JP2018000125A - 送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者に対する不快感を低減できる送風装置を提供する。【解決手段】空気の流入口20を前面2bに開口するとともに空気の吹出口5を開口して送風機10を内装する筐体2と、流入口20を覆って筐体2の前面2bに着脱可能に取り付けられるとともに側方に臨む吸込口4を有した捕虫空間25を筐体2との間に形成する化粧パネル3と、化粧パネル3の背面3aに着脱可能に設置されるとともに一面に粘着面51aを有して虫を捕獲する捕虫シート51とを備えたことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は捕虫機能を有する送風装置に関する。
特許文献1には従来の送風装置が開示されている。この送風装置は空気の吸込口及び吹出口をそれぞれ背面及び上面に開口した筐体を有する。筐体は室内の床面等に設置され、送風機を内装する。吸込口には空気中の塵埃を捕集するフィルタが配される。
上記構成の送風装置において、送風機が駆動されると吸込口から空気が吸い込まれる。吸込口から吸い込まれた空気はフィルタにより塵埃が捕集された後に吹出口から外部へ送出される。これにより、室内の空気を清浄化して循環させることができる。
近年、健康志向の高まりから、蚊等の虫を介した感染症等を低減するために捕虫機能を有する送風装置の要望が高くなっている。
特許文献2には虫を捕獲する捕虫器が開示される。この補注器は筐体の前面に粘着性の捕虫シートが配され、筐体内に蓄光材及び光源が配される。蓄光材は捕虫シートを透過した光を蓄光し、夜間等に蓄光材または光源から光が出射される。蓄光材または光源から出射された光は捕虫シートを透過し、捕虫シートの表面が発光する。これにより、虫が捕虫器に引き寄せられ、捕虫シートに捕獲される。
特開2009−66466号公報 特開2016−086687公報
上記特許文献2の捕虫器を送風装置に設けることにより、捕虫機能を備えた送風装置を実現できる。しかしながら、上記特許文献2の捕虫器の捕虫シートは筐体の表面に露出するため、虫が付着した捕虫シートが視認される。このため、使用者に不快感を与える問題がある。
本発明は、捕虫機能を備え、使用者に対する不快感を低減できる送風装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、空気の流入口を前面に開口するとともに空気の吹出口を開口して送風機を内装する筐体と、前記流入口を覆って前記筐体の前面に着脱可能に取り付けられるとともに側方に臨む吸込口を有した捕虫空間を前記筐体との間に形成する化粧パネルと、前記化粧パネルの背面に着脱可能に設置されるとともに一面に粘着面を有して虫を捕獲する捕虫シートとを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、運転状態を表示する表示部を前記筐体の前部に配したことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、所前記化粧パネルが前後方向に移動可能に形成されることを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、前記捕虫空間内の虫を検出する捕虫センサを設け、前記捕虫センサにより虫を検出すると前記化粧パネルが後方に移動して前記捕虫空間を狭くすることを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、周囲の明るさを検知する照度センサを備え、周囲の明るさが所定値よりも低くなると前記化粧パネルが後方に移動して前記捕虫空間を狭くすることを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、時刻を取得するための計時部を備え、夜間になると前記化粧パネルが後方に移動して前記捕虫空間を狭くすることを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、前記化粧パネルが所定周期で前後方向に往復移動することを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、前記化粧パネルが前記捕虫空間の側方を覆う側面部を有し、前記吸込口が前記側面部に開口することを特徴とする。
本発明によると、側方に臨む吸込口を有した捕虫空間を筐体の前面と化粧パネルとの間に形成し、化粧パネルの背面に捕虫シートを設置した。これにより、吸込口から捕虫空間内に吸い込まれる虫を捕虫シートにより捕獲することができる。また、化粧パネルの背面に捕虫シートが配されるため、送風装置の外面上に捕虫シートを露出させず、前方から吸込口を介して捕虫シートを視認することもできない。したがって、捕虫により感染症を予防できるとともに使用者に与える不快感を低減することができる。
本発明の第1実施形態の送風装置を示す斜視図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す上面図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す正面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置の化粧パネルを示す背面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置の上面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置の上面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置の構成を示すブロック図 本発明の第2実施形態の送風装置を示す上面断面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1、図2および図3は第1実施形態の送風装置の斜視図、側面断面図、上面図を示している。なお、図1及び図2において白抜きの矢印は空気の流れを示している。送風装置1は居室内の床面等に設置されて水平断面形状が略矩形の筐体2を有している。
筐体2の前面2bは着脱可能な化粧パネル3により覆われる。化粧パネル3の側面部3bには複数の吸込口4が開口し、化粧パネル3と筐体2の前面2bとの間には捕虫空間25が形成される。捕虫空間25に面した筐体2の前面2bは黒色に形成される。筐体2の背面2aは非化粧面に形成され、電源コード65が導出される。
筐体2の上面2cの周縁部には透明な樹脂から成るスリーブ部12が設けられる。筐体2の上面2cの前部には操作パネル6が設けられる。操作パネル6は筐体2の前後方向の中心線CLよりも前方に配置され、複数の操作ボタンから成る操作部46及び複数のLEDから成る表示部45を有している。
操作部46は各操作ボタンの操作により、送風装置1のオンオフ、送風機10の風量の変更、イオン発生装置11のオンオフ等の送風装置1の動作設定を行う。表示部45は送風装置1の駆動状態、送風装置1の停止状態、送風機10の風量、イオン発生装置11の駆動状態等の送風装置1の運転状態を表示する。
なお、操作パネル6上には操作部46の各操作ボタン及び表示部45の各LEDの機能を説明する文字が文字の下を前面2b側に配して印刷される。これにより、操作部46及び表示部45の機能を正面から容易に判別することができる。操作部46の一部の操作ボタンまたは表示部45の一部のLEDを筐体2の前面2bに配置してもよい。
また、操作パネル6には照度センサ41が設けられる。照度センサ41は周囲の明るさを検知する。
筐体2の前面2b及び上面2cにはそれぞれ流入口20及び吹出口5が開口している。吹出口5の中央部には上方に向かって突出する突出板13が設けられる。
筐体2内には流入口20と吹出口5とを連結する送風通路7が設けられる。送風通路7内には流入口20から吹出口5に向かって(気流の上流から下流に向かって)順にプレフィルタ8、HEPAフィルタ9、送風機10及びイオン発生装置11が設けられる。
送風機10はモータ10aにより駆動されるシロッコファンにより形成され、軸方向に吸気して周方向に排気する。プレフィルタ8はABS等の合成樹脂で形成された複数段複数列の窓を有する矩形の枠にポリプロピレン製のメッシュを溶着して形成される。メッシュの目の大きさは蚊やハエ等の虫が通過できない大きさに形成される。プレフィルタ8によって空気中の大きな塵埃を捕集することができる。
HEPAフィルタ9は濾材9aを覆うように枠材9bがホットメルトにより溶着されている。HEPAフィルタ9によって、所定粒径(例えば3μm)よりも小さい粒径のPM2.5等の微小粒子状物質を含む空気中の微細な塵埃を捕集することができる。
なお、活性炭等の吸着材を有する脱臭フィルタをプレフィルタ8とHEPAフィルタ9との間に配置してもよい。これにより、空気中の臭気成分を吸着して空気を脱臭することができる。
イオン発生装置11は高圧電圧の印加によりイオンを発生する電極(不図示)を有し、電極は送風通路7内に面している。電極には交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。電極の印加電圧が正電圧の場合は主としてH(HO)mから成るプラスイオンを発生し、負電圧の場合は主としてO (HO)nから成るマイナスイオンを発生する。ここで、m、nは整数である。H(HO)m及びO (HO)nは空気中の浮遊菌や臭気成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌等を破壊する。ここで、m’、n’は整数である。したがって、プラスイオン及びマイナスイオンを発生して吹出口5から送出することにより居室内の除菌及び臭い除去を行うことができる。
(HO)m+O (HO)n→・OH+1/2O+(m+n)HO ・・・(1)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ 2・OH+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(2)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ H+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(3)
また、プラスイオン及びマイナスイオンが使用者の肌に接触すると、肌に水酸基(OH基)が付着して肌表面が親水化される。これにより、肌表面に水分子が付着しやすくなり、肌に潤いを与えることができる。
図4は送風装置1の筐体2の上部の正面断面図を示している。筐体2の前面上部には流入口20に対して外側(化粧パネル3側)に突出した突出部28が設けられる。突出部28は左右方向に延びて形成され、突出部28の下面の左右方向の中央部には凹部28aが凹設される。
凹部28a内の左右端部にはそれぞれ出射面(不図示)が斜め下方を向くように誘引灯21が配される。これにより、誘引灯21は捕虫空間25の上部に面して化粧パネル3の吸込口4の上方に配置される。誘引灯21は、蚊等の虫を誘引する約365nmの紫外線を出射する紫外線発光ダイオード(不図示)を有する。
凹部28aの左右方向の中央部には両面に反射面61aが形成された板状の反射部61が垂設される。反射面61aはシボ加工され、誘引灯21の出射面から出射された光P1は反射面61aで拡散反射する。反射面61aで拡散反射した光P2は捕虫空間25内を照射するとともに吸込口4を介して居室内に出射される。これにより、使用者が誘引灯21を直視することを防止することができる。
また、突出部28には捕虫空間25内の虫を検知する捕虫センサ43が設けられる。捕虫センサ43として、吸込口4の虫の通過を検知する赤外線センサ、虫の羽音を取得するマイク、虫の映像を取得するカメラ等を用いることができる。
図5は化粧パネル3を内側(筐体2側)から見た背面断面図を示している。化粧パネル3は筐体2側の面を開口した箱状に形成され、捕虫空間25の側方を覆う左右の両側面部3bにはそれぞれ複数(本実施形態では5個)の吸込口4が上下に並設して開口する。なお、吸込口4は1個でもよく、側面部3bを省いて捕虫空間25の両側方を開放して吸込口4を形成してもよい。
化粧パネル3の背面3aには捕虫シート51が配される。捕虫シート51は化粧パネル3の四隅に突設された係合部55に孔部51bを係合して装着される。捕虫シート51は筐体2側の一面に例えばアクリル系の粘着剤を設けた粘着面51aを有している。
また、化粧パネル3の背面3aには虫を誘引する臭気物質を発生するニオイ発生部70が設けられる。臭気物質に特に限定はないが、例えば乳酸を挙げることができる。乳酸により蚊等の虫を容易に誘引することができる。
図6、図7は送風装置1の上面断面図を示している。筐体2の上部には化粧パネル3を前後方向に移動させる駆動装置35が設けられる。駆動装置35はモータ30及び可動部31から成っている。
可動部31は矩形の環状に形成される枠体32の四隅から前方に突出して突出部33が設けられ、上端の中央部から後方に突出してギヤ部34が設けられる。突出部33は筐体2の前面2bに設けた孔部2dに嵌入される。化粧パネル3の背面3aの各係合部55に対向する。また、突出部33は磁性体により形成され、各係合部55の後端面には磁石55aが設けられる。これにより、係合部55が突出部33に吸着して化粧パネル3が筐体2に着脱可能に取り付けられる。
ギヤ部34にはラック(不図示)が形成され、モータ30のシャフト30aに取り付けられるピニオン30bに噛合する。モータ30の駆動により可動部31が孔部2dに案内され、化粧パネル3とともに前後方向に移動する。なお、孔部2dにリニアガイドベアリングを設けてもよい。
これにより、化粧パネル3は図6に示す捕虫空間25の広い開成位置と図7に示す捕虫空間25の狭い閉止位置との間を往復移動し、捕虫空間25の体積が可変される。化粧パネル3は送風装置1の運転停止時に閉止位置に配され、運転が開始されると開成位置に配される。また、後述するように、捕虫空間25に虫が進入した際に化粧パネル3が開成位置から閉止位置に向かって後方に移動する。
閉止位置では筐体2の側壁により吸込口4の一部が覆われる。化粧パネル3は磁石55aを介して筐体2に取り付けられるため、吸込口4に挿入された手指が移動する化粧パネル3と筐体2との間に挟まれた際に化粧パネル3が筐体2から脱落する。これにより、送風装置1の安全性を向上することができる。
図8は送風装置1の構成を示すブロック図である。送風装置1は各部を制御する制御部100を有している。制御部100には、操作部46、送風機10、イオン発生装置11、誘引灯21、照度センサ41、モータ30、捕虫センサ43、記憶部44、表示部45が接続される。
記憶部44は送風装置1の制御プログラム及び制御データを格納するとともに、制御部100による演算結果等を一時記憶する。
上記構成の送風装置1において、操作パネル6の操作により送風装置1の運転が指示されると、駆動装置35、送風機10及びイオン発生装置11が駆動される。駆動装置35の駆動により化粧パネル3が開成位置に配され、送風機10の駆動により吸込口4を介して居室内の空気が捕虫空間25内に流入する。
誘引灯21が点灯されると、誘引灯21の出射光は反射面61aにより吸込口4に向けて拡散反射する。これにより、吸込口4から漏れた光により虫を誘引し、吸込口4に接近した虫が捕虫空間25内に吸引される。
捕虫空間25に流入した空気は筐体2の流入口20から送風通路7に流入する。この時、プレフィルタ8により空気中の大きな塵埃が捕集される。また、HEPAフィルタ9によりPM2.5等を含む空気中の微細な塵埃が捕集される。送風機10の排気側の送風通路7内を流通する空気にはイオン発生装置11で発生したイオンが含まれる。塵埃が捕集されてイオンを含む空気は吹出口5から送出される。これにより、居室内の空気を循環させるとともに清浄化することができる。
また、捕虫空間25内に進入した虫が捕虫センサ43により検出されると、駆動装置35により化粧パネル3が後方に移動して捕虫空間25を狭くする。捕虫空間25が狭くなると、吸込口4から吸引される風量が増加して、捕虫空間25内から虫が逃げ難くなる。さらに、捕虫シート51と虫が近接するため、虫を捕虫シート51により容易に捕獲することができる。化粧パネル3は閉止位置に配されると前方に移動して開成位置に復帰する。
なお、捕虫センサ43により虫が検出されると所定の期間(例えば、数時間)内において、化粧パネル3を所定周期毎(例えば5分毎)に往復移動させてもよい。これにより、複数の虫が捕虫空間25内に進入するまで待機した後に化粧パネル3が後方に移動し、捕虫シート51による虫の捕獲率を向上することができる。
また、操作部46の所定の操作によって省電力運転に設定されると、照度センサ41により周囲の明るさが所定値よりも低くなるまで捕虫センサ43による監視が停止される。これにより、居室内が明るいと駆動装置35による化粧パネル3の移動が停止され、送風装置1の省電力化を図ることができる。一方、夕方から夜間に居室内が暗くなると蚊等の虫の動きが活発になるため、捕虫センサ43の検出結果に基づいて化粧パネル3が後方に移動する。これにより、虫の捕獲量の減少を抑制することができる。照度センサ41に替えて、時刻を計時する計時部を設けて昼間の捕虫センサ43による監視を停止してもよい。
本実施形態によると、側方に臨む吸込口4を有した捕虫空間25を筐体2の前面2bと化粧パネル3との間に形成し、化粧パネル3の背面3aに捕虫シート51を設置した。これにより、吸込口4から捕虫空間25内に吸い込まれる虫を捕虫シート51により捕獲することができる。また、化粧パネル3の背面3aに捕虫シート51が配されるため、送風装置1の外面上に捕虫シート51を露出させず、前方から吸込口4を介して捕虫シート51を視認することもできない。したがって、捕虫により感染症を予防できるとともに使用者に与える不快感を低減することができる。
また、運転状態を表示する表示部45を筐体2の前部に配したので、送風装置1の正面から見て容易に運転状況を確認できる。
また、送風装置1の動作設定を行う操作部46を筐体2の前部に配したので、送風装置1を正面から容易に操作することができる。
また、化粧パネル3が前後方向に移動可能に形成されるので、所定の時期に捕虫空間25を狭くして捕虫空間25内の虫を確実に捕獲することができる。
また、捕虫空間25内の虫を検出する捕虫センサ43を設け、捕虫センサ43により虫を検出すると化粧パネル3が後方に移動して捕虫空間25を狭くする。これにより、捕虫空間25内に虫が進入していない時に化粧パネル3の移動が停止され、送風装置1の省電力化を図ることができる。
また、周囲の明るさを検知する照度センサ41を備え、周囲の明るさが所定値よりも低くなると捕虫センサ43の検知結果に基づいて化粧パネル3が後方に移動する。これにより、虫の捕獲量の減少を抑制してより省電力化を図ることができる。照度センサ41に替えて時刻を取得するための計時部を設け、夜間になると化粧パネル3が後方に移動して捕虫空間25を狭くしてもよい。
また、化粧パネル3が所定周期で前後方向に往復移動させると、複数の虫が捕虫空間25内に進入するまで待機した後に化粧パネル3が後方に移動する。これにより、捕虫シート51による虫の捕獲率を向上することができる。
なお、捕虫センサ43を省き、照度センサ41により検知した周囲の明るさが所定値よりも低くなると、化粧パネル3を所定周期毎(例えば5分毎)に往復移動させてもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図9は第2実施形態の送風装置1の上面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図8に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、閉止位置の化粧パネル3の側面部3bが筐体2内に配される。その他の部分は第1実施形態と同様である。
筐体2の前面2bには孔部2eが設けられ、孔部2eには化粧パネル3の側面部3bが挿通される。これにより、開成位置の化粧パネル3が後方に移動した際に、化粧パネル3の側面部3bの一部が筐体2内に進入する。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、化粧パネル3の側面部3bが筐体2内に進入して前後方向に移動可能に形成されるため、送風装置1を小型化できる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、前述の図1〜図8に示す第1実施形態に対し、駆動装置35(図6参照)、可動部31(図6参照)、捕虫センサ43(図8参照)及び照度センサ41(図8参照)が省略されている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
前述の図2において、化粧パネル3は係合爪(不図示)により筐体2に着脱可能に取り付けられる。化粧パネル3を取り外して捕虫シート51の交換を行うことができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、捕虫空間25内に進入した虫を捕虫シート51により捕獲することができ、感染症を予防できる。また、前方から捕虫シート51を視認できないため、使用者に与える不快感を低減することができる。加えて、第1実施形態よりも送風装置1のコストを削減することができる。
本発明は捕虫機能を有する送風装置に利用することができる。
1 送風装置
2 筐体
2a 背面
2b 前面
2c 上面
2d 孔部
2e 孔部
3 化粧パネル
3a 背面
3b 側面部
4 吸込口
5 吹出口
6 操作パネル
7 送風通路
8 プレフィルタ
9 HEPAフィルタ
10 送風機
11 イオン発生装置
12 スリーブ部
13 突出板
20 流入口
21 誘引灯
25 捕虫空間
28 突出部
28a 凹部
30 モータ
30a シャフト
30b ピニオン
31 可動部
32 枠体
33 突出部
34 ギヤ部
35 駆動装置
41 照度センサ
43 捕虫センサ
44 記憶部
45 表示部
46 操作部
51 捕虫シート
51a 粘着面
51b 孔部
55 係合部
55a 磁石
61 反射部
65 電源コード
100 制御部

Claims (7)

  1. 空気の流入口を前面に開口するとともに空気の吹出口を開口して送風機を内装する筐体と、前記流入口を覆って前記筐体の前面に着脱可能に取り付けられるとともに側方に臨む吸込口を有した捕虫空間を前記筐体との間に形成する化粧パネルと、前記化粧パネルの背面に着脱可能に設置されるとともに一面に粘着面を有して虫を捕獲する捕虫シートとを備えたことを特徴とする送風装置。
  2. 運転状態を表示する表示部を前記筐体の前部に配したことを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記化粧パネルが前後方向に移動可能に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の送風装置。
  4. 前記捕虫空間内の虫を検出する捕虫センサを設け、前記捕虫センサにより虫を検出すると前記化粧パネルが後方に移動して前記捕虫空間を狭くすることを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
  5. 周囲の明るさを検知する照度センサを備え、周囲の明るさが所定値よりも低くなると前記化粧パネルが後方に移動して前記捕虫空間を狭くすることを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
  6. 時刻を取得するための計時部を備え、夜間になると前記化粧パネルが後方に移動して前記捕虫空間を狭くすることを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
  7. 前記化粧パネルが所定周期で前後方向に往復移動することを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の送風装置。
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