JP2018081121A - 撮像システム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影画角内において撮影者が所望する部分的な範囲へ照明光を照射する。【解決手段】撮像システム10は、カメラ本体100と、カメラ本体100により撮像される被写体に照明光を照射する発光部を備えるストロボ装置300を備え、ストロボ装置300は、発光部の姿勢を少なくとも発光部の光軸を中心として回転させるバウンス回路340と、撮影シーンを判別するCCPU101と、判別された撮影シーンに応じてバウンス回路340の駆動を制御するFPU310とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像システム及びその制御方法に関する。
屋内展望台等で風景を入れて記念撮影を行う撮影シーンがある。図9は、展望台等の窓ガラスの前に人物(主被写体)が立ち、窓ガラスを背景として人物と共に窓ガラスの奥の風景を撮影するシーンを表した模式図である。窓ガラスのような高反射率の物体を背景にした撮影では、特に夜景撮影時のように屋内が明るく風景が暗い場合には窓ガラスに写り込みが発生し、逆に昼間のように屋内が暗い場合には人物が露出アンダーとなってしまう。また、窓ガラスのような高反射体に限らずとも、人物が壁の近くに立っている場合等のように、人物と背景とが近い場合は、壁に照明装置からの照明光が不自然に反射や写り込みを起こしてしまう。そこで、人物が露出アンダーとならないようにしながら窓ガラスへの写り込みを抑えたい場合や背景が人物に近い場合には、部分的に照明光を照射させることが効果的となる場合がある。
しかし、一般的なキセノン管を用いた照明装置(ストロボ装置)の場合、カメラ本体が正位置の姿勢となっているときには、図9(a)に示されるように、照明光の照射方向は、撮影画角と照明光の照射範囲とが略一致するように設定されている。したがって、撮影画角内を部分的に照射するためにはまた、図9(b)に示すように、照明装置の発光部の照射方向をずらす必要がある。しかし、発光部をずらしても、照射範囲がカメラのアスペクト比に合わせて横長楕円状になっているため、人物の頭部に照明光が照射され難い等、意図する範囲を照射することが難しいことがある。また、手動で発光部を回転させた後に撮影構図を確認し、照射方向の微調整を繰り返す操作は、撮影者にとって煩わしいものとなる。
このような問題を解決する技術が特許文献1,2に提案されている。特許文献1には、撮影画面を複数に分割し、分割された領域に独立して照明光を照射する複数の発光部と、分割された領域からの反射光を独立して受光する複数の受光素子と、受光量に応じて照明光の照射を停止させる制御装置とを有する照明装置が記載されている。特許文献2には、被写体像を画像データとして出力する撮像素子と、撮像装置に内蔵され又は着脱可能な発光部を有し、撮像素子の画像データ出力領域の縦横及びアスペクト比に応じて発光部の配光を制御する照明装置が記載されている。
特公平7−15541号公報 特開2010−141457号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、複数の発光部を用いているため、照射した照明光が重なる領域と重ならない領域とが生じることで、明るさにむらが生じやすいという問題がある。また、予め設計した分割方向でしか照射範囲を設定することができず、撮影シーンによっては適切に照射範囲を設定することが難しい場合もある。特許文献2に記載された技術では、撮影画角のアスペクト比に合わせて発光管の縦横を切り替えているが、照射範囲自体は撮影画角の全体を照射するようになっており、部分的に照明光を照射することは考慮されていない。
本発明は、撮影画角内において撮影者が所望する部分的な範囲へ照明光を照射することが可能な撮像システムを提供することを目的とする。
本発明に係る撮像システムは、撮像手段と、前記撮像手段により撮像される被写体に照明光を照射する発光部とを備える撮像システムであって、前記発光部の姿勢を少なくとも前記発光部の光軸を中心として回転させる駆動手段と、撮影シーンを判別する判別手段を備え、前記判別手段により判別された撮影シーンに応じて前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影画角内において撮影者が所望する部分的な範囲へ照明光を照射することができる。
本発明の実施形態に係る撮像システムの概略構成を示すブロック図である。 撮像システムの概略構成を示す断面図である。 撮影処理でのカメラ本体における制御を説明するフローチャートである。 撮影処理でのストロボ装置における制御を説明するフローチャートである。 ストロボ装置が取り得る姿勢の一例を示す斜視図である。 撮影シーンと照明光の照射範囲の関係の一例を説明する図である。 別の撮影シーンと一般的な照明光の照射範囲の関係の一例を示す図である。 図7の撮影シーンに適した照明光の照射範囲を説明する図である。 撮影シーンと照明光の従来の照射範囲の関係の一例を説明する図である。
以下に、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る撮像システム10の概略構成を示すブロック図である。図2は、撮像システム10の概略構成を示す断面図である。なお、図1と図2において、同一の要素については同じ符号を付している。撮像システム10は、撮像装置であるカメラ本体100と、カメラ本体100に装着されたレンズ鏡筒200と、カメラ本体100に装着された照明装置であるストロボ装置300とを有する。ストロボ装置300はカメラ本体100に対して着脱自在であり、レンズ鏡筒200はカメラ本体100に固定(一体化)されていてもよいし、カメラ本体100に対して着脱自在であってもよい。
カメラ本体100は、カメラマイコン101(以下「CCPU101」と記す)、撮像素子102、シャッタ103、主ミラー104、ピント板105、測光回路106、焦点検出回路107、ゲイン切替回路108及びA/D変換器109を備える。また、カメラ本体100は、タイミングジェネレータ(TG)110信号処理回路111、入力部112、表示部113、ペンタプリズム114、サブミラー115、通信ラインLC、通信ラインSC、端子120、端子130及び姿勢検出回路140を備える。
CCPU101は、各種のソフトウェア(プログラムコード)を実行することにより、カメラ本体100の各部の動作を制御するマイクロコンピュータである。CCPU101は、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力制御回路(I/Oコントロール回路)、マルチプレクサ、タイマー回路、EEPROM、A/Dコンバータ及びD/Aコンバータ等を含むマイコン内蔵ワンチップIC回路構成となっている。CCPU101は、CPUがROMに格納された所定のプログラムコードをRAMに展開することにより、カメラ本体100を制御するための各種の判定処理や演算処理を行う。撮像素子102は、赤外カットフィルタやローパスフィルタ等を含むCCDセンサ或いはCMOSセンサ等の撮像素子である。レンズ鏡筒200を通過した被写体からの光束は、撮像素子102に被写体像として結像する。シャッタ103は、撮像素子102を遮光する状態と撮像素子102を露光する状態との間で遷移可能に構成されている。主ミラー104は、ハーフミラーであり、レンズ鏡筒200を通して入射する光の一部を反射してピント板105に結像させる位置と、レンズ鏡筒200から撮像素子102へ至る撮影光路内から退避する位置との間で遷移可能に構成されている。ピント板105には、被写体像が結像される。ユーザ(撮影者)は、ピント板105に結像された被写体像を、不図示の光学ファインダを介して確認することができる。
測光回路106は、回路内に測光センサを備えており、被写体に対して設定された1又は複数の領域で測光を行うことにより露出情報を出力する。なお、測光回路106内の測光センサは、ペンタプリズム114を介してピント板105に結像された被写体像を見込んでいる。焦点検出回路107は、回路内に複数点の測距ポイントを有する測距センサを備えており、各測距点のデフォーカス量等の焦点情報を出力する。ゲイン切替回路108は、撮像素子102から出力される信号を増幅させる。CCPU101は、撮影条件やユーザの操作等に応じて、ゲイン切替回路108において信号に掛けるゲインを切り替える。A/D変換器109は、ゲイン切替回路108から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換することにより、画像データを生成する。タイミングジェネレータ110は、撮像素子102から信号出力タイミング(ゲイン切替回路108からA/D変換器109への増幅信号の入力タイミング)とA/D変換器109でのA/D変換のタイミングとを同期させる。
信号処理回路111は、A/D変換器109から出力されるデジタル信号からなる画像データに対して所定の信号処理を行う。入力部112は、電源スイッチ、レリーズボタン、設定ボタン等の操作部を含み、CCPU101は、入力部112に対する操作に応じた入力部112からの指示に基づいて各種の処理を実行する。例えば、レリーズボタンが1段階操作(半押し)されると、レリーズスイッチSW1がオンとなり、CCPU101はAF(オートフォーカス)、AE(自動露出)等の撮影準備動作を実行する。また、レリーズボタンが2段階操作(全押し)されると、レリーズスイッチSW2がオンとなり、CCPU101は撮像素子102に対する露光から、生成された画像データの保存までの一連の撮影動作を実行する。また、設定ボタンの操作により、ストロボ装置300の各種設定を行うことができる。ここで、ストロボ装置300とカメラ本体100との間で無線通信が可能な場合は、カメラ本体100にストロボ装置300が直接装着されていなくても、装着された場合と同様にストロボ装置300の各種の設定を行うことができる。
表示部113は、液晶装置や発光素子によって構成されており、カメラ本体100に対して設定された撮影モードやその他の撮影情報を表示し、液晶装置には、撮影中の被写体像や撮影画像の再生表示等も可能である。ペンタプリズム114は、ピント板105の被写体像を測光回路106内の測光センサ及び不図示の光学ファインダに導く。サブミラー115は、レンズ群202より入射して主ミラー104を透過した光を焦点検出回路107の測距センサへ導く。
通信ラインLCは、カメラ本体100とレンズ鏡筒200を通信可能に接続するインタフェースの信号ラインであり、通信ラインSCは、カメラ本体100とストロボ装置300を通信可能に接続するインタフェースの信号ラインである。撮像システム10は、通信ラインLC,SCを用いた通信の一例として3端子式のシリアル通信を行うための端子120,130を備え、CCPU101をホストとしたデータ交換やコマンド伝達等の情報通信を行う。端子120は、SCLK_L端子、MOSI_L端子、MISO_L端子及びGND端子を含む。SCLK_L端子は、カメラ本体100とレンズ鏡筒200の間の通信の同期をとるための端子である。MOSI_L端子は、カメラ本体100からレンズ鏡筒200へデータを送信するための端子である。MISO_L端子は、レンズ鏡筒200からカメラ本体100へデータを送信するための端子である。GND端子は、カメラ本体100とレンズ鏡筒200を接続して、これらをグラウンド電位に落とす。端子130は、SCLK_S端子、MOSI_S端子、MISO_S端子及びGND端子を含む。SCLK_S端子は、カメラ本体100とストロボ装置300の間の通信の同期をとるための端子である。MOSI_S端子は、カメラ本体100からストロボ装置300へデータを送信するための端子である。MISO_S端子は、カメラ本体100とストロボ装置300を接続して、これらをグラウンド電位に落とす。
姿勢検出回路140は、カメラ本体100の姿勢差を検出する回路であり、水平方向の姿勢差を検出する姿勢H検出部140a、鉛直方向の姿勢差を検出する姿勢V検出部140b及び前後方向(Z方向)の姿勢差を検出する姿勢Z検出部140cを有する。姿勢検出回路140には、例えば、角速度センサやジャイロセンサが用いられる。姿勢検出回路140により検出された各方向の姿勢差に関する姿勢情報は、CCPU101に供給される。
レンズ鏡筒200は、レンズマイコン201(以下「LPU201」という)、レンズ群202、レンズ駆動部203、エンコーダ204、絞り205及び絞り制御回路206を備える。LPU201は、レンズ鏡筒200の各部を制御するマイクロコンピュータである。LPU201は、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力制御回路(I/Oコントロール回路)、マルチプレクサ、タイマー回路、EEPROM、A/Dコンバータ及びD/Aコンバータ等を含むマイコン内蔵ワンチップIC回路構成となっている。
レンズ群202は、フォーカスレンズやズームレンズ等を含む複数枚のレンズで構成されている。なお、レンズ群202には、ズームレンズは含まれなくてもよい。レンズ駆動部203は、レンズ群202に含まれるレンズを光軸方向に駆動する。レンズ群202の駆動量は、カメラ本体100に設けられた焦点検出回路107の出力に基づいてCCPU101により演算され、算出された駆動量がCCPU101からLPU201へ送信される。エンコーダ204は、レンズ群202の位置を検出し、駆動情報をLPU201へ出力する。エンコーダ204からの駆動情報はLPU201を介してCCPU101へ送信され、CCPU101で算出された駆動量分だけレンズ駆動部203がレンズ群202を駆動することにより焦点調節が行われる。絞り205は、レンズ鏡筒200内を通過する光量を調節する。絞り制御回路206は、LPU201の制御下で、絞り205を駆動する。
ストロボ装置300は、大略的に、カメラ本体100に対して着脱可能な本体部300aと、本体部300aに対して上下方向及び左右方向に回転可能であると共に発光部の光軸を中心に回転可能な可動部300bから構成されている。発光部の光軸は、発光部の中心と照明光の照射範囲の中心とを結ぶ方向と略平行である。上下方向は、カメラ本体100を正姿勢で構えたときの鉛直方向と略平行な方向である。左右方向は、カメラ本体100を正姿勢で構えたときの鉛直方向と直交する方向である。可動部300bを上下方向と左右方向の各方向に回転させる2本の中心軸は、発光部の光軸と略直交する。
ストロボ装置300は、電池301、昇圧回路ブロック302、トリガ回路303、発光制御回路304、放電管305、反射傘306、ストロボ光学系307、積分回路309及びANDゲート311を備える。また、ストロボ装置300は、ストロボマイコン310(以下「FPU310」という)、入力部312、表示部313、フォトダイオード314、コンパレータ315、光学系駆動回路330、バウンス回路340及び姿勢検出回路360を備える。
FPU310は、ストロボ装置300の各部を制御するマイクロコンピュータである。FPU310は、例えばCPU、ROM、RAM、入出力制御回路(I/Oコントロール回路)、マルチプレクサ、タイマー回路、EEPROM、A/Dコンバータ及びD/Aコンバータ等を含むマイコン内蔵ワンチップIC回路構成となっている。電池301は、ストロボ装置300の電源(VBAT)として機能する。昇圧回路ブロック302は、昇圧部302a、抵抗302b,302c及びメインコンデンサ302dを有する。昇圧部302aは、電池301の電圧を数百Vに昇圧し、これによりメインコンデンサ302dに発光のための電気エネルギが充電される。メインコンデンサ302dの充電電圧は、抵抗302b,302cにより分圧され、分圧された電圧はFPU310のA/D変換端子に入力される。トリガ回路303は、放電管305を励起するためのパルス電圧を放電管305に印加する。発光制御回路304は、放電管305の発光の開始及び停止を制御する。放電管305は、トリガ回路303から印加される数KVのパルス電圧を受けて励起し、メインコンデンサ302dに充電された電気エネルギを用いて発光する。
積分回路309は、フォトダイオード314の受光電流を積分し、積分結果をコンパレータ315の反転入力端子とFPU310のA/Dコンバータ端子に入力する。コンパレータ315の非反転入力端子は、FPU310内のD/Aコンバータ端子に接続され、コンパレータ315の出力はANDゲート311の入力端子に接続される。ANDゲート311の他方の入力端子は、FPU310の発光制御端子と接続され、ANDゲート311の出力は発光制御回路304へ入力される。
フォトダイオード314は、直接又はグラスファイバ等を介して、放電管305から発せられる光を受光するセンサである。反射傘306は、放電管305から発せられる光を反射させて所定の方向へ導く。ストロボ光学系307は、光学パネル等を含み、放電管305との相対位置を変更可能に保持されている。放電管305とストロボ光学系307の相対位置を変更することにより、発光部から被写体に照射される閃光(ストロボ光)等の照明光の照射範囲を所定の範囲で変化させることができる。ストロボ装置300の発光部は、放電管305、反射傘306、ストロボ光学系307等で構成されている。発光部の配光角はストロボ光学系307の駆動により変化させることができ、また、発光部からの照明光の照射方向は可動部300bの回転により変化させることができる。なお、発光部の配光角を変化させる方法は、放電管305とストロボ光学系307の相対位置を変更させる方法に限定されず、例えば、反射傘306の形状を変更させる方法やストロボ光学系307の光学特性を変更させる方法等であってもよい。
入力部312は、電源スイッチ、ストロボ装置300の動作モードを設定するモード設定スイッチ、オートバウンス駆動を実行させるオートバウンス開始ボタン、各種のパラメータを設定する設定ボタン等の操作部を含む。FPU310は、入力部312に対する操作に応じた入力部312からの指示に基づいて各種の処理を実行する。なお、本実施形態では、撮像システム10で行われる自動化されたバウンス発光撮影をオートバウンス発光撮影と称呼する。また、オートバウンス駆動とは、オートバウンス発光撮影を実行するための可動部300bの回転駆動することを指す。
表示部313は、液晶装置や発光素子を有し、ストロボ装置300の各種の設定情報や動作状態を表示する。光学系駆動回路330は、位置検出部330aと光学系駆動部330bを有し、照明光の照射範囲を調整するズーム機能を担っている。位置検出部330aは、放電管305とストロボ光学系307の相対位置に関する情報を不図示のエンコーダ等により検出する。光学系駆動部330bは、ストロボ光学系307を駆動するためのモータ等を含む。FPU310は、CCPU101を介してLPU201から出力される焦点距離情報を取得し、取得した焦点距離情報に基づいてストロボ光学系307の駆動量を演算する。
バウンス回路340は、可動部300bの駆動量(本体部300aに対する可動部300bの回転角度)を検出する。バウンス回路340は、第1のバウンス角度検出回路340a、第2のバウンス角度検出回路340c、第3のバウンス角度検出回路340e、第1のバウンス駆動回路340b、第2のバウンス駆動回路340d及び第3のバウンス駆動回路340fを有する。第1のバウンス角度検出回路340a(バウンスH検出回路)は、可動部300bの左右方向の駆動量を検出する。第2のバウンス角度検出回路340c(バウンスV検出回路)は、可動部300bの上下方向の駆動量を検出する。第3のバウンス角度検出回路340e(バウンスZ検出回路)は、発光部の光軸を回転中心とした可動部300bの回転の駆動量を検出する。可動部300bの各駆動量の検出には、ロータリエンコーダやアブソリュートエンコーダが用いられる。第1のバウンス駆動回路340b(バウンスH駆動回路)は、可動部300bの左右方向の駆動を行う。第2のバウンス駆動回路340d(バウンスV駆動回路)は、可動部300bの上下方向の駆動を行う。第3のバウンス駆動回路340f(バウンスZ駆動回路)は、可動部300bの光軸回転の駆動を行う。これらの駆動には、公知のモータ等が用いられる。
姿勢検出回路360は、ストロボ装置300の姿勢差を検出する回路であり、水平方向の姿勢差を検出する姿勢H検出部360a、鉛直方向の姿勢差を検出する姿勢V検出部360b及び前後方向(Z方向)の姿勢差を検出する姿勢Z検出部360cを有する。姿勢検出回路360には、例えば、角速度センサやジャイロセンサが用いられる。姿勢検出回路360により検出された各方向の姿勢差に関する姿勢情報は、FPU310に供給される。
上述の通りに構成された撮像システム10では、CCPU101、LPU201及びFPU310が協働して撮像システム10を構成する各部の制御を行うことにより、撮像システム10全体の円滑な動作が実現される。
次に、撮像システム10を用いて撮影を行う際に撮像システムで実行される処理の流れについて説明する。図3は、撮像システム10で実行される撮影処理においてCCPU101が実行する処理のフローチャートである。図3のフローチャートの各処理は、CCPU101においてCPUがROMに格納された所定のプログラムをRAMに展開することにより、CCPU101がカメラ本体100を構成する各部の動作を制御することにより実現される。カメラ本体100に設けられた入力部112に含まれる電源スイッチがオンに操作されることで、CCPU101は動作可能となる。
ステップS1においてCCPU101は、自身のメモリやポートの初期化を行う。また、CCPU101は、入力部112に含まれるスイッチの状態や予め設定された入力情報を読み込み、シャッタスピードや絞りの決め方等、被写体に適した撮影モードの設定を行う。ステップS2においてCCPU101は、入力部112に含まれるレリーズボタンが半押しされてレリーズスイッチSW1がオンとなっているか否かを判定する。CCPU101は、レリーズスイッチSW1がオンとなるまで待機し(S2でNO)、レリーズスイッチSW1がオンになったと判定すると(S2でYES)、処理をステップS3へ進める。ステップS3においてCCPU101は、レンズ鏡筒200のLPU201と通信を行い、レンズ鏡筒200の焦点距離情報や焦点調節、測光に必要な光学情報(レンズ情報)を取得する。ステップS4においてCCPU101は、カメラ本体100に対してストロボ装置300が装着されているか否かを判定する。CCPU101は、ストロボ装置300が装着されていると判定した場合(ステップS4でYES)、処理をステップS5へ進め、ストロボ装置300が装着されていないと判定した場合(ステップS4でNO)、処理をステップS8bへ進める。なお、ステップS4で判定されるストロボ装置300の装着とは、無線通信による接続やオフシューコード等を用いた接続であってもよい。無線通信は、通信ラインSCを用いた通信ではなく、不図示の無線通信ユニットを用いて行われる。
ステップS5においてCCPU101は、ストロボ装置300のFPU310と通信ラインSCを介して通信を行い、ストロボ装置300のID、ガイドナンバー、メインコンデンサ302dの充電状態を示す充電情報等のストロボ情報をFPU310から取得する。また、CCPU101は、ステップS3で取得した焦点距離情報をFPU310へ送信する。これによりFPU310は、CCPU101から受信した焦点距離情報に基づいてストロボ光学系307の駆動量を演算し、演算した駆動量に基づいてストロボ光学系307を移動させてストロボ装置300の照射範囲を焦点距離に合わせた範囲に変更する。
ステップS6においてCCPU101は、入力部112を介して入力されたストロボ装置300に関する情報をストロボ装置300のFPU310に送信する準備を行う。ここでは、ストロボ装置300に関する情報を判断して、コマンド送信に変換する。ステップS7においてCCPU101は、ステップS6で準備したストロボ装置300の情報をストロボ装置300へ送信する。
ステップS8aにおいてCCPU101は、カメラ本体100において設定されている焦点調節モードがAFモードか否かを判定する。CCPU101は、AFモードに設定されていると判定した場合(S8aでYES)、処理をステップS9aへ進める。一方、CCPU101は、AFモードに設定されていないと判定した場合(S8aでNO)、マニュアルフォーカスモード(MFモード)に設定されていると判定して、処理をステップS11へ進める。
ステップS9aにおいてCCPU101は、焦点検出回路107を駆動させることにより、周知の位相差検出法による焦点検出動作を行う。なお、ステップS9aでは、焦点調節において複数の測距点から焦点を合わせる測距点(測距ポイント)が、近点優先を基本の考え方とした周知の自動選択アルゴリズムや入力部112へのユーザの操作等に応じて決定される。ステップS10aにおいてCCPU101は、ステップS9aで決定された測距ポイントをCCPU101内のRAMに記憶する。また、ステップS10aにおいてCCPU101は、焦点検出回路107からの焦点情報に基づきレンズ群202の駆動量を演算し、LPU201と通信を行って、演算した駆動量に基づいてレンズ群202を移動させる。ステップS10aの後、処理はステップS11へ進められる。
ステップS11においてCCPU101は、発光モードが部分発光モードに設定されているか否かを判定する。CCPU101は、部分発光モードに設定されていると判定した場合(S11でYES)、処理をステップS12へ進め、部分発光モードに設定されていない(全体発光モードである)と判定した場合(S11でNO)、処理をステップS16へ進める。なお、部分発光モードとは、ストロボ装置300の発光部から撮影範囲の一部分にのみ照明光を照射する動作モードを指す。これに対して、全体発光モードとは、ストロボ装置300の発光部から撮影範囲のほぼ全体に照明光を照射する動作モードを指す。
ステップS12においてCCPU101は、測光回路106等の情報に基づき、撮影シーンを判別する。ステップS13においてCCPU101は、ステップS12の判別結果に基づき、撮影シーンの判別が可能か否かを判定する。CCPU101は、撮影シーンの判別が可能であると判定した場合(S13でYES)、処理をステップS14へ進め、撮影シーンの判別が不可能であると判定した場合(S13でNO)、処理をステップS16へ進める。
ステップS14においてCCPU101は、ステップS12で判別した撮影シーンに関する情報に基づき、部分発光での照射範囲を決定する。続くステップS15においてCCPU101は、部分発光処理を行う。ステップS15では、CCPU101は、ステップS14で決定された照射範囲に関する情報をCCPU101内のRAMに記憶する。そして、CCPU101は、バウンス回路340が検出した発光部の姿勢情報をFPU310から通信ラインSCを介して取得し、CCPU101内のRAMに記憶する。更に、CCPU101は、CCPU101内のRAMに記憶された照射範囲に関する情報と発光部の姿勢情報に基づいて可動部300bの駆動量を算出する。CCPU101は、算出した駆動量を通信ラインSCを介してFPU310へ送信する。FPU310は、取得した駆動量に基づいて可動部300bを所定位置へ移動させ、発光処理を行う。撮影シーンの判別及び部分発光の各処理の詳細については後述する。ステップS15の実行後、処理はステップS29へ進められる。
全体発光モードに設定されているためにステップS11の判定がNOとなる場合、可動部300bの自動駆動が可能である。よって、通常の発光撮影の他に、ストロボ装置300のからの照明光を天井等に向けて照射し、天井等からの拡散反射光を被写体に照射する発光撮影を自動化した撮影(以下「オートバウンス発光撮影」という)を行うことができる。なお、通常の発光撮影とは、正面の基準位置(左右方向と上下方向のバウンス角度が共に0度)に可動部300bを位置させて行う発光撮影を指す。ステップS16〜S28の処理は、オートバウンス発光撮影に係る処理となる。
ステップS16においてCCPU101は、ストロボ装置300によるバウンス撮影での照射位置が固定された状態(以下「バウンスロック中」という)であるか否かを判定する。CCPU101は、バウンスロック中ではないと判定した場合(S16でNO)、処理をステップS18へ進め、バウンスロック中であると判定した場合(S16でYES)、処理をステップS17へ進める。なお、バウンスロック中か否かは、入力部112又は入力部312に含まれるロックボタンの状態に基づいて判別することができる。また、電源スイッチがオンされてから初めて本ステップを実行する場合には特定の照射位置が設定されていない状態なので、バウンスロック中であってもステップS18へ移行するようにしても構わない。
ステップS17においてCCPU101は、バウンスロック中に被写体距離が所定値以上変化したか否かを判定する。つまり、前回の被写体距離の検出結果と最新の被写体距離の検出結果との差(被写体距離の変化量)が所定値以上か否かが判定される。被写体距離の変化量は、ステップS9a,S10aで得られた焦点検出結果やレンズ駆動結果に基づいて算出することができる。CCPU101は、被写体距離が所定値以上変化したと判定した場合(S17でYES)、処理をステップS18へ進め、被写体距離が所定値以上変化していない判定した場合(S17でNO)、処理をステップS20へ進める。
ステップS18においてCCPU101は、バウンス発光撮影時の照射方向を自動的に決定するための動作(以下「オートバウンス動作」という)を実行するか否かを判定する。なお、オートバウンス動作を行うか否かは、入力部112又は入力部312に含まれるオートバウンス動作を実行するか否かを切り換えるスイッチの状態やその他のカメラ本体100の状態等に基づいて判別される。オートバウンス動作を実行しない場合には、通常の発光撮影が行われることになる。CCPU101は、オートバウンス動作を実行すると判定した場合(S18でYES)、処理をステップS19へ進め、オートバウンス動作を実行しないと判定した場合(S18でNO)、処理をステップS29へ進める。
ステップS19においてCCPU101は、オートバウンス動作に関する処理(以下「バウンス処理」という)を実行する。バウンス処理は、オートバウンス発光撮影の実行時に、照明光の照射方向等をCCPU101又はFPU310で演算し、ストロボ装置300の各種の駆動部によって自動的に駆動させる周知の方法によって行うことができる。バウンス処理の実行後、処理はステップS23へ進められる。
ステップS17の判定がNOとなった後のステップS20においてCCPU101は、姿勢検出回路140又は姿勢検出回路360の検出結果に基づき、撮像システム10の姿勢変化量が所定値以上か否かを判別する。つまり、前回の姿勢検出結果と最新の姿勢検出結果との差が所定値以上か否かが判定されている。CCPU101は、姿勢変化量が所定値以上であると判定した場合(S20でYES)、処理をステップS21へ進め、姿勢変化量が所定値以上でないと判定した場合(S20でNO)、処理をステップS23へ進める。ステップS21においてCCPU101は、照明光の照射位置がカメラシステムの姿勢の変化前と変わらないように、姿勢変化後のカメラシステムの姿勢情報に基づいてストロボ装置300の可動部300bの回転角度を算出する。続くステップS22においてCCPU101は、ステップS20で算出した回転角度を示す角度情報をFPU310に送信する。FPU310は、取得した角度情報に基づいて可動部300bを駆動させる。CCPU101は、可動部300bの駆動後の姿勢情報をCCPU101内のRAMに記憶する。ステップS22の後、処理はステップS23へ進められる。
なお、バウンスロック中に被写体距離が大きく変化した場合(ステップS17の判定がYESとなる場合)、照射位置を固定したままでは天井等からの反射光の被写体への効果が大きく変化する。例えば、被写体が人物である場合、被写体距離が2mの人物に対して反射光が照射されるように照射位置を設定した後に人物が移動して被写体距離が5mに変化したにもかかわらず、照射位置を変えなかった場合、人物に照射される光量は大きく変わってくる。よって、このままでは適切な露出で撮影を行うことができないため、本実施形態では、バウンスロック中に被写体距離が大きく変化し、且つ、オートバウンス動作を行う場合には、再び照射位置を決定するために処理をステップS19へ進めるフローとしている。
また、バウンスロック中に撮像システム10の姿勢が大きく変化した場合、ストロボ装置300の可動部300bの本体部300aに対する回転角度を固定したままでは、照射位置が大きく変化してしまう。そこで、本実施形態では、ステップS20の判定処理を設け、ステップS21,S22によって被写体に対して適切に照明光が照射されるようにすることができる。ステップS17とステップS20の各処理は、レリーズスイッチSW1がオンの状態でのみ実行される。すなわち、バウンスロック中に被写体距離や撮像システム10の姿勢が大きく変化しても、レリーズスイッチSW1がオフであれば、照射位置の再設定や可動部300bの再駆動は行われない。こうして、撮影が行われる可能性が小さい状態では照射位置の再設定や可動部300bの再駆動を行わないようにすることで、可動部300bの駆動を適正なタイミングで行うことができると共に消費電力を抑えることができる。
ステップS23においてCCPU101は、ストロボ装置300によるバウンス時の照射位置を固定するモード(以下「バウンスロックモード」という)か否かを判定する。バウンスロックモードは、入力部112又は入力部312のロックボタンに対する操作に応じて設定され、バウンスロックモードに設定されている状態ではバウンスロック中であると言うことができる。CCPU101は、バウンスロックモードであると判定した場合(S23でYES)処理をステップS24へ進め、バウンスロックモードではないと判定した場合(S23でNO)、処理をステップS25へ進める。
ステップS24においてCCPU101は、バウンスロックモードであることを示す公知のビットを立て、バウンスロック設定中とし、続いて処理をステップS26へ進める。一方、ステップS25においてCCPU101は、バウンスロックモードでないことを示す公知のビットを立て、バウンスロック解除中とし、続いて処理をステップS26へ進める。ステップS26においてCCPU101は、オートバウンス処理にエラーが発生したか否かを判定する。CCPU101は、エラーが発生したと判定した場合(S26でYES)、処理をステップS27へ進め、エラーは発生していないと判定した場合(S26でNO)、処理をステップS29へ進める。オートバウンス処理にエラーが生じた場合には、バウンス処理(ステップS19)においてFPU310からオートバウンス処理にエラーが生じたことを示す情報がCCPU101へ送信される。そこで、ステップS27においてCCPU101は、バウンス処理でエラーが生じたことを示す情報(警告)を表示部113に表示する。このような警告表示は、CCPU101からFPU310への指令により、ストロボ装置300の表示部313に表示するようにしてもよい。ステップS28においてCCPU101は、発光撮影を行わない設定(非発光設定)に切り換えて、処理をステップS29へ進める。
ステップS4の判定がNOとなった場合のステップS8bにおいてCCPU101は、ステップS8aと同様に、焦点調節モードがAFモードであるか否かを判定する。CCPU101は、AFモードであると判定した場合(S8bでYES)、処理をステップS9bへ進め、AFモードではない(マニュアルモードである)と判定した場合(S8bでNO)、処理をステップS29へ進める。ステップS9bの処理はステップS9aの処理と同じであり、ステップS9bに続くステップS10bの処理はステップS10aの処理と同じであるので、ここでの説明を省略する。ステップS10bの後、処理はステップS29へ進められる。
ステップS29においてCCPU101は、測光回路106を制御して測光を行い、測光回路106から測光結果を取得する。例えば、測光回路106の測光センサが6つに分割された領域のそれぞれで測光を行う場合、CCPU101は取得した測光結果としての各領域の輝度値を、EVb(i)(i=0〜5)として、RAMに記憶する。ステップS30においてCCPU101は、ゲイン切替回路108を制御して、入力部112より入力されたゲイン設定に応じてゲインを切り替える。ゲイン設定とは、例えば、ISO感度の設定である。また、ステップS30においてCCPU101は、FPU310と通信を行い、例えば、ゲイン切り替え後のゲイン設定情報をFPU310に送信する。
ステップS31においてCCPU101は、ステップS29で取得した測光結果(RAMに記憶されている各測光領域の輝度値)に基づき、周知のアルゴリズムにより露出演算を行って、露出値(EVs)を決定する。ステップS32においてCCPU101は、FPU310から充電完了信号を受信したか否かを判定する。CCPU101は、充電完了信号を受信したと判定した場合(S32でYES)、処理をステップS33へ進め、充電完了信号を受信していないと判定した場合(S32でNO)、処理をステップS34へ進める。ステップS33においてCCPU101は、ステップS31で算出した露出値に基づいて発光撮影に適した露出制御値(シャッタ速度(Tv)、絞り値(Av))を決定する。一方、ステップS34においてCCPU101は、ステップS31で算出した露出値に基づいて、ストロボ装置300を発光させない非発光撮影に適した露出制御値を決定する。ステップS33,S34のいずれか一方の処理が終了すると、処理はステップS35へ進められる。
ステップS35においてCCPU101は、入力部112に含まれるレリーズボタンが全押しされてレリーズスイッチSW2がオンになったか否かを判定する。CCPU101は、レリーズスイッチSW2がオフであると判定した場合(S35でNO)、処理をステップS2へ戻し、レリーズスイッチSW2がオンであると判定した場合(S35でYES)、処理をステップS36へ進める。なお、ステップS36以降の処理は、発光撮影に係わる処理である。非発光撮影に係わる処理は、ステップS36以降の処理の中で本発光を行うための処理を除いたものとなり、説明を省略する。
ステップS36においてCCPU101は、測光回路106を制御して、ストロボ装置300が発光していない状態で測光を行い、測光回路106から非発光時の測光結果(非発光時輝度値)を取得する。そして、CCPU101は、取得した各領域の非発光時輝度値を、EVa(i)(i=0〜5)として、RAMに記憶する。ステップS37においてCCPU101は、FPU310に対して通信ラインSCを介してプリ発光を指令する。FPU310は、CCPU101からの指令に従ってトリガ回路303と発光制御回路304を制御して、所定の光量でのプリ発光を行う。ステップS38においてCCPU101は、測光回路106を制御して、ストロボ装置300がプリ発光している状態で測光を行い、測光回路106から測光結果(プリ発光時輝度値)を取得する。そして、CCPU101は、取得した各領域のプリ発光時輝度値を、EVf(i)(i=0〜5)として、RAMに記憶する。
ステップS39においてCCPU101は、露光に先立って主ミラー104をアップさせ、撮影光路内から退避させる。ステップS40においてCCPU101は、下記式1の通りに、非発光時輝度値とプリ発光時輝度値とに基づいて、プリ発光の反射光成分のみの輝度値EVdf(i)を抽出する。この抽出処理は、例えば、6つの領域(i=0〜5)毎に行われる。ステップS41においてCCPU101は、ステップS28においてCCPU101は、FPU310から通信ラインSCを介してプリ発光時の発光量を示すプリ発光情報Qpreを取得する。
ステップS42においてCCPU101は、測距ポイント、焦点距離情報、プリ発光情報Qpre及びFPU310との通信内容から、各測光領域のうちのどの領域の被写体に対して適正な発光量とするかを選択して、本発光量を演算する。本発光量の演算では、選択した領域(P)の被写体について、露出値EVs、被写体輝度EVb、プリ発光反射光分のみの輝度値EVdf(p)に基づいて、プリ発光量に対して適正となる本発光量の相対比rを、下記式2により算出する。ここで、露出値EVsから被写体輝度EVbの伸張したものの差分をとっているのは、照明光を照射したときの露出が、外光分に照明光を加えて適正となるように制御するためである。
なお、撮影画角内に高反射率の物体(鏡等)が存在した場合には、プリ発光の反射光成分が大きくなることで、本発光量が小さく演算されてしまうことがある。このような問題に対処するために、撮影画角内に高反射率の物体が検出された場合に、演算された本発光量を大きくする補正を行う処理が知られている。しかしながら、部分発光撮影やバウンス発光撮影を行う場合には、高反射率の物体の検出を行わず、且つ、前述の補正も行わない。これは、部分発光撮影やバウンス発光撮影の際には、撮影画角内に高反射率の物体が存在しても、照明光を撮影画角全体に直接照射しないため、プリ発光の反射光成分における高反射物の影響が小さいからである。また、本実施形態では、バウンス発光撮影時には、撮影画角内に存在する被写体の画面内の位置に応じた本発光量の補正等も行わない。このようにすることで、部分発光撮影やバウンス発光撮影に適した本発光量を演算することができる。
ステップS43においてCCPU101は、下記式3の通りに、発光撮影時のシャッタ速度Tv、プリ発光の発光時間t_pre、入力部112により予め設定された補正係数cを用いて相対比rを補正することで、新たな相対比r´を演算する。なお、相対比rをシャッタ速度Tvとプリ発光の発光時間t_preを用いて補正するのは、プリ発光時の測光積分値INTpと本発光の測光積分値INTmとを正しく比較するためである。
ステップS44においてCCPU101は、通信ラインSCを介してFPU310へ本発光量を決定するための相対比r´に関する情報を送信する。ステップS45においてCCPU101は、ステップS33で決定した絞り値AvになるようにLPU201に指令を出し、また、決定したシャッタ速度Tvになるようにシャッタ103を制御する。
ステップS46においてCCPU101は、通信ラインSCを介してFPU310に本発光の実行を指令する。これにより、FPU310は、CCPU101はから送信された相対比r´に基づいて本発光を行う。こうして一連の露光動作が終了すると、ステップS47においてCCPU101は、撮影光路内から退避させていた主ミラー104をダウンさせ、再び撮影光路内に斜設する。
ステップS48においてCCPU101は、ゲイン切替回路108により撮像素子102から出力される信号を設定されたゲインで増幅させ、増幅された信号をA/D変換器109によりデジタル信号に変換させる。そして、CCPU101は、信号処理回路111により、デジタル信号に変換された画像データに対してホワイトバランス等の所定の信号処理を行う。ステップS49においてCCPU101は、信号処理が施された画像データを不図示のフラッシュメモリ等の記憶装置に記憶し、これにより一連の撮像処理は終了する。よって、再度の撮像を行うために、ステップS50においてCCPU101は、レリーズスイッチSW1がオンとなっているか否かを判定する。CCPU101は、レリーズスイッチSW1がオンであると判定した場合(S50でYES)、処理をステップS35へ戻し、レリーズスイッチSW1がオンになっていないと判定した場合(S50でNO)、処理をステップS2へ戻す。
次に、ストロボ装置300での発光に伴う処理について、発光部の姿勢を変化させるための動作を含めて説明する。図4は、撮像システム10で実行される撮影処理においてFPU310が実行する処理のフローチャートである。図4のフローチャートの各処理は、FPU310においてCPUがROMに格納された所定のプログラムをRAMに展開することにより、FPU310がストロボ装置300を構成する各部の動作を制御することにより実現される。ストロボ装置300に設けられた入力部312に含まれる電源スイッチがオンに操作されることで、FPU310は動作可能となる。
ステップS401においてFPU310は、自身のメモリやポートの初期化を行い、また、入力部312に含まれるスイッチの状態や予め設定された入力情報を読み込み、発光量の決め方や発光タイミング等の様々な発光モードの設定を行う。ステップS402においてFPU310は、昇圧回路ブロック302を動作させて、メインコンデンサ302dの充電を行う。ステップS403においてFPU310は、CCPU101から通信ラインSCを介して取得したレンズ鏡筒200の焦点距離情報をFPU310が有するメモリ(RAM又はEEPROM等)に記憶する。このとき、以前に記憶した焦点距離情報が保持されている場合には、新たな焦点距離情報に更新される。
ステップS404においてFPU310は、入力部312に対する操作により設定された発光モードに関する情報やステップS403で取得した焦点距離情報に関する情報等を表示部313に表示する。ステップS405においてFPU310は、照明光の照射範囲が取得した焦点距離情報に応じた範囲となるように、光学系駆動回路330にストロボ光学系307を移動させる。ステップS406においてFPU310は、姿勢検出回路360によりストロボ装置300の姿勢を検出する。ステップS407においてFPU310は、第1のバウンス角度検出回路340a、第2のバウンス角度検出回路340c及び第3のバウンス角度検出回路340eにより、可動部300bの本体部300aに対する回転角度を検出する。
ステップS408においてFPU310は、発光モードが部分発光モードに設定されているか否かを判定する。FPU310は、部分発光モードに設定されていると判定した場合(S408でYES)、処理をステップs409へ進め、部分発光モードに設定されていない(全体発光モードである)と判定した場合(S408でNO)、処理をステップS412へ進める。なお、発光モードの設定は、入力部112又は入力部312に対する操作によって行うことができる。ステップS409においてFPU310は、部分発光の実行が指示されたか否かを判断する。FPU310は、部分発光の実行が指示されたと判定した場合(S409でYES)、処理をステップS410へ進め、部分発光の実行が指示されていないと判定した場合(S409でNO)、処理をステップS414へ進める。
ステップS410においてFPU310は、部分発光を実行するための発光部の姿勢と現在の発光部の姿勢が一致しているかを確認し、発光部の姿勢変更が必要か否かを判定する。FPU310は、発光部の姿勢変更が必要であると判定した場合(S410でYES)、処理をステップS411へ進め、発光部の姿勢変更は不要であると判定した場合(S410でNO)、処理をステップS414へ進める。なお、FPU310は、発光部の姿勢変更が必要であると判断した場合には、発光部の回転に必要な各軸まわりの駆動量を算出し、自身のRAMに記憶する。ステップS411においてFPU310は、ステップS410において算出した駆動量に基づき、第1のバウンス駆動回路340b、第2のバウンス駆動回路340d及び第3のバウンス駆動回路340fを駆動させ、その後、処理をステップS410へ戻す。
ステップS412においてFPU310は、オートバウンス動作の実行が指示されたか否かを判定する。FPU310は、オートバウンス動作の実行が指示された場合(S412でYES)、処理をステップS413へ進め、オートバウンス動作の実行が指示されていない場合(S412でNO)、処理をステップS414へ進める。ステップS413においてFPU310は、ステップS19でのバウンス処理におけるオートバウンス動作を行う。
ステップS414においてFPU310は、オートバウンス動作後の可動部300bの本体部300aに対する回転角度を示す現在位置情報をCCPU101へ送信する。ステップS415においてFPU310は、メインコンデンサ302dの充電が完了したか否かを、充電電圧が所定値以上となった否かによって判定する。FPU310は、充電が完了したと判定した場合(S415でYES)、処理をステップS416へ進め、充電が完了していないと判定した場合(S415でNO)、処理をステップS419へ進める。
ステップS416においてFPU310は、充電完了信号をCCPU101へ送信する。ステップS417においてFPU310は、CCPU101から発光を開始する信号(発光命令)を受信したか否かを判定する。FPU310は、発光命令を受信したと判定した場合(S417でYES)、処理をステップS418へ進め、発光命令を受信していないと判定した場合(S417でNO)、処理をステップS402へ戻す。ステップS418においてFPU310は、受信した発光命令に応じて発光制御回路304を制御することによって放電管305を発光させ、発光終了後に処理をステップS402へ戻す。なお、ステップS418では、調光用のプリ発光と本発光のように一連する発光については、各発光が終了してもステップS402へ戻らずに一連の発光の終了後にステップS402へ戻るように制御される。ステップS419においてFPU310は、充電未完信号をCCPU101へ送信し、その後、処理をステップS402へ戻す。以上の通りにして、バウンス動作を含めたストロボ装置300の発光に伴う処理が実行される。
次に、ステップS12の撮影シーンの判別からステップS15の部分発光の処理について更に説明する。図5は、ストロボ装置300が取り得る姿勢の一例を示す斜視図である。図5(a)は、可動部300bの駆動量が水平方向、垂直方向及び光軸回転のそれぞれで0度の状態を示す図である。図5(b)は、可動部300bの駆動量が水平方向及び垂直方向では0度であり、光軸回転では90度である状態を示す図である。
CCPU101は、撮影画角内の被写体の位置情報に基づいて、例えば、図9を参照して説明したシーンのように高反射率の物体と人物の顔とが同時に検出される撮影シーンや、人物の位置が撮影画角内の一部に寄っている撮影シーンを判別する。なお、既存の撮影シーンの判別アルゴリズムや入力部112や入力部312からの設定によって撮影シーンを判別しても構わない。
先に説明した図9の撮影シーンの場合、可動部300bの姿勢を図5(a)から図5(b)へ変えることによって対応することができる。すなわち、測光回路106による測光結果に基づいて、高反射率の物体と人物が検出され、人物が撮影画角内の左寄りの位置にあることが検出される。このとき、例えば「屋内記念撮影モード」のように、撮影シーンを分類して判別してもよい。撮影シーン判別の後、人物の顔位置の検知情報や可動部300bの姿勢情報に基づいて、照明光の照射範囲が人物全体を覆うようにCCPU101によって決定される。CCPU101は、決定した照射範囲と現在の可動部300bの姿勢情報に基づいて可動部300bの駆動量を演算し、演算結果をFPU310へ送信する。
FPU310は、受信した駆動量に基づいて第1のバウンス駆動回路340b、第2のバウンス駆動回路340d及び第3のバウンス駆動回路340fを駆動し、図6(a)及び図6(b)に示すように、人物に向けて照明光を照射する。このようにバウンス回路340を自動駆動させることにより、ファインダから目を離さずに照射範囲を決定することができるため、可動部300bを手動で動かして再度構図を確認するといった煩わしさをなくすことができる。図6(a)、図6(b)は同じ撮影シーンを表しており、図6(a)は、被写体を正面から(撮像システム10から)見た図であり、図6(b)は、被写体及び撮像システム10を上方から見た図である。図6(a)の撮影シーンは、図9の撮影シーンと同じである。なお、照明光の照射範囲の決定には、顔検知以外にも、AF測距点位置や測光分布での露出不足部分等に基づいて決定してもよい。
図6(c)は、別の撮影シーンの例を表す図であり、人物の両脇に並木道やイルミネーションがある構図を模式的に示している。このような撮影シーンでは、撮影画角全体に照明光を照射してしまうと、撮影者に近いところでは並木道にも照明光が照射されてしまうため、不自然なライティングとなる。そこで、第3のバウンス駆動回路340fを駆動させて可動部300bを図5(b)に示した状態とし、撮影画角の中央にのみ照明光を照射するようにすることで、並木道への照明光の照射を回避した自然なライティングを実現することができる。なお、第3のバウンス駆動回路340fは、90度駆動だけでなく、撮影シーンによって自由に照射角度を変更することが可能であり、これにより効果的なライティングを行うことができる。
次に、上述したステップS410,S411で可動部300bを駆動するだけでなく、レンズ鏡筒200の焦点距離とは関係なく、ストロボ光学系307を駆動させて照射範囲を変更する処理を行う制御について説明する。
図7(a)は、太陽光が差し込む明るい屋内での撮影シーンを模式的に示す図である。図7(b)は、テーマパークを背景にした夜景撮影を模式的に示す図である。図7(a)の撮影シーンでは、影となっているのは逆光による左側の人物であるが、影取りのために撮影画角内全体に照明光を照射してしまうと、手前の机で照明光が照り返され、不自然なライティングとなってしまう。また、図7(b)の撮影シーンでは、スローシンクロ撮影により左端の人物に光を照射したいが、被写体(人物)の近くにある壁にもが照射されることで、不自然なライティングとなってしまう。
図8(a)は、図7(a)の撮影シーンに対する好適な照明光の照射範囲を説明する図である。図8(a)では、照明光を必要としているのは左側の被写体のみなので、左側の被写体に照射範囲を絞ってスポット的に照明光を照射することで、前述の問題を解消することができる。これにより、手前の机に照明光を照射することを回避して、不自然なライティングとなるのを防ぐことができる。この場合、例えば、顔検知位置から15%というような、撮影画角内に占める照射範囲の割合で自動的に照射範囲を決定してもよい。図8(b)では、照明光を必要としているのは左端の被写体のみなので、左端の被写体に照射範囲を絞って照明光を照射する。これにより、被写体の近くの壁に照明光を照射しないようにすることができることで、不自然なライティングとなるのを防ぐことができる。
照射範囲を絞る処理を図4のフローチャートに組み込む場合、まず、ステップS410においてFPU310は、部分発光を実行するための発光部の姿勢及び照射範囲と現在の発光部の姿勢及び照射範囲が一致しているかを判定する。FPU310は、発光部の姿勢変更及び照射範囲の変更が必要と判定した場合(S410でYES)、処理をステップS411へ進め、発光部の回転に必要な各軸まわりの駆動量及びストロボ光学系307の駆動量を算出し、自身のRAMに記憶する。FPU310は、発光部の姿勢変更及び照射範囲の変更が不要と判定した場合(S410でNO)、処理をステップS414へ進める。
ステップS411においてFPU310は、ステップS410で算出した駆動量に基づいて第1のバウンス駆動回路340b、第2のバウンス駆動回路340d及び第3のバウンス駆動回路340f及び光学系駆動回路330を駆動させる。これにより、照明光の照射位置を決定し、照射範囲(照射面積)をスポット的に絞り込むことで、不要な照明光の照り返しをなくし、不自然なライティングを防ぐことができる。ステップS411の後、処理は、ステップS410へ戻される。なお、図6乃至図8を参照して説明した撮影シーンの判別や照明光の照射範囲の決定等の演算処理は、CCPU101で行わずに、FPU310で行うようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、上記実施形態で説明した各フローチャートの処理の順序は一例であって、不都合がない限りにおいて処理の順序を変更しても構わない。本発明は、上述した実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 カメラ本体
101 CCPU(カメラマイコン)
112 入力部
140 姿勢検出回路
300 ストロボ装置
300a 本体部
300b 可動部
310 FPU(ストロボマイコン)
340 バウンス回路
360 姿勢検出回路

Claims (8)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像される被写体に照明光を照射する発光部とを備える撮像システムであって、
    前記発光部の姿勢を少なくとも前記発光部の光軸を中心として回転させる駆動手段と、
    撮影シーンを判別する判別手段を備え、
    前記判別手段により判別された撮影シーンに応じて前記駆動手段の駆動を制御する制御手段と、備えることを特徴とする撮像システム。
  2. 前記駆動手段は、前記発光部の光軸と直交すると共に互いに直交する2本の軸をそれぞれ中心として前記発光部を回転させることを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  3. 前記発光部は、前記判別手段による判別結果に応じて照明光の照射範囲を変更する変更手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像システム。
  4. 前記撮像システムの姿勢を検出する検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記検出手段が検出した前記撮像システムの姿勢に応じて、前記駆動手段と前記変更手段を制御して、前記発光部からの照明光の照射方向と照射範囲を調整することを特徴とする請求項3に記載の撮像システム。
  5. 前記判別手段は、前記撮像手段による撮影画角内の人物の位置情報に基づいて撮影シーンを判別することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像システム。
  6. 前記判別手段は、撮影画角内に高反射率の物体と人物の顔とが同時に検出される撮影シーンであることを判別することを特徴とすることを請求項5に記載の撮像システム。
  7. 前記判別手段は、撮影画角内の一部に人物が寄っている撮影シーンであることを判別することを特徴とする請求項5に記載の撮像システム。
  8. 撮像手段と、前記撮像手段により撮像される被写体に照明光を照射する発光部とを備える撮像システムの制御方法であって、
    撮影シーンを判別するステップと、
    判別された撮影シーンに応じて撮影画角の一部の範囲に照明光を照射するか否かを判定するステップと、
    前記一部の範囲に照明光を照射すると判定された場合に、前記一部の範囲に照明光が照射されるように、少なくとも前記発光部の光軸を中心として前記発光部を回転させるステップと、
    照明光の照射範囲を前記一部の範囲に調整するステップと、を有することを特徴とする撮像システムの制御方法。
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