JP2018034603A - リアワイパ装置及びリアワイパ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗浄液の噴射及びリアワイパの往復回動を連動させるウォッシャ連動動作において、リアウィンドウの汚れを満遍なく払拭することができるリアワイパ装置を提供する。【解決手段】リアワイパ装置は、車両のリアウィンドウを払拭するリアワイパ2を所定の第1位置及び第2位置の間で往復回動させるリアワイパ駆動部と、リアウィンドウの略中央部に洗浄液を噴射するリアウォッシャ3を駆動するリアウォッシャ駆動部と、リアウィンドウの洗浄を指示するウォッシャ操作スイッチと、ウォッシャ操作スイッチが操作された場合、リアワイパ駆動部及びリアウォッシャ駆動部の動作を制御するリアワイパ制御装置とを備える。リアワイパ制御装置は、リアワイパが第1位置から第2位置へ回動するタイミングと、リアワイパ2が第2位置から第1位置へ回動するタイミングとで洗浄液が噴射されるようにリアウォッシャ駆動部の動作を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、リアワイパ装置及びリアワイパ制御装置に関する。
車両のフロントウィンドウを払拭するワイパ装置は、雨天時等にワイパを連続的又は間欠的に往復回動させるワイパ駆動部と、フロントウィンドウへ洗浄液を噴射するウォッシャ駆動部とを備える。洗浄液は、運転者によってウォッシャ操作スイッチが操作された任意のタイミングで噴射される。
また、洗浄液の噴射と連動して、ワイパを複数回、自動的に往復回動させるウォッシャ連動動作機能を有するワイパ装置がある。特許文献1には、ウォッシャ連動動作の際に、ワイパブレードの位置を検出し、ワイパブレードが洗浄液の噴射口付近にあると判定された場合、洗浄液の噴射を一時停止させることができるワイパ駆動装置が開示されている。
また、洗浄液の噴射と連動して、ワイパを複数回、自動的に往復回動させるウォッシャ連動動作機能を有するワイパ装置がある。特許文献1には、ウォッシャ連動動作の際に、ワイパブレードの位置を検出し、ワイパブレードが洗浄液の噴射口付近にあると判定された場合、洗浄液の噴射を一時停止させることができるワイパ駆動装置が開示されている。
ところで、フロントウィンドウのワイパ装置は、2本のワイパブレードと、洗浄液を噴射する2つのノズルとを備え、運転者の視界を確保するため、ワイパブレードの回動支点が運転席側に設けられていることが多い。
これに対して、リアウィンドウを払拭するリアワイパ装置は、1本のワイパブレードと、1つの噴射ノズルとを備え、リアウィンドウを満遍なく払拭するために、ワイパブレードの回動支点は横方向略中央部に設けられ、噴射ノズルも同様に横方向略中央部に配されていることが多い。
これに対して、リアウィンドウを払拭するリアワイパ装置は、1本のワイパブレードと、1つの噴射ノズルとを備え、リアウィンドウを満遍なく払拭するために、ワイパブレードの回動支点は横方向略中央部に設けられ、噴射ノズルも同様に横方向略中央部に配されていることが多い。
このため、リアワイパ装置において洗浄液を噴射してリアワイパを動作させる場合、洗浄液の噴射タイミングによっては、リアウィンドウが洗浄液で満遍なく払拭されないという問題があった。
ワイパブレードが始動位置から終端反転位置へ回動する際に噴射された洗浄液は、リアウィンドウの略中央部からワイパブレードの進行方向に拡げられ、ワイパブレードが終端反転位置に達すると、略水平となるため、洗浄液は下方へ流れ落ちることになる。このため、ワイパブレードが反対方向の始動位置側へ回動する際には、洗浄液は残っておらず、リアウィンドウの始動位置側の汚れが十分に払拭できていない状態となる。
リアウィンドウの全面に洗浄液を行き渡らせるためには、ワイパブレードの位置を確認しながら、複数回又は連続的に洗浄液を噴射する必要があるが、運転者は、複雑な操作に煩わしさを覚えるという問題がある。また、洗浄液の消費量が大きいという問題がある。
リアウィンドウの全面に洗浄液を行き渡らせるためには、ワイパブレードの位置を確認しながら、複数回又は連続的に洗浄液を噴射する必要があるが、運転者は、複雑な操作に煩わしさを覚えるという問題がある。また、洗浄液の消費量が大きいという問題がある。
本発明の目的は、洗浄液の噴射及びリアワイパの往復回動を連動させるウォッシャ連動動作において、リアウィンドウの汚れを満遍なく払拭することができるリアワイパ装置及びリアワイパ制御装置を提供することにある。
本態様に係るリアワイパ装置は、車両のリアウィンドウを払拭するリアワイパを所定の第1位置及び第2位置の間で往復回動させるリアワイパ駆動部と、前記リアウィンドウの略中央部に洗浄液を噴射するリアウォッシャを駆動するリアウォッシャ駆動部と、前記リアウィンドウの洗浄を指示するウォッシャ操作スイッチと、前記ウォッシャ操作スイッチが操作された場合、前記リアワイパ駆動部及び前記リアウォッシャ駆動部の動作を制御するリアワイパ制御装置とを備え、前記リアワイパ制御装置は、前記リアワイパが第1位置から第2位置へ回動するタイミングと、前記リアワイパが第2位置から第1位置へ回動するタイミングとで洗浄液が噴射されるように前記リアウォッシャ駆動部の動作を制御する。
本態様に係るリアワイパ制御装置は、車両のリアウィンドウを払拭するリアワイパを所定の第1位置及び第2位置の間で往復回動させるリアワイパ駆動部と、前記リアウィンドウの略中央部に洗浄液を噴射するリアウォッシャを駆動するリアウォッシャ駆動部との動作を制御するリアワイパ制御装置であって、前記リアワイパが第1位置から第2位置へ回動するタイミングと、前記リアワイパが第2位置から第1位置へ回動するタイミングとで洗浄液が噴射されるように前記リアウォッシャ駆動部の動作を制御する。
なお、本願は、このような特徴的な処理部を備えるリアワイパ装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする車両用情報表示方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したりすることができる。また、リアワイパ装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、リアワイパ装置を含むその他のシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、洗浄液の噴射及びリアワイパの往復回動を連動させるウォッシャ連動動作において、リアウィンドウの汚れを満遍なく払拭することができるリアワイパ装置及びリアワイパ制御装置を提供することが可能となる。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本態様に係るリアワイパ装置は、車両のリアウィンドウを払拭するリアワイパを所定の第1位置及び第2位置の間で往復回動させるリアワイパ駆動部と、前記リアウィンドウの略中央部に洗浄液を噴射するリアウォッシャを駆動するリアウォッシャ駆動部と、前記リアウィンドウの洗浄を指示するウォッシャ操作スイッチと、前記ウォッシャ操作スイッチが操作された場合、前記リアワイパ駆動部及び前記リアウォッシャ駆動部の動作を制御するリアワイパ制御装置とを備え、前記リアワイパ制御装置は、前記リアワイパが第1位置から第2位置へ回動するタイミングと、前記リアワイパが第2位置から第1位置へ回動するタイミングとで洗浄液が噴射されるように前記リアウォッシャ駆動部の動作を制御する。
本態様にあっては、リアワイパが第1位置から第2位置へ回動するタイミングで洗浄液が自動的に噴射されるため、リアウィンドウの略中央部から第2位置側を洗浄液で払拭することができる。同様に、リアワイパが第2位置から第1位置へ回動するタイミングで洗浄液が自動的に噴射されるため、リアウィンドウの略中央部から第1位置側を洗浄液で払拭することができる。
従って、リアウィンドウの汚れを洗浄液にて満遍なく払拭することができる。
従って、リアウィンドウの汚れを洗浄液にて満遍なく払拭することができる。
(2)前記リアワイパ制御装置は、前記ウォッシャ操作スイッチが操作された場合、前記リアウォッシャ駆動部を動作させる第1噴射制御部と、該第1噴射制御部にて洗浄液が噴射された場合、前記リアワイパを第1位置から第2位置まで回動させる第1払拭制御部と、前記リアワイパが第2位置まで回動した場合、前記リアウォッシャ駆動部を動作させる第2噴射制御部と、該第2噴射制御部にて洗浄液が噴射された場合、前記リアワイパを第2位置から第1位置まで回動させる第2払拭制御部とを備える構成が好ましい。
本態様にあっては、ウォッシャ操作スイッチが操作された場合、リアワイパ制御装置は、洗浄液をリアウィンドウの略中央部に噴射させる。その後、リアワイパ制御装置は、リアワイパを第1位置から第2位置へ回動させる。以上の制御によって、主にリアウィンドウの略中央部から第2位置側を洗浄液で払拭することができる。
リアワイパが第2位置まで回動した場合、リアワイパ制御装置は、洗浄液をリアウィンドウの略中央部に噴射させる。その後、リアワイパ制御装置は、リアワイパを第2位置から第1位置へ回動させる。以上の制御によって、主にリアウィンドウの略中央部から第1位置側を洗浄液で払拭することができる。
リアワイパが第2位置まで回動した場合、リアワイパ制御装置は、洗浄液をリアウィンドウの略中央部に噴射させる。その後、リアワイパ制御装置は、リアワイパを第2位置から第1位置へ回動させる。以上の制御によって、主にリアウィンドウの略中央部から第1位置側を洗浄液で払拭することができる。
(3)前記ウォッシャ操作スイッチが継続的に操作された洗浄操作時間を記憶する記憶部を備え、前記第1噴射制御部は、前記ウォッシャ操作スイッチが操作されている間、前記リアウォッシャが洗浄液を継続的に噴射するように前記リアウォッシャ駆動部を動作させ、前記第2噴射制御部は、前記記憶部が記憶する洗浄操作時間、前記リアウォッシャ駆動部を継続的に動作させる構成が好ましい。
本態様にあっては、リアワイパ制御部は、ウォッシャ操作スイッチが操作されている間、洗浄液を噴射させる。従って、運転者はリアウィンドウの汚れぐあいに応じて、任意の量の洗浄液を噴射させることができ、リアウィンドウの略中央部から第2位置側を当該洗浄液で払拭することができる。
また、リアワイパが第2位置から第1位置へ回動する前にも同量の洗浄液が自動的に噴射され、リアウィンドウの略中央部から第2位置側を当該洗浄液で払拭することができる。
従って、運転者の操作に応じた任意量の洗浄液にて、リアウィンドウの汚れを満遍なく払拭することができる。
また、リアワイパが第2位置から第1位置へ回動する前にも同量の洗浄液が自動的に噴射され、リアウィンドウの略中央部から第2位置側を当該洗浄液で払拭することができる。
従って、運転者の操作に応じた任意量の洗浄液にて、リアウィンドウの汚れを満遍なく払拭することができる。
(4)本態様に係るリアワイパ制御装置は、車両のリアウィンドウを払拭するリアワイパを所定の第1位置及び第2位置の間で往復回動させるリアワイパ駆動部と、前記リアウィンドウの略中央部に洗浄液を噴射するリアウォッシャを駆動するリアウォッシャ駆動部との動作を制御するリアワイパ制御装置であって、前記リアワイパが第1位置から第2位置へ回動するタイミングと、前記リアワイパが第2位置から第1位置へ回動するタイミングとで洗浄液が噴射されるように前記リアウォッシャ駆動部の動作を制御する。
本態様にあっては、態様(1)同様、リアウィンドウの汚れを洗浄液にて満遍なく払拭することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る車両用情報表示システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態に係る車両用情報表示システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、本発明の実施形態に係るリアワイパ装置の一構成例を示す模式図、図2は、本発明の実施形態に係るリアワイパ装置の一構成例を示すブロック図である。本実施形態に係るリアワイパ装置は、リアワイパ制御装置1と、リアワイパ2と、リアウォッシャ3と、ウォッシャ操作スイッチ4とを備える。
リアワイパ2は、1本のワイパアームを備え、ワイパアームの基部は、リアウィンドウWの横方向略中央部の下部に設けられた回動軸によって回動可能に支持されている。ワイパアームの先端部には、リアウィンドウWを払拭するワイパブレードが設けられている。ワイパブレードは、ワイパアームの回動によって、リアウィンドウWの表面上を摺動しながら往復回動し、リアウィンドウWの汚れを払拭する。ワイパブレードは棒状であり、ワイパブレード及びワイパアームの往復回動によって払拭される領域は扇形状である。以下、停止しているワイパブレードが往復回動を開始する位置を始動位置(第1位置)、始動位置から回動した後、ワイパブレードが回動方向を反転させる位置を終端反転位置(第2位置)と呼ぶ。始動位置及び終端反転位置において、ワイパブレードは略水平となる。
リアワイパ駆動部2aは、ワイパアームを回動させるモータを備える。リアワイパ駆動部2aは、リアワイパ制御装置1の制御に従って、モータを正回転及び逆回転させ、ワイパアームを往復回動させる。
リアウォッシャ3は、洗浄液タンクと、当該洗浄液タンクの洗浄液をリアウィンドウWの略中央部へ噴射する一つのノズルを備える。ノズルは、リアウィンドウWの横方向略中央部の下部、又は上部に設けられている。
リアウォッシャ駆動部3aは、洗浄タンクの洗浄液を、リアウォッシャ3のノズルへ供給するポンプを備える。リアウォッシャ駆動部3aは、リアワイパ制御装置1の制御に従って、ポンプを駆動し、洗浄液を噴射させる。
リアワイパ制御装置1は、リアワイパ制御装置1の各構成部の動作を制御する制御部11を備える。制御部11は、例えば一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有するマイコンである。制御部11には、タイマ12、カウンタ13、出力部14及び入力部15が設けられている。
タイマ12は、制御部11の制御に従って計時を行う素子であり、制御部11は、タイマ12の計時時間を参照することによってリアワイパ2の回動位置を認識することができる。なお、リアワイパ2のワイパブレードが始動位置及び終端反転位置にあることを検出する検出スイッチを備え、当該検出スイッチを用いて、リアワイパ2の回動位置を検出するように構成しても良い。
カウンタ13は、洗浄液の噴射時間を計数するための素子であり、制御部11は、カウンタ13の計数値を用いて洗浄液の噴射時間を検知することができる。カウンタ13は、複数の計数値T1及びT2を計数することができる。カウンタ13は、ウォッシャ操作スイッチ4の洗浄操作時間を記憶する記憶部として機能する。
出力部14には、リアワイパ駆動部2a及びリアウォッシャ駆動部3aが接続されている。制御部11は、出力部14を介してワイパ駆動信号をリアワイパ駆動部2aへ出力することによって、リアワイパ駆動部2aの動作を制御し、リアワイパ2を往復回動させる。また、制御部11は、出力部14を介して噴射駆動信号をリアウォッシャ駆動部3aへ出力することによって、リアウォッシャ駆動部3aの動作を制御し、洗浄液を噴射させる。
入力部15には、洗浄液の噴射を指示するためのウォッシャ操作スイッチ4が接続されており、ウォッシャ操作スイッチ4の操作状態に応じた信号が入力される。制御部11は、入力部15に入力した信号に基づいて、ウォッシャ操作スイッチ4の操作状態を認識することができる。
図3は、ウォッシャ連動動作によるリアウィンドウWの払拭方法を示す模式図、図4及び図5は、ウォッシャ連動動作に係る制御部11の処理手順を示すフローチャートである。制御部11は、ウォッシャ操作スイッチ4の操作状態を監視しており、ウォッシャ操作スイッチ4がオン状態であるか否かを判定する(ステップS11)。ウォッシャ操作スイッチ4がオン状態で無いと判定した場合(ステップS11:NO)、制御部11は処理をステップS11へ戻す。
ウォッシャ操作スイッチ4がオン状態であると判定した場合(ステップS11:YES)、制御部11は、リアウォッシャ駆動部3aへ噴射駆動信号を出力することによって、リアウォッシャ3を駆動させ、図3Aに示すように、ウォッシャ液を噴射させる(ステップS12)。密なハッチングが付された部分は汚れが付着している領域を示し、粗いハッチングが付された部分は洗浄液が噴射された領域を示している。次いで、制御部11は、カウンタ13の計数値T1をカウントアップすることによって更新する(ステップS13)。
次いで、制御部11は、ウォッシャ操作スイッチ4がオフ状態であるか否かを判定する(ステップS14)。ウォッシャ操作スイッチ4がオン状態であると判定した場合(ステップS14:NO)、制御部11は処理をステップS12へ戻す。ウォッシャ操作スイッチ4がオフ状態であると判定した場合(ステップS14:YES)、制御部11は、タイマ12にて計時を開始する(ステップS15)。そして、制御部11は、リアワイパ駆動部2aへワイパ駆動信号を出力することによって、図3Bに示すように、リアワイパ2を駆動させる(ステップS16)。図3B中、矢印はリアワイパ2の回動方向を示しており、粗いハッチングが付された部分は、洗浄液によって払拭された領域を示している。次いで、制御部11は、タイマ12の計時時間が第1所定時間であるか否かを判定する(ステップS17)。第1所定時間は、リアワイパ2が初期位置から終端位置まで移動するのに要する時間である。第1所定時間で無いと判定した場合(ステップS17:NO)、制御部11は処理をステップS16へ戻し、継続的にリアワイパ2を動作させる。
タイマ12の計時時間が第1所定時間であると判定した場合(ステップS17:YES)、制御部11は、リアウォッシャ駆動部3aへ噴射駆動信号を出力することによって、図3Cに示すように、リアウォッシャ3を駆動させ、ウォッシャ液を噴射させる(ステップS18)。粗いハッチングが付された部分は、洗浄液が噴射された領域を示し、白抜き部分は、洗浄液による払拭が完了している部分を示している。次いで、制御部11は、カウンタ13の計数値T2をカウントアップすることによって更新する(ステップS19)。
そして、制御部11は、カウンタ13の計数値T2が計数値T1超であるか否かを判定する(ステップS20)。計数値T2が計数値T1以下であると判定した場合(ステップS20:NO)、制御部11は処理をステップS18へ戻し、ウォッシャ液の噴射を継続させる。
計数値T12が計数値T1超であると判定した場合(ステップS20:YES)、制御部11は、タイマ12をリセットして計時を開始する(ステップS21)。そして、制御部11は、リアワイパ駆動部2aへワイパ駆動信号を出力することによって、図3Dに示すように、リアワイパ2を駆動させる(ステップS22)。図3D中、矢印はリアワイパ2の回動方向を示しており、粗いハッチングが付された部分は、洗浄液によって払拭された領域を示している。次いで、制御部11は、タイマ12の計時時間が第2所定時間であるか否かを判定する(ステップS23)。第2所定時間は、リアワイパ2が終端位置から初期位置まで移動するのに要する時間である。第2所定時間で無いと判定した場合(ステップS23:NO)、制御部11は処理をステップS22へ戻し、継続的にリアワイパ2を動作させる。タイマ12の計時時間が第2所定時間であると判定した場合(ステップS23:YES)、処理を終える。リアワイパ2が1往復する間に、洗浄液が2回噴射され、図3Eに示すように、洗浄液によってリアウィンドウWが満遍なく払拭される。図3E中、白抜き部分は、洗浄液による払拭が完了した領域を示している。
以上の通り、実施形態に係るリアワイパ2装置によれば、洗浄液の噴射及びリアワイパ2の往復回動を連動させるウォッシャ連動動作において、リアウィンドウWの汚れを満遍なく払拭することができる。
また、運転者の操作に応じた任意量の洗浄液にて、リアウィンドウWの汚れを満遍なく払拭することができる。
なお、本実施形態では、ウォッシャ操作スイッチ4の操作時間が操作されている時間、洗浄液が噴射される構成を説明したが、1回のウォッシャ操作スイッチ4によって、所定時間、洗浄液が自動的に噴射するように構成しても良い。
1 リアワイパ制御装置
2 リアワイパ
2a リアワイパ駆動部
3 リアウォッシャ
3a リアウォッシャ駆動部
4 ウォッシャ操作スイッチ
11 制御部
12 タイマ
13 カウンタ
14 出力部
15 入力部
C 車両
W リアウィンドウ
2 リアワイパ
2a リアワイパ駆動部
3 リアウォッシャ
3a リアウォッシャ駆動部
4 ウォッシャ操作スイッチ
11 制御部
12 タイマ
13 カウンタ
14 出力部
15 入力部
C 車両
W リアウィンドウ
Claims (4)
- 車両のリアウィンドウを払拭するリアワイパを所定の第1位置及び第2位置の間で往復回動させるリアワイパ駆動部と、
前記リアウィンドウの略中央部に洗浄液を噴射するリアウォッシャを駆動するリアウォッシャ駆動部と、
前記リアウィンドウの洗浄を指示するウォッシャ操作スイッチと、
前記ウォッシャ操作スイッチが操作された場合、前記リアワイパ駆動部及び前記リアウォッシャ駆動部の動作を制御するリアワイパ制御装置と
を備え、
前記リアワイパ制御装置は、
前記リアワイパが第1位置から第2位置へ回動するタイミングと、前記リアワイパが第2位置から第1位置へ回動するタイミングとで洗浄液が噴射されるように前記リアウォッシャ駆動部の動作を制御する
リアワイパ装置。 - 前記リアワイパ制御装置は、
前記ウォッシャ操作スイッチが操作された場合、前記リアウォッシャ駆動部を動作させる第1噴射制御部と、
該第1噴射制御部にて洗浄液が噴射された場合、前記リアワイパを第1位置から第2位置まで回動させる第1払拭制御部と、
前記リアワイパが第2位置まで回動した場合、前記リアウォッシャ駆動部を動作させる第2噴射制御部と、
該第2噴射制御部にて洗浄液が噴射された場合、前記リアワイパを第2位置から第1位置まで回動させる第2払拭制御部と
を備える請求項1に記載のリアワイパ装置。 - 前記ウォッシャ操作スイッチが継続的に操作された洗浄操作時間を記憶する記憶部を備え、
前記第1噴射制御部は、
前記ウォッシャ操作スイッチが操作されている間、前記リアウォッシャが洗浄液を継続的に噴射するように前記リアウォッシャ駆動部を動作させ、
前記第2噴射制御部は、
前記記憶部が記憶する洗浄操作時間、前記リアウォッシャ駆動部を継続的に動作させる
請求項2に記載のリアワイパ装置。 - 車両のリアウィンドウを払拭するリアワイパを所定の第1位置及び第2位置の間で往復回動させるリアワイパ駆動部と、前記リアウィンドウの略中央部に洗浄液を噴射するリアウォッシャを駆動するリアウォッシャ駆動部との動作を制御するリアワイパ制御装置であって、
前記リアワイパが第1位置から第2位置へ回動するタイミングと、前記リアワイパが第2位置から第1位置へ回動するタイミングとで洗浄液が噴射されるように前記リアウォッシャ駆動部の動作を制御する
リアワイパ制御装置。
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JP2016168377A JP2018034603A (ja) | 2016-08-30 | 2016-08-30 | リアワイパ装置及びリアワイパ制御装置 |
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JP (1) | JP2018034603A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112373436A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-02-19 | 北京车和家信息技术有限公司 | 汽车挡风玻璃的清洗方法、装置、存储介质、设备及汽车 |
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2016
- 2016-08-30 JP JP2016168377A patent/JP2018034603A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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