JP2018022093A - 電子機器及び監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】交換ユニットの盗難防止機能を簡単な構成で実現する。【解決手段】カメラ本体2に対してレンズユニット1の脱着が可能な監視カメラ100では、操作部材3がカメラ本体2の内部側へ押し込まれた状態でレンズユニット1の取り外しが可能となる。操作部材3の押し込みを規制する操作規制部12cと操作部材3の押し込みを可能とする規制解除部12bとを有する操作制御部材12とを回転可能にカメラ本体2に配置する。また、操作制御部材12の回転を規制する回転規制部材11と、回転規制部材11を駆動するロックモータ10を設ける。通信ネットワークを介した外部の情報処理端末からの指令によってロックモータ10の駆動を制御することで、カメラ本体2に対してレンズユニット1が取り付けられた状態では回転規制部材11により操作制御部材12の回転を規制して操作部材3の押し込みが規制される状態に保持する。【選択図】図4

Description

本発明は、機器本体に対する交換ユニットの脱着が可能な電子機器に関し、特に、交換ユニットの機器本体に対する脱着を規制する技術に関する。
例えば、屋外や店内等に設置される監視カメラとして、用途や撮影目的に応じて撮影画角等を変更するために、カメラ本体に対してレンズユニットの交換が可能な構造となっているものが知られている。このような監視カメラでは、レンズユニットがいたずらや盗難等によって取り外されるのを防止するためのロック機構が必要とされる。
そこで、例えば、特許文献1には、レンズユニットをロックするロックピンに指紋センサを搭載し、レンズ交換時には指紋の照合を行ったうえでロックを解除する技術が記載されている。また、特許文献2には、三脚座を備えた交換レンズ装置の三脚座の内部に盗難防止部材を装着可能なロック装着部を設ける技術が記載されている。
特開2012−159627号公報 特開2012−37693号公報
監視カメラによって取得した映像は、通信ネットワークを介して監視員等に監視され、録画されることが多いため、監視カメラの設置場所と、監視カメラからの映像の監視や録画の開始/停止を操作する場所とは物理的に離れていることが殆どである。そのため、例えば、録画操作を行う場所で録画停止を行わずに、監視カメラの設置場所でレンズユニットを外してしまった場合には、何も写っていない不要な映像が録画されてしまうことになる。そこで、映像録画の停止指令が通信ネットワークを介して出されている場合に、レンズユニットの脱着を行うことができる構成が必要となる。一方で、録画が停止されている状態であればレンズユニットを外すことができる構成では、盗難防止機能が十分とは言えない。このような要求に対して、上記特許文献1では、指紋の照合でレンズユニットのロックを解除するので、通信ネットワーク操作を介した録画の開始/停止に関係なくレンズを外すことが可能になってしまう。また、上記特許文献2に記載された技術は、三脚座を備えていない監視カメラには適用することができない。
本発明は、機器本体から交換ユニットを容易には外すことができない盗難防止機能を簡単な構成で実現した電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、交換ユニットの脱着が可能な機器本体を有する電子機器であって、前記機器本体は、前記交換ユニットの前記機器本体からの取り外しを規制する第1のロック機構と、前記第1のロック機構の動作を規制する第2のロック機構と、を備え、前記第1のロック機構は、前記交換ユニットと係合する係合部材と、前記係合部材と連結され、外部からの操作により前記交換ユニットと前記係合部材との係合を解除する操作部材と、を有し、前記第2のロック機構は、第1の領域と第2の領域とを有し、前記操作部材が前記第1の領域と対向する第1の状態と前記第2の領域と対向する第2の状態との間で遷移が可能な操作制御部材と、前記操作制御部材の動作を規制する規制部材と、前記規制部材を駆動する駆動手段と、外部装置と通信可能に接続された制御手段と、を有し、前記第1の状態では前記操作部材の操作により前記交換ユニットと前記係合部材との係合を解除することができ、前記第2の状態では前記交換ユニットと前記係合部材との係合を解除するための前記操作部材の操作が規制され、前記制御手段は、前記外部装置からの指令に従って前記駆動手段の駆動を制御し、前記規制部材が前記操作制御部材の動作を規制すると共に前記操作制御部材を少なくとも前記第2の状態に保持することを特徴とする。
本発明によれば、機器本体から交換ユニットを容易には外すことができない盗難防止機能を簡単な構成で実現することができる。
本発明の第1実施形態に係る監視カメラ及びカメラ本体の概略斜視図である。 カメラ本体に設けられたロックピンの動作を説明する図である。 監視システムの概略構成を示す図である。 カメラ本体に設けられたロック機構の概略構成を説明する斜視図と、ロック機構を構成する操作制御部材の構造を示す正面図である。 ロック機構の概略構成を説明する側面図である。 レンズユニットをマウントに取り付ける際のロック機構の動作を説明する図である。 ロック機構を構成する操作制御部材の回転操作を可能とするためのロック部材の動作と操作制御部材の回転操作を説明する図である。 図7(b)に対応する側面図及び断面図である。 ロック機構を構成する操作制御部材の回転操作を規制するためのロック部材の動作を説明する正面図である。 本発明の第2実施形態に係る監視カメラの概略斜視図及び監視システムの概略構成を示す図である。 カメラ本体に設けられたロック機構の概略構成を説明する斜視図である。 カメラ本体に設けられたロック機構の概略構成を説明する図である。 カメラ本体に対するレンズユニットの脱着操作のためのカメラ制御部での制御を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明に係る電子機器の一例として監視カメラを取り上げ、監視カメラを備える監視システムについて説明する。
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る監視カメラ100の概略構成を示す正面斜視図である。以下の説明で、適宜、用いるように、監視カメラ100は、大略的に、機器本体であるカメラ本体2と、カメラ本体2に対して脱着可能な交換ユニットの一例であるレンズユニット1とで構成されている。
カメラ本体2の正面には、レンズユニット1を交換する際の操作に用いられる操作部材3が配置されており、操作部材3は、片寄せばね(不図示に)による付勢力によって、光軸Lの軸方向を撮影方向側(被写体側)へ向けて付勢されている。詳細は後述するが、片寄せばねの付勢力に抗して操作部材3をカメラ本体2の内部側へ押し込むことにより、レンズユニット1の取り外しが可能となる。また、カメラ本体2の正面には、外部から操作制御部材12(後述の図4参照)を操作するために所定の工具(例えば、六角レンチ(不図示))を挿入するための外部操作穴4が設けられている。作業者は、所定の工具を外部操作穴4に差し込むことで、操作制御部材12を操作することができ、その詳細については後述する。なお、本実施形態で「作業者」とは、監視カメラ100の設置場所にいて、レンズユニット1の交換処理を行う者を指す。
カメラ本体2においてレンズユニット1を通して入射した光束が結像する位置には、CCDセンサ又はCMOSセンサ等の撮像素子(光電変換素子)を含む撮像部9(図3参照)が設けられている。カメラ本体2には、監視カメラ100を外部装置(不図示)から制御するために、監視カメラ100と外部装置とを通信可能に接続するための通信ユニットが設けられている。また、カメラ本体2には、通信ユニットを介して、撮像素子からの出力映像を外部装置へ送信し、外部装置から取得した指令に基づいて撮像素子やレンズユニット1を制御する等、監視カメラ100の全体的な制御を行うカメラ制御部が設けられている。撮像制御や通信制御には周知の技術を用いることができ、ここでの詳細な説明は省略する。
図1(b)は、カメラ本体2の概略構成を示す正面斜視図である。カメラ本体2の正面には、レンズユニット1を取り付けるためのマウント部5が設けられている。レンズユニット1とマウント部5とは、周知のバヨネット構造によって結合される。つまり、マウント部5の内周には、周方向に略等間隔で3カ所に爪部5aが形成されており、それぞれの爪部5aとレンズユニット1に設けられた3カ所の爪部(不図示)とが係合することで、レンズユニット1はマウント部5に結合する。
マウント部5の前面には、レンズユニット1に設けられた嵌合穴と係合可能なロックピン6(係合部材)が設けられている。図2は、ロックピン6の動作を説明する図であり、レンズユニット1をマウント部5から取り外す手順について、図2を参照して説明する。ロックピン6は操作部材3と連結されており、操作部材3が操作されていない(カメラ本体2の前面から突出している)状態では、ロックピン6は図2に矢印Aで示す方向(撮影方向)に突出する。レンズユニット1がマウント部5に正常に装着されている状態では、ロックピン6がレンズユニット1に設けられた嵌合穴1aに挿入された状態となっており、レンズユニット1の光軸まわりの回転操作(光軸Lを中心軸とした回転操作)は規制される。
操作部材3をカメラ本体2の内部側へ押し込むことにより、ロックピン6を図2に矢印Bに示す方向に移動させて、ロックピン6の先端がマウント部5の表面から沈みこんだ状態とすることができる。この状態で、レンズユニット1をカメラ本体2に対して光軸まわりに回転させ、レンズユニット1に設けられた爪部とマウント部5に設けられた爪部5aとの係合を解除することによって、レンズユニット1をカメラ本体2から取り外すことができる。レンズユニット1のマウント部5に対する装着は、前述の取り外し手順の逆手順によって行うことができ、その説明は省略する。
図3は、監視カメラ100を含む監視システムの概略構成を説明する図である。監視システムは、監視カメラ100の動作制御を行うための外部装置の一例である情報処理端末7を有する。カメラ本体2は、カメラ制御部8と、撮像素子を含む撮像部9と、ロックモータ10を有する。情報処理端末7は、例えば、パーソナルコンピュータであり、以下、情報処理端末7を「PC7」と表記する。PC7は、通信ネットワークを介してカメラ本体2に実装されたカメラ制御部8と通信可能に接続されており、監視カメラ100の動作を制御するための指令信号をカメラ制御部8に対して送信する。
カメラ制御部8は、CPU、ROM及びRAM等を含み、PC7からの指令信号に基づき、監視カメラ100の全体的な動作を制御する制御手段である。カメラ制御部8は、PC7からの撮影指示に応じて、撮像部9により撮影された映像をPC7へ通信ネットワークを介して送信する。こうして、PC7が監視カメラ100の設置場所から離れた場所にあっても、監視カメラ100で撮影される映像のモニタリングや録画が可能になる。なお、ロックモータ10は、カメラ制御部8により駆動制御される。ロックモータ10の駆動形態と機能については、後述する。
図4(a)は、カメラ本体2に設けられたロック機構の概略構成を説明する斜視図である。ロック機構は、操作部材3、ロックピン6、ロックモータ10、回転規制部材11及び操作制御部材12を有する。ロック機構は、以下に説明するように、レンズユニット1の光軸まわりの回転(レンズユニット1のカメラ本体2からの取り外し)を規制する第1のロック機構と、第1のロック機構の動作を規制する第2のロック機構に分けることができる。
ロックモータ10は、カメラ制御部8からの駆動指令に従って、不図示の駆動回路(ドライバ)から供給される駆動信号によって駆動され、ギア部10bを介して回転出力を回転規制部材11へ出力する。回転規制部材11は、ロックモータ10のギア部10bと噛合するギア部11bと、操作制御部材12と係合する係合凸部11aを有し、ロックモータ10の駆動に応じて光軸Lと略平行な中心軸L1の軸まわりに回転可能に配置されている。操作制御部材12は、操作部材3をカメラ本体2の内部側へ押し込む操作の許可/禁止を司る(レンズユニット1の脱着操作の可否を司る)部材であり、光軸Lと略平行な中心軸L2の軸まわりに回転可能に配置されている。
図4(b)は、操作制御部材12の構造を示す正面図である。円板状の部材である操作制御部材12の中心には外部操作部12dが形成されており、操作制御部材12は、光軸Lの軸方向から見たときに、外部操作部12dが外部操作穴4と重なる位置に配置される。ここでは、操作制御部材12を操作する工具として六角レンチを前提としており、そのため、外部操作部12dの形状は六角穴となっている。但し、操作制御部材12を操作する工具は、六角レンチに限定されるものではなく、別の形状のものを用いてもよく、外部操作部12dの形状は、操作制御部材12を操作する工具の形状に合わせればよい。例えば、操作制御部材12の操作に四角柱状の棒状部材を用いる場合、外部操作部12dの穴形状を、四角柱状の棒状部材と係合する四角穴とすればよい。
操作制御部材12の外周部には、回転規制部材11の係合凸部11aと係合可能な第1の係合凹部12a1と第2の係合凹部12a2が形成されている。また、操作制御部材12の外周部には、操作部材3のカメラ本体2の内部側への押し込み操作を可能にする切り欠き部(凹部)としての規制解除部12b(第1の領域)が設けられている。操作制御部材12における第2の係合凹部12a2と規制解除部12bとの間の領域は、操作部材3の押し込み操作を規制する操作規制部12c(第2の領域)となっている。
図5は、ロック機構の概略構成を説明する側面図であり、不図示のレンズユニット1がマウント部5に装着された状態を示している。操作部材3とロックピン6は、マウント部5の裏面側で連結されている。操作部材3は、不図示の付勢手段により、光軸Lと略平行な矢印Z1方向(撮影方向)に付勢されている。よって、ロックピン6も矢印Z1方向に付勢されて、マウント部5の表面から突出している。操作部材3の背面側(カメラ本体2の内部側(操作制御部材12側))には軸部3aが設けられており、操作部材3と操作制御部材12は、操作制御部材12の外周部が軸部3aと対向するように配置されている。
続いて、レンズユニット1の脱着時のロック機構の動作について説明する。図6は、レンズユニット1をマウント部5に取り付ける際のロック機構の動作を説明する図であり、図6(a)は側面図であり、図6(b)は図6(a)に示す矢視A−Aの断面図である。カメラ本体2へレンズユニット1を取り付けるときには、図6(b)に示すように、光軸Lの軸方向から見て、軸部3aが操作制御部材12の規制解除部12bと対向した状態で、操作制御部材12の回転操作は回転規制部材11によって規制されている。なお、図6(b)の状態とするためのロックモータ10の制御と操作制御部材12の操作との関係については後述する。
図6(b)に示す状態は、操作部材3をカメラ本体2の内部側への押し込みが可能となっている状態(第1の状態)である。図6(b)に示す状態では、作業者が操作部材3をカメラ本体2の内部側(図6(a)に示す矢印Z2方向)に押し込んだときに、軸部3aは操作制御部材12に当接しない。そのため、軸部3aが規制解除部12bへ押し込まれ、これに応じて、ロックピン6がマウント部5から沈みこんだ位置(退避位置)へ移動する。こうして操作部材3がカメラ本体2の内部側へ押し込まれた状態で、光軸Lの軸方向から見てレンズユニット1に設けられた爪部とマウント部5に設けられた爪部5aとが重ならないように、レンズユニット1のマウント面をマウント部5の表面に押し当てる。そして、光軸まわりにレンズユニット1を所定の方向に回転させることにより、バヨネット係合によってレンズユニット1をマウント部5に取り付けることができる。その後、操作部材3の押し込みを解除することにより、ロックピン6がレンズユニット1に設けられた嵌合穴1aに挿入されることで、レンズユニット1の回転が規制された仮固定の状態となる。
なお、軸部3aが規制解除部12bと対向した状態となっている場合には、作業者は、操作部材3を操作せずとも、レンズユニット1のマウント面をマウント部5に押し当てることでロックピン6をマウント部5の内部へ沈みこませることができる。この状態でレンズユニット1を光軸まわりに回転させることによっても、レンズユニット1をマウント部5に仮固定された状態とすることができる。
ここで、係合凸部11aと第2の係合凹部12a2との係合を解除しなければ、操作制御部材12を回転操作することはできない。そして、操作制御部材12の位置が変わらなければ、操作部材3の操作が可能であるため、取り付けられたレンズユニット1は、上述の手順と逆の手順でマウント部5から取り外すことができる。このような観点から、ロックピン6と嵌合穴1aとの係合によりレンズユニット1の回転が規制されているが、操作部材3の操作によりレンズユニット1の取り外しが可能な状態を、本実施形態では「仮固定の状態」と称呼する。
次に、操作部材3の操作を不可能にし(カメラ本体2の内部側への押し込みができない状態とし)、仮固定の状態にあるレンズユニット1をカメラ本体2から取り外すことができない本固定の状態へと遷移させるための操作について説明する。図7(a)は、操作制御部材12の回転操作を可能とするための回転規制部材11の動作を説明する正面図である。図7(b)は、回転規制部材11によるロックが解除された操作制御部材12の回転操作を説明する正面図である。図8(a)は、図7(b)に対応する側面図である。図8(b)は、図8(a)に示す矢視B−Bの断面図である。
操作制御部材12の回転操作を行うためには、係合凸部11aと第2の係合凹部12a2との係合を解除する必要があり、そのためには、ロックモータ10を駆動して、回転規制部材11を中心軸L1まわりに所定角度回転させる必要がある。そこで、オペレータによるPC7の操作により、PC7からカメラ制御部8に対して、回転規制部材11を図7(a)に示す矢印U方向に所定角度回転させるようにロックモータ10を回転駆動する指令が送信される。この指令を受けたカメラ制御部8がロックモータ10を駆動することにより、図7(a)に示すように、係合凸部11aと第2の係合凹部12a2との係合が解除される。係合凸部11aと第2の係合凹部12a2との係合が解除されると、作業者による操作制御部材12の回転操作が可能となる。
ここで、操作制御部材12はカメラ本体2の内部部品であって、外部からの視認は困難である。そのため、作業者は操作制御部材12をどの方向に回転させてよいかわからなくなるおそれがある。そこで、操作制御部材12は、不図示のストッパ部により、回転角度が規制されている。具体的には、操作制御部材12を図7(b)に示す矢印W方向に回転させると、軸部3aが操作制御部材12の操作規制部12cと対向する位置に来たときに、ストッパ部により、操作制御部材12をそれ以上回転させることができないようになっている。図7(b)及び図8(b)は、操作制御部材12が矢印W方向への回転が規制された位置にあるときの状態を示している。矢印W方向への回転が規制された操作制御部材12の回転位置は、回転規制部材11の係合凸部11aと操作制御部材12に設けられた第1の係合凹部12a1との係合が可能な回転位置となっている。なお、図7(b)及び図8(b)に示した回転位置にある操作制御部材12を矢印W方向の反対方向に回転させると、操作制御部材12は、図7(a)の状態に戻り、それ以上はストッパ部により回転させることができなくなる。
軸部3aが操作規制部12cと対向する所定位置にあるときには、操作部材3をカメラ本体2の内部側へ向けて押し込もうとしても、軸部3aが操作規制部12cに当接するために、ロックピン6をマウント部5の表面から沈みこませることができない。そこで、この状態で操作制御部材12の回転を規制するために、係合凸部11aと第1の係合凹部12a1とを係合させる。これにより、レンズユニット1を本固定することができる。つまり、レンズユニット1が本固定された状態とは、ロックピン6と嵌合穴1aとの係合によりレンズユニット1の回転が規制され、且つ、外部からの操作部材3及び操作制御部材12の操作が不可能なためにレンズユニット1の取り外しができない状態を指す。
図9は、操作制御部材12の回転操作を規制するための回転規制部材11の動作を説明する正面図である。PC7のオペレータは、PC7からカメラ制御部8に対して、回転規制部材11を図9に示す矢印V方向に所定角度回転させるようにロックモータ10を回転駆動する指令を送信する。この指令を受けたカメラ制御部8がロックモータ10を駆動することにより、回転規制部材11が回動し、係合凸部11aと第1の係合凹部12a1とが係合する。これにより、操作部材3と操作制御部材12の両方を操作することができなくなることで、作業者はレンズユニット1をカメラ本体2から取り外すことができなくなる。このことは、第三者もまたレンズユニット1をカメラ本体2から取り外すことができなくなることでもあり、レンズユニット1の第三者による盗難を防止することができる。
本固定されたレンズユニット1をカメラ本体2から取り外す手順は、上述したレンズユニット1をカメラ本体2に取り付ける手順の逆手順で行えばよく、以下に簡単に説明する。最初に、オペレータによるPC7の操作により、監視カメラ100から映像の取得と録画が停止される。これにより、レンズユニット1の交換中の実質的に何も写っていない不要な映像が録画されることによって録画サーバ等の記憶手段の記憶容量が減ってしまうのを防止することができる。
レンズユニット1がカメラ本体2に本固定された状態では、操作制御部材12と回転規制部材11とが図9に示す状態となることで、操作部材3のカメラ本体2の内部側への押圧が規制された状態(第2の状態)となっている。そこで、オペレータによるPC7の操作により、PC7から通信ネットワークを経由してカメラ制御部8に対して、回転規制部材11を矢印V方向の反対方向に回動させるようにロックモータ10を回転駆動する指令が送信される。カメラ制御部8がロックモータ10を駆動し、回転規制部材11を回動させることで、回転規制部材11の係合凸部11aと操作制御部材12の第1の係合凹部12a1との係合が解除され、これにより、図7(b)に示した状態となる。続いて、操作部材3の軸部3aと操作制御部材12の規制解除部12bが対向するように、作業者が所定の工具を用いて操作制御部材12を回転操作することで、図7(a)に示した状態とすることができる。
続いて、オペレータによるPC7の操作により、PC7から通信ネットワークを経由してカメラ制御部8に対して、係合凸部11aが第2の係合凹部12a2と係合するように回転規制部材11を回動させるようにロックモータ10を回転駆動する指令が送信される。これにより、図6(b)に示した状態となり、操作部材3を操作する間に操作制御部材12が回転することはないため、作業を確実に進めることができる。作業者が操作部材3をカメラ本体2の内部側へ押し込むことによってレンズユニット1の嵌合穴1aとロックピン6との係合を解除し、レンズユニット1を光軸まわりに回転させることで、レンズユニット1がカメラ本体2から取り外される。その後、別のレンズユニット1が取り付けられると、オペレータは監視カメラ100からの映像の取得と録画を再開する。
上記の通りに、カメラ本体2に対するレンズユニット1の脱着作業は、作業者とオペレータとが協働して行う必要がある。作業者とオペレータとの間で作業の進行状況を相手に知らせるための方法には周知の方法を用いることができ、特に限定されるものではない。例えば、作業者とオペレータは、電話による会話によって、作業状況を相手に知らせればよい。また、作業者が携帯電話やスマートフォン等の所定のキーを作業の進行度合いに応じて押下することにより、PC7のオペレータに作業者の作業状況が把握可能なシステムとしてもよい。作業者がスマートフォンやタブレット端末で専用のアプリケーションを立ち上げ、アプリケーションの操作によって作業状況がオペレータにわかる構成となっていてもよく、この場合にPC7からの指令送信が自動化された構成としてもよい。
以上、監視カメラ100を有する監視システムによれば、PC7からの指令により、レンズユニット1の交換時以外はレンズユニット1の脱着ができない状態を維持することができる。また、外部操作穴4を通した操作制御部材12の回転操作が必要なことは、カメラ本体2の外部からの認識が困難である。これらにより、高い盗難防止機能を実現することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図10(a)は、本発明の第2実施形態に係る監視カメラ100Aの概略構成を示す正面斜視図である。図10(b)は、監視カメラ100Aを含む監視システムの概略構成を説明する図である。監視カメラ100Aにおいて、第1実施形態に係る監視カメラ100と共通する要素については、同じ符号を付して重複する説明を省略する。
監視カメラ100Aは、レンズユニット1と、カメラ本体2Aと、操作部材3を有する。カメラ本体2Aは、その前面に外部操作穴4が設けられていない点で、監視カメラ100を構成するカメラ本体2と異なる。カメラ本体2Aには、カメラ制御部8、撮像部9、ロックモータ10及びNFC51が設けられている。NFC51は、近距離無線通信(Near Field Communication)を行うモジュールである。作業者は、レンズユニット1の脱着作業を行うに際して、NFC51との近距離無線通信が可能な端末であるNFC52を所持する。NFC52は、通信ネットワークを介してPC7との間で通信を行うための通信モジュールも備えている。NFC52は、例えば、近距離無線通信機能を備える携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等の携帯通信端末である。
監視システムを構成する情報処理端末であるPC7は、近距離無線通信を行うためのNFC53を備える。また、PC7は、通信ネットワークを通じて監視カメラ100Aのカメラ制御部8と通信可能であり、且つ、通信ネットワークを通じてNFC52とも通信可能である。本実施形態では、PC7とNFC52とが近距離無線通信が可能な位置関係にあるときには、PC7はNFC53を介してNFC52との近距離無線通信を行う。一方、PC7とNFC52とが近距離無線通信を行うことができない位置関係にあるときには、PC7は通信ネットワークを介してNFC52と通信を行う。
図11は、カメラ本体2Aが備えるロック機構の概略構成を説明する斜視図である。カメラ本体2Aは、マウント部5、ロックピン6、操作部材3、操作制御部材22及びロックモータ10を備える。マウント部5、ロックピン6、操作部材3及びロックモータ10はそれぞれ、第1実施形態に係る監視カメラ100が備えるものと同じであるため、説明を省略する。操作制御部材22は、中心軸L2の軸まわりに回転可能に配置されており、操作制御部材22の外周の一部には、ロックモータ10に設けられたギア部10bと噛合するギア部22mが形成されている。よって、ロックモータ10を駆動することにより、ギア部10b,22mを介して操作制御部材22を回転させることができる。また、操作制御部材22の外周の一部には、規制解除部22bとして機能する凹部が形成されている。また、操作制御部材22の外周部における規制解除部22bとギア部10bの間の領域は、操作部材3のカメラ本体2Aの内部側への押し込みを規制する操作規制部22cとして機能する。
図12(a)は、カメラ本体2Aが備えるロック機構の概略構成を説明する側面図である。図12(b)は、図12(a)に示す矢視C−Cの第1の断面図であり、図12(c)は、図12(a)に示す矢視C−Cの第2の断面図である。ロックモータ10が操作制御部材22を回転させることで、操作制御部材22は、操作部材3に設けられた軸部3aに対して光軸Lの軸方向において規制解除部22bが対向する回転位置と操作規制部22cが対向する回転位置のいずれかの回転位置に保持される。図12(b)に示すように、軸部3aが光軸Lの軸方向において規制解除部22bと対向する場合、操作部材3をカメラ本体2Aの内部側へ押し込んで、ロックピン6とレンズユニット1に設けられた嵌合穴1aとの係合を解除することができる。一方、図12(c)に示すように、軸部3aが光軸Lの軸方向において操作規制部22cが対向する場合には、操作部材3をカメラ本体2Aの内部側へ押し込むことができず、よって、ロックピン6と嵌合穴1aとの係合を解除することはできない。操作部材3のカメラ本体2Aの内部側への押し込みの可否によってレンズユニット1のマウント部5に対する脱着の可否が決まる点は、第1実施形態と同じであるので、より詳細な説明は省略する。
次に、カメラ本体2Aに対するレンズユニット1の脱着操作について説明する。図13(a)は、カメラ本体2Aに対してレンズユニット1を取り付ける際のカメラ制御部8の制御を説明するフローチャートである。前提として、カメラ本体2Aの内部において、操作制御部材22は、図12(b)に示す回転位置にあり、操作部材3のカメラ本体2Aの内部側への押し込みが可能になっているものとする。また、作業者は、操作部材3を操作してレンズユニット1をカメラ本体2Aのマウントに装着し、レンズユニット1がカメラ本体2Aに対して仮固定された状態にあるものとする。
ステップS101においてカメラ制御部8は、レンズユニット1を本固定するために操作制御部材22を回転させる指令(以下「本固定指令」という)をPC7から受信したか否かを判定する。カメラ制御部8は、本固定指令を受信するまで待機し(S101でNO)、本固定指令を受信したと判定した場合(S101でYES)、処理をステップS102へ進める。ここで、PC7は、NFC52から発信された本固定指令を受信した場合に、カメラ制御部8に対して本固定指令を送信する。つまり、作業者が所持しているNFC52を操作し、NFC52からPC7に対して本固定指令を送信しない限り、ステップS101の判定が「YES」となることはない。NFC52とPC7との間の通信方法は、前述の通り、NFC52とPC7の位置関係に応じて近距離無線通信又は通信ネットワークを介した通信のいずれか一方が用いられる。PC7からカメラ制御部8への本固定指令の送信は、PC7により自動で行われてもよいし、PC7のオペレータが行ってもよい。
ステップS102においてカメラ制御部8は、NFC51を介して本固定指令を受信したか否かを判定する。カメラ制御部8は、本固定指令を受信するまで待機し(S102でNO)、本固定指令を受信したと判定した場合(S102でYES)、処理をステップS103へ進める。ここで、作業者が所持しているNFC52を操作し、本固定指令をNFC51に対して送信しない限り、ステップS102の判定が「YES」となることはない。ステップS103においてカメラ制御部8は、ロックモータ10を駆動し、操作制御部材22を図12(b)の回転位置から図12(c)の回転位置へと遷移させる。これにより、レンズユニット1の本固定が完了する。
図13(b)は、カメラ本体2Aからレンズユニット1を取り外す際のカメラ制御部8での制御を説明するフローチャートである。ステップS201の開始前には、カメラ本体2Aの内部において操作制御部材22は、ステップS103の処理によって図12(c)に示す回転位置にあり、操作部材3をカメラ本体2Aの内部側へ押し込むことはできなくなっているものとする。
ステップS201においてカメラ制御部8は、レンズユニット1の本固定を解除するために操作制御部材22を回転させる指令(以下「解除指令」という)をPC7から受信したか否かを判定する。カメラ制御部8は、解除指令を受信するまで待機し(S201でNO)、解除指令を受信したと判定した場合(S101でYES)、処理をステップS202へ進める。ここで、PC7は、NFC52から発信された解除指令を受信した場合に、カメラ制御部8に対して解除指令を送信する。つまり、作業者が所持しているNFC52を操作し、NFC52からPC7に対して解除指令を送信しない限り、ステップS201の判定が「YES」となることはない。NFC52とPC7との間の通信方法、PC7からカメラ制御部8への解除指令の送信は、本固定指令の送信の場合と同様であるので、説明を省略する。
ステップS202においてカメラ制御部8は、NFC51を介して解除指令を受信したか否かを判定する。カメラ制御部8は、解除指令を受信するまで待機し(S202でNO)、解除指令を受信したと判定した場合(S202でYES)、処理をステップS203へ進める。ここで、作業者が所持しているNFC52を操作し、解除指令をNFC51に対して送信しない限り、ステップS202の判定が「YES」となることはない。ステップS203においてカメラ制御部8は、ロックモータ10を駆動し、操作制御部材22を図12(c)の回転位置から図12(b)の回転位置へと遷移させる。これにより、レンズユニット1はカメラ本体2Aに仮固定された状態となるため、作業者は、操作部材3を操作してレンズユニット1をカメラ本体2Aから取り外すことができる。
このように、監視カメラ100Aでは、カメラ制御部8は、PC7からの本固定指令と監視カメラ100Aの設置場所においてNFC51を介したNFC52からの本固定指令との両方の本固定指令とを受信しなければ、レンズユニット1が本固定されない。同様に、監視カメラ100Aでは、カメラ制御部8は、PC7からの解除指令と監視カメラ100Aの設置場所においてNFC51を介したNFC52からの解除指令との両方の解除指令とを受信しなければ、レンズユニット1の本固定を解除しない。よって、確実にレンズユニット1を本固定することができると共に、第1実施形態と同様に、高い盗難防止機能を実現することができる。また、操作制御部材22の回転位置を変えるために特別な工具を用いた作業を必要とせず、レンズユニット1の脱着を一眼レフカメラに採用されている手法と同様の、操作部材3を押し込んでレンズユニット1を回転させる操作によって行うことができる。そのため、監視カメラ100Aの設置やレンズユニット1の交換を容易に行うことができる。
なお、ステップS101とステップS102の順序は逆であってもよく、同様に、ステップS201とステップS202の順序は逆であってもよい。また、PC7による監視カメラ100Aからの映像の取得と録画の開始/停止は、第1実施形態と同様に行うことができるため、説明を省略する。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。例えば、操作制御部材12として第2の係合凹部12a2が形成された構成について説明したが、摩擦力等によって操作制御部材12の回転が抑制される構造となっている場合には、第2の係合凹部12a2は必ずしも必要ではない。
1 レンズユニット
2 カメラ本体
3 操作部材
5 マウント部
6 ロックピン
7 情報処理端末(PC)
8 カメラ制御部
9 撮像部
10 ロックモータ
11 回転規制部材
12,22 操作制御部材

Claims (11)

  1. 交換ユニットの脱着が可能な機器本体を有する電子機器であって、
    前記機器本体は、
    前記交換ユニットの前記機器本体からの取り外しを規制する第1のロック機構と、
    前記第1のロック機構の動作を規制する第2のロック機構と、を備え、
    前記第1のロック機構は、
    前記交換ユニットと係合する係合部材と、
    前記係合部材と連結され、外部からの操作により前記交換ユニットと前記係合部材との係合を解除する操作部材と、を有し、
    前記第2のロック機構は、
    第1の領域と第2の領域とを有し、前記操作部材が前記第1の領域と対向する第1の状態と前記第2の領域と対向する第2の状態との間で遷移が可能な操作制御部材と、
    前記操作制御部材の動作を規制する規制部材と、
    前記規制部材を駆動する駆動手段と、
    外部装置と通信可能に接続された制御手段と、を有し、
    前記第1の状態では前記操作部材の操作により前記交換ユニットと前記係合部材との係合を解除することができ、前記第2の状態では前記交換ユニットと前記係合部材との係合を解除するための前記操作部材の操作が規制され、
    前記制御手段は、前記外部装置からの指令に従って前記駆動手段の駆動を制御し、前記規制部材が前記操作制御部材の動作を規制すると共に前記操作制御部材を少なくとも前記第2の状態に保持することを特徴とする電子機器。
  2. 前記操作制御部材は、外部から所定の工具を用いて回転可能に配置されており、前記操作制御部材の動作が前記規制部材によって規制されていない状態で、前記工具による回転操作によって前記第1の状態と前記第2の状態との間での遷移が可能であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記規制部材は係合凸部を有し、
    前記操作制御部材の外周部に前記係合凸部と係合する第1の係合凹部が設けられ、
    前記第2の状態では、前記係合凸部が前記第1の係合凹部と係合することにより前記操作制御部材の回転が規制されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記駆動手段は、モータであり、
    前記第1の係合凹部に対する前記係合凸部の係合と係合の解除が、前記モータの駆動による前記規制部材の回動によって行われることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記操作制御部材の外周部に前記係合凸部と係合する第2の係合凹部が設けられ、
    前記係合凸部が前記第2の係合凹部と係合することにより、前記操作制御部材の回転が規制されると共に前記第1の状態が保持されることを特徴とする請求項3又は4に記載の電子機器。
  6. 交換ユニットの脱着が可能な機器本体を有する電子機器であって、
    前記機器本体は、
    前記交換ユニットの前記機器本体からの取り外しを規制する第1のロック機構と、
    前記第1のロック機構の動作を規制する第2のロック機構と、を備え、
    前記第1のロック機構は、
    前記交換ユニットと係合する係合部材と、
    前記係合部材と連結され、外部からの操作により前記交換ユニットと前記係合部材との係合を解除する操作部材と、を有し、
    前記第2のロック機構は、
    第1の領域と第2の領域とを有し、前記操作部材が前記第1の領域と対向する第1の状態と前記第2の領域と対向する第2の状態との間で遷移が可能な操作制御部材と、
    前記操作制御部材を駆動する駆動手段と、
    外部装置と通信可能に接続された制御手段と、を有し、
    前記第1の状態では前記操作部材の操作により前記交換ユニットと前記係合部材との係合を解除することができ、前記第2の状態では前記交換ユニットと前記係合部材との係合を解除するための前記操作部材の操作が規制され、
    前記制御手段は、前記外部装置からの指令に従って前記駆動手段の駆動を制御し、前記操作制御部材を前記第1の状態または前記第2の状態に保持することを特徴とする電子機器。
  7. 前記機器本体は、近距離無線通信を行うための無線通信手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記無線通信手段との近距離無線通信が可能な外部の端末と前記外部装置の両方から前記駆動手段を駆動するための同じ指令を受信したときに、前記指令に基づいて前記駆動手段の駆動を制御することを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記操作制御部材は円板状の部材であって、前記第1の領域は前記操作制御部材の外周部に設けられた凹部であり、前記第2の領域は前記操作制御部材の外周部であり、
    前記操作部材は、前記操作制御部材と対向する軸部を有し、
    前記第1の状態では、前記軸部が前記凹部に押し込まれるように前記操作部材が操作されることで前記交換ユニットと前記係合部材との係合の解除が可能となり、
    前記第2の状態では、前記交換ユニットと前記係合部材との係合を解除するための前記操作部材の操作が前記軸部と前記操作制御部材の前記第2の領域との当接によって規制されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記電子機器は、監視カメラであり、
    前記機器本体は、撮像素子を有するカメラ本体であり、
    前記交換ユニットは、前記カメラ本体に設けられたマウント部に脱着可能なレンズユニットであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 請求項9に記載の電子機器と、
    通信手段を介して前記電子機器の前記機器本体に設けられた前記制御手段と通信可能に接続され、前記制御手段を介して前記電子機器を制御する情報処理端末と、を備えることを特徴とする監視システム。
  11. 前記情報処理端末は、前記カメラ本体に対する前記レンズユニットの交換が行われている間は、前記監視カメラからの映像の取得を停止することを特徴とする請求項10に記載の監視システム。
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