JP2018083382A - インクジェット印刷装置 - Google Patents

インクジェット印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018083382A
JP2018083382A JP2016228954A JP2016228954A JP2018083382A JP 2018083382 A JP2018083382 A JP 2018083382A JP 2016228954 A JP2016228954 A JP 2016228954A JP 2016228954 A JP2016228954 A JP 2016228954A JP 2018083382 A JP2018083382 A JP 2018083382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
path
ink
valve
bubbles
negative pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016228954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6837322B2 (ja
Inventor
松永 克彦
Katsuhiko Matsunaga
克彦 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riso Kagaku Corp filed Critical Riso Kagaku Corp
Priority to JP2016228954A priority Critical patent/JP6837322B2/ja
Priority to US15/812,143 priority patent/US10286678B2/en
Publication of JP2018083382A publication Critical patent/JP2018083382A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6837322B2 publication Critical patent/JP6837322B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/19Ink jet characterised by ink handling for removing air bubbles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17596Ink pumps, ink valves

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】インク経路の気泡を低減できるインクジェット印刷装置を提供する。【解決手段】制御部11は、第1弁7および第3弁9を閉鎖して密閉経路を形成し、送液ポンプ6を逆転駆動させる。そして、制御部11は、第1弁7と第3弁9との間の密閉経路内の負圧が規定圧力Pkに達すると、送液ポンプ6の逆転駆動を停止させるとともに第3弁9を開放し、送液ポンプ6を正転駆動させてインクとともに気泡をインクジェットヘッド2から排出させる。【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェットヘッドからインクを吐出して印刷するインクジェット印刷装置に関する。
インクジェット印刷装置において、インクジェットヘッドへのインクの初期充填時や、インクカートリッジの交換時において、インク経路に気泡が混入することがある。
インク経路に混入した気泡は、例えば、インクジェットヘッドからインクとともに気泡や異物を吸引排出するクリーニングにより除去される(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−230042号公報
しかしながら、上述のようなクリーニングを行っても、インク経路に気泡が残留するおそれがある。例えば、インク経路に異物を取り除くためのフィルタが設けられている場合において、フィルタにより気泡が細かく分散され、その気泡がインク経路の水平部分等に滞留することがある。
インク経路に気泡が残留していると、例えば、その気泡が意図しないタイミングでインクジェットヘッドへ送られてインクの吐出不良を招くおそれがある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、インク経路の気泡を低減できるインクジェット印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴は、インクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドに接続されたインク経路の少なくとも一部を密閉する密閉手段と、前記密閉手段により形成される密閉経路内に負圧を生成する負圧生成手段と、前記インク経路を介して前記インクジェットヘッドへインクを送液する送液手段と、前記密閉手段により前記密閉経路を形成し、前記負圧生成手段を駆動させて前記密閉経路内の負圧が規定圧力に達すると、前記負圧生成手段を停止させるとともに前記密閉手段による経路の密閉を解除し、前記送液手段を駆動させてインクとともに気泡を前記インクジェットヘッドから排出させる気泡排出処理を実行する制御手段とを備えることにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴は、前記制御手段は、前記気泡排出処理において、前記密閉経路内の負圧が前記規定圧力より小さい待機圧力に達すると、前記待機圧力を規定時間維持した後、前記規定圧力まで負圧を増大させるよう前記負圧生成手段を制御することにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第3の特徴は、前記インク経路は、前記密閉手段により密閉される区間内に、鉛直方向の上向きの凸部を有することにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第4の特徴は、前記凸部における前記インク経路内の気泡を検出する気泡検出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記凸部に溜まった気泡が前記気泡検出手段により検出されると、前記気泡排出処理を実行することにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴によれば、制御手段は、密閉手段により密閉経路を形成し、負圧生成手段を駆動させて密閉経路内の負圧が規定圧力に達すると、負圧生成手段を停止させるとともに密閉手段による経路の密閉を解除し、送液手段を駆動させてインクとともに気泡をインクジェットヘッドから排出させる気泡排出処理を実行する。これにより、インク経路の内壁に付着している気泡を浮上させるとともに、気泡どうしを結合させることで気泡を大きくして排出することができる。この結果、気泡の排出を容易にして、インク経路の気泡を低減できる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴によれば、待機圧力を規定時間維持した後、規定圧力まで負圧を増大させる。これにより、インク経路の内壁の付着している気泡の浮上を待つ時間を設けることで、より多くの気泡を結合させることができる。この結果、気泡の排出をより容易にして、インク経路の気泡をより低減できる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第3の特徴によれば、インク経路が凸部を有するので、気泡が凸部に集まりやすい。このため、気泡排出処理において、気泡の結合をより促進することができる。これにより、気泡の排出をより容易にして、インク経路の気泡をより低減できる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第4の特徴によれば、制御手段は、凸部に溜まった気泡が気泡検出手段により検出されると、気泡排出処理を実行する。これにより、インク経路内に滞留する気泡の有無に応じて効率的に気泡排出処理を行うことができる。
第1実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。 第1実施形態における気泡排出処理のフローチャートである。 第1実施形態の気泡排出処理における送液ポンプの逆転駆動開始からの、第1弁と第3弁との間の経路の圧力変化を示す図である。 インク経路内に滞留している気泡の様子を模式的に示す図である。 気泡排出処理において規定圧力の負圧が生成された密閉経路内の気泡の様子を模式的に示す図である。 第2実施形態における気泡排出処理のフローチャートである。 第3実施形態の気泡排出処理における送液ポンプの逆転駆動開始からの、第1弁と第3弁との間の経路の圧力変化を示す図である。 第3実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。
以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。図1に示すように、第1実施形態に係るインクジェット印刷装置1は、インクジェットヘッド2と、インクカートリッジ3と、インク経路4と、分岐経路5と、送液ポンプ6と、第1弁7と、第2弁8と、第3弁9と、圧力センサ10と、制御部11とを備える。
インクジェットヘッド2は、インクを貯留する複数のインク室(図示せず)と、各インク室に連通する複数のノズル(図示せず)とを有し、印刷媒体にノズルからインクを吐出して画像を印刷する。
インクカートリッジ3は、インクジェットヘッド2へ供給するインクを保持している。インクカートリッジ3は、インクジェットヘッド2より低い位置に配置されている。インクカートリッジ3は、カートリッジジョイント部16を介して、後述するインク経路4のカートリッジ側経路21の上流端に接続されている。ここで、インク経路4において、インクカートリッジ3側を上流側、インクジェットヘッド2側を下流側とする。
インク経路4は、インクカートリッジ3とインクジェットヘッド2とを接続する。インク経路4は、カートリッジ側経路21と、直通経路22と、ヘッド側経路23とを有する。カートリッジ側経路21、直通経路22、およびヘッド側経路23は、チューブからなる。
カートリッジ側経路21は、インクカートリッジ3と、分岐経路5のインク経路4からの分岐地点との間の経路である。カートリッジ側経路21は、水平に設置されている。カートリッジ側経路21の上流端は、カートリッジジョイント部16を介してインクカートリッジ3に接続され、カートリッジ側経路21の下流端は、分岐ジョイント部26を介して直通経路22の上流端および分岐経路5の上流端に接続されている。分岐ジョイント部26は、分岐経路5のインク経路4からの分岐地点に配置されている。
直通経路22は、分岐経路5のインク経路4からの分岐地点と、この分岐地点より下流側で分岐経路5がインク経路4に合流する地点である合流地点との間の、インク経路4上の経路である。直通経路22は、水平に設置されている。直通経路22の上流端は、分岐ジョイント部26を介してカートリッジ側経路21の下流端および分岐経路5の上流端に接続されている。直通経路22の下流端は、合流ジョイント部27を介してヘッド側経路23の上流端および分岐経路5の下流端に接続されている。合流ジョイント部27は、分岐経路5のインク経路4への合流地点に配置されている。
ヘッド側経路23は、分岐経路5のインク経路4への合流地点とインクジェットヘッド2との間の経路である。ヘッド側経路23は、上流部および下流部が水平になり、中流部が上流部から下流部に向かって上昇する経路となるように設置されている。ヘッド側経路23の上流端は、合流ジョイント部27を介して直通経路22の下流端および分岐経路5の下流端に接続されている。ヘッド側経路23の下流端は、ヘッドジョイント部28を介してインクジェットヘッド2に接続されている。ヘッド側経路23には、インクから異物を取り除くフィルタ29が配置されている。
分岐経路5は、送液ポンプ6を設置するための経路である。分岐経路5は、チューブからなる。分岐経路5の一端(上流端)は、分岐ジョイント部26を介して、インク経路4のカートリッジ側経路21の下流端および直通経路22の上流端に接続されている。分岐経路5の他端(下流端)は、合流ジョイント部27を介して、インク経路4の直通経路22の下流端およびヘッド側経路23の上流端に接続されている。
送液ポンプ6は、インクカートリッジ3からインクジェットヘッド2へインクを送液する。送液ポンプ6は、分岐経路5に配置されている。送液ポンプ6は、チューブポンプからなる。送液ポンプ6は、正逆転駆動可能であり、正転駆動により、インクカートリッジ3からインクジェットヘッド2へ向けてインクを送液する。また、送液ポンプ6は、後述する気泡排出処理において、逆転駆動により、第1弁7と第3弁9とにより形成される密閉経路内に負圧を生成する。送液ポンプ6は、正転駆動により送液手段として機能し、逆転駆動により負圧生成手段として機能する。
ここで、分岐経路5に送液ポンプ6を配置しているのは、インクジェットヘッド2とインクカートリッジ3との水頭差によりインクジェットヘッド2のノズルに適正な負圧を生成するために、インク経路4上には送液ポンプ6を置かないようにするためである。
第1弁7は、直通経路22に配置され、直通経路22内の流体(インク、空気)の流路を開閉する。第2弁8および第3弁9は、ヘッド側経路23内の流体の流路を開閉する。第2弁8は、ヘッド側経路23の上流部の水平部分に配置されている。第3弁9は、ヘッド側経路23の下流部の水平部分において、インクジェットヘッド2の上流側近傍に配置されている。なお、第1弁7と第3弁9とにより、請求項の密閉手段が構成される。
圧力センサ10は、インク経路4内の圧力を検出する。圧力センサ10は、第1弁7と第3弁9との間に配置されている。
制御部11は、インクジェット印刷装置1全体の動作を制御する。制御部11は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク等を備えて構成される。制御部11は、例えば、インクジェットヘッド2へのインクの初期充填の後、後述する気泡排出処理を実行する。制御部11は、請求項の制御手段に相当する。
次に、インクジェット印刷装置1における気泡排出処理について説明する。
気泡排出処理は、インク経路4内のインクに混入した気泡を排出する処理である。気泡排出処理は、例えば、インクジェットヘッド2へのインクの初期充填の動作に続いて行われる。
ここで、インクジェットヘッド2へのインクの初期充填は、次のように行われる。まず、インクジェットヘッド2、インク経路4、および分岐経路5にインクが充填されていない状態において、第1弁7を閉鎖し、第2弁8および第3弁9を開放した状態で、制御部11は、送液ポンプ6を正転駆動させる。これにより、インクカートリッジ3からインク経路4へインクが供給され、分岐経路5を経由してインクジェットヘッド2へ向かってインクが流れる。
ヘッド側経路23の途中までインクが充填されると、制御部11は、第1弁7を開放し、第2弁8を閉鎖する。このとき、直通経路22には空気がある。第1弁7が開放され、第2弁8が閉鎖されることで、直通経路22に下流側からインクが流入し、直通経路22の上流側から分岐経路5へ空気が移動する。この後、制御部11は、第1弁7を閉鎖し、第2弁8を開放する。これにより、分岐経路5から、インク経路4の合流ジョイント部27より下流側へ空気が送られる。このような第1弁7、第2弁8の開閉動作を複数回繰り返すことにより、直通経路22にあった空気がインク経路4の合流ジョイント部27より下流側へ送られる。
そして、制御部11は、第1弁7を閉鎖し、第2弁8を開放した状態として送液ポンプ6の正転駆動を継続することで、インクジェットヘッド2にインクを充填する。この際、元々直通経路22にあった空気が、インクとともにインクジェット2へ送られ、ノズルから排出される。これにより、インクジェットヘッド2およびインク経路4にインクが充填され、初期充填が終了する。
上述の初期充填の動作において、直通経路22にあった空気がインクジェットヘッド2へ送られる際に、フィルタ29を通過することで、細かい気泡に分散される。この気泡は、ヘッド側経路23の下流部の水平部分に滞留しやすい。この滞留した気泡を排出するために、気泡排出処理が行われる。
図2は、第1実施形態における気泡排出処理のフローチャートである。まず、図2のステップS1において、制御部11は、第1弁7および第3弁9を閉鎖し、第2弁8を開放した状態とする。これにより、第1弁7と第3弁9との間が密閉経路となる。
ここで、上述の初期充填の動作においてインクジェットヘッド2へのインクの充填が終了する時点では、第1弁7が閉鎖、第2弁8および第3弁9が開放の状態である。このため、上述の初期充填の動作に続いて気泡排出処理を行う場合、制御部11は、ステップS1において、第1弁7の閉鎖状態および第2弁8の開放状態を維持し、第3弁9を閉鎖する。
次いで、ステップS2において、制御部11は、送液ポンプ6の逆転駆動を開始させる。これにより、図3に示すように、第1弁7と第3弁9との間の密閉経路に負圧が生成され始める。図3は、第1実施形態の気泡排出処理における送液ポンプ6の逆転駆動開始からの、第1弁7と第3弁9との間の経路の圧力変化を示す図である。
ここで、気泡排出処理の開始時においてヘッド側経路23の下流部の水平部分に滞留している気泡の様子を、図4に模式的に示す。図4に示すように、ヘッド側経路23内に滞留している気泡31のうち、体積が比較的大きなものは、インク中で浮いている。また、体積が比較的小さく、浮力が小さいため、ヘッド側経路23の下側の内壁に付着しているものもある。
図2のステップS2で送液ポンプ6の逆転駆動が開始されると、第1弁7と第3弁9との間の密閉経路に負圧が生成され始めることで、気泡31の体積が増加し始める。気泡31の体積が増加すると、気泡31にかかる浮力が大きくなるため、ヘッド側経路23の内壁に付着している気泡31が浮上し始める。
送液ポンプ6の逆転駆動開始後、ステップS3において、制御部11は、圧力センサ10の検出値に基づき、第1弁7と第3弁9との間の密閉経路内の負圧が規定圧力Pkに達したか否かを判断する。
ここで、規定圧力Pkは、近接する気泡31どうしの結合を促進するための圧力(負圧)として予め設定されたものである。規定圧力Pkは、浮上圧力Pfより大きな負圧(浮上圧力Pfより低圧)となるよう設定されている。
浮上圧力Pfは、ヘッド側経路23の内壁に付着している気泡31を浮上させるために必要な圧力として想定される圧力(負圧)である。
ところで、気泡31が小さいほど、浮上させるために必要な負圧が大きくなるが、負圧が大きくなりすぎるとインク経路4の損傷を招くおそれがある。そこで、浮上圧力Pfは、想定最小径(例えば、0.1mm)以上の気泡31を浮上させるために必要な負圧とされる。浮上圧力Pfおよび規定圧力Pkは、実験等に基づいて求められるものである。
送液ポンプ6の逆転駆動開始後、密閉経路の負圧が浮上圧力Pfに達すると、上述のように、ヘッド側経路23の内壁に付着している気泡31が浮上し始める。この後、密閉経路の負圧が規定圧力Pkまで大きくなることで、浮上した気泡31の体積はさらに増加する。また、密閉経路の負圧が規定圧力Pkになるまでに、元々浮いていた気泡31の体積も増加する。これにより、元々浮いていた気泡31および浮上してきた気泡31のなかで、近接する複数の気泡31どうしの結合が促される。これにより、図5に示すように、図4の場合と比べて、気泡31を大きくすることができる。
図2のステップS3において、第1弁7と第3弁9との間の密閉経路内の負圧が規定圧力Pkに達していないと判断した場合(ステップS3:NO)、制御部11は、ステップS3を繰り返す。
第1弁7と第3弁9との間の密閉経路内の負圧が規定圧力Pkに達したと判断した場合(ステップS3:YES)、ステップS4において、制御部11は、送液ポンプ6を停止させる。また、制御部11は、第3弁9を開放する。これにより、第1弁7と第3弁9との間の経路の密閉が解除され、図3に示すように、第1弁7と第3弁9との間の経路の負圧が解消される。
第1弁7と第3弁9との間の経路の負圧が解消されると、気泡31の体積は縮小する。しかし、一旦結合した気泡31どうしの結合は維持されるため、図4のような気泡排出処理前の状態と比べて気泡31が大きい状態が維持される。
次いで、ステップS5において、制御部11は、送液ポンプ6を正転駆動させてインクとともに気泡31をインクジェットヘッド2へ送り、ノズルから排出させる。この気泡排出処理では、気泡31どうしの結合により気泡31が大きくなることで、気泡31がインクに流されやすくなっているため、インク経路4に気泡31は残留しにくい。気泡排出のための送液ポンプ6の正転駆動が終了すると、気泡排出処理が終了となる。
以上説明したように、インクジェット印刷装置1では、制御部11は、気泡排出処理において、第1弁7および第3弁9を閉鎖して密閉経路を形成し、送液ポンプ6を逆転駆動させる。そして、制御部11は、密閉経路内の負圧が規定圧力Pkに達すると、送液ポンプ6の逆転駆動を停止させるとともに第3弁9を開放し、送液ポンプ6を正転駆動させてインクとともに気泡をインクジェットヘッド2から排出させる。これにより、ヘッド側経路23の内壁に付着している気泡31を浮上させるとともに、気泡31どうしを結合させることで気泡31を大きくして排出することができる。この結果、気泡31の排出を容易にして、インク経路4の気泡31を低減できる。
また、送液ポンプ6の逆転駆動による負圧生成は短時間で実行できるため、上述の気泡排出処理では、短時間で気泡を排出することが可能である。
なお、インクジェット印刷装置1では、インクカートリッジ3の交換によりインク経路4に気泡が混入することがある。これに対し、インクカートリッジ3の交換後に送液ポンプ6を正転駆動させて気泡をインクジェットヘッド2のノズルから排出させるが、この際にフィルタ29により分散された気泡がヘッド側経路23の下流部の水平部分に滞留することがある。そこで、インクカートリッジ3の交換が行われ、気泡を排出するための送液ポンプ6の正転駆動が行われた後に、上述の気泡排出処理を行ってもよい。
(第2実施形態)
次に、上述した第1実施形態の気泡排出処理を変更した第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、気泡排出処理において、制御部11は、密閉経路内の負圧が浮上圧力Pfに達すると、浮上圧力Pfを規定時間Tだけ維持した後、規定圧力Pkまで負圧を増大させるよう送液ポンプ6を制御する。
図6は、第2実施形態における気泡排出処理のフローチャートである。図7は、第2実施形態の気泡排出処理における送液ポンプ6の逆転駆動開始からの、第1弁7と第3弁9との間の経路の圧力変化を示す図である。
図6のステップS11,S12の処理は、前述した図2のステップS1,S2の処理と同様である。
ステップS13において、制御部11は、圧力センサ10の検出値に基づき、第1弁7と第3弁9との間の密閉経路内の負圧が浮上圧力Pfに達したか否かを判断する。第1弁7と第3弁9との間の密閉経路内の負圧が浮上圧力Pfに達していないと判断した場合(ステップS13:NO)、制御部11は、ステップS13を繰り返す。なお、浮上圧力Pfは、請求項の待機圧力に相当する。
第1弁7と第3弁9との間の密閉経路内の負圧が浮上圧力Pfに達したと判断した場合(ステップS13:YES)、ステップS14において、制御部11は、密閉経路内の負圧の浮上圧力Pfでの維持を開始するよう送液ポンプ6を制御する。
次いで、ステップS15において、制御部11は、密閉経路内の負圧の浮上圧力Pfでの維持を開始させてから、規定時間Tが経過したか否かを判断する。規定時間Tは、第1弁7と第3弁9との間の密閉経路内の負圧が浮上圧力Pfに達してから、ヘッド側経路23の水平部分の下側の内壁に付着している気泡31が浮上して上側の内壁に到達するのを待つ時間として設定されたものである。規定時間Tは、実験等に基づいて予め設定される。
浮上圧力Pfでの維持を開始させてから規定時間Tが経過していないと判断した場合(ステップS15:NO)、制御部11は、ステップS15を繰り返す。
浮上圧力Pfでの維持を開始させてから規定時間Tが経過したと判断した場合(ステップS15:YES)、ステップS16において、制御部11は、減圧を再開するよう送液ポンプ6を制御する。これにより、図7に示すように、浮上圧力Pfが規定時間Tだけ維持された後、密閉経路の負圧が再び大きくなり始める。
ステップS16の後のステップS17〜S19の処理は、前述した図2のステップS3〜S5の処理と同様である。
以上説明したように、第2実施形態では、制御部11は、密閉経路内の負圧が浮上圧力Pfに達すると、浮上圧力Pfを規定時間Tだけ維持した後、規定圧力Pkまで負圧を増大させるよう送液ポンプ6を制御する。これにより、ヘッド側経路23の内壁の付着している気泡31の浮上を待つ時間を設けることで、より多くの気泡31を結合させることができる。この結果、気泡31の排出をより容易にして、インク経路4の気泡31をより低減できる。
(第3実施形態)
次に、上述した第1実施形態の一部を変更した第3実施形態について説明する。図8は、第3実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。
図8に示すように、第3実施形態に係るインクジェット印刷装置1Aは、上述した第1実施形態のインクジェット印刷装置1に対し、インク経路4をインク経路4Aに置き換え、気泡センサ(請求項の気泡検出手段に相当)41を追加した構成である。
インク経路4Aは、第1実施形態のインク経路4に対し、凸部46を設けた構成である。凸部46は、ヘッド側経路23の一部を、鉛直方向の上向きに凸のアーチ状に形成した部分である。凸部46は、ヘッド側経路23の下流部の水平部分において、第3弁9の上流側に形成されている。すなわち、凸部46は、インク経路4Aにおける第1弁7と第3弁9とにより密閉される区間内にある。
気泡センサ41は、凸部46におけるインク経路4A内の気泡を検出する。気泡センサ41は、例えば、超音波センサからなる。
制御部11は、凸部46に溜まった気泡が気泡センサ41により検出されると、上述した第1実施形態または第2実施形態の気泡排出処理を実行する。
インクジェット印刷装置1Aでは、気泡が凸部46に溜まりやすいので、気泡センサ41による凸部46に溜まった気泡の検出結果から、インク経路4A内に滞留する気泡の有無を判断できる。そして、凸部46に溜まった気泡が気泡センサ41により検出された場合に気泡排出処理を実行することで、インク経路4A内に滞留する気泡の有無に応じて効率的に気泡排出処理を行うことができる。
また、気泡が凸部46に集まりやすいので、気泡排出処理において、気泡の結合をより促進することができる。これにより、気泡の排出をより容易にして、インク経路4の気泡をより低減できる。
(その他の実施形態)
上述のように、本発明は第1〜第3実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
上述した第1〜第3実施形態では、負圧生成手段として送液ポンプ6を用いたが、負圧生成手段はこれに限らない。例えば、インク経路4,4Aにおける第1弁7と第3弁9との間の区間にシリンジを接続し、このシリンジにより密閉経路に負圧を生成するようにしてもよい。シリンジのかわりにエアポンプを用いてもよい。
上述した第1〜第3実施形態では、気泡排出処理において、第1弁7と第3弁9とによりインク経路4,4Aの一部を密閉経路とする構成を示したが、インク経路の全体を密閉するようにしてもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1,1A インクジェット印刷装置
2 インクジェットヘッド
3 インクカートリッジ
4,4A インク経路
5 分岐経路
6 送液ポンプ
7 第1弁
8 第2弁
9 第3弁
10 圧力センサ
11 制御部
21 カートリッジ側経路
22 直通経路
23 ヘッド側経路
41 気泡センサ
46 凸部

Claims (4)

  1. インクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドに接続されたインク経路の少なくとも一部を密閉する密閉手段と、
    前記密閉手段により形成される密閉経路内に負圧を生成する負圧生成手段と、
    前記インク経路を介して前記インクジェットヘッドへインクを送液する送液手段と、
    前記密閉手段により前記密閉経路を形成し、前記負圧生成手段を駆動させて前記密閉経路内の負圧が規定圧力に達すると、前記負圧生成手段を停止させるとともに前記密閉手段による経路の密閉を解除し、前記送液手段を駆動させてインクとともに気泡を前記インクジェットヘッドから排出させる気泡排出処理を実行する制御手段と
    を備えることを特徴とするインクジェット印刷装置。
  2. 前記制御手段は、前記気泡排出処理において、前記密閉経路内の負圧が前記規定圧力より小さい待機圧力に達すると、前記待機圧力を規定時間維持した後、前記規定圧力まで負圧を増大させるよう前記負圧生成手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷装置。
  3. 前記インク経路は、前記密閉手段により密閉される区間内に、鉛直方向の上向きの凸部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット印刷装置。
  4. 前記凸部における前記インク経路内の気泡を検出する気泡検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記凸部に溜まった気泡が前記気泡検出手段により検出されると、前記気泡排出処理を実行することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット印刷装置。
JP2016228954A 2016-11-25 2016-11-25 インクジェット印刷装置 Active JP6837322B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016228954A JP6837322B2 (ja) 2016-11-25 2016-11-25 インクジェット印刷装置
US15/812,143 US10286678B2 (en) 2016-11-25 2017-11-14 Inkjet printer with air bubble discharge function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016228954A JP6837322B2 (ja) 2016-11-25 2016-11-25 インクジェット印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018083382A true JP2018083382A (ja) 2018-05-31
JP6837322B2 JP6837322B2 (ja) 2021-03-03

Family

ID=62193103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016228954A Active JP6837322B2 (ja) 2016-11-25 2016-11-25 インクジェット印刷装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10286678B2 (ja)
JP (1) JP6837322B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020055294A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 株式会社リコー 液体吐出装置、制御方法及び制御プログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015374A (ja) * 2005-06-09 2007-01-25 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタにおける気泡除去方法
JP2007230042A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Seiko Epson Corp 液体噴射装置の制御方法及び液体噴射装置
US20080186366A1 (en) * 2007-02-05 2008-08-07 Icf Technology Limited. Ink-jet device and method for depositing ink using the same
US20110128334A1 (en) * 2009-11-27 2011-06-02 Ricoh Company, Ltd. Liquid containing tank, liquid-jet head unit, and image forming apparatus
JP2011178048A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Seiko Epson Corp 液体供給システム、および液滴吐出装置
JP2012126099A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Canon Inc インクジェット記録装置の気泡排出方法
JP2015110280A (ja) * 2013-12-06 2015-06-18 セイコーエプソン株式会社 記録装置
US20150224786A1 (en) * 2014-02-07 2015-08-13 Seiko Epson Corporation Liquid Ejecting Apparatus

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015374A (ja) * 2005-06-09 2007-01-25 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタにおける気泡除去方法
JP2007230042A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Seiko Epson Corp 液体噴射装置の制御方法及び液体噴射装置
US20080186366A1 (en) * 2007-02-05 2008-08-07 Icf Technology Limited. Ink-jet device and method for depositing ink using the same
US20110128334A1 (en) * 2009-11-27 2011-06-02 Ricoh Company, Ltd. Liquid containing tank, liquid-jet head unit, and image forming apparatus
JP2011178048A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Seiko Epson Corp 液体供給システム、および液滴吐出装置
JP2012126099A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Canon Inc インクジェット記録装置の気泡排出方法
JP2015110280A (ja) * 2013-12-06 2015-06-18 セイコーエプソン株式会社 記録装置
US20150224786A1 (en) * 2014-02-07 2015-08-13 Seiko Epson Corporation Liquid Ejecting Apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020055294A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 株式会社リコー 液体吐出装置、制御方法及び制御プログラム
JP7283250B2 (ja) 2018-09-28 2023-05-30 株式会社リコー 液体吐出装置、制御方法及び制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US10286678B2 (en) 2019-05-14
US20180147855A1 (en) 2018-05-31
JP6837322B2 (ja) 2021-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8414113B2 (en) Discharging device and printing apparatus
JP6617708B2 (ja) インクジェットヘッドの気泡除去方法及びインクジェットヘッドの気泡除去装置
US20070252866A1 (en) Suction recovery method of ink jet printing apparatus and ink jet printing apparatus
JP2008173816A (ja) インクジェット記録装置
KR20170007111A (ko) 잉크토출장치 및 잉크토출방법
JP2012218398A (ja) 記録装置
US8382236B2 (en) Liquid ejection device
JP2020006598A (ja) 液滴吐出装置及び液滴吐出装置のメンテナンス方法
JP2008265137A (ja) インクジェット記録装置
JP2016060072A (ja) インクジェット印刷装置
JP2018083382A (ja) インクジェット印刷装置
JP2007105923A (ja) サブタンク、インクジェット装置、及びサブタンクへのインク充填方法
US9242469B2 (en) Liquid ejecting apparatus and maintenance method
JP2010120340A (ja) 流体排出装置および記録装置
JP6715148B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP7178924B2 (ja) 印刷装置およびインク供給方法
KR100692450B1 (ko) 유체 제어 밸브 및 액체 방울 토출 장치
JP2568989B2 (ja) インクジェット記録装置のインク吸引方法
JP6715147B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP6367065B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP2010284876A (ja) 気体吸出装置およびこれを備えた液体吐出装置、ならびに気体吸出方法
JP2007230041A (ja) 液体噴射装置及び補助貯留手段
JP2018016019A (ja) 液体吐出装置、液体供給装置、液体供給方法および記録装置、
JP2009184149A (ja) インク供給装置およびインクジェット記録装置およびインク供給方法
JP3137031U (ja) インクジェットプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6837322

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250