー原稿か、モノクロ原稿かを判定する。画像メモリ119は、読み取り部130で生成した画像データおよび画像処理部118で処理を行う前後の画像データを一時的に記憶するためのメモリである。なお、図1では画像メモリ119をRAM112と別に示したが、RAM112の一部の領域として扱われてもよい。
CPU111、RAM112、ROM113、HDD114、ネットワークI/F115、デバイスI/F116、操作部I/F117、画像処理部118、画像メモリ119は、データバス120に接続される。なお、RAM112、HDD114、画像メモリ119は記憶部となる。
図2(a)では、画像形成装置の断面模式図の一例を示し、図2(b)では、原稿台の平面模式図の一例を示す。
MFP100は、原稿押圧部材200、読み取り部130、印刷部140を含んで構成される。図2では、印刷部140の詳細な説明は省略する。
図2においてMFP100は、自動原稿搬送装置160(ADF:Auto Document Feeder)を有する。原稿押圧部材200は開閉可能に配されている。原稿押圧部材200のうち、原稿台220と接する側には白板219が取り付けられている。なお、MFP100は、自動的に原稿を搬送する機構を有さなくてもよい。
読み取り部130は、原稿台220の上に載置された原稿に対して光学スキャナユニット209を図2の矢印に示す副走査方向に走査することで、原稿に記録された画像を光学的に読み取り、画像データを生成する。具体的には、原稿台220上の原稿は、次の光学系で読み取られる。この光学系は、流し読みガラス201、原稿台220、光学ランプ203とミラー204を有する光学スキャナユニット209、ミラー205および206、レンズ207、CCDセンサ210を備える。
光学系によって生成された画像情報は光電変換されて、画像メモリ119に画像データとして記憶され、画像処理部118に入力される。尚、白板224は、シェーディングによる白レベルの基準データを作成するための白板である。
図2(b)は原稿台220の平面模式図である。図2(b)に示すように光学スキャナユニット209は、原稿の主走査方向のサイズ検知を行うためのユニットであり、前述したように矢印に示す副走査方向に走査する。なお、原稿を横置きした際には、原稿の短辺が主走査方向となり、長辺が副走査方向となる、原稿を縦置きした際には、原稿の短辺が副走査方向となり、長辺が主走査方向となる。
図2(b)に示す反射型センサ222、223は、原稿の副走査方向のサイズ検知を行うためのセンサである。
ここでは、原稿台220に載置された原稿300の読み取りを行い、原稿300の画像データを生成する画像読み取り手段、および、原稿台220に載置された原稿300のサイズを検知する原稿サイズ検知手段について説明する。
まず、画像読み取り手段について説明する。画像読み取り手段とは、読み取り部130において、原稿台220に載置された原稿300に基づいた画像データを生成する手段である。
具体的に説明すると、操作者は、原稿台220上の基準位置(左上)に合わせて、原稿300を載置する。そして、CPU111は、原稿台220に載置された原稿300を読み取り可能な位置まで光学スキャナユニット209を移動させる。なお原稿台220上に載置する際に、操作者は、原稿押圧部材200を開けて、原稿300の読み取り面を下にして(フェイスダウンと呼ぶ)、原稿台220上に原稿300を載置する。
その後、操作者は、原稿押圧部材200を閉めて原稿300を固定し、原稿300の読み取り指示を行う。または、操作者は、原稿押圧部材200を開けたまま原稿300の読み取り指示を行う。このとき、原稿台220の左端から右端に向かって光学スキャナユニット209を移動させて副走査を行う。原稿300の原稿台220に接している面が、光学ランプ203によって露光されて、原稿300の画像が主走査方向、および、副走査方向に対して読み取られる。そして、原稿300からの反射光が複数のミラー204、205,206に伝達され、伝達された反射光がレンズ207を通過し、集光されてCCDセンサ210によって電気信号に変換される。CCDセンサ210から出力された画像データは、画像処理部118で処理され、RAM112で記憶される。
次に原稿検知手段について説明する。原稿検知手段とは、CPU111が読み取り部130で生成された画像データをデバイスI/F116を介してRAM112に記憶する。そして、CPU111が、RAM112に記憶された画像データに基づき原稿台220に載置された原稿300のサイズを検知する手段である。
具体的に説明すると、原稿台220上に載置された原稿300の副走査方向のサイズは、図2(b)に示すように配置された複数の反射型センサ222、223によって検出される。反射型センサ222、223は、その発光部から赤外光を原稿台220の下側から発光し、原稿からの反射光をその受光部で受光することにより、原稿の副走査方向のおよその長さを検出する。
続いて、操作者が原稿押圧部材200を閉じる動作を開始する際に、原稿押圧部材200が閉じられる途中で、光学ランプ203を点灯し、原稿300を照明する。そしてCCDセンサ210は、原稿300のある1ラインの主走査方向を読み取る。光学ランプ203からの光が原稿300により遮られ反射される部分と、原稿300がないため遮られず反射光が戻ってこない部分が検出され、その検出結果により原稿300の端部が検出される。このように検出された主走査方向長とある程度の副走査方向長により、定形サイズとして原稿300のサイズが確定する。
次に、およその長さに分類できる程度に副走査方向長を検出している理由は、主走査方向長がある程度精密に検出できるためである。例えば、主走査方向長として、A4サイズ分の主走査方向長が検知できた場合に、副走査方向の反射型センサ222、223が両方とも原稿からの反射光を検知していればA3サイズと、読み取り部130が確定することが可能である。
また、反射型センサ222、223が両方とも未検知であればA4とサイズを確定することが可能である。
本実施例では、原稿300のサイズをセンサによって検知することにより設定する構成について説明したが、これに限らない。原稿300のサイズは、MFP100の操作者が操作部150を操作し、CPU111が原稿300のサイズを受け付けることで決定してもよい(第2受け付け手段)。
その場合、操作者が操作部150で選択した原稿300のサイズの情報を、CPU111がRAM112に記憶する。
本実施例では、読み取り部130が備える光学系は、原稿300からの反射光をCCDセンサ210上に結像する縮小光学系である場合について説明したが、これに限らない。読み取り部130が備える光学系は、原稿300からの反射光をCIS(Contact Image Sensor)上に結像する等倍光学系であってもよい。
図3は、原稿の開閉状態を検知する手段を説明するための読み取り部130および原稿押圧部材の断面模式図の一例である。図3を用いて読み取り部が、原稿押圧部材200の開閉状態を検知する手段を説明する。
開閉検知センサ231、232、233、234は、原稿押圧部材200の開閉操作が行われた際に、開閉角度を検知するセンサである。
原稿押圧部材200が閉じられた状態である場合に開閉検知センサ231は、フィン235によってフォトインタラプタ内で照射及び受光されている光が遮断されていることを検知する。この状態が開閉検知センサによって、原稿押圧部材200が閉じていると検知された状態(以下、閉じている状態)である。この状態から操作者が原稿押圧部材200を押し上げようとすると、開閉検知センサ231に位置していたフィン235が外れ、開閉検知センサ231はそれを検知する。検知した信号は、読み取り部130からデバイスI/F116を介してCPU111に伝えられる。この検知した信号によって、CPU111は、原稿押圧部材200が開かれたことを検知する。この状態が開閉検知センサによって、原稿押圧部材200が開いていると検知された状態(以下、開いている状態)である。
また、CPU111は、原稿押圧部材200の開閉角を判定する。開閉検知センサ232は、原稿押圧部材200が例えば30°開いたことを検知するように配置されている。開閉検知センサ233は、原稿押圧部材200が例えば45°開いたことを検知するように配置されている。開閉検知センサ234は、原稿押圧部材200が例えば70°開いたことを検知するように配置されている。
そして原稿押圧部材200が例えば30°開いた状態になったことを検知したときに、前述したように原稿サイズの検知を行う。このように、原稿押圧部材200が開いた状態と検知する角度は、小さい方がよい。外光が入りづらい状態で原稿300に光を照射し、その反射光を読み取る読取処理を行うことによって、原稿のサイズを正確に判定するためである。
図4の原稿模式図および画像データ模式図を用いて原稿押圧部材200が閉じている状態の自動色判定手段について説明する。一般的に読み取り部130において生成された画像データ301がカラー原稿か、モノクロ原稿かを判定する自動色判定手段(ACS:Auto Color Select)を備えた画像形成装置が知られている。
ACSは、読み取り部130によって生成された画像データ301の特定領域(以後、色判定領域)にカラー画素が含まれるか否かによって原稿300から得られた画像データ301がカラーであるかモノクロであるかを判定する。
具体的には、画像処理部118が、原稿のサイズに基づき色判定領域を設定する。ここで、原稿のサイズに基づきとは、画像メモリ119に記憶された画像データに基づくものを含んでもよい。
そして、画像処理部118が、色判定領域において、カラーの画素の有無を判定し、カラーと判定された画素が主走査方向、または、副走査方向に一定数連続する場合は、カラーラインと判定する。カラーラインが他の方向に一定数連続して存在する場合には、画像処理部118は原稿をカラー原稿として判断する。カラー原稿と判断するための連続画素や連続ラインの閾値はHDD114またはRAM112に記憶されている値で設定してもよいし、記憶されている複数の値の中から操作者があらかじめ選択してもよい。
なお、色判定領域は、読み取り部130が画像データの生成を行う際に原稿300の読み込みを行う領域となる。
次に色判定領域について図4(a)および図4(b)を用いて説明する。図4(a)および(b)において、原稿300に対して、後述の非読み取り領域305を除いた領域が領域306となる。領域306から後述の非判定領域304を除いた領域が色判定領域302になる。
まずは、原稿押圧部材200が閉じている状態の色判定領域について説明する。図4(a)は、原稿300を示し、図4(b)は、原稿押圧部材200が閉じている状態で、読み取り部130が原稿300の読み取りを行った際に生成された画像データ301を示す。
図4(a)に示すように、色判定領域302を原稿300のサイズよりも少し狭めている。原稿300の一部の領域が色判定領域302となる。一般的に色判定領域302を広くすることで、原稿300の端部にカラーが存在する場合であってもカラー原稿として正確に判定することが可能となる。
しかし、図4(b)の画像データを生成する際に原稿台220に原稿300を載置した際に原稿台220の角に原稿300が突き当たっていない等の理由で、原稿300以外の領域を含んで画像データ301として読み取るおそれがある。このとき、原稿300以外の領域にゴミが載ることがあり、このような場合には、色判定領域を広げすぎるとモノクロ原稿をカラー原稿と誤判定するおそれがある。そのため、色判定領域302を原稿300のサイズよりも少し狭めることで、上記の場合であっても、原稿300から得られた画像データ301がカラーであるかモノクロであるかを適切に判定することができる。
そこで、色判定領域302は、画像データ301に対して判定を行わない領域(以後、非判定領域304)を設定することで定められる。具体的には、非判定領域304は、色判定領域302の周囲を囲むように設定される。非判定領域304は、例えば0.5mm以上、20mm以下で設定する。なお、非判定領域304は、画像データの生成を行う際に原稿300の読み込みを行う。
この非判定領域304は、MFP100の操作者が操作部150を通じて非判定領域304の幅を指定することによって設定してもよい。また、あらかじめRAM112やHDD114等に記憶していた情報をCPU111が画像処理部118へ情報を読み出すことで設定してもよい。
また、図4のように、読み取り部130が原稿300の読み取りを行わない領域であり、且つ、色判定を行わない領域である非読み取り領域305を設定してもよい。非読み取り領域305は、非判定領域304の周囲を囲むように設定される。
具体的に説明すると非読み取り領域305は、プリント時に用紙の端を白色とする領域である。つまり、画像データ301を生成する際に、非読み取り領域305に対応する領域に白色の情報を画像処理部118が追加することにより、原稿300の読み取りをする際に原稿300がある部分と無い部分との境目が用紙に印刷されることを抑制している。
次に、図5、図6を用いて、原稿押圧部材200が開いている状態で、読み取り部130が原稿300の読み取りを行う場合の課題について説明する。
図5(a)では、原稿押圧部材200が開いている状態で、原稿台220に載置された原稿300を読み取り部130が読み取るところを表している。
原稿押圧部材200が開いているため、原稿台220に載置された原稿300の一部が原稿台220から浮くおそれがある。例えば、カールしやすい薄い原稿や、角をステープル止めされている原稿束等の折り目がついた原稿は、原稿押圧部材が開いている状態だと原稿の端部が浮きやすい。ここでは、例として原稿300の位置Aから左端に近い位置Bにかけて原稿台220から徐々に浮きが大きくなる状態を示した。
図5(b)は原稿300を示し、原稿300のうち原稿台220から浮いている領域411を平面図で示している。
図5(c)は、図5(b)の原稿300の読み取りを行った場合に読み取り部130で生成される画像データ401である。図5(c)に示すように、原稿300の浮いている領域409を読み取り部130が読み取ることで生成される画像データ401は、図5(b)に示す原稿300と異なるものとなる。
画像データ401において位置Bは、図5(a)に示すように原稿300の浮きが大きいため黒色となる。画像データ401において位置Bよりも原稿の内側である位置Aは、位置Bに比べて浮きが少ないため薄い青色や緑色となる。原稿300が浮いている事により色が変化した領域を、異なる色に変化した領域409とする。なお、本実施例において、読み取り部130が生成した画像データ401の端部は、非読み取り領域が設定されている。そのため、図5(c)に示すように画像データの端部は、浮きによる色がつかない領域(白色)となっているが、非読み取り領域を設定しない場合には異なる色に変化した領域409の一部となる。
このように原稿300の浮きの程度によって、原稿300の読み取りによって生成される画像データ401の一部が実際の原稿300と異なる色に変化してしまうおそれがある。そのためACSを行う際に、画像データ401のうち実際の原稿300と異なる色に変化した領域409と、色判定領域とが重なると、モノクロの原稿を用いた場合でも画像処理部118は、原稿300をカラー原稿であると誤判定するおそれがある。詳細は、図6を用いて説明する。
図6では、図5(c)に示した画像データ401において原稿台220からの原稿300の浮きによって、画像データ401が原稿300に対して異なる色に変化した領域409と色判定領域402とが重なった状態を示す。また、図6の色判定領域402は、図4の色判定領域302と同じ領域であってもよい。図6では、同じ領域として説明する。
図6において色判定領域402は、位置Aを内包する。前述したように位置Aにおける画像データ401は、薄い青色や緑色となる。この状態でACSを行うと、原稿300がモノクロである場合でもカラーとして判定されるおそれがある。また判定に基づき印刷部140が印刷処理を行うと、本来モノクロ印刷すべき所をカラー印刷してしまい、余計にトナーを消費することや、利用者にカラー印刷料金を請求するおそれがある。
図7および図8を用いて、図5および図6で示した課題を解決するための本実施形態におけるACSの色判定領域の設定方法と、その効果について説明する。
図7は、原稿模式図を示し、原稿押圧部材200が開いている状態における色判定領域の設定方法を説明している。色判定領域407は、CPU111が色判定領域402から狭め量408だけ狭めることで設定される。つまり、原稿押圧部材200が閉じている状態の色判定領域402よりも、原稿押圧部材200が開いている状態の色判定領域407が狭くなる。
具体的には、色判定領域407は、判定領域402から狭め量408だけ狭めた領域である。このとき、図7に示すように色判定領域402の周囲を狭めることで設定したほうがよい。これは、原稿台220に原稿300を置いた際には、原稿300の周囲(外延)に近い領域において浮きが生じやすいからである。
狭め量408は、HDD114にあらかじめ記憶された原稿サイズ毎の固定値としてもよい。また、狭め量408は原稿300のサイズによらず一律に適用してもよい。
またはHDD114にあらかじめ記憶された複数の狭め幅の中から操作部150を介して操作者によって選択されてもよい(選択手段)。選択された狭め幅は、画像処理部118によって受け付けられる。さらには、狭め量408は、操作部150を介して操作者によって設定された辺の設定された量として、画像処理部118によって受け付けられてもよい。具体的には、例えば原稿300の二つの長辺の各々に対して30mm、二つの短辺の各々に対して20mmの狭め量が操作者によって操作部150を介して設定される。
なお、RAM112にあらかじめ記憶された狭め量408を用いる場合の具体例を説明する。原稿300の2つの短辺の各々における狭め量Xは、0mm<X≦40mmとなり、原稿300の2つの長辺の各々における狭め量Yは、0mm<Y≦70mmとした方がよい。前述のように固定値および複数の狭め量を設定する場合には、この範囲にとなるような固定値、または、複数の狭め量とした方がよい。このような値の範囲によれば、A5サイズ以上のすべての用紙に色判定領域を残しつつ狭め量を設定することが可能である。
また、原稿300のサイズ毎の固定値を設けてもよい。具体的には、A4サイズのときには、長辺に対して30mmの狭め量を用い、短辺に対して20mmの狭め量を用いる。B4サイズのときには、長辺に対して40mmの狭め量を用い、短辺に対して30mmの狭め量を用いる。A3サイズのときには、長辺に対して50mmの狭め量を用い、短辺に対して40mmの狭め量を用いる。レターのときには、長辺に対して20mmの狭め量を用い、短辺に対して10mmの狭め量を用いる。このように、原稿300のサイズが大きくなるにつれて、狭め量408を大きくすることで、原稿300のサイズが大きくなることで浮きの量が大きくなっても、色判定における誤判定を減少させることが可能である。
なお、色判定領域402を操作者が設定する際には、一定以下のサイズにならないように、設定可能な狭め量408に上限を設けてもよい。これは、狭め量が大きすぎる場合には、非判定領域がなくなるおそれがあるからである。
なお、原稿300のサイズに対して色判定を行うことが可能な色判定領域が残れば、長辺および短辺の狭め量が上述の範囲を超えてもよい。その場合に、複数の狭め量を操作者が選択可能にしてもよいし、原稿300のサイズ毎の固定値を設けてもよい。
図7の構成によれば、原稿台220からの原稿300の浮きによって画像データ301の色が正しく読み取れない領域と、色判定領域とが重なりづらくなる。そして、原稿押圧部材200が開いた状態で行われる原稿300の読み取りによって生成される画像データの色判定において原稿の浮きの影響による誤判定を低減することが可能となる。
図8は、本実施例の色判定領域の設定方法を用いた際の効果を説明する図である。本実施例の色判定領域の設定方法によれば、原稿押圧部材200が開いていることで生じた原稿300の浮きによって画像データ401の一部が実際の原稿300と異なる色に変化しても、異なる色に変化した領域409と、色判定領域407とが重ならない。そのため、モノクロ原稿ならばACSによって適切にモノクロ原稿として判定することが可能となる。
つまり、狭め量408を適用しない場合(図6)に対して、狭め量408を適用する場合(図8)は、原稿押圧部材200が開いている状態における原稿300の浮きによって生じるACSの誤判定を低減することが可能となる。
なお、原稿押圧部材200が閉じている状態あるいは色判定領域を狭める設定が無効ならば、画像処理部118は色判定領域を狭めない。この場合には画像処理部118は設定した色判定領域に従い、広い領域に対して判定することを優先する。そのため、例えば原稿の端のみにカラー画像が含まれているカラー原稿の場合には、自動色判定によって適切にカラーの画像データとして判定することが可能となる。
また、カラー判定領域を狭めることに加え、自動色判定でカラーの画像データと判定する条件を変更してもよい。例えば、画像データのうち色判定領域の該当領域においてカラー画素が何画素以上連続している場合はカラー判定するという条件を変更前に比して変更後を厳しくしてもよい。
図9に本実施例のACSの処理手順を示すフローチャートを示す。このフローチャートで示される処理を実行するためのプログラムはROM113またはHDD114に記憶されており、CPU111によって実行される。
図9のフローチャートは原稿300が原稿台220にセットされている状態で、スキャン処理を実行する場合の手順のうち、説明に必要な部分を抜粋したものである。なお、図9のフローチャートの処理は、操作部150を介してスキャンの実行指示を受け付けたことに従って開始される。なお、フローチャートを実行する前の段階において、操作者によってスキャンの設定が行われているものとする。具体的に、スキャンの設定には、原稿の種類(文字または写真)の設定や、画像の濃さ、原稿のサイズ、ACSの有効/無効の設定である。ACSが無効の場合、操作者は、操作部150を介して、原稿がカラー原稿またはモノクロ原稿であることを設定する。CPU111は、これらの設定を操作部150を介して受け付け、受け付けた設定はHDD114に記憶される。
また、CPU111は、色判定領域を狭める設定が有効であるか、無効であるかの設定を、操作部150を介してMFP100の機器の設定として受け付け、受け付けた設定をHDD114に記憶しておくものとする。
S801では、CPU111が、S801の前の段階であらかじめ取得する。具体的には、原稿押圧部材200が開いているときには、操作者から受け付けた原稿のサイズを用いる。一方、原稿押圧部材200が閉じている時には、操作者から受け付けた原稿のサイズを用いてもよいし、原稿サイズ検知手段によって検知された原稿のサイズを用いてもよい。CPU111は、取得した原稿サイズと、あらかじめ設定された非判定領域および非読み取り領域から、色判定領域のサイズを設定し(領域設定手段)、S805およびS806で読み出せるように、RAM112に保存する。S802に進む。
S802では、CPU111が、原稿押圧部材200が開いている場合に、MFP100の機器の設定としてHDD114に記憶された色判定領域を狭める設定が有効か無効かを判定する。設定が有効ならばS803に進む。設定が無効ならばS806に進む。
S803では、CPU111が、開閉検出手段によって原稿押圧部材200の開閉状態を取得する。S804に進む。
S804では、CPU111が、S803で取得した原稿押圧部材200が開いている状態であるか否かを判定する。開いている状態であると判定したならばS805へ、閉じているである状態であると判定したならばS806に進む。
S805では、CPU111が、原稿押圧部材200が開いている状態の場合に、S801で設定した判定領域から、あらかじめ設定されている色判定領域の狭め量を狭める。S806に進む。
S806では、S801あるいはS805で計算し、RAM112に記憶された色判定領域を、CPU111が読みだして画像処理部118に設定する。S807に進む。
S807では、CPU111が読み取り部130に原稿300を読み取るよう指示する。読み取り部130は、指示を受けて、原稿台220上にセットされた原稿300の読み取りを行い、画像データを生成する。S808に進む。
S808では、読み取り部130による原稿300の読み取りを行う前に操作者が操作部150によってスキャンの設定としてACSを有効に設定したか否かを判定する。ACSが有効に設定されている場合にはS809へ、ACSが無効に設定された場合(例えば、原稿がカラーであると設定された場合、あるいは、原稿がモノクロであると設定された場合)はS811に進む。
S809では、S807で得られた画像データのS806で設定された色判定領域に対応する領域にACSを実施する。ACSでは、前述したように、設定した色判定領域にカラー画素が一定数含まれているか否かを判定する。なお、色判定領域ではない領域にカラー画素が一定数含まれているか否かについては、判定しない。S810に進む。
S810では、CPU111は、S809の判定の結果、原稿がカラー原稿であるか、モノクロ原稿であるかを判定する。カラー原稿であると判定した場合にS812へ、モノクロ原稿であると判定した場合にS813に進む。
S811では、CPU111は、スキャンの設定として、原稿がカラー原稿であると設定されたか、モノクロ原稿であると設定されたかをHDD114に記憶されたスキャンの設定を参照して判定する。スキャンの設定として、原稿がカラー原稿であると設定されている場合はS812に、スキャンの設定として、原稿がカラー原稿であると設定されている場合はS813に進む。
S812では、S807で得られた画像データをカラー画像フォーマットに変換してRAM112に記憶する。
S813では、S807で得られた画像データをモノクロ画像フォーマットに変換してRAM112に記憶する。
コピージョブの場合はこの読み取り処理の後、RAM112に記憶した画像を画像メモリ119に読み出し、画像のカラー、モノクロ情報に従い印刷処理を実行する。カラー印刷処理を行う場合には、複数の色のトナーを用いて印刷し、モノクロ印刷の場合には、黒のトナーを用いて印刷を行う。そのため、カラー印刷における印刷料金は、モノクロの印刷料金よりも高くなる。
以上のようにして、色判定手段における色判定領域の設定が終了する。
本実施例によれば、自動カラー判定を正確に実施することが可能である。特に、生成された画像データを印刷する際に、モノクロ原稿の場合は適切にモノクロ印刷を実施し、カラー原稿の場合は適切にカラー印刷を実施することが可能となる。つまり、モノクロ原稿の場合に、カラー印刷を実施することを抑制することで、利用者に余分に料金を支払わせることを抑制することが可能となる。
(その他の実施例)
以上、本発明の例を示して説明したが、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。例えば、非判定領域304および非読み取り領域305の少なくとも一方が設けられなくてもよい。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
200 原稿押圧部材
220 原稿台
300 原稿
302 色判定領域
402 色判定領域
407 色判定領域

Claims (16)

  1. 原稿を載置する原稿台と、
    前記原稿台の上に載置された原稿を押圧し、開閉可能な原稿押圧部材と、
    前記原稿押圧部材の開閉状態を検知する開閉検知手段と、
    前記原稿台に載置された前記原稿を読み取り、前記原稿の画像データを生成する画像読み取り手段と、
    前記原稿の画像データにカラーが含まれているか否かの判定する色判定領域を用いて、前記画像読み取り手段によって生成された前記原稿の画像データがカラーであるかモノクロであるかを判定する色判定手段と、
    を有し、
    前記色判定手段は、
    前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が閉じていると検知された状態で行う判定において、前記原稿のサイズに基づいた色判定領域を用い、
    前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定において、前記原稿のサイズに基づいた色判定領域を狭くした他の色判定領域を用いることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が閉じていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域と、前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域とが、同じ領域であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記他の色判定領域は、前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域の周囲を狭めた領域であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域の狭め量が記憶された記憶部を有し、
    前記色判定手段は、前記記憶部で記憶された狭め幅を基に、前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域を狭くすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶部には、前記狭め量を含む複数の狭め量が記憶され、
    前記記憶部に記憶された前記複数の狭め量の中から狭め量を選択する選択手段を有し、
    前記色判定手段は、前記選択手段で選択された狭め量を基に前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域を狭くすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記記憶部には、前記狭め量として固定値が記憶され、
    前記色判定手段は、前記狭め量の情報を基に前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域を狭めることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域の狭め量を受け付ける第1受け付け手段と、
    前記色判定手段は、前記第1受け付け手段が受け付けた狭め量を基に、前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域を狭めることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1受け付け手段において受け付け可能な、前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域の狭め量に、上限を設けることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が閉じていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域および前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域の各々の周囲を囲むように、色判定を行わない非判定領域が設定されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記非判定領域を囲むように、前記画像データの生成を行う際に前記原稿の読み込みを行わない非読み取り領域が設定されることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記原稿のサイズを受け付ける第2受け付け手段を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記原稿のサイズに基づいた色判定領域を設定する領域設定手段と、
    前記領域設定手段で設定した色判定領域を記憶する記憶手段と、
    を有し、
    前記領域設定手段が、前記原稿のサイズに基づいた色判定領域を設定し、前記記憶手段に前記原稿のサイズに基づいた色判定領域を記憶させた後に、前記開閉検知手段が、前記原稿押圧部材の開閉状態を検知することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記開閉検知手段が、前記原稿押圧部材の開閉状態を検知した後に、前記色判定手段が、前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が閉じていると検知された状態で行う判定における前記原稿のサイズに基づいた色判定領域の設定、または、前記開閉検知手段において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で行う判定における前記他の色判定領域の設定を行い、その後に、前記画像読み取り手段が前記画像データを生成することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 原稿を載置する原稿台と、前記原稿台の上に載置された原稿を押圧し、開閉可能な原稿押圧部材と、を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記原稿押圧部材の開閉状態を検知する開閉検知工程と、
    前記原稿台に載置された前記原稿を読み取り、前記原稿の画像データを生成する画像読み取り工程と、
    前記原稿の画像データにカラーが含まれているか否かの判定する色判定領域を用いて、前記画像読み取り手段によって生成された前記原稿の画像データがカラーであるかモノクロであるかを判定する色判定工程と、
    を有し、
    前記色判定工程において、
    制御部が、前記開閉検知工程において前記原稿押圧部材が開いていると検知された状態で判定を行う場合に、前記原稿のサイズに基づいた前記色判定領域を狭くする制御を行い、前記開閉検知工程において前記原稿押圧部材が閉じていると検知された状態で判定を行う場合に前記原稿のサイズに基づいた前記色判定領域の大きさを変更する制御を行わないことを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. 請求項14に記載の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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