JP2018080608A - 冷却システム - Google Patents

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西垣 隆弘
Takahiro Nishigaki
隆弘 西垣
良秋 伊藤
Yoshiaki Ito
良秋 伊藤
陽平 細川
Yohei Hosokawa
陽平 細川
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Abstract

【課題】切替弁の異常判定における誤判定を抑制可能な冷却システムを提供する。
【解決手段】ECU32は、切替弁30を開弁状態にするための指令を切替弁30に送った状態において、水温センサ14,27の出力の差分が所定温度以上であったとしても、ウォータポンプ10の目標回転数と実回転数との差分が所定回転数以上である場合には切替弁30の異常判定を非実行とする。この冷却システム1によれば、水路内にエアが生じている可能性が高い場合には切替弁30の異常判定が非実行とされるため、切替弁30の異常判定における誤判定が生じる可能性を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本開示は、冷却システムに関し、特に、内燃機関を冷却するように構成された冷却システムに関する。
国際公開第2014/178112号(特許文献1)は、内燃機関を冷却するように構成された冷却システムを開示する。この冷却システムは、内燃機関の内部を通過する第1の冷却水回路と、内燃機関の内部を通過しない第2の冷却水回路とを備える。第1の冷却水回路と第2の冷却水回路との間にはバルブが設けられている。バルブが閉弁状態である場合には、第2の冷却水回路の冷却水は循環するが、第1の冷却水回路の冷却水はほとんど循環しない。一方、バルブが開弁状態である場合には、第1及び第2の冷却水回路の双方の冷却水が循環する。
バルブが閉弁状態である場合には、第1の冷却水回路の冷却水は内燃機関の内部を通過するため、第1の冷却水回路の冷却水の温度は、第2の冷却水回路の冷却水の温度よりも高い。一方、バルブが開弁状態である場合には、第1及び第2の冷却水回路の各々を循環する冷却水が混ざり合うため、各々の冷却水回路を循環する冷却水の温度差は小さくなる。そのため、この冷却システムにおいては、バルブを開弁状態にするための指令がバルブに送られたにも拘わらず、第1及び第2の冷却水回路の各々の冷却水の温度差が所定温度以上である場合には、バルブが閉故障していると判定される(特許文献1参照)。
国際公開第2014/178112号
上記特許文献1に開示される冷却システムにおいては、第1及び第2の冷却水回路の冷却水の温度は水温センサによって検知される。水温センサの周辺にエア(気泡)が存在する場合には、水温センサの検知精度が低下する可能性がある。したがって、上記特許文献1に開示される冷却システムにおいて、水温センサの周辺にエアがある場合には、バルブ(切替弁)が開弁状態になっているにも拘わらず、バルブが閉故障していると誤判定される可能性がある。
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、切替弁の異常判定における誤判定を抑制可能な冷却システムを提供することである。
本開示の冷却システムは、内燃機関を冷却するように構成されている。冷却システムは、第1及び第2の水路と、ポンプと、切替弁と、第1及び第2の水温センサと、制御装置とを備える。第1の水路は、内燃機関の内部を通過して冷却水を循環させるように構成されている。第2の水路は、内燃機関の内部を通過することなく前記冷却水を循環させるように構成されている。ポンプは、第1及び第2の水路において冷却水を循環させるように構成されている。切替弁は、内燃機関の下流側に配置され、かつ、開弁状態と閉弁状態とを切り替えることによって第1の水路から第2の水路への冷却水の流出量を調整するように構成されている。第1の水温センサは、第1の水路において内燃機関と切替弁との間に配置されている。第2の水温センサは、第2の水路において、切替弁を介して第1の水路が合流する位置よりも下流側に配置されている。制御装置は、切替弁の異常判定を行なうとともに、ポンプの実回転数が目標回転数に近付くようにポンプを制御する。制御装置は、切替弁を開弁状態にするための指令を切替弁に送った状態において、第1及び第2の水温センサの出力の差分が所定温度以上であったとしても、ポンプの実回転数と目標回転数との差分が所定回数以上である場合には異常判定を非実行とする。
この冷却システムにおいては、切替弁の開指令時に、第1及び第2の水温センサの出力の差分が所定温度以上であったとしても、ポンプの実回転数と目標回転数との差分が所定回数以上である場合(水路内にエアが多く含まれている可能性が高い場合)には切替弁の異常判定が非実行とされる。したがって、この冷却システムによれば、水路内のエアが原因となって切替弁の異常判定における誤判定が生じる可能性を低減することができる。
本開示によれば、切替弁の異常判定における誤判定を抑制可能な冷却システムを提供することができる。
エンジンを搭載した車両の冷却システムの概略構成を示す図である。 冷間、半暖機時、及び、完全暖機後の各々において冷却水が流れる経路を説明するための図である。 切替弁の異常判定の処理手順を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[冷却システムの構成]
図1は、エンジンを搭載した車両の冷却システムの概略構成を示す図である。図中、各矢印は、冷却水が通過する配管を示す。なお、一点鎖線で示される矢印は、センサ出力又は制御信号出力を示す。複数の配管によって冷却水が循環する水路が形成されている。冷却システム1においては、各配管に冷却水が流れることによって、エンジン26(後述)等が冷却又は暖機される。
図1を参照して、冷却システム1は、ウォータポンプ10と、EGR(Exhaust Gas Recirculation)クーラ12と、EGRバルブ16と、スロットルボディ18と、ヒータコア20と、排気熱回収器22と、エンジン26と、切替弁30と、水温センサ14,27と、ラジエータ28と、サーモスタット24と、ECU(Electronic Control Unit)32とを備える。
ウォータポンプ10は、電動機により駆動されることによって冷却水を水路内で循環させるように構成されている。ウォータポンプ10は、サーモスタット24側からEGRクーラ12及びエンジン26側に冷却水を吐出する。ウォータポンプ10の回転数は、不図示のセンサにより検知される。検知結果は、ECU32に出力される。
EGRクーラ12は、配管を介してウォータポンプ10に接続されている。EGRクーラ12は、冷却水によってEGRガスを冷却するように構成されている。EGRバルブ16は、配管を介してEGRクーラ12に接続されている。EGRバルブ16は、冷却水によって冷却される。スロットルボディ18は、配管を介してEGRバルブ16に接続されている。スロットルボディ18は、EGRクーラ12及びEGRバルブ16を通過することによって温まった冷却水によって暖機される。これにより、スロットルボディ18の凍結が防止される。
ヒータコア20は、配管を介してEGRクーラ12に接続されている。ヒータコア20は、EGRクーラ12を通過することによって温まった冷却水によって空気を暖めるように構成されている。ヒータコア20によって暖められた空気は、たとえば、暖房やデフロスタのために送風機によって車室内に送風される。排気熱回収器22は、配管を介してヒータコア20に接続されている。排気熱回収器22は、排気ガスの熱によって冷却水を温めるように構成されている。
エンジン26は、配管(不図示)を介してウォータポンプ10に接続されている。エンジン26の内部には配管が設けられており、配管内を通過する冷却水によってエンジン26は冷却される。
切替弁30は、配管を介してエンジン26に接続されている。切替弁30は、開弁状態と閉弁状態とを切り替え可能に構成されている。切替弁30が開弁状態である場合には、エンジン26を通過した冷却水は、EGRクーラ12及びラジエータ28へ送出される。一方、切替弁30が閉弁状態である場合には、エンジン26を通過した冷却水のEGRクーラ12への送出は抑制される。切替弁30は、たとえばFSV(Flow Shutting Valve)で構成されている。
水温センサ27は、エンジン26と切替弁30との間に配置され、エンジン26の下流側を流れる冷却水(エンジン26で温められた冷却水)の温度を測定するように構成されている。水温センサ14は、切替弁30及びEGRクーラ12を接続する配管と、ウォータポンプ10及びEGRクーラ12を接続する配管との合流地点の下流側に配置されている。水温センサ14は、切替弁30の開弁時には、エンジン26をバイパスした冷却水とエンジン26で温められた冷却水とが混ざり合った冷却水の温度を測定するように構成されている。また、水温センサ14は、切替弁30の閉弁時には、エンジン26をバイパスした冷却水の温度を測定するように構成されている。すなわち、切替弁30が開弁状態である場合には閉弁状態である場合よりも、水温センサ14によって検知される水温が上昇し、水温センサ14,27の各々によって検知される水温の差分が小さくなる。水温センサ27,14の検知結果は、ECU32に出力される。
ラジエータ28は、配管を介してエンジン26に接続されている。ラジエータ28は、エンジン26を通過して温められた冷却水と外気との間で熱交換を行なうことによって冷却水の熱を放熱するように構成されている。
サーモスタット24は、配管を介して、スロットルボディ18、排気熱回収器22及びラジエータ28に接続されている。サーモスタット24は、冷却水の水温に応じて開閉する弁24aを含んでいる。弁24aには、ラジエータ28の下流側に設けられた配管が接続されている。弁24aは、たとえば、サーモスタット24を通過する冷却水の温度が高温である場合に開弁し、冷却水の温度が低温である場合に閉弁する。したがって、スロットルボディ18及び排気熱回収器22から流入する冷却水の温度が高温になると、弁24aが開弁状態となり、ラジエータ28により冷却された冷却水がサーモスタット24を通過する。一方、スロットルボディ18及び排気熱回収器22から流入する冷却水の温度が低温である場合には、弁24aが閉弁状態となり、ラジエータ28により冷却された冷却水のサーモスタット24の通過が抑制される。
ECU32は、図示しないCPU(Central Processing Unit)及びメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された情報や各センサからの情報に基づいて、たとえばウォータポンプ10及び切替弁30を制御する。
ECU32は、たとえば、ウォータポンプ10の実回転数が目標回転数に近付くようにウォータポンプ10を制御するように構成されている。
また、ECU32は、たとえば、切替弁30の異常判定を行なうように構成されている。切替弁30の異常判定については後程詳しく説明する。
なお、ウォータポンプ10、エンジン26、ラジエータ28、及び、サーモスタット24を接続する配管によって形成される水路は、「第1の水路」に対応する。また、ウォータポンプ10、EGRクーラ12、ヒータコア20、排気熱回収器22、及び、サーモスタット24を接続する配管によって形成される水路は、「第2の水路」に対応する。なお、第2の水路において、冷却水は、エンジン26をバイパスする配管を通って、ウォータポンプ10からEGRクーラ12に流入する。
[冷却水の循環経路]
図2は、エンジン26の冷間、半暖機時、及び、完全暖機後の各々において冷却水が流れる経路を説明するための図である。図2を参照して、左方は冷間における冷却水の経路並びにサーモスタット24及び切替弁30の弁状態を示し、中央は半暖機時における冷却水の経路並びにサーモスタット24及び切替弁30の弁状態を示し、右方は完全暖機後における冷却水の経路並びにサーモスタット24及び切替弁30の弁状態を示す。
図2左方を参照して、冷間においては、サーモスタット24及び切替弁30は閉弁状態である。冷間においてはエンジン26を冷却する必要がないからである。この状態においては、エンジン26を通過した冷却水はほとんど切替弁30を通過せず、また、ラジエータ28を通過した冷却水もほとんどサーモスタット24を通過しない。すなわち、水路42(第2の水路)において冷却水が循環する一方、水路40(第1の水路)においてはほとんど冷却水が循環しない。
図2中央を参照して、半暖機時においては、サーモスタット24は閉弁状態であるが、切替弁30は開弁状態に切り替えられる。エンジン26のオーバーヒートを抑制するためである。これにより、エンジン26から流入する冷却水が切替弁30を通過することによって循環するため、エンジン26が冷却される。一方、ラジエータ28を通過した冷却水は、ほとんどサーモスタット24を通過しない。
図2右方を参照して、完全暖機後においては、サーモスタット24及び切替弁30は開弁状態となる。ラジエータ28により冷却された冷却水を用いてエンジン26を冷却するためである。これにより、エンジン26を通過した冷却水及びラジエータ28を通過した冷却水は、切替弁30及びサーモスタット24をそれぞれ通過する。その結果、ラジエータ28を通過した冷却水によって水路40,42を循環する冷却水の温度が下げられ、温度が下げられた冷却水によってエンジン26が冷却される。
[切替弁の異常判定の精度向上]
冷却システム1においては、上述のように、切替弁30の異常判定が行なわれる。特に、ここでは、ECU32が切替弁30に対して開弁指令を送っているにも拘わらず、切替弁30が開弁しない異常(閉故障)を検知する方法について説明する。
再び図1を参照して、水温センサ27は、エンジン26の下流側の冷却水の温度を測定する。一方、水温センサ14は、切替弁30の開弁時にエンジン26から流入する冷却水とウォータポンプ10からエンジン26をバイパスして流入する冷却水との合流地点の下流において冷却水の温度を測定する。上述のように、切替弁30の開弁時にはエンジン26の下流側の冷却水が水温センサ14側に流入するため、閉弁時よりも水温センサ14により検知される水温が上昇する。その結果、水温センサ14,27の各々によって検知される水温の差分が小さくなる。
そこで、本実施の形態に従う冷却システム1において、ECU32は、切替弁30に対して開弁指令を送った後に、水温センサ14,27の検知結果の差分を参照することによって切替弁30の異常判定(閉故障が生じているか否かの判定)を実行する。この制御は、切替弁30に対して開弁指令が送られているにも拘わらず、水温センサ14,27の各々によって検知された水温の差分が所定温度以上である場合には、切替弁30が開弁していない可能性が高いという考えに基づいている。なお、所定温度とは、たとえば、実験等を通じて予め定められた温度である。
しかしながら、水温センサ14,27の少なくとも一方の周辺にエア(気泡)が存在する場合には、水温センサ14,27の検知精度が低下する可能性がある。したがって、仮に水温センサ14,27の各々によって検知される水温の差分が所定温度以上である場合に常に切替弁30が閉故障していると判定されると、水温センサ14,27の周辺にエアがある場合には、切替弁30が閉故障していないにも拘わらず切替弁30が閉故障していると誤判定される可能性がある。
水温センサ14,27の周辺にエアがある可能性が高い場合には、ウォータポンプ10もエア噛みを生じている可能性が高い。ウォータポンプ10がエア噛みを生じると、ウォータポンプ10の実回転数が目標回転数よりも大きくなる。したがって、ウォータポンプ10の実回転数と目標回転数との差分が所定回転数以上である場合には、ウォータポンプ10がエア噛みを生じているといえ、水路内にエアが生じているといえる。なお、所定回転数とは、たとえば、実験等を通じて予め定められた温度である。
そこで、本実施の形態に従う冷却システム1において、ECU32は、切替弁30を開弁状態にするための指令を切替弁30に送った状態において、水温センサ14,27の出力の差分が所定温度以上であったとしても、ウォータポンプ10の目標回転数と実回転数との差分が所定回数以上である場合には切替弁30の異常判定を非実行とする。したがって、この冷却システム1によれば、水路内にエアが生じている可能性が高い場合には切替弁30の異常判定が非実行とされるため、切替弁30の異常判定における誤判定が生じる可能性を低減することができる。
[切替弁の異常判定の処理手順]
図3は、切替弁の異常判定の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、たとえば、水温センサ14により検知された水温が予め定められた温度以下である等、本処理の精度を確保可能な条件が成立した状態において、ECU32によって切替弁30に対して開弁指令が送られた後に実行される。
図3を参照して、ECU32は、水温センサ14,27の検知結果の差分が所定温度以上か否かを判定する(ステップS100)。水温センサ14,27の検知結果の差分が所定温度未満であると判定されると(ステップS100においてNO)、切替弁30が開弁している可能性が高いため、処理はリターンに移行する。
一方、水温センサ14,27の検知結果の差分が所定温度以上であると判定されると(ステップS100においてYES)、切替弁30が閉故障している可能性があるため、ECU32は、ウォータポンプ10の実回転数と目標回転数との差分が所定回数以上であるか否かを判定する(ステップS110)。たとえば、この判定は、ウォータポンプ10の目標回転数が低回転域にある場合に行なわれる。
ウォータポンプ10の実回転数と目標回転数との差分が所定回転数以上である場合には(ステップS110においてYES)、水路内のエアが原因で水温センサ14,27の少なくとも一方が正確に水温を検知できていない可能性があるため、ECU32は、切替弁30の異常判定を非実行とする(ステップS120)。
一方、ウォータポンプ10の実回転数と目標回転数との差分が所定回転数未満である場合には(ステップS110においてNO)、ECU32は、ウォータポンプ10が最大出力で所定時間(たとえば、数秒)駆動するようにウォータポンプ10を制御する(ステップS130)。その後、ECU32は、ウォータポンプ10の最大出力時の回転数に基づいてウォータポンプ10が空転しているか否かを判定する(ステップS140)。
ウォータポンプ10が空転していると判定されると(ステップS140においてYES)、水路内のエアが原因で水温センサ14,27の少なくとも一方が正確に水温を検知できていない可能性があるため、ECU32は、切替弁30の異常判定を非実行とする(ステップS120)。一方、ウォータポンプ10が空転していないと判定されると(ステップS140においてNO)、ECU32は、切替弁30が異常である(閉故障している)と判定する(ステップS150)。
以上のように、本実施の形態に従う冷却システム1において、ECU32は、切替弁30を開弁状態にするための指令を切替弁30に送った状態において、水温センサ14,27の出力の差分が所定温度以上であったとしても、ウォータポンプ10の目標回転数と実回転数との差分が所定回数以上である場合には切替弁30の異常判定を非実行とする。したがって、この冷却システム1によれば、水路内にエアが生じている可能性が高い場合には切替弁30の異常判定が非実行とされるため、切替弁30の異常判定における誤判定が生じる可能性を低減することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 冷却システム、10 ウォーターポンプ、12 EGRクーラ、14,27 水温センサ、16 EGRバルブ、18 スロットルボディ、20 ヒータコア、22 排気熱回収器、24 サーモスタット、26 エンジン、28 ラジエータ、30 切替弁、32 ECU、40,42 水路。

Claims (1)

  1. 内燃機関を冷却するように構成された冷却システムであって、
    前記内燃機関の内部を通過して冷却水を循環させるように構成された第1の水路と、
    前記内燃機関の内部を通過することなく前記冷却水を循環させるように構成された第2の水路と、
    前記第1及び第2の水路において前記冷却水を循環させるように構成されたポンプと、
    前記内燃機関の下流側に配置され、かつ、開弁状態と閉弁状態とを切り替えることによって前記第1の水路から前記第2の水路への前記冷却水の流出量を調整するように構成された切替弁と、
    前記第1の水路において前記内燃機関と前記切替弁との間に配置された第1の水温センサと、
    前記第2の水路において、前記切替弁を介して前記第1の水路が合流する位置よりも下流側に配置された第2の水温センサと、
    前記切替弁の異常判定を行なうとともに、前記ポンプの実回転数が目標回転数に近付くように前記ポンプを制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記切替弁を前記開弁状態にするための指令を前記切替弁に送った状態において、前記第1及び第2の水温センサの出力の差分が所定温度以上であったとしても、前記実回転数と前記目標回転数との差分が所定回数以上である場合には前記異常判定を非実行とする、冷却システム。
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