JP2017088165A - 車輛のウィンドウを払拭及び洗浄するためのシステムを制御するための方法及びこの方法を使用するシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】車輛のウィンドウを払拭及び洗浄するためのシステムを制御するための方法及びこの方法を使用するシステム。【解決手段】ワイパーブレード部材(1)をウィンドウ(2)上で第1開始位置(P1;P0)と払拭終了位置(P2)との間で移動するために、前記ワイパーブレード部材(1)を作動する第1工程と、ワイパーブレード部材(1)をウィンドウ(2)上で払拭終了位置(P2)から第2開始位置まで逆方向に移動するために、ワイパーブレード部材(1)を作動する第2工程とを含む少なくとも二つの払拭サイクルを含み、実施された第1サイクルは、少なくとも第1工程中に作動される、洗浄液を噴射するための手段(10、13、14)で全ての払拭ゾーンの払拭を行い、第2払拭サイクルは、同じ第1開始位置(P0)及びこの第1開始位置(P0)に対して終了位置(P2)に向かってオフセットした第2開始位置(P1)を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、車輛、特に自動車のウィンドウを払拭及び洗浄するためのシステムに関する。
従来、特に自動車には、特に悪天候時に運転者が周囲を明らかに見ることができるようにすべくフロントガラスを払拭するためのシステムが設けられている。このようなシステムは、一般的には、フロントガラス上でアームによって前後に移動するように駆動される一つ又は二つのワイパーブレード部材を含む。これらのブレード部材には弾性材料製のワイパーブレードが設けられている。ワイパーブレードはフロントガラスに擦り付けられ、水を運転者の視野から除去することによって水を排除する。
従来、払拭システムに洗浄手段を設けることも行われてきた。洗浄手段は、塵埃を溶かし易くし、及びかくして、払拭システムの作用によるフロントガラスのクリーニング品質を向上するために、液体をフロントガラスに噴射するように構成されている。クリーニング手段は、一般的には、洗浄サイクルを実施するため、ブレード部材を前後に一回又は数回移動することによって作動される。
洗浄手段について、ブレード部材の移動中に液体を、それの前に即座に噴射するために、ノズルをブレード部材に装着することも公知である。これにより、ブレード部材のワイパーブレードは、その全移動中、洗浄液で濡らした表面上を通過でき、かくして、洗浄サイクルの効率を向上できる。
しかしながら、フロントガラスが非常に汚い場合には、ワイパーブレードは、前後に移動した後、塵埃で汚れた洗浄液をその戻り位置まで運んでしまう。従って、ワイパーブレードは、各前後移動後、その戻り位置で汚いゾーンと接触する。そのため、決して完全にきれいになることはなく、ブレード部材が通過するフロントガラスの表面上に汚れを拡げてしまう。この現象は、特に、洗浄手段が洗浄液をブレード部材の一方の側だけに噴射する場合に生じる。これは、この場合、ワイパーブレードの一方の面がこの液体によって直接的にクリーニングされないためである。
従って、車輛のウィンドウを払拭しクリーニングするためのシステムの性能レベルを向上するために、ウィンドウに付着した塵埃がブレード部材の前後移動中に運び去られることがないようにする必要がある。
この目的のため、本発明は、少なくとも一つのワイパーブレード部材と、少なくとも一つのワイパーブレード部材の払拭開始位置と払拭終了位置との間に形成される払拭表面上にウィンドウを洗浄するための液体を噴射するための手段とを使用して車輛のウィンドウを洗浄するためのシステムを制御するための方法であって、システムは、ワイパーブレード部材と、ワイパーブレード部材を作動する手段と、ウィンドウを払拭するための液体を噴射する手段とを有し、一つ又はそれ以上の払拭サイクルを含む方法であって、各サイクルは、
ワイパーブレード部材をウィンドウ上で第1開始位置と払拭終了位置との間で移動するために、ワイパーブレード部材を作動する第1工程と、
ワイパーブレード部材をウィンドウ上で払拭終了位置から第2開始位置まで逆方向に移動するために、ワイパーブレード部材を作動する第2工程とを含み、
払拭サイクルの第1開始位置は、前の払拭サイクルの第2開始位置と対応する、方法を提案する。本方法は、第1及び第2の開始位置が実質的に同じであり、これらの位置が少なくとも払拭終了位置から払拭開始位置と同じだけ離れている、第1払拭サイクルで開始し、噴射手段は、洗浄液をその移動方向に対してワイパーブレード部材の前方に噴射するために、少なくとも第1工程中に作動し、その直後、第2開始位置が第1開始位置に対して払拭終了位置に向かってオフセットした第2払拭サイクルを有する点に注目される。
ワイパーブレード部材をウィンドウ上で第1開始位置と払拭終了位置との間で移動するために、ワイパーブレード部材を作動する第1工程と、
ワイパーブレード部材をウィンドウ上で払拭終了位置から第2開始位置まで逆方向に移動するために、ワイパーブレード部材を作動する第2工程とを含み、
払拭サイクルの第1開始位置は、前の払拭サイクルの第2開始位置と対応する、方法を提案する。本方法は、第1及び第2の開始位置が実質的に同じであり、これらの位置が少なくとも払拭終了位置から払拭開始位置と同じだけ離れている、第1払拭サイクルで開始し、噴射手段は、洗浄液をその移動方向に対してワイパーブレード部材の前方に噴射するために、少なくとも第1工程中に作動し、その直後、第2開始位置が第1開始位置に対して払拭終了位置に向かってオフセットした第2払拭サイクルを有する点に注目される。
第1払拭サイクルにより、ウィンドウを全払拭ゾーンに亘って濡らすことができ、かくして、洗浄液と混ざった塵埃をこの全ゾーンに亘って払拭できる。しかしながら、その開始位置に戻るとき、ワイパー部材が塵埃をそこに残し、これが次の払拭サイクル中にウィンドウ上に運ばれ得る。かくして、第2サイクルの第2開始位置と第1開始位置との間でオフセットが行われ、その結果、ワイパーブレード部材は、第2開始位置に戻ったとき、第1開始位置で接触したウィンドウのゾーンと接触しない。このようにして、ウィンドウが汚れており、ワイパーブレード部材が前の前後移動中に塵埃を運んでこれを第1開始位置に位置決めされたときにウィンドウに堆積させた場合、ワイパーブレード部材が払拭サイクルの終了時に第2開始位置にある場合には、ワイパーブレード部材とこの汚れとの接触が限定され、又は場合によって除去される。このようにして、ワイパーブレード部材は、この塵埃を運ぶことなくウィンドウ上で前後移動を再び行うことができる。本方法が、洗浄液を噴射するための手段を作動する他の払拭サイクルを含む場合には、これによりその効率を向上できる。当該方法が複数の払拭サイクルを伴う場合には、これにより払拭サイクルで塵埃がウィンドウ上に拡がらないようにする。このような方法は、洗浄液を噴射するための手段が液体をワイパーブレード部材の二つの側部から送るのでなく、かくして、開始位置に向かって差し向けられたワイパーブレード部材の側部を良好に洗浄できない場合に特に有利である。
有利には、方法は、第2払拭サイクル後、第2開始位置がその第1開始位置に関して払拭終了位置に向かってオフセットした少なくとも一つの他の払拭サイクルを含む。上述の場合と同様に、第1払拭サイクル中にウィンドウに残っている残留塵埃が運ばれ、次いで第2サイクル中にワイパー部材によってその第2開始位置に堆積される。第3サイクルからオフセットした第2開始位置により、続いて行われる払拭作業中にこの塵埃と接触することがない。このプロセスは、随意であるが、追加の払拭サイクルで、好ましくはクリーニングデバイスを作動して繰り返されてもよい。
好ましくは、各払拭サイクルの第1開始位置及び第2開始位置は、払拭開始位置に近い所定ゾーンの外側の払拭表面上への塵埃の拡がりを最小にするため、所定ゾーンに配置されている。
第1及び第2の開始位置が、払拭開始位置に近いゾーンにとどまるため、大部分の塵埃を主払拭表面部分の外側のこのゾーンにとどめておくことができ、これにより運転者の視界を助ける。代表的には、このゾーンは、ワイパー部材を動かすアームの回転移動について12°よりも小さい角度ずれと対応する。
好ましくは、第1払拭サイクル後に行われる、払拭サイクルのうちの少なくとも一つの払拭サイクルについて、洗浄液をワイパーブレード部材の移動方向に対してワイパーブレード部材の前方に噴射するために、第1工程中に噴射手段を作動する。この工程中に行われる洗浄により、残留塵埃をブレード部材によって良好に除去できる。
有利には、実施した最後の払拭サイクルについて、ウィンドウを洗浄するための液体を噴射するための手段を、第1工程中も第2工程中も作動せず、払拭サイクルの開始位置は、それを先行する第1型の洗浄サイクルの第2開始位置と対応する。
有利には、本方法は、第1型の少なくとも一つの洗浄サイクルの前に少なくとも一つの洗浄サイクルを行う。この洗浄サイクルは、第1及び第2の開始位置が実質的に同じであり、第1型の少なくとも一つの洗浄サイクルの第1開始位置と対応する第2型の少なくとも一つの洗浄サイクルの前に実施される。
このようにして、続いて行われるサイクル中に払拭したウィンドウを全面に亘ってきれいにし、このサイクル中にワイパーブレード部材によって除去した塵埃を、続いて行われるサイクルの終了時にワイパー部材によってもはや引き出されない第1位置に押し込む。
方法の第1実施例では、実施された第1払拭サイクルの第1開始位置は、払拭開始位置とほぼ同じである。
方法の第2実施例では、実施された第1払拭サイクルの第1開始位置は、払拭終了位置から払拭開始位置よりも離れている。
このような方法では、全ての払拭サイクルの第2工程が、洗浄液を噴射するための手段を作動せずに有利に実施される。
有利には、ワイパーブレード部材は、払拭サイクルの第1工程中、ウィンドウ上で上方に移動する。
本発明は、更に、ワイパーブレード部材、このワイパーブレード部材を作動するための手段、及びウィンドウを洗浄するための液体を噴射するための手段を含む、車輛のウィンドウを払拭及び洗浄するためのシステム用の制御デバイスであって、上述の方法を実施するために、払拭表面を洗浄液の噴射なしで少なくとも一つのワイパーブレード部材で払拭するため、ワイパーブレード部材の作動手段、及び洗浄液を噴射するための手段を作動するように配置された電子部材を含む、制御デバイスに関する。
本発明は、更に、車輛のウィンドウを払拭及び洗浄するためのシステムであって、ワイパーブレード部材と、このワイパーブレード部材がウィンドウ上で開始位置と終了位置との間で移動し、戻り時に開始位置を変更するように構成された、ワイパーブレード部材を作動するための手段と、開始位置から終了位置までのワイパーブレード部材の移動中に洗浄液をワイパーブレード部材の前方に噴射するように構成された、ウィンドウを洗浄するための液体を噴射するための手段と、このような制御デバイスとを含む、システムに関する。
好ましくは、ワイパーブレード部材の作動手段は、電子的に制御できるモータ及びワイパーブレード部材を駆動するためのアームを含み、モータは駆動アームを回転自在に駆動する。
有利には、このようなシステムは、少なくとも一つの払拭サイクルに亘る第2開始位置と第1開始位置との間のオフセットが、駆動アームの少なくとも2°の回転と等しい角度差と対応するように構成されている。
好ましくは、システムは、払拭開始位置(P1)が、払拭終了位置に対して低いように構成されている。
有利には、このようなシステムは、ワイパーブレード部材が、払拭開始位置と払拭終了位置との間で、ウィンドウを洗浄するための液体を噴射するための手段を作動することなく前後移動を行う払拭サイクルを実施するように構成され、且つワイパーブレード部材が使用されていない場合に払拭終了位置から払拭開始位置よりも遠いパーキング位置に位置決めされるように配置されている。
この場合、制御デバイスは、好ましくは、第1開始位置が「パーキング」位置である第1払拭サイクルを制御するように配置されている。
本発明は、非限定的例として与えられた以下の説明を添付図面を参照して読むことにより更によく理解されるであろうし、本発明のこの他の詳細、特徴、及び利点が理解されるであろう。
図1を参照すると、本発明を使用する払拭及び洗浄システムは、車輛に取り付けたときにフロントガラス2の外面に当接する少なくとも一つのワイパーブレード部材1を含む。ここで言及したフロントガラスは、本発明によるシステムによって払拭されるウィンドウの一例であるが、このウィンドウは車輛のリアウィンドウ及び車輛の概してどのウィンドウであってもよいということは自明である。払拭及び洗浄システムは、この例では、二つのワイパーブレード部材1を含む。
ワイパーブレード部材1は、一般的には、フラット型ワイパーブレード(フラットブレード)であり、即ちフロントガラス2に押し付けられる少なくとも一つのブレードと、ブレードに連結されており且つブレードに沿って延びる一つ又はそれ以上の強化部材と、アーム7の一端に連結された機械的コネクタによって形成された一つの中央固定部とを含む。このようなワイパーブレード部材1は、更に、例えば、ワイパーブレードに固定的に接合されたエアデフレクタを含んでいてもよい。エアデフレクタは、ワイパーブレード部材1をフロントガラス2に押し付ける力を増大するべく、車輛の移動の動的効果を利用するために配置される。
各ワイパーブレード部材1は、作動手段によって車輛のフロントガラス2上で移動される。これらの作動手段は、一般的には、機械的コネクタによってワイパーブレード部材1が連結されたアーム7と、アーム7をフロントガラス2の表面上で前後移動で駆動する電気モータ9とを含む。この場合、アーム7の駆動モータ9は、ワイパーブレード部材1をフロントガラス2上で、二つの往復サイクル間で変化され得る二つの端位置間を所定の速度で摺動できるように電気的に制御できる。更に、駆動手段は、電気モータ9の回転速度をワイパーブレード部材1に所望の速度にするための図1に示してない減速機や、回転運動を減速機の出力に伝達するためのリンク機構等の構成要素を含んでいてもよい。
旅客自動車のウィンドウ2とほぼ対応する図1に示す例では、アーム7及びモータ9を含む全ての機構により、ワイパーブレード部材1を、フロントガラス2の底部に近い開始位置P1と垂直に近い上端位置P2との間の表面上で動かすことができる。この表面は、払拭及び洗浄機能を実施するためにシステムが配置されたフロントガラス2の部分と対応する。一般的には、払拭開始位置P1は、使用されていない場合のワイパーブレード部材1の停止位置と対応する。
払拭及び洗浄システムの一つの構造的変形例では、機構がワイパーブレード部材1を払拭開始位置P1に対してオフセットした位置P0に位置決めしてもよい。この位置は、この場合、位置P1よりも低く、払拭及び洗浄機能により払拭されるフロントガラス2の表面の外側に配置される。この位置P0は、パーキング位置と呼ばれ、詳細には、使用されていない場合にワイパーブレード部材1をボンネットの下に隠すことができる。
以上の説明に関し、トラック等の車輛について、払拭開始位置P1がフロントガラス2の頂部にあり、終了位置P2が底部にある図示していない変形例の形態が考えられる。
本発明による払拭及び洗浄システムは、更に、フロントガラス2を洗浄するための液体を噴射するための手段を含む。これらの手段は、ワイパーブレード部材1に装着されていてもよいノズルシステム10を含む。このシステムは、一般的には、ワイパーブレード部材1の長さ方向に分配された、洗浄液の噴流11をフロントガラス2に向かって噴射するように配置された複数のノズル10を含む。問題の例では、払拭及び洗浄システムは、位置P1から始まって位置P2に向かうワイパーブレード部材1の持ち上がり側に位置決めされた少なくとも一列のノズル10を含み、洗浄液の対応する噴流11が、ワイパーブレード部材1の櫛を形成し、ノズル10から現れる線で図1に示されている。これらの線は、ノズル10から出ている。更に、この移動方向が図1に矢印Aで示されている。
この場合、複数のノズル10は、各ワイパーブレード部材1の一方の側にしか位置決めされていない。ワイパーブレード部材1が終了位置P2から払拭開始位置P1に戻るときにワイパーブレード部材1の前方のフロントガラス2に向かって洗浄液を噴射するためにノズルを備える、位置決めされたシステムが可能であるが、必ずしもそのようになっていなくてもよい。ノズルシステム10は、幾つかの公知の方法で製造されていもよい。ワイパーブレード部材1とは別に製造されてワイパーブレード部材1に連結された、又は連結機構に固定的に接合された突出した傾斜部によって形成されていてもよい。別の態様では、ノズルシステム10は、ワイパーブレード部材1の長さ方向に延びるワイパーブレード部材1と一体の導管によって形成されていてもよい。このような導管は、例えばエアデフレクタに形成されていてもよい。
ノズル10には、一般的には、洗浄液のリザーバ12から導管13を介して供給される。問題の例では、電子的に制御できる、導管13上に配置されたポンプ14により洗浄液をノズル10から噴射でき、又はこの噴射を停止できる。
本発明による払拭及び洗浄システムは、更に、演算処理手段、例えば電子ケーシング15を含む。電子ケーシング15は、アーム7の駆動モータ9及び洗浄液ポンプ14に接続されている。電子ケーシング15は、モータ9及びポンプ14の作動を制御するプログラムを実行し、これにより払拭及び洗浄システムで以下に説明するサイクルを実行できる。
先ず最初に、払拭及び洗浄システムは、一般的には、一回又はそれ以上の連続的払拭サイクルを洗浄なしで実行できるということを思い出さなければならない。図2を参照すると、このような払拭サイクルは二つの工程を含む。第1工程では、各ワイパーブレード部材1は、図2の位置a)に示す矢印の方向でフロントガラス2の表面上を通過し、払拭開始位置P1から払拭終了位置P2まで洗浄液の噴射なしに移動する。第2工程では、ワイパーブレード部材1は、図2の部分b)に示す矢印に従って逆方向にP2からP1までフロントガラス2上を通過する。この際も洗浄液の噴射は行われない。従って、払拭開始位置P1及び払拭終了位置P2は、払拭及び洗浄システムの各ワイパーブレード部材1について、フロントガラス2の払拭表面を画定する。
一般的には、このようなサイクル中のワイパーブレード部材1の様々な移動速度間で選択を行うため、モータ9を制御できる。
従って、本発明の第1実施例によれば、図3を参照すると、払拭及び洗浄システムは、以下に工程を説明する洗浄方法を実施するように形成されている。
図3の図a)を参照すると、本方法は、一般的には、ワイパーブレード部材1が払拭開始位置P1にあるときに開始する。かくして、この位置P1は洗浄方法の第1開始位置P1を構成する。
本方法は、好ましくは、方法の第1及び第2の工程と対応する、第1開始位置P1からの第1払拭サイクルを含む。
図3の図b)に示す第1工程では、各ワイパーブレード部材1は、フロントガラス2を第1開始位置P1から払拭終了位置P2まで払拭し、全移動中、ノズル10が洗浄液の噴流11を各ワイパーブレード部材1の前方に噴射する。この移動中、塵埃は液体によって少なくとも部分的に薄められ、その後、ワイパーブレードによって各ワイパーブレード部材1の前方に押される。
図3の図c)に示す第2工程では、各ワイパーブレード部材1は、位置P2から第1開始位置P1まで戻る際にフロントガラス2を払拭する。この工程では、好ましくは、ノズル10による洗浄液の噴射は停止される。この移動中、フロントガラス2に残った塵埃の一部が各ワイパーブレード部材1によって第1開始位置P1まで押され、この位置P1にストリップを形成する。これに関し、図の右側のワイパーブレード部材1は、左側のワイパーブレード部材1が、フロントガラス2の中央におけるその払拭終了位置P2に前の工程で残した塵埃を払拭する。
次いで、本発明による方法は、第2払拭サイクルを含む。第2払拭サイクルは、この場合、方法の第3工程及び第4工程と対応する。
図3の図d)に示す第3工程では、各ワイパーブレード部材1は、フロントガラス2を第1開始位置P1から払拭終了位置P2まで払拭し、好ましくは、全移動中、ノズル10が洗浄液の噴流11を各ワイパーブレード部材1の前方に噴射する。この工程は、一般的には、第1工程とほぼ同じである。
図3の図e)に示す第4工程では、各ワイパーブレード部材1は、位置P2から、払拭開始位置P2から始めて第1開始位置P1の僅かに前方に位置する位置P3に戻るときにフロントガラス2を払拭する。P1に対するP3のオフセットは、各ワイパーブレード部材1のワイパーブレードが、第2工程の終了時にワイパーブレード部材1が第1開始位置P1に位置決めされたとき、塵埃が溜まったゾーンと接触しないように定められる。代表的には、この位置P3は、位置P1に対して駆動アーム7が上方に2°乃至3°回転したオフセットθ1と対応し、駆動モータ9によって制御される。この工程では、好ましくは、ノズル10による洗浄液の噴射は停止される。
位置P3は、各ワイパーブレード部材1によって続いて行われるフロントガラス2の払拭作業の第2開始位置を構成する。この第4工程での各ワイパーブレード部材1の移動中、第3工程後にフロントガラス2に残っている塵埃の一部を各ワイパーブレード部材1によって第2開始位置P3まで押す。逆方向に再び移動することによって、ワイパーブレード部材1は、ワイパーブレード部材1によって押すことで、塵埃の一部を運ぶことができ、第2開始位置P3にストリップを形成する。しかしながら、洗浄液の噴射を含む第2及び第3工程後、この塵埃のストリップは、第1開始位置P1に溜まった塵埃のストリップよりも大幅に少ない。従って、各ワイパーブレード部材1は、再び第1開始位置P1から開始した場合よりも少なくなり得る、フロントガラス2に付着した塵埃を運ぶ。
好ましくは、このような洗浄方法は、更に、第3払拭サイクルを含む。第3払拭サイクルは、この場合、第5工程及び第6工程と対応する。
図3の図f)に示す第5工程では、各ワイパーブレード部材1は、フロントガラス2を第2開始位置P3から終了位置P2まで払拭し、好ましくは、全移動中、ノズル10が洗浄液の噴流を各ワイパーブレード部材1の前方に噴射する。この移動中、残っている塵埃が液体によって再び少なくとも部分的に薄められ、次いでワイパーブレードによって各ワイパーブレード部材1の前方に押される。
図3の図g)に示す第6工程では、各ワイパーブレード部材1は、位置P2から位置P4に戻るときにフロントガラス2を払拭する。位置P4は、P2から開始して第2開始位置P3の僅かに前方に位置する。P3に対するP4のオフセットは、第4工程の終了時にワイパーブレード部材1が第2開始位置P3に位置決めされたとき、各ワイパーブレード部材1のワイパーブレードが、塵埃が溜まったゾーンと接触しないように定められる。代表的には、この位置は、上述のように、位置P3に対して駆動アーム7が上方に2°乃至3°回転したオフセットθ2と対応し、駆動モータ9によって制御される。このようにして、第3開始位置P4は、連続したオフセットθ1及びθ2の和と等しい、駆動アーム7が払拭開始位置P1に対して4°乃至7°回転したオフセットθ3と実質的に対応する。この工程では、好ましくは、ノズル10による洗浄液の噴射は停止される。
第7工程では、払拭及び洗浄システムは、好ましくは、図2を参照して説明したのと同様に、洗浄液噴射を作動せずに払拭サイクルを行う。しかしながら、上文中に説明した払拭サイクルとは異なり、各ワイパーブレード部材1は、図3の図h)に示すように、このサイクルを第2開始位置P4から始め、図3の図i)に示すように払拭開始位置P1に戻る。
上文中に説明したのと同じ理由で、第3開始位置P4が第2開始位置P3に対してオフセットしているため、ワイパーブレード部材1は、第7工程中に付着したままにする塵埃が少ない。フロントガラス2の表面は、特にフロントガラス2に大量の塵埃が付着している場合、このような払拭サイクル後、最適にきれいになる。
次に、各ワイパーブレード部材1をパーキング位置P0に位置決めできるように配置された払拭及び洗浄システム用のこのような洗浄方法の第2実施例を図4を参照して説明する。以下に説明する方法の第2実施例を実施するため、払拭及び洗浄システムの払拭サイクルの開始位置P1は、パーキング位置P0に対し、払拭終了位置P2に向かって、洗浄方法の第1実施例で第1開始位置P1と第3開始位置P4とを分ける距離と等しい距離だけオフセットしている。換言すると、図4の部分a)に示すこのオフセットは、パーキング位置P0から始まって払拭開始位置P1まで、モータ9及び駆動アーム7についての終了位置P2に向かってほぼ4°乃至7°の回転角度θ3と実質的に対応する。
図4の図a)を参照すると、第2実施例による方法は、一般的には、ワイパーブレード部材1がパーキング位置P0にあるときに開始される。ワイパーブレード部材1がこの位置になく、例えば第1払拭開始位置P1に配置されている場合には、方法は、パーキング位置P0が洗浄方法の第2実施例の第1開始位置を構成するように、各ワイパーブレード部材1をパーキング位置P0に置く予備工程を含む。
好ましくは、方法の第2実施例は、第1開始位置P1からの第1払拭サイクルを含む。第1払拭サイクルは、図4の図b)及び図c)に示す第1及び第2の工程と対応する。これらの工程は、第1開始位置でなくパーキング位置P0から、第1実施例の第1及び第2の工程と同じ条件で実施される。
この場合、方法の第2実施例は、第2払拭サイクルを含む。第2払拭サイクルは、この場合、方法の第3及び第4工程と対応する。
図4の図d)に示す第3工程は、第1実施例の第3工程と同様であり、各ワイパーブレード部材1は、サイクルの第1変形例の第1開始位置P0から終了位置P2までフロントガラス2を払拭し、この際、好ましくは、全移動中、ノズル10が洗浄液の噴流11を各ワイパーブレード部材1の前方に噴射する。
図4の図e)に示す第2実施例の第4工程もまた第1実施例の第4工程と同様であり、好ましくは、洗浄液の噴射は行われない。この場合、各ワイパーブレード部材1は、位置P2から、位置P5に戻りながらフロントガラス2を払拭する。位置P5は、終了位置P2から始めてパーキング位置P0の僅かに前方に位置する。P0に対するP5のオフセットは、第1態様の第2開始位置P3と第1開始位置P1との間と同様に定義される。代表的には、この位置は、位置P0に対して上方に2°乃至3°の駆動アーム7の回転のオフセットθ1と対応する。従って、このオフセットには、ワイパーブレード部材1のワイパーブレードが払拭終了位置P2に向かって再び移動するときに塵埃を運び去ることについて、第1態様で導入されたオフセットと同じ効果がある。
更に、この実施例の第2開始位置P5と払拭開始位置P1との間のオフセットθ2は、オフセットθ3とθ1との間の差と等しく、第1実施例の第2開始位置P3と第3開始位置P4との間の差と実質的に同じであるということに着目しなければならない。
好ましくは、この第2変形例もまた、第5及び第6工程と対応する第3払拭サイクルを含む。第3払拭サイクルは、第1実施例について説明したのと同じ条件で行われるが、開始位置が異なる。
図4の図f)に示す第5工程では、ワイパーブレード部材1は、この場合、このサイクルの第2開始位置P5から終了位置P2まで上昇する。
図4の図g)に示す第6工程では、ワイパーブレード部材1は、この場合も、終了位置P2から開始し、払拭開始位置P1で停止する。この位置は、この場合、前の実施例の第3開始位置P4と同じであり、第2開始位置P5に関してオフセットθ2がある。
最後に、第2実施例は、好ましくは、払拭及び洗浄システムが洗浄噴射の作動なしに洗浄サイクルを実施する第7工程を含む。この工程は、図2を参照して説明した工程と同様である。
この第2実施例では二つの選択肢が可能である。第1の選択肢では、第1実施例とは対照的に、第7工程の払拭サイクルは、通常は、図4の図h)に示す払拭開始位置P1から始めて実行され、各ワイパーブレード部材1は、図4の図i)に示す払拭開始位置P1に戻る。かくして、払拭及び洗浄システムは、例えば降雨時に払拭サイクルを行う準備ができている。この選択肢では、第2変形例には、各ワイパーブレード部材1のワイパーブレードは、洗浄液を噴射するための手段を作動できる払拭サイクルの開始位置P0、P5に溜まった塵埃のストリップに戻らないという利点がある。
第2の選択肢では、洗浄方法の実施直後に払拭及び洗浄システムを使用する必要がない場合、例えば駐車している時には、払拭サイクル後に各ワイパーブレード部材1をパーキング位置P0まで移動することができる。
Claims (15)
- 少なくとも一つのワイパーブレード部材(1)と、前記少なくとも一つのワイパーブレード部材の払拭開始位置(P1)と払拭終了位置(P2)との間に形成される払拭表面上にウィンドウ(2)を洗浄するための液体を噴射するための手段(10、13、14)とを使用して車輛のウィンドウ(2)を洗浄するための、少なくとも二つの払拭サイクルを含む方法であって、各サイクルは、
前記ワイパーブレード部材(1)を前記ウィンドウ(2)上で第1開始位置(P1;P0)と前記払拭終了位置(P2)との間で移動するために、前記ワイパーブレード部材(1)を作動する第1工程と、
前記ワイパーブレード部材(1)を前記ウィンドウ(2)上で前記払拭終了位置(P2)から第2開始位置(P3;P5)まで逆方向に移動するために、前記ワイパーブレード部材(1)を作動する第2工程とを含み、
前記払拭サイクルの前記第1開始位置は、前の払拭サイクルの第2開始位置と対応する、方法において、
第1及び第2の開始位置(P1、P0)が実質的に同じであり、これらの位置が少なくとも前記払拭終了位置(P2)から払拭開始位置(P1)と同じだけ離れている、第1払拭サイクルで開始し、前記噴射手段(10、13、14)は、洗浄液を、前記ワイパーブレード部材の移動方向(A)に対して前記ワイパーブレード部材(1)の前方に噴射するために、少なくとも第1工程中に作動され、その直後、第2開始位置(P3;P5)が第1開始位置(P1;P0)に対して前記払拭終了位置(P2)に向かってオフセットした第2払拭サイクルを行う、ことを特徴とする方法。 - 第2払拭サイクル後、第2開始位置(P3;P5)がその第1開始位置(P1;P0)に関して前記払拭終了位置(P2)に向かってオフセットした少なくとも一つの他の払拭サイクルを含む、請求項1に記載の方法。
- 各払拭サイクルの前記第1開始位置(P1)及び第2開始位置(P3)は、前記払拭開始位置(P1)に近い所定ゾーンの外側の払拭表面上への塵埃の拡がりを最小にするために、前記所定ゾーンに配置されている、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記第1払拭サイクル後に行われる、前記払拭サイクルのうちの少なくとも一つの払拭サイクルについて、洗浄液を前記ワイパーブレード部材(1)の移動方向(A)に対して前記ワイパーブレード部材(1)の前方に噴射するために、前記第1工程中に前記噴射手段(10、13、14)を作動する、請求項1、2、又は3に記載の方法。
- 実施した最後の払拭サイクルについて、前記ウィンドウ(2)を洗浄するための液体を噴射するための手段(10、13、14)を、前記第1工程中も第2工程中も作動しない、請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の方法。
- 実施された前記第1払拭サイクルの前記第1開始位置(P1)は、前記払拭開始位置(P1)とほぼ同じである、請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の方法。
- 実施された前記第1払拭サイクルの前記第1開始位置(P0)は、前記払拭終了位置(P2)から前記払拭開始位置(P1)よりも離れたパーキング位置である、請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の方法。
- 全ての払拭サイクルの第2工程は、洗浄液を噴射するための手段(10、13、14)を作動せずに実施される、請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の方法。
- 前記ワイパーブレード部材(1)は、払拭サイクルの前記第1工程中、前記ウィンドウ(2)上で上方に移動する、請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の方法。
- ワイパーブレード部材(1)、このワイパーブレード部材(1)を作動するための手段(7、9)、及びウィンドウ(2)を洗浄するための液体を噴射するための手段(10、13、14)を含む、車輛のウィンドウ(2)を払拭及び洗浄するためのシステム用の制御デバイスにおいて、払拭表面を洗浄液の噴射なしで前記少なくとも一つのワイパーブレード部材(1)で払拭するため、及び前記請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載の方法を実施するため、前記ワイパーブレード部材(1)の前記作動手段(7、9)、及び洗浄液を噴射するための前記手段(10、13、14)を作動するように配置された電子部材(15)を含む、制御デバイス。
- 車輛のウィンドウ(2)を払拭及び洗浄するためのシステムにおいて、
ワイパーブレード部材(1)と、このワイパーブレード部材(1)が前記ウィンドウ(2)上で開始位置と終了位置(P2)との間で移動し、戻り時に前記開始位置を変更するように配置されており、前記ワイパーブレード部材(1)を作動するための手段(7、9)と、開始位置(P0;P1;P3)から前記終了位置(P2)までの前記ワイパーブレード部材(1)の移動中に洗浄液を前記ワイパーブレード部材(1)の前方に噴射するように配置された、洗浄するための液体を前記ウィンドウに噴射するための手段(10、13、14)と、請求項10に記載の制御デバイスとを含む、システム。 - ワイパーブレード部材(1)の前記作動手段は、電子的に制御できるモータ(9)及び前記ワイパーブレード部材(1)を駆動するためのアーム(7)を含み、前記モータ(9)は前記駆動アームを回転自在に駆動する、請求項11に記載のシステム。
- 少なくとも一つの払拭サイクルに亘る前記第2開始位置(P3)と前記第1開始位置(P1)との間のオフセットが、駆動アームの少なくとも2°の回転と等しい角度差と同等となるように配置されている、請求項12に記載のシステム。
- 前記払拭開始位置(P1)は、前記払拭終了位置(P2)に対して低い、請求項11、12、又は13に記載のシステム。
- 前記ワイパーブレード部材(1)が、払拭開始位置(P1)と前記払拭終了位置(P2)との間で、前記ウィンドウ(2)を洗浄するための液体を噴射するための手段(10、13、14)を作動することなく前後移動を行う払拭サイクルを実施するように構成され、且つ前記ワイパーブレード部材(1)が使用されていない場合に前記払拭終了位置(P2)から前記払拭開始位置(P1)よりも遠いパーキング位置(P0)に位置決めされるように配置される、請求項11乃至14のうちのいずれか一項に記載のシステム。
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