JP2017220970A - モータ駆動装置および、これを用いた圧縮機を有する電気機器 - Google Patents

モータ駆動装置および、これを用いた圧縮機を有する電気機器 Download PDF

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Abstract

【課題】モータ駆動装置の高効率化で機器の消費電力削減を図る。【解決手段】ブラシレスDCモータと、前記ブラシレスDCモータに電力を供給するインバータと、前記ブラシレスDCモータのロータ位置を検出する位置検出手段とを備え、前記インバータは、前記位置検出手段で得られた位置信号に応じてオンまたはオフする6個のスイッチング素子で構成され、前記位置検出手段の位置信号に対して前記インバータのスイッチング素子をオフするタミングをオンするタイミングより進ませることで前記ブラシレスDCモータへの電力供給期間を調整することでPWM制御によるオン時間時比率が大きくなり、ブラシレスDCモータの高周波電流成分が抑制され、ブラシレスDCモータの鉄損低減が図れる。【選択図】図1

Description

本発明はインバータ制御によりブラシレスDCモータを駆動するモータ駆動装置および、これを用いた圧縮機を有する電気機器に関するものである。
従来この種のブラシレスDCモータの駆動装置は、PWM(Pulse−Width−Modulation)制御の矩形波120度通電を基本としてブラシレスDCモータを駆動し、PWM制御のオンデューティが100%となったとき通電区間を120度以上に拡張することで、高速・高負荷駆動領域を拡張している(例えば特許文献1参照)。
図8は特許文献1に記載されたモータ駆動装置を示すものである。図8に示すように、インバータ3を構成する、各スイッチング素子3aから3fが、オフからオンに移行する際、オンタイミング制御手段103により進角制御を行い、オンからオフに移行する際は、オフタイミング制御手段104で進角制御を行わないことで、オーバーラップ通電を行う。
またモータ駆動電力が目標電力値となる様に導通角と進み角およびインバータ入力直流電圧を制御して高出力、高回転を可能としつつ低損失化している(例えば特許文献2参照)。図9は特許文献2に記載されたモータ駆動装置を示すものである。図9に示すようにブラシレスDCモータの駆動制御手段201は、駆動電力を検出する電力検出手段202と、インバータの駆動信号パターンの生成とインバータ入力電圧を設定する通電パルス信号生成手段203を有し、駆動電力が目標設定電力値に一致する様に、インバータ入力電圧値と通電角および進角を制御する。
特開2006−50804号公報 特開2008−167525号公報
しかしながら上記特許文献1の構成では、スイッチング素子のターンオンを早くしてブラシレスDCモータへの電力供給区間を120度以上に広げることで高負荷・高速駆動領域を拡張は可能となるが、低負荷・低速駆動領域に対する改善は見られず、回路およびモータ損失よりモータ駆動装置の効率が低いという課題を有していた。
また、上記特許文献2に記載の構成では、ブラシレスDCモータの負荷状態や駆動速度状態などの各駆動状態に応じて、入力電圧・通電角・進角の独立した3パラメータの選定が必要となり、開発工数の増加、駆動状態に応じた3パラメータの演算・選定等が必要となり制御の複雑化に伴う高速演算可能な演算素子の使用、あるいは駆動状態に応じて各パラメータの最適値をテーブルにした記憶素子の使用など、モータ駆動装置のコストアップが伴うという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するものであり、ブラシレスDCモータが低負荷・低速での駆動における装置の損失を低減し、高効率・低消費電力なモータ駆動装置を低コストで提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のモータ駆動装置は、ブラシレスDCモータと、前記ブラシレスDCモータに電力を供給するインバータと、前記ブラシレスDCモータのロータ位置を検出する位置検出手段とを備え、前記インバータは、前記位置検出手段で得られた位置信号に応じてオンまたはオフする6個のスイッチング素子で構成され、前記位置検出手段の位置信号に対して、前記インバータのスイッチング素子をオフするタミングをオンするタイミングより進ませるものである。
これにより、ブラシレスDCモータを低負荷・低速で駆動する際にブラシレスDCモータ固定子巻線に電力を供給する区間が狭くなるため、PWM制御のオン時間時比率が大きくなり、ブラシレスDCモータに流れる電流の高周波電流成分抑制でモータ鉄損が低減できる。
本発明のモータ駆動装置は、ブラシレスDCモータの低負荷・低速駆動時における装置の高効率・低消費電力化を図ることができる。
本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置のブロック図 本発明の実施の形態1における各部の波形とタイミングチャート スイッチング素子オフタミング調整制御開始判定フローチャート PWM制御からオフタミング調整制御への移行フローチャート オフタミング調整制御の動作を示すフローチャート ブラシレスDCモータの端子電圧波形を示す図 ブラシレスDCモータの相電流波形を示す図 従来のモータ駆動装置のブロック図 従来のモータ駆動装置の制御ブロック図
第1の発明は、ブラシレスDCモータと、前記ブラシレスDCモータに電力を供給するインバータと、前記ブラシレスDCモータのロータ位置を検出する位置検出手段とを備え、前記インバータは、前記位置検出手段で得られた位置信号に応じてオンまたはオフする6個のスイッチング素子で構成され、前記位置検出手段の位置信号に対して前記インバータのスイッチング素子をオフするタミングをオンするタイミングより進ませることにより、ブラシレスDCモータの低負荷・低速駆動においてブラシレスDCモータへの電力供給区間を短くすることが出来ることで、PWMスイッチング回数低減によるスイッチング損失を抑制できるため、モータ駆動装置の高効率化が図れる。
第2の発明は、第1の発明において、前記インバータのスイッチング素子の高周波でスイッチングによるオン期間の時比率で前記ブラシレスDCモータに供給する電圧を調節するPWM制御手段と、前記スイッチング素子のオンおよびオフさせるタミングを制御する転流制御部を有し、前記PWM制御手段によるオン期間の時比率が100%となる様に、スイッチング素子のオフタミングを調整することにより、高周波でのスイッチング素子のオン・オフが行われないためスイッチング損失が大幅に抑制され、回路の高効率化が可能となる。また、モータ電流にはPWM制御のオン・オフに伴う高周波電流の発生が無いためモータ鉄損低減によるモータ効率の向上もでき、モータ駆動装置の大幅な高効率化が実現できる。更に、PWM制御による高周波スイッチングに伴う高周波音の発生がなくなるため、モータ駆動装置の静音化が図れる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記スイッチング素子のオン状態から
オフ状態への切換えは、オフ状態からオン状態に切換えに対して、電気角0度から30度の範囲で早いタイミングで行うことにより、スイッチング素子のターンオフを早めた電気角1/2の進角が自動的に付加されることになり、ブラシレスDCモータへの電力供給を休止する区間がある駆動波形であっても、脱調等の発生が起こりにくい安定した駆動性能を確保することが出来る。
第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、前記PWM制御手段による前記スイッチング素子のオン期間時比率が所定値以上となったとき、前記転流制御手段はスイッチング素子のオフをオンタイミングより進ませることにより、ブラシレスDCモータの起動直後の超低速時や、低負荷・低速駆動時ではPWM制御を併用することで安定した起動性の確保と、超低負荷、超低速時の駆動安定性が向上する。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明のモータ駆動装置により駆動されるブラシレスDCモータが、冷凍サイクルの圧縮機を駆動するものであり、これにより本発明のモータ駆動装置によって圧縮機のCOPを向上することが出来、高効率な冷凍サイクルを提供できる。
第6の発明は、第1から第5のいずれかの発明のモータ駆動装置により駆動される圧縮機を有する電気機器であり、これにより高効率な冷凍サイクルにより低消費電力な電気機器が提供できるとともに、高周波スイッチングに伴う高周波数帯域の騒音が抑制され電気機器の静音化が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるわけではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置のブロック図を示すものである。
図1において、交流電源1は一般的な商用電源であり、日本国内の場合実効値100V50Hzまたは60Hzである。コンバータ回路2は交流電源1を直流電圧に変換する。図1におけるコンバータ回路2は4個のダイオードをブリッジ接続した整流回路2aとコンデンサによる平滑回路2b、出力電圧を切換えるスイッチ部2cで構成することで、出力電圧を倍電圧整流と全波整流の2段階に切り替える構成としているが、倍電圧整流出力または全波整流出力の単出力構成でも問題なく、昇圧チョッパまたは降圧チョッパを用いた構成、あるいは任意の電圧に出力を調整できる構成でも構わない。
インバータ3は6個のスイッチング素子3a〜3fで構成され、本実施の形態ではMOSFETを用いる。そして、各スイッチング素子を3相ブリッジ接続し、任意のスイッチング素子のオン/オフを切り替えることで、入力直流電圧を3相交流電圧に変換する。
ブラシレスDCモータ4は3相巻線を有する固定子と永久磁石を有する回転子により構成され、インバータ3からの3相交流電力により駆動される。
位置検出手段5はブラシレスDCモータの磁極位置を検出するものであり、本発明の実施の形態1ではモータ端子電圧から、回転子の回転により固定子巻線に発生する誘起電圧の位相(ゼロクロスポイント)を検出するが、ホールIC等の位置センサを用いる方法や、電流センサ等による電流検出方法等でも構わない。
速度検出手段6は位置検出手段5の出力信号からブラシレスDCモータの駆動速度を検出するものであり、本実施の形態ではブラシレスDCモータ回転子の回転により固定子巻
線に生じる誘起電圧ゼロクロス周期を基に算出する。
誤差検出手段7は、速度検出手段6により得たブラシレスDCモータ4の駆動速度と目標速度との差を検出する。
転流制御部8は位置検出手段5からの信号を基に、前記ブラシレスDCモータ固定子巻線に電気角90度以上150度以下の範囲で電力供給する相を設定する。また転流制御部8はスイッチング素子3a〜3fをターンオンおよびターンオフするタミングを設定するオンタイミング制御部9と、オフタイミング制御部10とを有しているため、インバータ3のスイッチング素子のオン、オフのそれぞれのタイミングを個別に設定することができる。
PWM制御手段11は、インバータの3相交流出力をPWM制御により出力電圧を調節し、ブラシレスDCモータ4が目標速度で駆動するように制御する。ここで『ブラシレスDCモータ巻線への電力供給区間最低電気角』を『電気角120度』で除した値より大きいPWMオン時間時比率で駆動している場合、PWM制御手段は時比率が100%となる様にオフタイミング制御部10はスイッチング素子のターンオフタイミングを早く行っていく。
ターンオフタイミングの変更は、ブラシレスDCモータの動作状態への急激な変化を防ぐため、徐々に早めて行くことが望ましいが、1度の制御周期で行っても特に問題ない。尚、PWM制御手段11によるオン時間時比率の調整によるブラシレスDCモータ4の速度制御は、ブラシレスDCモータ4の起動時等の非常に駆動速度が低い場合、あるいは駆動負荷が小さい場合としている。それ以外の状態では、PWM制御手段11はオン時間時比率が100%となるように、転流制御部8によるスイッチング素子のオフタイミングを調整してブラシレスDCモータ4の速度制御を行う。
波形合成部12はPWM制御手段11により生成したPWM信号と転流制御部8により生成した信号を合成し、合成した信号を基にドライブ手段13によりインバータ3の各スイッチング素子3a〜3fをオンまたはオフ状態にして、任意の3相交流電圧を生成しブラシレスDCモータ4に供給し駆動する。
圧縮要素14は、ブラシレスDCモータ4の回転子の軸に接続され、冷媒ガスを吸入し、圧縮して吐出する。このブラシレスDCモータ4と圧縮要素14とを同一の密閉容器に収納し、圧縮機15を構成する。圧縮機15で圧縮された吐出ガスは、凝縮器16、減圧器17、蒸発器18を通って圧縮機15の吸い込みに戻るような冷凍空調システムを構成し、凝縮器16では放熱、蒸発器18では吸熱を行うので、加熱や吸熱を行うことができる。尚、必要に応じて凝縮器16や蒸発器18に送風機などを使い、熱交換をさらに促進することもある。また本実施の形態1では、冷凍空調システムは冷蔵庫19の冷凍サイクルとして用い、蒸発器18は断熱壁20で囲われた食品貯蔵室21内を冷却するために用いる。
以上の様に構成されたモータ駆動装置について以下その動作と作用を説明する。
図2は本発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置のタイミングチャートである。図2(1)は一般的な120度通電での駆動波形およびタイミング図であり、(2)はオフタイミング制御部10によりスイッチング素子のオフタイミングを調整してブラシレスDCモータを駆動したときの波形とタイミングを示している。ブラシレスDCモータ4の回転により発生する誘起電圧をE、端子電圧をVuとして示し、両波形ともU相のみを示しているが、V相およびW相波形はそれぞれ位相が120度ずれた同形状の波形となってい
る。高圧側に接続したスイッチング素子3a、3b、3cの駆動信号をU+、V+、W+として示し、低圧側接続のスイッチング素子3d、3e、3fの駆動信号はそれぞれの高圧側SW素子の駆動信号から180度位相がずれた波形となる。
固定子巻線の通電相切換えのタイミング(図示せず)を図るために、回転子磁極相対位置検出に誘起電圧のゼロクロスポイントを位置信号として検出する。ゼロクロスポイントの検出は当該相巻線への電圧印加がされていない(図2に示すU相では、スイッチング素子3a、3dの両方がオフとなる)区間(C1、C2、C3、C4)に現れる誘起電圧とインバータ入力電圧Vdcの1/2の大小関係が反転するポイント(P1、P2)を検出する。よって電気角の1周期あたり各相2回、3相合計で6回、電気角30度毎に位置信号が発生する。
図2(1)に示す120度通電におけるスイッチング素子(高圧側接続の3a、3b、3c)の通電パターン(U+、V+、W+)を見ると、位置検出後(P1)電気角30度後にW+のオフと同時にU+(スイッチング素子3a)をオンすることで、電気角360度全範囲で常に3相いずれかの巻線が通電される。一方、図2(2)では位置検出(P1)後、電気角30度経過する前にW+(スイッチング素子3c)をオフにしたのち、電気角30度後にU+をオンする様にしている。
C1〜C4区間で誘起電圧が現れるのは他相のスイッチング素子がオンしているすなわちPWMのオン期間のみである。従って、スイッチング素子のターンオフは、ターンオンより早く行い、ブラシレスDCモータへの電力供給区間を短くしている。これにより固定し巻線の電力供給区間が短くなり、PWM制御によるオン・オフ回数の低減で、インバータ回路の損失を抑制できる。更に、電力供給区間を短くすることで、PWM制御のオン時間が長くなるため、位置検出信号を取得可能期間が長くなるので、位置検出精度が向上することになる。
さらに、スイッチング素子をオフするタイミングは位置検出直後から、位置検出後電気角30度経過(位置検出P1に対して区間A1の範囲)後までとして、当該位置検出(P1)の検出で確実に転流可能な範囲且つ、誘起電圧に対して進み位相となる様にして、遅れ位相によるトルク低下が発生しない様に考慮している。
このようにスイッチング素子(3a〜3f)のオフタイミングを位置検出直後から30度以内とすることで、3相巻線への電力供給区間を90度以上120度以下に調節して、電力供給休止区間(A1、A2、A3)が短いほど大きな進角B(電力無供給区間の電気角の1/2)が自動的に付加されるようになり、モータトルクが増加し電力無供給区間があるにもかかわらず脱調等の無い安定した駆動が可能となる。
次にSW素子のオフタイミング調整動作について、フローチャートを用い、その動作を説明する。
図3はスイッチング素子のオフタイミング制御の開始を判断するフローチャートである。図3において、まずS11において、PWM制御手段11で生成したスイッチング素子のオン時間時比率が所定値より大きくなっているかを確認し、所定値より大きい場合はS12に進みオフタイミング調整制御を開始し、所定値より小さい場合はPWM制御を行うようにする。オン時間時比率の所定値の設定は、本実施の形態では巻線への最小電力供給区間を電気角90度としているため、120度通電との割合から75%としているが、用途により適正な任意の値を選定する。
このようにスイッチング素子のオフタミング調整制御の開始を所定のPWMオン時間時
比率以上の時としてPWM制御と併用することで、起動時等の極端に駆動速度が低い場合や、低速駆動時で非常に負荷が低い場合などで巻線への電力供給区間が極端に短くなることによる起動の失敗や不安定な運転状態、あるいは極端なトルク低下等を防止し、あらゆる負荷条件でも安定した駆動が実現できるようにしている。
図4はPWM制御からオフタイミング調整への移行を示すフローチャートである。図3に示したフローにより、オフタイミング調整制御の開始を決定したとき、S21においてスイッチング素子のオフタイミングを任意の時間早く行い、S22でPWM制御により速度制御を行う。オフタイミングを早くすることで、ブラシレスDCモータへの電力供給区間が短くなっていくため、PWM制御によるオン時間の時比率は増加することになる。S23でPWM制御によるオン時間時比率が100未満であるときS21に戻りその動作を続ける。S23でオン時間時比率が100%に到達した時、S24に進みオン時間時比率を100%の状態を保持して、S25でスイッチング素子のオフタイミングの調整制御を開始する。
次にスイッチング素子のオフタイミング調整制御への移行後のブラシレスDCモータの速度制御について図1および図5を用いてその動作を説明する。
図5は本実施の形態1のスイッチング素子のオフタイミング調整制御の動作フローチャートである。図5においてまずS31において、速度検出手段6で検出したブラシレスDCモータ4の駆動速度と目標速度との偏差を誤差検出手段7で検出し、目標速度より早い場合はS32に進む。S32では、PWM制御手段11でのオン時間時比率100%を保持して、オフタイミング制御部10によりオフタイミングを早くすることが可能か否かを判断し、可能であればスイッチング素子のオフ時間を早めることで巻線への電力供給区間を減じてブラシレスDCモータの速度が低下する様に速度制御を行い(S33)、不可能であればPWM制御手段11におけるPWM制御を行う(S34)。本実施の形態1において、オフタイミングを早くすることが可能か否かの判断は、スイッチング素子のオフタイミングが位置検出後すぐスイッチング素子をオフしている場合はこれ以上オフタイミングを早めることが出来ないと判断する。本実施の形態1では進角を0度としているので固定子巻線への最低電力供給区間は電気角90度となる。
ブラシレスDCモータの駆動速度が目標速度より遅いと判断(S35)した時、S36に進みスイッチング素子のオフタミングが位置検出から電気角30度経過するまでに行われている場合、S37に進みスイッチング素子のオフタイミングを遅らせることで、ブラシレスDCモータ巻線への電力供給期間を増やすことで駆動速度が上昇する様に速度制御を行う。またS36でオフスイッチング素子のオフタイミングが電気角30度経過位置である場合はS38に進む。S38ではこれ以上スイッチング素子のオフタイミングを遅らせた場合、誘起電圧に対して印加電圧位相が遅れ位相となり、モータトルク低下およびこれに伴う脱調等の可能性があるため、オンタイミングを早めることで巻線への電力供給区間を増やしてブラシレスDCモータの駆動速度が上昇する様に速度制御を行う。 なお、オンタイミングを早める上限は位置検出後直後までとして、このときの巻線への最大電力供給区間は電気角150度となる。
また、本実施の形態1では進角を0度としているため、電気角120度での通電ではスイッチング素子のオフタミングとオンタイミングが一致して行われることになる。固定子内部に永久磁石が埋め込まれたIPMモータでは、最適な駆動実現のためには任意の進角を設ける必要がある。従ってIPMモータ等、あらゆるモータを最適に駆動出来る様に、スイッチング素子のオフタイミング調整範囲は、位置検出直後から、位置検出タイミングから「(電気角30度)−(進角)」まで経過した位置。スイッチング素子のオンタイミングは、位置検出タイミングから「(電気角30度)−(進角)」だけ経過したタイミン
グ(例えば進角が10度の場合、ターンオフは位置検出から電気角が20度経過までの範囲で調整し、ターンオンは位置検出後電気角が20度後)で行い、かつ位置検出からターンオフまでの電気角と、位置検出からターンオンまでの電気角の和を60度以下として、ターンオフをターンオンより電気角0度から30度までの任意の範囲で調整できるようにして、位置検出から電気角30度までの間で進角とオン・オフのタミングを自由に設定可能としている。
尚、進角を付加したときの巻線への電力供給区間は電気角で「90度+進角」から120度の範囲で調整されることになる。
さらにブラシレスDCモータ4を高速・高負荷で駆動する場合は、ターンオフタミングを位置検出から「(電気角30度)−(進角)」経過したタミングとして、ターンオンタイミングを位置検出直後から、位置検出から「電気角30度−進角」だけ経過したタイミングの範囲で調整することで巻線への電力供給区間を電気角120度から「電気角150−進角」の範囲で調整できる。
従って、スイッチング素子のターンオン、ターンオフタイミングの調整により電気角90度から150度までの範囲(進角0度の時)でブラシレスDCモータへの電力供給区間を調整できることになり、低速・低負荷の駆動から高速・高負荷の駆動まで幅広い負荷・速度状態での駆動に対応可能である。
次に本実施の形態におけるブラシレスDCモータの端子電圧について図6を用いて説明する。図6(1)および(2)は図2(1)における区間C1、F1を示し、図6(3)および(4)は図2(2)における区間C3,F2を示している。
図6(1)、(2)に示すように120度通電のPWM制御での波形を示す図2(1)は高周波のPWMキャリア周波数成分(周期f)が重畳されている。また図6(1)に示すようにC1区間では、PWMがオンした瞬間にモータ巻線や浮遊容量等の影響によるリンギングノイズ成分も重畳する。C1区間はブラシレスDCモータの端子電圧Vuとインバータ入力電圧の1/2を比較して、その大小関係が反転するポイントをブラシレスDCモータの誘起電圧のゼロクロス点(P点)として検出するが、リンギングノイズ成分によりPx点と誤検出してしまう。この位置検出ズレは、ブラシレスDCモータの駆動速度の脈動や振動、騒音の増大、駆動効率の低下などの原因となる。
一方で図6(3)に示すように、PWM制御のオン時間時比率を100%とした場合、端子電圧Vuには誘起電圧波形が現れ、正確なゼロクロスポイント(P点)での位置検出が可能であり、低騒音、低振動、低損失な安定した駆動が実現できる。
また区間F1区間では、図6(2)に示すようにPWM制御による高周波でのスイッチング素子のオン・オフに伴うスイッチング損失が発生するが、図6(4)に示すようにオン時間時比率100%の駆動ではスイッチング動作は行われないためスイッチング損失は発生せず、回路損失の低減による高効率化が実現できる。
さらにブラシレスDCモータに流れる電流を図7に示す。図7(1)は120度通電によるPWM制御での波形であり、PWM制御でのスイッチング素子のオン・オフに伴う高周波電流成分が重畳していることが分かる。この高周波電流成分はモータ鉄損の原因となる一方、図7(2)に示すPWMオン時間時比率100%での運転では高周波電流成分の発生はないため、モータ損失の低減によるモータ駆動装置の高効率化が図れる。
以上の様に構成したモータ駆動装置で圧縮機を駆動する冷却システムを持つ冷蔵庫につ
いて説明する。
近年の冷蔵庫は、真空断熱材の採用など断熱技術の向上により、外部からの熱侵入が非常に少なくなっている。このため扉開閉が頻繁に行われる朝夕の家事時間帯を除けば、1日大半で冷蔵庫の庫内は安定した冷却状態にあり、圧縮機は冷凍能力を下げた低速・低負荷での駆動が行われている。従って、冷蔵庫の消費電力を削減するためには、圧縮機すなわちブラシレスDCモータの低速・低出力時の駆動効率を上げることが非常に有効である。
本発明の実施の形態1では、ブラシレスDCモータが低速・低負荷で駆動している状態において、PWM制御による高周波のオン・オフ制御を行わず、PWMオン時間時比率を100%としてブラシレスDCモータの巻線への電力供給区間を調整しながら駆動速度の制御を行う。これによりインバータ3はPWM制御によるスイッチングロスの発生が無いため大幅にインバータ回路効率を向上することが出来る。
本実施の形態では、インバータ3のスイッチング素子にはMOSFETを用いている。MOSFETはその構造的特徴から、オン時の出力電流の経路にPN接合を持たないため、特に低電流出力時におけるオン時の損失は、IGBT等の他のパワーデバイスと比較して非常に低くなる。
先述したように冷蔵庫は1日の大半で低速・低負荷での駆動がされているためブラシレスDCモータに流れる電流が低い。従って、本発明を冷蔵庫の圧縮機の駆動に用いるとき、インバータ3のスイッチング素子にMOSFETを用いることは、冷蔵庫の消費電力の低減に非常に有効となる。
また、PWM制御によるオン・オフ制御を行わないことでブラシレスDCモータの巻線電流には高周波電流成分が無く、モータ鉄損を大幅に抑制できモータ効率の向上が図れる。
更にPWM制御は一般的に1kHから20kHz程度のPWM周波数でのスイッチング動作が行われ、この周波数成分が騒音として発生する。冷蔵庫は昼夜にかかわらず1日中運転しているため、静音設計は非常に重要である本実施の形態1のモータ駆動装置は、オン時間の時比率が100%であるため、PWM制御に起因する騒音の発生をなくせるため、冷蔵庫の静音設計に非常に有効である。
以上の様に本実施の形態1において、ブラシレスDCモータ4と、ブラシレスDCモータ4に電力を供給するインバータ3と、ブラシレスDCモータ4のロータ位置を検出する位置検出手段5とを備え、インバータ3は、位置検出手段5で得られた位置信号に応じてオンまたはオフする6個のスイッチング素子で構成され、位置検出手段5の位置信号に対してインバータ3のスイッチング素子をオフするタミングをオンするタイミングより進ませることにより、ブラシレスDCモータの固定し巻線に電力を供給する区間を短くすることが出来るため、PWM制御によるオン時間時比率が大きくなり、ブラシレスDCモータの高周波電流成分が抑制され、ブラシレスDCモータの鉄損低減が図れる。また、PWM制御に伴うスイッチング素子のオン・オフ回数が少なくなり、インバータ損失の低減によるモータ駆動装置に高効率化が図れる。
また本実施の形態では、インバータ3のスイッチング素子を高周波でスイッチングすることにより、ブラシレスDCモータ4に供給する電圧を調節するPWM制御手段11と、スイッチング素子をオンおよびオフさせるタミングを制御する転流制御部8を有し、PWM制御手段11によるオン時間の時比率が100%となる様に、スイッチング素子のオフ
タミングを調整するので、スイッチング素子のオン・オフに伴うスイッチングロスを大幅に抑制可能となりインバータ3の効率を向上できる。またスイッチング素子の高周波オン・オフによるブラシレスDCモータに流れる電流に高周波成分の発生がないので、モータ鉄損を大幅に抑制することができる。これにより、ブラシレスDCモータおよび回路の低損失化で、高効率なモータ駆動装置を提供することができる。また、PWM制御のオン時間時比率を100%とするので、高周波スイッチングに伴う高周波数帯域の騒音の発生もなく、装置の静音化が図れる。さらにオン時間時比率100%の駆動は、リンギングノイズの影響による位置検出ズレを排除でき正確な位置検出が実現できるため、駆動安定性の更なる向上が図れ、これによりモータ駆動装置の更なる高効率化、低騒音化、低振動図れる。
また、スイッチング素子をオン状態からオフ状態への切換えは、オフ状態からオン状態に切換えに対して、電気角0度から30度の範囲で早いタミングで行うことで、ターンオフをターンオンより早めた電気角の1/2の進角が自動的に付加されるようになり、電力供給の休止期間を有する駆動波形での駆動であっても、脱調等の発生無く安定した駆動が可能となる。
また、ブラシレスDCモータ固定子巻線の通電相の切換えタイミングは、位置検出手段の位置信号に対してスイッチング素子のオフタイミングを進ませる電気角とオンタイミングを進ませる電気角の和は電気角60度以下として、且つオフタイミングを進ませる電気角がオンタイミングを進ませる電気角以上としている。これにより進角とブラシレスDCモータへの電力供給休止区間を、電気角0度〜30度の範囲で設定できるため、ブラシレスDCモータの負荷および駆動速度状態により最適な電力供給期間に設定できるため、負荷状態や速度により最適な進角を与える必要がある埋め込み型磁石(IPM)モータを最適に駆動出来る様になるので様々なタイプの永久磁石モータを高効率に駆動することができる。
また、ブラシレスDCモータの3相巻線への電力供給区間を電気角90度以上150度以下として、電力供給区間が電気角90度以上120度未満の時、前記スイッチング素子のオフをオンするタミングより進ませる様にして、ブラシレスDCモータの幅広い負荷および駆動速度範囲で最適な駆動状態を実現することが可能となる。
また、PWM制御手段11によるスイッチング素子のオン時間時比率が所定値以上のとき、転流制御部8はスイッチング素子のオフをオンタイミングより進ませることで、PWMオン時間時比率が所定値より低くなる起動時や、低速駆動時で非常に負荷が低い場合などでも、巻線への電力供給区間が極端に短くなることによる起動の失敗や駆動時の不安定動作、あるいは極端なトルク低下等を防止し、あらゆる負荷条件でも安定した駆動が実現できるようにしている。
またブラシレスDCモータは、冷凍サイクルの圧縮機を駆動することで、鉄損低減によるモータ効率の向上でCOPの高い圧縮機の提供とこれによる高効率な冷凍サイクルを提供することが出来る。
さらに本発明のモータ駆動装置で圧縮機を駆動する冷凍サイクルを冷蔵庫に採用すれば、モータ駆動装置の回路効率向上と、高COP圧縮機を用いた高効率冷凍サイクルの採用により、消費電力量の低い冷蔵庫を提供できるとともに、PWM制御のスイッチング動作に伴う高周波数帯域の騒音発生が無く、冷蔵庫の静音化も可能となる。
以上の様に本発明にかかるモータ駆動装置は、モータ駆動装置の回路損失の低減および
モータ効率の向上、駆動騒音と振動の低減が可能となるため、冷蔵庫、エアコン、洗濯機、ポンプ、扇風機、ファン、電気掃除機など、ブラシレスDCモータを用いたあらゆる機器にも適用できる。
1 交流電源
2 コンバータ回路
3 インバータ
4 ブラシレスDCモータ
5 位置検出手段
6 速度検出手段
7 誤差検出手段
8 転流制御部
9 オンタイミング制御部
10 オフタイミング制御部
11 PWM制御手段
12 波形合成部
13 ドライブ手段
14 圧縮要素
15 圧縮機
16 凝縮器
17 減圧器
18 蒸発器
19 冷蔵庫
20 断熱壁
21 食品貯蔵室

Claims (6)

  1. ブラシレスDCモータと、前記ブラシレスDCモータに電力を供給するインバータと、前記ブラシレスDCモータのロータ位置を検出する位置検出手段とを備え、前記インバータは、前記位置検出手段で得られた位置信号に応じてオンまたはオフする6個のスイッチング素子で構成され、前記位置検出手段の位置信号に対して前記インバータのスイッチング素子をオフするタミングをオンするタイミングより進ませることを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記インバータのスイッチング素子の高周波でスイッチングによるオン期間の時比率で前記ブラシレスDCモータに供給する電圧を調節するPWM制御手段と、前記スイッチング素子のオンおよびオフさせるタミングを制御する転流制御部を有し、前記PWM制御手段によるオン期間の時比率が100%となる様に、スイッチング素子のオフタミングを調整する請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記スイッチング素子のオン状態からオフ状態への切換えは、オフ状態からオン状態に切換えに対して、電気角0度から30度の範囲で早いタイミングで行う請求項1または請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記PWM制御手段による前記スイッチング素子のオン期間時比率が所定値以上となったとき、転流制御手段はスイッチング素子のオフをオンタイミングより進ませる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
  5. 前記ブラシレスDCモータは、冷凍サイクルの圧縮機を駆動することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
  6. 請求項1から請求項5に記載のいずれかのモータ駆動装置により駆動される圧縮機を有する電気機器。
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