JP2018107620A - 撮像システム、移動体、および制御方法 - Google Patents

撮像システム、移動体、および制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018107620A
JP2018107620A JP2016251966A JP2016251966A JP2018107620A JP 2018107620 A JP2018107620 A JP 2018107620A JP 2016251966 A JP2016251966 A JP 2016251966A JP 2016251966 A JP2016251966 A JP 2016251966A JP 2018107620 A JP2018107620 A JP 2018107620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
processor
control information
imaging devices
moving body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016251966A
Other languages
English (en)
Inventor
横田 匡司
Tadashi Yokota
匡司 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2016251966A priority Critical patent/JP2018107620A/ja
Publication of JP2018107620A publication Critical patent/JP2018107620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】複数の撮像装置による複数の撮像画像を結合する技術の利便性を向上させる。【解決手段】撮像システム10は、複数の撮像装置20と、プロセッサ32と、を備える。複数の撮像装置20それぞれは、少なくとも1つの他の撮像装置20と撮像領域が重複するように配置され、プロセッサ32から入力される制御情報を用いて露出調整またはホワイトバランス調整を実行可能である。プロセッサ32は、1つの制御情報を決定する。複数の撮像装置20それぞれの露出またはホワイトバランスが、1つの制御情報を用いて実行される。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像システム、移動体、および制御方法に関する。
従来、例えば車両等の移動体に搭載された複数の撮像装置による複数の撮像画像を結合する技術が知られている。例えば、特許文献1には、車両に設置された複数のカメラにより撮像された画像を基に、視点変換された車両周辺の俯瞰画像を表示装置に表示する技術が開示されている。
特開2010−283718号公報
複数の撮像装置による複数の撮像画像を結合する技術の利便性の向上が望まれている。
本開示は、複数の撮像装置による複数の撮像画像を結合する技術の利便性を向上させる撮像システム、移動体、および制御方法に関する。
本開示の一実施形態に係る画像システムは、複数の撮像装置と、プロセッサと、を備える。前記複数の撮像装置それぞれは、少なくとも1つの他の撮像装置と撮像領域が重複するように配置されており、前記プロセッサから入力される制御情報を用いて露出調整またはホワイトバランス調整を実行可能である。前記プロセッサは、1つの制御情報を決定する。前記複数の撮像装置それぞれの露出またはホワイトバランスが、前記1つの制御情報を用いて実行される。
本開示の一実施形態に係る移動体は、複数の撮像装置と、プロセッサと、を備える。前記複数の撮像装置それぞれは、少なくとも1つの他の撮像装置と撮像領域が重複するように配置されており、前記プロセッサから入力される制御情報を用いて露出調整またはホワイトバランス調整を実行可能である。前記プロセッサは、1つの制御情報を決定する。前記複数の撮像装置それぞれの露出またはホワイトバランスが、前記1つの制御情報を用いて実行される。
本開示の一実施形態に係る制御方法は、複数の撮像装置と、プロセッサと、を備える撮像システムの制御方法である。前記複数の撮像装置それぞれは、少なくとも1つの他の撮像装置と撮像領域が重複するように配置されており、前記プロセッサから入力される制御情報を用いて露出調整またはホワイトバランス調整を実行可能である。前記プロセッサが、1つの制御情報を決定する。前記複数の撮像装置それぞれの露出またはホワイトバランスが、前記1つの制御情報を用いて実行される。
本開示の一実施形態に係る撮像システム、移動体、および制御方法によれば、複数の撮像装置による複数の撮像画像を結合する技術の利便性が向上する。
本開示の第1実施形態に係る撮像システムの概略構成を示すブロック図である。 移動体における複数の撮像装置の配置を示す図である。 複数の撮像装置それぞれの撮像領域を示す図である。 情報処理装置の第1動作を示すフローチャートである。 本開示の第2実施形態に係る撮像システムの概略構成を示すブロック図である。 情報処理装置の第2動作を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1を参照して、本開示の第1実施形態に係る撮像システム10について説明する。撮像システム10は、複数の撮像装置20と、情報処理装置30と、表示装置40と、を備える。撮像システム10は、移動体に備えられる。
本開示における「移動体」は、例えば車両、船舶、および航空機等を含んでよい。車両は、例えば自動車、産業車両、鉄道車両、生活車両、および滑走路を走行する固定翼機等を含んでよい。自動車は、例えば乗用車、トラック、バス、二輪車、およびトロリーバス等を含んでよい。産業車両は、例えば農業および建設向けの産業車両等を含んでよい。産業車両は、例えばフォークリフトおよびゴルフカート等を含んでよい。農業向けの産業車両は、例えばトラクター、耕耘機、移植機、バインダー、コンバイン、および芝刈り機等を含んでよい。建設向けの産業車両は、例えばブルドーザー、スクレーバー、ショベルカー、クレーン車、ダンプカー、およびロードローラ等を含んでよい。車両は、人力で走行するものを含んでよい。車両の分類は、上述した例に限られない。例えば、自動車は、道路を走行可能な産業車両を含んでよい。複数の分類に同じ車両が含まれてよい。船舶は、例えばマリンジェット、ボート、およびタンカー等を含んでよい。航空機は、例えば固定翼機および回転翼機等を含んでよい。
複数の撮像装置20、情報処理装置30、および表示装置40は、ネットワークを介して通信可能に接続される。ネットワークは、例えば無線、有線、およびCAN(Controller Area Network)等、1つ以上の任意の通信経路を含んでよい。
他の実施形態において、撮像システム10の一部または全部の構成要素が、1つの装置として一体的に構成されてよい。例えば、情報処理装置30の構成または機能の一部または全部が、1つの撮像装置20に包含された構成等が考えられる。
撮像システム10に備えられる撮像装置20の数は任意に定められてよい。例えば、撮像システム10には4つの撮像装置20が含まれる。以下、4つの撮像装置20それぞれを区別して、フロントカメラ20a、リアカメラ20b、左サイドカメラ20c、および右サイドカメラ20dともいう。
図2を参照して、移動体50における各撮像装置20の配置について説明する。各撮像装置20は、少なくとも1つの他の撮像装置20と撮像領域が重複するように、移動体50における任意の位置に配置されてよい。各撮像装置20の撮像領域の詳細については後述する。例えば図2に示す例では、フロントカメラ20aは、移動体50の前方を撮像可能となるように配置される。リアカメラ20bは、移動体50の後方を撮像可能となるように配置される。左サイドカメラ20cは、移動体50の左側方を撮像可能となるように配置される。右サイドカメラ20dは、移動体50の右側方を撮像可能となるように配置される。左サイドカメラ20cおよび右サイドカメラ20dは、例えば移動体50の左右のサイドミラー内において、鉛直下向きに配置されてよい。
各撮像装置20の撮像領域について説明する。各撮像装置20は、撮像領域内の被写体を撮像可能である。各撮像装置20は、例えば魚眼レンズ等の画角の広いレンズを備えてよい。例えば図3に示す例では、フロントカメラ20aの撮像領域は、移動体50の前方領域FAと、左前方領域FLAと、右前方領域FRAと、を含む。リアカメラ20bの撮像領域は、移動体50の後方領域ReAと、左後方領域ReLAと、右後方領域ReRAと、を含む。左サイドカメラ20cの撮像領域は、移動体50の左側方領域LAと、左前方領域FLAと、左後方領域ReLAと、を含む。右サイドカメラ20dの撮像領域は、移動体50の右側方領域RAと、右前方領域FRAと、右後方領域ReRAと、を含む。
図3に示す例では、各撮像装置20の撮像領域は、移動体50の四隅周辺において互いに重複する。具体的には、フロントカメラ20aの撮像領域と左サイドカメラ20cの撮像領域とは、左前方領域FLAにおいて重複する。フロントカメラ20aの撮像領域と右サイドカメラ20dの撮像領域とは、右前方領域FRAにおいて重複する。リアカメラ20bの撮像領域と左サイドカメラ20cの撮像領域とは、左後方領域ReLAにおいて重複する。リアカメラ20bの撮像領域と右サイドカメラ20dの撮像領域とは、右後方領域ReRAにおいて重複する。
図1を参照して、撮像システム10の各構成要素について、詳細に説明する。
(撮像装置)
撮像装置20は、撮像光学系21と、撮像素子22と、通信部23と、制御部24とを備える。
撮像光学系21は、被写体像を結像させる。例えば、撮像光学系21は、絞りおよび1つ以上のレンズを含んでよい。撮像光学系21に含まれる少なくとも1つのレンズは、比較的画角が広い広角レンズであってよい。
撮像素子22は、2次元配列された複数の画素を有する。撮像素子22は、例えばCCD(Charge Coupled Device)撮像素子またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子を含んでよい。撮像素子22は、撮像光学系21によって結像される被写体像を撮像して、撮像画像を生成可能である。撮像素子22は、例えば所望のフレームレートで、被写体を連続的に撮像可能である。以下、撮像素子22による連続的な撮像を、連続撮像ともいう。
通信部23は、外部装置と通信可能な通信インタフェースを含む。通信部23は、ネットワークを介して情報の送受信が可能であってよい。外部装置は、例えば情報処理装置30を含んでよい。本開示における「通信インタフェース」は、例えば物理コネクタ、および無線通信機を含んでよい。物理コネクタは、電気信号による伝送に対応した電気コネクタ、光信号による伝送に対応した光コネクタ、および電磁波による伝送に対応した電磁コネクタを含んでよい。電気コネクタは、IEC60603に準拠するコネクタ、USB規格に準拠するコネクタ、RCA端子に対応するコネクタ、EIAJ CP−1211Aに規定されるS端子に対応するコネクタ、EIAJ RC−5237に規定されるD端子に対応するコネクタ、HDMI(登録商標)規格に準拠するコネクタ、およびBNC(British Naval ConnectorまたはBaby-series N Connector等)を含む同軸ケーブルに対応するコネクタを含んでよい。光コネクタは、IEC 61754に準拠する種々のコネクタを含んでよい。無線通信機は、Bluetooth(登録商標)、およびIEEE802.11を含む各規格に準拠する無線通信機を含んでよい。無線通信機は、少なくとも1つのアンテナを含む。
制御部24は、1つ以上のプロセッサを含む。本開示における「プロセッサ」は、特定の処理に特化した専用のプロセッサ、および特定のプログラムを読み込むことによって特定の機能を実行する汎用のプロセッサを含んでよい。専用のプロセッサには、DSP(Digital Signal Processor)および特定用途向けIC(ASIC;Application Specific Integrated Circuit)が含まれてよい。プロセッサには、プログラマブルロジックデバイス(PLD;Programmable Logic Device)が含まれてよい。PLDには、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が含まれてよい。制御部24は、1つまたは複数のプロセッサが協働するSoC(System-on-a-Chip)、およびSiP(System In a Package)のいずれかであってよい。
制御部24は、撮像装置20全体の動作を制御する。制御部24は、任意のフレームレートで撮像素子22に連続撮像を実行させてよい。制御部24は、自装置における撮像タイミングを、他の撮像装置20の撮像タイミングと同期させてよい。
制御部24は、後述するように情報処理装置30から入力される制御情報を用いて、露出調整およびホワイトバランス調整の少なくとも一方を実行可能であってよい。以下、撮像装置20に入力される当該制御情報を、共通制御情報ともいう。露出調整に用いられる制御情報は、例えば撮像素子22の電荷蓄積期間の長さを示すパラメータを含んでよい。制御部24は、当該パラメータの値を撮像素子22の電荷蓄積期間の長さとして決定することによって、露出を調整する。ホワイトバランス調整に用いられる制御情報は、例えば色温度を示すパラメータを含んでよい。制御部24は、制御情報に示される色温度に基づいて、ホワイトバランスを調整する。
制御部24は、上述した共通制御情報を用いる露出調整およびホワイトバランス調整に替えて、自動露出制御および自動ホワイトバランス制御の少なくとも一方を実行可能であってよい。制御部24は、自動露出制御および自動ホワイトバランス制御の実行によって得られた制御情報を、情報処理装置30へ出力してよい。制御部24は、後述するように情報処理装置30からの指示に応じて、上述した共通制御情報を用いる露出調整およびホワイトバランス調整を実行する第1モードと、自動露出制御および自動ホワイトバランス制御を実行する第2モードと、を切り替えてよい。
制御部24は、生成された撮像画像に対して、所定の画像処理を実行してよい。当該画像処理は、例えば歪み補正処理および視点変換処理等を含んでよい。歪み補正処理によって、例えば広角撮影された撮像画像の歪みが低減される。視点変換処理によって、撮像画像が、例えば撮像装置20の撮像領域を移動体50の上空から俯瞰した俯瞰画像に変換される。
制御部24は、通信部23を介して情報処理装置30へ、生成された撮像画像を出力してよい。
(情報処理装置)
情報処理装置30は、通信部31と、制御部32と、を備える。
通信部31は、外部装置と通信可能な通信インタフェースを含んでよい。外部装置は、例えば撮像装置20、移動体50に備えられたECU(Electronic Control UnitまたはEngine Control unit)、速度センサ、加速度センサ、回転角センサ、ステアリング舵角センサ、エンジン回転数センサ、アクセルセンサ、ブレーキセンサ、測色センサ、照度センサ、雨滴センサ、走行距離センサ、ミリ波レーダ、超音波ソナー等を用いた障害物検出装置、ETC(Electronic Toll Collection System)受信装置、GPS(Global Positioning System)装置、ナビゲーション装置、インターネット上のサーバ、および携帯電話等を含んでよい。
通信部31は、外部装置から多様な情報を取得可能である。例えば、通信部31は、撮像装置20から撮像画像を取得する。通信部31は、外部装置から移動体50に関する情報を取得する。以下、移動体50に関する情報を、移動体情報ともいう。
移動体情報は、移動体50に関する任意の情報を含んでよい。移動体情報は、例えば移動体50の速度、加速度、旋回重力、傾き、方角、および旋回状況、ステアリングホイールの舵角、冷却水の温度、燃料の残量、バッテリの残量、バッテリの電圧、エンジン回転数、エンジンの動作状態、ギアポジション、リバース信号の有無、アクセル操作の有無、アクセル開度、ブレーキ操作の有無、ブレーキ踏度、パーキングブレーキの作動有無、前後輪もしくは4輪の回転数差、タイヤ空気圧、ダンパの伸縮量、運転手の目の空間位置、乗員の数および座席位置、シートベルトの装着情報、ドアの開閉、窓の開閉、車内温度、空調の動作有無、空調の設定温度、空調の送風量、外気循環の設定、ワイパーの作動状況、走行モード、外部機器との接続情報、現在時刻、平均燃費、瞬間燃費、各種ランプの点灯状態、移動体50の位置情報、ならびに移動体50の目的地までの経路情報等を含んでよい。各種ランプは、例えばヘッドランプ、フォグランプ、バックランプ、ポジションランプ、およびターンシグナルを含んでよい。
制御部32は、1つ以上のプロセッサを含む。制御部32は、情報処理装置30全体の動作を制御する。以下、具体的に説明する。
制御部32は、通信部31を介して外部装置から、移動体情報を取得する。制御部32は、移動体情報に基づいて移動体50の状態を検出する。移動体50の状態は、例えば移動体50の前進状態および後進状態、ならびに移動体50に搭載された各種のランプの点灯状態等を含んでよい。制御部32は、例えば移動体情報に含まれるギアポジションに基づいて、前進状態および後進状態をそれぞれ検出してよい。
制御部32は、複数の撮像装置20のうちから、検出された移動体50の状態に基づいて1つの撮像装置20を選択する。後述するように、選択された1つの撮像装置20は、自動露出制御および自動ホワイトバランス制御を行う第2モードで動作する。1つの撮像装置20の選択には、移動体50の状態に基づく任意のアルゴリズムが採用可能である。採用可能な多様なアルゴリズムのうち、3つの具体例について説明する。
当該アルゴリズムの第1例によれば、制御部32は、複数の撮像装置20のうちから、移動体50の進行方向を撮像領域に含む1つの撮像装置20を選択してよい。例えば、制御部32は、移動体情報に基づいて、移動体50が後進しているか否かを判定する。移動体50が後進していると判定された場合、制御部32は、複数の撮像装置20のうちから、図3に示す移動体50の後方領域ReAを撮像領域に含むリアカメラ20bを選択する。移動体50が前進しているまたは移動速度がゼロであると判定された場合、制御部32は、複数の撮像装置20のうちから、移動体50の前方領域FAを撮像領域に含むフロントカメラ20aを選択する。
当該アルゴリズムの第2例によれば、制御部32は、複数の撮像装置20のうちから、点灯中のランプの光の照射方向を撮像領域に含む撮像装置20を除き、1つの撮像装置20を選択してよい。制御部32は、複数の撮像装置20のうちから、点灯中のランプの光の照射方向を撮像領域に含む1つの撮像装置20を優先的に選択してよい。制御部32は、自動露出制御および自動ホワイトバランス制御によって適切な画質特性に調整できる蓋然性の高い撮像装置20を優先的に選択してよい。上述したように左サイドカメラ20cおよび右サイドカメラ20dが移動体50において鉛直下向きに設けられている場合、左サイドカメラ20cおよび右サイドカメラ20dの撮像領域の大部分が路面を占める蓋然性が高い。このため、左サイドカメラ20cおよび右サイドカメラ20dと比較して、フロントカメラ20aおよびリアカメラ20bは、自動露出制御および自動ホワイトバランス制御によって適切な画質特性に調整できる蓋然性が高い。制御部32は、左サイドカメラ20cまたは右サイドカメラ20dよりも、フロントカメラ20aまたはリアカメラ20bを優先的に選択してよい。例えば、制御部32は、ヘッドランプおよびバックランプそれぞれが点灯しているか否かを判定する。ヘッドランプが点灯していると判定された場合、制御部32は、複数の撮像装置20のうちから、移動体50の前方領域FAを撮像領域に含むフロントカメラ20aを除き、リアカメラ20bを優先的に選択する。バックランプが点灯していると判定された場合、制御部32は、複数の撮像装置20のうちから、移動体50の後方領域ReAを撮像領域に含むリアカメラ20bを除き、フロントカメラ20aを優先的に選択する。
当該アルゴリズムの第3例によれば、制御部32は、複数の撮像装置20のうちから、点灯中のランプの光の照射方向を撮像領域に含む1つの撮像装置20を優先的に選択してよい。制御部32は、自動露出制御および自動ホワイトバランス制御によって適切な画質特性に調整できる蓋然性の高い撮像装置20を優先的に選択してよい。例えば、制御部32は、ヘッドランプおよびバックランプそれぞれが点灯しているか否かを判定する。ヘッドランプが点灯していると判定された場合、制御部32は、複数の撮像装置20のうちから、移動体50の前方領域FAを撮像領域に含むフロントカメラ20aを優先的に選択する。バックランプが点灯していると判定された場合、制御部32は、複数の撮像装置20のうちから、移動体50の後方領域ReAを撮像領域に含むリアカメラ20bを優先的に選択する。
制御部32は、選択された1つの撮像装置20を、自動露出制御および自動ホワイトバランス制御を実行する第2モードで動作させる。制御部32は、選択された1つの撮像装置20以外の撮像装置20を、共通制御情報を用いて露出調整およびホワイトバランス調整を行う第1モードで動作させる。制御部32は、第2モードで動作させた撮像装置20による自動露出制御および自動ホワイトバランス制御の実行によって得られた制御情報を、当該撮像装置20から取得する。制御部32は、取得された制御情報を共通制御情報に定める。制御部32は、共通制御情報を、第1モードで動作させた各撮像装置20へ出力する。
制御部32は、複数の撮像装置20から複数の撮像画像を取得する。当該複数の撮像画像は、略同一の撮像タイミングで撮像された1組の撮像画像である。制御部32は、複数の撮像画像を結合して結合画像を生成する。結合画像は、移動体50の全周囲領域を上空から俯瞰した俯瞰画像であってよい。制御部32は、結合画像を表示装置40へ出力する。制御部32は、任意のフレームレートで結合画像を出力してよい。例えば、制御部32は、各撮像装置20と同一のフレームレートで結合画像を出力する。
(表示装置)
表示装置40は、例えば液晶ディスプレイおよび有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等を含んでよい。表示装置40の移動体50における配置は、対象者が視認可能となるように、任意に定められてよい。表示装置40は、情報処理装置30から入力された結合画像を表示する。
かかる構成によれば、複数の撮像装置20それぞれにおいて、共通の制御情報を用いて露出およびホワイトバランスが調整される。複数の撮像装置20によってそれぞれ生成される複数の撮像画像における画質特性の均一性が向上する。表示装置40に表示される結合画像の視認性が向上する。したがって、複数の撮像装置による複数の撮像画像を結合する技術の利便性が向上する。
図4を参照して、情報処理装置30の動作について説明する。
ステップS100:制御部32は、通信部31を介して外部装置から、移動体情報を取得する。
ステップS101:制御部32は、移動体情報に基づいて検出された移動体50の状態に基づいて、1つの撮像装置20を選択する。例えば、制御部32は、移動体情報に基づいて、移動体50が後進状態であるか否かを判定してよい。後進状態であると判定された場合(ステップS101−Yes)、プロセスはステップS102に進む。後進状態ではないと判定された場合(ステップS101−No)、プロセスはステップS103に進む。
ステップS102:制御部32は、移動体50の後方領域ReAを撮像領域に含むリアカメラ20bを第2モードで動作させる。制御部32は、通信部31を介してリアカメラ20bから、制御情報を取得する。
ステップS103:制御部32は、移動体50の前方領域FAを撮像領域に含むフロントカメラ20aを第2モードで動作させる。制御部32は、通信部31を介してフロントカメラ20aから、制御情報を取得する。
ステップS104:制御部32は、ステップS102またはステップS103において取得した1つの制御情報を、共通制御情報として決定する。
ステップS105:制御部32は、ステップS102またはステップS103において第2モードで動作させた撮像装置20以外の他の撮像装置20それぞれを、第1モードで動作させる。制御部32は、共通制御情報を、第1モードで動作させた各撮像装置20へ出力する。プロセスはステップS100に戻る。
以上述べたように、本開示の第1実施形態に係る撮像システム10において、制御部32は、1つの共通制御情報を決定する。複数の撮像装置20の露出またはホワイトバランスが、共通制御情報を用いて実行される。かかる構成によれば、複数の撮像装置20によってそれぞれ生成される複数の撮像画像における画質特性の均一性が向上する。表示装置40に表示される結合画像の視認性が向上する。したがって、複数の撮像装置による複数の撮像画像を結合する技術の利便性が向上する。
(第2実施形態)
図5を参照して、本開示の第2実施形態に係る撮像システム100について説明する。概略として、第2実施形態では、センサによって検出された外光に関する情報に基づいて、1つの共通制御情報が決定される点が、第1実施形態と相違する。以下、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。
撮像システム100は、複数の撮像装置20と、情報処理装置30と、表示装置40と、測色センサ60と、を備える。
測色センサ60は、例えば入射光式のセンサであってよい。測色センサ60の移動体50における配置は、外光がセンサの受光部に入射するように、任意に定められてよい。例えば、測色センサ60は、移動体50のダッシュボード内に配置されてよい。入射光式のセンサは、例えば反射光式のセンサと異なり、被写体の色および反射率の影響を受けにくい。測色センサ60は、例えば照度センサとしても機能してよい。測色センサ60は、外光に関する情報を検出する。外光に関する情報は、外光に応じて定まる任意の情報を含んでよい。例えば、外光に関する情報は、外光の強度および色温度のうち少なくとも一方を含む。
情報処理装置30の制御部32は、各撮像装置20を第1モードで動作させる。或いは、第2実施形態に係る各撮像装置20は、第1モードでのみ動作可能であってよい。制御部32は、通信部31を介して測色センサ60から、外光に関する情報を取得する。制御部32は、外光に関する情報に基づいて、1つの共通制御情報を決定する。共通制御情報の決定には、外光に関する情報を用いる任意のアルゴリズムが採用可能である。制御部32は、共通制御情報を、各撮像装置20へ出力する。
図6を参照して、情報処理装置30の動作について説明する。
ステップS200:制御部32は、通信部31を介して測色センサ60から、外光に関する情報を取得する。
ステップS201:制御部32は、外光に関する情報に基づいて、1つの共通制御情報を決定する。
ステップS202:制御部32は、共通制御情報を各撮像装置20へ送信する。
以上述べたように、本開示の第2実施形態に係る撮像システム100において、制御部32は、測色センサ60から取得した外光に関する情報に基づいて1つの共通制御情報を決定する。かかる構成によれば、上述した第1実施形態と類似して、表示装置40に表示される結合画像の視認性が向上する。したがって、複数の撮像装置による複数の撮像画像を結合する技術の利便性が向上する。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。
例えば、上述した実施形態に係る撮像システム10の構成および機能は、再配置可能であってよい。例えば、情報処理装置30の構成または機能に一部または全部が、撮像装置20、表示装置40、または他の追加の装置に包含されてよい。例えば、結合画像を生成する機能を、情報処理装置30とは異なる装置に包含させる構成等が考えられる。
上述の実施形態に係る撮像システム10の構成要素の一部は、移動体50の外部に位置してよい。例えば、情報処理装置30は、携帯電話または外部サーバ等の通信機器として実現され、撮像システム10の他の構成要素と有線または無線によって接続されてもよい。
10、100 撮像システム
20 撮像装置
20a フロントカメラ
20b リアカメラ
20c 左サイドカメラ
20d 右サイドカメラ
21 撮像光学系
22 撮像素子
23 通信部
24 制御部
30 情報処理装置
31 通信部
32 制御部
40 表示装置
50 移動体
60 測色センサ
FA 前方領域
FLA 左前方領域
FRA 右前方領域
LA 左側方領域
RA 右側方領域
ReA 後方領域
ReLA 左後方領域
ReRA 右後方領域

Claims (9)

  1. 複数の撮像装置と、プロセッサと、を備える撮像システムであって、
    前記複数の撮像装置それぞれは、
    少なくとも1つの他の撮像装置と撮像領域が重複するように配置されており、
    前記プロセッサから入力される制御情報を用いて露出調整またはホワイトバランス調整を実行可能であり、
    前記プロセッサは、1つの制御情報を決定し、
    前記複数の撮像装置それぞれの露出またはホワイトバランスが、前記1つの制御情報を用いて実行される、撮像システム。
  2. 請求項1に記載の撮像システムであって、
    前記プロセッサは、前記複数の撮像装置によってそれぞれ生成された複数の撮像画像を結合して出力する、撮像システム。
  3. 請求項1または2に記載の撮像システムであって、
    前記プロセッサは、
    外光に関する情報をセンサから取得し、
    外光に関する前記情報に基づいて前記1つの制御情報を決定する、撮像システム。
  4. 請求項1または2に記載の撮像システムであって、
    前記複数の撮像装置それぞれは、自動露出制御または自動ホワイトバランス制御を実行可能であり、
    前記プロセッサは、前記複数の撮像装置のうちから何れか1つの撮像装置を選択し、
    選択された前記1つの撮像装置は、露出調整またはホワイトバランス調整に替えて自動露出制御または自動ホワイトバランス制御を実行し、
    前記プロセッサは、選択された前記1つの撮像装置による自動露出制御または自動ホワイトバランス制御の実行によって得られた制御情報を、前記1つの制御情報として決定する、撮像システム。
  5. 請求項4に記載の撮像システムであって、
    前記複数の撮像装置および前記プロセッサは、移動体に備えられており、
    前記プロセッサは、
    前記移動体に関する情報に基づいて前記移動体の状態を検出し、
    前記複数の撮像装置のうちから、前記移動体の状態に基づいて前記1つの撮像装置を選択する、撮像システム。
  6. 請求項5に記載の撮像システムであって、
    前記移動体の状態は、前記移動体の前進状態および後進状態、ならびに前記移動体に搭載されたランプの点灯状態のうち、少なくとも1つを含む、撮像システム。
  7. 請求項6に記載の撮像システムであって、
    前記移動体の状態は、前記移動体の前進状態および後進状態を含み、
    前記プロセッサは、前記複数の撮像装置のうちから、前記移動体の進行方向を撮像領域に含む前記1つの撮像装置を選択する、撮像システム。
  8. 複数の撮像装置と、プロセッサと、を備える移動体であって、
    前記複数の撮像装置それぞれは、
    少なくとも1つの他の撮像装置と撮像領域が重複するように配置されており、
    前記プロセッサから入力される制御情報を用いて露出調整またはホワイトバランス調整を実行可能であり、
    前記プロセッサは、1つの制御情報を決定し、
    前記複数の撮像装置それぞれの露出またはホワイトバランスが、前記1つの制御情報を用いて実行される、移動体。
  9. 複数の撮像装置と、プロセッサと、を備える撮像システムの制御方法であって、
    前記複数の撮像装置それぞれは、
    少なくとも1つの他の撮像装置と撮像領域が重複するように配置されており、
    前記プロセッサから入力される制御情報を用いて露出調整またはホワイトバランス調整を実行可能であり、
    前記プロセッサが、1つの制御情報を決定し、
    前記複数の撮像装置それぞれの露出またはホワイトバランスが、前記1つの制御情報を用いて実行される、制御方法。
JP2016251966A 2016-12-26 2016-12-26 撮像システム、移動体、および制御方法 Pending JP2018107620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016251966A JP2018107620A (ja) 2016-12-26 2016-12-26 撮像システム、移動体、および制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016251966A JP2018107620A (ja) 2016-12-26 2016-12-26 撮像システム、移動体、および制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018107620A true JP2018107620A (ja) 2018-07-05

Family

ID=62787566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016251966A Pending JP2018107620A (ja) 2016-12-26 2016-12-26 撮像システム、移動体、および制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018107620A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020049924A1 (ja) * 2018-09-07 2020-03-12 株式会社豊田自動織機 産業車両用運転支援装置
WO2020204016A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 5Kサポート株式会社 ドライブレコーダの設置方法、ドライブレコーダ及び自動車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020049924A1 (ja) * 2018-09-07 2020-03-12 株式会社豊田自動織機 産業車両用運転支援装置
WO2020204016A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 5Kサポート株式会社 ドライブレコーダの設置方法、ドライブレコーダ及び自動車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107615749B (zh) 信号处理装置和成像装置
JP7047767B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法
JP6626817B2 (ja) カメラモニタシステム、画像処理装置、車両及び画像処理方法
US11295704B2 (en) Display control device, display control method, and storage medium capable of performing appropriate luminance adjustment in case where abnormality of illuminance sensor is detected
CN111587572A (zh) 图像处理装置、图像处理方法和程序
JP2018107620A (ja) 撮像システム、移動体、および制御方法
WO2019163315A1 (ja) 情報処理装置、撮像装置、及び撮像システム
WO2020195610A1 (ja) 画像処理装置、撮像装置、移動体及び画像処理方法
US11770495B2 (en) Generating virtual images based on captured image data
JP2018085584A (ja) 画像処理装置、撮像装置、および表示システム
JP2009147906A (ja) 車両周辺監視装置
US11030468B2 (en) Image processing apparatus
JP2018119927A (ja) 画像処理装置、撮像装置、および画像処理システム
WO2018198833A1 (ja) 制御装置、方法、およびプログラム
CN111216635A (zh) 车载装置
US20240214695A1 (en) Vehicular camera, and video output method
JP6712942B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、および表示システム
JP2018107636A (ja) 赤外線撮像装置、車載カメラ、移動体、および制御方法
JP6720063B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、および表示システム
US20240040222A1 (en) In-vehicle camera shield state determination device
JP2018201167A (ja) 画像処理装置、周辺監視システム、および移動体
JP2018085581A (ja) 画像処理装置、撮像装置、および表示システム
JP2018106001A (ja) 撮像装置、車載カメラ、および移動体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190924

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200317