JP2017216820A - モータ制御装置及びモータ制御方法 - Google Patents

モータ制御装置及びモータ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】入力端子の端子数を減らすことが可能なモータ制御装置を提供する。
【解決手段】入力端子から入力される駆動信号に基づいてモータの回転を制御するモータ制御装置であって、単一の駆動信号における、デューティ比、電圧、周波数の少なくとも一つから、モータの駆動状態または駆動停止状態を示す第1駆動情報、モータの回転方向を示す第2駆動情報、モータの強制停止状態か否かを示す第3駆動情報、及び、モータの回転速度を示す第4駆動情報のうち2以上の情報を抽出してモータを制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、モータを制御するモータ制御装置及びモータ制御方法に関する。
従来のDCモータの駆動装置は、例えば、特許文献1に記載される。特許文献1において、DCモータの駆動制御装置では、ASIC内の速度ディスクリ(判別)回路から出力される加速信号及び減速信号の状態によって制御状態を可変する。なお、制御状態とは、「加速」、「中立」、「減速」である。
特開2000−316289号公報
特許文献1に記載のモータ駆動装置では、ASIC内の速度ディスクリ回路から、加速信号及び減速信号の2個の信号を入力する信号線が必要であった。また、特許文献1に記載のモータ駆動装置では、加速信号及び減速信号を用いて、加速、減速又は中立、すなわち、モータの回転速度の状態のみを設定しており、その他の状態を決定する場合には、さらに多くの信号線が必要である。
そこで、本発明は、入力端子の端子数を減らすことが可能なモータ制御装置を提供することを目的とする。
本発明の例示的なモータの制御装置は、単一の前記駆動信号における、デューティ比、電圧、周波数の少なくとも一つから、モータの駆動状態または駆動停止状態を示す第1駆動情報、モータの回転方向を示す第2駆動情報、モータの強制停止状態か否かを示す第3駆動情報、及び、モータの回転速度を示す第4駆動情報のうち2以上の情報を抽出して前記モータを制御することを特徴とする。
例示的な本発明のモータ制御装置によれば、入力端子の端子数を減らすことが可能である。
図1は、ブラシレスDCモータおよびその周辺部を示す斜視図である。 図2は、本発明にかかるモータ制御装置の一例のブロック図である。 図3は、駆動信号を示す図である。 図4は、記憶部に記憶されたテーブルの一例を示す図である。 図5は、本実施形態にかかるモータ駆動装置の動作を示すフローチャートである。 図6は、テーブルの他の例を示す図である。 図7は、テーブルの他の例を示す図である。 図8は、本発明にかかるモータ制御装置の他の例のブロック図である。 図9は、図8に示すモータ制御装置で用いられるテーブルの一例を示す図である。 図10は、図9に示すテーブルの第1範囲の第4駆動情報を拡大した図である。 図11は、本発明にかかるモータ制御装置の他の例のブロック図である。 図12は、図11に示すモータ制御装置で用いられるテーブルの一例を示す図である。 図13は、本発明にかかるモータ制御装置の他の例のブロック図である。 図14は、図13に示すモータ制御装置で用いられるテーブルの一例を示す図である。
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。図1は、ブラシレスDCモータおよびその周辺部を示す斜視図である。なお、以下の説明では、ブラシレスDCモータMrを、単に、モータMrと称する。また、以下の説明において、モータMrの状態として、駆動状態または駆動停止状態、モータMrの回転方向、モータMrの強制停止およびモータMrの回転速度の各状態を用いる場合がある。モータMrの各状態は、次のとおりである。モータMrの駆動状態は、モータMrに電力を供給して、出力軸に回転力が発生した状態、または、回転力を発生させる状態を示す。また、駆動停止状態とは、モータMrへの電力の供給を停止して、出力軸に回転力が発生していない状態、または、回転力を発生させない状態を示す。そして、モータMrの回転方向とは、モータMrの出力軸Spを中心軸の一方側から見たときの回転方向を示す。以下の説明では、図1の状態を基準として、反時計回り方向をCCW方向(図1の矢印Ar1)とし、出力軸Spの時計回り方向の回転をCW方向(図1の矢印Ar2)とする。さらに、モータMrの強制停止とは、回転中の出力軸Spに回転と反対方向の力を付与して、回転を強制的に収める状態を示す。なお、出力軸Spが停止中に、強制停止状態になると、出力軸Spが外部からの力で回転されない状態にあることを示す。回転速度は、出力軸Spの回転速度である。
<1.第1実施形態>
<1.1 モータ制御装置の構成>
本実施形態にかかるモータ制御装置Aは、プリンタ、複合機等のOA機器に備えられたブラシレスDCモータMrの回転を制御する制御装置である。なお、モータは、ブラシレスDCモータに限定されず、駆動状態または駆動停止状態の制御、回転方向の制御、強制停止の制御および回転速度の制御のうち、いずれか2つ以上の制御が可能なモータを広く採用できる。図1に示すように、モータMrは、金属製の取り付け板Htに取り付けられており、取り付け板Htと共に、モータ制御装置Aの配線基板Bdに取り付けられる。モータMrは、対象物を回転させる出力軸Spを備える。
図2は、本発明にかかるモータ制御装置の一例のブロック図である。図1および図2に示すように、モータ制御装置Aは、入力端子1と、モータ回転制御回路2と、モータ駆動回路3と、記憶部4とを備える。なお、本実施形態にかかるモータ制御装置Aでは、入力端子1、モータ回転制御回路2、モータ駆動回路3及び記憶部4は、基板Bdに実装される。また、モータ制御装置Aは、図示を省略した電源と接続される。モータ制御装置Aは、電源から供給される電力をモータMrに供給することで、モータMrを回転駆動する。
<1.2 入力端子の構成>
入力端子1は、OA機器に備えられた制御装置Mcからのケーブルが、接続される端子である。本実施形態のモータ制御装置Aでは、制御装置Mcから、制御信号線L1が接続される。
制御信号線L1は、駆動状態/駆動停止状態、回転方向、強制停止および速度等のモータの状態を制御する駆動信号Sg1が入力される信号線である。すなわち、モータ制御装置Aは、入力端子1から入力される駆動信号Sg1に基づいてモータの回転を制御する。
<1.3 モータ回転制御回路の構成>
モータ回転制御回路2は、入力端子1と接続される。モータ回転制御回路2には、入力端子1に入力された駆動信号Sg1が入力される。モータ回転制御回路2は、駆動信号Sg1から、モータMrの状態を抽出する。モータ回転制御回路2は、MPU、CPU等の処理回路を含む回路である。モータ回転制御回路2は、記憶部4と接続される。記憶部4は、ROM、RAM等の半導体メモリを含む構成である。記憶部4は、モータMrの駆動制御に必要な情報およびプログラム等が記憶される。このとき、モータ回転制御回路2は、記憶部4にアクセスして、記憶部4に記憶された情報、プログラム等を読み出す。
<1.4 モータ駆動回路の構成>
モータ駆動回路3は、モータMrに供給する電力を調整する回路である。モータ駆動回路3は、例えば、スイッチング素子を含む回路であり、モータMrに含まれるコイル(不図示)に対して、所定のタイミングで電流を供給したり、電流の供給を停止したりして、モータMrの状態を変更する。本実施形態では、モータMrとして、ブラシレスDCモータを使用する。
ブラシレスDCモータは、固定子に配された複数個のコイルを備える。そして、各コイルは、U相、V相およびW相のいずれかに割り振られる。モータ駆動回路3は、U相のコイル、V相のコイルおよびW相のコイルに所定のタイミングで電流を供給することで、駆動状態または駆動停止状態、回転方向および強制停止状態等を実行できる。また、電流を切り替える周波数を変更することで、回転速度を変更できる。なお、ブラシレスDCモータ以外のモータを用いる場合もある。その場合、モータ駆動回路3は、そのモータに対応した電力の供給方法で、モータに電力を供給する。
<1.5 駆動信号について>
駆動信号について図面を参照して説明する。図3は、駆動信号を示す図である。図3に示すように、駆動信号Sg1は、ON期間T1と、OFF期間T2とが交互に現れる信号である。なお、駆動信号Sg1において、1周期Cy内のON期間T1の割合がデューティ比Drである。デューティ比Drは、百分率で表される。例えば、1周期内でON期間T1が全くない場合には、デューティ比Drは「0%」であり、1周期の半分がON期間T1である場合、デューティ比Drは「50%」である。そして、制御装置Mcは、出力する駆動信号Sg1のデューティ比Drを「0%」〜「100%」の間で変更できる回路を有する。デューティ比Drが変更可能な信号として、PWM信号を挙げることができるが、これに限定されない。
モータ回転制御回路2は、入力端子1から駆動信号Sg1を受信すると、駆動信号Sg1のデューティ比Drと、周波数Frとを取得する。モータ回転制御回路2は、記憶部4に記憶されたテーブルTb1を呼び出し、デューティ比DrとテーブルTb1とを照らし合わせる。そして、モータ回転制御回路2は、デューティ比Drから、モータMrの駆動状態または駆動停止状態を示す第1駆動情報D1、モータの回転方向を示す第2駆動情報D2およびモータの強制停止状態か否かを示す第3駆動情報D3を抽出する。また、駆動信号Sg1の周波数Frから、モータの回転速度を示す第4駆動情報D4を抽出する。
<1.6 テーブルについて>
テーブルTb1は、記憶部4に記憶されている。テーブルTb1は、駆動信号Sg1のデューティ比Drと、モータMrの状態とを関連付ける。図4は、記憶部に記憶されたテーブルの一例を示す図である。
第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3は、それぞれ、LoまたはHiである。第1駆動情報D1において、Loは、モータMrの駆動状態を示し、Hiは、モータMrの駆動停止状態を示す。第2駆動情報D2において、Loは、CCW方向を示し、Hiは、CW方向を示す。そして、第3駆動情報D3において、Loは、強制停止状態を示す。以下の説明では、強制停止状態を、強制停止ONとする。また、第3駆動情報D3において、Hiは、強制停止状態ではないことを示す。以下の説明では、強制停止ではないことを、強制停止OFFとする。
テーブルTb1は、デューティ比Drから、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3を抽出するときに、参照される。駆動信号Sg1のデューティ比Drは、ばらつく場合がある。デューティ比Drのばらつきに備えて、テーブルTb1は、デューティ比の値に幅を持った範囲ごとに、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3を関連付ける。
テーブルTb1は、駆動信号Sg1がとり得るデューティ比(0%〜100%)を、4つに分割する。デューティ比を分割したそれぞれを、第1範囲H1〜第4範囲H4とする。本実施形態のモータ制御装置は、デューティ比を複数の範囲に分割し、各範囲に対して、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3を関連づけたテーブルを記憶する。テーブルは、記憶部4が記憶する。
そして、テーブルTb1では、第1範囲H1〜第4範囲H4と、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3とを関連付ける。なお、ここでは、第1範囲H1は、デューティ比25%未満である。第2範囲H2は、デューティ比25%以上50%未満である。第3範囲H3は、デューティ比50%以上75%未満である。第4範囲は、デューティ比75%以上である。そして、デューティ比の範囲は、一定の幅のデューティ比を示す。なお、分割数は4つに限定されない。例えば、4分割よりも少なくてもよいし、多くてもよい。また、本実施形態のテーブルTb1では、各範囲のデューティ比の幅が等しい、すなわち、とり得るデューティ比を等分割するが、これに限定されない。範囲ごとにデューティ比の幅が異なってもよい。
テーブルTb1の詳細について説明する。テーブルTb1は、第1範囲H1〜第4範囲H4のそれぞれに、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3が関連付けられる。
テーブルTb1において、第1範囲H1〜第4範囲H4に関連付けられた、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3は、次のとおりである。第1範囲H1では、第1駆動情報D1はLo(駆動状態)、第2駆動情報D2はLo(CCW方向)および第3駆動情報D3はHi(強制停止OFF)である。第2範囲H2では、第1情報D1はHi(駆動停止状態)、第2駆動情報D2はLo(CCW方向)および第3駆動情報D3はHi(強制停止OFF)である。第3範囲D3では、第1駆動情報D1はLo(駆動状態)、第2駆動情報D2はHi(CW方向)および第3駆動情報D3はHi(強制停止OFF)である。第4範囲D4では、第1情報D1はHi(駆動停止状態)、第2駆動情報D2はHi(CW方向)および第3駆動情報D3はLo(強制停止ON)である。
テーブルTb1において、第1範囲H1〜第4範囲H4はモータMrの状態を示す。第1範囲H1が示すモータMrの状態は、CCW方向に駆動状態で強制停止OFFである。第2範囲H2が示すモータMrの状態は、駆動停止状態である。第3範囲H3が示すモータMrの状態は、CW方向に駆動状態で強制停止OFFである。第4範囲H4が示すモータMrの状態は、強制停止ONの状態である。上述のとおり、第2範囲H2は、駆動停止状態であり、第4範囲H4は、強制停止ONである。そのため、第2範囲H2および第4範囲H4では、第2駆動情報D2は、HiであってもLoであってもよい、すなわち、不定であってもよい。
なお、本実施形態において、テーブルTb1は、理解を容易にするために、第1駆動情報D1として、「駆動状態」または「駆動停止状態」との記載を包含する。また、第2駆動情報D2として、「CCW方向」または「CW方向」との記載を包含する。さらに、第3駆動情報D3として、「強制停止ON」または「強制停止OFF」との記載を包含する。実際に記憶部4に記憶されるテーブルTb1の各情報は、Hi(1)またはLo(0)である。
モータ回転制御回路2は、駆動信号Sg1のデューティ比Drを抽出し、記憶部4に記憶されたテーブルTb1を参照して、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3を抽出する。そして、抽出した、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3をそれぞれ第1信号S1、第2信号S2および第3信号S3として、モータ駆動回路3に送信する。第1信号S1、第2信号S2および第3信号S3は、Hi信号またはLo信号である。これにより、単一の駆動信号Sg1から、モータMrの駆動に必要となる複数の駆動情報を得ることができる。
また、モータ回転制御回路2は、駆動信号Sg1の周波数Frを取得する。モータ回転制御回路2は、PLL制御を行う。モータ回転制御回路2は、駆動信号Sg1の周波数Frに基づいて、モータMrの回転速度を決定する。つまり、モータ回転制御回路2は、駆動信号Sg1の周波数Frが低いと、モータMrの回転速度は遅く、駆動信号Sg1の周波数Frが高いと、モータMrの回転速度は速い。モータ回転制御回路2は、駆動信号Sg1の周波数FrからモータMrの回転速度の情報である第4駆動情報D4を取得する。そして、第4駆動情報D4に基づいた、クロック信号Crを生成して、モータ駆動回路3に送信する。
なお、図2に示すように、モータ回転制御回路2は、モータ駆動回路3に対して、第1信号S1、第2信号S2、第3信号S3およびクロック信号Crの4つの信号を独立して送信する。
モータ駆動回路3は、第1信号S1、第2信号S2および第3信号S3から、モータMrの駆動状態または駆動停止状態、回転方向および強制停止ONまたはOFFの情報を取得する。またモータ駆動回路3は、クロック信号Crに基づいて、モータMrの回転速度を調整する。
モータ駆動装置Aは、上述の構成を有する。次に、モータ駆動装置Aの動作について説明する。
<1.7 モータ駆動装置の動作>
図5は、本実施形態にかかるモータ駆動装置の動作を示すフローチャートである。入力端子1を介して、制御装置Mcから駆動信号Sg1の入力があると(ステップS101)、モータ回転制御回路2は、駆動信号Sg1のデューティ比Drおよび周波数Frを取得する(ステップS102)。
そして、モータ回転制御回路2は、記憶部4にアクセスして、テーブルTb1を参照する(ステップS103)。第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3を抽出する(ステップS104)。モータ回転制御回路2は、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3に基づく第1信号S1、第2信号S2および第3信号S3と、周波数Frに基づくクロック信号Crとを生成して、モータ駆動回路3に対して出力する(ステップS105)。
モータ回転制御回路3は、第1信号S1、第2信号S2、第3信号S3およびクロック信号Crに基づいて、モータMrを回転駆動させる(ステップS106)。本実施形態に示すモータ制御装置Aは、以上示したモータ制御方法を用いて、モータMrを駆動する。
つまり、本実施形態にかかるモータ駆動装置のモータ駆動方法では、モータの駆動状態または駆動停止状態を示す第1駆動情報、モータの回転方向を示す第2駆動情報、モータの強制停止状態か否かを示す第3駆動情報、及び、モータの回転速度を示す第4駆動情報が単一の前記駆動信号に含まれる。そして、前記第1駆動情報、前記第2駆動情報、前記第3駆動情報および前記第4駆動情報のうち2以上の情報が、前記駆動信号のデューティ比、電圧、周波数のいずれか1に含まれ、前記駆動信号から前記第1駆動情報、前記第2駆動情報、前記第3駆動情報および前記第4駆動情報のうち2以上の情報を抽出して前記モータを制御する。
以上の動作について、具体的な例を参照して説明する。例えば、モータ制御装置Aにおいて、入力端子1が、制御部Mcから、デューティ比Drが60%の駆動信号Sg1を受信したとする。このとき、入力端子1から入力される駆動信号Sg1が、モータ回転制御回路2に入力される。モータ回転制御回路2は、駆動信号Sg1から、デューティ比Drと、周波数Frを取得する。そして、モータ回転制御回路2は、記憶部4にアクセスして、テーブルTb1を参照する。モータ回転制御回路2は、駆動信号Sg1のデューティ比Drである60%が、第1範囲H1〜第4範囲H4のいずれに入るか確認する。ここでは、デューティ比Drが60%であるので、駆動信号Sg1のデューティ比Drは、第3範囲H3に入る。
モータ回転制御回路2は、テーブルTb1から第3範囲H3の、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3を抽出する。ここでは、第1駆動情報D1は、駆動状態、すなわち、Loである。第2駆動情報D2は、CW方向(Hi)である。第3駆動情報は、強制停止OFF(Hi)である。このことから、モータ回転制御回路2は、駆動信号Sg1が、モータMrをCW方向に駆動状態にする命令の信号であると判断する。そして、モータ回転制御回路2は、第1駆動情報D1に基づいて、第1信号S1としてLo信号を、第2駆動情報D2に基づいて、第2信号S2としてHi信号を、第3駆動情報D3に基づいて、第3信号S3としてHi信号を同時に、モータ駆動回路3に送信する。
また、モータ回転制御回路2は、駆動信号Sg1の周波数Frから、モータMrの回転速度を示すクロック信号Crを生成する。モータ回転制御回路2は、クロック信号Crを、第1信号S1、第2信号S2および第3信号S3と同時に、モータ駆動回路3に送信する。
モータ駆動回路3は、第1信号S1、第2信号S2および第3信号S3に基づいて、モータMrをCW方向に駆動状態にする電力を、モータMrに供給する。なお、モータMrへの電力の供給は、電源(不図示)に接続された電源線(不図示)上のスイッチング素子(不図示)のスイッチングを行うことで、実行すればよい。ただし、モータMrへの電力の供給方法は、これに限定されない。
本実施形態にかかる、モータ駆動方法を用いたモータ駆動装置Aでは、外部機器である制御装置Mcからの単一の駆動信号Sg1におけるデューティ比から、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3を抽出する。また、駆動信号Sg1の周波数から駆動情報D4を抽出する。これにより、単一の駆動信号Sg1において、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3は、デューティ比から抽出し、第4駆動情報D4は、周波数から抽出することができる。従って、抽出したい駆動情報ごとに的確な入力信号の要素を選定することができる。
本実施形態にかかるモータ駆動装置Aでは、外部機器からの単一の駆動信号Sg1から、複数個の、モータMrの駆動情報を抽出することが可能である。これにより、入力端子1の駆動信号Sg1に割り当てる端子を1つにできる。また、駆動信号Sg1に含まれる情報を、同時に抽出することが可能であるため、単一の信号を時系列で分割して複数の情報を送信する構成に比べて、すべての情報を抽出するまでの遅れ時間を抑制できる。また、単一の信号を時系列で分割した場合に比べて、情報の抽出の操作を簡略化でき、モータ回転制御回路2の回路構成を簡単にできる。このことから、モータ回転制御回路2の負荷を低減できる。
また、テーブルTb1は、第2駆動情報D2の第1方向(CCW方向)の回転を示す範囲(第1範囲H1)と、第2駆動情報D2の第1方向と反対方向である第2方向(CW方向)の回転を示す範囲(第3範囲H3)との間に、第1駆動情報D1の駆動停止状態を示す範囲(第2範囲H2)を有する。このように、テーブルTb1では、モータMrのCCW方向の駆動状態の第1範囲H1と、CW方向の駆動状態の第3範囲H3の間に、駆動停止状態を示す第2範囲H2が含まれる。駆動信号Sg1のデューティ比Drが変動した場合、第1方向への駆動状態からすぐに、第2方向への駆動状態に切り替わるのを抑制して、モータMrの負担を低減できる。
また、テーブルTb1は、第2駆動情報D2の第1方向(CCW方向)の回転を示す範囲(第1範囲H1)と、第3駆動情報D3の強制停止状態を示す範囲(第4範囲H4)との間に、第2駆動情報D2の第1方向と反対方向である第2方向(CW方向)の回転を示す範囲(第3範囲H3)を有する。このように構成することで、CW方向に回転するモータMrを迅速に強制停止できる。なお、本実施形態では、第1範囲H1の第2駆動情報D2が、CCW方向、第3範囲H3の第2駆動情報D2が、CW方向であるが、逆であってもよい。この場合、テーブルTb1を用いることで、CCW方向に回転するモータMrを迅速に強制停止できる。また、第4範囲H4が、最もデューティ比が高い範囲であるが、これに限定されない。例えば、第1範囲H1の部分を、第3駆動情報D3が、強制停止ONになる範囲としてもよい。
<1.8 第1実施形態の第1変形例>
第1実施形態のモータ駆動装置の変形例について説明する。図6は、テーブルの他の例を示す図である。図6に示すテーブルTb2は、デューティ比がとり得る値を、5等分する。そして、テーブルTb2において、第5範囲H5は、デューティ比20%未満である。第1範囲H1は、デューティ比20%以上40パーセント未満である。第2範囲H2は、デューティ比40%以上60パーセント未満である。第3範囲は、デューティ比60%以上80パーセント未満である。第4範囲は、デューティ比80%以上である。
テーブルTb2の、第1範囲H1〜第4範囲H4は、デューティ比の区切りが異なる以外、テーブルTb1と同じ構成である。そのため、第1範囲H1〜第4範囲H4の詳細な説明は省略する。テーブルTb2において、第5範囲H5に関連付けられた、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3は、第4範囲H4と同じである。第5範囲H5では、第1情報D1はHi(駆動停止状態)、第2駆動情報D2はHi(CW方向)および第3駆動情報D3はLo(強制停止ON)である。第5範囲H5は、強制停止ONである。
つまり、テーブルTb2は、第2駆動情報D2の第2方向(CW方向)の回転を示す範囲(第3範囲H3)と、第3駆動情報D3の強制停止状態を示す範囲(第5範囲H5)との間に、第2駆動情報D2の第2方向と反対方向である第1方向(CCW方向)の回転を示す範囲(第1範囲H1)を有する。このように構成することで、モータMrが、CCW方向に回転状態またはCW方向に回転状態のいずれの状態の場合であっても、デューティ比を変化させることで、直接強制停止を行うことが可能である。これにより、何らかの問題が発生した場合でも、迅速にモータMrを停止させることが可能である。
<1.9 第1実施形態の第2変形例>
第1実施形態のモータ駆動装置のさらなる変形例について説明する。図7は、テーブルの他の例を示す図である。図7に示すテーブルTb3において、第1範囲H1と第2範囲H2とが隣り合う部分には、境界範囲H6を有する。テーブルTb3において、第1範囲H1は、デューティ比が24%未満であり、第2範囲H2は、デューティ比が26%以上49パーセント未満である。なお、第2範囲H2と第3範囲H3とが隣り合う部分、および、第3範囲H3と第4範囲H4とが隣り合う部分にも、境界範囲H6が設けられる。すなわち、テーブルTb3は、隣り合う範囲の境界に境界範囲H6を有する。
テーブルTb3では、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3が関連付けられた、範囲同士が隣り合う部分に、境界範囲H6が設けられる。境界範囲H6は、ヒステリシス制御で用いられる、不感帯である。そして、モータ回転制御回路2は、デューティ比Drが変動して境界範囲H6にあるとき、変動前のデューティ比Drが含まれた範囲に関連付けられた情報を抽出する。
たとえば、デューティ比Drが、23%と27%との間で変動する場合を例に説明する。デューティ比Drが、23%のとき、モータ回転制御回路2は、デューティ比Drが、第1範囲H1にあると判断する。この状態で、デューティ比Drが変動し、25%になった場合、境界範囲H6に入る。デューティ比Drは、第1範囲H1から境界範囲H6に入ったので、モータ回転制御回路2は、前の範囲を引き継ぎ、第1範囲H1の駆動情報を抽出する。
そして、デューティ比Drが、26%を超えたとき、モータ回転駆動回路2は、第2範囲H2に入ったと判断する。逆に、デューティ比Drが27%から25%に変動したとする。第2範囲H2から境界範囲H6に入ったので、モータ回転制御回路2は、前の範囲を引き継ぎ、第2範囲H2の駆動情報を抽出する。そして、デューティ比Drが24%未満になったとき、モータ回転制御回路2は、第1範囲H1に入ったと判断する。
第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報が関連付けられた範囲同士の間に境界範囲を設けて、デューティ比Drが境界範囲内にあるときには前の範囲の駆動情報を抽出する構成である。これにより、デューティ比Drが境界付近の値でばらついても、駆動情報が頻繁に切り替わるのを抑制できる。
なお、本実施形態では、隣り合う範囲の境界範囲の幅(ヒステリシス)は、すべて2%であるが、これに限定されない。例えば、境界範囲の幅は、2%よりも、大きくてもよいし、小さくてもよい。境界範囲の幅が大きくなると、制御が安定するが、モータMrの状態の切り替わりの検出精度が低下する。また、境界範囲の幅が小さくなると、モータMrの状態の切り替わりやすくなるが、制御が不安定になりやすい。そのため、モータ駆動装置A、制御装置Mc及びこれらをつなぐ配線等による信号伝達の劣化、ノイズの付与状態に応じて、境界範囲の幅を変更できるようになっていてもよい。
また、隣り合う範囲の境界範囲の幅は、すべて2%であるが、これに限定されない。例えば、強制停止状態は、問題が発生して強制停止状態の場合もある。そのため、強制停止状態からの復帰には、大きなヒステリシスを与える、すなわち、第3範囲H3と第4範囲H4との境界範囲の幅を4%としてもよい。
<2.1 第2実施形態>
本発明の例示的な第2実施形態のモータ制御装置について図面を参照して説明する。図8は、本発明にかかるモータ制御装置の他の例のブロック図である。なお、本実施形態のモータ制御装置Bは、モータ回転制御回路2bが異なるとともに、テーブルTb4が異なる以外、第1実施形態のモータ制御装置Aと同じである。そのため、実質的に同じ部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態に示すモータ制御装置Bのモータ回転制御回路2bは、駆動信号Sg1から、デューティ比Drを取得する回路である。そして、駆動信号Sg1から取得したデューティ比Drから、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3に加えて、回転速度の情報である第4駆動情報D4を抽出する。そして、モータ回転制御回路2bは、クロック信号Crに替えて、第4信号S4をモータ駆動回路3に送信する。
すなわち、モータ駆動装置Bは、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2、第3駆動情報D3および第4駆動情報D4の少なくとも2つの情報を、駆動信号Sg1のデューティ比Drから抽出する。
モータ駆動装置Bにおいて、モータ回転制御回路2bは、駆動信号Sg1のデューティ比Drを取得し、記憶部4に記憶されたテーブルTb4を参照して、駆動情報を抽出する。
ここで、テーブルTb4について説明する。図9は、図8に示すモータ制御装置で用いられるテーブルの一例を示す図である。テーブルTb4は、テーブルTb1に第4駆動情報D4を追加した構成を有する。また、図10は、図9に示すテーブルの第1範囲の第4駆動情報を拡大した図である。なお、図10では、第1範囲H1の第4駆動情報D4を示すが、第3範囲H3も同様の構成を有する。
図9に示すように、テーブルTb4は、第1範囲H1、第2範囲H2、第3範囲H3および第4範囲H4それぞれのデューティ比の範囲に分けられる。この範囲および第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3については、テーブルTb1と同じであるため、詳細は省略する。
ここで、テーブルTb4の第1範囲H1に注目する。テーブルTb4では、デューティ比Drと第4駆動情報D4とが関連付けられる。第1範囲H1の第4駆動情報D4は、デューティ比で0%〜24%を、1%ごとに、25段階に分割する。そして、分割した各段階には、それぞれ、異なる回転速度が関連付けられる。なお、ここでは、デューティ比が0%の段階に関連付けられた回転速度をR1とし、デューティ比が24%の段階に関連付けられた回転速度をR25とする。なお、R1<R25とする。例えば、駆動信号Sg1のデューティ比Drが、16%であった場合の速度は、R16である。そして、第3範囲H3も同様に25段階に分割されており、デューティ比50%の段階に関連付けられた回転速度をR1とし、デューティ比74%に関連付けられた回転速度をR25とする。
例えば、モータ回転制御回路2bが、駆動信号Sg1のデューティ比Drとして、15%を取得したとする。この場合、デューティ比Drは、第1範囲H1であるので、第1範囲H1の第1駆動情報D1として、駆動状態(Lo)を抽出する。また、第2駆動情報D2として、CCW方向(Lo)を抽出する。さらに、第3駆動情報D3として、強制停止OFF(Hi)情報を抽出する。また、モータ回転制御回路2bは、テーブルTb4に基づいて、デューティ比Drが15%のときの回転速度R16を抽出する。
そして、モータ回転制御回路2bは、第1信号S1、第2信号S2、第3信号S3として、それぞれ、Lo、Lo、Hiの信号をモータ駆動回路3に送る。また、第4信号S4として、回転速度R16の情報を含む信号をモータ駆動回路3に送る。
以上のとおり、モータ制御装置Bでは、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2、第3駆動情報D3および第4駆動情報D4の各情報を、駆動信号Sg1のデューティ比Drから抽出できる。これにより、PLL制御が困難なモータMrの駆動状態および回転速度を制御することが可能である。なお、モータMrの構成が、第1実施形態と同じ構成である場合、第4信号S4の構成をクロック信号Crと同種の信号として、モータ駆動回路3に送ってもよい。
<2.2 第2実施形態の第1変形例>
第2実施形態のモータ駆動装置の変形例について説明する。図11は、本発明にかかるモータ制御装置の他の例のブロック図である。なお、本実施形態のモータ制御装置Cは、モータ回転制御回路2cが異なるとともに、テーブルTb5が異なる以外、第2実施形態のモータ制御装置Bと同じである。そのため、実質的に同じ部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態に示すモータ制御装置Cのモータ回転制御回路2cは、駆動信号Sg1から、電圧Vrを取得する回路である。そして、駆動信号Sg1から取得した電圧Vrから、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3に加えて、回転速度の情報である第4駆動情報D4を抽出する。なお、入力信号の電圧を取得する回路は、周知であるため、詳細は省略する。
モータ駆動装置Cは、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2、第3駆動情報D3および第4駆動情報D4の少なくとも2つの情報を、駆動信号Sg1の電圧Vrから抽出する。
モータ駆動装置Cにおいて、モータ回転制御回路2cは、駆動信号Sg1の電圧Vrを取得し、記憶部4に記憶されたテーブルTb5を参照して、駆動情報を抽出する。
ここで、テーブルTb5について説明する。図12は、図11に示すモータ制御装置で用いられるテーブルの一例を示す図である。テーブルTb5は、駆動信号Sg1の電圧がとり得る範囲、例えば、Vr1〜Vr5を4等分する。電圧を分割したそれぞれを、第1範囲I1〜第4範囲I4とする。第1範囲I1は、電圧がVr1以上Vr2未満の範囲である。第2範囲I2は、電圧がVr2以上Vr3未満の範囲である。第3範囲I3は、電圧がVr3以上Vr4未満の範囲である。第4範囲I4は、電圧がVr4以上Vr5以下の範囲である。
なお、テーブルTb5の第1範囲I1〜第4範囲I4の、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2、第3駆動情報D3および第4駆動情報D4は、テーブルTb4の第1範囲H1〜第4範囲H4の第1駆動情報D1、第2駆動情報D2、第3駆動情報D3および第4駆動情報D4と実質上同じである。そのため、詳細な説明は省略する。なお、駆動信号Sg1の取り得る電圧の範囲によっては、第1範囲I1および第3範囲I3の25分割が、困難な場合もある。その場合、第1範囲I1および第3範囲I3を25以下、例えば、10段階に分割し、各段階に、速度を関連付けるようにしてもよい。
このような構成とすることで、デューティ比が検出困難な信号であっても、電圧が異なる信号を用いることで、モータMrを駆動させる駆動信号として用いることが可能である。ここで、電圧は、例えば、ピーク電圧である。ただし、電圧として定義される物理量は、これに限定されない。例えば、電圧値の積分値であってもよいし、平均値であってもよい。
<2.3 第2実施形態の第2変形例>
第2実施形態のモータ駆動装置の変形例について説明する。図13は、本発明にかかるモータ制御装置の他の例のブロック図である。なお、本実施形態のモータ制御装置Dは、モータ回転制御回路2dが異なるとともに、テーブルTb6が異なる以外、第2実施形態のモータ制御装置Bと同じである。そのため、実質的に同じ部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態に示すモータ制御装置Dのモータ回転制御回路2dは、駆動信号Sg1から、周波数Frを取得する回路である。そして、駆動信号Sg1から取得した周波数Frから、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2および第3駆動情報D3に加えて、回転速度の情報である第4駆動情報D4を抽出する。なお、入力信号の周波数を取得する回路は、周知であるため、詳細は省略する。
モータ駆動装置Dは、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2、第3駆動情報D3および第4駆動情報D4の少なくとも2つの情報を、駆動信号Sg1の周波数Frから抽出する。
モータ駆動装置Dにおいて、モータ回転制御回路2dは、駆動信号Sg1の周波数Frを取得し、記憶部4に記憶されたテーブルTb6を参照して、駆動情報を抽出する。
ここで、テーブルTb6について説明する。図14は、図13に示すモータ制御装置で用いられるテーブルの一例を示す図である。テーブルTb6は、駆動信号Sg1の周波数がとり得る範囲、例えば、Fr1〜Fr5を4等分する。周波数を分割したそれぞれを、第1範囲J1〜第4範囲J4とする。第1範囲J1は、周波数がFr1以上Fr2未満の範囲である。第2範囲J2は、周波数がFr2以上Fr3未満の範囲である。第3範囲J3は、周波数がFr3以上Fr4未満の範囲である。第4範囲J4は、周波数がFr4以上Fr5以下の範囲である。
なお、テーブルTb6の第1範囲J1〜第4範囲J4の、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2、第3駆動情報D3および第4駆動情報D4は、テーブルTb4の第1範囲H1〜第4範囲H4の第1駆動情報D1、第2駆動情報D2、第3駆動情報D3および第4駆動情報D4と実質上同じである。そのため、詳細な説明は省略する。なお、駆動信号Sg1の取り得る周波数の範囲によっては、第1範囲J1および第3範囲J3を25分割が困難な場合もある。その場合、第1範囲J1および第3範囲J3を25以下、例えば、10段階に分割し、各段階に、速度を関連付けるようにしてもよい。
このような構成とすることで、デューティ比が検出困難な信号であっても、周波数の異なる駆動信号を用いることで、モータMrを駆動させる駆動信号として用いることが可能である。
<3. 変形例>
また、駆動信号Sg1のデューティ比と電圧とを用いて、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2、第3駆動情報D3および第4駆動情報D4を抽出してもよい。また、駆動信号Sg1の電圧と周波数とを用いて、第1駆動情報D1、第2駆動情報D2、第3駆動情報D3および第4駆動情報D4を抽出してもよい。
本発明の例示的なモータ制御装置では、入力端子1から入力される、単一の駆動信号Sg1における、デューティ比Dt、電圧Vr、周波数Frの少なくとも一つから、モータの駆動状態または駆動停止状態を示す第1駆動情報D1、モータの回転方向を示す第2駆動情報D2、モータの強制停止状態か否かを示す第3駆動情報D3、および、モータの回転速度を示す第4駆動情報D4のうち2以上の情報を抽出してモータMrを制御できる。
なお、モータMrの駆動状態として、モータの駆動状態または駆動停止状態を示す第1駆動情報D1、モータの回転方向を示す第2駆動情報D2、モータの強制停止状態か否かを示す第3駆動情報D3、および、モータの回転速度を示す第4駆動情報D4を挙げるが、これに限定されない。これら以外にも、例えば、フィードバックゲイン、ソフトスタートを行うか否かの情報等、モータMrの駆動時に用いる情報を広く採用できる。この場合、テーブルの分割数を多くすることで対応することが可能である。また、複数のテーブルを用いて各駆動情報を抽出してもよい。
上記各実施形態および変形例において、テーブルとして、駆動信号Sg1から取得した値、すなわち、デューティ比Dr、電圧Vr、周波数Frと各駆動情報とを対応付けた表であるが、これに限定されない。例えば、テーブルとして、駆動信号Sg1から取得した値と、各駆動情報のそれぞれとの関係を示すグラフ状であってもよい。また、駆動信号Sg1から取得した値と、駆動情報のそれぞれとの関係を示す演算式を用いて、演算にて駆動情報を抽出してもよい。つまり、モータ駆動装置において、モータ回転制御回路がテーブルを参照する構成としているが、これに限定されない。モータ回転制御回路が、駆動信号Sg1から取得した値から、駆動情報のそれぞれを一意的に抽出できる構成または方法を広く採用することができる。
上記各実施形態では、モータ回転制御回路2と、モータ駆動回路3とが別の回路であり、基板Bd上に実装された構成を示すが、これに限定されない。例えば、モータ回転制御回路2と、モータ駆動回路3とが、1つのパッケージ、すなわち、1チップで構成されていてもよい。このように、1チップ化することで、信号線をなくすことが可能である。また、モータ回転制御回路2およびモータ駆動回路3の少なくとも一方を、演算処理回路で動作するプログラムとしてもよい。この場合、プログラムは、記憶部4に記憶されていてもよい。
本発明にかかるモータ駆動装置では、外部機器(ここでは、制御装置Mc)からの単一の駆動信号で、モータの駆動状態または駆動停止状態を示す第1駆動情報、モータの回転方向を示す第2駆動情報、モータの強制停止状態か否かを示す第3駆動情報、及び、モータの回転速度を示す第4駆動情報のうち2以上の情報を抽出する。そのため、入力端子の端子数を少なくすることができ、モータ駆動装置を小型化することが可能である。また、モータ駆動装置の構成部材を減らすことができるため、コストを削減することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨の範囲内であれば、実施形態は種々の変形が可能である。
本発明は、プリンタ、複合機等のOA機器の内部に配されるモータを駆動するモータ駆動装置として用いることができる。なお、本発明は、プリンタや複合機等以外の様々な電子機器にも利用できる。
A・・・モータ駆動装置、1・・・入力端子、2・・・モータ回転制御回路、2b・・・・・・モータ回転制御回路、2c・・・モータ回転制御回路、2d・・・モータ回転制御回路、3・・・モータ駆動回路、4・・・記憶部、Sg1・・・駆動信号、Dr…デューティ比、Vr・・・電圧、Fr・・・周波数、H1・・・第1範囲、H2・・・第2範囲、H3・・・第3範囲、H4・・・第4範囲、I1・・・第1範囲、I2・・・第2範囲、I3・・・第3範囲、I4・・・第4範囲、J1・・・第1範囲、J2・・・第2範囲、J3・・・第3範囲、J4・・・第4範囲、Tb1〜Tb6・・・テーブル、Mr・・・ブラシレスDCモータ(モータ)

Claims (13)

  1. 入力端子から入力される駆動信号に基づいてモータの回転を制御するモータ制御装置であって、
    単一の前記駆動信号における、デューティ比、電圧、周波数の少なくとも一つから、モータの駆動状態または駆動停止状態を示す第1駆動情報、モータの回転方向を示す第2駆動情報、モータの強制停止状態か否かを示す第3駆動情報、及び、モータの回転速度を示す第4駆動情報のうち2以上の情報を抽出して前記モータを制御することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記第1駆動情報、前記第2駆動情報、前記第3駆動情報および前記第4駆動情報の少なくとも2つの情報を、前記駆動信号のデューティ比から抽出する、請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記第1駆動情報、前記第2駆動情報、前記第3駆動情報および前記第4駆動情報の少なくとも2つの情報を、前記駆動信号の電圧から抽出する、請求項1に記載のモータ制御装置。
  4. 前記第1駆動情報、前記第2駆動情報、前記第3駆動情報および前記第4駆動情報の少なくとも2つの情報を、前記駆動信号の周波数から抽出する、請求項1に記載のモータ制御装置。
  5. 前記第1駆動情報、前記第2駆動情報および前記第3駆動情報を前記駆動信号のデューティ比から抽出し、
    前記第4駆動情報を前記駆動信号の周波数から抽出する、請求項1又は請求項2のいずれかに記載のモータ制御装置。
  6. 前記モータ制御装置は、デューティ比を複数の範囲に分割し、各範囲に対して、前記第1駆動情報、前記第2駆動情報および前記第3駆動情報を関連づけたテーブルを記憶し、
    前記テーブルを参照して前記第1駆動情報、前記第2駆動情報および前記第3駆動情報を抽出する請求項5に記載のモータ制御装置。
  7. 前記テーブルは、前記第2駆動情報の第1方向の回転を示す範囲と、前記第2駆動情報の前記第1方向と反対方向である第2方向の回転を示す範囲との間に、前記第1駆動情報の駆動停止状態を示す範囲を有する請求項6に記載のモータ制御装置。
  8. 前記テーブルは、前記第2駆動情報の第1方向の回転を示す範囲と、前記第3駆動情報の強制停止状態を示す範囲との間に、前記第2駆動情報の前記第1方向と反対方向である第2方向の回転を示す範囲を有する請求項6又は請求項7に記載のモータ制御装置。
  9. 前記テーブルは、前記第2駆動情報の第2方向の回転を示す範囲と、前記第3駆動情報の強制停止状態を示す範囲との間に、前記第2駆動情報の前記第2方向と反対方向である第1方向の回転を示す範囲を有する請求項8に記載のモータ制御装置。
  10. 前記テーブルが、隣り合う範囲の境界に境界範囲を有し、
    前記駆動信号のデューティ比が変動して前記境界範囲にあるとき、変動前の前記駆動信号のデューティ比が含まれた範囲に関連付けられた情報を抽出する請求項6から請求項9のいずれかに記載のモータ制御装置。
  11. 駆動信号に基づいてモータの駆動を制御するモータ制御方法であって、モータの駆動状態または駆動停止状態を示す第1駆動情報、モータの回転方向を示す第2駆動情報、モータの強制停止状態か否かを示す第3駆動情報、及び、モータの回転速度を示す第4駆動情報が単一の前記駆動信号に含まれるとともに、前記第1駆動情報、前記第2駆動情報、前記第3駆動情報および前記第4駆動情報のうち2以上の情報が、前記駆動信号のデューティ比、電圧、周波数のいずれか1に含まれ、前記駆動信号から前記第1駆動情報、前記第2駆動情報、前記第3駆動情報および前記第4駆動情報のうち2以上の情報を抽出して前記モータを制御することを特徴とするモータ制御方法。
  12. 前記第1駆動情報、前記第2駆動情報および前記第3駆動情報を前記駆動信号のデューティ比から抽出し、前記第4駆動情報を前記駆動信号の周波数から抽出する請求項11に記載のモータ制御方法。
  13. デューティ比を複数の範囲に分割し、各範囲に対して、前記第1駆動情報、前記第2駆動情報および前記第3駆動情報が関連付けられたテーブルを参照し、前記第1駆動情報、前記第2駆動情報および前記第3駆動情報を抽出する請求項12に記載のモータ制御方法。
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