JP2017210159A - 乗物用シート - Google Patents

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真理 鶴田
Mari Tsuruta
真理 鶴田
浩司 瀧谷
Koji Takiya
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Abstract

【課題】表示本体部の耐荷重性を十分に確保できる乗物用シートを提供すること。【解決手段】車両用シート1は、シートバック13と、画像を表示可能なディスプレイ本体部6と、ディスプレイ本体部6をスライド移動可能に支持するベースプレート4と、ディスプレイ本体部6を格納するための格納部23と、を備えている。ディスプレイ本体部6は、上下方向にスライド移動することにより、格納部23に最も格納された格納状態と、格納状態よりも上方に位置し、格納状態よりも格納部23の外部に露出した使用状態と、を切り替え可能に構成され、かつ、格納状態において、一部が格納部23の外部に露出している。シートバック13には、ディスプレイ本体部6の格納状態において、ディスプレイ本体部6に設けられた第2の突出部67と係合してディスプレイ本体部6の後方側への移動を規制するスライドプレート5の爪部51が設けられている。【選択図】図7

Description

本発明は、乗物用シートに関する。
従来、乗員の背部を支持するシートバックと、シートバックの後方側に、スライド移動可能に配置され、画像を表示可能な表示本体部と、シートバックに設けられ、表示本体部をスライド移動可能に支持する支持部と、シートバックに設けられ、表示本体部を格納するための格納部と、を備えた乗物用シートが知られている。
例えば、特許文献1には、上下方向にスライド移動することにより、格納部に最も格納された第1の状態と、第1の状態よりも上方に位置し、第1の状態よりも格納部の外部に露出した第2の状態と、を切り替え可能に構成された表示本体部を備えた乗物用シートが開示されている。
特開2010−241334号公報
しかしながら、従来の乗物用シートは、例えば、乗員が表示本体部に手を掛けた状態で荷重を掛けた場合に、その荷重を十分に受けることができる構造になっていなかった。すなわち、表示本体部の耐荷重性を十分に確保できていなかった。
本開示は、表示本体部の耐荷重性を十分に確保できる乗物用シートを提供する。
本発明の一の態様である乗物用シートは、乗員の背部を支持するシートバックと、シートバックの後方側に、スライド移動可能に配置され、画像を表示可能な表示本体部と、シートバックに設けられ、表示本体部をスライド移動可能に支持する支持部と、シートバックに設けられ、表示本体部を格納するための格納部と、を備えている。表示本体部は、上下方向にスライド移動することにより、格納部に最も格納された第1の状態と、第1の状態よりも上方に位置し、第1の状態よりも格納部の外部に露出した第2の状態と、を切り替え可能に構成され、かつ、第1の状態において、少なくとも一部が格納部の外部に露出している。シートバックには、表示本体部の第1の状態において、表示本体部に設けられた係合部と係合して表示本体部の後方側への移動を規制する後方移動規制部が設けられている。
上記乗物用シートにおいて、シートバックには、表示本体部の第1の状態において、表示本体部に設けられた係合部と係合して表示本体部の後方側への移動を規制する後方移動規制部が設けられている。そのため、少なくとも一部が格納部の外部に露出した表示本体部に対して、例えば乗員が手を掛けた状態で後方側に荷重を掛けた時に、その荷重を後方移動規制部で十分に受けることができる。これにより、表示本体部の耐荷重性を向上させることができる。
上記乗物用シートにおいて、支持部には、表示本体部と共にスライド移動可能なスライド部材が支持され、スライド部材には、後方移動規制部が設けられていてもよい。この場合には、表示本体部の後方側への移動を規制して、表示本体部に対する荷重を受ける構造が簡易となる。これにより、簡易な構造で、表示本体部の耐荷重性を向上させることができる。
また、シートバックには、表示本体部の第1の状態において、表示本体部の係合部と係合して表示本体部の前方側への移動を規制する前方移動規制部が設けられていてもよい。この場合には、少なくとも一部が格納部の外部に露出した表示本体部に対して、例えば乗員が手を掛けた状態で前方側に荷重を掛けた時に、その荷重を前方移動規制部で十分に受けることができる。これにより、表示本体部の耐荷重性をさらに向上させることができる。
また、支持部には、前方移動規制部が設けられていてもよい。この場合には、表示本体部の前方側への移動を規制して、表示本体部に対する荷重を受ける構造が簡易となる。これにより、簡易な構造で、表示本体部の耐荷重性を向上させることができる。
また、前方移動規制部は、表示本体部の第1の状態において、表示本体部の係合部と上下方向に当接して表示本体部の下方側へのスライド移動を規制するように構成されていてもよい。この場合には、少なくとも一部が格納部の外部に露出した表示本体部に対して、例えば乗員が手を掛けた状態で下方側に荷重を掛けた時に、その荷重を前方移動規制部で十分に受けることができる。これにより、表示本体部の耐荷重性をさらに向上させることができる。
車両用シートを後方側から見た斜視図である。 車両用シートを構成する部材を示す展開斜視図である。 支持プレートに支持されたディスプレイ本体部を表側から見た斜視図である。 ディスプレイ本体部を裏側から見た斜視図である。 図5(A)は支持プレートに支持された格納状態のディスプレイ本体部を上側から見た斜視図であり、図5(B)は支持プレートに支持された格納状態のディスプレイ本体部を下側から見た斜視図である。 支持プレートに支持された使用状態のディスプレイ本体部を下側から見た斜視図である。 ディスプレイ本体部の格納状態を示す説明図である。 ディスプレイ本体部の使用状態を示す説明図である。 その他の実施形態における、ディスプレイ本体部の格納状態を示す説明図である。
以下、本開示の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態は、本開示の乗物用シートを自動車等に用いられる車両用シートに適用したものである。
なお、本実施形態において、各図に付された上下前後左右の方向を示す矢印は、各図相互の関係を理解しやすくするために記載したものである。本開示は、各図に付された方向に限定されるものではない。
図1に示すように、車両用シート(乗物用シート)1は、乗員の臀部を支持するシートクッション(図示省略)と、乗員の背部を支持するシートバック13と、シートバック3の上方に配置され、乗員の頭部を支持するヘッドレスト14(第2の状態における前方移動規制部、後述する図7、図8参照)と、を備えている。
シートバック3は、シートバック3の上部の後面を構成する上側バックボード21及び下側バックボード22を有する。上側バックボード21には、画像を表示可能な表示部61を有するディスプレイ本体部(表示本体部)6を内側に格納する格納部23が設けられている。格納部23の上端には、上方側に開口する開口部24が形成されている。
図2〜図8に示すように、シートバック3は、シートバック3の骨格を構成するバックフレーム30を有する。バックフレーム30は、シートバック3の左側部及び右側部にそれぞれ配置された一対のバックサイドフレーム31、32を有する。一対のバックサイドフレーム31、32は、上下方向において長手状に延びるように配置されている。
また、バックフレーム30は、シートバック3の上部に配置されたバックアッパフレーム33を有する。バックアッパフレーム33は、一対のバックサイドフレーム31、32の上端部同士の間において左右方向(車両用シート1の幅方向)に架設されている。
バックアッパフレーム33は、左右方向に延びる前面部331と、前面部331の上端から後方側に延びる上面部332と、前面部331の下端から後方側に延びる下面部333と、を有する。また、バックアッパフレーム33は、後方側に開口する開口部334を有する。バックアッパフレーム33の内側には、前面部331、上面部332及び下面部333に囲まれた収容空間330が形成されている。
バックフレーム30には、板状のベースプレート(支持部)4が取り付けられている。ベースプレート4は、バックアッパフレーム33の後側に配置されている。ベースプレート4は、一対の取付ブラケット34、35を介して、一対のバックサイドフレーム31、32に取り付けられている。
取付ブラケット34は、ベースプレート4が取り付けられる第1の取付面341と、バックサイドフレーム31が取り付けられる第2の取付面342と、をそれぞれ二箇所に有する。第1の取付面341は、第2の取付面342よりも後方側に位置する。第1の取付面341には、ベースプレート4がピン止めされている。第2の取付面342には、バックサイドフレーム31が溶接されている。
取付ブラケット35は、ベースプレート4が取り付けられる第1の取付面351と、バックサイドフレーム32が取り付けられる第2の取付面352と、をそれぞれ二箇所に有する。第1の取付面351は、第2の取付面352よりも後方側に位置する。第1の取付面351には、ベースプレート4がピン止めされている。第2の取付面352には、バックサイドフレーム32が溶接されている。
ベースプレート4の前面には、取付プレート37を介して、駆動部36が取り付けられている。駆動部36は、ディスプレイ本体部6を駆動させるモータ(図示省略)を有する。モータは、制御装置(図示省略)と電気的に接続されており、各種の操作(例えば、乗員のスイッチ操作等)によって駆動するように構成されている。駆動部36は、バックアッパフレーム33の内側に形成された収容空間330に収容されている。
ベースプレート4の後面の下端部には、第1のストッパー(第1の状態における前方移動規制部)41がピン止めされている。ベースプレート4の後面の上端部には、第2のストッパー(第2の状態における後方移動規制部)42がピン止めされている。第2のストッパー42は、一対の脚部421、422と、軸部423と、を有する。軸部423は、ピン423aと、ピン423aを挿通する筒部423bと、を有する。軸部423は、ピン423aを筒部423bに挿通することにより、一対の脚部421、422に連結されている。
ベースプレート4の後面の中央部には、伝達部材43が配置されている。伝達部材43に設けられたギヤ歯と駆動部36に設けられたギヤ歯とが噛み合うように構成されていることにより、駆動部36のモータのトルク(回転力)を伝達部材43に伝えることができる。
ベースプレート4の後面の右端部及び左端部には、それぞれ上下方向に延びるスライドレール44、45がピン止めされている。スライドレール44、45には、それぞれスライドレール44、45に沿って上下方向にスライド可能に構成されたスライダ46、47が取り付けられている。スライダ46、47には、スライドプレート(スライド部材)5が取り付けられている。スライドプレート5の左端部及び右端部は、それぞれスライダ46、47にピン止めされている。
スライドプレート5は、連結ピン(図示省略)を介して、伝達部材43に連結されている。スライドプレート5は、駆動部36のモータのトルクが伝達部材43を介して伝達されると、スライダ46、47を介して、スライドレール44、45に沿って上下方向にスライド移動することができる。スライドプレート5の中央部には、後方側に折れ曲がるように突出して形成された爪部(第1の状態における後方移動規制部、第2の状態における前方移動規制部、シートバック側前方移動規制部)51が設けられている。
スライドプレート5には、ディスプレイ本体部6が取り付けられている。ディスプレイ本体部6の後面には、画像を表示可能な表示部61が設けられている。ディスプレイ本体部6の前面の下端部には、回転ヒンジ部69が設けられている。回転ヒンジ部69は、ヒンジカバー62と、ヒンジカバー62を左右方向に挿通するヒンジピン63と、を有する。ヒンジカバー62には、ディスプレイ本体部6が前方側へ倒れる方向に付勢状態となるように、トーションばね(図示省略)を介してヒンジピン63が装着されている。
ヒンジピン63の左端部及び右端部には、それぞれ取付片部64、65が固定されている。取付片部64、65は、スライドプレート5と共にスライダ46、47にピン止めされている。ディスプレイ本体部6は、スライドプレート5、スライダ46、47、及びスライドレール44、45を介して、ベースプレート4に対して上下方向にスライド移動可能に支持されている。
ディスプレイ本体部6の回転ヒンジ部69には、第1の突出部66及び第2の突出部(係合部)67が設けられている。第1の突出部66は、ヒンジカバー62の上部から前方斜め上方側に突出している。第2の突出部67は、第1の突出部66の下側に形成され、ヒンジカバー62から前方側に突出している。
次に、車両用シート1のディスプレイ本体部6の動作について説明する。
図7、図8に示すように、上記構成の車両用シート1において、ディスプレイ本体部6は、上下方向にスライド移動することにより、シートバック13の格納部23に最も格納された格納状態(第1の状態)と、格納状態よりも上方に位置し、格納状態よりもシートバック13の格納部23の外部に露出した使用状態(第2の状態)と、を切り替え可能に構成されている。
図7に示すように、格納状態において、ディスプレイ本体部6は、その一部が格納部23の内側に格納されている。すなわち、ディスプレイ本体部6は、その一部が格納部23の外部に露出している。ディスプレイ本体部6は、ベースプレート4に対して略平行状態で配置されている。ディスプレイ本体部6の上端位置は、シートバック13の上端位置と略同じである。
ディスプレイ本体部6の表示部61は、その一部が格納部23の外部に露出している。表示部61は、後方側に向けて露出している。表示部61における格納部23の外部に露出する部分の上下方向の長さ(高さ)hは、表示部61の上下方向の長さ(高さ)Hの1/3以上である。
ディスプレイ本体部6の第2の突出部67は、スライドプレート5の爪部51に接触している。また、第2の突出部67は、ベースプレート4の第1のストッパー41に接触している。具体的には、第2の突出部67は、第1のストッパー41に対して上下方向に当接している。なお、格納状態において、第2の突出部67と爪部51とが接触しない構成としてもよい。また、格納状態において、第2の突出部67と第1のストッパー41とが接触しない構成としてもよい。
格納状態において、ディスプレイ本体部6の露出部分(上部)に対して、例えば、乗員が手を掛けた状態で後方側に荷重を掛けた場合には、ディスプレイ本体部6第2の突出部67とスライドプレート5の爪部51とが係合して、ディスプレイ本体部6の後方側への移動、具体的には回転ヒンジ部69を介した後方回動を規制する。
また、格納状態において、ディスプレイ本体部6の露出部分(上部)に対して、例えば、乗員が手を掛けた状態で前方側に荷重を掛けた場合には、ディスプレイ本体部6の第2の突出部67とベースプレート4の第1のストッパー41とが係合して、ディスプレイ本体部6の前方側への移動、具体的には回転ヒンジ部69を介した前方回動を規制する。
さらに、格納状態において、ディスプレイ本体部6の露出部分(上部)に対して、例えば、乗員が手を掛けた状態で下方側に荷重を掛けた場合には、ディスプレイ本体部6の第2の突出部67とベースプレート4の第1のストッパー41とが係合して、ディスプレイ本体部6の下方側へのスライド移動を規制する。
図8に示すように、格納状態において、乗員がディスプレイ本体部6を上昇させるスイッチ操作等を行い、ディスプレイ本体部6を上方にスライド移動(図8のA1方向にスライド移動)させると、ディスプレイ本体部6の第1の突出部66がベースプレート4の第2のストッパー42に係合する(図8の二点鎖線位置)。このとき、ディスプレイ本体部6と共にスライドプレート5も上方にスライド移動する。
さらに、ディスプレイ本体部6を上方にスライド移動させると、第1の突出部66と第2のストッパー42とが係合した状態で、ディスプレイ本体部6がトーションばねの付勢力に抗して、前方側に傾くように前方回動(図8のB1方向に回動)する。これにより、ディスプレイ本体部6の表示部61全体が格納部23の外部に露出した使用状態となる(図8の実線位置)。
使用状態において、ディスプレイ本体部6に対して、例えば、乗員が手を掛けた状態で後方側に荷重を掛けた場合には、ディスプレイ本体部6の第1の突出部66とベースプレート4の第2のストッパー42とが係合して、ディスプレイ本体部6の後方側への移動、具体的には回転ヒンジ部69を介した後方回動を規制する。
また、使用状態において、ディスプレイ本体部6に対して、例えば、乗員が手を掛けた状態で前方側に荷重を掛けた場合には、ディスプレイ本体部6とヘッドレスト14とが接触して、ディスプレイ本体部6の前方側への移動、具体的には回転ヒンジ部69を介した前方回動を規制する。また、ディスプレイ本体部6の第1の突出部66とスライドプレート5の爪部51とが係合して、ディスプレイ本体部6の前方回動を規制する。このとき、ディスプレイ本体部6は、スライドプレート5の爪部51よりも先にヘッドレスト14に接触する。
そして、使用状態において、乗員がディスプレイ本体部6を下降させるスイッチ操作等を行うと、ディスプレイ本体部6がトーションばねの付勢力によって後方回動(図8のB2方向に回動)し、ベースプレート4に対して略平行状態となる。そして、ディスプレイ本体部6を下方にスライド移動(図8のA2方向にスライド移動)させると、格納状態(図7)に戻る。
次に、本実施形態の車両用シート1における作用効果について説明する。
本実施形態の車両用シート1において、シートバック13には、ディスプレイ本体部6の格納状態において、ディスプレイ本体部6に設けられた第2の突出部67と係合してディスプレイ本体部6の後方側への移動を規制するスライドプレート5の爪部51が設けられている。そのため、一部が格納部23の外部に露出したディスプレイ本体部6に対して、例えば乗員が手を掛けた状態で後方側に荷重を掛けた時に、その荷重をスライドプレート5の爪部51で十分に受けることができる。これにより、ディスプレイ本体部6の耐荷重性を向上させることができる。
また、ベースプレート4には、ディスプレイ本体部6と共にスライド移動可能なスライドプレート5が支持され、スライドプレート5には、爪部51が設けられている。この場合には、ディスプレイ本体部6の後方側への移動を規制して、ディスプレイ本体部6に対する荷重を受ける構造が簡易となる。これにより、簡易な構造で、ディスプレイ本体部6の耐荷重性を向上させることができる。
また、シートバック13には、ディスプレイ本体部6の格納状態において、ディスプレイ本体部6の第2の突出部67と係合してディスプレイ本体部6の前方側への移動を規制するベースプレート4の第1のストッパー41が設けられている。そのため、一部が格納部23の外部に露出したディスプレイ本体部6に対して、例えば乗員が手を掛けた状態で前方側に荷重を掛けた時に、その荷重をベースプレート4の第1のストッパー41で十分に受けることができる。これにより、ディスプレイ本体部6の耐荷重性をさらに向上させることができる。
また、ベースプレート4には、第1のストッパー41が設けられている。そのため、ディスプレイ本体部6の前方側への移動を規制して、ディスプレイ本体部6に対する荷重を受ける構造が簡易となる。これにより、簡易な構造で、ディスプレイ本体部6の耐荷重性を向上させることができる。
また、ベースプレート4の第1のストッパー41は、ディスプレイ本体部6の格納状態において、ディスプレイ本体部6の第2の突出部67と上下方向に当接してディスプレイ本体部6の下方側へのスライド移動を規制するように構成されている。そのため、一部が格納部23の外部に露出したディスプレイ本体部6に対して、例えば乗員が手を掛けた状態で下方側に荷重を掛けた時に、その荷重をベースプレート4の第1のストッパー41で十分に受けることができる。これにより、ディスプレイ本体部6の耐荷重性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態の車両用シート1において、シートバック13には、ディスプレイ本体部6の使用状態において、ディスプレイ本体部6の第1の突出部66と係合してディスプレイ本体部6の後方側への移動を規制するベースプレート4の第2のストッパー42が設けられている。そのため、格納部23の外部に露出したディスプレイ本体部6に対して、例えば乗員が手を掛けた状態で後方側に荷重を掛けた時に、その荷重をベースプレート4の第2のストッパー42で十分に受けることができる。これにより、ディスプレイ本体部6の耐荷重性を向上させることができる。
また、ベースプレート4には、第2のストッパー42が設けられている。そのため、ディスプレイ本体部6の後方側への移動を規制して、ディスプレイ本体部6に対する荷重を受ける構造が簡易となる。これにより、簡易な構造でディスプレイ本体部6の耐荷重性を向上させることができる。
また、ディスプレイ本体部6は、格納状態から上方にスライド移動することにより、第1の突出部66がベースプレート4の第2のストッパー42と係合し、さらに第1の突出部66がベースプレート4の第2のストッパー42と係合した状態で前方側に傾いて使用状態となるように構成されている。これにより、ベースプレート4の第2のストッパー42に、ディスプレイ本体部6に対する荷重を受ける機能に加えて、ディスプレイ本体部6をチルトさせるチルト機能を持たせることができる。
また、車両用シート1は、ディスプレイ本体部6の使用状態において、ディスプレイ本体部6と接触してディスプレイ本体部6の前方側への移動を規制するヘッドレスト14及びスライドプレート5の爪部51をさらに備えている。そのため、格納部23の外部に露出したディスプレイ本体部6に対して、例えば乗員が手を掛けた状態で前方側に荷重を掛けた時に、その荷重をヘッドレスト14及びスライドプレート5の爪部51で十分に受けることができる。これにより、ディスプレイ本体部6の耐荷重性をさらに向上させることができる。
また、ディスプレイ本体部6は、使用状態において後方側へ移動させた場合、スライドプレート5の爪部51よりも先にヘッドレスト14に接触するように構成されている。そのため、ディスプレイ本体部6に対する荷重を、衝撃吸収性に優れたヘッドレスト14で先に受けることができる。これにより、ディスプレイ本体部6の耐荷重性をさらに向上させることができる。
また、スライドプレート5の爪部51は、ディスプレイ本体部6の使用状態において、ディスプレイ本体部6の第1の突出部66と係合してディスプレイ本体部6の前方側への移動を規制するように構成されている。そのため、ディスプレイ本体部6に対する荷重をスライドプレート5の爪部51で十分に受けることができる。
また、ベースプレート4には、ディスプレイ本体部6と共にスライド移動可能なスライドプレート5が支持され、スライドプレート5には、爪部51が設けられている。そのため、ディスプレイ本体部6の前方側への移動を規制して、ディスプレイ本体部6に対する荷重を受ける構造が簡易となる。これにより、簡易な構造でディスプレイ本体部6の耐荷重性を向上させることができる。
(その他の実施形態)
本開示は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)上記実施形態では、本開示の乗物用シートを自動車に用いられる車両用シート1に適用したが、例えば、自動車以外の鉄道等に用いられる車両用シートに適用してもよいし、航空機、船舶等の他の乗物に用いられるシートに適用してもよい。
(2)上記実施形態では、本開示の乗物用シートにおける第1の状態を格納状態、第2の状態を使用状態としたが、第2の状態は、表示本体部が第1の状態よりも上方に位置し、第1の状態よりも格納部の外部に露出した状態であれば、使用状態以外の状態であってもよい。
(3)上記実施形態では、第1の状態(格納状態)における後方移動規制部は、スライドプレート5の爪部51であるが、例えば、シートバック13に設けられた他の部材であってもよい。
(4)上記実施形態では、第1の状態(格納状態)において、ディスプレイ本体部6の第2の突出部67とベースプレート4の第1のストッパー41とが係合してディスプレイ本体部6の前方側への移動を規制するが、例えば、図9に示すように、ディスプレイ本体部6の第2の突出部67から下方に突出する下方突出部671を設け、その下方突出部671とベースプレート4の第1のストッパー41とが係合してディスプレイ本体部6の前方側への移動を規制するようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、第2の状態(使用状態)における後方移動規制部は、シートバック13に設けられたベースプレート4の第2のストッパー42であるが、例えば、シートバック13に設けられた他の部材であってもよい。
(6)上記実施形態では、第2の状態(使用状態)における前方移動規制部は、ヘッドレスト14及びスライドプレート5の爪部51であるが、例えば、どちらか一方のみであってもよいし、その他の部材であってもよい。
(7)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…車両用シート(乗物用シート)、4…ベースプレート(支持部)、5…スライドプレート(スライド部材)、6…ディスプレイ本体部(表示本体部)、13…シートバック、23…格納部、41…第1のストッパー(前方移動規制部)、51…爪部(後方移動規制部)、67…第2の突出部(係合部)

Claims (5)

  1. 乗物用シートであって、
    乗員の背部を支持するシートバックと、
    前記シートバックの後方側に、スライド移動可能に配置され、画像を表示可能な表示本体部と、
    前記シートバックに設けられ、前記表示本体部をスライド移動可能に支持する支持部と、
    前記シートバックに設けられ、前記表示本体部を格納するための格納部と、を備え、
    前記表示本体部は、上下方向にスライド移動することにより、前記格納部に最も格納された第1の状態と、前記第1の状態よりも上方に位置し、前記第1の状態よりも前記格納部の外部に露出した第2の状態と、を切り替え可能に構成され、かつ、前記第1の状態において、少なくとも一部が前記格納部の外部に露出し、
    前記シートバックには、前記表示本体部の前記第1の状態において、前記表示本体部に設けられた係合部と係合して前記表示本体部の後方側への移動を規制する後方移動規制部が設けられている、乗物用シート。
  2. 前記支持部には、前記表示本体部と共にスライド移動可能なスライド部材が支持され、前記スライド部材には、前記後方移動規制部が設けられている、請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記シートバックには、前記表示本体部の前記第1の状態において、前記表示本体部の前記係合部と係合して前記表示本体部の前方側への移動を規制する前方移動規制部が設けられている、請求項1又は2に記載の乗物用シート。
  4. 前記支持部には、前記前方移動規制部が設けられている、請求項3に記載の乗物用シート。
  5. 前記前方移動規制部は、前記表示本体部の前記第1の状態において、前記表示本体部の前記係合部と上下方向に当接して前記表示本体部の下方側へのスライド移動を規制するように構成されている、請求項3又は4に記載の乗物用シート。
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CN110356563A (zh) * 2018-04-09 2019-10-22 空中客车运营有限公司 用于航空器的厨房建造物和航空器

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