JP2018094589A - ロール間帯板の摩擦接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大掛かりな門型構造物が不要となり、接合長さの長いロール間帯板の摩擦接合方法を提供することを目的とする。【解決手段】 架台の上にロール間帯板の2筋を、互いに平行にその接合部を隣接させて定置し、帯板の上に重しを載せ、下側に摩擦接合装置を配置し、接合線に沿い一端の接合開始端から接合を始め、他端に向けて接合装置を移動させ、装置を移動限で停止させ、摩擦接合装置のピンを下降させ、帯板をロール間で巻き取り・繰り出して接合開始点まで送り、接合装置を一端の接合開始端へ戻し、再び同様に接合線に沿い接合装置を他端に向けて移動させて接合し、装置を移動限で停止させ、以下同様にして接合してゆくロール間帯板の摩擦接合方法。【選択図】 図1

Description

本発明は、ロール間帯板の摩擦接合方法に関するものである。
従来の技術の一例として、被接合部材の突合せ部を突合せ構成された、中空部を有する筒状被接合部材の突合せ部を接合する摩擦撹拌接合方法があった。この方法は、突合せ部の上側に摩擦接合装置のツールを配置し、内側に裏当て部材を当接したものである。
この裏当て部材に転動可能に当接されるローラを持つ中子治具を中空部に配置して裏当て部材を内側から支持し、中空部材の外側からツールを中子治具と相対位置関係を保持する。そして、ツールを中子治具と相対位置関係を保持しながら、ツールと中子治具の少なくとも一方を、筒状被接合部材の長手方向に移動させて、突合せ部を接合するのである。(特許文献1)
特許第4323909号公報
この技術を応用して2枚の長尺平板を平行に隣接させ、長さ方向に摩擦接合する場合は次のような問題が生じた。即ち、平板材料の上側に接合装置を配置し、接合線に沿って移動させるとき、接合装置を設置するための大掛かりな門型フレームを設置する必要がある。また、溶接ピンを上から下へ押圧しながら接合装置を移動させるため、この下方への押圧力を受けるための装置を下側に配置し、上側の接合装置と同期させて移動させなければならない。従って、長尺平板の長さが必要最小限とされ、長い長尺平板の接合が困難であった。
本発明は上記問題を解決するものであり、大掛かりな門型構造物が不要となり、接合長さの長いロール間帯板の摩擦接合方法を提供することを目的とする。
本発明の第1課題解決手段のロール間帯板の摩擦接合方法は、架台の上にロール間帯板の2筋を、互いに平行にその接合部を隣接させて定置し、帯板の上に重しを載せ、下側に摩擦接合装置を配置し、接合線に沿い一端の接合開始端から接合を始め、他端に向けて接合装置を移動させ、装置を移動限で停止させ、摩擦接合装置のピンを下降させ、帯板をロール間で巻き取り・繰り出して接合開始点まで送り、接合装置を一端の接合開始端へ戻し、再び同様に接合線に沿い接合装置を他端に向けて移動させて接合し、装置を移動限で停止させ、以下同様にして接合してゆくものである。
本発明の第2課題解決手段のロール間帯板の摩擦接合方法は、前記第1手段に加え、架台は外形が帯板移動方向(縦方向)に長く、左右方向(横方向)に短い直方体状の枠体からなり、上面を構成する上側の矩形枠体は縦辺と横辺からなり、上面の中央部には縦方向の長い2本の梁材が間隔を存して設けられ、前記2本の梁材の間隔の中央線に対応して、横辺の外側面の中央には、縦中心指示線が表示され、接合作業にあたり、架台の上面上にロール間帯板の2筋を、互いに平行にその接合部を隣接させて配置し、このとき、接合線を横辺の前記縦中心指示線に合わせるものである。
本発明の第3課題解決手段のロール間帯板の摩擦接合方法は、前記第1手段または第2手段に加え、前記帯板を接合開始端側に移動させて接合装置の接合開始点と一致させる工程において、前記帯板と前記接合装置を同期させるものであって、接合開始するときは、接合装置の台車のクラッチをONとし、台車の車軸と駆動源の駆動軸を接続し、接合装置を移動させ、装置を移動限で停止させ、次いで、台車に載置した吸着パッドを作動させて帯板の下面に吸着させ、接合装置の台車のクラッチをOFFとし、車軸と駆動源の駆動軸を切り離し、次いで、帯板を反接合方向に移動させ、接合装置と帯板を一体となって反接合方向に移動させ、接合装置が始点に戻ると帯板と共に停止させ、帯板の接合始点から第一区間までを接合するようにしたものである。
本発明では、帯板の下側に配置した摩擦接合装置により、帯板の下側から接合するので、大掛かりな門型構造物が不要となった。また、帯板の接合がおわれば、接合装置を元に戻し、板材を接合開始点方向に送り、次の接合部分の接合を始めるようにした。従って、
長い帯板を接合でき、接合長さの制限がなくなったのである。
本発明の一実施例で使用される装置の正面図である。 図1の部分拡大断面図である。 図2のA―A断面図である。 図1の部分拡大平面図である。 図4のB―B拡大図である。 他の実施例の図2の部分に対応した拡大正面図である。 図6のC―C断面図である。
以下に、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図1,2,3,4において、2組の素材帯板ロールR1が繰出しリール6の軸に隣接して装填され、繰出された帯板Wは上下に配置された2本の入口案内ロ−ル8の間を通り、架台20の上面を経て、上下に配置された2本の出口案内ロ−ル9の間を通り、巻取リール7に2組の製品帯板ロールR2となって巻き取られる。
帯板Wの下方に摩擦接合装置10がレール1上に配置されている。架台20は外形が移動方向(縦方向)に長く、左右方向(横方向)に短い直方体状の枠体からなる。上面を構成する上側の矩形枠体は縦辺21と横辺22からなり、上面の中央部には縦方向の長い2本の梁材23が、間隔を存して設けられる。そして、2本の梁材23,23の間隔の中央線に対応して、横辺22の外側面の中央には、縦中心指示線20a(図5)が表示されている。梁材23の間を前記の摩擦接合装置10の上部が縦方向に移動する。摩擦接合装置10は台車14に載せられ、ツール本体11の上端から円盤鍔12とピン13が上方へ突き出ている。
図4,5において、架台20の横辺22の外側面で縦辺付近には、帯板の接合線W0を横辺の縦中心指示線20aに合わせるように、位置決め部30が設けられている。即ち、2本のブラケット31の間にネジ棒32が渡され、その縦辺側端部にハンドル33が設けられる。そして、ネジ棒32に当て板34がねじ合わされ、当て板は回り止めのために矩形箱からなるガイド35の溝にはまり、ハンドル33を回せば当て板34が回らずに送られる。
接合作業にあたり、架台20の上にロール間帯板Wの2筋(仮想線示)を、互いに平行にその接合部を隣接させて定置する。このとき、接合線W0を2本の梁材23の間間隔中
央に位置するように、横辺の縦中心指示線20aに合わせる。このとき、位置決め部30
のハンドル33を回し、帯板Wの端面に当て板34を押し付けて、帯板を指示線20aの位置まで送る。次に、架台20の上方に配置した真空吸着パッド(図示省略)により、帯板Wの上に重りYを載せる。
そして、接合線W0に沿い一端の接合開始端から接合を始め、他端に向けて接合装置10を移動させて接合し、装置を移動限でLS(リミットスイッチ)2で停止させる。次いで、接合装置のピン13を下降させ、接合装置10の台車14の駆動モータを逆転させ、接合開始端へ戻してLS2で停止させる。2組の素材帯板ロールR1、R1を繰出し、製品帯板ロールR2、R2として巻き取り、帯板Wの第1区間の接合終点を接合装置10の接合始点まで送る。
帯板Wの第2区間の接合作業は、再び同様に接合線に沿い接合装置10を、その台車14の駆動モータを正転させて他端に向けて移動させて接合する。そして、装置を移動限でLS(リミットスイッチ)2で停止させる。同様にして、帯板Wと接合装置10を移動させる。
このようにして、接合装置10の短い移動距離でも、その何倍もの長さの帯板を接合できることとなったのである。
図6,7で他の実施例を説明する。この例は、帯板を送るときに接合装置10を同期させて戻すものである。これによって作業時間の短縮が可能になる。接合装置の台車14の駆動部15において、駆動源(電動モータ)に接続された駆動軸15aに駆動歯車15bが接続され、これの噛み合う受動歯車15cを支持する受動軸15dが電磁クラッチ15eを介して台車の車軸15fに接続される。また、台車14にはアーム3を介して電磁吸着パッド4が昇降機(ピストン・シリンダ)5で昇降可能に設けられる。
接合を開始するときは、接合装置10の台車14の電磁クラッチ15eをONとし、台車の車軸15fと駆動源の駆動軸15aを接続する。そして、接合装置10を移動させて接合し、装置を移動限でLS2により停止させてピン13を下げる。ついで、電磁吸着パッド4の昇降機5を作動させ、帯板Wの下面に吸着させる。そして、接合装置10の台車14の電磁クラッチ15eをOFFとし、車軸15fと駆動源の駆動軸15aを切り離す。
次いで、帯板を繰出し巻取りして、反接合方向に移動させる。このとき、車輪14aは車軸15fに対しフリーとなっているので、接合装置10と帯板Wとが一体となって反接合方向に移動する。そして、接合装置10が始点に戻ると、LSが作動して両者が停止する。これで、帯板Wの接合始点から第一区間までが接合されたことになる。次いで再び接合装置の台車14の車軸15fの電磁クラッチ15をONとし、台車14が接合方向へ移動を始め第2区間の接合が始まる。以下同様にして接合してゆくのである。
本発明は前記した実施例や実施態様に限定されず、特許請求の範囲を逸脱せずに種々の変形を含む。
本発明はロール間帯板の摩擦接合方法に利用できる。
W 帯板、R1 素材帯板ロール、R2 製品帯板ロール、Y 重り、
1 レール
2 LS (リミットスイッチ)
3 アーム
4 電磁吸着パッド
5 昇降機(ピストン・シリンダ)
6 繰出リール
7 巻取リール
10 摩擦接合装置
11 ツール本体
12 円盤鍔
13 ピン
14 台車
14a 車輪
15 台車駆動部
15a 駆動軸
15b 駆動歯車
15c 受動歯車
15d 受動軸
15e クラッチ
15f 車軸
20 架台
20a 縦中心指示線
21 縦辺
22 横辺
23 縦梁
30 帯板位置決部
31 ブラケット
32 ネジ棒
33 ハンドル
34 当て板
35 ガイド

Claims (3)

  1. 架台の上にロール間帯板の2筋を、互いに平行にその接合部を隣接させて定置し、帯板の上に重しを載せ、下側に摩擦接合装置を配置し、接合線に沿い一端の接合開始端から接合を始め、他端に向けて接合装置を移動させ、装置を移動限で停止させ、摩擦接合装置のピンを下降させ、帯板をロール間で巻き取り・繰り出して接合開始点まで送り、接合装置を一端の接合開始端へ戻し、再び同様に接合線に沿い接合装置を他端に向けて移動させて接合し、装置を移動限で停止させ、以下同様にして接合してゆくロール間帯板の摩擦接合方法。
  2. 架台は外形が帯板移動方向(縦方向)に長く、左右方向(横方向)に短い直方体状の枠体からなり、上面を構成する上側の矩形枠体は縦辺と横辺からなり、上面の中央部には縦方向の長い2本の梁材が間隔を存して設けられ、前記2本の梁材の間隔の中央線に対応して、横辺の外側面の中央には、縦中心指示線が表示され、接合作業にあたり、架台の上面上にロール間帯板の2筋を、互いに平行にその接合部を隣接させて配置し、このとき、接合線を横辺の前記縦中心指示線に合わせる請求項1記載のロール間帯板の摩擦接合方法。
  3. 前記帯板を接合開始端側に移動させて接合装置の接合開始点と一致させる工程において、前記帯板と前記接合装置を同期させるものであって、接合開始するときは、接合装置の台車のクラッチをONとし、台車の車軸と駆動源の駆動軸を接続し、接合装置を移動させ、装置を移動限で停止させ、次いで、台車に載置した吸着パッドを作動させて帯板の下面に吸着させ、接合装置の台車のクラッチをOFFとし、車軸と駆動源の駆動軸を切り離し、次いで、帯板を反接合方向に移動させ、接合装置と帯板を一体となって反接合方向に移動させ、接合装置が始点に戻ると帯板と共に停止させ、帯板の接合始点から第一区間までを接合するようにした請求項1または2記載のロール間帯板の摩擦接合方法。
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