JP2018028231A - 連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の長さになるようにコーンバーを連結することを目的とする。【解決手段】本発明の連結具100は、コーンバー20を連結する連結具100である。連結具100は、複数のコーンバー20を、コーンバー20の軸線方向に垂直な方向からみて重なるように結合可能な結合部150を備える。結合部150は、所定方向Dに貫通する中空の貫通部111を備え、貫通部111にコーンバー20を入れることでコーンバーを取り付け可能な取り付け部110を複数有し、それぞれの取り付け部110の貫通部111は、貫通部111の所定方向Dからみたとき、他の取り付け部110の貫通部111と重ならない。【選択図】図1

Description

本発明は、コーンバーを連結する連結具に関する。
コーンバーの連結に関連する技術として、特許文献1は、コーンバーの両端に凹部のついた接続パイプを差し込み、その凹部に凸部を有する連絡パイプを回して差し込み、更にコーンバーを連結パイプに差し込むことを開示する。
実開平6−35305号公報
特許文献1の接続パイプはコーンバーの端部に取り付けられるものである。よって、2本のコーンバーを接続パイプで連結すると、連結したコーンバーはコーンバーが2本分の長さになり、所望の長さになるようにコーンバーを連結できない。
しかしながら、コーンバーの用途によってはコーンバーが2本分の長さは適切ではないことがある。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、所望の長さになるようにコーンバーを連結することを目的とする。
本発明の連結具は、コーンバーを連結する連結具であって、複数の前記コーンバーを、前記コーンバーの軸線方向に垂直な方向からみて重なるように結合可能な結合部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、所望の長さになるようにコーンバーを連結できる。
第1実施形態に係る仕切りの側面図である。 第1実施形態に係る連結具の外観図である。 第1実施形態に係るコーンバーの連結部分の拡大図である。 第2実施形態に係る仕切りの側面図である。 第3実施形態に係る連結具の外観図である。 第3実施形態に係るコーンバーの連結部分の拡大図である。
<第1実施形態>
はじめに、図1を参照して、本実施形態の仕切り1について説明する。図1は、仕切り1の側面図である。
仕切り1は、工事現場等で規制や区分けをするために用いるものであり、コーン10、コーンバー20、及び、連結具100を備える。
コーン10は、上部が細くなる円錐形の保安器具である。仕切り1は、2個のコーン10を有し、それぞれを第1コーン10A、第2コーン10Bと呼ぶ。
コーンバー20は、第1コーン10A及び第2コーン10Bを繋ぐ棒状の部材であり、コーンバー20によって、通行が規制されたり、領域が区分けされたりする。コーンバー20は、本体部21、及び、係合部22を備える。仕切り1は、2本のコーンバー20を有し、それぞれを第1コーンバー20A、第2コーン20Bと呼ぶ。
本体部21は、円柱状の部材である。
係合部22は、本体部21の両端に1個ずつ設けられ、コーン10の上部に係合する。係合部22は、リング状であり、リングの内部にコーン10の上部を挿入することで、リングの直径とコーン10の断面の直径とが等しくなるような高さで、係合部22がコーン10に係合する。
連結具100は、図1に示すように、複数のコーンバー20を連結する部材である。ここで、図2を参照して、連結具100について説明する。図2(a)は、連結具100の斜視図である。図2(b)は、連結具100の側面図である。図2(c)は、連結具100の正面図である。
連結具100は、結合部150を備える。結合部150は、複数のコーンバー20を、コーンバー20の軸線方向に垂直な方向からみて重なるように結合可能であり、複数の取り付け部110、及び、複数の取り付け部110を接続する基部120を備える。結合部150は、取り付け部110として2個の第1取り付け部110A及び第2取り付け部110Bを備える。
それぞれの取り付け部110は、1本のコーンバー20を取り付け可能であり、基部120から伸びて互いに対向する一対の壁部113(第1壁部113A及び第2壁部113B)を備える。一対の壁部113に挟まれた領域は、所定方向Dに貫通する中空の貫通部111となる。貫通部111にコーンバー20を入れることで取り付け部110にコーンバー20を取り付けられる。
一対の壁部113における基部120とは反対側の端部は互いに離間しており、開口部112を構成する。開口部112は、図2(a)に示すように、所定方向Dの一方の端部から他方の端部まで伸びて貫通部111を外部に開放する。このように、取り付け部110は、貫通部111及び開口部112を備える。
それぞれの取り付け部110の貫通部111は、図2(a)、(c)に示すように、所定方向Dからみたとき、他の取り付け部110の貫通部111と重ならずに離間する。すなわち、第1取り付け部110Aの貫通部111は、第1取り付け部110Aの貫通部111の所定方向D1からみたとき、第2取り付け部110Bの貫通部111と重ならない。同様に、第2取り付け部110Bの貫通部111は、第2取り付け部110Bの貫通部111の所定方向D2からみたとき、第1取り付け部110Aの貫通部111と重ならない。また、図2(a)、(c)に示すように、第1取り付け部110Aの所定方向D1と、第2取り付け部110Bの所定方向D2とは互いに平行となる。したがって、第1取り付け部110Aの貫通部111と、第2取り付け部110Bの貫通部111とは互いに平行となる。
貫通部111は、円柱状の形状である。したがって、所定方向Dに垂直な面での壁部113の端面は円弧状となる。ただし、開口部112があることから、貫通部111は、所定方向Dに伸びる円柱の側面を切り欠いた形状といえる。また、図2(b)に示すように、開口部112の幅W1は、貫通部111の最大幅W2よりも小さい。開口部112の幅W1は、コーンバー20の本体部21の直径より小さい。また、貫通部111の最大幅W2は、コーンバー20の本体部21の直径とほぼ等しい。
図2(a)、(b)に示すように、2個の取り付け部110の開口部112は、取り付け部110の貫通部111が互いに反対方向に開放するように設けられる。すなわち、開口部112は、基部120を挟んで互いに反対側に位置するように設けられる。
図2(b)に示すように、壁部113の貫通部111の側の面は、コーンバー20の本体部21の側面に沿う形状となる。したがって、コーンバー20の本体部21を貫通部111に嵌め込んだとき、本体部21の側面の一部は、開口部112の領域を除いて壁部113に覆われる。
なお、コーンバー20の本体部21を貫通部111に嵌め込んでいないとき、壁部113の貫通部111の側の面は、コーンバー20の本体部21の側面となる部分よりも、貫通部111の側に寄っていてもよい。後に説明するように、連結具100は弾性力のある素材で形成されているため、コーンバー20の本体部21を貫通部111に嵌め込むと、一対の壁部113は、互いに離れる方向に変形する。したがって、コーンバー20の本体部21を貫通部111に嵌め込むことができる。
壁部113は、突出部114を備える。突出部114は、壁部113の開口部112の側の端部に設けられ、壁部113から貫通部111の方向に突出する。
連結具100は、弾性力を備える樹脂等の素材で一体的に形成される。連結具100の素材には、例えば、シリコーン又はポリ塩化ビニルが使われる。
このような連結具100は、樹脂等を用いた押出形成や射出形成等で製造される。
次に、図3(a)、(b)を参照して、コーンバー20の連結具100への取り付け方法について説明する。図3(a)は、コーンバー20の連結部分の斜視図である。図3(b)は、コーンバー20の連結部分の正面図である。
作業者は、連結具100の第1取り付け部110Aにコーンバー20を取り付けていない状態のとき、コーンバー20の本体部21の側面を、第1取り付け部110Aの開口部112に押し付ける。
作業者は、そのまま、コーンバー20の本体部21を、開口部112から基部120に向かう方向に押し込む。これにより、連結具100は弾性力を備える素材で形成されるため、開口部112の幅が徐々に広がる。そして、最終的に、図3(a)に示すように、コーンバー20の本体部21が取り付け部110Aの貫通部111に入って、貫通部111に嵌め込まれる。こうして、コーンバー20の本体部21は、弾性力を備える一対の壁部113で把持される。このとき、突出部114は、連結具100が備える弾性力でコーンバー20の本体部21の側面を押す。したがって、コーンバー20は、第1取り付け部110Aに安定して把持される。
連結具100の第2取り付け部110Bにも、同様に、第2コーンバー20を取り付けることができる。
このようにして、図3(a)、(b)に示すように、連結具100に2本のコーンバー20を取付けることができる。連結具100に取り付けられた2本のコーンバーは、コーンバー20の軸線方向に垂直な方向からみて重なるように結合する。
次に、コーンバー20の連結具100からの取り外し方法について説明する。
作業者は、上記の取り付け方法と逆の作業を行うことで、コーンバー20を連結具100から取り外すことができる。すなわち、コーンバー20の本体部21を、開口部112から外側に向かう方向に引くことで、開口部112が徐々に広がっていき、最終的にコーンバー20を連結具100から取り外すことができる。
次に、再度図1を参照して、仕切り1の説明を続ける。
第1コーンバー20Aの一方の係合部22は、第1コーン10Aに係合する。第1コーンバー20Aの本体部21は、連結具100の第1取り付け部110Aに取り付けられる。第1コーンバー20Aの他方の係合部22は、第1コーン10Aと第2コーン10Bとの間に配置され、第2コーン10Bとは係合しない。
第2コーンバー20Bの一方の係合部22は、第2コーン10Bに係合する。第2コーンバー20Bの本体部21は、連結具100の第2取り付け部110Bに取り付けられる。第2コーンバー20Bの他方の係合部22は、第1コーン10Aと第2コーン10Bとの間に配置され、第1コーン10BAは係合しない。
仕切り1では、図1に示すように、第1コーンバー20Aと第2コーンバー20Bとが上下方向に並ぶように配置される。ただし、第1コーンバー20Aと第2コーンバー20Bとが、前後方向のように上下方向とは異なる方向に並ぶように配置してもよい。
以上説明した通り、結合部150は、コーンバー20の軸線方向に垂直な方向からみて重なるように2本のコーンバー20を結合できる。すなわち、本実施形態の連結具100は、所定方向Dに貫通する中空の貫通部111を備え、貫通部111にコーンバー20を入れることでコーンバー20を取り付け可能な取り付け部110を複数有する。それぞれの取り付け部110の貫通部111は、取り付け部110の所定方向Dからみたとき、他の取り付け部110の貫通部111と重ならない。
よって、図3等に示すように、それぞれの取り付け部110は、コーンバー20の本体部21の任意の位置に取り付けられる。したがって、図1等に示すように、コーンバー20が1本分以上の長さであって2本分以下の長さである所望の長さになるように、2本のコーンバー20を連結できる。
また、取り付け部110は、さらに、所定方向Dの一方の端部から他方の端部まで伸びて貫通部111を外部に開放する開口部112を備える。よって、コーンバー20の本体部21を、開口部112を通して取り付け部110に嵌め込むことができる。したがって、連結具100へのコーンバー20の取り付けが容易である。
また、取り付け部110は、貫通部111の側面となり、互いに対向し、開口部112を挟んで互いに反対側に位置する一対の壁部113を有する。一対の壁部113のそれぞれが、対向する壁部113に向かう方向の弾性力で、コーンバー20を把持可能である。したがって、連結具100は所定の力でコーンバー20を把持でき、連結具100がコーンバー20に対して滑って移動するおそれが低減する。
また、一対の壁部113の開口部112の側の端部には、貫通部111の方向に突出する突出部114が設けられる。よって、連結具100にコーンバー20が取り付けられたとき、突出部114は、連結具100が備える弾性力でコーンバー20の本体部21の側面を押す。したがって、連結具100に安定してコーンバー20を取り付けられる。
また、開口部112の幅W1は、貫通部111の最大幅W2より小さい。よって、開口部112の幅W1より大きく、貫通部111の最大幅W2と同程度の幅を持つコーンバー20を取り付け部110に嵌め込んだ場合、コーンバー20が開口部112から抜け出ることをおそれが低減する。
また、連結具100は、取り付け部110として、第1取り付け部110A及び第2取り付け部110Bの2個がある。2個の取り付け部110の開口部112は、取り付け部110の貫通部111が互いに反対方向に開放するように設けられる。したがって、取り付け部110へのコーンバー20の取り付け、及び、取り付け部110からのコーンバー20の取り外しが容易である。
また、連結具100は樹脂で一体的に形成されている。したがって、連結具100の製造が容易である。さらに、連結具100は、樹脂の弾性力でコーンバー20を様々な方向から押して固定するため、安定してコーンバー20を把持できる。
また、仕切り1は、連結具100で連結した2本のコーンバー20を用いる。上記のように、2本のコーンバー20は連結具100によって所望の長さになるように連結される。したがって、仕切り1を設置する場所の状況に応じて柔軟に仕切り1の長さを変えられる。
また、仕切り1では、第1コーン10Aと第2コーン10Bとの間に、連結した2本のコーンバー20を配置する。したがって、例えば、第1コーン10Aと第2コーン10Bとの間に荷物が置かれる等して、第1コーン10Aと第2コーン10Bとの間にコーン10を設置できなくても、仕切り1は通行の規制等を行える。
<第2実施形態>
次に、図4を参照して、本実施形態の仕切り2について説明する。図4は、仕切り2の側面図である。仕切り2は、図1に示す仕切り1と同様に、コーン10、コーンバー20、及び、連結具100を備える。それぞれの部材は図1の仕切り1と同様であるため説明は省略する。
第1コーンバー20Aの一方の係合部22は、第1コーン10Aに係合する。第1コーンバー20Aの本体部21は、連結具100の第1取り付け部110Aに取り付けられる。そして、第1コーンバー20Aの両端部よりも内側に第2コーン10Bが配置される。すなわち、第1コーンバー20Aは、第1コーン10Aから、第2コーン10Bの側部を通って、第2コーン10Bの外方に伸びるように配置される。
第2コーンバー20Bの一方の係合部22は、第2コーン10Bに係合する。第2コーンバー20Bの本体部21は、連結具100の第2取り付け部110Bに取り付けられる。そして、第2コーンバー20Bの両端部よりも内側に第1コーン10Aが配置される。すなわち、第2コーンバー20Bは、第2コーン10Bから、第1コーン10Aの側部を通って、第1コーン10Aの外方に伸びるように配置される。
このように、仕切り2は、端部にコーン10を配置する必要がない。したがって、仕切り2を設置したい場所の端部に荷物等が置かれる状況であっても仕切り2を設置できる。
なお、図4の仕切り2も、図1の仕切り1と同様に、連結具100で連結した2本のコーンバー20を用いる。したがって、仕切り2を設置する場所の状況に応じて柔軟に仕切り2の長さを変えられる。
<第3実施形態>
次に、本実施形態の仕切りについて説明する。本実施形態の仕切りは、図1の仕切り1又は図4の仕切り2と同様の構成であり、コーン10とコーンバー20とを備える。ただし、本実施形態の仕切りは、連結具100の代わりに連結具200を備える。
まず、図5を参照して連結具200について説明する。図5(a)は、係止部244が被係止部234に係止した状態の連結具200の外観図である。図5(b)は、係止部244の被係止部234への係止が解除された状態の連結具200の外観図である。
連結具200は、図1の連結具100と同様に、複数のコーンバー20を連結する部材であり、結合部250を備える。結合部250は、複数のコーンバー20を、コーンバー20の軸線方向に垂直な方向からみて重なるように結合可能であり、図5(a)に示すように、所定方向に貫通する中空の貫通部211を備える。結合部250は、貫通部211に2本のコーンバー20を入れることで2本のコーンバー20を結合可能である。
結合部250は、第1基部230と第2基部240と回転軸260とを備える。
第1基部230は、底部231と、底部231の両端から第2基部240の側に伸びる一対の第1壁部232及び第2壁部233とを備える。底部231と、第1壁部232及び第2壁部233とにより、凹部212が形成される。図5(a)に示すように、凹部212の両側面となる第1壁部232及び第2壁部233が形成されていない側面は開放されている。底部231は、突起236を備える。突起236は、底部231における第2基部240側の面であって、第1壁部232及び第2壁部233の中間部分に形成され、第2基部240の方向に突出する。凹部212には、突起236を中心として、2本のコーンバー20を平行に載せることができる。凹部212の開口部の幅は、例えばコーンバー20の最大幅の2倍程度の大きさとなる。
第2基部240も、第1基部230と同様に、底部241と、底部241の両端から第1基部230の側に伸びる一対の第1壁部242及び第2壁部243とを備える。そして、底部241と、第1壁部242及び第2壁部243とにより凹部212が形成される。底部241は、第1基部230の底部231と同様に、第1基部230の側の面に、突起246を備える。
第1基部230及び第2基部240は、それぞれプラスチック、アルミ、又は、鉄等の剛性が高い素材等で形成される。
回転軸260は、第1基部230の第2壁部233における底部231の反対側の端部と、第2基部240の第2壁部243における底部241の反対側の端部とを、第1基部230と第2基部240とが回転軸260を中心に回転可能なように繋ぐ。
第2基部240の第1壁部242における底部241の反対側の端部には係止部244が設けられる。第1基部230の第1壁部232における底部231の反対側の端部には被係止部234が設けられる。係止部244はフックの形状であり、被係止部234は突起の形状であって、係止部244を被係止部234に引掛けることで、図5(a)に示すように、係止部244を被係止部234に係止でき、第1基部230と第2基部240とを係合可能である。係止部244を被係止部234に係止させている状態を係止状態と呼ぶ。
係止部244の被係止部234への係止を解除すると、図5(b)に示すように第1基部230又は第2基部240を、回転軸260を中心に回転させて、第1基部230の凹部212、及び、第2基部240の凹部212を外部に露出させることができる。係止部244の被係止部234への係止を解除して、凹部212を外部に露出させた状態を準備状態と呼ぶ。
図5(a)に示す係合状態の連結具200を考える。係止部244が設けられる第1基部230の第1壁部232の端部を第1の分割線、回転軸260を第2の分割線とすると、第1基部230及び第2基部240は、結合部250を第1の分割線及び第2の分割線で分割した形状といえる。そして、第1基部230及び第2基部240は、それぞれ貫通部211と接する面を備える。
次に、図6を参照して、コーンバー20の連結具200への取り付け及び取り外し方法について説明する。図6は、コーンバー20の連結部分の拡大図である。
まず、作業者は、係止部244の被係止部234への係止を解除して、連結具200を、図5(b)に示す準備状態にする。そして、第1基部230の凹部212又は第2基部240の凹部212に、2本のコーンバー20を並べて配置する。
次に、作業者は、係止部244を被係止部234に係止させて、連結具200を係合状態にする。これにより、図6に示すように、連結具200に2本のコーンバー20が平行に取り付けられる。
また、作業者は、係止部244の被係止部234への係止を解除することで、連結具200から2本のコーンバー20を取り外すことができる。
以上説明したように、第1基部230及び第2基部240は、回転軸260を中心に互いに回転自在であり、係止部244を被係止部234に係止させることで、第1基部230及び第2基部240は係合する。したがって、図6に示すように、貫通部211に2本のコーンバー20を入れて係止部244を被係止部234に係止させることで、コーンバー20が連結具200から脱落するおそれが低減する。
また、第1基部230の底部231及び第2基部240の底部241は、突起236を備える。したがって、貫通部211に2本のコーンバー20を入れたとき、突起236によってコーンバー20が安定して、貫通部211内でのコーンバー20の移動が抑制される。
また、上記の実施形態と同様に、コーンバー20が1本分以上の長さであって2本分以下の長さである所望の長さになるように、2本のコーンバー20を連結できる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態では、2本のコーンバー20を1個の連結具100、200で連結する。しかし、2本のコーンバー20を複数の連結具100、200で連結してもよい。このとき、それぞれの連結具100、200は、コーンバー20の異なる位置で2本のコーンバー20を連結する。したがって、コーンバー20の連結が安定する。
また、3本以上のコーンバー20を2個以上の連結具100、200で連結してもよい。このとき、それぞれのコーンバー20を、他のコーンバー20の1本と一部重なるように配置し、重なった部分を少なくとも1個の連結具100、200で連結する。
また、連結具100の貫通部111、又は、連結具200の貫通部211には、2本以上のコーンバー20を入れられるようにしてもよい。
以上、本発明を上記した実施形態と共に説明したが、本発明は上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能であり、上記した実施形態を適宜、組み合わせてもよい。
1 仕切り、2 仕切り、10 コーン、20 コーンバー、100 連結具、110 取り付け部、200 連結具、230 第1基部、240 第2基部

Claims (8)

  1. コーンバーを連結する連結具であって、
    複数の前記コーンバーを、前記コーンバーの軸線方向に垂直な方向からみて重なるように結合可能な結合部を備えることを特徴とする連結具。
  2. 前記結合部は、前記コーンバーを入れることができて所定方向に貫通する中空の貫通部を備え、前記貫通部に前記コーンバーを入れることで前記コーンバーを取り付け可能な取り付け部を複数有し、
    それぞれの前記取り付け部の前記貫通部は、前記貫通部の前記所定方向からみたとき、他の前記取り付け部の前記貫通部と重ならないことを特徴とする請求項1に記載の連結具。
  3. 前記取り付け部は、さらに、前記所定方向の一方の端部から他方の端部まで伸びて前記貫通部を外部に開放する開口部を備えることを特徴とする請求項2に記載の連結具。
  4. 前記取り付け部は、前記貫通部の側面と接し、互いに対向し、前記開口部を挟んで互いに反対側に位置する一対の壁部を有し、
    一対の前記壁部のそれぞれが、対向する前記壁部に向かう方向の弾性力で、前記コーンバーを把持可能であることを特徴とする請求項3に記載の連結具。
  5. 一対の前記壁部の前記開口部の側の端部には、前記貫通部の方向に突出する突出部が設けられることを特徴とする請求項4に記載の連結具。
  6. 前記開口部の幅は、前記貫通部の最大幅より小さいことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の連結具。
  7. 前記結合部は、複数の前記コーンバーを重ね合わせて入れることができて所定方向に貫通する中空の貫通部を備え、前記貫通部に複数の前記コーンバーを入れることで複数の前記コーンバーを結合可能であることを特徴とする請求項1に記載の連結具。
  8. 前記結合部は、前記所定方向の一方の端部から他方の端部まで伸びる2本の異なる分割線で前記結合部を分割した形状であって前記貫通部の側面に接する第1基部と第2基部とを備え、
    前記第1基部と前記第2基部とは、前記分割線の一方にある回転軸を中心に互いに回転自在であって、前記分割線の他方の少なくとも一部の領域で互いに係合可能であることを特徴とする請求項7に記載の連結具。
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