JP2020066281A - パーキングロック装置の手動解除機構 - Google Patents

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壮馬 中神
伊藤 英司
Eiji Ito
英司 伊藤
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清式 ▲高▼木
Kiyonori Takagi
裕士 川西
Hiroshi Kawanishi
裕士 川西
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Abstract

【課題】動作の信頼性の高いパーキングロック装置の手動解除機構を提供すること。【解決手段】シフトバイワイヤ方式のパーキングロック装置の手動解除機構1は、パーキングロック装置をロック状態から非ロック状態へと手動で切り替えるためのアウターレバー11を備え、ロック状態と非ロック状態とを自動で切り替えるための電動アクチュエータの筐体12内部に、アウターレバー11を保持するための保持部材14が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、パーキングロック装置の手動解除機構に関する。
特許文献1には、シフトバイワイヤ(SBW)方式のパーキングロック機構を、ロック状態から非ロック状態へと手動で切り替える手動解除機構において、手動でロック状態から非ロック状態へと切り替えるレバー部材と、電動でロック状態と非ロック状態とを切り替える電動アクチュエータとが干渉しないように、電動アクチュエータの筐体外部にレバー部材を保持する保持部材(弾性部材174)を設けた構成が開示されている。
特開2017−32119号公報
特許文献1に記載された手動解除機構では、レバー部材を保持する保持部材が電動アクチュエータの筐体外部に設けられているため、例えば水、泥、塵等の影響を受け、保持部材が錆等で固着してしまうおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、動作の信頼性の高いパーキングロック装置の手動解除機構を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るパーキングロック装置の手動解除機構は、シフトバイワイヤ方式のパーキングロック装置の手動解除機構において、前記パーキングロック装置をロック状態から非ロック状態へと手動で切り替えるためのレバー部材を備え、前記ロック状態と前記非ロック状態とを自動で切り替えるための電動アクチュエータの筐体内部に、前記レバー部材を保持するための保持機構が設けられていることを特徴とする。
これにより、本発明に係るパーキングロック装置の手動解除機構は、レバー部材を保持する保持部材が電動アクチュエータの筐体内部に設けられているため、水、泥、塵等の影響を受けにくくなる。そのため、保持部材が錆等で固着することが抑制される。
本発明に係るパーキングロック装置の手動解除機構によれば、保持部材が錆等で固着することが抑制されるため、動作の信頼性を高めることができる。
図1は、本発明の実施形態に係るパーキングロック装置の手動解除機構が搭載される変速機を模式的に示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係るパーキングロック装置の手動解除機構を、アウターレバーの回動軸線方向から見た場合の正面図である。 図3は、本発明の第一実施形態に係るパーキングロック装置の手動解除機構を示す図であって、図2をA−A線で切断した状態を示す断面図である。 図4は、本発明の第二実施形態に係るパーキングロック装置の手動解除機構を示す断面図である。 図5は、本発明の第三実施形態に係るパーキングロック装置の手動解除機構を示す断面図である。 図6は、図5をC−C線で切断した状態を示す断面図である。 図7は、本発明の第四実施形態に係るパーキングロック装置の手動解除機構を示す断面図である。
本発明の実施形態に係るパーキングロック装置の手動解除機構について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本実施形態に係るパーキングロック装置の手動解除機構(以下、「手動解除機構」という)は、車両に搭載されたシフトバイワイヤ方式のパーキングロック装置を手動で解除するための機構である。手動解除機構は、パーキングロック装置の一部を構成している。なお、パーキングロック装置における手動解除機構以外の構成については、従来の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。以下、手動解除機構の各実施形態について説明する。
[第一実施形態]
本発明の第一実施形態に係る手動解除機構1について、図1〜図3を参照しながら説明する。手動解除機構1は、例えば図1のA部に示すように、車両の変速機100における一部の領域に設けられる。図2は、図1のA部に対応する手動解除機構1の構成を示す正面図であり、図3は、図2をA−A線で切断した状態を示す断面図である。手動解除機構1は、図3に示すように、アウターレバー(レバー部材)11と、筐体12と、シャフト13と、保持部材14と、を少なくとも備えている。
アウターレバー11は、図示しないパーキングロック装置をロック状態から非ロック状態へと手動で切り替えるためのものである。アウターレバー11は、図2に示すように棒状に形成されている。手動解除機構1では、例えば同図のB方向にアウターレバー11を回動させることにより、シャフト13を通じて、パーキングロック装置をロック状態から非ロック状態へと手動で切り替えることが可能となっている。
筐体12は、図示しない電動アクチュエータの構成部材が収容されるケースである。電動アクチュエータは、図示しないパーキングスイッチのスイッチ操作に応じて、パーキングロック装置のロック状態と非ロック状態とを自動で切り替える装置である。
シャフト13は、筐体12に形成された貫通孔12aと、アウターレバー11の基端側に形成された貫通孔11aとにそれぞれ挿通されている。そして、シャフト13は、ナット15により、アウターレバー11に対して相対回転可能に連結されている。シャフト13と貫通孔12aとの間には、Oリング16が設けられている。また、シャフト13は、係合部材17と連結されており、当該係合部材17を介して、図示しない電動アクチュエータの出力ギヤ18と連結されている。
保持部材14は、アウターレバー11を保持するための部材であり、具体的にはトーションスプリングにより構成されている。保持部材14は、筐体12の内部に設けられており、シャフト13に挿通されている。保持部材14は、シャフト13の回転方向に伸縮することにより、当該回転方向に反力を発生させる。そして、その反力を利用してシャフト13を保持することにより、当該シャフト13に連結されたアウターレバー11が自由に回動しないように保持する。
[第二実施形態]
本発明の第二実施形態に係る手動解除機構1Aについて、図4を参照しながら説明する。手動解除機構1Aにおいて、シャフト13Aおよび保持部材14A以外の構成は前記した手動解除機構1と同様である。従って、以下では手動解除機構1と共通する部分の説明については省略する。
保持部材14Aは、筐体12の内部に設けられている。また、保持部材14Aは、ボール141と、バネ142と、から構成されている。ボール141は、シャフト13Aに形成された溝部13aに嵌め込まれている。バネ142は、一端側がボール141に固定され、他端側が筐体12の内面に固定されている。このような構成からなる保持部材14Aは、シャフト13Aが回転しようとするときに、溝部13aとボール141との位置がずれることにより、当該ボール141を溝部13aの中心方向(シャフト13Aの回転方向)に戻す力が働く。そして、その力を利用してシャフト13Aを保持することにより、当該シャフト13Aに連結されたアウターレバー11が自由に回動しないように保持する。
なお、手動解除機構1Aでは、ボール141が嵌め込まれる溝部13aのRを調整することにより、保持部材14Aが占めるスペースを同等としつつ、当該保持部材14Aによるアウターレバー11の保持力を容易に調整することができる。
[第三実施形態]
本発明の第三実施形態に係る手動解除機構1Bについて、図5および図6を参照しながら説明する。なお、手動解除機構1Bにおいて、保持部材14B以外の構成は前記した手動解除機構1と同様である。従って、以下では手動解除機構1と共通する部分の説明については省略する。
保持部材14Bは、筐体12の内部に設けられており、Oリング16の下側であって、シャフト13と貫通孔12aとの間に設けられている。この保持部材14Bは、弾性を有する波状部材からなるトレランスリングにより構成されている。このような構成からなる保持部材14Bは、摩擦力によってシャフト13を保持することにより、シャフト13に連結されたアウターレバー11が自由に回動しないように保持する。
なお、手動解除機構1Bでは、シャフト13に保持部材14Bを取り付けるだけでアウターレバー11を保持することができるため、手動解除機構1,1Aと比較してより省スペース化を図ることができる。
[第四実施形態]
本発明の第四実施形態に係る手動解除機構1Cについて、図7を参照しながら説明する。なお、手動解除機構1Cにおいて、保持部材14C以外の構成は前記した手動解除機構1と同様である。従って、以下では手動解除機構1と共通する部分の説明については省略する。
保持部材14Cは、筐体12の内部に設けられており、Oリング16の下側であって、シャフト13と貫通孔12aとの間に設けられている。この保持部材14Cは、フリクションダンパとして機能する摩擦材により構成されている。このような構成からなる保持部材14Cは、摩擦力によってシャフト13を保持することにより、シャフト13に連結されたアウターレバー11が自由に回動しないように保持する。
なお、手動解除機構1Cでは、シャフト13に保持部材14Cを取り付けるだけでアウターレバー11を保持することができるため、手動解除機構1,1Aと比較してより省スペース化を図ることができる。
以上説明したような本実施形態に係る手動解除機構1,1A,1B,1Cによれば、アウターレバー11を保持する保持部材14,14A,14B,14Cが、電動アクチュエータの筐体12の内部に設けられているため、水、泥、塵等の影響を受けにくくなる。これにより、保持部材14,14A,14B,14Cが錆等で固着することを抑制することができるため、動作の信頼性を高めることができる。
また、本実施形態に係る手動解除機構1,1A,1B,1Cによれば、電動アクチュエータの筐体12の内部に保持部材14,14A,14B,14Cを設けることにより、部品点数を減らすことができるため、コストダウン、故障率低減、車両搭載性向上を図ることができる。
以上、本発明に係るパーキングロック装置の手動解除機構について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、前記した手動解除機構1,1A,1B,1Cでは、保持部材14,14A,14B,14Cによってアウターレバー11を保持するとしたが、Oリング16のサイズや素材、あるいはOリング16を嵌め込む貫通孔12aに溝を形成する等により、Oリング16の摩擦力を高めることができる。この場合、手動解除機構1,1A,1B,1Cに保持部材14,14A,14B,14Cを設けることなく、Oリング16自体をアウターレバー11の保持部材として機能させることができる。これにより、最小の構成部品でアウターレバー11を保持することができる。
1,1A,1B,1C 手動解除機構
11 アウターレバー(レバー部材)
11a 貫通孔
12 筐体
12a 貫通孔
13,13A シャフト
13a 溝部
14,14A,14B,14C 保持部材
141 ボール
142 バネ
15 ナット
16 Oリング
17 係合部材
18 出力ギヤ
100 変速機

Claims (1)

  1. シフトバイワイヤ方式のパーキングロック装置の手動解除機構において、
    前記パーキングロック装置をロック状態から非ロック状態へと手動で切り替えるためのレバー部材を備え、
    前記ロック状態と前記非ロック状態とを自動で切り替えるための電動アクチュエータの筐体内部に、前記レバー部材を保持するための保持機構が設けられていることを特徴とするパーキングロック装置の手動解除機構。
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