JP2017523543A - 配送情報を処理して出動を確認する方法及びサーバ - Google Patents

Abstract

【課題】配送情報を処理して出動を確認する方法とサーバを提供する。【解決手段】配送情報処理方法は商品販売サーバに登録された商品のうち配送が求められた複数の配送商品に対する属性情報、及び前記複数の配送商品が配送される位置情報を受信し、前記複数の配送商品をユーザに配送する少なくとも１つの配送者が配送できる領域情報及び前記少なくとも１つの配送者がおまとめ配送できる積載情報を受信し、前記属性情報、位置情報、領域情報及び積載情報に基づいて（ｉ）前記複数の配送商品のうち共に配送するおまとめ商品、（ｉｉ）前記少なくとも１つの配送者のうち前記おまとめ商品を配送する最適配送者、（ｉｉｉ）前記最適配送者が前記おまとめ商品を配送できる少なくとも１つの候補配送経路を決定し、前記少なくとも１つの候補配送経路に対する最適配送者の移動距離及び最適配送者の予想待機時間を前記少なくとも１つの候補配送経路のうち最適配送者がおまとめ配送するための最適配送経路を決定する。【選択図】図１

Description

以下の説明は配送情報を処理して出動を確認する方法及びサーバに関し、より詳しくは、複数の配送商品を共に配送するおまとめ配送を行い、ユーザが要求した時間に商品を配送する適時配送を行って配達者の出動有無を確認する方法及びサーバに関する。

情報通信ネットワーク及び様々な情報通信機器の普及により、従来の経済活動方法と取引手段、取引対象及び取引範囲が様々に変化している。例えば、インターネット技術の発達とコンピュータ普及の拡散により、現実空間で消費者と販売者が対面しながら取引する方式が、インターネット媒体の活用を用いてインターネット上の仮想空間における電子商取引に変わりつつ、このような取引方式の変化により、電子商取引で取引された商品を配送するサービスに関する要求が次第に増加している。

配送される商品量は次第に増加しているにも関わらず商品を配送する配送者の数は不足し、商品を配送するために必要とされる費用は高い方であり、ユーザは商品が配送される時間を予測し難い。また、商品配送が増加するにつれて配送者の数も増加しているが、配送者を効率よく管理するためのシステムがない状態である。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、商品販売サーバに登録された商品のうち、配送が求められた複数の配送商品に対する属性情報及び前記複数の配送商品が配送される位置情報を受信するステップと、前記複数の配送商品をユーザに配送する少なくとも１つの配送者が配送できる領域情報、及び前記少なくとも１つの配送者がおまとめ配送できる積載情報を受信するステップと、前記属性情報、位置情報、領域情報、及び積載情報に基づいて（ｉ）前記複数の配送商品のうち共に配送するおまとめ商品、（ｉｉ）前記少なくとも１つの配送者のうち前記おまとめ商品を配送する最適配送者、（ｉｉｉ）前記最適配送者が前記おまとめ商品を配送できる少なくとも１つの候補配送経路を決定するステップと、前記少なくとも１つの候補配送経路に対する最適配送者の移動距離及び最適配送者の予想待機時間を考慮し、前記少なくとも１つの候補配送経路のうち最適配送者がおまとめ配送するための最適配送経路を決定するステップとを含む。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、前記おまとめ商品は、前記最適配送者の運送手段に積載できる重さ及び体積を超過しないように前記複数の配送商品のうちから決定されされてもよい。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、前記おまとめ商品は、前記おまとめ商品が配送される位置が前記最適配送者の配送可能領域に含まれるように前記複数の配送商品のうちから決定されてもよい。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、前記最適配送者は、前記おまとめ商品の準備時間、前記最適配送者がおまとめ商品を受領する受領位置、前記おまとめ商品に関する配送許容時間、及び前記おまとめ商品が配送されるときの交通情報のうち少なくとも１つを用いて前記少なくとも１つの配送者が決定されてもよい。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、前記少なくとも１つの候補配送経路は、前記最適配送者がおまとめ商品を受領する受領位置、前記おまとめ商品が配送される位置、及び前記最適配送者の位置を用いて決定されてもよい。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、前記属性情報は、前記複数の配送商品の重さと体積に関する情報を含み、前記領域情報は、前記少なくとも１つの配送者が商品配送を実行できるものと予め設定された配送可能領域に関する情報を含み、前記積載情報は、前記少なくとも１つの配送者の運送手段に積載できる重さ及び体積に関する情報を含んでもよい。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、前記おまとめ商品に関する希望配送時間情報が受信された場合、前記希望配送時間情報、位置情報、前記配送者が前記おまとめ商品を受領する受領位置に関する情報に基づいて、前記最適配送経路に関する情報を前記最適配送者のエージェント端末に送信する最適時間を決定するステップと、前記最適時間にエージェント端末に前記最適配送経路に関する情報を送信するステップとをさらに含んでもよい。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、前記少なくとも１つの配送者の位置情報と時間情報に基づいて前記少なくとも１つの配送者の移動速度を決定するステップと、前記少なくとも１つの配送者の移動速度と前記少なくとも１つの配送者の出動有無をチェックするための閾値速度とを比較するステップと、前記少なくとも１つの配送者の移動速度が閾値速度を超過する場合、少なくとも１つの配送者が出動したと判断するステップとをさらに含み、前記領域情報及び積載情報を受信するステップは、前記出動したと判断された少なくとも１つの配送者に関する領域情報及び積載情報を受信してもよい。

本発明の一実施形態に係るサーバで行われる配送情報処理方法は、商品販売サーバから配送商品に対する希望配送時間情報及び前記配送商品が配送される位置情報を受信するステップと、前記配送商品をユーザに配送する配送者が前記配送商品を受領する受領位置を前記位置情報に基づいて決定するステップと、前記受領位置に関する情報、希望配送時間情報、及び位置情報に基づいて前記配送者のエージェント端末に前記配送商品に対する配送情報を送信する最適時間を決定するステップと、前記最適時間にエージェント端末に配送情報を送信するステップとを含む。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、前記最適時間を決定するステップは、前記配送者が前記受領位置まで移動するためにかかる時間情報、前記配送者が前記受領位置から前記配送商品が配送される位置に移動するためにかかる時間情報、前記配送者が配送を行う時の交通情報のうち少なくとも１つをさらに考慮して前記最適時間を決定してもよい。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、前記ユーザに配送商品が配送された場合、前記配送商品の配送に関する履歴情報に基づいて前記最適時間を決定するモデルをアップデートするステップをさらに含み、前記最適時間を決定するステップは、前記アップデートされたモデルを用いて最適時間を決定してもよい。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、前記受領位置に前記配送商品がない場合、前記配送者が受領位置に到達する前に前記配送商品が受領位置に移動するよう、前記受領位置に関する情報を配送商品を保管している商品保管所のサービス端末に送信するステップをさらに含んでもよい。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法において、前記希望配送時間情報及び位置情報を受信するステップは、前記商品販売サーバに登録された商品のうち配送が求められた複数の配送商品に対する属性情報、希望配送時間情報、及び位置情報を受信し、前記配送商品は、前記複数の配送商品のうち共に配送されるおまとめ商品として決定された商品であり、前記配送者は、ユーザに配送する少なくとも１つの配送者が配送できる領域情報、前記少なくとも１つの配送者がおまとめ配送できる積載情報、属性情報、希望配送時間情報、及び位置情報に基づいて前記少なくとも１つの配送者のうち前記おまとめ商品を配送する最適配送者に決定された配送者であってもよい。

本発明の一実施形態に係る配送情報処理方法は、前記配送者の位置情報と時間情報に基づいて前記配送者の移動速度を決定するステップと、前記配送者の移動速度と前記配送者の出動有無をチェックするための閾値速度とを比較するステップと、前記配送者の移動速度が閾値速度を超過する場合、配送者が出動したと判断するステップとをさらに含み、前記配送情報を送信するステップは、前記出動したと判断された配送者のエージェント端末に前記配送情報を送信してもよい。

本発明の一実施形態に係る配送出動確認方法は、配送商品をユーザに配送する配送者の位置情報及び時間情報を確認するステップと、前記位置情報及び時間情報に基づいて前記配送者の移動速度を決定するステップと、前記配送者の移動速度と前記配送者の出動有無をチェックするための閾値速度とを比較するステップと、前記配送者の移動速度が閾値速度を超過する場合、前記配送者が出動したと判断するステップと、前記出動したと判断された配送者のエージェント端末に出動通知又は配送情報を送信するステップとを含む。

本発明の一実施形態に係る配送出動確認方法は、前記エージェント端末から前記出動通知又は配送情報に対する応答として出動の取消しに対する要求を受信するステップと、前記要求に応じて前記配送者に対する出動確認を取り消すステップとをさらに含んでもよい。

本発明の一実施形態に係る配送出動確認方法は、商品販売サーバに登録された商品のうち、配送が求められた複数の配送商品に対する属性情報及び前記複数の配送商品が配送される位置情報を受信するステップと、前記複数の配送商品をユーザに配送する少なくとも１つの配送者が配送できる領域情報、及び前記少なくとも１つの配送者がおまとめ配送できる積載情報を受信するステップと、前記属性情報、位置情報、領域情報、及び積載情報に基づいて（ｉ）前記複数の配送商品のうち共に配送するおまとめ商品、（ｉｉ）前記少なくとも１つの配送者のうち前記おまとめ商品を配送する最適配送者、（ｉｉｉ）前記最適配送者が前記おまとめ商品を配送できる少なくとも１つの候補配送経路のうち前記最適配送者がおまとめ配送するための最適配送経路を決定するステップとをさらに含み、前記少なくとも１つの配送者は出動したと判断された配送者であってもよい。

本発明の一実施形態に係る配送出動確認方法は、前記配送商品に関する希望配送時間情報が受信された場合、前記希望配送時間情報、前記配送商品が配送される位置情報、前記配送者が配送商品を受領する受領位置に関する情報に基づいて、前記配送情報をエージェント端末に送信する最適時間を決定するステップと、前記最適時間にエージェント端末に前記配送情報を送信するステップとをさらに含んでもよい。

本発明の一実施形態によると、複数の配送商品のうち共に配送するおまとめ商品を決定し、おまとめ商品を配送する最適配送者を決定し、最適配送者がおまとめ商品を配送できる最適配送経路を決定することで、数多い商品を効率よく配送して配送に必要とされる費用を効率よく減らすことができる。

本発明の一実施形態によると、ユーザの所望する時間に配送を行うことによって、配送サービスを用いるユーザの満足度を大きく向上することができる。

本発明の一実施形態によると、商品を配送する配送者の出動有無を自動チェックすることで、正規的に出動時間が決められなくても配送者を効率よく管理することができる。

一実施形態により配送情報処理方法を行う装置を示す図である。 一実施形態により配送情報処理方法を行う装置を示す図である。 一実施形態によりおまとめ配送を配送する最適配送者を決定する例示的な過程を説明するための図である。 一実施形態によりおまとめ商品が配送されることができる少なくとも１つの候補配送経路のうち、最適配送経路を決定する例示的な過程を説明するための図である。 一実施形態によりおまとめ商品が配送されることができる少なくとも１つの候補配送経路のうち、最適配送経路を決定する例示的な過程を説明するための図である。 一実施形態によりおまとめ商品が配送されることができる少なくとも１つの候補配送経路のうち、最適配送経路を決定する例示的な過程を説明するための図である。 一実施形態によりユーザによって設定された希望配送時間に商品が配送されるように配送情報を送信する過程を説明するためのフローチャートである。 他の一実施形態によりユーザによって設定された希望配送時間に商品が配送される過程を説明するためのフローチャートである。 更なる一実施形態により希望配送時間に商品が配送される例示的な過程を説明するための図である。 一実施形態により配送者の出動有無を確認する過程を説明するためのフローチャートである。 一実施形態によりユーザによって設定された希望配送時間によりおまとめ配送が行われる過程を説明するためのフローチャートである。 一実施形態により配送情報処理方法を行う装置の細部構成を示す図である。

以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
明細書において「含む」の意味は、特に否定される記載がない限り他の構成要素を排除するものではなく、他の構成要素も追加的に含むことを意味する。

図１は、一実施形態により配送情報処理方法を行う装置を示す図である。
図１を参照すると、配送情報処理方法を行うサーバ１１０、商品販売サーバ１２０、ユーザ端末１３０、エージェント端末１４０、及びサービス端末１５０が示されている。

サーバ１１０は配送情報を処理又は管理する装置として、１つ以上の他の電子装置と通信を行うことでユーザが要求した配送に関する情報を処理する。サーバ１１０は、商品販売サーバ１２０に登録された商品のうち配送が求められた配送商品に関する情報を受信してもよい。サーバ１１０は、配送商品に関する情報に基づいて配送情報を決定し、配送情報をエージェント端末１４０及びサービス端末１５０の少なくとも１つに送信してもよい。

商品販売サーバ１２０は、登録された商品を含むリストをユーザ端末１３０に提供する装置を意味する。商品販売サーバ１２０は、リストに含まれた商品に関する注文情報をユーザ端末１３０から受信してもよい。

ここで、注文情報は、ユーザ情報及び配送商品情報のうち少なくとも１つを含んでもよい。ユーザ情報はユーザに関する情報を意味し、例えば、ユーザ識別情報、注文情報に含まれた商品が配送される位置情報、ユーザ電話番号情報などを含んでもよい。配送商品情報は、リストに含まれた商品のうち、配送が求められた配送商品に関する情報を意味する。配送商品は、ユーザの注文により配送が求められた商品を意味する。例えば、配送商品情報は、商品識別情報、商品価格情報、商品数量情報、商品販売店識別情報、商品販売店名称情報、商品販売店位置情報、商品販売店電話番号情報、選択事項情報などを含んでもよい。

ユーザ端末１３０は、データ通信により商品注文を要求する装置として、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、テレビ、ウェアラブル装置などを含んでもよい。ユーザ端末１３０は、商品販売サーバ１２０に登録された商品の少なくとも１つに対する配送要求を含む注文情報を商品販売サーバ１２０に送信してもよい。

エージェント端末１４０は配送者が保有する端末として、データ通信を介して配送商品に対する配送情報を受信する。例えば、エージェント端末１４０は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ＰＤＡ、ウェアラブル装置を含んでもよい。

ここで、配送情報は、ユーザ端末１３０から配送が求められた配送商品に関する情報を意味する。例えば、配送情報は、配送商品が配送される位置情報、配送者が配送商品を受領する受領位置に関する情報、配送経路に関する情報、配送商品に関する希望配送時間情報のうち少なくとも１つを含んでもよい。位置情報は、ユーザ端末１３０によって設定された情報として、ユーザが配送商品を受信することを希望する位置に関する情報を意味する。受領位置に関する情報は、配送者が商品配送を行うために配送商品を受領する位置（例えば、商品販売店又は商品保管所）に関する情報を意味する。配送経路に関する情報は、配送者が商品配送を行うために移動する経路に関する情報を意味する。希望配送時間情報は、配送を要求するユーザが配送商品を受信することを希望する時間に関する情報として、ユーザ端末１３０によって設定されてもよい。

サービス端末１５０は、商品を提供する商品販売店又は商品保管所に備えられた装置として、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ＰＤＡ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、テレビ、ウェアラブル装置、ＰＯＳ（Ｐｏｉｎｔ Ｏｆ Ｓａｌｅ）端末などを含んでもよい。商品販売店は商品をユーザに販売するための商店を意味し、商品保管所は商品を保管するための場所として、例えば、物流倉庫、中間支局などを意味する。

サービス端末１５０は、サーバ１１０から配送商品の在庫確認要求に応答して配送商品の在庫に関する情報をサーバ１１０に送信する。配送商品の在庫に関する情報は、当該商品販売店又は商品保管所で保有している配送商品の数量情報、及び当該商品販売店又は商品保管所で配送商品を準備するために必要とされる準備時間に関する情報を含んでもよい。準備時間は、商品販売店又は商品保管所にあるサービス提供者によって入力されたり、又は配送商品ごとに予め設定されてもよい。サービス端末１５０から配送商品の在庫に関する情報を受信したサーバ１１０は、配送者が配送商品を受領する受領位置及び受領時間に関する情報を算出し、受領位置及び受領時間に関する情報をエージェント端末１４０に送信する。

図２は、一実施形態によりおまとめ配送のための最適配送経路を決定する過程を説明するためのフローチャートである。

一実施形態により、おまとめ配送のための最適配送経路を決定する配送情報処理方法はサーバに備えられた処理部によって行う。

図２を参照すると、ユーザから配送が求められた配送商品が複数である場合におまとめ配送を行う状況を仮定する。以下、おまとめ商品は、複数の配送商品のうち共にまとめて配送される商品を意味する。

ステップ２１０において、サーバは、複数の配送商品に対する属性情報及び複数の配送商品が配送される位置情報を受信する。複数の配送商品は、商品販売サーバに登録された商品のうちユーザによって配送が求められた商品を意味する。

ここで、属性情報は、複数の配送商品の重さ及び体積に関する情報を含む。属性情報は、商品販売店又は商品保管所にあるサービス提供者によって入力されたり、配送商品ごとに予め設定されてもよい。位置情報は、ユーザが配送商品を受信することを希望する位置に関する情報を含んでもよい。

ステップ２２０において、サーバは、少なくとも１つの配送者が配送できる領域情報及び少なくとも１つの配送者がおまとめ配送できる積載情報を受信する。

ここで、領域情報は、少なくとも１つの配送者が商品配送を実行できるものと予め設定された配送可能領域に関する情報を含んでもよい。例えば、領域情報は、行政区域に基づいて設定されたり、又は一定面積を有する図形により設定されたり、配送者によって設定された任意的な形態の領域に設定されてもよい。

積載情報は、少なくとも１つの配送者の運送手段（ｖｅｈｉｃｌｅ）に積載される重さ及び体積に関する情報を含んでもよい。運送手段は、配送者が商品を配送するために用いる移動装置として、例えば、バイク（ｍｏｔｏｒｃｙｃｌｅ）、小型トラック、大型トラックなどを含んでもよい。積載情報は、配送者の運送手段に基づいて設定されてもよい。

一例として、サーバは、配送者のエージェント端末から領域情報及び積載情報を受信してもよい。ここで、サーバは、出動したと判断された配送者の領域情報及び積載情報を受信してもよい。または、サーバは、出動したと判断された配送者の識別情報を受信することで、サーバに含まれたデータベースから配送者の領域情報及び積載情報を確認してもよい。出動したと判断する過程については図１０を参照して後述する。

ステップ２３０において、サーバは、属性情報、位置情報、領域情報、及び積載情報に基づいて（ｉ）複数の配送商品のうち共に配送するおまとめ商品、（ｉｉ）少なくとも１つの配送者のうちおまとめ商品を配送する最適配送者、（ｉｉｉ）最適配送者がおまとめ商品を配送できる少なくとも１つの候補配送経路を決定する。

サーバは、決定されたおまとめ商品が最適配送者の運送手段に積載できる重さ及び体積を超過しないように複数の配送商品のうちおまとめ商品を決定する。言い換えれば、おまとめ商品の重さが最適配送者の運送手段に積載できる重さを超過することなく、おまとめ商品の体積が最適配送者の運送手段に積載できる体積を超過しないように、サーバは複数の配送商品のうちおまとめ商品を決定してもよい。

サーバは、おまとめ商品が配送される位置が最適配送者の配送可能領域に含まれるよう、複数の配送商品のうちおまとめ商品を決定する。言い換えれば、おまとめ商品は、複数の配送商品のうち配送される位置が最適配送者の配送可能領域に含まれた商品から決定されてもよい。

サーバは、おまとめ商品の準備時間、最適配送者がおまとめ商品を受領する受領位置、おまとめ商品に関する配送許容時間、及びおまとめ商品が配送されるときの交通情報のうち少なくとも１つを用いて、少なくとも１つの配送者のうち最適配送者を決定する。おまとめ商品の準備時間は、おまとめ商品が商品販売店又は商品保管所で準備されるためにかかる時間を意味する。

配送許容時間は、一般的にユーザによって許容される商品を配送するためにかかる時間を意味する。配送許容時間は、配送商品の種類に応じて商品ごとに設定されてもよい。例えば、配送商品が調理されるイタリアン食べ物である場合の配送許容時間は、配送商品がコーヒーである場合の配送許容時間よりも長い。配送許容時間は、配送を要求したユーザからクレームが受け付けられたかの有無に応じて設定される。配送許容時間を決定する具体的な方法については、韓国特許番号ＫＲ１０−１４５８７２３号に記載された方法が適用されているため、より詳しい事項は省略する。

サーバは、最適配送者がおまとめ商品を受領する受領位置、おまとめ商品が配送される位置、及び最適配送者の位置を用いて少なくとも１つの候補配送経路を決定してもよい。サーバは、受領位置とおまとめ商品が配送される位置を様々に組み合わせさせることで、最適配送者の位置から始まる少なくとも１つの候補配送経路を決定してもよい。

ステップ２４０において、サーバは、少なくとも１つの候補配送経路に対する最適配送者の移動距離及び最適配送者の予想待機時間を考慮して、少なくとも１つの候補配送経路のうち最適配送者がおまとめ配送するための最適配送経路を決定する。ここで、移動距離は、候補配送経路に沿って最適配送者が移動しなければならない距離を意味し、予想待機時間は、最適配送者が商品販売店又は商品保管所でおまとめ商品の受領のために待機する時間を意味する。

サーバは、移動距離及び予想待機時間に基づいて少なくとも１つの候補配送経路に対する予想満足度を算出する。予想満足度は、当該の少なくとも１つの候補配送経路により配送した時のユーザ満足度を意味する。

サーバは、おまとめ商品及び最適配送経路に関する情報を含む配送情報を最適配送者のエージェント端末に送信する。

図３は、一実施形態により、おまとめ配送を配送する最適配送者を決定する例示的な過程を説明するための図である。

一実施形態により少なくとも１つの配送者のうち、おまとめ配送を配送する最適配送者は次のような過程によって決定されてもよい。

まず、ステップ３１０において、サーバは配送者ごとのスコアを算出するとき考慮する要素を選定する。例えば、サーバは、おまとめ商品を受領する受領位置、おまとめ商品の準備時間、配送許容時間、及び交通情報のうち少なくとも１つをスコアを算出するとき考慮する要素として決定してもよい。実施形態によって配送者の位置、最適配送経路、配送者の運送手段などもスコアを算出するとき考慮する要素として決定される。

ステップ３２０において、サーバは、決定された要素に基づいておまとめ商品をユーザに配送する少なくとも１つの配送者のスコアを算出する。図３に示された配送者中には、運送手段がバイクである第１配送者のスコアが最も高い。

ステップ３３０において、サーバは、最もスコアが高い第１配送者を最適配送者として決定する。サーバは、最適配送者の第１配送者のエージェント端末に配送情報を伝達する。

図４〜図６は、一実施形態によりおまとめ商品が配送されることができる少なくとも１つの候補配送経路のうち、最適配送経路を決定する例示的な過程を説明するための図である。

図４及び図５では、配送者Ｄが複数のおまとめ商品Ｐ１、Ｐ２を複数のユーザＵ１、Ｕ２に配送する状況を仮定する。

図４に示された地図に配送者Ｄ、第１おまとめ商品Ｐ１、第１ユーザＵ１、第２おまとめ商品Ｐ２、第２ユーザＵ２の位置が表示されている。ここで、配送者Ｄは、おまとめ商品Ｐ１、Ｐ２をユーザＵ１、Ｕ２に配送する配送者として、図３で最適配送者として決定された配送者を意味する。第１おまとめ商品Ｐ１は第１ユーザＵ１が配送を要求した商品を意味し、第２おまとめ商品Ｐ２は第２ユーザＵ２が配送を要求した商品を意味する。

これにより、第１おまとめ商品Ｐ１の位置は配送者Ｄが第１おまとめ商品Ｐ１を受領する位置を意味し、第２おまとめ商品Ｐ２の位置は配送者Ｄが第２おまとめ商品Ｐ２を受領する位置を意味する。第１ユーザＵ１の位置は第１おまとめ商品Ｐ１が配送される位置を意味し、第２ユーザＵ２の位置は第２おまとめ商品Ｐ２が配送される位置を意味する。言い換えれば、配送者Ｄは第１おまとめ商品Ｐ１を第１ユーザＵ１に配送し、第２おまとめ商品Ｐ２を第２ユーザＵ２に配送する。

図５に示すテーブルには図４に示す配送者Ｄ、第１おまとめ商品Ｐ１、第１ユーザＵ１、第２おまとめ商品Ｐ２、第２ユーザＵ２の位置に基づいて決定された候補配送経路が表示されている。

候補配送経路は、第１おまとめ商品Ｐ１、第１ユーザＵ１、第２おまとめ商品Ｐ２、第２ユーザＵ２の位置に関する様々な組合せに基づいて生成されてもよい。ただし、候補配送経路は（ｉ）配送者Ｄから始めて、（ｉｉ）第１おまとめ商品Ｐ１が第１ユーザＵ１よりも先であり、（ｉｉｉ）第２おまとめ商品Ｐ２が第２ユーザＵ２よりも先である条件を満足する必要がある。

サーバは、候補配送経路に対する配送者Ｄの移動距離及び配送者Ｄの予想待機時間を考慮して候補配送経路に対する予想満足度を算出する。

図５で例示的に示すように、他の候補配送経路と比較して移動距離が短くても予想待機時間が長ければ、当該の候補配送経路の予想満足度は他の候補配送経路より高い値を有しないことがある。

例えば、第１候補配送経路は最も短い移動距離を有する。ただし、配送者Ｄが受領位置に到達する時間とおまとめ商品Ｐ１、Ｐ２の準備時間を考慮した予想待機時間は最も長い。このような移動距離と予想待機時間を考慮するとき、第１候補配送経路は最も高い予想満足度を有することができない。第６候補配送経路は最も短い移動距離を有しない。ただし、配送者Ｄが受領位置に到達する時間とおまとめ商品Ｐ１、Ｐ２の準備時間を考慮した予想待機時間は最も短い。このような移動距離と予想待機時間を考慮するとき、第６候補配送経路は最も高い予想満足度を有し、最適配送経路として決定されてもよい。

図６では、配送者Ｄがおまとめ商品Ｐを複数のユーザＵ１、Ｕ２、Ｕ３に配送する状況を仮定する。

図６に示された地図に配送者Ｄ、おまとめ商品Ｐ、複数のユーザＵ１、Ｕ２、Ｕ３の位置が表示されている。ここで、おまとめ商品Ｐは同じサービス提供者によって提供される商品であって、複数のユーザＵ１、Ｕ２、Ｕ３が配送を要求した商品を意味する。

ここで、候補配送経路は、おまとめ商品Ｐ、第１ユーザＵ１、第２ユーザＵ２及び第３ユーザＵ３の位置に関する様々な組合せに基づいて生成されてもよい。ただし、候補配送経路は（ｉ）配送者Ｄから始めて、（ｉｉ）おまとめ商品Ｐが第１ユーザＵ１、第２ユーザＵ２、第３ユーザＵ３よりも先である条件を満足する必要がある。サーバは、候補配送経路に対する配送者Ｄの移動距離及び配送者Ｄの予想待機時間を考慮して、候補配送経路に対する予想満足度を算出する。サーバは、候補配送経路のうち最大の予想満足度を有する候補配送経路を最適配送経路として決定する。

図７は、一実施形態によりユーザによって設定された希望配送時間に商品が配送されるように配送情報を送信する過程を説明するためのフローチャートである。

一実施形態により、希望配送時間に商品が配送される配送情報処理方法はサーバに備えられた処理部によって行われる。

図７に示すように、ユーザから配送商品に対する希望配送時間情報が受信された場合に適時配送を行う状況を仮定する。

ステップ７１０において、サーバは、商品販売サーバから配送商品に対する希望配送時間情報及び配送商品が配送される位置情報を受信する。

ステップ７２０において、サーバは、配送商品をユーザに配送する配送者が配送商品を受領する受領位置をステップ７１０で決定された位置情報に基づいて決定する。受領位置は、配送者が配送商品を受領する位置を意味し、例えば、商品販売店又は商品保管所であってもよい。

例えば、サーバは、少なくとも１つの商品販売店及び商品保管所の位置のうち、配送商品が配送される位置に最も近い位置を受領位置として決定してもよい。または、サーバは、少なくとも１つの商品販売店及び商品保管所の位置から配送商品が配送される位置までの交通情報及び配送経路のうち少なくとも１つをさらに考慮して受領位置を決定してもよい。ここで、交通情報は、少なくとも１つの商品販売店及び商品保管所の位置から位置情報に含まれた配送商品が配送される位置まで、道路の渋滞状況、事故有無、制限速度などに関する情報を含んでもよい。配送経路は、少なくとも１つの商品販売店及び商品保管所の位置から位置情報に含まれた配送商品が配送される位置まで経路の距離などに関する情報を含んでもよい。

ステップ７３０において、サーバは、受領位置に関する情報、希望配送時間情報、及び位置情報に基づいて配送者のエージェント端末に配送商品に対する配送情報を送信する最適時間を決定する。サーバは、配送者が受領位置まで移動するためかかる時間情報、配送者が受領位置から配送商品が配送される位置に移動するためにかかる時間情報、配送者が配送を行うときの交通情報のうち少なくとも１つをさらに考慮して最適時間を決定してもよい。

サーバは、最適時間の決定により、配送者が配送商品を希望配送時間にユーザへ配送できるように制御する。例えば、サーバは、希望配送時間から配送者が受領位置まで移動するためにかかる時間、及び配送者が受領位置から配送商品が配送される位置に移動するためにかかる時間だけの時間を算出して最適時間を決定する。ここで、サーバは、配送者の現在の位置、受領位置に関する情報と交通情報を用いて希望配送時間から配送者が受領位置まで移動するためにかかる時間を算出してもよい。サーバは、受領位置に関する情報、位置情報と交通情報を用いて受領位置から配送商品が配送される位置に移動するためにかかる時間を算出する。

ステップ７４０において、サーバは、最適時間にエージェント端末に配送情報を送信する。

図８は、他の一実施形態によりユーザによって設定された希望配送時間に商品が配送される過程を説明するためのフローチャートである。

他の一実施形態により、希望配送時間に商品が配送される配送情報処理方法は、サーバに備えられた処理部によって行われる。

ステップ８１０において、サーバは、ユーザ端末から送信された注文情報を受信する。注文情報には、ユーザ情報及び配送商品情報のうち少なくとも１つだけではなく、希望配送時間情報が含まれてもよい。

ステップ８２０において、サーバは、希望配送時間に配送が可能であるか否かを判断する。例えば、サーバは、注文情報に基づいて配送商品が配送される位置で希望配送時間に商品を配送できるか否かを判断する。ここで、サーバは、注文情報に含まれた配送商品が配送される位置情報、配送者が配送商品を受領する受領位置に関する情報、配送経路に関する情報、配送商品に関する希望配送時間情報などを考慮して希望配送時間に配送が可能であるか否かを判断する。

ステップ８３０において、希望配送時間に配送が可能であると判断された場合、サーバは配送者が配送商品を受領する受領位置を決定する。

ステップ８４０において、決定された受領位置に配送商品がない場合、サーバは、配送商品を保管している商品保管所のサービス端末に受領位置に関する情報を送信する。商品保管所のサービス提供者は、受領位置に関する情報に基づいて保管している配送商品を受領位置に移動させる。他の例として、決定された受領位置に配送商品がある場合にステップ８４０は省略する。

ステップ８５０において、サーバは、受領位置に関する情報、希望配送時間情報、及び位置情報に基づいて配送者のエージェント端末に配送商品に対する配送情報を送信する最適時間を決定する。

ステップ８６０において、サーバは、最適時間にエージェント端末に配送情報を送信する。

ステップ８７０において、ユーザに配送商品が配送された場合、サーバは、配送商品の配送に関する履歴情報に基づいて、サーバで用いられるモデルをアップデートする。サーバは、アップデートされたモデルを用いて様々な判断及び決定を下すことができる。例えば、サーバは、アップデートされたモデルを用いて最適時間を決定する。さらに、サーバは、アップデートされたモデルを用いて希望配送時間に配送が可能であるか否かを判断したり、受領位置を決定してもよい。

ステップ８８０において、希望配送時間に配送が不可能であると判断される場合、サーバは、希望配送時間に配送が不可能であるメッセージをユーザ端末に送信し、一般配送（例えば、翌日配送）を用いて配送商品を配送する。

図８に示された各ステップには、図７を参照して前述した事項が適用されているため、より詳細な説明は省略する。

図９は、更なる一実施形態により希望配送時間に商品が配送される例示的な過程を説明するための図である。

図９を参照すると、配送情報処理方法を行うサーバ９１０、商品販売サーバ９２０、ユーザ端末９３０、エージェント端末９４０、配送者９４１、第１サービス端末９５０、物流倉庫９５１、第２サービス端末９６０、中間支局９６１を示している。

商品販売サーバ９２０は、登録された１つ以上の商品を含むリストをユーザ端末９３０に提供する。ユーザ端末９３０は、リストに含まれた商品に関する注文情報を商品販売サーバ９２０に伝達する。ユーザが当日配送を所望する場合、ユーザ端末９３０は、当日配送を要求する情報を注文情報に含めて商品販売サーバ９２０に伝達する。ここで、当日配送とは、ユーザ端末９３０が注文情報を伝達した同じ日に注文情報に含まれた商品を配送することを意味する。

商品販売サーバ９２０は、配送情報を処理するサーバ９１０に注文情報を送信する。サーバ９１０は、注文情報に基づいて配送商品が配送される位置で当日配送が可能であるか否かを判断し、判断結果を商品販売サーバ９２０に送信する。もし、当日配送が可能であれば、サーバ９１０は、配送可能な具体的な時間帯に関する情報も判断結果と共に商品販売サーバ９２０に送信してもよい。

もし、当日配送が可能な場合、商品販売サーバ９２０は、ユーザ端末９３０に希望配送時間情報を要求してもよい。ユーザ端末９３０は、配送が可能な具体的な時間帯内に設定された希望配送時間情報を商品販売サーバ９２０に送信する。商品販売サーバ９２０は、希望配送時間情報をサーバ９１０に伝達する。

サーバ９１０は、注文情報に含まれた位置情報に基づいて配送商品をユーザに配送する配送者９４１が配送商品９７０を受領する受領位置を決定する。例えば、サーバ９１０によって中間支局９６１が受領位置として決定された場合、サーバ９１０は、配送商品９７０を保管している物流倉庫９５１の第１サービス端末９５０に受領位置に関する情報を送信してもよい。

配送商品９７０は、第１サービス端末９５０に受信された受領位置に関する情報に基づいて中間支局９６１に移動する。配送商品９７０が中間支局９６１に移動した場合、第２サービス端末９６０は、配送商品９７０の到着を通知する情報をサーバ９１０に送信する。

サーバ９１０は、中間支局９６１の位置に関する情報、希望配送時間情報、及び位置情報に基づいてエージェント端末９４０に配送商品に対する配送情報を送信する最適時間を決定してもよい。サーバ９１０は、決定された最適時間に配送情報をエージェント端末９４０に送信してもよい。

配送者９４１は、エージェント端末９４０に受信された配送情報に基づいて中間支局９６１で受領した配送商品９７０をユーザに配送してもよい。

ユーザに配送商品９７０が配送された場合、エージェント端末９４０は、配送に関する履歴情報をサーバ９１０に送信する。ここで、履歴情報は、配送商品が配送される過程に関するヒストリーを意味する。例えば、履歴情報は、中間支局９６１で配送者９４１が配送商品９７０を受領した時間、配送者９４１が配送商品９７０をユーザに配送した時間などに関する情報を含んでもよい。

サーバ９１０は、履歴情報に基づいてサーバ９１０で用いられるモデルをアップデートする。

図１０は、一実施形態により配送者の出動有無を確認する過程を説明するためのフローチャートである。

一実施形態により配送者の出動有無を確認する方法は、サーバに備えられた処理部によって行われる。

ステップ１０１０において、サーバは、配送商品をユーザに配送する配送者の位置情報及び時間情報を確認する。例えば、サーバは、配送者のエージェント端末から配送者の位置情報及び時間情報を受信してもよい。ここで、時間情報は、配送者の位置を示す位置情報とマッチングされることにより、マッチングされた位置における時間に関する情報を意味する。他の一例として、位置情報が特定周期ごとにサーバに送信される場合、時間情報は特定周期に関する情報を含んでもよい。

ステップ１０２０において、サーバは、位置情報及び時間情報に基づいて配送者の移動速度を決定する。サーバは、時間に応じる位置の変化量を算出することによって配送者の移動速度を決定する。

ステップ１０３０において、サーバは、配送者の移動速度と配送者の出動有無をチェックするための閾値速度を比較することで、移動速度が閾値速度を超過するか否かを判断する。

ステップ１０４０において、移動速度が閾値速度を超過すると判断された場合、サーバは、出動したと判断された配送者のエージェント端末に出動通知又は配送情報を送信する。例えば、エージェント端末は、サーバから受信した出動通知又は配送情報を表示してもよい。

サーバは、エージェント端末から出動通知又は配送情報に対する応答として出動の取消しに対する要求を受信する。サーバは、出動の取消しに対する要求に応じて配送者に対する出動確認を取り消すことができる。

図１１は、一実施形態により、ユーザによって設定された希望配送時間に応じておまとめ配送が行われる過程を説明するためのフローチャートである。

配送情報を処理する方法は、サーバに備えられた処理部によって行われる。

図１１では、ユーザから配送が求められた配送商品が複数であり、ユーザから配送商品に対する希望配送時間情報が受信された場合におまとめ配送と適時配送を共に行う状況を仮定する。

ステップ１１１０において、サーバは、複数の配送商品に対する属性情報及び複数の配送商品が配送される位置情報、配送商品に対する希望配送時間情報を受信する。

ステップ１１２０において、サーバは、少なくとも１つの配送者が配送できる領域情報及び少なくとも１つの配送者がおまとめ配送できる積載情報を受信する。

ステップ１１３０において、サーバは、属性情報、位置情報、領域情報、及び積載情報に基づいて複数の配送商品のうち共に配送するおまとめ商品及び少なくとも１つの配送者のうちおまとめ商品を配送する最適配送者を決定する。

ステップ１１４０において、サーバは、配送商品をユーザに配送する配送者が配送商品を受領する受領位置を位置情報に基づいて決定する。

ステップ１１５０において、サーバは、少なくとも１つの候補配送経路に対する最適配送者の移動距離及び最適配送者の予想待機時間を考慮して、少なくとも１つの候補配送経路のうち最適配送者がおまとめ配送するための最適配送経路を決定する。

ステップ１１６０において、サーバは、受領位置に関する情報、希望配送時間情報、及び位置情報に基づいて配送者のエージェント端末に配送商品に対する配送情報を送信する最適時間を決定する。

ステップ１１７０において、サーバは、最適時間にエージェント端末に配送情報を送信する。

図１１に示された各ステップには、図１〜図１２を参照して前述した事項がそのまま適用されているため、より詳細な説明は省略する。

図１２は、一実施形態により配送情報処理方法を行う装置の細部構成を示す図である。

一実施形態により配送情報処理方法を行うサーバ１２００は、通信部１２１０及び処理部１２２０を含む。図２に示されたサーバ１２００は一実施形態を説明するためのものであり、サーバ１２００は、他の構成要素をさらに含んだり、図２に示された構成要素を他の構成要素に代替してもよい。

通信部１２１０は、１つ以上の他の電子装置と通信を行う。通信部１２１０は、ユーザ端末、商品販売サーバ、エージェント端末、サービス端末のうち少なくとも１つと通信を行ってもよい。

通信部１２１０は、商品販売サーバに登録された商品のうち配送が求められた複数の配送商品に対する属性情報及び複数の配送商品が配送される位置情報を受信してもよい。通信部１２１０は、複数の配送商品をユーザに配送する少なくとも１つの配送者が配送できる領域情報、及び少なくとも１つの配送者がおまとめ配送できる積載情報を受信してもよい。

処理部１２２０は、通信部１２１０を用いて受信した情報に基づいて配送に関する情報を処理する。

処理部１２２０は、属性情報、位置情報、領域情報、及び積載情報に基づいて（ｉ）複数の配送商品のうち共に配送するおまとめ商品、（ｉｉ）少なくとも１つの配送者のうちおまとめ商品を配送する最適配送者、（ｉｉｉ）最適配送者がおまとめ商品を配送できる少なくとも１つの候補配送経路を決定してもよい。処理部１２２０は、少なくとも１つの候補配送経路に対する最適配送者の移動距離及び最適配送者の予想待機時間を考慮して、少なくとも１つの候補配送経路のうち最適配送者がおまとめ配送するための最適配送経路を決定してもよい。

または、通信部１２１０は、商品販売サーバから配送商品に対する希望配送時間情報及び配送商品が配送される位置情報を受信する。通信部１２１０は、処理部１２２０で決定された最適時間にエージェント端末に配送情報を送信してもよい。

処理部１２２０は、位置情報に基づいて配送商品をユーザに配送する配送者が配送商品を受領する受領位置を決定してもよい。処理部１２２０は、受領位置に関する情報、希望配送時間情報、及び位置情報に基づいて配送者のエージェント端末に配送商品に対する配送情報を送信する最適時間を決定する。

または、通信部１２１０は、配送商品をユーザに配送する配送者の位置情報と時間情報を受信してもよい。通信部１２１０は、処理部１２２０で出動したと判断される配送者のエージェント端末に出動通知又は配送情報を送信してもよい。

処理部１２２０は、位置情報と時間情報に基づいて配送者の移動速度を決定し、配送者の移動速度と配送者の出動有無をチェックするための閾値速度とを比較してもよい。処理部１２２０は、配送者の移動速度が閾値速度を超過する場合、配送者が出動したと判断する。

図１２に示された各構成要素には、図１〜図１１を参照して前述した事項がそのまま適用されているため、より詳細な説明は省略する。

本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行することができるプログラム命令の形態で実現され、コンピュータで読取可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などのうち１つまたはその組合せを含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー（登録商標）ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びＲＯＭ、ＲＡＭ、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。プログラム命令の例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリタなどを用いてコンピュータによって実行できる高級言語コードが含まれる。前記したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために１つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同様である。

上述したように、本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能である。

したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲だけではなく特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。

Claims (18)

1. 商品販売サーバに登録された商品のうち、配送が求められた複数の配送商品に対する属性情報及び前記複数の配送商品が配送される位置情報を受信するステップと、
   前記複数の配送商品をユーザに配送する少なくとも１つの配送者が配送できる領域情報、及び前記少なくとも１つの配送者がおまとめ配送できる積載情報を受信するステップと、
   前記属性情報、位置情報、領域情報、及び積載情報に基づいて（ｉ）前記複数の配送商品のうち共に配送するおまとめ商品、（ｉｉ）前記少なくとも１つの配送者のうち前記おまとめ商品を配送する最適配送者、（ｉｉｉ）前記最適配送者が前記おまとめ商品を配送できる少なくとも１つの候補配送経路を決定するステップと、
   前記少なくとも１つの候補配送経路に対する最適配送者の移動距離及び最適配送者の予想待機時間を考慮し、前記少なくとも１つの候補配送経路のうち最適配送者がおまとめ配送するための最適配送経路を決定するステップと、
   を含む、ことを特徴とする配送情報処理方法。
2. 前記おまとめ商品は、前記最適配送者の運送手段に積載できる重さ及び体積を超過しないように前記複数の配送商品のうちから決定される、ことを特徴とする請求項１に記載の配送情報処理方法。
3. 前記おまとめ商品は、前記おまとめ商品が配送される位置が前記最適配送者の配送可能領域に含まれるように前記複数の配送商品のうちから決定される、ことを特徴とする請求項１に記載の配送情報処理方法。
4. 前記最適配送者は、前記おまとめ商品の準備時間、前記最適配送者がおまとめ商品を受領する受領位置、前記おまとめ商品に関する配送許容時間、及び前記おまとめ商品が配送されるときの交通情報のうち少なくとも１つを用いて前記少なくとも１つの配送者が決定される、ことを特徴とする請求項１に記載の配送情報処理方法。
5. 前記少なくとも１つの候補配送経路は、前記最適配送者がおまとめ商品を受領する受領位置、前記おまとめ商品が配送される位置、及び前記最適配送者の位置を用いて決定される、ことを特徴とする請求項１に記載の配送情報処理方法。
6. 前記属性情報は、前記複数の配送商品の重さと体積に関する情報を含み、
   前記領域情報は、前記少なくとも１つの配送者が商品配送を実行できるものと予め設定された配送可能領域に関する情報を含み、
   前記積載情報は、前記少なくとも１つの配送者の運送手段に積載できる重さ及び体積に関する情報を含む、ことを特徴とする請求項１に記載の配送情報処理方法。
7. 前記おまとめ商品に関する希望配送時間情報が受信された場合、前記希望配送時間情報、位置情報、前記配送者が前記おまとめ商品を受領する受領位置に関する情報に基づいて、前記最適配送経路に関する情報を前記最適配送者のエージェント端末に送信する最適時間を決定するステップと、
   前記最適時間にエージェント端末に前記最適配送経路に関する情報を送信するステップと、
   をさらに含む、ことを特徴とする請求項１に記載の配送情報処理方法。
8. 前記少なくとも１つの配送者の位置情報と時間情報に基づいて前記少なくとも１つの配送者の移動速度を決定するステップと、
   前記少なくとも１つの配送者の移動速度と前記少なくとも１つの配送者の出動有無をチェックするための閾値速度とを比較するステップと、
   前記少なくとも１つの配送者の移動速度が閾値速度を超過する場合、少なくとも１つの配送者が出動したと判断するステップと、
   をさらに含み、
   前記領域情報及び積載情報を受信するステップは、前記出動したと判断された少なくとも１つの配送者に関する領域情報及び積載情報を受信する、ことを特徴とする請求項１に記載の配送情報処理方法。
9. サーバで行われる配送情報処理方法において、
   商品販売サーバから配送商品に対する希望配送時間情報及び前記配送商品が配送される位置情報を受信するステップと、
   前記配送商品をユーザに配送する配送者が前記配送商品を受領する受領位置を前記位置情報に基づいて決定するステップと、
   前記受領位置に関する情報、希望配送時間情報、及び位置情報に基づいて前記配送者のエージェント端末に前記配送商品に対する配送情報を送信する最適時間を決定するステップと、
   前記最適時間にエージェント端末に配送情報を送信するステップと、
   を含む、ことを特徴とする配送情報処理方法。
10. 前記最適時間を決定するステップは、前記配送者が前記受領位置まで移動するためにかかる時間情報、前記配送者が前記受領位置から前記配送商品が配送される位置に移動するためにかかる時間情報、前記配送者が配送を行う時の交通情報のうち少なくとも１つをさらに考慮して前記最適時間を決定する、ことを特徴とする請求項９に記載の配送情報処理方法。
11. 前記ユーザに配送商品が配送された場合、前記配送商品の配送に関する履歴情報に基づいて前記最適時間を決定するモデルをアップデートするステップをさらに含み、
    前記最適時間を決定するステップは、前記アップデートされたモデルを用いて最適時間を決定する、ことを特徴とする請求項９に記載の配送情報処理方法。
12. 前記受領位置に前記配送商品がない場合、前記配送者が受領位置に到達する前に前記配送商品が受領位置に移動するよう、前記受領位置に関する情報を配送商品を保管している商品保管所のサービス端末に送信するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項９に記載の配送情報処理方法。
13. 前記希望配送時間情報及び位置情報を受信するステップは、
    前記商品販売サーバに登録された商品のうち配送が求められた複数の配送商品に対する属性情報、希望配送時間情報、及び位置情報を受信し、
    前記配送商品は、前記複数の配送商品のうち共に配送されるおまとめ商品として決定された商品であり、
    前記配送者は、ユーザに配送する少なくとも１つの配送者が配送できる領域情報、前記少なくとも１つの配送者がおまとめ配送できる積載情報、属性情報、希望配送時間情報、及び位置情報に基づいて前記少なくとも１つの配送者のうち前記おまとめ商品を配送する最適配送者に決定された配送者である、ことを特徴とする請求項９に記載の配送情報処理方法。
14. 前記配送者の位置情報と時間情報に基づいて前記配送者の移動速度を決定するステップと、
    前記配送者の移動速度と前記配送者の出動有無をチェックするための閾値速度とを比較するステップと、
    前記配送者の移動速度が閾値速度を超過する場合、配送者が出動したと判断するステップと、
    をさらに含み、
    前記配送情報を送信するステップは、前記出動したと判断された配送者のエージェント端末に前記配送情報を送信する、ことを特徴とする請求項９に記載の配送情報処理方法。
15. 配送商品をユーザに配送する配送者の位置情報及び時間情報を確認するステップと、
    前記位置情報及び時間情報に基づいて前記配送者の移動速度を決定するステップと、
    前記配送者の移動速度と前記配送者の出動有無をチェックするための閾値速度とを比較するステップと、
    前記配送者の移動速度が閾値速度を超過する場合、前記配送者が出動したと判断するステップと、
    前記出動したと判断された配送者のエージェント端末に出動通知又は配送情報を送信するステップと、
    を含む、ことを特徴とする配送者に対する出動確認方法。
16. 前記エージェント端末から前記出動通知又は配送情報に対する応答として出動の取消しに対する要求を受信するステップと、
    前記要求に応じて前記配送者に対する出動確認を取り消すステップと、
    をさらに含む、ことを特徴とする請求項１５に記載の出動確認方法。
17. 商品販売サーバに登録された商品のうち、配送が求められた複数の配送商品に対する属性情報及び前記複数の配送商品が配送される位置情報を受信するステップと、
    前記複数の配送商品をユーザに配送する少なくとも１つの配送者が配送できる領域情報、及び前記少なくとも１つの配送者がおまとめ配送できる積載情報を受信するステップと、
    前記属性情報、位置情報、領域情報、及び積載情報に基づいて（ｉ）前記複数の配送商品のうち共に配送するおまとめ商品、（ｉｉ）前記少なくとも１つの配送者のうち前記おまとめ商品を配送する最適配送者、（ｉｉｉ）前記最適配送者が前記おまとめ商品を配送できる少なくとも１つの候補配送経路のうち前記最適配送者がおまとめ配送するための最適配送経路を決定するステップと、
    をさらに含み、
    前記少なくとも１つの配送者は出動したと判断された配送者である、ことを特徴とする請求項１５に記載の出動確認方法。
18. 前記配送商品に関する希望配送時間情報が受信された場合、前記希望配送時間情報、前記配送商品が配送される位置情報、前記配送者が配送商品を受領する受領位置に関する情報に基づいて、前記配送情報をエージェント端末に送信する最適時間を決定するステップと、
    前記最適時間にエージェント端末に前記配送情報を送信するステップと、
    をさらに含む、ことを特徴とする請求項１５に記載の出動確認方法。

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