JP2018071765A - パーキングロック操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パーキングロック操作ケーブルを経由した振動の伝達を抑制する。【解決手段】パーキングロック機構7と操作レバー6とを連結可能な操作ケーブル8と、車台2上で操作ケーブル8を支持するように構成されたケーブル接続機構24と、一端に操作レバー6が接続される第3インナーケーブル10cの他端に設けられる係合コマ51、及び、一端にパーキングロック機構7が接続されるロック機構側インナーケーブルの他端に設けられる円筒部53を有する連結切替機構50とを備え、連結切替機構は、操作レバー6が操作される前には、係合コマ51から円筒部53への牽引力の伝達が抑制された不完全連結状態を確立し、操作レバー6が操作された後には、操作レバー6によるパーキングロック機構7の操作が可能な程度に係合コマ51から円筒部53へ牽引力が伝達される連結状態を確立するように構成されている。連結切替機構50は、操作レバー6からケーブル接続機構24までの牽引力の伝達経路中に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、車室内に備えられた操作レバーの操作によって、パーキングロック機構の動作状態を操作するように構成されたパーキングロック操作装置に関する。
車室内に設けられた操作レバーによって、操作ケーブルを介してパーキングロック機構を手動で操作できるようにした装置が提案されている。このような装置では、パーキングロック機構が内部に設けられているトランスミッションケースの振動が、操作ケーブルを通じて伝達されて、車室内に騒音を発生させる場合がある。
特許文献1が開示する装置は、操作ケーブルを介してパーキングブレーキ機構を作動状態(トランスミッションの出力軸を制動する状態)及び解除状態に操作するものであって、操作ケーブルから車室内に伝達された振動に起因する騒音の発生を防止するための構成を備えている。この構成は、パーキングブレーキ操作ケーブルのアウターシースを取付プレートに保持させ、この取付プレートを、防振ゴムなどの防振部材を介して、パーキングブレーキ機構側のブラケットに固定することで浮動状態に保持したものである。ブラケットには円筒形のストッパーが設けられている。操作レバーが操作されていない非作動時(解除時)には、防振部材の弾性力によってブラケットとストッパーとが離間され、これによって、パーキングブレーキ機構から車室内への振動の伝達が抑制される。パーキングブレーキ機構を作動させるパーキング時には、操作レバーの操作に伴い、防振部材が圧縮されてブラケットとストッパーとが当接し、これによって、インナーケーブルの引張反力がストッパーによって支持され、パーキングブレーキ機構の操作に必要な牽引力が伝達される。
実開平5−67567号公報
特許文献1の装置では、パーキングブレーキ機構の非作動時にアウターシースが防振部材によって浮動状態に保持されることによって、アウターシースを経由した車室内への振動の伝達が抑制される。しかしながら、インナーケーブルを経由した振動の伝達は抑制されないため、振動の伝達の抑制につきなお改善の余地がある。また、特許文献1の装置では、取付プレートが防振部材を介して、パーキングブレーキ機構側のブラケットに取り付けられているため、操作レバーを操作していない時であっても、パーキングブレーキ機構が収容されているトランスミッションケースの比較的低周波の振動によって、取付プレートとブラケットとが当接し、あるいはトランスミッションケースの振動が実質的に伝達される程度に防振部材が圧縮されて、防振部材による制振、とくに比較的高周波の振動の抑制に悪影響を及ぼすおそれがある。
そこで本発明は、操作ケーブルを経由した振動の伝達を抑制するための新規な手段を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明に係るパーキングロック操作装置は、
車台に搭載されたトランスミッションケースに組み込まれたパーキングロック機構を操作して、車輪の回転がロックされるパーキング状態を選択的に実現するように構成されたパーキングロック操作装置であって、
車室内に配置された操作レバーと、
前記パーキングロック機構と前記操作レバーとを連結可能な操作ケーブルであって、車室内に配置された操作レバーが一端に接続されるレバー側ケーブル、及びパーキングロック機構が一端に接続されるロック機構側ケーブルを有する操作ケーブルと、
前記車台上で前記操作ケーブルを支持するように構成された支持機構と、
前記レバー側ケーブルの他端に設けられる第1接続子、及び、前記ロック機構側ケーブルの他端に設けられる第2接続子を有する連結切替機構と、を備え、
前記連結切替機構は、前記操作レバーが操作される前には、前記第1接続子から前記第2接続子への牽引力の伝達が抑制された不完全連結状態を確立し、前記操作レバーが操作された後には、操作レバーによる前記パーキングロック機構の操作が可能な程度に前記第1接続子から前記第2接続子へ牽引力が伝達される連結状態を確立するように構成され、
前記連結切替機構は、前記操作レバーから前記支持機構までの牽引力の伝達経路中に設けられていることを特徴とする。
本発明では、操作レバーが操作される前には、前記第1接続子から前記第2接続子への牽引力の伝達が抑制された不完全連結状態が確立されるので、操作ケーブルを経由した振動の伝達が抑制される。操作レバーが操作された後には、操作レバーによるパーキングロック機構の動作状態の操作が可能な程度に前記第1接続子から前記第2接続子へ牽引力が伝達される連結状態が確立されるので、パーキングロック機構の操作に必要な牽引力が伝達される。すなわち、操作レバーが操作されていない通常運転時における振動の伝達を抑制しつつ、操作レバーが操作される手動操作時における動作を実現することができる。さらに、本発明では連結切替機構が、操作レバーから支持機構までの牽引力の伝達経路中に設けられているので、トランスミッションケースの振動の連結切替機構への伝達が抑制され、したがって、連結切替機構における振動伝達の抑制に対するトランスミッションケースの振動の影響を抑制することができる。
本発明の第1実施形態が適用される車両の基本的構成と連結切替機構を示す概念図である。 パーキングロック機構の内部構造を示す斜視図である。 ディテントプレートを示す正面図である。 第1実施形態におけるパーキングロック操作ケーブル接続機構を示す断面図である。 第2実施形態における連結切替機構を示す断面図である。 第3実施形態におけるパーキングロック操作ケーブル接続機構を示す断面図である。 第4実施形態におけるパーキングロック操作ケーブル接続機構を示す断面図である。 第4実施形態におけるパーキングロック操作ケーブル接続機構の要部を示す斜視図である。
本発明の実施形態につき、以下に図面に基づいて説明する。図1において、本発明の第1実施形態に係る車両1は、リヤサポートメンバ2aを備えた車台2と、この車台2に搭載されたエンジン3及びトランスミッションケース4とを有する。車両1は更に、制振用のラバーマウント5a,5bを備えている。エンジン3は、ラバーマウント5aを介して車台2に搭載されている。トランスミッションケース4は、ラバーマウント5bを介してリヤサポートメンバ2aに搭載されている。
車両1の車室内には、操作レバー6が設置されている。操作レバー6は、旋回可能なアーム6aと、車台2の一部である車室メンバ2bに固定されるベース6bとを有し、アーム6aの基部がベース6bに旋回可能に支持されている。トランスミッションケース4の内部には、不図示の変速機のほかに、パーキングロック機構7が設けられている。操作レバー6とパーキングロック機構7のアウターレバー7aとは、パーキングロック操作ケーブル8(以下操作ケーブル8という。)によって連結可能とされている。この操作ケーブル8によって、操作レバー6の操作がパーキングロック機構7に伝達される。本実施形態における操作レバー6及び操作ケーブル8は、通常の運転における駐停車で使用されるものではなく、故障時、すなわち電動アクチュエータM(図2参照)又は電子制御装置などの故障に起因してパーキングロック機構7が電動アクチュエータMによっては解除できない場合に、運転者又は復旧作業者による非常のパーキングロック解除手段として用いられる。
操作ケーブル8は、ロック機構側アウターシース9a、中間アウターシース9b及びレバー側アウターシース9c(以下適宜アウターシース9という)と、第1インナーケーブル10a、第2インナーケーブル10b及び第3インナーケーブル10c(以下適宜インナーケーブル10という)とを備えている。アウターシース9はインナーケーブル10を包囲してこれを保持し、かつインナーケーブル10の牽引力の反力を受ける機能を有する。
図2において、パーキングロック機構7は、車室内に設けられた不図示のシフトレバーの操作により「P」ポジションが選択された場合に、パーキングロックを行うように構成されている。パーキングロック機構7は、電動アクチュエータMによって駆動される。本実施形態におけるシフト位置には、P位置、R位置、N位置、D位置があり、これらのうちR位置、N位置、およびD位置は非P位置と称される。
パーキングロック機構7は、電動アクチュエータMにより回転駆動されるシャフト11を有する。ディテントプレート12は、シャフト11に固定されてそのシャフト11と共に回転する。ディテントプレート12の下端部にはロッド13が接続され、ロッド13はディテントプレート12の回転に伴って長手方向に進退動作する。トランスミッションケース4内の変速機の出力軸に固定されたパーキングギヤ14をロックし、これにより車輪(不図示)の回転がロックされるパーキング状態を実現するために、パーキングロックポール15が、トランスミッションケース4に回動可能に固定されている。ディテントプレート12の回転に節度を与えて各シフト位置に固定するために、ディテントスプリング16およびその先端部に設けられたころ17が設けられている。
図3に示されるように、ディテントプレート12の頂部には、一対の内壁面18と19との間においてP位置、R位置、N位置、D位置に対応して設けられた4つの谷が設けられており、それらのうちの端に位置する谷20がP位置に対応している。
車室内の不図示のシフトレバーが「P」ポジションに位置させられる場合には、出力軸の回転を阻止するパーキングロックを行うために、不図示の電子制御装置から、電動アクチュエータMを作動させる信号が出力される。図2は、シフト位置がP位置であるときの状態を示している。この状態では、パーキングロックポール15がパーキングギヤ14をロックしており、車両の駆動軸の回転は妨げられている。この状態から、電子制御装置より作動のための信号を受けた電動アクチュエータMにより、シャフト11を図2に示す矢印Cの方向に回転させると、ディテントプレート12を介してロッド13が図2に示す矢印Aの方向に押され、ロッド13の先端に設けられたテーパー部材21の後退によりパーキングロックポール15が図2に示す矢印Bの方向に押し下げられる。
ディテントプレート12の回転に伴って、ディテントプレート12の頂部にP位置、R位置、N位置、D位置に対応して設けられた4つの谷のうちの端に位置する谷、すなわち図3に示すP位置である谷20にあったディテントスプリング16のころ17は、山22を乗り越えて他方の谷のいずれか、すなわち非P位置23(図3参照)へ移る。ころ17は、その軸心まわりに回転可能にディテントスプリング16に設けられている。ころ17が非P位置23に到達するまでディテントプレート12がC方向へ回転したとき、パーキングロックポール15は、パーキングギヤ14と噛み合うことのない位置まで押し下げられる。これにより、トランスミッションの出力軸およびこれに連結された不図示の駆動輪が機械的に固定されなくなり、シフト位置が非P位置に切り替えられる。電動アクチュエータMによりシャフト11がD方向に回転させられると、上記と逆の作動によりシフト位置がP位置に切り替えられる。
パーキングロック機構7のシャフト11の端部には、アウターレバー7aの基部が固定され、このアウターレバー7aの先端部に、操作ケーブル8の第1インナーケーブル10aが接続されている。シフト位置がP位置であるときに、操作レバー6が図2の矢印E方向に操作されることにより、アウターレバー7aは矢印F方向に連動して動作される。このとき、アウターレバー7aはシャフト11と一体的に回転することから、シャフト11もアウターレバーの動作と共に図2の矢印Cの方向に回転する。そして、ディテントプレート12はシャフト11の回転に伴って回転することから、結局、操作レバー6を操作することによりディテントプレート12を回転することができる。このようにすれば、ディテントプレート12が回転し、ころ17が非P位置23に移動し、車輪の回転がロックされるパーキング状態を電動アクチュエータMを使用することなく手動により解除することができる。
再び図1において、操作ケーブル8の中途に、ケーブル接続機構24が設けられている。ケーブル接続機構24は、車両1の組立及び整備の利便性を向上する目的で、インナーケーブル10をパーキングロック機構7側と操作レバー6側とに切り離し可能に接続するものである。第1インナーケーブル10aの一端にはパーキングロック機構7のアウターレバー7aが接続され、他端にはピン25aが設けられる。第2インナーケーブル10bの一端にはレセプタクル25bが設けられる。レセプタクル25bは、ピン25aに接続及び切り離し可能である。互いに接続されたピン25aとレセプタクル25bとを包囲するように、ハウジング26が設けられる。ハウジング26は分解可能であり、分解状態で作業者がピン25aとレセプタクル25bとにアクセスして両者の接続及び切り離しを行うことができる。ハウジング26はブラケット27によって、車台2のリヤサポートメンバ2aに固定されるように構成されている。ブラケット27は不図示の制振用のラバーマウントを介してリヤサポートメンバ2aに固定するのが好適である。ケーブル接続機構24は、車台2上でアウターシース9を支持するように構成された支持機構を構成する。
図4に示されるように、第1インナーケーブル10aに一体的に固定されているピン25aは、概ね円柱形の本体31と、その先端部に設けられた小径円柱形のネック32及び大径短円柱形のヘッド33とを有する。他方、第2インナーケーブル10bに一体的に固定されているレセプタクル25bは、概ね直方体であり、ピン25aのヘッド33が収まる溝34と、ピン25aのネック32のみが通過できヘッド33が通過できない幅のスリット35とを有する。
ハウジング26は、ベース36と、キャップ37とを有する。ベース36は、概ね円筒形の本体39と、その基部から2方向に延出された取付部40とを有する。キャップ37は概ね有底円筒形であり、その開口端部が、不図示の固定手段により本体39に取り外し可能に結合される。
このケーブル接続機構24は、ピン25aのヘッド33をレセプタクル25bの溝34に挿入することで、ピン25aとレセプタクル25bとを接続し、キャップ37をベース36に嵌め込んで固定することで、分解可能に組み立てられる。図4に示される組立状態において、レセプタクル25bはキャップ37の内部を長手方向に摺動可能である。
再び図1において、操作ケーブル8の中途には更に、連結切替機構50が設けられている。連結切替機構50は、第3インナーケーブル10cの端部に設けられた係合コマ51と、円筒形のハウジング52とを備えている。ハウジング52の内部であって操作レバー6側の端部には、係合コマ51が通過しない内径を有する円筒部53が設けられ、また円筒部53の外周には圧縮バネ54が配置されて、係合コマ51を操作レバー6とは逆側(すなわち、パーキングロック機構7側)に向けて常時付勢している。係合コマ51は本発明における第1接続子に相当し、円筒部53は本発明における第2接続子に相当する。連結切替機構50を挟む前後方向、すなわち操作ケーブル8の長手方向の間隔を保持するために、ブラケット55が設けられており、このブラケット55の両端部に、中間アウターシース9b及びレバー側アウターシース9cが突き当てられている。レバー側アウターシース9cの他端(図1における左端)は突き当て板43に突き当てられている。なお、操作レバー6と、操作ケーブル8と、ケーブル接続機構24と、連結切替機構50は、本発明におけるパーキングロック操作装置を構成する。第1インナーケーブル10a及び第2インナーケーブル10bの組合せは本発明におけるロック機構側ケーブルに相当し、第3インナーケーブル10cは本発明におけるレバー側ケーブルに相当する。
以上のとおり構成された第1実施形態に係る車両1では、操作レバー6が操作される前には、圧縮バネ54の復元力により、係合コマ51と円筒部53との間には空間が形成される。したがって、係合コマ51から円筒部53への牽引力の伝達が抑制された不完全連結状態が確立される。
この状態から、操作レバー6が図1中E方向に操作されると、圧縮バネ54が圧縮されて係合コマ51と円筒部53とが当接する。そして操作レバー6が図1中E方向に更に操作されると、第3インナーケーブル10cからの牽引力が、第2インナーケーブル10b及び第1インナーケーブル10aを経由して、パーキングロック機構7のアウターレバー7aに伝達される。すなわち、操作レバー6が操作された後には、操作レバー6によるパーキングロック機構7のパーキング状態の解除が可能な程度に係合コマ51から円筒部53へ牽引力が伝達される連結状態が確立される。この連結状態では、牽引力の伝達が不完全連結状態よりも促進される。
以上のとおり、本実施形態では、操作レバー6が操作される前には、係合コマ51から円筒部53への牽引力の伝達が抑制された不完全連結状態が確立されるので、インナーケーブル10を経由した振動の伝達が抑制される。また、操作レバー6が操作された後には、操作レバー6によるパーキングロック機構7のパーキング状態の解除が可能な程度に係合コマ51から円筒部53へ牽引力が伝達される連結状態が確立されるので、パーキングロック機構7の操作に必要な牽引力が伝達される。すなわち、本実施形態によれば、操作レバー6が操作されていない通常運転時における振動の伝達を抑制しつつ、操作レバー6が操作される手動解除時における動作を支障なく実行することができる。
また、仮に連結切替機構50が、操作ケーブル8におけるケーブル接続機構24(支持機構)とトランスミッションケース4との間の領域に設けられていた場合、当該領域にはトランスミッションケース4の振動が顕著に作用するため、操作レバー6を操作していない通常時であっても、連結切替機構50における係合コマ51と円筒部53とが、操作ケーブル8の振動によって衝突し、あるいは圧縮バネ54が振動をある程度顕著に伝達しうる程度に圧縮され、これが騒音や振動として操作レバー6に伝達されてしまう事態が生じうる。これに対し本実施形態では、連結切替機構50が、ケーブル接続機構24(支持機構)とトランスミッションケース4との間の領域でなく、操作レバー6からケーブル接続機構24(支持機構)までの牽引力の伝達経路中に設けられているので、トランスミッションケース4の振動の連結切替機構50への伝達が抑制され、したがって、連結切替機構50における振動伝達の抑制に対するトランスミッションケース4の振動の影響を抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図5において、本発明の第2実施形態に係るパーキングロック操作装置は、上記第1実施形態における連結切替機構50に代えて、図5に示される連結切替機構60を備えたものである。
連結切替機構60は、第3インナーケーブル10cの端部に設けられた雌コネクタ61と、第2インナーケーブル10bの端部に設けられた雄コネクタ62と、概ね円筒形のハウジング63とを備えている。雌コネクタ61は本発明における第1接続子に相当し、雄コネクタ62は本発明における第2接続子に相当する。雌コネクタ61は、前端面が開口した概ね円筒形の頭部64と、後方に突出する軸部65とを有する。頭部64の外周面には、4つの窓66が等角度間隔に開口している。雄コネクタ62は概ね円柱形の頭部67と、後方に突出する軸部68とを有する。頭部67の外周面には、バネ鋼などの弾性体からなる係合爪69が設けられている。雄コネクタ62の頭部67は、雌コネクタ61の頭部64の内部に嵌合することができ、係合爪69が窓66に係合することで、雌コネクタ61と雄コネクタ62とが抜け止め状態に結合される。軸部65,68は、ハウジング63に設けられた筒状の保持部70によって、軸方向に摺動可能に保持される。保持部70は軸部65,68の軸方向周りの回転を規制するように構成しても良い。第2実施形態の残余の構成は上記第1実施形態と同様であるため、同一符号を付してその詳細の説明を省略する。
以上のとおり構成された第2実施形態に係る車両では、操作レバー6が操作される前には、雌コネクタ61と雄コネクタ62とは接続されておらず、両者の間には空間が形成される。したがって、操作レバー6とパーキングロック機構7との間のインナーケーブル10を経由した牽引力の伝達が抑制された不完全連結状態が確立される。
この状態から、操作レバー6が図5中G方向に操作されると、第3インナーケーブル10cによって雌コネクタ61が押し出されて、雄コネクタ62と抜け止め状態に結合される。そして操作レバー6が図5中E方向に操作されると、第3インナーケーブル10cからの牽引力が、第2インナーケーブル10b及び第1インナーケーブル10aを経由して、パーキングロック機構7のアウターレバー7aに伝達される。すなわち、操作レバー6が操作された後には、操作レバー6によるパーキングロック機構7のパーキング状態の解除が可能な連結状態が確立される。なお、連結切替機構50の分解時、すなわちパーキングロックの手動解除後に復旧作業者が雌コネクタ61と雄コネクタ62とを再び切り離す際には、復旧作業者は窓66の外側から係合爪69を内側に押し込んでこれを倒伏させることで両者の係合を解除し、雌コネクタ61と雄コネクタ62とを切り離すことができる。
以上のとおり、第2実施形態では、操作レバー6が操作される前には、操作レバー6とパーキングロック機構7との間のインナーケーブル10を経由した牽引力の伝達が抑制された不完全連結状態が確立されるので、インナーケーブル10を経由した振動の伝達が抑制される。また、操作レバー6が操作された後には、操作レバー6によるパーキングロック機構7のパーキング状態の解除が可能な連結状態が確立されるので、パーキングロック機構7の操作に必要な牽引力が伝達される。すなわち、本実施形態によれば、操作レバー6が操作されていない通常運転時における振動の伝達を抑制しつつ、操作レバー6が操作される手動解除時における動作を支障なく実行することができる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6において、本発明の第3実施形態に係るパーキングロック操作装置は、上記第2実施形態におけるものと同様の雌コネクタ61と、この雌コネクタ61と係合する雄コネクタ75とを、ケーブル接続機構74の内部に組み込んだものである。すなわち第3実施形態では、ケーブル接続機構74の内部に連結切替機構が組み込まれている。雌コネクタ61は本発明における第1接続子に相当し、雄コネクタ75は本発明における第2接続子に相当する。第1インナーケーブル10aは本発明におけるロック機構側ケーブルに相当し、第2インナーケーブル10bは本発明におけるレバー側ケーブルに相当する。第2インナーケーブル10bは操作レバー6に直接接続され、第2実施形態における連結切替機構60、第3インナーケーブル10c、レバー側アウターシース9c及びブラケット55は設けられていない。
ケーブル接続機構74は、インナーケーブル10をパーキングロック機構7側と操作レバー6側とに切り離し可能に接続するものである。第1インナーケーブル10aの一端にはパーキングロック機構7のアウターレバー7aが接続され、他端には第1実施形態におけるものと同様のピン25aが設けられる。第2インナーケーブル10bの一端には、上記第2実施形態のものと同様の雌コネクタ61が設けられる。
雄コネクタ75は、上記第1実施形態におけるレセプタクル25bと、上記第2実施形態における雄コネクタ62とを一体に結合したものに相当する。すなわち、雄コネクタ75は、ピン25aのヘッド33が収まる溝34と、ピン25aのネック32のみが通過できヘッド33が通過できない幅のスリット35とを有する。雄コネクタ75は、ピン25aに接続及び切り離し可能である。雄コネクタ75は更に、概ね円柱形の頭部76を有し、頭部76の外周面には、バネ鋼などの弾性体からなる係合爪77が設けられている。雄コネクタ75の頭部76は、雌コネクタ61の頭部64の内部に嵌合することができ、係合爪77が窓66に係合することで、雌コネクタ61と雄コネクタ75とが抜け止め状態に結合される。
このケーブル接続機構74は、ピン25aのヘッド33を雄コネクタ75の溝34に挿入することで、ピン25aと雄コネクタ75とを接続し、キャップ37をベース36に嵌め込ん出固定することで、分解可能に組み立てられる。図6に示される組立状態において、雄コネクタ75はキャップ37の内部を長手方向に摺動可能である。第3実施形態の残余の構成は上記第1実施形態と同様であるため、同一符号を付してその詳細の説明を省略する。
以上のとおり構成された第3実施形態に係る車両では、操作レバー6が操作される前には、雌コネクタ61と雄コネクタ75とは接続されておらず、両者の間には空間が形成される。したがって、雌コネクタ61から雄コネクタ75への牽引力の伝達が抑制された不完全連結状態が確立される。
この状態から、操作レバー6が図6中G方向に操作されると、第3インナーケーブル10cによって雌コネクタ61が押し出されて、雄コネクタ75と抜け止め状態に結合される。そして操作レバー6が図6中E方向に操作されると、第3インナーケーブル10cからの牽引力が、第2インナーケーブル10b及び第1インナーケーブル10aを経由して、パーキングロック機構7のアウターレバー7aに伝達される。すなわち、操作レバー6が操作された後には、操作レバー6によるパーキングロック機構7のパーキング状態の解除が可能な程度に雌コネクタ61から雄コネクタ75へ牽引力が伝達される連結状態が確立される。
以上のとおり、本実施形態では、操作レバー6が操作される前には、雌コネクタ61から雄コネクタ75への牽引力の伝達が抑制された不完全連結状態が確立されるので、インナーケーブル10を経由した振動の伝達が抑制される。また、操作レバー6が操作された後には、操作レバー6によるパーキングロック機構7のパーキング状態の解除が可能な程度に雌コネクタ61から雄コネクタ75へ牽引力が伝達される連結状態が確立されるので、パーキングロック機構7の操作に必要な牽引力が伝達される。すなわち、本実施形態によれば、操作レバー6が操作されていない通常運転時における振動の伝達を抑制しつつ、操作レバー6が操作される手動解除時における動作を支障なく実行することができる。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図7及び図8において、本発明の第4実施形態に係るパーキングロック操作装置は、上記第3実施形態におけるピン25a,雌コネクタ61及び雄コネクタ75に代えて、操作レバー6の操作による結合が可能であり且つ結合後の切り離しが容易にされた雌コネクタ81及び雄コネクタ82を用いたものである。雌コネクタ81は本発明における第1接続子に相当し、雄コネクタ82は本発明における第2接続子に相当する。第1インナーケーブル10aは本発明におけるロック機構側ケーブルに相当し、第2インナーケーブル10bは本発明におけるレバー側ケーブルに相当する。
図7に示されるように、第4実施形態におけるケーブル接続機構80は、第2インナーケーブル10bの端部に設けられた雌コネクタ81と、第1インナーケーブル10aの端部に設けられた雄コネクタ82と、これら雌コネクタ81及び雄コネクタ82とを互いに対向する方向(E方向及びG方向)に進退可能に収容するハウジング91とを備えている。
雌コネクタ81は、先端に互いに対向する係合爪84が形成された2つの可撓アーム85と、後方(E方向)に突出する角柱形の軸部86とを有する。ハウジング91は、雌コネクタ81の周囲を囲むように配置される概ね角筒形のキャップ92を備えている。キャップ92は、その内部で雌コネクタ81がE方向及びG方向に摺動可能にされている。キャップ92は、不図示の固定手段によってベース36と取り外し可能に結合されている。
雄コネクタ82は、平坦なネック88と、上下幅がネック88よりも大きくされ且つ先端に向けて徐々に縮小するように構成されたヘッド89と、後方(G方向)に突出する角柱形の軸部90とを備えている。第4実施形態の残余の構成は上記第3実施形態と同様であるため、同一符号を付してその詳細の説明を省略する。
以上のとおり構成された第4実施形態に係る車両では、操作レバー6が操作される前には、雌コネクタ81と雄コネクタ82とは接続されておらず、両者の間には空間が形成される。したがって、雌コネクタ81から雄コネクタ82への牽引力の伝達が抑制された不完全連結状態が確立される。
この状態から、操作レバー6が図7中G方向に操作されると、第2インナーケーブル10bによって雌コネクタ81がG方向に押し出されて、雄コネクタ82に当接する。雄コネクタ82のヘッド89の上下の斜面が、雌コネクタ81の二つの係合爪84の先端の斜面84aと当接すると、一対の可撓アーム85が互いに離れる方向に弾性的に変形し、ヘッド89が係合爪84の間を通過して、雌コネクタ81が雄コネクタ82と抜け止め状態に結合される。そして操作レバー6が図7中E方向に操作されると、第2インナーケーブル10bからの牽引力が、第1インナーケーブル10aを経由して、パーキングロック機構7のアウターレバー7aに伝達される。すなわち、操作レバー6が操作された後には、操作レバー6によるパーキングロック機構7のパーキング状態の解除が可能な程度に雌コネクタ81から雄コネクタ82へ牽引力が伝達される連結状態が確立される。
ケーブル接続機構80の分解時、すなわちパーキングロックの手動解除後に復旧作業者が雌コネクタ81と雄コネクタ82とを再び切り離す際には、復旧作業者はハウジング91のキャップ92をベース36から取り外し、図8に示されるように、キャップ92の先端から雌コネクタ81の可撓アーム85を露出させ、雄コネクタ82を幅方向(W1−W2方向)にスライドさせることで、雌コネクタ81と雄コネクタ82とを容易に切り離すことができる。
以上のとおり、第4実施形態によれば、操作レバー6が操作されていない通常運転時における振動の伝達を抑制しつつ、操作レバー6が操作される手動解除時における動作を支障なく実行することができる。また、一対の可撓アーム85と、それらの間の空間の側方を塞ぐキャップ92とを備えたので、ケーブル接続機構80の分解時に雌コネクタ81と雄コネクタ82とを容易に切り離すことができる。
本発明の実施形態は上記実施形態及び変形例のみに限られず、特許請求の範囲によって規定される本発明の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本発明に含まれる。したがって本発明は、限定的に解釈されるべきではなく、本発明の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。例えば、上記各実施形態では、操作レバーによって、操作ケーブルを介してパーキングロック機構を手動で解除できるようにした装置に本発明を適用した例について説明したが、本発明(とくに上記第1実施形態のように、第1接続子と第2接続子との当接ないし係合と、操作ケーブルの牽引とが、操作レバーの同一方向の操作によって実現される態様)は、操作レバーによってパーキングロック機構を作動(車両を制動)及び解除できるようにした装置にも適用することが可能である。また、第1実施形態(図1)におけるハウジング52と係合コマ51、第2実施形態(図5)における雌コネクタ61と雄コネクタ62、第3実施形態(図6)における雌コネクタ61と雄コネクタ75における頭部76及び係合爪77、第4実施形態における雌コネクタ81と雄コネクタ82は、それぞれ逆であっても良い。
1 車両
2 車体
2a リヤサポートメンバ
4 トランスミッションケース
6 操作レバー
7 パーキングロック機構
7a アウターレバー
8 パーキングロック操作ケーブル
9 アウターシース
10a 第1インナーケーブル
10b 第2インナーケーブル
10c 第3インナーケーブル
50,60 連結切替機構
51 係合コマ
53 円筒部
61,81 雌コネクタ
62,75,82 雄コネクタ
24,74,80 ケーブル接続機構
26 ハウジング

Claims (1)

  1. 車台に搭載されたトランスミッションケースに組み込まれたパーキングロック機構を操作して、車輪の回転がロックされるパーキング状態を選択的に実現するように構成されたパーキングロック操作装置であって、
    車室内に配置された操作レバーと、
    前記パーキングロック機構と前記操作レバーとを連結可能な操作ケーブルであって、車室内に配置された操作レバーが一端に接続されるレバー側ケーブル、及びパーキングロック機構が一端に接続されるロック機構側ケーブルを有する操作ケーブルと、
    前記車台上で前記操作ケーブルを支持するように構成された支持機構と、
    前記レバー側ケーブルの他端に設けられる第1接続子、及び、前記ロック機構側ケーブルの他端に設けられる第2接続子を有する連結切替機構と、を備え、
    前記連結切替機構は、前記操作レバーが操作される前には、前記第1接続子から前記第2接続子への牽引力の伝達が抑制された不完全連結状態を確立し、前記操作レバーが操作された後には、操作レバーによる前記パーキングロック機構の操作が可能な程度に前記第1接続子から前記第2接続子へ牽引力が伝達される連結状態を確立するように構成され、
    前記連結切替機構は、前記操作レバーから前記支持機構までの牽引力の伝達経路中に設けられていることを特徴とするパーキングロック操作装置。
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